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2012/09/28

口蹄疫・家畜伝染病の国際シンポジウム 宮崎で開催

口蹄疫教訓生かそう 国際シンポ 防疫戦略在り方探る

宮崎日日新聞 2012年9月28日付転載

 宮崎大産業動物防疫リサーチセンター(村上昇センター長)は27日、家畜伝染病に関する国際シンポジウム「国境なき家畜伝染病防疫対策の取り組み――口蹄疫、豚繁殖・呼吸障害症候群(PRRS)の防疫・清浄化――」を宮崎市の宮崎観光ホテルで開いた。

 国内外の研究者ら約100人が出席。各国の発生状況、対策などに関する事例発表があり、国際的な防疫戦略の在り方を探った。

 本県で2年前に発生した口蹄疫で甚大な被害を受けた教訓を生かし、有効な防疫対策を世界の人たちと考えようと企画した。

 動物衛生研究所(動衛研、茨城県つくば市)の高木道浩さんはアジア諸国で発生しているPRRSについて発表。豚に繁殖障害や呼吸障害が出る病気で、豚生産国で最も経済的損失が大きい疾病の一つ。日本でも年間約280億円の被害が出ている。高木さんは「高致死率を示す高病原性PRRSが中国や東南アジアで拡大しており、越境性伝染病として注意が必要だ」と訴えた。

 県畜産課家畜防疫対策室の黒木昭浩主幹は、本県で発生した口蹄疫が終息するまでの経過や、ウイルス侵入防止のため空港などで強化されている水際対策などを報告した。

 海外からは、大学教授やJICA国際プログラムに参加している研究者らが登場。カンボジア国立獣医学研究所のブッダ・チヒム博士は「カンボジアが防疫の盛んなベトナムへの輸送通過点となっており、病原体感染のリスクを常に抱えている。すでに多くの感染症が流行しているため、拡散を防ぐことは困難」とした上で「リスク管理のための法案整備が必要だ。動物衛生への金銭的支援も不足している」と発表した。

 元米国農務省研究員のテランス・ウィルソンさんは、英国や台湾で起きた口蹄疫で、軍隊がウイルス撲滅に大きな役割を果たしたことを例に挙げ、「拡大防止には訓練された人材が不可欠。そして、常に想定外の事態が起こることを肝に銘じなければいけない」と総括した。

口てい疫の国際シンポジウム

世界各国から家畜伝染病の研究者などが集まって、各国の口てい疫の現状や防疫に関する研究を報告する国際シンポジウムが27日、宮崎市で開かれました。

このシンポジウムは、おととし宮崎県で発生した口てい疫で大きな被害が出たことを受けて、世界各国が連携して防疫に取り組もうと、宮崎大学などが開き、各国の政府関係者や家畜伝染病の研究者などおよそ70人が出席しました。

はじめに宮崎大学のすが沼龍夫学長が「シンポジウムを通して世界的な広がりをみせる家畜伝染病に対して各国の協力関係を確立し、世界レベルでの防疫の取り組みに貢献できることを望みます」と英語であいさつしました。

そのあとイギリスの動物衛生研究所の室長が、口てい疫がアジアやアフリカを中心に世界中で発生している現状を説明し、感染拡大の要因として家畜と野生動物の接触や、伝染病に対する知識不足などを指摘しました。

その上で、イギリスで2001年と2007年に発生した口てい疫のデータなどをもとに、効果の高いワクチンの研究などを行っていることを報告しました。
また、ベトナムのハノイ農業大学の教授が、口てい疫が毎年のように各地で発生していることから、それぞれの地域からウイルスを採取し種類の違いを研究することで、防疫に生かそうとしている取り組みを発表しました。

09月28日 10時03分 NHK


家畜伝染病の国際シンポジウム

9月27日 18時02分 MRT

 口蹄疫など家畜伝染病についての国際シンポジウムが宮崎市で開かれました。

 これは、おととし宮崎県で発生した口蹄疫の教訓を生かそうと、宮崎大学が開いたもので国内外の研究者ら約70人が参加しました。シンポジウムでは、世界各国の専門家が口蹄疫の発生状況や対策などを発表しました。

(宮崎大学・菅沼龍夫学長)「日本からも研究者が向こう(海外)に行き、手助けをし協力関係を作り上げられれば良いと思う」

 世界では口蹄疫の発生が続いているだけに、参加者たちは熱心に聞き入っていました。


国境を越えて連携・口蹄疫国際シンポジウム

2012年09月27日 UMK

口蹄疫は、今もアジアを中心に世界的に発生しています。

家畜伝染病の防疫で連携を強めようと国際シンポジウムが宮崎市で開かれました。

このシンポジウムは、宮崎大学産業動物防疫リサーチセンターが開き、アメリカやイギリス、ベトナム、タイなどから家畜伝染病の専門家が集まりました。

シンポジウムでは、今もアジアを中心に口蹄疫が発生していること、感染拡大防止には、口蹄疫の早期発見と初動の防疫対策が重要なこと、口蹄疫にもいろいろな型のウイルスがあり、複数のウイルスに効くワクチンの開発をすすめていることなど最新の研究成果が発表されました。

また、シンポジウムでは、致死率が高い「PRRS」と呼ばれる豚の感染症もアジアで感染が拡大していて警戒が必要との報告があり、国際的な連携も求められていました。


※宮崎では下の記事の様な研修のほか、現在、アジア各国から1ヶ月に渡り人員を受け入れ口蹄疫対策の研修を行っている。


県外の大学教員参加し獣医学研修

9月25日 18時10分 MRT

 口蹄疫の経験などを伝えます。宮崎大学は、県外の大学で獣医学に取り組む若手教員を対象にした研修会をいま開いていて、25日は実際に牛を使った臨床研修が行われました。

 この研修は、宮崎大学が口蹄疫の経験を踏まえ、牛や豚など産業動物の獣医師確保につなげようと初めて開いているもので、神奈川や鹿児島から獣医師の資格を持つ大学教員3人が参加しています。2日目の25日は、臨床研修が行われ、参加者は産まれてくる牛の性別の見分け方などを超音波装置を使いながら学びました。

(参加した教員)「臨床の経験がないので外科だったり内科だったり、ここに来て習得して、それで大学に帰って学生の教育に生かせればと思って来ました」「(今回の経験を)大学に持って帰って、それを学生に教えると、そうして産業動物に進む学生が増えればいいかなと思います」

 この研修は28日まで行われ、26日からは口蹄疫の防疫業務を疑似体験する研修などが予定されています。

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