牛の解体作業が見学できるらしい
牛が「肉」になる過程には、屠畜、解体といった作業が必要になります。
屠畜とは簡単に言えば「家畜を殺すこと」です。
牛肉が消費者に届けられるためには、避けては通れない作業です。
この屠畜・解体といった作業が行われるのが「と場・と畜場」。
(屠るという字が常用漢字ではないため、施設の名前は ひらがなで記されます)
「食肉センター」と呼ぶところもあります。
全国で約150カ所ある施設のうち、数カ所は施設内の見学もさせてくれます。
その数少ない見学可能な施設「加古川市場」の事が1月15日付けの「食肉通信」に書かれていました。
業界紙を丸ごと転載するのは、ちょっとまずいだろうと思うので要点のみ。
食肉センターがどういうものかを一般の人は全く知らない中、汚い、暗いというイメージを持つ人もいる。
また職業的な差別意識を持つ人もいる。
隠すことが却って悪い印象を与えているのでは?どういう仕事をし、どう取り組んでいるかを見てもらい理解してもらうことで、
いかに衛生的に従事しており、大切な仕事だと知って貰えれば。見学者を受け入れ“見られている”という意識から、従事者たちも自発的に、より衛生に気をつけて取り組むようになった。
H12年度に改築した際に「さらに開かれた市場にしていく必要があるだろう」との考えから見学室を設置。
H18年度に加古川市場を題材にしたドキュメンタリー映画「にくのひと」が話題になったことから、兵庫県は食肉センターの状況や食育問題について情報提供していくために、食肉の安全・安心を啓発するDVDを製作。
こういった取り組みから見学者は増加。現在は年間約1千名が訪れている。
見学者は、学生や教師、教育委員会、僧職関係、調理師専門学校生、自衛隊員、人権問題関連で一般企業関係者も。また、部分肉取引が主流になったため食肉業者の見学も多い。
見学室ではノッキングから放血、内臓摘出などオンレール方式による処理過程の様子を見ることができる。
放血など刺激の強い工程は見学窓を別に分けている。その後、必要であればDVDの鑑賞、質疑応答の場も設けている。
見学者の声としては
貴重な体験をすることができた
レールによると畜作業が想像以上に衛生的だった
働いている人には感謝しなければならない
改めて命を頂いているということを実感した中には残酷だという意見も
見学にあたっては加古川食肉産業協同組合事務所に申込み(見学は団体のみ)
見学目的などに問題がなければ、当日、兵庫県食肉検査センターの担当者が場内を案内する。以上
記事の中の理事長の言葉
「生産と消費が分離してしまい、国内の農業が生活の基盤としてあることが忘れられてしまっている。見学への取り組みがそういった隔たりを解消するきっかけになれば」
確かに生産者と消費者が遠くになりすぎてる感はいなめません。
「牛肉が牛だった」という事も、牛を実際に見たことも触ったこともない人からすれば
なかなか結びつかない遠い世界の事なんですよね。
この加古川食肉センター見学の事が
「いただきますをさがして(by 絵本『いただきます』プロジェクト)」に書かれています。
牛の解体 〜加古川食肉センターで見学してきました。
http://itadakimasu.agasuke.net/beef01/
生々しい写真もありますので、特に牛の繁殖農家さんには刺激が強すぎるかもしれません。
(多分、実際に工程を追いながら見学しているより、写真で見る方がキツイかも)
ですが、こうやって書いてくれる方がいるからこそ、畜産に関係のない人たちに少しでも伝わる「何か」があるのだと思います。
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私も畜産農家、それも肉にするために牛を育てる肥育農家の端くれなので、
一度はきちんとその作業を見た方が良いと思いながら、なかなか踏み切れずにおりますが。
結構、覚悟がいるよね、やっぱ。































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