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2012/05/27

口蹄疫・黄砂説再び

新説・口蹄疫は黄砂が運んだ【帯広】

十勝毎日新聞 - 2012年05月27日 14時38分

http://www.tokachi.co.jp/news/201205/20120527-0012662.php

 2010年春に宮崎県で確認された口蹄(こうてい)疫の感染源をめぐり、筑波大大学院の真木太一客員教授(68)=九大名誉教授=らの研究グループが26日、中国甘粛省で発生したウイルスが黄砂に付着して東シナ海を越えて飛来したとする説を、帯広畜産大学で開かれた日本沙漠学会の学術大会で発表した。00年5月に本別で発生した口蹄疫に関しても、黄砂による病原菌飛来の可能性は「ゼロではない」としている。

 研究グループの調査によると、10年3月14日に中国甘粛省蘭州郊外で、宮崎と同じO型口蹄疫が強い感染力を持つ豚で発生。黄砂で病原菌が大陸から海側に運ばれ、同25日に中国山西省、4月上旬から同下旬にかけて韓国の仁川市江華島などで、牛や豚への感染が次々と発生したとみている。

 宮崎の発生は3月26日の都農町の水牛が始まりで、比較的抵抗力がある水牛への感染や潜伏期間を考慮すると、同16日か同21日に飛来してきた宮崎での黄砂が原因との結論を出した。黄砂前日はいずれも宮崎で降雨があり、湿気を好むウイルスの生存を助ける重要な現象になったと指摘した。

 発生日が1日差となる山西省と宮崎は約2000キロも離れているが、風速毎秒20メートル(高さ1000メートル想定)とすれば1日の輸送距離と合致するという。宮崎では3月26日に発生以降、検体の検査で4月20日に感染が公表されているが、県内への広がりは地表面付近による風が大きいとした。

 十勝でも今年4月末に黄砂らしき黄色の物体が車に付着しており、中国から飛来した可能性も十分に考えられるが、真木教授は「宮崎のケースは黄砂前日の降雨や感染力の強い豚ウイルスだった点など、偶然がいくつも重なって発生した」と強調。「今年も2月に中国で口蹄疫が発生したので黄砂に注意しているが、偶然が重ならなければ、石灰をまくだけで感染はかなり防げる」と話している。

 10年に発生した宮崎の口蹄疫は感染源が特定されておらず、意図的に持ち込まれた「テロ説」まである。

※メモ・独り言

・10年3月14日に中国甘粛省蘭州郊外で、宮崎と同じO型口蹄疫が強い感染力を持つ豚で発生。

・黄砂で病原菌が大陸から海側に運ばれ、同25日に中国山西省、4月上旬から同下旬にかけて韓国の仁川市江華島などで、牛や豚への感染

・宮崎の発生は3月26日の都農町の水牛が始まりであり、その潜伏期間などから考察するに、3月16日か同21日に飛来してきた黄砂が原因

・県内への広がりは地表面付近による風が大きいとした

真木客員教授の「黄砂説」に関しては、昨年の農業新聞の記事にもある。

口蹄疫・ウイルス黄砂運搬説 日本農業新聞より 2011/06/13
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2011/06/post-711a.html

この説、飽くまでも水牛が初発というのを前提にしている?
初発が水牛なら、どうやって他の農場に広がったのか、そこら辺りは考えているのだろうか。

どうやら、たまたま発生した口蹄疫のウイルスが付着した黄砂が、たまたま他のどこの地域にも落ちることなく、たまたま都農町の水牛農場に舞い降りたらしい。
本当に、恐ろしいくらいの偶然が重なったものだ。

宮崎県の調査報告では安愚楽牧場第7農場について次のように書かれている。

診療記録によると、3月30日に風邪の症状を示す牛がいたほか、4月8日には複数の牛に食欲不振が見られ、9日からは食欲不振改善薬を一斉投与している。
また、4月18日から20日にかけては、食欲不振と風邪の症状を示す牛が増えたことから、飼養牛全頭に抗生物質を投与していた。

まぁ、安愚楽が初発でも黄砂の可能性は否定はできないわけだが、単に一番古い抗体が残っていたのが「たまたま水牛だった」という事実だけで、推論を重ねていく方法には素人目ながら「なんだかなぁ・・・」なのだ。

口蹄疫の真相を究明する連絡会議が昨年12月に県に対し公開質問状を提出した。

これによると
「口蹄疫発生前の(去年2010年)2月、高鍋町の農場から、口蹄疫疑いの通報があった」
との内容もある。

既に2月に口蹄疫のウイルスが宮崎に侵入していたのなら、黄砂説は途端に怪しげなものになってしまう。

きちんとした疫学調査が本当になされていたのか、実際に感染疑いの農家にどれだけ話を聞いたのか。納得できないことだらけの疫学調査での結論に基づく「黄砂説」を持ち出されても、所詮、畜産には関係ない学者さんの発表したもの。
そうですか、黄砂が原因ですか、なんて思えるわけはないのだ。

※参照

県の調査報告

20 1  0年 に宮 崎 県 で発 生 し た  口 蹄 疫 の対 策 に 関 する調 査 報 告 書( 二 度 と 同 じ事 態 を  引 き起 こ さな  い ための  提 言 )
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/parts/000151738.pdf

口蹄疫・被害農家らが公開質問状
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2011/12/post-2945.html

また、記事中に「県内への広がりは地表面付近による風が大きいとした。」とある。

これに関しては、宮崎県獣医師会児湯支部が平成22年10月にまとめた「2010年口蹄疫の現場から」という冊子の中に、獣医師の話として、「感染疑いの畜舎に隣接した農地の青草を与えたために感染したのではないかと思われる事例もあった。蔓延した状態では、ウイルスを風が運んだことも否定できない」旨の報告もある。

しかし・・・・

 10年に発生した宮崎の口蹄疫は感染源が特定されておらず、意図的に持ち込まれた「テロ説」まである。

普通、新聞が書きますか?
どこの怪しげなネット情報から仕入れたネタやねん

あ、ひょっとしてこの記事を書いた人、「黄砂」も「テロ」と同じくらいのトンデモ説だって言いたいのか?(笑)

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