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2012/05/31

口蹄疫・口蹄疫復興視察、知事と意見交換

河野知事が口蹄疫復興視察・埋却地が話題

2012年05月29日 UMK

口蹄疫からの復興状況を視察しようと、河野知事は、都農町と川南町を訪れました。

畜産農家との意見交換会では、来年以降、再利用が可能になる埋却地の扱いが話題に上りました。

河野知事は、都農町と川南町を訪れ花を手向けました。

その後、川南町では、日高町長と豚の生産者・山道義孝さんと意見を交換しました。
ここでは、殺処分した家畜を埋めた埋却地の「これから」が話題となりました。

口蹄疫による埋却地は、児湯地区を中心に県内に268ヵ所あります。
埋却後3年間は発掘することができませんが、来年の春以降は、再利用が可能となります。
意見交換会では、太陽光発電での利用が提案されました。

河野知事は「アンケートをとった段階では、再開したい、活用したいという方もかなりいらっしゃったということ、1年後のことを考えて今から準備なりいろんな検討を進めていく必要があると考えている」と話しました。

こうした中、畜産農家の復興事情は様々です。
宮崎第一ファーム山道義孝さんは「私は規模拡大ばかり、単一品種、養豚、豚だけ増やす経営手法ではないほうに行こうとしている、まだ半分もいっていないのではないか、スタートのところだと思う」と話します。

埋却地は、川南町だけでも約160ヵ所・60ヘクタールにのぼり、これから埋却地の再生も復興への課題となりそうです。

河野知事 口蹄疫畜魂碑に献花

5月29日 19時00分 MRT

 河野知事は口蹄疫の発生確認から2年余りが経ったことを受け29日、川南町を訪れ畜魂碑に花を供えました。その後、河野知事は、復興対策などについて畜産農家と意見交換しました。

 川南町のふるさと総合文化公園を訪れた河野知事。口蹄疫の畜魂碑に花を捧げ犠牲になった家畜の冥福を祈りました。河野知事は、このあと川南町役場に移動し、町長や地元の畜産農家と意見交換しました。

川南町の経営再開の状況は、畜産農家の戸数で57パーセント余り、飼育頭数では53パーセント余りに留まっています。これについて、畜産農家からは、単に数字にとらわれない対策が必要との意見が出されました。

(畜産農家)「(飼育)密度が異様に高かったために感染が広がったっていうのは十分ある。頭数が元に戻ればいいっていう話しでは全くないと思う」

(河野知事)「大変な思いをした宮崎だからこそ、全国に向けて訴えていく必要があると。特に空港の防疫とかですね。機会をとらえてアピールしていきたいなと思っています」
 河野知事は29日、都農町の畜魂碑も訪れました。

知事が畜産農家と意見交換

口てい疫からの復興に向けて、宮崎県の河野知事は、29日、被害が集中した川南町を訪れ、畜産農家の代表と意見を交わしました。

宮崎県ではおととしの口てい疫でおよそ30万頭の家畜が処分され、このうち川南町では半分以上にあたる17万頭あまりが処分されました。

川南町を訪れた河野知事は、意見交換に先立って家畜の慰霊碑の前に立ち花をささげました。
このあと町役場で、ブタの飼育のほか加工や販売も手がける山道義孝さんらと意見を交わしました。

川南町内では畜産を再開した農家は、6割ほどにとどまっていますが、山道さんは、「飼育の密度が低くなり、病気も発生しにくく、生産性が上がっている」と述べました。

また今後の検討課題としては、処分した家畜を埋めた土地の再利用が来年春以降、順次可能になることに関連して、「畜産を廃業した農家の土地を成長分野の太陽光発電などに活用できないか」と提案しました。

これに対して河野知事は、「農家の意向を確かめながら、法律などの規制と照らし合わせ考えていきたい」と答えていました。

意見交換を終えて河野知事は、「数字でみるだけではない、現場のさまざまな取り組みや意見を伺うことができ、良かった」と話していました。

05月29日 18時37分 NHK


口蹄疫:河野知事、畜産農家と意見交換 畜魂碑に献花 川南 /宮崎

毎日新聞 2012年05月30日 地方版

 口蹄疫(こうていえき)発生から2年を機に、河野俊嗣知事は29日、深刻な被害が出た川南町にある「畜魂慰霊碑」を初めて公式訪問し、殺処分された家畜を供養した。復興状況や、来年には農地として再利用できる埋却地の活用方法などについて地元の養豚経営者らと意見交換もした。

 同町では10年4月の口蹄疫発生確認から8月の県の終息宣言までに、牛と豚計17万4000頭が殺処分となった。河野知事はこの日、日高昭彦町長ら関係者と共に献花し、手を合わせて家畜の冥福を祈った。

 続いて町役場で畜産担当者や、養豚経営などを手がける「宮崎第一ファーム」の山道義孝社長と面会した。町によると、殺処分した畜産農家のうち、予定を含む6割強が経営を再開する一方、約3割は断念。空いた農地を小林市など他地域の農業法人が新燃岳対策で借り上げる例も報告された。

 口蹄疫で約5000頭の豚を殺処分した山道社長は、来年解禁される埋却地の利用法について「(畜産農家に)カボチャを作る技術はない。むしろ太陽光発電に利用してはどうか」と河野知事に提案。河野知事は終了後、「いろいろ準備を進める必要がある。農家の意向を把握しながら整理したい」と報道陣に語った。

 川南町に先立ち河野知事は、都農町の畜魂碑でも献花した。30日は牧元幸司副知事が西都市や新富町など5カ所の畜魂碑で献花する予定。【門田陽介】


川南の畜産農家と知事意見交換

 河野知事は29日、口蹄疫の被害が集中した川南町を訪れ、町内の畜産農家らと意見交換した。畜産再開を断念した農場や、来春以降、利用が可能になる家畜の埋却地について、太陽光発電に活用するアイデアなどが出された。(関屋洋平)

 川南町役場を訪問した河野知事は、日高昭彦町長や飼育した豚の肉を経営するレストランで提供するなど、6次産業化に取り組んでいる山道義孝さんらと懇談した。

 口蹄疫で県内最多の約17万頭が殺処分された川南町では、約40ヘクタールの土地に犠牲になった牛や豚が埋却されているが、家畜伝染病予防法で3年間は利用が禁じられている。

 山道さんは来春から利用が可能になる埋却地や、畜産経営をあきらめるなどして放置されている農地などについて、「太陽光発電などに活用してはどうか」と提案した。河野知事は「農家の意向を大事にしながら検討したい」と応じていた。

 意見交換に先立ち、河野知事は殺処分された牛や豚を悼む同町内の「畜魂碑」に献花した。

 口蹄疫の被害農家のうち、経営を再開したのは約6割にとどまっているが、河野知事は「再開率だけでは伝わらない復興の取り組みを、広く伝えていかなければいけない」と話していた。

■経営再開64%の見通し

 2010年の口蹄疫で県内の牛や豚約30万頭が殺処分されたが、感染が集中した川南町では半数を上回る約17万頭が犠牲になり、最も大きな被害を受けた。

 川南町によると、町内で家畜を殺処分された330農家のうち、今年4月末までに57・6%の190農家が経営を再開した。

 同町が4月、被害農家を対象に行った意向調査では、再開に踏み切れない140戸のうち、107戸が「経営中止」、18戸が「再開予定」、3戸が「見極め中」、12戸が「不明」と回答した。

 町は当初、8割程度の再開を見込んでいたが、高齢農家が多いこともあり、最終的な再開率は64%程度にとどまる見通しという。

 町農林水産課の押川義光課長は「廃業に伴って利用されない農地が生まれる。畑作への転換や経営拡大を検討している農家への貸し付けなども考えていきたい」と話している。

(2012年5月30日 読売新聞)


復興数字で測らない 川南 知事、農家と意見交換

宮日 2012年5月30日付

 河野知事は29日、口蹄疫で被害が集中した川南町の畜産農家らと同町役場で意見交換した。
 知事は、戸数や頭数だけで復興の度合いを測るのではなく、耕種への転換や疾病フリーといった生産性向上も含めて総合的に判断すべきとの考えを示した。

 知事は都農、川南両町の畜魂碑にそれぞれ花をささげた後、同町役場で日高昭彦町長や地元畜産農家らと意見交換した。

 同町幹部は町内の経営再開個数や家畜の頭数が6割に満たない一方、耕種への転換による土地活用などは進んでいる現状を報告。

 知事は「農家の高齢化もあって100%再開にはならない。数字だけだと復興は道半ばのままで、数字に表れない復興への取り組みをどう説明していくか」と述べた。

 農家側からは未使用農地について「太陽光パネルの設置など農地利用以外の活用が考えられないか」との案も出された。

 知事は「面白い提案で柔軟に考えたい」とした上で、1年後に発掘禁止期間(3年間)を経て再び活用できるようになる埋却地に付いては、町のアンケートなどで再び農地として使いたいとの声が多いことにも配慮する姿勢を見せた。


※メモ

・川南町内で家畜を殺処分された330農家のうち、今年4月末までに57・6%の190農家が経営を再開

・飼育頭数では53パーセント余り

・家畜の埋却地は、川南町だけでも約160ヵ所・60ヘクタール

・埋却地の発掘禁止期間が終わり、来年には再度使えるようになる。
 

川南の畜産農家の多さを考えたら、再建できない農家が耕種転換するのも選択肢の一つなのだろう。ただ、複合経営ならともかく畜産オンリーでやってきた農家に、いきなり「野菜を育てろ」と言っても無理だろうなぁ。(ウチなんて、到底無理)
そういう意味では埋却地への「太陽光パネル」の設置は、面白い提案。

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