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2012/12/30

口蹄疫・再生、復興シンポジウム(H24年12月19日)

※遅くなったが、何とか年内に記録しておかねば。

畜産効率化へ産官学連携を 知事や農家らシンポ

宮崎日日新聞 2012年12月20日付転載

 口蹄疫被害からの再生に向け、本県畜産発展の道筋を探る「口蹄疫再生・復興シンポジウム~畜産の発展可能性について多面的に考える!~」(県、県口蹄疫復興財団主催)は19日、宮崎市の市民プラザ・オルブライトホールであった。約300人が出席、講演やパネルディスカッションを通じて畜産業界を取り巻く現状や課題を共有した。

 居酒屋「塚田農場」などの飲食店を全国展開するエー・ピーカンパニーの米山久社長が基調講演。米山社長は、生産者と客の距離を近づけるために「単純な商品開発ではうまくいかない。皿の上に乗るまでのストーリー、生産者の思いやこだわりが込められた商品を消費者は求めている」と強調した。

 続いて、米山社長に河野知事やJA宮崎経済連の羽田正治会長らを加えたパネルディスカッション。
羽田会長は「県内の養鶏・豚では、合わせて年180万トンの飼料を使う。部品を買ってきて組み立てる構造なのが宮崎の畜産」として、「この状態からの脱皮がいずれ必要。効率化には産官学の連携がますます求められる」と指摘した。

 県内での宮崎牛の消費量が少ないことに注目したのは、10月の全国和牛能力共進会で第4区優等主席を獲得した畜産農家、黒木松吾さん=串間市西方。
「松阪、肥後牛などは生産地での消費量が大きい。県民が安く手に入るような仕組みつくりはできないだろうか」と投げ掛けた。

 知事は「日本一のタイトルを最大限に生かして積極的に売り込んでいきたい。また、専門家の意見を取り入れてブランド化も図っていきたい」と総括した。

畜産発展考えるシンポジウム

おととしの口てい疫からの被害を受けて、今後の宮崎県の畜産の発展について考えるシンポジウムが宮崎市で開かれました。

このシンポジウムはおととしの口てい疫で大きな被害を受けた宮崎県の畜産の復興や新たな事業展開の可能性について考えようと県が開いたもので、宮崎市の会場には行政の担当者や畜産農家などおよそ300人が集まりました。

はじめに県産の食材を活用して外食チェーン店を全国で展開する会社の社長が講演し、農家と提携することで流通コストを減らして宮崎産の地鶏を県外でも安い価格で提供した事例を紹介して、提供方法を工夫することで、地方に埋もれている食材をアピールできると話しました。

続いて農家や畜産経営の専門家、それに宮崎県の河野知事などさまざまな立場の人が参加してシンポジウムが行われました。

この中では
▽現在、県外で大半が行われている家畜の飼料の生産や食肉処理を県内で行う事で県内で利益が得られる体制を作ることや、
▽家畜の発情の兆候や病気の発生状況を細やかに把握し、生産性を高めることが不可欠だ
という意見が出され、行政と大学、それに産業が一体となって今後も取り組むことを確認しました。

12月19日 19時37分 NHK

口蹄疫再生・復興シンポジウム

12月19日 17時55分 MRT

 口蹄疫からの復興をテーマにしたシンポジウムが19日、宮崎市で開かれました。

河野知事らによるパネルディスカッションも開かれ畜産王国宮崎の再生に向けて意見交換しました。

 このシンポジウムは、口蹄疫からの復興の機運を高めようと、県などが開いたもので、畜産農家をはじめ、約300人が参加。

パネルディスカッションでは、河野知事やJA宮崎経済連の羽田正治会長らが、将来を見据えた新しい畜産のあり方について意見交換しました。

この中で、河野知事は、全国和牛能力共進会での宮崎牛の連覇を復興の大きな第一歩としたうえで課題となっている販路拡大について、次のように述べました。

(河野知事)「日本一の和牛なんだということをしっかりPRしていきたいと思っておりますし、やはりアジアですね、そういった新たな所、富裕層をターゲットにしながら取り組みを進めていきたい」

 参加者たちはパネラーの話に熱心に耳を傾け、畜産王国宮崎の再生への思いを新たにしていました。

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