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2012/05/03

県保有種牛の凍結精液、門戸開放前に説明会

県種牛精液 門戸開放で説明会

宮崎県は、これまで県内の家畜改良協会の人工授精師だけに供給していた県所有の種牛の精液を、近く協会以外の授精師にも供給し始めるのを前に、都城市で説明会を開きました。

宮崎県は牛の優秀な血統作りを進めようと昭和48年から種牛を一括して所有し、それらの精液だけで種付けを行う県内8か所の家畜改良協会の人工授精師に限って精液の供給を行ってきました。

しかし3年前に公正取引委員会から独占禁止法に触れる可能性があると指摘されたため、県は、早ければ5月から所有する種牛の精液を家畜改良協会の会員でない人工授精師にも供給することを決めました。

これについて24日、都城市で説明会が開かれ、20人あまりが県の担当者から詳しい説明を受けました。

県は種牛の精液について供給の対象を広げる一方で、種牛を血統などに応じて3つのランクに格付けした上で、県外の種牛の精液も扱う授精師には最低ランクのものしか提供しないなど、協会の授精師と差を付ける方針です。

また説明会では、授精師による精液の転売や、無断でほかの種牛作りに流用されることを防ぐため、スマートフォンの専用ソフトで精液の使用状況を逐一県に報告する管理システムも紹介されました。説明会は25日には高鍋町でも開かれます。

人工授精師の資格をもつ都城市の畜産農家の男性は「独占禁止法にふれないための措置にしか思えない。なぜ差があるのか。縛りのある譲渡ではあまり意味がないと思う」と話していました。

説明会を開いた宮崎県畜産課の徳留英裕課長補佐は「県と協力者によって長年改良してきたものなので、ある程度の区別についてはご理解いただけるよう今後も説明を続けていきたい」と話していました。

04月24日 18時19分 NHK


種牛凍結精液“門戸開放”前に説明会

4月24日 17時59分 MRT

 県が所有する種牛の凍結精液が家畜改良協会の会員以外にも配布されることになりました。これを受けて24日、都城市で、凍結精液の譲渡を希望する人などを対象に説明会が開かれました。

 県は、これまで県が所有する種牛の凍結精液について、家畜改良協会に所属する家畜人工授精師に限定して配布してきましたが、独占禁止法に抵触する可能性を指摘されたことなどから、協会の会員以外にも配布を認めることにしました。

24日は譲渡の希望者などを対象に説明会が開かれ、家畜の人工授精師や獣医師ら約60人が参加。県の担当者が、凍結精液は県内への譲渡を最優先することや、県外への譲渡を目的とした利用は認めないことなどを説明しました。

(県畜産課・徳留英裕課長補佐)「新しいスタイルで進めていって、もし改善すべきことがあれば、またその時、関係機関と協議して決めていきたい」

 凍結精液の譲渡は6月以降に始まる予定です。

県保有種牛の凍結精液販売の説明会

2012年04月24日 UMK

県が保有する種牛の凍結精液の販売条件が、今年度から緩和されることになりました。

一方で、凍結精液の国内や海外への流出が懸念されています。
都城市で、県が保有する種牛の凍結精液譲渡の説明会が開かれました。

口蹄疫で5頭に激減した種牛は、待機牛といわれるものまで含めて現在、28頭にまで回復しています。

家畜改良協会の会員以外の人工授精師などに対して、県が保有する種牛の凍結精液の販売を解禁し、説明会には、関係者約40人が出席しました。

今回の解禁は、公正取引委員会の指導を受けたためですが、凍結精液の販売価格は、最高級のものでも1本数千円で、宮崎牛のもとになる凍結精液が、国内や海外に流出することにならないか、懸念されています。


県有種雄牛ストロー配布拡大 獣医師らへ要領説明

宮日 2012年4月25日付転載

 県有種雄牛の冷凍精液ストローの配布を拡大する県は24日、都城市の北諸県農業改良普及センターで家畜人工受精師、獣医師約20人を対象にした説明会を開いた。

ストローを民間種雄牛づくりに利用することを禁止し、県外産精液利用者への配布は低ランクのストローに限定することについて理解を求めた。

 県はストローの配布を県内8地域の家畜改良協会員に限っていたが、独禁法に抵触する恐れがあることから、会員以外への配布を認める取扱要領を新たに定めた。

 要領では、産肉能力や利用実績に応じてストローを3段階にランク付け。
これまでの血統改良の継続性などを考慮して、原則、県外産精液を併用する利用者へは低ランクのストローを配布することとした。

また、精液の転売などを防ぐため、スマートフォンを使って県と同事業団への利用状況の報告を義務化することも合わせて説明した。

 人工受精師の資格を持つ酪農家赤木大介さん(31)=小林市東方=は「今まで使えなかったストローを利用できることはうれしいが、できれば高いランクの精液が欲しい。県外産の精液利用者にも平等に対応してほしい」と話していた。

 25日には高鍋町の県立農業大学校で同様の説明会を開く。県畜産課は「6月中旬にはストローの配布を始めたい」と話している。

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