山崎畜産HP

ランキング参加中

無料ブログはココログ

カテゴリー「牛の仕事」の37件の記事

2015/09/05

牛さん脱走!

朝一で牛舎の従業員から電話あり。

牛が脱走してる、手におえないから手伝って」

仕上げ牛舎に異動したばかりの牛さん10頭

走り回っていたみたいです。

私が行った時にはほとんどが捕獲済みでした。

おそらくですが原因は

Photo

牛舎周りを走り回っていたみたいなので

牛さんがびっくりして飛び出すような事態に

なったのではと推測してます。

加えて牛舎が仕上げの牛用の部屋だったので

脱走した牛(移動したばかり)には ません棒の高さが高すぎた。

こちらはは要改善。

写真は「GATAGフリー画像」からお借りしました。

著作者 vladeb さん

2013/10/25

㈱野上食品さんを見学

10月24日の宮崎日日新聞の「みやビズ」のコーナーで都城の「野上食品」さんが取り上げられました。

山崎牛を前面に押し出して下さっている焼肉屋「炙りダイニング やいちゃッ亭」は
野上食品の社長の親族が経営されていますので、
紙面にもちょこっとだけ「山崎牛」の事が書いてあります。

記事はこちら↓

宮日ビジネス e PRESS みやビズ
 帝国データバンク宮崎支店の「上々企業」 野上食品 


実は今年の初め、この野上食品さんを見学させてもらいました。
かなり遅くなりましたがその時のレポートですΣ(;・∀・)

お肉ってやつは・・・
枝肉のまま、あるいは部分肉に加工されブロックで販売・流通されます。
現在は枝肉のままでなくブロックでの販売が多くなっているようです。

買参人さんがセリ市で購入した枝肉は、加工場を持っている卸屋さん、肉屋さん以外は
部位ごとに分ける工場で真空パックまでを外注する仕組みになっています。

特に個人のお肉屋さんでは、脱骨・部分肉への分割、加工といった作業は大変ですから
「最近は、脱骨などの技術を持ったお肉屋さんが減っている」という話も聞きます。

神戸市場にもお肉を部位ごとにわける工場が併設されていて作業の様子をちょっとだけ見ることができるのですが、
工場内に入れて貰ったことがないので今回の見学は非常に楽しみ!

本当は肉を捌いているところを見せて貰いたかったのですが、
お仕事の邪魔にならないよう一日の作業を終えた夜間の見学になりました。

Photo

▲作業場に入る前に、まずは消毒して白衣に着替えます

Photo_2

▲エアーシャワーも完備!

Photo_3

▲作業場は清潔そのもの
 作業を終えた後も、ピカピカに磨き上げられていました

Photo_4

▲冷蔵庫には、次の日に分割される枝肉がぶら下がっています

Photo_5

▲これは部位ごとに分けたお肉のブロックを真空パックにする機械
 「大型肉用真空包装機」だそうです

Photo_6

▲真空パックされたブロックはこの部屋にベルトコンベアで流され異物混入が無いかチェック、
 個体識別番号、重さなどが書かれたシールを貼って箱詰めされます

Photo_7

▲工場内のあちこちにあった温度計と湿度計
 空調などのハード面にも気をつかってます

清潔な設備に感動しました。
いつか作業している様子も見学させて貰いたいと思った次第です。

ある方から「野上社長の脱骨、すごいよ!」という噂を聞きました。
きっと従業員さんたちへの技術の継承にも力をいれてらっしゃるのでしょう。
う~ん、職人さんの技、間近で見てみたい・・・!

野上食品さんは枝肉の状態から部位ごとにお肉を分ける仕事の他、
工場隣の店舗で肉の販売もされています。

牛肉はもちろん、豚・鶏肉も扱われています。

Photo_8

肉の野上
http://www.nogameat.com/

にほんブログ村 企業ブログ 酪農・畜産業へ ビジネスブログランキング
↑ポチッとお願いします~

2013/01/30

牛の解体作業が見学できるらしい

牛が「肉」になる過程には、屠畜、解体といった作業が必要になります。

屠畜とは簡単に言えば「家畜を殺すこと」です。
牛肉が消費者に届けられるためには、避けては通れない作業です。

この屠畜・解体といった作業が行われるのが「と場・と畜場」。
(屠るという字が常用漢字ではないため、施設の名前は ひらがなで記されます)

「食肉センター」と呼ぶところもあります。

全国で約150カ所ある施設のうち、数カ所は施設内の見学もさせてくれます。

その数少ない見学可能な施設「加古川市場」の事が1月15日付けの「食肉通信」に書かれていました。

業界紙を丸ごと転載するのは、ちょっとまずいだろうと思うので要点のみ。

食肉センターがどういうものかを一般の人は全く知らない中、汚い、暗いというイメージを持つ人もいる。
また職業的な差別意識を持つ人もいる。
隠すことが却って悪い印象を与えているのでは?

どういう仕事をし、どう取り組んでいるかを見てもらい理解してもらうことで、
いかに衛生的に従事しており、大切な仕事だと知って貰えれば。

見学者を受け入れ“見られている”という意識から、従事者たちも自発的に、より衛生に気をつけて取り組むようになった。

H12年度に改築した際に「さらに開かれた市場にしていく必要があるだろう」との考えから見学室を設置。

H18年度に加古川市場を題材にしたドキュメンタリー映画「にくのひと」が話題になったことから、兵庫県は食肉センターの状況や食育問題について情報提供していくために、食肉の安全・安心を啓発するDVDを製作。

こういった取り組みから見学者は増加。現在は年間約1千名が訪れている。

見学者は、学生や教師、教育委員会、僧職関係、調理師専門学校生、自衛隊員、人権問題関連で一般企業関係者も。また、部分肉取引が主流になったため食肉業者の見学も多い。

見学室ではノッキングから放血、内臓摘出などオンレール方式による処理過程の様子を見ることができる。
放血など刺激の強い工程は見学窓を別に分けている。

その後、必要であればDVDの鑑賞、質疑応答の場も設けている。

見学者の声としては

貴重な体験をすることができた
レールによると畜作業が想像以上に衛生的だった
働いている人には感謝しなければならない
改めて命を頂いているということを実感した

中には残酷だという意見も

見学にあたっては加古川食肉産業協同組合事務所に申込み(見学は団体のみ)
見学目的などに問題がなければ、当日、兵庫県食肉検査センターの担当者が場内を案内する。

以上

記事の中の理事長の言葉

「生産と消費が分離してしまい、国内の農業が生活の基盤としてあることが忘れられてしまっている。見学への取り組みがそういった隔たりを解消するきっかけになれば」

確かに生産者と消費者が遠くになりすぎてる感はいなめません。
「牛肉が牛だった」という事も、牛を実際に見たことも触ったこともない人からすれば
なかなか結びつかない遠い世界の事なんですよね。

この加古川食肉センター見学の事が

いただきますをさがして(by 絵本『いただきます』プロジェクト)」に書かれています。Photo

牛の解体 〜加古川食肉センターで見学してきました。
http://itadakimasu.agasuke.net/beef01/

生々しい写真もありますので、特に牛の繁殖農家さんには刺激が強すぎるかもしれません。
(多分、実際に工程を追いながら見学しているより、写真で見る方がキツイかも)

ですが、こうやって書いてくれる方がいるからこそ、畜産に関係のない人たちに少しでも伝わる「何か」があるのだと思います。

にほんブログ村 企業ブログ 酪農・畜産業へ ビジネスブログランキング
↑ポチッとお願いします~



私も畜産農家、それも肉にするために牛を育てる肥育農家の端くれなので、 一度はきちんとその作業を見た方が良いと思いながら、なかなか踏み切れずにおりますが。 結構、覚悟がいるよね、やっぱ。

2012/09/22

今日は乾草入れ!

本日は、牧草を刈って干していた物を、まとめてロール状にし倉庫に保管。

▼ロールベーラーといいます。
刈り取って干してあった草を走りながら集めてロール状にしてくれます。
この作業はいつ見ても面白い up

Photo

▼ダンプで倉庫まで運び

2012092203

▼積み上げます

2012092204

雨が降り出す前になんとか作業は終了しました。

2012092201

▼これがローズグラスを乾燥させてロール状にしたもの。

2012092202

ラップを巻いて発酵させる場合もありますが、ウチのはロールにまとめるだけです。

この餌は導入後3か月位まで食べさせています。

にほんブログ村 企業ブログ 酪農・畜産業へ ビジネスブログランキング
↑ポチッとお願いします~


農業機械って、おもしろいのがいっぱいあるんだよね。
ガンガン乗り回してる奥様方を見ると尊敬します、マジで。

2012/09/13

肉用牛シンポに行ってきた

「行かない?」と某氏に誘われまして・・・

そりゃ行きますわね。

なんたって今回のテーマは「おいしい牛肉」ですから。

20120906

正確には 第50回肉用牛研究会「宮崎大会」肉用牛シンポジウム です。

主催:肉用牛研究所
共催:宮崎県、(公社)宮崎県畜産協会、宮崎県経済連農業協同組合

 

講演の演題は、

「牛肉の品質と食味」・・・・・宮崎大学教授 入江 正和 氏

「おいしい牛肉とは・・」家畜改良センター肉畜分析第1係長 齋藤 薫 氏

「美味しい牛肉が評価される流通へ」Speciai Food.J 社長 松田 武昭 氏

「牛肉の新たな料理」・・・・・キッチャーノ シェフ 山縣 類 氏

Photo

ビデオを撮りつつ拝聴させて頂きました。

まだビデオをチェックしていないのですが、講演者の方々のお話で気になった点と言うか、心に残った点をメモ。(入江・齋藤先生に関しては頂いた資料を参考にした)

★入江先生

・肉質や食味は多くの要因によって成り立っており、一つの指標だけでは良否を判断できない

 

・食味を決める官能検査は重要で、オーストラリアでは官能検査を重視して食肉消費の落ち込みが回復した

 

・枝肉格付けは商品価値を決める絶対的なものではなく、プラスアルファ(例えばオレイン酸数値など)の工夫が出来る

 

・旧規格の「特選」と新規格の比較
 昭和から平成の初めの脂肪含有率30%が現在では40%、多い物では50%を超えている
 50%を超えるものは「脂肪の中に肉がある状態」

 

・BMS.Noの否定ではなく、多様性・特徴付けが生き残りに必要
 現在「脂肪質」が重視され始めているのは、方向転換の一つ

 

・黒毛和牛では、サシの多さと細かさ、柔らかさ、きめの細かさは必須アイテム

 

・美味しさの要因の一つである「風味」は舌だけでなく嗅覚器によるものもある
 食味に関しても舌に感じるものは一部で、「香」が左右する

 

・食味の良さは、遺伝(品種・系統・性など)、飼養管理(飼料・肥育期間・飼養状態など)、と畜前後の状態(出荷・と畜処理・保存・熟成)までを品質管理して初めて得られる

 

・食味、官能評価、理化学分析などの結果から消費者ニーズに応えていかなくては

★齋藤先生

・近年の食肉需要は多様化(健康志向、安全性・品質、おいしさなど)している

 

・過度の脂肪交雑重視が問題となっている
 種雄牛の集中とそれに伴う近交係数、飼料穀物の高騰による生産費の上昇、消費者ニーズの多様化(消費者層の高年齢化・赤身の嗜好など)

 

・食味に影響すると考えられる粗脂肪含有量、脂肪酸組成等について、消費者ニーズを踏まえた育種改良に利用できる食味の指標とするために遺伝的な関連性の調査、消費者評価との関連性が重要

 

・官能評価とは、人の感覚による評価
 (食品の外観、食感、匂い、味など五感で感じ取り、その強さや好き嫌いの程度を測定評価するもの)

 

・枝肉格付けや分析機器による成分分析値が品質評価に利用されているが、実際に調理した時の食味性も重要

 

・理化学特性と官能特性から見た食味性と食肉に関する消費者アンケートの調査結果報告

★松田先生

松田氏は大阪市中央卸売市場で肉の良し悪しを見てきた後、畜産流通コンサル会社を設立。卸に携わった経験から生産農家にアドバイスなどをしてきたが、生産現場を知るために和牛生産をも始めた。

講演を聞いている途中で気が付いたが「なにわ黒牛プロジェクト」にも関わっているらしい。(なにわ黒牛プロジェクトに関しては、そのうちブログに書こうと思っていたのだけど、興味のある方は検索してみてください)

同じ生産者の立場からは、最も取っつきやすい、納得しやすい話だった。

・和牛生産者は市況に左右される。左右されない為にも、JAや市場への出荷だけでなく、肉を必要としてくれる人との「相対取引」も考えてみるべき

 

・6次産業化がもてはやされているが、現実問題として肉牛生産現場では難しい
 
・味重視の肥育に関して(薄い濃厚飼料、長期肥育など)

 

・肉屋が重視するのは「歩留」、枝肉の良し悪しについて

 

・美味しさを追求するなら交配するのに但馬の血統は欠かせない

※松田氏の話は尤もなのだが・・・
 流通から生産に参入するのは簡単だが、生産から流通にまで手を伸ばす事の難しさ・障害に関して触れられていないのが、ちょっと残念だった。

 殆どの個人生産者はJAからの借り入れなどがあればJAを通してしか出荷できていない。個人的に「相対取引」をしたくともできない状況もある。

 しかしながら、農家の所得向上のための「6次産業化」が肉牛の生産現場において、いかに難しいかに関しては、設備投資、それに伴う人件費・回転資金などの問題から常々「簡単に言うなよ」と思っていただけに大いに賛同。

★山縣先生

事前に貰っていた案内を見ても、山縣さんて誰?って状態だったのですが・・・・
当日配布された資料を見たら、あの「キッチャーノ」のオーナーシェフじゃありませんか!
「キッチャーノ」は最近の雑誌の「赤身肉特集」には、必ずと言ってよいほど名前が挙がる店。
 

          
・こだわりの肉について( 北里八雲牛、九州大学Qビーフ、短角などの放牧を中心としたグラスフェッドビーフに関して)

 

・消費者のニーズについて
 実際に店頭に立ってみて客席からの赤身肉のオーダーが多い
 牛肉の食べ方が変化してきたと感じる

 

・生産者の顔が見えること、子供の頃から親しませるのが大事

と、まぁ、こんな感じの講演でありました。

パネルディスカッションの後、県畜産試験場、岩崎場長のお話があったのですが・・・
正直、私的にはこれが一番の収穫でした。

畜産試験場における「牛肉のおいしさに係る試験研究への取り組み」状況です。

すんません、忠富士が出てきた時点で「なに考えとるん?」と思ってました。
(脂肪交雑・増体などからすれば、生産者にとっては儲かる牛なんですが・・・)

宮崎の種牛ってサシ重視、増体重視に走りすぎてない?とも思ってました。

しかし!!!

「宮崎牛おいしさ追求プロジェクト」ってのがあるんだそうです。

宮崎県産牛肉のおいしさに関する実態調査、

牛肉の官能評価と分析データの関連性調査、

なんてのも行ってるらしいです。

その成果として

・食肉脂質測定装置を活用した脂肪酸測定、ロース断面の画像解析を行い、種雄牛による差異が確認された。

要は「オレイン酸数値」と「コザシ」に関して、優位な種雄牛が見つかったって事ですよね?

・官能評価により、牛肉の多汁性や味の濃さなどの評価区分の可能性が示唆された

脂肪交雑(BMS.No)以外の牛肉の評価基準の可能性があるかもしれないって事ですよね?

また、H25年度の研究課題として

新たな「宮崎牛」の評価技術の検討

新規種雄牛の造成に係る後代検定牛を対象に、平成25年度から新たに牛肉のオレイン酸含量や脂肪の細かさ等の項目を調査・収集し、それらを基に新規評価基準を作成・評価に活用することで、更なるおいしい宮崎牛の生産拡大を図る

・・・だそうです。

ホント、ごめんなさい。
そうとも知らずこのブログでも「宮崎県、バカじゃね?」「事業団、何考えてんの?」などと好き勝手書いてきました。

できましたら、どの様な研究をしているか、肉牛の将来の姿をどう考えているか、などなど
生産者の目に届くよう、情報発信をもっともっとして頂けたらと思う次第でございます。

今回のシンポ、県外からも多くの方が講演を聞きにいらしていたのですが・・・・
JA関係者、生産者(特に繁殖農家)が果たしてどれくらい来ていたのでしょう?

繁殖農家の声として耳にするのが

「事業団は何考えてるんだ?小さい種牛ばっかり作りやがって」
「大きい子牛でないと高く売れないんだから」
「肥育農家がサシが入って大きくなる牛を高くで買うんだから、その種を付ける」

などという言葉です。

まぁ確かに肥育農家も「少しでも儲かる牛」を期待して買うわけですから、増体やサシ重視の種牛に走るのは仕方がないのですが・・・・

今回の様なシンポで目先が少しでも変わるのではないかと思うと、もうちょっとJAや生産者の参加者が多くても良かったのではないかと・・・

これからの「宮崎牛」のためにJA主導の意識改革が必要じゃないかとも思うのです。

「よりおいしい宮崎牛」「消費者ニーズに応えたお肉」になるべく、県畜産試験場や事業団、JA・経済連の連携がより密になされることを期待しています。

※以下、マスコミでの報道

「おいしい牛肉」テーマにシンポ 

西日本新聞経済電子版 2012年09月07日 03時00分 更新

http://qbiz.jp/article/1953/1/

 全国の肉用牛の研究者でつくる肉用牛研究会(会長=入江正和・宮崎大教授)の宮崎大会が6日、宮崎市で始まり、初日のシンポジウムでは「おいしい牛肉の課題と今後」をテーマにパネル討論などがあった。

 討論では、福島県の家畜改良センターの斎藤薫さんが「消費者ニーズが多様化し、食味(味わい)を評価する新たな指標が求められている」と指摘。宮崎県畜産試験場の岩崎充祐場長は、牛肉に含まれるオレイン酸の量がうまみに影響することから、その含有量も宮崎牛の種牛育成の指標に加える方針を示した。

 都内のイタリア料理店シェフの山縣(やまがた)類さんは「肉の格付けにこだわらず、特性を生かすことが大事」と強調。入江教授は「国際競争で生き残るには品質とおいしさで勝負するしかない」と話し、消費者と生産者が顔の見える関係を築くことや、子どもたちにおいしい肉を食べてもらい、肉文化を根付かせることの大切さを訴えた。

 最終日の7日は参加者の研究発表がある。

牛肉の販売戦略探るシンポ…宮崎

 牛肉の今後の販売戦略などを探る「肉用牛シンポジウム」が6日、宮崎市の宮崎公立大で開かれた。

 肉牛の研究者やイタリア料理のシェフら4人が「おいしい牛肉」をテーマに講演、県内外の畜産関係者ら約200人が聞き入った。

 シンポジウムは、全国の研究者らでつくる肉用牛研究会(会長=入江正和・宮崎大教授)の宮崎大会(6、7日)に合わせて開催。冒頭、岡村巌・県農政水産部長が「枝肉価格の低迷や牛肉消費の低下など課題が山積している。今後の肉用牛改良の方向性を指し示す議論を期待したい」とあいさつした。

 入江教授は「牛肉の品質と食味」のテーマで基調講演し、全国の畜産県で脂肪の質やうま味成分など独自の付加価値を打ち出す動きが活発化していることを紹介。霜降りの量などでランク分けする従来の格付けについて「格付けは重要だが絶対ではない。消費者の希望を聞きながら、こだわりの飼育法を前面に出し、生産者の顔が見える売り方が求められている」と述べた。

(2012年9月7日  読売新聞)

肉用牛研究会シンポ 消費者ニーズ大切に

日本農業新聞 2012年9月7日付

 畜産の研究者や指導員、生産者などで組織する肉用牛研究会は6日、宮崎市で肉用牛研究会シンポジウムを開き、研究者や販売関係者などが意見を交わし、牛肉のおいしさの“決め手”を探った。

 脂肪の質などを研究している宮崎大学の入江正和教授は「おいしい牛肉は消費者が持つイメージで変わる」と説明。消費者ニーズに合った肉用牛生産を訴えた。

 120人が参加。シンポジウムで入江教授は、黒毛和牛は改良の成果で脂肪交雑が進んだが「近親交配の弊害や、脂肪が多すぎることによる健康への懸念、赤身肉の良さの低下が出てきた」と、課題を指摘した。

 味覚や嗅覚、滑らかさなどの食味に加え、個人ごとに違う経験やブランドイメージなどがおいしさを構成すると説明。
「枝肉格付けは重要だが、消費者を巻き込み、おいしい牛肉づくりで工夫する余地はある」と、新たな改良の方向性を提起。風味に関する脂肪の成分に着目、脂肪の質を重視するブランド牛の動向を紹介した。

 7日にも飼料米を給与した肥育牛の発育特性などの成果を報告する。

にほんブログ村 企業ブログ 酪農・畜産業へ ビジネスブログランキング
↑ポチッとお願いします~

2012/09/04

新入生

昨日から西諸畜連で子牛の競り市が開かれています。

ウチにも新しい子たちがやってきました。

2012090401

市場からウチの牛舎までは車で約25分。

運送会社に頼まず、自分たちで運んでいます。

あ~、こうやって見るとトラック、錆びてるし(´;ω;`)ウウ・・・

2012090402

じゃぁ、これから よろしくねー(* ̄ー ̄*)

小林市場の子牛競り市の結果は、ここ見てね →http://twilog.org/k_ichiba

にほんブログ村 企業ブログ 酪農・畜産業へ ビジネスブログランキング
↑ポチッとお願いします~

2012/08/07

今年も牛の血液検査

毎年ってわけじゃないのですが・・・・

牛さんの血液検査を行っています。

今年も、導入後1ヶ月、5ヶ月、10ヶ月、15ヶ月、20ヶ月の牛さんの血液検査をしました。
各ステージごと4頭ずつ、全部で20頭です。

201207

以前も牛の血液検査の事をブログに書いたら

「本当に牛の事を大事に思って健康診断までしてあげるんですね」o(*^▽^*)o

みたいな感想を持った人がいたようでして・・・

ごめんなさい、牛さんの健康診断ってわけではないのです。(A;´・ω・)アセアセ

ごめんなさい、ウチは肥育農家なんで「食べるための牛」を育ててるんです。(^-^;

美味しく食べて貰うために、適度なサシが入る状態にあるか、育ち具合はどうか、
そんな事を知るために行っている血液検査なのです。

ま、健康診断っちゃぁ健康診断なんですが・・・
人間の健康診断とは、ちょっと意味合いが違っていまして・・・

血液検査ではビタミンレベル、コレステロール値を調べます。

肥育開始後○ヶ月なら、この位のビタミンレベルが欲しいなぁ・・・という目安があって、
その確認作業ってところです。

要はビタミンコントロール理論ってのがありまして・・・

肥育牛では血中のビタミン濃度をある程度制限することによって高品質の牛肉が生産できると言われています。

多すぎてもいけないし、少なすぎて食欲不振や病気(酷い時には尿石症)になる事もあるので、ビタミンレベルを時々確かめているのです。

コレステロールもある程度高い方が肉質が良いと言われています。

検査結果を基に、飼料の給餌方法を調整したりします。

まぁ、この結果が全てではないので、参考程度に・・・ってところなんですけど。

201207_2

▲「ねぇ、あたしにも注射する?」
 いや、しねーし。寄ってこんでもよろしい。

にほんブログ村 企業ブログ 酪農・畜産業へ ビジネスブログランキング
↑ポチッとお願いします~

2012/07/09

鼻輪(はなわ)・鼻環(はなかん)

牛さんの絵には必ずと言っていいほど「鼻輪」が付いてます。

熊や犬にしか見えないような絵でも「鼻輪」が付いてると、とりあえず「牛」に見えてしまうcoldsweats01

それほど 牛=鼻輪 は定着してるみたいです。

鼻輪鼻環鼻ぐりモーリングなど呼び名はさまざま。

この鼻輪、何のためにあるかと言えば「牛を調教するため」らしいです。

農耕や運搬に牛が使われていた時代から、牛にいう事を聞かせたり、扱いやすくするために付けており、とっても役に立つ物だったようです。

鼻輪に綱を通して牛さんを引いたりもしますね。

今はプラスチックや真鍮で出来ていますが、昔は農家の人や職人さんが一つ一つ手作りしていたとか。

材料として使われていたのがカマツカという植物。

材が硬く、粘り強く折れにくいため鎌の柄に使われていたことから「鎌柄」。

別名は「ウシコロシ」Σ(`0´*)

鼻輪に使い「牛の行動を殺す」ことからこの名が付いたと言われてるそうです。

▼写真はカマツカで作った鼻輪
 (ネットで拾って勝手に使ってます。ごめんなさい)

Photo

さて、この鼻輪というやつ、必ず付けなきゃいけないものでもないのです。

現在では乳牛は殆ど付けてないようですし、ウチの様な肥育農家でも特に必要ともしていません。

牛を移動したり、病気の治療の際に保定する時にどうしても必要・・・・というわけでもなく、面(おもて・頭絡)があれば事は足ります。

宮崎県内の子牛競り市でも「宮崎中央」に出される子牛には全部鼻輪が付いていますが、「小林」や「児湯」などでは、付いてる子と付いていない子、さまざまです。

▼ウチでも鼻輪を付けてる子、付けていない子、色々です。

Photo_2

Photo_3

Photo_4

肥育農家にとって鼻輪がどうしても必要な物なら、

「子牛の競りに出す前に、鼻輪ぐらい付けとけよ!」

って話にもなるんでしょうが、そういった話も聞きません。

他の肥育農家にしても「どっちでもいいよ」って感じなんじゃないでしょうか。
中には、わざわざ外す人もいるようですし。

もっとも・・・

牛の「引き運動」をする繁殖農家さんにとっては、無くてはならないもの

なのかもしれません。

にほんブログ村 企業ブログ 酪農・畜産業へ ビジネスブログランキング
↑ポチッとお願いします~

初めて牛の引き運動を見た時に

「野尻、すげ~!!牛が散歩してた~!」

と、わざわざ相方に報告して笑われましたっけ・・・・(゚▽゚*)

散歩じゃなくて、繁殖牛の足腰を鍛えるための運動だったわけですね。

2012/07/04

節電の夏

九州電力から 万が一の備えとしての「計画停電に関するお知らせ」が届きました。

ご丁寧に7通も。( ^ω^ )

Photo

梅雨が明けて暑さが本格的になった時が怖いですね。

牛さんは暑さにも弱いですから・・・

ウチでは牛舎に「細霧装置」を取り付けて暑さ対策をしています。

Photo_2

これは、水を微細な霧にして噴霧噴射し、水が蒸発する際の気化熱の吸収により冷房・冷却を行うものです。

牛さんに シャワーの様に水をかけて体温を下げるものではありません。
あくまで周りの温度を下げるものです。

室外の場合、体感温度で2~3℃は下がるようです。

万一電気が止まった時には、動力噴霧器を使う手もありそうです。

これも牛さんにではなく、通路や牛さんの上の空間に向けて噴霧するのが良いと思われます。

同じ畜産でも特に、乳牛の搾乳機械や冷蔵庫やウインドレスの鶏舎などは、電気が止まったら大変な事になってしまいます。

先ずは、計画停電にならない様に日頃の節電を心掛けたいと思います。

計画停電は・・・

前日の18時をめどに「需給ひっ迫警報(第一報)」

当日の9時をめどに「需給ひっ迫警報(続報)」

計画停電開始の3~4時間前に「緊急速報メール」発出

計画停電実施の2時間程度前に「電力会社が計画停電の実施」を発表

・・・という流れになります。

政府の節電ポータルサイトに「ひっ迫お知らせサービス」がありますので、ぜひご利用下さい。

http://setsuden.go.jp/appli/

にほんブログ村 企業ブログ 酪農・畜産業へ ビジネスブログランキング
↑ポチッとお願いします~

なんかイオンが
「朝7時から営業、涼しいうちに買い物に来てね」
みたいなのをやってますが・・・・

どうせなら

「午後1時から4時までは5%割引!」

「家のテレビもエアコンも消して、買い物ついでに涼んでいって」

の方が、よっぽど節電効果があると思うんだけど。

じーちゃん、ばーちゃん、子供連れの買い物客が座ってくつろげるコーナー作って、
甲子園が始まったら大型テレビを設置して・・・・

お客さんも増えて売上も上がるんじゃないかなぁ。

2012/04/15

神戸に行ってきた H24年4月

ウチは3月決算。
4月は税理士さんに書類を提出せねばならないので、今の時期は大忙し。

ブログの更新が出来なかったのも、そのせいなんですが・・・・

にもかかわらず、神戸の枝肉共励会に行ってきてしまいましたよ ( ̄ー+ ̄)

「西畜グループ枝肉共励会」でございます。       

▼買参人さんの邪魔にならないように枝肉を見て回ります

201204123

201204121

やっぱり自分のウチの牛さんの枝肉を見るのは大切だし、
実際に見てみないと脂の質までは写真じゃわかりません。

今回のウチの枝肉は、なぜだかカチッとした仕上がりになっていました。
う~~~~ん・・・・

4月から格付けの先生が変わっていました。
3月まで宮崎の高崎事務所にいらしたということで お話が弾みました。

▼セリの様子

201204125

201204124

▼1月にお邪魔した北野ハンター坂「炭火焼肉 味楽亭」の御主人
 セリの見学に来られていました。

201204128

飲食店の人達がセリの見学に来て枝肉の状態を生で見てくれるのって、すごく嬉しい。

1頭1頭の牛さんのお肉と、しっかり向き合ってくれてるって気がする。
それに、ちょっとだけ「生産者」と「飲食店」が近づけた感じもするし。(* ̄ー ̄*)

今回は殆どお話しできなかったけど、また是非お店の方に伺ってみたいです。

1月に「味楽亭」で食事をした時のことは、こちらに書いてあります
     ↓
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2012/01/post-f0f4.html

▼放射性物質検査用のお肉
 ネックのあたりを1頭1頭、切り取って検査します
 書かれているのは上場番号

201204129_2

▼おまけ

201204126

201204127

にほんブログ村 企業ブログ 酪農・畜産業へ ビジネスブログランキング 人気ブログランキングへ
↑ポチッとお願いします~

2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

ブクログ

  • ブクログ

ブログパーツ

  • 3月31日まで投票できます

  • ジオターゲティング