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2012年7月

2012/07/31

口蹄疫・埋却地の今後は?(2012年7月)

口蹄疫の非常事態宣言解除から丸2年。
殺処分された家畜が埋却された土地は3年の発掘禁止期間を経て、来年春には再度、農地として使えるようになる。宮日新聞では、それに伴う問題点などを記事にしている。


埋却地の利用 来春以降解禁
  「再び農地で」9割 所有者意向 多額の整備費重荷

宮崎日日新聞 2012年7月27日

 2010年口蹄疫の感染拡大に伴う非常事態宣言と移動・搬出制限区域が県内全域で解除されてから、27日で丸2年を迎える。復興の歩みを進める児湯・西都など被害地域で浮上しているのが家畜29万7808頭が埋められた埋却地(計97.5ヘクタール)の再利用問題だ。

 所有者の大部分が発掘禁止期間が終わる来年春以降、農地として活用することを希望するが、使えるようにするには多額の経費が掛かるとみられ、容易にはいきそうにない。

 県畜産課によると、埋却地は12市町の268カ所、97.5㌶にのぼる。家畜伝染病予防法で、再発防止のため3年間の発掘禁止期間が設けられており、最も早く解禁する土地で来年4月20日になる。

 地下水への影響は、川南、高鍋、都農町の計4カ所で湧き水や井戸に軽微な異臭や色の変化が確認されたにとどまり、健康被害に至るような異変はない。

 大部分がかんがい施設などの基盤整備がなされた優良農地ということもあり、1月に県が所有者に対して行った意向調査では9割が「農地として再利用したい」と答えた。

 川南町平田の養殖農家、江藤宗武さん(38)は牧草畑の一部10アールに埋却した。発掘禁止が解ける来年5月以降は牧草地に戻したい考えだが、埋却作業に伴って表面に石が露出。牛の分解が進み、陥没も目立つ。
 江藤さんは「行政に土地を元に戻してもらわなくては、耕運機も入れられない」とこぼす。

 町内には埋却地約160カ所、34ヘクタールが点在。
町農林水産課の押川義光課長は再整備費用について「石がどれだけあるかで大きく変わる。県も交えて精査しているが、十数億円になるのではないか」とみる。

 25カ所12.3ヘクタールを抱える都農町産業振興課の荒川秀樹課長も「大量の消石灰が作物に及ぼす影響も懸念され、土質調査も必要だ」と気をもむ。

 県地域農業推進課によると、耕作放棄地の場合、再整備費用は、草刈り、整地程度なら10アール当たり5万円、大規模な土の入れ替えや重機による岩の撤去などが必要なら10アール当たり100万円を超えるケースもある。

 県は12日、再整備予算を来年度の概算要求で確保するよう農林水産省に要望した。同省動物衛生課は「優良農地として維持する重要性は理解しているが、現段階では検討していくとしか言えない」としており、県の要望が反映されるかどうかは不透明だ。

 一方、家族同様に接してきた家畜を葬った「墓地」に手を入れることをためらう農家も。川南町平田の和牛繁殖農家、甲斐栄さん(53)は「手塩にかけた牛が眠る場所での農作業は気が重い。しばらくはそのままにしておきたい」と話す。

※メモ・独り言

・埋却地・・・12市町で268カ所 97.5ヘクタール
       大部分が優良農地

・湧き水、井戸での異臭や色の変化は4カ所のみ(軽微なもの)

・埋却の際に深く掘り下げねばならなかったため、地中にあった礫や石などが地表に出ている状況。また、家畜の分解が進み土地が陥没。

・埋却地の整備事業予算を求めているが、農水省は「検討していくとしか言えない」


復興は進んでいるように見えるが、まだまだ課題は多いということか。
優良農地が多いだけに、このまま耕作放棄地にしてしまうのはもったいない。
しかし「墓地」として残しておきたいという気持ちもわかる・・・。

埋却地周辺での湧き水、井戸水などへの影響が殆ど無かった様でなにより。
当初は掘ると水が出たりで水質への影響など心配されたが、きちんとした丁寧な埋却作業が行われた結果だと思う。
あらためて作業に当たられた関係者に感謝。

2012/07/29

牛肉と舞茸のおろしポン酢

さて今月も29日(肉の日)がやってまいりました。

作ったのは牛肉と舞茸のおろしポン酢(命名、適当です)

焼きしゃぶの予定だったのですが・・・・
暑くて焼肉用のロースターをテーブルに載せたくなかったし・・・(@Д@;
短時間で出来るものをと思い作りました。

大根おろしでさっぱりと食べられましたよ。

ぜひお試しを。

Photo

☆材料:大体4人分

・牛肉(肩ロース薄切り)・・・・400g

・舞茸・・・・・・2パック

・大根・・・・・・2分の1本

・かいわれ・・・・1パック

・ポン酢・・・・・適宜

☆作り方

①肩ロースは食べやすい大きさに切っておく

②大根はおろして水気を切っておく

③かいわれは適当な大きさに切り、舞茸は適当な大きさにほぐしておく

④フライパンに油少々を入れ牛肉を炒める

⑤牛肉に火が通ったら皿に取り出し、続いて舞茸を炒める

⑥皿に盛り付け、ポン酢をぶっかけて出来上がり

ヘルシーに食べたい方は、牛肉を煮立つか煮立たない位のお湯で湯通しして作って下さい。(グラグラ煮立ったお湯は使わないでね~)

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2012/07/28

口蹄疫・非常事態宣言解除から2年 若手経営者と意見交換会

口蹄疫 非常事態宣言解除2年

口てい疫の非常事態宣言の解除から27日で2年になるのに合わせて畜産業の若手経営者と河野知事が復興について話し合う意見交換会が開かれました。

おととしの口てい疫では、県内でおよそ30万頭の家畜が処分され畜産関連をはじめ、観光を含む県の産業全体が大きな打撃を受けました。

27日は非常事態宣言の解除から2年になるのに合わせて、復興について河野知事と話し合う意見交換会が県庁で開かれ、20代から40代の畜産業の経営者12人が出席しました。

この中で経営者からは、「地域によって農場の防疫に対する意識が薄れているところがあり、再度徹底することが必要だ」といった意見や、「処分した家畜を埋めた土地を再利用できるよう検討を進めて欲しい」といった要望などが出されました。

木城町の経営者の男性は、「2年たった今も口てい疫は終わっていない。今後もこういう機会を設けて、農家の意見を聞いて欲しい」と話していました。

河野知事は、「若手の経営者から畜産の新生に向けた前向きな意見が聞かれ大変心強く感じた。非常事態宣言の解除から2年たつが、30万頭もの家畜を処分した悲惨な経験を忘れることなく、今後も復興に向けて県民全体で取り組んでいきたい」と話していました。

07月27日 18時10分 NHK


口蹄疫の非常事態宣言解除から2年

7月27日 18時05分 MRT

 口蹄疫による非常事態宣言の解除から27日で2年です。これにあわせ、県庁では、若手の畜産農家と知事がこれからの宮崎の畜産について意見を交わしました。

 意見交換会には、河野知事をはじめ県内の若手畜産農家など約20人が出席。「家畜の防疫」「畜産の新生」それに「消費拡大」の3つをテーマで意見を交わしました。畜産農家からは「農家によって防疫意識に差があり周知徹底が必要」とする意見が相次いだほか消費拡大に向けたアイデアなどが出されました。

(若手畜産農家)「農家の(防疫意識も)減っていってますし、もっとこういう機会を多くして危機感を持った農業をしていかないといけない」

(河野知事)「大変、前向きにこれからの本県の畜産を担うという気概みたいなものが感じられて心強く思った」

 また、県は27日、口蹄疫が発生した場合、防疫対策に協力する協定を、日本飼料工業会九州支部など3団体と結びました。これで、県が防疫協定を結んだのはあわせて32団体となります。


家畜防疫の徹底!若手農業経営者と意見交換

2012年07月27日 UMK

口蹄疫の非常事態宣言解除からきょうで2年が経ちました。

若手農家の意見を口蹄疫からの復興に向け活かしていこうと意見交換会が開かれました。

意見交換会には、県内の若手畜産農家12人や河野知事、それに、農業団体などが参加し、畜産の再生に向けた取り組みなどについて意見が交わされました。

このうち、口蹄疫の再発防止を図る防疫について「農家や地域によって意識に差がある」という意見が出されました。
これに対し出席者からは「防疫を徹底するかどうかは農家側の意識の持ち方だと思う。
農家どうしの直接的な話し合いがあれば、もっと意識が高まるのでは」といった意見も出ました。

河野知事も「口蹄疫の被害に遭ったかどうかではなく、口蹄疫は二度と発生させないという家畜防疫を宮崎モデルとしてやっていきたい」と述べました。

口蹄疫終息から、この夏で2年。
県では、改めて、防疫の徹底を呼びかけています。

一方、口蹄疫の再発防止を図ろうと協定が結ばれました。
県と協定を結んだのは、家畜の飼料製造などを手がける企業や組合などで、牧元副知事から、協定書が手渡されました。

協定には、口蹄疫などの家畜伝染病の予防に取り組むほか万一の発生時に備えてまん延を防止するために飼料を配送する業者へ消毒の徹底を指示することなどが盛り込まれています。

県では、これまで、32の団体と協定を結び、家畜伝染病の発生予防に努める考えです。


口蹄疫、制限区域解除2年で意見交換

2012年07月28日 asahi.com

 2010年の口蹄疫(こう・てい・えき)で、感染拡大を防ぐために設定された家畜などの移動制限区域が県全域で解除され、非常事態宣言も解除された日から27日で2年になった。県は再発を防ぎ、今後の県産畜産物の消費拡大などを話し合うため、県内の若手生産者らを県庁に招き意見交換をした。8月27日は終息宣言から2年になる。

 この日の意見交換には県内各地のJAに所属する若手経営者ら約20人が参加。冒頭で河野俊嗣知事は「2年前の今日、非常事態宣言が解除され、全ての制限区域が解除された、忘れてはならない日。様々な意見を頂いて宮崎の新しい畜産を目指していきたい」とあいさつした。

 参加者からの発言で多かったのは、生産コストの低減について。輸入飼料価格が上昇傾向のため、飼料を自給する必要があり、搾りきった果実などを飼料として利用する取り組みの紹介もあった。河野知事は「畜産業を守り育てる取り組みが必要」と応じた。

 今後の畜産物の消費拡大について、参加者は「焼き肉やステーキにする牛肉は赤身が人気。宮崎牛のようなサシの入った肉はすき焼きやしゃぶしゃぶに向いている」と話し、消費者に食べやすい料理法の提供などを提案した。参加者や知事は県内産の牛肉と豚肉の試食をして消費拡大のPRもした。

 参加したJA児湯の分林裕之さん(38)は「知事と直接話せる機会はありがたい。牛の健康状態を保つためにも防疫が当たり前という取り組みを続けていくことが大切」と話した。

 また、県はこの日、協同組合日本飼料工業会九州支部など2団体と新たに防疫に関する協定を結んだ。すでに大学やホテル、空港などと防疫などの協定を結んでおり、今回の2団体を加えて計32団体となった。
(張守男)


口蹄疫非常事態宣言解除2年 農家と県、意見交換

 約30万頭の牛や豚が殺処分された口蹄疫の非常事態宣言解除から、27日でまる2年を迎えた。県庁では若手畜産農家と河野知事ら県幹部との意見交換会が開かれ、農家側から「家畜防疫に対する意識が低下している」などと時間の経過による危機感の薄れを懸念する声が相次いだ。(内田遼)

 意見交換会には県内各地の若手農家12人と河野知事、牧元幸司副知事ら県幹部らが参加。農家からは「鹿児島の道路では消毒の石灰で白くなっている光景をよく見るが、宮崎では見られなくなった」「大きな被害が出た児湯地区と、それ以外の地区では危機意識に温度差がある」「行政による農家の巡回が不十分。防疫面で行政が連携する体制を作ってほしい」などの意見が出た。

 岡村巌・農政水産部長は「農家や家畜人工授精師、削蹄師(さくていし)などが連携して、声を掛け合う体制づくりが重要で、県も取り組んでいるところ」などと応じていた。

 出席した木城町の肥育牛農家、分林(ぶんりん)裕之さん(37)は「他の農家に『もっと消毒を』とは言いにくい。意見交換の場で伝えられたことは良かった」と話していた。また、都城市で肥育牛を育てる松山龍二さん(36)は「行政が音頭を取って、防疫に向けた取り組みを働きかけても良いと思う」と注文していた。

 河野知事はこの日、「2年前のあの経験や悲しみ、苦しみを忘れないでほしい」などとするメッセージを発表。そのうえで「空港に防疫マットを複数置いているケースは他県にはない。こうした動きが広がるよう国に提唱していきたい」と述べた。

 また、防疫意識の低下が心配されていることについて「危機感を持っている農家の方がいることに心強さを感じた。宮崎独自の防疫体制を築いていく努力をしていきたい」と答えた。

(2012年7月28日 読売新聞)


口蹄疫:非常事態解除から2年 若手経営者と知事、再生と復興へ意見交換 /宮崎

毎日新聞 2012年07月28日 地方版

 口蹄疫による非常事態宣言と移動・搬出制限の全面解除から丸2年を迎えた27日、畜産の再生と復興を担う20〜40代の若手経営者12人が県庁に集まり、防疫の現状と畜産の新生などについて河野俊嗣知事らと意見交換した。

 防疫では地域間の意識差の問題が浮かんだ。小林市の委託で同市や高原町の消毒作業員もしている酪農家、大山雅行さん(32)は「8割以上の農家で消毒用の石灰をまいていなかったり、踏み込み消毒槽が空だったりする」などと指摘。県側は民間の獣医師による指導や、日常的に農場に出入りする飼料配送業者らの協力も得て対応する考えを示した。被害の経験から消毒が徹底されている児湯地域の代表は「消毒を徹底しないとまた必ず起き、拡大するのは確実。児湯の農家が指導してもいい」と提案した。

 また、農家が生産から販売まで手がける6次産業化などによる畜産新生については「どれくらい出資コストがかかるか県に調査して対応してほしい」「欧州のように畜産加工品特区をつくるべきだ」などの意見が出た。

 2年前に、川南町で飼育していた約5500頭の豚を殺処分させられた養豚一貫経営会社社長、遠藤太郎さん(35)は「『もう2年』と複雑な思いがある。生産者が統一して高い防疫意識を持つのが理想だ」と話していた。

 河野知事はその後の記者会見で「大切なのは2年前を忘れず、再生復興に向け前に向くこと」と述べ、全国モデルとなる防疫体制の確立や再生・復興に向けた地産地消を呼びかけた。【門田陽介、百武信幸】


防疫や支援策探る 知事と若手農家意見交換

宮日 2012年7月28日付

 県内の若手農家でつくる県農協青年組織協議会(落合博美委員長)と県の意見交換会は27日、県庁講堂であった。
口蹄疫の非常事態宣言解除から2年となるのを機に開催。「防疫」「畜産新生」「消費拡大」の三つのテーマで意見を交わした。
 また、県は同日、県配合飼料価格安定基金協会など3団体と口蹄疫の防疫対策に関する協定を結んだ。

 意見交換会には県内全域から20~40代の若手畜産農家12人が出席。地域での防疫について小林市の酪農家大山雅行さん(32)は「市の委託を受けて農場の消毒に回ったが、消毒槽が乾いていたり、立ち入り記録簿がなかったりする農場が目立つ」と指摘。発生地域と未発生地域での農場消毒のレベルや意識の平準化を求める意見が相次いだ。

 また、県が進める「畜産新生」については、食品残さを利用したエコフィードや飼料用米の活用などを議論。「飼料用米を使いたいが、量が多いと貯蔵のコストがかなりの負担になるので支援策を検討してほしい」といった意見や「6次産業化の推進のため畜産物の加工特区を申請してはどうか」などの提案もあった。

 終了後、河野知事は「非常事態の解除で日常が戻って2年がたったことは感慨深い。若手農家の前向きな声を聞けて心強く感じた。もらったアイデアは今後の復興策に生かせないか検討したい」と話していた。

2012/07/27

平成24年7月期 西諸県郡市子牛せり

7月22日~24日の三日間 西諸地区子牛セリ市が開催されました。

結果は

雌 740頭 平均 333,525 
去 854頭 平均 426,142 
トータル 1,594頭 平均 383,145 
前回比 6,444安 前年同月比 16,250安

http://twilog.org/k_ichiba より

前回、24年6月せりとの比較で雌は7000円程度の下げ

去勢は400円程度下げ(ほぼ横ばい)になってます。

初日(22日)の午後に小林地域は 激しい大雨と雷に

見舞われました。市場も落雷で、セリ入札機・体高計・

電話回線が故障したそうです。 まったく 今年の雨は・・・・・

「牛肉が売れない」とお肉屋さんは言います。

豚も鶏も厳しい相場になってるようです。

枝肉相場が上がらない状況では この子牛相場も

仕方ないのですが、「景気が悪いから」という言葉で

済ませるのでなく 黒毛和種関係業界全体で 

何らかの大きな変革が必要な時期に来ている

かも知れない、 サシのみ重視の格付けおよび

その格付けによる流通はそろそろ消費者の動向から

乖離して来ているのではと思います。

 

種牛別結果。

種雄牛  頭数  雌平均 去勢平均

下は前回24年6月。   

          頭数   雌    去

秀菊安   451  309  410
             223  307  410
勝平正   282  338  432
              246  339  415
安重守   276  322  399
           243
  316  396
福之国   263  329  431
             291  336   432
美穂国   173  335  434
           230  364  429
忠富士    87  500  499
           120  447  501

西諸畜連HPよりhttp://www.nishimoro-chikuren.or.jp/

忠富士は別格ですが 勝平正 美穂国が健闘していますね。

一番頭数の多い秀菊安の値段が振るわないというのが

全体の相場を押し下げている要因になっていると思います。

個人的には秀菊安期待してるのですが。

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2012/07/24

口蹄疫・種牛農家が県提訴2(2012年7月)

民間種牛めぐる裁判で初弁論

7月23日 18時07分 MRT


 口蹄疫で殺処分された民間種牛の補償をめぐり、農家側が「評価額が不当だ」などと主張している裁判の第1回口頭弁論が開かれ県は全面的に争う姿勢をみせました。

 訴えているのは高鍋町の農家で、おととしの口蹄疫の際、殺処分された種牛6頭の評価額について、県が4000万円余りとしたのに対し、約8億円が妥当であり、県の評価額は不当だとして補助金交付の決定取り消しを求めています。

23日開かれた1回目の口頭弁論で、県は評価額は合理的で適正であるなどとして、請求の棄却を求める答弁書を提出しました。この農家は、県に対し評価額の差の一部3億5000万円の支払いを求める裁判も起こしています。


口蹄疫殺処分の補償巡り種牛農家が県を訴え
2012年07月23日 UMK

おととしの口蹄疫で、種牛を殺処分した民間の種牛農家が、補償金の評価額を巡って県を相手に訴えを起こしました。

県は、「合理的な評価だった」として全面的に争う姿勢を示しました。
訴えているのは、口蹄疫で種牛6頭を殺処分した高鍋町の民間の種牛農家です。

訴えによりますと、県は、6頭の評価額をあわせて4000万円余りと算定し、補助金として交付する決定をしましたが、農家側は約8億円が相当として、補助金交付の決定の取り消しを求めています。

きょう宮崎地裁で開かれた第一回口頭弁論で、県は、「客観的なデータを元に合理的な評価を行った」などとして、全面的に争う姿勢を示しました。

農家側は、県の評価額との差額のうち、3億5000万円の支払いを求める訴えを新たに起こしていて、10月に開かれる次回の公判から、併合審理される予定です。


種牛殺処分補償 県側が争う姿勢
2012年07月24日 朝日新聞 宮崎版

  口蹄疫(こう・てい・えき)が発生した際に、殺処分された民間の種牛の補助金の額が、不当に低いとして、高鍋町の畜産農家が県を相手に、補助金交付決定等の取り消しを求めた訴訟の第1回口頭弁論が23日、宮崎地裁(島岡大雄裁判長)であり、県側は争う姿勢を示した。

 訴状によると、原告は口蹄疫の影響により2010年7月、県の勧告を受けて、所有していた種牛6頭すべてを殺処分された。県は原告に対する損失の補助金を出すのにあたり、6頭に対して評価額が計約4千万円になると算出し、11年3月に原告に通達。

しかし、原告はこの評価額が実際は計約8億円になると主張し、県の評価額の取り消しを求めている。

 県側は答弁で、原告が評価額を知った日から、訴えを起こしたのが6カ月以上経っており、法律上、提訴自体が無効と主張。また、評価額についても「原告の主張する評価額は何ら客観的根拠がなく、(県は)最大限の評価をし、額は正当かつ適正」としている。

 原告代理人の後藤好成弁護士は「評価額の通知について、県は法律にのっとった適正な手続きを踏んでおらず、提訴が無効という主張は成り立たない」と話している。


県側争う姿勢 口蹄疫補償金訴訟第1回口頭弁論

宮日 2012年7月24日付転載

 口蹄疫で種牛を殺処分された高鍋町の男性農家が、牛の評価、保証金が不当に低いとして県を訴えた裁判の第1回口頭弁論は23日、宮崎地裁(島岡大雄裁判長)であった。県側は答弁書を出し、争う姿勢を示した。

 農家側の弁護士によると、県は2010年7月、口蹄疫の流行を防ぐため、農家が所有する種牛6頭を予防的に殺処分。県は、県が選出した評価人算出の評価額に基づき計約4031万円の補償を申し出たが、農家側は本来の種牛6頭の評価額は計約7億9308万円としている。

 同日は、県が算出した評価額の交付取り消しを求める訴訟の弁論があった。

 農家側は12日、県に対して3億5千万円の損失補填金を求める訴えも起こしており、「県家畜改良事業団の種牛に比べ、差別的な扱いを受けていた。本来なら、精液ストローの生産本数は事業団と同等」などとしている。

 弁論後、県畜産・口蹄疫復興対策局の永山英也局長は「(種牛の評価について)客観的なデータに基づき合理的な評価をした」と述べた。


※関連

口蹄疫・種牛農家が県提訴(2012年5月6日)
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2012/05/post-f5c8.html


※メモ・独り言

・「県家畜改良事業団の種牛に比べ、差別的な扱いを受けていた。本来なら、精液ストローの生産本数は事業団と同等」

う~ん・・・確かに「差別的な扱いを受けていた」という言い分は理解できる。が、「精液ストローの生産本数が事業団と同等」と言われると、それはどうなの?と感じてしまう。

もし今後、他県で口蹄疫が発生し民間の種牛が殺処分になった時に、今回の裁判の行方は大いに関係してくる事が想像されるだけに注目はしていきたいのだが、農家側の主張が現実と少々乖離しているという思いが拭いきれない。

2012/07/22

口蹄疫・西都の復興シンボル牛が出産

口蹄疫の際に、全国から多くの義援金が寄せられた。
(その節は、本当にありがとうございました)

それとは別に西都市では、地元の園芸農家らが西都市産の特産品を独自に販売し、売り上げを義援金として市に寄付をする活動を繰り広げた。

うろ覚えだが70万円程度が寄付されたのだったのではなかろうか。

市と地元畜産農家らの話し合いにより、寄付金で口蹄疫復興のシンボルとなる子牛を購入。
購入にあたっては、長く畜産畑で働いていた橋田市長が自ら子牛競り市で競り落とした経緯がある。

この牛は、口蹄疫で飼っていた牛を殺処分された農家に預けられていたのだが、このたび第1子を出産した。

牛の出産という目に見える形での復興を畜産農家のみならず地域の人みんなが喜び、母牛「ふつさ」と子牛を温かく見守っている。

来年は、ぜひメスが生まれることを期待したい。
その子からまた子牛が生まれ、シンボル牛の血が続いていくことは畜産農家の大きな励みになる。

口蹄疫復興シンボル牛初の出産 西都市、復興に弾み期待
宮日2012年07月18日

 口蹄疫からの復興シンボルにしようと、西都市が昨年7月に義援金で購入した繁殖用雌牛「ふつさ」が17日、初めて子牛(雄)を出産した。

 多くの善意が詰まった義援金で生まれた新たな命に、関係者の喜びもひとしお。子牛は、母牛から体をなめられ、元気に乳を飲んでいる。

 ふつさは、同市童子丸の畜産農家、浜砂朋宏さん(33)方で飼育されており、同日午前10時5分ごろ、出産した。

 多くの善意が詰まった義援金で生まれた新たな命に、関係者の喜びもひとしお。子牛は、母牛から体をなめられ、元気に乳を飲んでいる。

 ふつさは、同市童子丸の畜産農家、浜砂朋宏さん(33)方で飼育されており、同日午前10時5分ごろ、出産した。

 出産予定が12日だったため1週間前から夜も2時間おきに畜舎に足を運んでいた浜砂さんは、「預かっている牛なので責任を感じていたが、安心した。病気をさせず、大きくしたい」とほっとした表情。

 出張中で出産に立ち会えなかった橋田和美市長は「口蹄疫復興に弾みがつくと期待している」とコメントした。

 子牛は、市やJA西都でつくるシンボル牛運営会議で名前を決め、来年3月または5月に児湯地域家畜市場で開催される競りに出荷する予定。

20120718sinboru

※子牛の名前は「第1西都」に決まったらしい。

(写真は宮日のサイトhttp://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=47225&catid=3&blogid=2からお借りしました)

口蹄疫:復興牛が出産、名前は「第1西都」 義援金で購入雌牛「ふつさ」 /宮崎
毎日新聞 2012年07月19日 地方版

 西都市が口蹄疫(こうていえき)からの復興の願いを込めて義援金で購入した雌牛「ふつさ」が17日、初めて出産した。生まれたのは雄で、誕生から30分ほどで立ち上がり、元気よく動き回っている。市からふつさを預かり育ててきた繁殖農家の浜砂朋宏さん(33)は「ふつさにはシンボル牛として2頭、3頭と子を産んでほしい。これが始まりです」と喜んでいる。

 ふつさが産気づいたのは17日午前9時前。駆けつけた市職員と浜砂さんら3人が手伝い、午前10時5分に無事出産した。子牛は立ち上がってしばらくしておっぱいを飲み始め、おなかがいっぱいになると、ふつさの胸の下で眠った。目覚めた後は、小さな柵を跳び越えようとするなど活発に動き、ふつさはいとおしそうに子牛の体をなめた。

 シンボル牛は昨年7月、「子をたくさん産んで、次世代につなげてほしい」と橋田和実市長が自ら競りに参加し、地元農家からの寄付金で購入。口蹄疫被害で35頭が殺処分され、再起を図る若手農家の浜砂さんに育成を託した。

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2012/07/21

鹿児島黒牛ヒーローの名前決定!

6月に募集していた鹿児島黒牛ヒーローの名前が決まったようです。

応募総数 12561通だったそうです。すごい!


その名も ギュージンガー・ブラック

萌えキャラならぬ燃えキャラですね。

牛肉消費拡大を阻む敵(って、どんなんや)を倒して欲しいですヽ(´▽`)/

鹿児島黒牛ヒーローは「ギュージンガー・ブラック」
(2012 07/15 19:00) 南日本新聞

 「子どもたちに鹿児島黒牛を知ってもらい消費拡大につなげたい」と、鹿児島黒牛黒豚銘柄販売促進協議会(会長・北郷栄JA県経済連会長)が公募した黒牛ヒーローの名前が「ギュージンガー・ブラック」に決まった。15日、鹿児島市の県立鴨池陸上競技場であったサッカー九州リーグの試合のハーフタイムでお披露目された。
 国内外から20~40代の男性を中心に1万2561点の応募があり、県経済連職員らが5点を選出。生産者や食肉加工業者らの最終選考で、奈良市の緒方達彦さん(55)のネーミングに決定した。

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画像はhttp://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=41808からお借りしました。
しかし・・・スーツ着てると もうバッファローマンしか浮かんでこないわ。
( 私の中ではなぜかキン肉マンもスーツ姿なのだ( ^ω^ ) )

プレゼントは結局「サーロイン1頭分20㌔」だったようです

ついでにこんな動画も・・・・(ちょいと長すぎって気もしますが。)

いつの日か薩摩剣士隼人との共演を見たいものです( ̄▽ ̄)

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2012/07/18

牛玉ステーキ丼もどきを作ってみた

正確には 十勝清水牛玉ステーキ丼 

北海道の十勝清水のご当地グルメです。

キチンとしたルールがあります。

①正式名称は『十勝清水牛玉ステーキ丼』(愛称は牛玉丼)

②地元産の『十勝若牛』を使用すること

③使用する部位はロース

④ステーキの味付けは、協議会指定レシピに基づいた「味噌味」

⑤ステーキ肉は、サイコロ状にカット

⑥地元産の鶏卵を使用

その他、色々あるわけですが・・・・・

せっかく「十勝若牛」のロースが手に入ったのだからと作ってみた次第。

「レシピは秘密」だそうで、もちろん食べたこともないわけでして・・・

わかってるのは、お肉も卵もミソ味だという事ぐらい。

まぁ勝手に想像しながら作ったわけです。

取り敢えず、牛肉を西京味噌に漬けて・・・・と思ったのですが
何となくこれだけじゃご飯に乗っけるには物足りない気がして、
しょうゆとハチミツを足して一晩漬けてみました。

ステーキの下に敷くスクランブルエッグはフワフワ感を出すために
牛乳とミソを加えてみました。

よくわからないままに完成!!coldsweats01

ステーキ丼というと、しょうゆベースの味付けが多いわけですが、
ミソ味もなかなかのものでした。

Photo

私の作ったのは、あくまでも「もどき」

いつか現地で本物を食べてみたいものです。

十勝清水牛玉ステーキ丼の公式HP
http://tokachi432.com/

イメージキャラクターの牛玉丼ちゃんが、可愛くないところが可愛いのだ。

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・・・・って、「牛玉丼味噌だれ」ってのが発売されてるわ!!
これを使えば本物に近い味になるかも!

2012/07/16

牛内臓単価値下げ

先日もチラッと書きましたが、7月から牛の内臓単価が値下げされました。

そもそも牛を出荷した際の売上は次の3つを合わせたものです。

★枝肉代(枝肉重量×単価)

★内臓代(枝肉重量×単価、ただし上限がある)

★原皮代(市場によって異なる。神戸市場では1頭当たり去勢1100円、雌800円)

セリ市が開かれる市場に出荷した場合、この売り上げから

と場使用料、解体料、検査料、格付け手数料、けい留料、冷蔵庫保管料、冷蔵庫入出庫料、事故共済金が引かれたものが、実際の手取りとなります。

(他に出荷組合などに支払う手数料などもありますが、市場での必要経費は上のとおり)

地方の食肉処理場に出荷した場合の事はよく分かりませんが、日本食肉卸売協会の市場に出荷した時には、内臓は市場と取引のある内臓組合の業者が買い取ってくれます。

内臓は市場でセリにかけられることはありません。
業者が決まった単価で買い取ってくれるのです。

この単価が、レバーの生食禁止に伴い値下げになったわけです。

弊社が出荷している神戸市場では次のような変更がありました。

枝肉重量500kg未満・・・52円/kg(58円/kg)
枝肉重量500kg以上・・・26,000円/頭(29,000円/頭)
肝臓全廃棄・・・8,000円(10,000円)
肝臓1/2廃棄・・・4,000円(5,000円)

※平成24年7月2日と畜分より
※カッコ内は旧価格

元々、神戸市場の内臓価格は他の市場に比べて高い設定になっているのですが・・・
やっぱりこの値下げは、生産者にとってはキツイです。

東京市場ではもっと厳しいです。

キロあたり40円から30円へ値下げ。
日本食肉卸売協会に属さない食肉処理場でも、これに倣う価格設定になるようです。

牛内臓単価25%下げ 
  農家支払いで東京食肉市場 生レバー禁止響く

日本農業新聞 2012年7月10日付転載

 東京都中央卸売市場食肉市場の卸売会社・東京食肉市場は、肥育農家に支払う牛の内臓の単価を9日の販売分から25%引き下げた。

 牛のレバーを生食用として販売・提供するのを禁止したことで、レバーの需要が落ち込んだことを理由に挙げる。牛1頭当たりでは最大で5000円程度の下げとなる。

 牛の内臓に付いて肥育農家に支払われる額は、枝肉の重さで決まる。昨年7月からこれまでの単価は、枝肉1キロ当たり40円だった。ただ上限が1頭510キロ(支払額2万400円)と決まっている。

 今回の価格改定では1キロ30円になるため、支払額の上限は1万5300円で5100円下がる。代金は卸売会社が出荷者に支払う。

 内臓価格の引き下げについて、宮城県の交雑種の出荷者は「枝肉単価の落ち込みや飼料価格の高騰の中で厳しい」と指摘。しかし「消費の環境を考えればしかたがないところもある」と話している。

平均枝重量510キロ以上の牛を仮に年間100頭出荷していた場合、
(510キロ以上では、内臓価格は現行20400円円から15300円に値下げ)

5100円×100頭=510000円 の収入が無くなる計算。

51万円って、子牛が1頭買えますよweep

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2012/07/14

大雨で大変なことに・・・

九州地方、特に熊本・大分が大雨で大変なことになっています。

このブログは牛さんに特化してるつもりなんで、牛さんの事を書けば・・・

大分の農場で牛が流されたもようです。(;ω;)

去年の大雨では和歌山県の安愚楽牧場の牛が流されニュースになりました。

数日後に元気に闊歩している牛が見つかったこともありますし、今回も少しでも多くの牛さんが農場に戻ってくることを願ってやみません。

万が一、近隣の地域で漂流牛を見かけたら、地元の畜産課へご連絡ください。


そういえば・・・
去年は野尻町でも土砂災害があり牛舎が潰れた事故がありました。
日頃からお世話になってる方の牛舎でした。

弊社でも従業員総出で応援に駆けつけましたが、17頭の牛が犠牲になってしまいました。

潰れた牛舎の片付けを終え、自分の牛舎に帰ってみれば・・・・
ウチの牛舎も土砂に埋まっておりました。crying(幸い牛さんは無事でした)

みなさん、どうかお気を付け下さい。
そして、決して無理などなさいませんように。

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2012/07/12

口蹄疫・西都市で合同慰霊祭(H24年7月)

西都市で口蹄疫の合同慰霊祭 7月11日 17時02分 MRT

 口蹄疫で、2万頭の家畜が殺処分された西都市で、11日合同慰霊祭が開かれ、畜産農家たちが家畜のめい福を祈り再発防止などを誓いました。

(中木場記者)「口蹄疫で多くの家畜が殺処分された西都市。畜魂碑の建つこの場所で、これから慰霊祭が始まります」

 西都市での家畜の殺処分終了から、2年余りが経過したのに合わせて開かれた合同慰霊祭。口蹄疫の被害農家や関係者、約70人が参列しました。慰霊祭では、まず参列者全員で黙とうを捧げたあと、橋田和実市長が再発防止への強い決意を述べました。

(西都市・橋田和実市長)「犠牲となった家畜に陳謝と哀惜の念をこめて、しっかりと防疫、消毒を行って二度と口蹄疫が発生させないように、みんなで力を合わせてやっていかないといけない」

 そして参列者は、次々と畜魂碑に花を供え、犠牲となった家畜の、めい福を祈りました。

(参列した畜産農家)「牛に対してかわいそうなことをしたと思う。消毒は徹底してやらないといけないと思ってやっている」「二度と起こさないようにいろいろと気を配っている」

 口蹄疫からの、さらなる復興と再発防止に向けて、誓いを新たにした畜産農家たち。一方で家畜を処分された西都市の畜産農家201戸のうち、経営を再開したのは約6割にとどまっているということです。

口蹄疫から2年・西都市で慰霊祭 2012年07月11日 UMK

蹄疫の発生から、2年が過ぎました。

家畜の約6割が犠牲となった西都市で、合同慰霊祭が行なわれました。

慰霊祭には、畜産農家やJAなどから約70人が出席し、家畜の慰霊碑に玉串を捧げました。
西都市では、口蹄疫で、201戸の農家であわせて約2万頭の牛や豚が殺処分され、埋却されました。

あれから2年。
現在は、牛と豚をあわせ、約6割に当たる122戸の農家が再開しています。

依然として、日本の近隣諸国で口蹄疫が確認される中、参加者たちは、口蹄疫を2度と発生させないために思いを新たにしていました。

また、西都市では、口蹄疫からの復興を目指して、県の口蹄疫復興財団の事業を活用し、農産物直売所や加工施設など食の拠点施設を整備する計画です。

西都 口てい疫合同慰霊祭

口てい疫の影響で、およそ2万頭の家畜の処分を終えてから2年あまりたった西都市で、11日、農家らによる合同慰霊祭が行われました。

宮崎県ではおととし、口てい疫の影響で牛や豚などおよそ30万頭が処分され、このうち西都市でもおよそ2万頭あまりの家畜が処分されました。

西都市の畜産センターで行われた合同慰霊祭には、家畜を処分した農家や県や市の関係機関などあわせておよそ70人が出席しました。参加者たちは神事のあと、処分された家畜に黙とうを捧げ、センター内に作られた家畜の慰霊碑、畜魂碑に献花をしました。

このあと西都市の橋田和実市長が「2年前は見えない敵との、いつ終わるかわからない苦しい戦いでした。これからも消毒や防疫を徹底し2度と起こさないようにしたいです」とあいさつしました。

西都市では2年たった今も繁殖用の母牛の頭数は処分前の7割ほどまでしか回復していないということです。

参列した農家の男性は「2年たってやっと気持ちが落ち着いてきました。大変ですが、がんばって元の状態に戻したいです」と話していました。

07月12日 12時20分 NHK

※1日には川南町でも慰霊祭が行われた

殺処分の悲劇風化させぬ 口蹄疫2年川南町で慰霊祭

2012年7月2日 00:28 カテゴリー:九州 > 宮崎

 2010年の家畜伝染病・口蹄疫(こうていえき)で最大の被害を出した宮崎県川南町で1日、町主催の畜魂慰霊祭が営まれた。町内すべての牛と豚計約16万7千頭の命が消えた、あの日から2年。畜産農家たちが慰霊碑に花を供え、あらためて復興を誓った。

 同町には、感染した292農場のうち197農場が集中。必死の封じ込めも実らず結局、ワクチンを接種した家畜も合わせ全頭処分された。町内の処分完了が6月30日だったことから、毎年7月1日を「町再生のスタートの日」とした。

 式典には牧元幸司副知事ら約160人が参列。日高昭彦町長は「あの悲劇を二度と繰り返してはならないとのメッセージを川南から発信することが大切だ」と語った。

 JA尾鈴によると、町内の飼育再開率は8割を超えるとみられていたが、2年を経た現在も頭数で65%、農家戸数で53%と伸び悩んでいる。

 畜産農家代表であいさつした大山謙太郎さん(33)は「殺処分の悲劇を風化させてはならない。私たち若手が引っ張って新たな畜産地帯をつくりたい」と決意を述べた。

=2012/07/02付 西日本新聞朝刊=

2012/07/11

宮崎牛の定義も変わるらしい

先日「米沢牛の定義が変わるらしい」を書きましたが、宮崎牛の定義も変わるらしいです。

7月3日付の「食肉通信」にも

“純宮崎県産”に限って「宮崎牛」と呼称する定義変更がJA内部で検討されている

という記事が載っていたのですが、本日付の宮崎日日新聞でも同様の記事が。
地元密着の宮日さんだけあって詳しく書かれています。

宮崎牛ブランド厳格化へ 県内出生、肥育に限定 JA経済連

宮日 2012年7月11日付転載

 JA宮崎経済連(羽田正治会長)は県ブランド「宮崎牛」の認証基準の見直し・厳格化に着手する。肉質等級4等級以上はそのままに、原則として本県ゆかりの血統の親牛から県内で生まれ、県内で肥育された黒毛和牛に限って宮崎牛と認証。

 トレーサビリティなど生産履歴の充実が不可欠となる中、「生まれも育ちも宮崎の安心・安全な牛」と明確に打ち出すことで、他産地との差別化を図る。
生産者などと協議を重ね、2015年度中の導入を目指す。

 宮崎市で10日にあった「より良き宮崎牛づくり対策協議会」(会長・羽田会長)の本年度総会で同経済連が報告した。

 同経済連肉牛課によると、現行では県内で肥育された黒毛和牛で、日本食肉格付け協会が定める肉質等級4等級以上が認証される。本県生まれでなくても、最長飼育地が県内であれば宮崎牛と認められるなど定義にあいまいな面があり、「販売力強化するために基準の厳格化が必要」という農家や販売業者らの要望を受けて見直しを決めた。

 「県内生まれ・育ち」だけでなく、「父と、母の父の両方が県が認める種雄牛であること」という基準を加えるかどうかも検討中。
しかし10年に発生した口蹄疫でほぼ全頭を殺処分した児湯地域では、親牛や肥育素牛を県外から導入している農家も多いため、新たな認証制度を設ける15年度までの3年間を準備期間とし、農家や販売先との協議・調整を進める。

 このほか、肉に含まれるうまみ成分の一種・オレイン酸に着目。含有量を基準とするかも検討している。

 同経済連肉用牛課は「築き上げてきたブランドをより強化にしながら、少しでも農家に利益を還元できる宮崎牛を目指したい」と話している。

まとめてみると・・・・

★決定事項

・肉質等級4等級以上は変わらない

・「県内生まれ・県内育ち」に限定

★検討中

・父と、母の父の両方が県が認める種雄牛であること

・オレイン酸含有量も基準にする

・・・という事の様です。

う~ん・・・・

米沢牛の 食味向上と品質均一化を進め「本来のおいしさ」強化を図る目的

とする定義変更と比べると、なんか内側を向いてるよなぁ、と感じるのは私だけ?

もともと閉鎖的と言われる宮崎の黒毛和牛の業界に拍車がかかったような気もします。

もっとも・・・

放射性物質の問題もあって「どうしても九州産」とこだわる消費者にとっては「生まれも育ちも宮崎県産」というのは、わかりやすく安心材料に繋がるのかもしれません。

また、先日の農業新聞には、

全国的に黒毛和種の血統の均一化が進む中、肉質改良の代償が遺伝的多様性の喪失として現れた。

長崎のあるJAでは、地域の血統を残すため系統雌牛を保留する農家に助成をしている。

という内容の記事がありました。

その記事の中の繁殖農家さんの言葉には重みがあります。

「目先の市場性だけ考えて(人気のある)鹿児島県の牛ばっかり入れよったのでは、全国同じ牛になってしまう。(大事なのは)そこの特徴のある牛をいかに続けていくか」

宮崎らしい牛・牛肉を目指すには

「父と、母の父の両方が県が認める種雄牛であること」

という基準も必要なのかも・・・という気もしています。

なかなか難しい問題です。

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ま、ウチは殆どを神戸市場に出荷していますので「宮崎牛」の認証条件とか関係ないっちゃあ無いんですけど。coldsweats01

2012/07/09

鼻輪(はなわ)・鼻環(はなかん)

牛さんの絵には必ずと言っていいほど「鼻輪」が付いてます。

熊や犬にしか見えないような絵でも「鼻輪」が付いてると、とりあえず「牛」に見えてしまうcoldsweats01

それほど 牛=鼻輪 は定着してるみたいです。

鼻輪鼻環鼻ぐりモーリングなど呼び名はさまざま。

この鼻輪、何のためにあるかと言えば「牛を調教するため」らしいです。

農耕や運搬に牛が使われていた時代から、牛にいう事を聞かせたり、扱いやすくするために付けており、とっても役に立つ物だったようです。

鼻輪に綱を通して牛さんを引いたりもしますね。

今はプラスチックや真鍮で出来ていますが、昔は農家の人や職人さんが一つ一つ手作りしていたとか。

材料として使われていたのがカマツカという植物。

材が硬く、粘り強く折れにくいため鎌の柄に使われていたことから「鎌柄」。

別名は「ウシコロシ」Σ(`0´*)

鼻輪に使い「牛の行動を殺す」ことからこの名が付いたと言われてるそうです。

▼写真はカマツカで作った鼻輪
 (ネットで拾って勝手に使ってます。ごめんなさい)

Photo

さて、この鼻輪というやつ、必ず付けなきゃいけないものでもないのです。

現在では乳牛は殆ど付けてないようですし、ウチの様な肥育農家でも特に必要ともしていません。

牛を移動したり、病気の治療の際に保定する時にどうしても必要・・・・というわけでもなく、面(おもて・頭絡)があれば事は足ります。

宮崎県内の子牛競り市でも「宮崎中央」に出される子牛には全部鼻輪が付いていますが、「小林」や「児湯」などでは、付いてる子と付いていない子、さまざまです。

▼ウチでも鼻輪を付けてる子、付けていない子、色々です。

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肥育農家にとって鼻輪がどうしても必要な物なら、

「子牛の競りに出す前に、鼻輪ぐらい付けとけよ!」

って話にもなるんでしょうが、そういった話も聞きません。

他の肥育農家にしても「どっちでもいいよ」って感じなんじゃないでしょうか。
中には、わざわざ外す人もいるようですし。

もっとも・・・

牛の「引き運動」をする繁殖農家さんにとっては、無くてはならないもの

なのかもしれません。

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初めて牛の引き運動を見た時に

「野尻、すげ~!!牛が散歩してた~!」

と、わざわざ相方に報告して笑われましたっけ・・・・(゚▽゚*)

散歩じゃなくて、繁殖牛の足腰を鍛えるための運動だったわけですね。

2012/07/04

節電の夏

九州電力から 万が一の備えとしての「計画停電に関するお知らせ」が届きました。

ご丁寧に7通も。( ^ω^ )

Photo

梅雨が明けて暑さが本格的になった時が怖いですね。

牛さんは暑さにも弱いですから・・・

ウチでは牛舎に「細霧装置」を取り付けて暑さ対策をしています。

Photo_2

これは、水を微細な霧にして噴霧噴射し、水が蒸発する際の気化熱の吸収により冷房・冷却を行うものです。

牛さんに シャワーの様に水をかけて体温を下げるものではありません。
あくまで周りの温度を下げるものです。

室外の場合、体感温度で2~3℃は下がるようです。

万一電気が止まった時には、動力噴霧器を使う手もありそうです。

これも牛さんにではなく、通路や牛さんの上の空間に向けて噴霧するのが良いと思われます。

同じ畜産でも特に、乳牛の搾乳機械や冷蔵庫やウインドレスの鶏舎などは、電気が止まったら大変な事になってしまいます。

先ずは、計画停電にならない様に日頃の節電を心掛けたいと思います。

計画停電は・・・

前日の18時をめどに「需給ひっ迫警報(第一報)」

当日の9時をめどに「需給ひっ迫警報(続報)」

計画停電開始の3~4時間前に「緊急速報メール」発出

計画停電実施の2時間程度前に「電力会社が計画停電の実施」を発表

・・・という流れになります。

政府の節電ポータルサイトに「ひっ迫お知らせサービス」がありますので、ぜひご利用下さい。

http://setsuden.go.jp/appli/

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なんかイオンが
「朝7時から営業、涼しいうちに買い物に来てね」
みたいなのをやってますが・・・・

どうせなら

「午後1時から4時までは5%割引!」

「家のテレビもエアコンも消して、買い物ついでに涼んでいって」

の方が、よっぽど節電効果があると思うんだけど。

じーちゃん、ばーちゃん、子供連れの買い物客が座ってくつろげるコーナー作って、
甲子園が始まったら大型テレビを設置して・・・・

お客さんも増えて売上も上がるんじゃないかなぁ。

2012/07/03

うしだん「丑段」

だいぶ前、テレビで「九州にすごい会社があるんだよ~」(タイトル忘れた)ってのをやってて、そこで紹介されたのがダンボールで作られた実物大の動物たちでした。

なんでも

立体を3軸(x,y,z)によって切断、解体し、これを再構築する造形手法

なんだそうです。

CTスキャンで切り取った断面を組み立てる・・・って感じでしょうか。

とにかく、ダンボールで出来てるとは思えないほどリアルなんですよ!

・・・で、探してみたらありましたよ、牛!

さっそく注文。(もちろん、等身大ではなく小っちゃいバージョン)

牛のダンボールで「丑段」ですか。ネーミングも好みだわ。

▼ミニチュアサイズ(約12cm)、色はもちろん黒を注文

Ushidan1

▼製作途中 設計図の番号に従って切り込みに差し込んでいくだけ

Ushidan2

▼完成!

Ushidan3

設計図通りに組み立てるだけで、思ったよりも簡単でした。
時間にすればテレビを見ながらで30分程度。

フォルムは肉牛というより乳牛ですが、色が黒だとそれらしく見えて嬉しいです

Ushidan4

弊社の役員会議(参加者2名)で「実物大丑段の購入議案」を議題に挙げましたが
「ばかじゃね?」の一言で却下されました。

ま、値段を考えれば当然ですね。

アキ工作社
http://www.wtv.co.jp/

d-torso(ディー・トルソー)
http://www.d-torso.jp/

丑段
http://www.d-torso.jp/fs/akico/c/gr27

丑段(ほぼ実物大)
http://www.d-torso.jp/fs/akico/gr27/gd190

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