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2012/12/21

口蹄疫・発見遅れで県を提訴

口てい疫発見遅れと県を提訴

おととし、宮崎県で口てい疫が広がったのは、県の家畜保健衛生所が、感染の疑いがある牛の精密検査をすみやかに行わず発見が遅れたためだとして、牛を処分された畜産農家の男性が県に損害賠償を求める訴えを起こしました。

訴えを起こしたのは、宮崎県川南町の畜産農家の森木清美さん(64)です。
訴えによりますと、県の家畜保健衛生所はおととし2月から4月にかけて都農町の繁殖牛など4頭に、口てい疫の疑いがあるという連絡を受けて調査し、口の中がただれるなどの症状を確認したにもかかわらず、口てい疫ではないと判断し、すみやかに精密検査を行わなかったということです。

その後、県内の広い範囲で口てい疫の感染が相次いで確認され、森木さんの農場でも1頭の牛が感染したため、飼育していた76頭をすべて処分されたということです。

このため森木さんは、口てい疫が広がったのは県家畜保健衛生所の誤った判断で1例目の発見が遅れ、対策がとれなかったためだとして、県に150万円の損害賠償を求める訴えを宮崎地方裁判所に起こしました。

記者会見で森木さんは「県が最悪の事態を考えて最善策をとっていれば、甚大な被害は防げたはずだ」と話していました。

訴えについて県畜産・口蹄疫復興対策局の永山英也局長は「訴状を見ていないのでコメントは控えるが、県は当時適切に対応したと考えている」としています。

12月17日 18時27分 NHK

口蹄疫めぐり県を提訴

12月17日 17時58分 MRT

 おととし県内で発生した口蹄疫をめぐり提訴です。当時、県の対応が不十分だったため、口蹄疫の感染が広がり、飼育していた牛が殺処分されたなどとして、川南町の男性が、県に対し損害賠償を求める裁判を起こしました。

 訴状によりますと、県は、おととし口蹄疫感染疑いの1例目が確認される前に、複数の獣医師から感染疑いの通報があったにもかかわらず、それを否定。検体を動物衛生研究所に送らなかったため、口蹄疫の発見の遅れにつながり感染が広がったなどとしています。

その結果、川南町の口蹄疫被害農家の男性は、飼育していた牛を殺処分され精神的苦痛を受けたなどとして、県に対し150万円の損害賠償を求めています。
(原告の口蹄疫被害農家)「(提訴を)やらざるを得ないかなと。このままでは口蹄疫がうやむやになってしまうと」

 一方、県は今回の提訴について「当時の知見に基づいて適切に対応したと考えている」とコメントしています。

口蹄疫の被害農家が県に損害賠償請求

2012年12月17日 UMK

口蹄疫をめぐる問題で県を提訴です。

口蹄疫の被害を受けた川南町の畜産農家が、県を相手に150万円の損害賠償を求める訴えを宮崎地裁に起こしました。
訴状などによりますと、口蹄疫の初期の段階で県の対応が遅れたことから感染が拡大し、飼育していた76頭の牛の殺処分を余儀なくされたということです。
畜産農家は、裁判を通じて県の対応の遅れを明らかにしたいとしています。

「口蹄疫発見遅れ損害」=畜産農家、県を提訴-宮崎地裁

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012121701149

 宮崎県で2010年に家畜伝染病の口蹄(こうてい)疫が発生した際、県の発見が遅れ牛76頭の殺処分を余儀なくされたとして、同県川南町の畜産農家の男性(64)が17日、県を相手に150万円の損害賠償を求める訴訟を宮崎地裁に起こした。

 口蹄疫は10年4月20日に発生が確認され、同年8月27日の終息宣言までに、宮崎県内で約29万頭の家畜が殺処分された。

 訴状によると、県は10年2月中旬から4月上旬に感染の疑いがある牛の通報を複数受けたが、いずれも感染の可能性を否定した。原告側は、通報時に適切な検査が行われていれば、より早期に防疫対策がとられ、原告の牛が感染することはなかったと主張している。

時事ドットコム(2012/12/17-17:28)

口蹄疫拡大で県を損賠提訴 宮崎の農家
2012/12/18 1:49 日経

 宮崎県で2010年に家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)が拡大したのは、県が感染を疑われる牛の精密検査を怠り病気の発見が遅れたためだとして、被害に遭った同県川南町の肉牛農家、森木清美さん(64)が宮崎県に約150万円の損害賠償を求める訴訟を17日、宮崎地裁に起こした。

 訴状によると、県が牛の口蹄疫発症を確認する前の10年2~4月、感染を疑う通報が複数あったが、県の家畜防疫員は口蹄疫ではないと判断。感染の有無を確定する検査をすぐには専門機関に依頼しなかった。森木さんが飼育していた肉用牛は4月に1頭が感染し、計76頭の殺処分を強いられた。

 森木さんは「感染拡大の原因をうやむやにしてはならない。追及すべきは追及したい」と話した。

 県畜産・口蹄疫復興対策局の永山英也局長は「訴状を見ておらず、コメントできない。県の対応は当時の口蹄疫の知見に基づいていた」と話している。〔共同〕

「口蹄疫で精神的苦痛」畜産農家が宮崎県提訴

 口蹄疫を確認する遺伝子検査を怠ったため、飼育していた牛に感染が広がり、殺処分で精神的苦痛を受けたとして、川南町の畜産農家、森木清美さん(64)が17日、県を相手取り150万円の慰謝料を求めて宮崎地裁に提訴した。

 訴状によると、県は1例目の口蹄疫感染牛が判明する2010年4月20日まで、計4頭の牛について獣医師らから口蹄疫の疑いがあるとして通報を受けたのに、遺伝子検査を行わず感染拡大を見逃し、森木さんの牛76頭が殺処分されたなどとしている。

 森木さんの代理人弁護士は「県の怠慢と過失、意図的な検査の遅れが29万頭の牛や豚の殺処分を引き起こした。きちんと検証されていないので、裁判で明らかにしたい」と話している。

 県畜産・口蹄疫復興対策局の永山英也局長は「当時の知見に基づいて適切に対応した」としている。

(2012年12月18日  読売新聞)

口蹄疫拡大「県に責任」川南の農家提訴

宮崎日日新聞 2012年12月18日付転載

 口蹄疫が発生した際、県の発見遅れが感染拡大を招いたとして、川南町の口蹄疫被害農家が17日、県を相手取り150万円の損害賠償を求める訴訟を宮崎地裁に起こした。

 提訴後に県庁で会見した農家や弁護士らは、発見の遅れについて国や県の検証委員会はあいまいなままにしているとして、「このままうやむやにはできない。誰かが(提訴を)せざるをえない」と述べた。

 訴状によると、県は口蹄疫感染疑い1例目認前の2010年2月以降、高鍋、都農町の農場を訪れた複数の獣医師から感染疑いの通報を受けていたにもかかわらず、いずれも感染を否定。PCR検査を行う動物衛生研究所(東京都)に検体を送付しなかったとしている。

 県の畜産・口蹄疫復興対策局の永山英也局長は、「訴状を見ておらず、コメントできない。県の対応は、当時の口蹄疫の知見に基づいていた」と話している。

※メモ・独り言

・2010年2月以降、高鍋、都農町の農場を訪れた複数の獣医師から感染疑いの通報を受けていた(宮日)
 「複数の獣医師から感染互いの通報」・・・これは初めて出る情報。
 「2010年2月に高鍋の農場(安愚楽牧場横)での通報」は過去に記事がある。

・読売新聞のタイトル「口蹄疫で精神的苦痛」
 これには、ちょっと・・・???

全部の記事を読めばわかるが、今回の訴えの根底にあるのは
 「国や県の検証に対する不信、不満」
 
感染源が特定されないまま、感染がどの様に広がったのかが明らかにされていない、そんな疫学調査に不信感を覚える人は多いと思う。
 裁判を起こすことで、そこら辺りが再度検証されるなら・・・とは思うが、ある人が言った「今回の口蹄疫で、県は誰も責任をとっていない」という言葉を思い出すと、元知事らへの提訴も含め「果たして誰かが責任をとる必要があるのだろうか?」という疑問に突き当たる。
人為的な事故なら分かるのだが、こういった家畜伝染病にも個人の責任といった問題が生じるとなると、どうしてもBSEの時の女性獣医師の、鳥フルの時の農家夫婦の自殺を思い出してしまうのだ。

ようやく昨年の家伝法改正で通報遅れの農家に対する処置が決まった。通報遅れ・隠蔽は感染拡大を引き起こす大きな原因の一つだろうし、宮崎での口蹄疫でも安愚楽牧場や養豚の林田商事が通報遅れで県から指導を受けている。
今回は指導だけで済んだが、次からは補償が受けられないなどの罰則が与えられるわけだ。こういった企業・個人が罰則を受けるのは理解できるのだけれど・・・。

本当の初発はどこか、どこからウイルスが入ってきたのか、
決して個人に責任を押し付けるのではない、きちんとした感染源の特定が行われるのが理想なんだろうけど、宮崎の口蹄疫では全てがうやむやなままなのは確か。
果たして、今回の提訴により再度検証が行われるのか・・・。
真実を知るためとはいえ、県を訴えることが一番良い方法なのか・・・。
なんかね、正直よくわからんのです。

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