㈱野上食品さんを見学
10月24日の宮崎日日新聞の「みやビズ」のコーナーで都城の「野上食品」さんが取り上げられました。
山崎牛を前面に押し出して下さっている焼肉屋「炙りダイニング やいちゃッ亭」は
野上食品の社長の親族が経営されていますので、
紙面にもちょこっとだけ「山崎牛」の事が書いてあります。
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宮日ビジネス e PRESS みやビズ
帝国データバンク宮崎支店の「上々企業」 野上食品
実は今年の初め、この野上食品さんを見学させてもらいました。
かなり遅くなりましたがその時のレポートですΣ(;・∀・)
お肉ってやつは・・・
枝肉のまま、あるいは部分肉に加工されブロックで販売・流通されます。
現在は枝肉のままでなくブロックでの販売が多くなっているようです。
買参人さんがセリ市で購入した枝肉は、加工場を持っている卸屋さん、肉屋さん以外は
部位ごとに分ける工場で真空パックまでを外注する仕組みになっています。
特に個人のお肉屋さんでは、脱骨・部分肉への分割、加工といった作業は大変ですから
「最近は、脱骨などの技術を持ったお肉屋さんが減っている」という話も聞きます。
神戸市場にもお肉を部位ごとにわける工場が併設されていて作業の様子をちょっとだけ見ることができるのですが、
工場内に入れて貰ったことがないので今回の見学は非常に楽しみ!
本当は肉を捌いているところを見せて貰いたかったのですが、
お仕事の邪魔にならないよう一日の作業を終えた夜間の見学になりました。
▲エアーシャワーも完備!
▲作業場は清潔そのもの
作業を終えた後も、ピカピカに磨き上げられていました
▲冷蔵庫には、次の日に分割される枝肉がぶら下がっています
▲これは部位ごとに分けたお肉のブロックを真空パックにする機械
「大型肉用真空包装機」だそうです
▲真空パックされたブロックはこの部屋にベルトコンベアで流され異物混入が無いかチェック、
個体識別番号、重さなどが書かれたシールを貼って箱詰めされます
▲工場内のあちこちにあった温度計と湿度計
空調などのハード面にも気をつかってます
清潔な設備に感動しました。
いつか作業している様子も見学させて貰いたいと思った次第です。
ある方から「野上社長の脱骨、すごいよ!」という噂を聞きました。
きっと従業員さんたちへの技術の継承にも力をいれてらっしゃるのでしょう。
う~ん、職人さんの技、間近で見てみたい・・・!
野上食品さんは枝肉の状態から部位ごとにお肉を分ける仕事の他、
工場隣の店舗で肉の販売もされています。
牛肉はもちろん、豚・鶏肉も扱われています。
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