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2013/05/14

口蹄疫・県家畜改良事業団 種雄牛センター完成

県家畜改良事業団 種雄牛センター完成
 西米良 20頭分散飼育へ

宮崎日日新聞 2013年5月14日付転載

 2010年口蹄疫で50頭もの県有種雄牛が殺処分されたことを教訓に、種雄牛を分散して管理するため県家畜改良事業団が建設を進めていた「西米良種雄牛センター」が13日、西米良村小川に完成した。

牛舎は2棟合わせて20頭を飼育でき、精液採取施設、消毒設備などを併設。資材搬入が完了する20日から順次牛が導入される。

 牛舎の床面積は2棟合わせて675平方メートルで、1頭につき16平方メートルの牛房と24平方メートルの運動場を備えるゆとりのあるスペースを確保。

内部にはパイプを張り巡らせ、毎日朝夕の2回、自動で消毒液を散布する。
事業費は4億400万円。

 約6千平方メートルのセンター敷地には同事業団の職員5人が常駐。
外部との接触が多い事務所や飼料倉庫などは入り口付近に置いて、外来者の立ち入り区域と飼育エリアを厳格に区分するのに加え、牛房の周囲を防鳥ネットで覆うなど徹底した防疫体制が敷かれている。

 高鍋町持田の同事業団・高鍋種雄牛センターから5月末までに移ってくる20頭は、昨年の全国和牛能力共進会で最高賞の内閣総理大臣賞を受賞した牛群の親「美穂国」や、最優秀枝肉賞に選ばれた牛の父「勝平正」などエース級6頭のうちの3頭も含む。
これにより19頭が残る同センターと2カ所での分散飼育体制が確立する。

 13日に現地であった竣工式には県職員や畜産関係者ら約130人が出席。
神事の後、同事業団の岩下忠理事長が「口蹄疫からの復興のシンボルとして、全国のモデルになる防疫体制を敷く施設ができた。宮崎牛のさらなる飛躍のため、しっかり種雄牛を守っていく」とあいさつした。

※日本農業新聞にも記事が。
 全部を書き写すのがめんどくさいので要点のみ

・山林を造成し、敷地面積約1万200平方メートル
 (うち、場内敷地約5900平方メートル)

・管理棟、牛舎2棟、採精場、凍結精液製造施設、消毒施設などを備える

・高鍋の事業団から西都市を経由して車で約1時間20分
 熊本県境から直線距離で約10キロ離れている
 前方と背後には山がある
 山越えの半径3キロ以内に肉用牛農家は3軒

・総事業費は約4億円

・竣工式には、江藤拓農水副大臣、同省、県、県議会、西米良村、JAグループ宮崎、各家畜改良協会などの代表者約140人が出席

・現在、宮崎県家畜改良事業団には種雄牛4頭、待機牛26頭
 高原町の県産肉能力検定所に種雄牛2頭、待機牛7頭

・種雄牛は順次間接検定で誕生しており、2014年度以降には同センターに20頭、同事業団に25頭となる

種牛の分散管理施設 竣工式

口てい疫などの家畜の伝染病で、宮崎牛の種牛が全滅するのを防ごうと、宮崎県が種牛を分散して管理するため西米良村で建設を進めていた新たな施設が完成し、13日しゅんこう式が行われました。

宮崎県は、高鍋町にある県家畜改良事業団の施設の1か所で、宮崎牛の種牛を管理していましたが、3年前の口てい疫で一部の種牛が感染したため、主力の5頭を除く50頭が処分されました。

宮崎県はこれを教訓に、高鍋町の施設から30キロ余り離れた西米良村に種牛を分散して管理する新たな施設の建設を進め、ことし3月に完成しました。

13日は、この施設でしゅんこう式が行われ、県や事業団の関係者など合わせて140人余りが、玉串をささげて施設の安全な運用を祈願しました。

この施設はおよそ4億円かけて整備され、
▼敷地内に出入りする車両や牛舎を自動的に消毒する装置のほか、
▼ウイルスを運ぶおそれのある野生動物の侵入を防ぐネットなどが完備されています。

県家畜改良事業団の岩下忠理事長は、「全国のモデルになる施設を整備した。ここで病気に対する抵抗力の強い種牛を育てたい」と話していました。

事業団は、5月末に種牛と種牛の候補の合わせて20頭を運び込み、分散管理を始めることにしています。

05月13日 19時17分 NHK

西米良種雄牛センター完成
5月13日 17時44分 MRT

 口蹄疫関係のニュースです。3年前の口蹄疫を教訓にした、種雄牛の新しい管理体制が整いました。県の種雄牛を分散して管理するための施設が、西米良村に完成し、13日竣工式が行われました。

 新しく完成した「西米良種雄牛センター」。口蹄疫などの家畜伝染病の発生に備え、感染のリスクを分散させるのが狙いで、県家畜改良事業団が、国や県の補助を受け、約4億円をかけて建設しました。

13日は、現地で、県やJAなどの関係者、約140人が出席して竣工式が行われ、施設の完成を祝いました。

(河野知事)「徹底的なリスク分散管理を図る体制が整ったところでございます。きっと種雄牛もですね、この高原リゾートでゆったりのんびりして良い仕事をしてくれるのではないかと期待をしておるところでございます」

(薗田記者)「この施設の防疫上の最大の特徴と言えるのが西米良村の山間部という場所です。最も近い畜産農家からも直線距離でおよそ3キロ離れているということです」

 また、施設内も、徹底した防疫対策がとられています。種雄牛を飼育する2棟の牛舎は、防虫ネットや自動の消毒設備を備えているほか、管理棟には、職員の消毒ルームが設置されています。今後、県の種雄牛は、この施設と、高鍋町にある施設、2か所で、管理されることになります。

(県家畜改良事業団・岩下忠理事長)「3年間、口蹄疫でいろいろ県民のみなさん苦しまれましたから、この施設を、口蹄疫からの復興シンボルということで、末永く活用して県民の貴重な財産を守っていきたいと」

 西米良村のこの施設には、今月末までに、検定済みの種雄牛3頭を含め、あわせて、20頭が搬入され、冷凍精液の製造が始まることになっています。

西米良村種雄牛センター竣工式
05月13日 17時57分更新 UMK

口蹄疫の教訓をもとに種雄牛を分散して管理する施設が、西米良村に新たに完成し竣工式が行われました。

「何があっても種雄牛を守る」と関係者が宣言する施設の完成です。
きょうは、河野知事など関係者が出席して神事が行われました。
種雄牛センターは、西米良村小川に約4億円をかけて建設されました。
種雄牛は、これまで高鍋町にある県家畜改良事業団1ヶ所だけで管理されてきましたが、口蹄疫で50頭を失いました。
宮崎牛を生み出す種雄牛が全滅の恐れもあるため、その教訓から新たに西米良村も加え、2ヶ所で管理することになりました。
ここでは、人の出入りを最小限にとどめ防疫を徹底、牛舎には防虫ネットを張り巡らしました。
事業団では、これから2回消毒を行い、今月末までに勝平正、美穂国、安重守のエース級を含め、20頭の種雄牛を高鍋から移動させることにしています。

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