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2012年5月

2012/05/31

口蹄疫・口蹄疫復興視察、知事と意見交換

河野知事が口蹄疫復興視察・埋却地が話題

2012年05月29日 UMK

口蹄疫からの復興状況を視察しようと、河野知事は、都農町と川南町を訪れました。

畜産農家との意見交換会では、来年以降、再利用が可能になる埋却地の扱いが話題に上りました。

河野知事は、都農町と川南町を訪れ花を手向けました。

その後、川南町では、日高町長と豚の生産者・山道義孝さんと意見を交換しました。
ここでは、殺処分した家畜を埋めた埋却地の「これから」が話題となりました。

口蹄疫による埋却地は、児湯地区を中心に県内に268ヵ所あります。
埋却後3年間は発掘することができませんが、来年の春以降は、再利用が可能となります。
意見交換会では、太陽光発電での利用が提案されました。

河野知事は「アンケートをとった段階では、再開したい、活用したいという方もかなりいらっしゃったということ、1年後のことを考えて今から準備なりいろんな検討を進めていく必要があると考えている」と話しました。

こうした中、畜産農家の復興事情は様々です。
宮崎第一ファーム山道義孝さんは「私は規模拡大ばかり、単一品種、養豚、豚だけ増やす経営手法ではないほうに行こうとしている、まだ半分もいっていないのではないか、スタートのところだと思う」と話します。

埋却地は、川南町だけでも約160ヵ所・60ヘクタールにのぼり、これから埋却地の再生も復興への課題となりそうです。

河野知事 口蹄疫畜魂碑に献花

5月29日 19時00分 MRT

 河野知事は口蹄疫の発生確認から2年余りが経ったことを受け29日、川南町を訪れ畜魂碑に花を供えました。その後、河野知事は、復興対策などについて畜産農家と意見交換しました。

 川南町のふるさと総合文化公園を訪れた河野知事。口蹄疫の畜魂碑に花を捧げ犠牲になった家畜の冥福を祈りました。河野知事は、このあと川南町役場に移動し、町長や地元の畜産農家と意見交換しました。

川南町の経営再開の状況は、畜産農家の戸数で57パーセント余り、飼育頭数では53パーセント余りに留まっています。これについて、畜産農家からは、単に数字にとらわれない対策が必要との意見が出されました。

(畜産農家)「(飼育)密度が異様に高かったために感染が広がったっていうのは十分ある。頭数が元に戻ればいいっていう話しでは全くないと思う」

(河野知事)「大変な思いをした宮崎だからこそ、全国に向けて訴えていく必要があると。特に空港の防疫とかですね。機会をとらえてアピールしていきたいなと思っています」
 河野知事は29日、都農町の畜魂碑も訪れました。

知事が畜産農家と意見交換

口てい疫からの復興に向けて、宮崎県の河野知事は、29日、被害が集中した川南町を訪れ、畜産農家の代表と意見を交わしました。

宮崎県ではおととしの口てい疫でおよそ30万頭の家畜が処分され、このうち川南町では半分以上にあたる17万頭あまりが処分されました。

川南町を訪れた河野知事は、意見交換に先立って家畜の慰霊碑の前に立ち花をささげました。
このあと町役場で、ブタの飼育のほか加工や販売も手がける山道義孝さんらと意見を交わしました。

川南町内では畜産を再開した農家は、6割ほどにとどまっていますが、山道さんは、「飼育の密度が低くなり、病気も発生しにくく、生産性が上がっている」と述べました。

また今後の検討課題としては、処分した家畜を埋めた土地の再利用が来年春以降、順次可能になることに関連して、「畜産を廃業した農家の土地を成長分野の太陽光発電などに活用できないか」と提案しました。

これに対して河野知事は、「農家の意向を確かめながら、法律などの規制と照らし合わせ考えていきたい」と答えていました。

意見交換を終えて河野知事は、「数字でみるだけではない、現場のさまざまな取り組みや意見を伺うことができ、良かった」と話していました。

05月29日 18時37分 NHK


口蹄疫:河野知事、畜産農家と意見交換 畜魂碑に献花 川南 /宮崎

毎日新聞 2012年05月30日 地方版

 口蹄疫(こうていえき)発生から2年を機に、河野俊嗣知事は29日、深刻な被害が出た川南町にある「畜魂慰霊碑」を初めて公式訪問し、殺処分された家畜を供養した。復興状況や、来年には農地として再利用できる埋却地の活用方法などについて地元の養豚経営者らと意見交換もした。

 同町では10年4月の口蹄疫発生確認から8月の県の終息宣言までに、牛と豚計17万4000頭が殺処分となった。河野知事はこの日、日高昭彦町長ら関係者と共に献花し、手を合わせて家畜の冥福を祈った。

 続いて町役場で畜産担当者や、養豚経営などを手がける「宮崎第一ファーム」の山道義孝社長と面会した。町によると、殺処分した畜産農家のうち、予定を含む6割強が経営を再開する一方、約3割は断念。空いた農地を小林市など他地域の農業法人が新燃岳対策で借り上げる例も報告された。

 口蹄疫で約5000頭の豚を殺処分した山道社長は、来年解禁される埋却地の利用法について「(畜産農家に)カボチャを作る技術はない。むしろ太陽光発電に利用してはどうか」と河野知事に提案。河野知事は終了後、「いろいろ準備を進める必要がある。農家の意向を把握しながら整理したい」と報道陣に語った。

 川南町に先立ち河野知事は、都農町の畜魂碑でも献花した。30日は牧元幸司副知事が西都市や新富町など5カ所の畜魂碑で献花する予定。【門田陽介】


川南の畜産農家と知事意見交換

 河野知事は29日、口蹄疫の被害が集中した川南町を訪れ、町内の畜産農家らと意見交換した。畜産再開を断念した農場や、来春以降、利用が可能になる家畜の埋却地について、太陽光発電に活用するアイデアなどが出された。(関屋洋平)

 川南町役場を訪問した河野知事は、日高昭彦町長や飼育した豚の肉を経営するレストランで提供するなど、6次産業化に取り組んでいる山道義孝さんらと懇談した。

 口蹄疫で県内最多の約17万頭が殺処分された川南町では、約40ヘクタールの土地に犠牲になった牛や豚が埋却されているが、家畜伝染病予防法で3年間は利用が禁じられている。

 山道さんは来春から利用が可能になる埋却地や、畜産経営をあきらめるなどして放置されている農地などについて、「太陽光発電などに活用してはどうか」と提案した。河野知事は「農家の意向を大事にしながら検討したい」と応じていた。

 意見交換に先立ち、河野知事は殺処分された牛や豚を悼む同町内の「畜魂碑」に献花した。

 口蹄疫の被害農家のうち、経営を再開したのは約6割にとどまっているが、河野知事は「再開率だけでは伝わらない復興の取り組みを、広く伝えていかなければいけない」と話していた。

■経営再開64%の見通し

 2010年の口蹄疫で県内の牛や豚約30万頭が殺処分されたが、感染が集中した川南町では半数を上回る約17万頭が犠牲になり、最も大きな被害を受けた。

 川南町によると、町内で家畜を殺処分された330農家のうち、今年4月末までに57・6%の190農家が経営を再開した。

 同町が4月、被害農家を対象に行った意向調査では、再開に踏み切れない140戸のうち、107戸が「経営中止」、18戸が「再開予定」、3戸が「見極め中」、12戸が「不明」と回答した。

 町は当初、8割程度の再開を見込んでいたが、高齢農家が多いこともあり、最終的な再開率は64%程度にとどまる見通しという。

 町農林水産課の押川義光課長は「廃業に伴って利用されない農地が生まれる。畑作への転換や経営拡大を検討している農家への貸し付けなども考えていきたい」と話している。

(2012年5月30日 読売新聞)


復興数字で測らない 川南 知事、農家と意見交換

宮日 2012年5月30日付

 河野知事は29日、口蹄疫で被害が集中した川南町の畜産農家らと同町役場で意見交換した。
 知事は、戸数や頭数だけで復興の度合いを測るのではなく、耕種への転換や疾病フリーといった生産性向上も含めて総合的に判断すべきとの考えを示した。

 知事は都農、川南両町の畜魂碑にそれぞれ花をささげた後、同町役場で日高昭彦町長や地元畜産農家らと意見交換した。

 同町幹部は町内の経営再開個数や家畜の頭数が6割に満たない一方、耕種への転換による土地活用などは進んでいる現状を報告。

 知事は「農家の高齢化もあって100%再開にはならない。数字だけだと復興は道半ばのままで、数字に表れない復興への取り組みをどう説明していくか」と述べた。

 農家側からは未使用農地について「太陽光パネルの設置など農地利用以外の活用が考えられないか」との案も出された。

 知事は「面白い提案で柔軟に考えたい」とした上で、1年後に発掘禁止期間(3年間)を経て再び活用できるようになる埋却地に付いては、町のアンケートなどで再び農地として使いたいとの声が多いことにも配慮する姿勢を見せた。


※メモ

・川南町内で家畜を殺処分された330農家のうち、今年4月末までに57・6%の190農家が経営を再開

・飼育頭数では53パーセント余り

・家畜の埋却地は、川南町だけでも約160ヵ所・60ヘクタール

・埋却地の発掘禁止期間が終わり、来年には再度使えるようになる。
 

川南の畜産農家の多さを考えたら、再建できない農家が耕種転換するのも選択肢の一つなのだろう。ただ、複合経営ならともかく畜産オンリーでやってきた農家に、いきなり「野菜を育てろ」と言っても無理だろうなぁ。(ウチなんて、到底無理)
そういう意味では埋却地への「太陽光パネル」の設置は、面白い提案。

2012/05/29

肉の日なので牛すじカレー

29日は肉の日!牛肉食べなきゃいけませんがね (*゚∀゚)=3 ムッハー!!

色々悩んだ末、この前下処理して冷凍しておいた牛すじを使ってカレーを作りました。

いや、作ったのは昨日なんですが。

★牛すじカレーの作り方

①下処理した牛すじを水から煮る

 私は気分によって赤ワインを入れたり、野菜ジュースを入れたりしています。
 もちろん、水だけでもOK。
 というか、野菜ジュースにこだわりはないです。はい。あくまで好みで。

 牛すじの下処理はこちら参照のこと↓
  http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2012/05/post-2a7d.html

②鍋が煮立ったら炒めた玉ねぎを投入

③ジャガイモやニンジンを入れる場合は、牛肉がある程度柔らかくなってから投入

 ジャガイモとニンジンは投入前にフライパンで炒めてねー。

④好みのカレールーを入れて、ちょいと煮込んだら出来上がり!

▼今回は新ジャガをたくさん貰ったので、ジャガイモごろごろカレーです

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さて、二日目のお楽しみは焼きカレー( ̄ー+ ̄)

★焼きカレーの作り方

①耐熱皿にバターを塗ってご飯をよそう

②真ん中をくぼませて生卵を入れる

 生卵だと結構時間がかかるんですよ、実は。
 温泉卵やポーチドエッグを使った方が、良い感じの半熟状態で食べられます。

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③カレーとピザ用チーズをのせてオーブントースターで焼く

 大体5~10分位です。

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201205293

 

▼卵をからませながらいただきます

201205294

ルーをかけた上に卵を乗せてからオーブントースターで焼くのが本当かもしれないです。
が、私が作るとあまり美しく見えないので(笑)卵の上にルーをかけて作ってます。

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2012/05/27

口蹄疫・黄砂説再び

新説・口蹄疫は黄砂が運んだ【帯広】

十勝毎日新聞 - 2012年05月27日 14時38分

http://www.tokachi.co.jp/news/201205/20120527-0012662.php

 2010年春に宮崎県で確認された口蹄(こうてい)疫の感染源をめぐり、筑波大大学院の真木太一客員教授(68)=九大名誉教授=らの研究グループが26日、中国甘粛省で発生したウイルスが黄砂に付着して東シナ海を越えて飛来したとする説を、帯広畜産大学で開かれた日本沙漠学会の学術大会で発表した。00年5月に本別で発生した口蹄疫に関しても、黄砂による病原菌飛来の可能性は「ゼロではない」としている。

 研究グループの調査によると、10年3月14日に中国甘粛省蘭州郊外で、宮崎と同じO型口蹄疫が強い感染力を持つ豚で発生。黄砂で病原菌が大陸から海側に運ばれ、同25日に中国山西省、4月上旬から同下旬にかけて韓国の仁川市江華島などで、牛や豚への感染が次々と発生したとみている。

 宮崎の発生は3月26日の都農町の水牛が始まりで、比較的抵抗力がある水牛への感染や潜伏期間を考慮すると、同16日か同21日に飛来してきた宮崎での黄砂が原因との結論を出した。黄砂前日はいずれも宮崎で降雨があり、湿気を好むウイルスの生存を助ける重要な現象になったと指摘した。

 発生日が1日差となる山西省と宮崎は約2000キロも離れているが、風速毎秒20メートル(高さ1000メートル想定)とすれば1日の輸送距離と合致するという。宮崎では3月26日に発生以降、検体の検査で4月20日に感染が公表されているが、県内への広がりは地表面付近による風が大きいとした。

 十勝でも今年4月末に黄砂らしき黄色の物体が車に付着しており、中国から飛来した可能性も十分に考えられるが、真木教授は「宮崎のケースは黄砂前日の降雨や感染力の強い豚ウイルスだった点など、偶然がいくつも重なって発生した」と強調。「今年も2月に中国で口蹄疫が発生したので黄砂に注意しているが、偶然が重ならなければ、石灰をまくだけで感染はかなり防げる」と話している。

 10年に発生した宮崎の口蹄疫は感染源が特定されておらず、意図的に持ち込まれた「テロ説」まである。

※メモ・独り言

・10年3月14日に中国甘粛省蘭州郊外で、宮崎と同じO型口蹄疫が強い感染力を持つ豚で発生。

・黄砂で病原菌が大陸から海側に運ばれ、同25日に中国山西省、4月上旬から同下旬にかけて韓国の仁川市江華島などで、牛や豚への感染

・宮崎の発生は3月26日の都農町の水牛が始まりであり、その潜伏期間などから考察するに、3月16日か同21日に飛来してきた黄砂が原因

・県内への広がりは地表面付近による風が大きいとした

真木客員教授の「黄砂説」に関しては、昨年の農業新聞の記事にもある。

口蹄疫・ウイルス黄砂運搬説 日本農業新聞より 2011/06/13
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2011/06/post-711a.html

この説、飽くまでも水牛が初発というのを前提にしている?
初発が水牛なら、どうやって他の農場に広がったのか、そこら辺りは考えているのだろうか。

どうやら、たまたま発生した口蹄疫のウイルスが付着した黄砂が、たまたま他のどこの地域にも落ちることなく、たまたま都農町の水牛農場に舞い降りたらしい。
本当に、恐ろしいくらいの偶然が重なったものだ。

宮崎県の調査報告では安愚楽牧場第7農場について次のように書かれている。

診療記録によると、3月30日に風邪の症状を示す牛がいたほか、4月8日には複数の牛に食欲不振が見られ、9日からは食欲不振改善薬を一斉投与している。
また、4月18日から20日にかけては、食欲不振と風邪の症状を示す牛が増えたことから、飼養牛全頭に抗生物質を投与していた。

まぁ、安愚楽が初発でも黄砂の可能性は否定はできないわけだが、単に一番古い抗体が残っていたのが「たまたま水牛だった」という事実だけで、推論を重ねていく方法には素人目ながら「なんだかなぁ・・・」なのだ。

口蹄疫の真相を究明する連絡会議が昨年12月に県に対し公開質問状を提出した。

これによると
「口蹄疫発生前の(去年2010年)2月、高鍋町の農場から、口蹄疫疑いの通報があった」
との内容もある。

既に2月に口蹄疫のウイルスが宮崎に侵入していたのなら、黄砂説は途端に怪しげなものになってしまう。

きちんとした疫学調査が本当になされていたのか、実際に感染疑いの農家にどれだけ話を聞いたのか。納得できないことだらけの疫学調査での結論に基づく「黄砂説」を持ち出されても、所詮、畜産には関係ない学者さんの発表したもの。
そうですか、黄砂が原因ですか、なんて思えるわけはないのだ。

※参照

県の調査報告

20 1  0年 に宮 崎 県 で発 生 し た  口 蹄 疫 の対 策 に 関 する調 査 報 告 書( 二 度 と 同 じ事 態 を  引 き起 こ さな  い ための  提 言 )
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/parts/000151738.pdf

口蹄疫・被害農家らが公開質問状
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2011/12/post-2945.html

また、記事中に「県内への広がりは地表面付近による風が大きいとした。」とある。

これに関しては、宮崎県獣医師会児湯支部が平成22年10月にまとめた「2010年口蹄疫の現場から」という冊子の中に、獣医師の話として、「感染疑いの畜舎に隣接した農地の青草を与えたために感染したのではないかと思われる事例もあった。蔓延した状態では、ウイルスを風が運んだことも否定できない」旨の報告もある。

しかし・・・・

 10年に発生した宮崎の口蹄疫は感染源が特定されておらず、意図的に持ち込まれた「テロ説」まである。

普通、新聞が書きますか?
どこの怪しげなネット情報から仕入れたネタやねん

あ、ひょっとしてこの記事を書いた人、「黄砂」も「テロ」と同じくらいのトンデモ説だって言いたいのか?(笑)

2012/05/25

平成24年5月期 西諸地区子牛セリ

5月20日~22日の三日間 西諸地区子牛セリ市が開催されました。

結果は

雌 670頭 平均 343,820 

去 829頭 平均 428,478 

トータル 1,499頭 平均 390,639 

前回比 21,784安 前年同月比 35,740安 

http://twilog.org/k_ichiba より

前回、24年4月せりとの比較で雌は24000円程度の下げ

去勢は21600円程度下げになってます。

トータルで40万円切ってきました。肥育にとってはありがたいですが

繁殖にとっては厳しい相場ですね.

 

種牛別結果。

種雄牛  頭数  雌平均 去勢平均

下は前回24年4月。   

          頭数   雌    去

美穂国   322  346  437
          336  377  454

福之国   311  336  431
             367  352   456

勝平正   301  344  423
              350  366  442

安重守   206  313  400
           220  338  425

秀菊安   190  312  408
            216  332  424

忠富士    97  535  487
           144  544  505

西諸畜連HPよりhttp://www.nishimoro-chikuren.or.jp/

気が付けば美穂国の上場頭数が一番多くなってました。

非常に期待の大きかったころの種付けになるのでしょうか。

今のところ 期待されたほどの爆発力は無いものの

現在の宮崎のメインの種牛(5頭)では増体は一番。

格付け成績もそこそこの成績を出しているようです。

子牛価格にもそれが反映されてるのか忠富士以外では

一番の価格になっているようです。表現型が素晴らしいので

繁殖用に買われる方も多かったように思います。

忠富士の上場が100頭を切っています。

雌で評価になってる牛が多いと言うのもあるのですが

いよいよ貴重になってきました。

秀菊安と安重守は厳しい相場ですね。

一年後はどうなっているのでしょう?

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2012/05/24

口蹄疫・家畜防疫連携会議開催 2012年5月

家畜防疫連携会議

家畜の伝染病、口てい疫の再発防止に向け、宮崎県は農業関係以外にも観光や運輸など県内の幅広い業界団体と防疫協定を結び、連携を確認するための会議を開きました。

宮崎県は、おととし大きな被害をもたらした口てい疫からの復興を図る計画の中で、再発防止の徹底のため、さまざまな業界と連携する「家畜防疫連携会議」を1つの柱に位置づけました。

これを受けて開かれた23日の会議には、JAなど農業関係の団体以外に、防疫協定を結んだホテル・旅館やトラックなど14の団体の代表が初めて一堂に集められました。

県の担当者が、4月以降も台湾で口てい疫の発生の報告が続いていることから、空港や港などの水際対策が重要だとして、改めて協力を求めました。

つづいて、それぞれの団体による対策が紹介され、このうち
建設業協会では、要請があれば迅速かつ安全に重機や資材を提供できるように整備を徹底していること、また

宮崎空港ビルやホテル・旅館の団体では、消毒マットを複数設置していることなどが報告されました。

宮崎県は今後も定期的に家畜防疫連携会議を開いて、口てい疫の再発防止のための情報の共有を図ることにしています。

05月23日 12時25分 NHK


口蹄疫の防止を・家畜防疫連携会議

2012年05月23日 UMK

2年前の口蹄疫は、地域経済にも大きな打撃を与えました。

宮崎市では、農業団体だけでなく、県内の様々な業界団体と連携し、口蹄疫の再発を防ぐ会議が開かれました。

「家畜防疫連携会議」には、空港やトラック業界など14の団体から、約30人が出席しました。

会議では、県の防疫担当者が、今でも、東アジアで、口蹄疫が発生していることから、万全な水際での防疫協力を、呼びかけました。

これに対して、観光・運輸業界から、ホテルや空港、カーフェリーの施設では、継続して靴底の消毒マットを設置していることや、建設業界では、消毒を行う重機や機材を、迅速に提供できる態勢をとっていることなど、それぞれの取り組みが紹介されました。

県では、この会議を通じて、業界団体と、口蹄疫などの情報の共有化をはかり、農家には、家畜飼育の管理基準などを盛り込んだ「防疫ガイドライン」を徹底するよう呼びかけることにしています。

口蹄疫再発防止に向け連携強化

5月23日 17時54分 MRT

 口蹄疫に対する防疫態勢を強化しようと、関係団体を集めた家畜防疫連携会議が、23日、開かれました。

 この会議は、口蹄疫の再発防止に向けて様々な業界と連携するため、県が設置したもので、午前中の会議には観光業界や建設業界など14団体の代表が参加しました。

県の担当者は海外で口蹄疫の発生が続いているとして、水際対策として空港や港湾それにホテルなどで消毒を徹底するよう呼びかけました。

また農業団体を集めた午後の会議では、今年4月に大規模農場を対象に実施した巡回指導の結果が報告されました。

それによりますと、畜舎の立ち入りなどに関する記録に不備があった農場が約8%あったということです。

一方、出席者からは「防疫への意識が薄れている」「高齢化の進んだところでは地域で協力して消毒すべき」などの意見が出されました。

(口蹄疫復興対策局・永山英也局長)「まだまだやらなければならないことがあるのではないかとご指摘を頂いたことを、一つ一つ積み重ねていく実行していくということが必要だと思う」

 県では、今後も各関係団体と情報の共有化を図り、防疫態勢の強化につなげていきたいとしています。


家畜防疫体制を強化 県、非農業団体加え協議

宮崎日日新聞 2012年5月24日付転載

 さまざまな業界・分野の関係者が情報を共有することで家畜伝染病の防疫体制強化を図ろうと、県家畜防疫連携会議は23日、宮崎市の県電ホールであった。

 農業26団体のほか、観光、建設、運送業など14団体の代表者が出席。
県は農場、宿泊施設などの調査結果を示しながら、防疫の徹底を求めた。

 県が4月に改定した「口蹄疫からの再生・復興方針」工程表に基づいて開催。
県主催の防疫会議に、非農業団体が参加するのは初めて。

 まず非農業団体のみが集まった午前の会議では、県復興対策推進課が台湾や韓国など近隣諸国で口蹄疫が発生していることを報告。

 県が防疫協定を結んでいる宿泊施設やゴルフ場、港など83施設を対象に、消毒設備が不十分だった事例などについて言及した。

 また有事に、重機を操作して消毒ポイント設営などに当たる建設業団体には、普段から防疫資材の在庫や調達先を把握しておくよう要請。

 出席者からは「万一の際に迅速な初動態勢がとれるよう、指示系統を具体的に盛り込んだマニュアルを作ってほしい」などの意見が出た。

 午後からは農業団体を対象に開催し、これまでの農場巡回調査で見つかった防疫記録の不備などを指摘。団体からは「農家によって防疫意識の温度差がある」との指摘が相次ぎ、同課は「JAなどと連携し、今後も徹底した指導を継続していく」と応じた。

※メモ・独り言

非農業団体も加わった協議会。
水際対策や、いざという時の防疫態勢に農業以外の業界の協力は欠かせない。
それぞれの業界団体が危機感を持って協議会に参加してくれていることに感謝。

2年も経てば、農家に温度差が生まれるのも理解できる。
JAなどによる徹底した指導の継続が一番だと思うが、心配なのはJAに加入していない企業系の農場だ。

行政からJA,JAから農家という連絡網だけでなく、行政側から企業系農場への直接の連絡網はできているのだろうか?
また、防疫の研修会などに企業系農場の管理者は参加しているのであろうか?

2012/05/23

「宮崎県職員獣医師」募集中!

河野宮崎県知事がFBとツイッターで発信してました・・・・

「うん、これは少しでも広めなければ!」と思った次第です。

志のある方、どうぞよろしくお願いします m(_ _)m


ニッポンの食を守る最前線に、あなたの力をぜひ!

平成24年度宮崎県職員(獣医師)選考採用試験案内
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/somu/jinji/senko_saiyo/h23index.html

県職員獣医師紹介ページ
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/fukushi/eisei/jui/index.html


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2012/05/21

牛スジの下処理

「牛肉で一番好きな部位ってどこ?」と尋ねると

「牛スジ!」と答える旦那がいます。

いや、牛スジって部位じゃねぇし (;´д`)トホホ…

ま、それくらい、ウチでは牛スジを使う事が多いです。

冷凍庫には絶えず1キロ位は常備しております。
なんたって、安くて旨いってのが一番!

さて、今回は牛スジの下処理について。

どうしても雑味が多い部分だし、大量の脂が付いてる事もあるので
下処理は、しないよりした方が数段美味しく食べられると思ってます。

写真は牛スジ1キロ。真空パックのうえ、冷凍で売ってました。

Photo

牛スジの下処理の仕方

① 水から茹でる

Photo_2

② 沸騰したらアクは取らずに、そのまま5~10分位煮る

Photo_3


③ ザルにあげて流水でアクと余分な脂肪を取り除く

④ ①~③を2度繰り返す

これだけです(*^。^*) 

この作業、ニンニクやショウガなどを使う料理なら1回だけでもかまいません

が、牛肉の種類によっては臭みが残る場合もありますので、
できたら2回は繰り返す方が良いかと思います。

私はカレーやシチューに使う時には、市販のルーは油分が結構入っているので
3回茹でこぼしています

▼下処理をした物。後は、再度水から1時間ほど煮て下さい。

Photo

▼そのまま、砂糖・醤油・酒で甘辛く煮込んだり・・・

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▼ショウガを効かせてコンニャクや大根、ニンジンと煮込んだり・・・

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▼ゴボウと一緒に煮込んだり・・・・

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いろいろ試してみてくださいなhappy01

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2012/05/17

枝肉の格付の話「瑕疵」・・・シコリ

久しぶりに「格付の話」です。よろしくお付き合いください。

牛枝肉格付明細を見ると、瑕疵の所にカタカナが記入されています。
これが瑕疵です。

▼カタカナの右に書いてあるのが、瑕疵が見つかった場所です。

Photo

▼枝肉にも等級とは別にイだのウだのと刻印されます。

Photo_2

瑕疵(かし)とは、傷や欠陥の事を言います。

枝肉以外でも一般的に使われる言葉ですが、枝肉の場合は、次の6項目に分類されます。

☆ ア:多発性筋出血(シミ・スポット)

☆ イ:水腫(ズル)

☆ ウ:筋炎(シコリ)

☆ エ:外傷(アタリ)

☆ オ:割除(カツジョ)

☆ カ:その他(上記に属さないもの・背割り不良、骨折など)

今回は、この中の「ウ:筋炎(シコリ)」について。

なんで「ア」から始まらず「ウ」から始まるのかというと・・・
たまたま「シコリ」の写真が手に入ったからです(笑)

★シコリとは?

簡単に言うと、筋肉が白っぽく変色したもので、おおまかに分けると2種類あります

1・筋肉系のシコリ・・・筋肉が固い結合組織に置き換わったもの

2・脂肪系のシコリ・・・筋肉が脂肪組織に置き換わったもの

1の筋肉系のシコリは、バラやロース、モモなどに、2の脂肪系のシコリは僧帽筋(カブリ)によく見られます。

筋肉の外傷や筋肉内注射などが原因とされ、ビタミンA欠乏症も関係していると言われています。

ここでは「枝肉の格付の話」ですので、あくまで枝肉を見る時の事を書いていきます。

シコリについて詳しく知りたい方は、以下のサイトをご覧ください。
(原因や予防法について分かりやすく書いてあります)

☆シコリについて考える  松本大策
 http://www.ja-job.com/Portals/1/sonota/hiiku/027.pdf

▼僧帽筋(カブリ)のシコリ(画像は口田研究室の物をお借りしました)

Photo_5

さて、このシコリっていうやつ、枝肉の価格を大幅に下げてくれるのです。

シコリになった部分は素人が見ると「これって、すんげーサシが入ってるじゃん!」

なんて思わせてくれるのですが、実際には食べられる物ではありません。

当然、買参人さんは「シコリ」の有る物は、なかなか購入してくれません。

中でも高級部位と言われるロースの部分にシコリが見つかると、枝肉価格は大幅に下落します。

「シコリ」の影響・深度がどの程度か、買参人さんの目が光ります。

枝肉の格付けは肋骨の6~7番目を切り開いて見るわけですが、

見えるところだけでなく、ロース芯(胸最長筋)全部がシコリになっているのか、

あるいは断面に近い部分だけがシコリになっているのか、

どちらかによって、精肉にする時の歩留まりが大きく違ってきます。

「ひょっとすると、ロース全部が使い物にならないかも・・・」

「見た感じだと、肩ロースにはシコリは無いようだ」

「ひょっとすると、シコリがあるのはホンのわずかかもしれない」

など、買参人さんの見る目が試される時です。

影響が「大したことない」と判断されれば、それなりの値段が付きますし、
「これは売り物にならない」と思われれば、安値で取引されます。

▼同じA4等級 B.M.S No.6の枝肉ですが、シコリの大きさで値段に大きな差が出ました。

▼1キロ当たりの単価 1765円

Photo_3

▼1キロ当たりの単価 1280円

Photo_4

要は「買参人さんが、どう評価するか」なんですよね。

瑕疵があるから格付が悪くなると誤解されている人もいるようですが、
格付けと瑕疵とは、全くの別の評価です。

例えば、瑕疵があるからA5ランクがA4ランクに落とされるとか、

B.M.SのNo.が10から9に落とされるとか、

そういった事はありません。

「本当ならB.M.Sが12だったのに、ロース芯にシコリがあったから10に落とされた」
なんてことは、決してありません。

もっとも「B.M.S12だったが、シコリがあったために10程度の値段しか付かなかった」
というのは、よくあることですが。

実際にB.M.S12でロース芯にシコリ(ほぼ真っ白)がある枝を見たことがありますが・・・

やはり、枝肉価格は非常に安い物でした。

通常なら「すき焼き用」などとして高い値段で売れる肩ロースなどに瑕疵があれば、肉屋さんとしても使い物になりませんから・・・安値が付くのも仕方ないですね。

また写真が手に入ったら(笑)瑕疵の話を書きたいと思います。

☆おススメのサイト

帯広畜産大学 口田研究室 牛枝肉画像
http://www.obihiro.ac.jp/~kuchida/ranking.html

瑕疵の写真が分かりやすく分類してあります。ぜひ参考になさってください

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2012/05/15

マンナンレバー食べてみた

まぁ生レバー禁止に関しては、言いたいことがたくさんあるんですが・・・

今回は、そーゆーのは置いといて(笑)

噂の「マンナンレバー」を注文して食べてみましたよって話です。

昨年8月に発売された「マンナンレバー」が好調な売れ行きを見せている・・・

なんてニュースを見ちゃうと、一度は食べなきゃって思うでしょう?

ま、思わない人も多いんだろうけど、ほら、モノは試しって言うし(* ̄ー ̄*)

▼こんな感じで届きました

Photo

▼とりあえず、盛り付けてみました

Photo_2

う~ん、それっぽい??ま、食してみますrestaurant

一言でいうと・・・・

レバーと ちゃうやん!

別物です!(キッパリ!)

かといって、いかにも「こんにゃく」でもありません。

調味液に付け込まれた、それっぽい色をしたコンニャクをゴマ油を付けてたべると・・・・

それなりに おいしい気がする(笑)

食感も、プルンとしていてレバーっぽい。

レバーっぽいんだけど、別物。

別物なんだけど、やっぱりそれなりにおいしい。

決してキライではない。
つーか、どっちかと言うと、好きかもcoldsweats01

▼袋の裏はこんな感じ

Photo_3

ははは・・・困ったなぁ。

「二度と食べなくてもいいや!」とも思いませんし、

出されたら「喜んで食べちゃう!」とも思うわけです。

なんとも不思議な食べ物でございました。

で、「レバ刺しの代わりになる?」と聞かれれば・・・

まぁ、気分だけは味わえるってところでしょうか。

一度食べてみるのも楽しいかと思います。はい。

ハイスキー食品工業株式会社
   「マンナンレバー」のご紹介
http://www.haisky.co.jp/products/newitem/

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2012/05/14

「口蹄疫を忘れない日」読書感想文と水牛のこと

宮崎日日新聞が4月20日を「口蹄疫を忘れない日」と提唱。
あの日から2年目に、口蹄疫関連図書の読書感想文を募集しました。

畜産農家や獣医師からも応募があり、その多くは家畜を失った悲しみや
口蹄疫の初発農場をめぐる議論がテーマになっていたそうです。

農家としては、やはり「初発」がどこであったのかの問題は深く重いものがあります。

宮崎の畜産農家は、誰も「水牛農家」が初発だとは思っていないんですよね。

それなのに国の疫学調査では、検体の一番古い物が「水牛」の物だったために
水牛農家さんが初発ということにされているのが現状です。

公的な機関が発表してしまえば、それが「事実」になってしまうのでしょうか。
当事者は誰も納得していないというのに・・・。

水牛農家のかかりつけだった池亀獣医師が、今回の読書感想文にも応募され、
優秀賞を受賞されています。

池亀獣医師の読書感想文の新聞記事のコピーを載せておきます。

Photo

池亀獣医師は、口蹄疫発生直後から「水牛が初発では無い」と訴えてこられた方です。

宮崎県獣医師会児湯支部が平成22年10月にまとめた「2010年口蹄疫の現場から」という冊子、特別シンポジウム「2010年・口蹄疫が残した課題」要旨集、その他機会がある毎に「水牛の無実」を記し、話してこられました。

今回の読書感想文への応募も、少しでも一般の人に真実を知らしめたい、忘れ去って欲しくないという思いからではないでしょうか。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

水牛農家さんが、ツイッターで当時の事を語り始めています。
2年を経てやっと、つぶやける心境になられたのかもしれません。

個人的に、公人でない方のツイッターを紹介するのは如何なものかと思っています。

ですが、御本人も多くの人に知って欲しいと思っていらっしゃると、ある方を介して知り、
ここに御紹介する次第です。

「夢竹ラーメン 竹島英俊」さんのツイッター
http://twitter.com/#!/missile883

この中の4月10日のつぶやき

「ラーメン屋もいい感じになってきたところで、北海道で水牛導入の動きがあり、そろそろ水牛の濡れ衣を晴らす為に少しづつツイート(以下略)」

この北海道で水牛導入の話は、農業新聞の以下の記事の事のようです。

Photo_2

まるで、水牛や水牛から出来るチーズが不潔な物であるかの様な認識を持ち、批判されている酪農家の方のブログを目にした事があります。
酪農家の方が批判したことで、一般の消費者の方までもが誤解してしまったかもしれません。

今回導入予定の水牛は、オーストラリアからきちんと検疫を受けて輸入されるものです。
もちろん竹島さんの飼育していた水牛も、同じ様に検疫を受けオーストラリアから入った物。

今回の水牛導入で、水牛に対する偏見が少しでも無くなってくれればと思います。
そして、できれば竹島さんがチーズ作りを再開してくれることを願ってやみません。

2012/05/11

口蹄疫・西都・児湯地域で子牛のセリが本格化

再開農家の子牛出荷 本格化

おととしの口てい疫でほとんどの農家が家畜を処分した児湯地域で子牛の競り市が開かれ、畜産を再開した農家が2年ぶりに本格的な出荷を始めました。

畜産が盛んな児湯地域では、おととしの口てい疫のため1100戸余りの農家で牛や豚が処分され、一時は家畜がほとんどいない状態になりました。

そのあと畜産を再開した牛の繁殖農家は、新たに飼育した母牛から生まれた子牛が出荷の適齢期を迎え、新富町の児湯地域家畜市場で開かれた競り市には、2日間で前回のおよそ2倍に当たる820頭余りが出荷されることになっています。

10日は、宮崎県の河野知事もかけつけ、「口てい疫からの再生・復興が本格化するという手ごたえを感じます。活発な取引を期待したい」と述べました。

子牛は次々と競りに掛けられ、平均価格は、42万円あまりでほぼ前回並みとなりました。
児湯地域の子牛の出荷頭数は、去年は口てい疫発生前の10分の1程度に激減しましたが、来年にはおよそ60%の水準まで回復する見通しです。

再開後初めて2頭の牛を出荷した川南町の畜産農家の女性は、「再び競り会場に戻ってくることができ、感激しています。みんなでよい牛を作って復興していきたい」と話していました。

05月10日 18時49分 NHK

西都・児湯地域で子牛のセリが本格化 2012年05月10日 UMK

口蹄疫からの復興へ大きな一歩です。

口蹄疫で大きな打撃を受けた西都・児湯地域で、再導入された雌牛から、誕生した子牛のセリが、2年ぶりに本格化します。
児湯地域家畜市場には、たくさんの子牛が並び、市場には2年ぶりに活気が戻りました。

畜産農家の話。
「やっぱりうれしいです。
良い値段がすれば良いがと思って」。
「とにかくホッとしています。
なかなか元には戻らないけど、でもやっぱりうれしいです」。

きょうは、河野知事が児湯地域家畜市場を訪れ、子牛のセリを前に、畜産農家などを激励しました。
河野知事の話。
「本格的なスタートということで皆様とともに、一歩一歩口蹄疫からの再生復興に向け歩んでいきたい」。

家畜市場では、口蹄疫が終息した後、西都・児湯地域で、再導入された雌牛から生まれた子牛など約800頭が、きょうとあす、セリにかけられます。

西都・児湯地域で2日以上、セリが開かれるのは、口蹄疫発生前のおととし3月以来、2年ぶりで、セリを待つ畜産農家からは、笑顔がこぼれていました。

畜産農家の話。
「2年の間本当に暗いというか、沈んだ気持ちでずっといたからきょうは晴れ晴れと」。
「きょうは6頭出しました。
素牛導入で出荷まで2年かかったけども、やっと希望が持てるかなという思いです」。

きょうのセリで取引きされた子牛の平均価格は、前回より約1万2000円安い42万1645円でした。
口蹄疫の被害が集中した西都・児湯地域では、復興に向け、子牛のセリがこれから本格化します。


児湯地域で子牛出荷が本格化
5月10日 18時02分 MRT

 児湯地域で10日から子牛のセリが始まりました。口蹄疫の発生確認から2年余り。口蹄疫終息後に再導入された牛から生まれた子牛の出荷がようやく本格的に始まりました。

 児湯地域家畜市場で10日から始まった子牛のセリ。今回は、おととしの口蹄疫終息後、西都、児湯地域で再導入された牛から生まれた子牛を中心に800頭余りが出荷されます。

(畜産農家)「きょう(口蹄疫発生後)初めて出荷するけどこの雰囲気がいい」「無収入だったので少しでも高いとうれしい」

 10日は河野知事も駆けつけ農家を激励しました。
(河野知事)「本格的なスタートということで、みなさんとともにまた一歩一歩、口蹄疫からの再生・復興に向けて歩んでまいりたい」

 口蹄疫終息後、初出荷となる牛が全体の7割を超えた10日のセリ。家畜市場によりますと、平均価格は約42万1600円で取り引きされたということです。

(児湯地域家畜市場・高野雄二参事)「全国的な枝肉相場からするといい相場がしているんじゃないかと今の状況は思っている。農家の思いもひとしおだと思っている。継続された農家、再開された農家に感謝している」

 口蹄疫の激震地となった児湯地域。畜産農家たちは復興へ向けてまた一つ、その歩みを進めました。


口蹄疫から復興 宮崎で子牛出荷本格

2012年5月11日 00:11 カテゴリー:社会 九州 > 宮崎

 2010年に宮崎県を襲った家畜伝染病・口蹄疫(こうていえき)で殺処分された牛豚など約30万頭の9割を占めた児湯(こゆ)地域の家畜市場(新富町)で10日競りがあり、終息後に飼い始めた繁殖牛から生まれた子牛の出荷が本格化した。生産者は「2年は長かった」と活気の戻った市場に笑顔を見せた。競りは11日まで。2日間で約600頭が出荷される。

 口蹄疫は10年8月下旬に終息。多くの畜産農家はウイルスの清浄性の確認期間を経て同11月から飼育を再開した。

 この日は11年9月ごろに生まれた生後7~8カ月、体重270~300キロの子牛が競り落とされた。殺処分を免れた地域の出荷分を含む平均は約42万円だった。

 70頭を殺処分し終息後の初出荷となった新富町の長友裕さん(54)は「生まれた翌日に処分した子牛もいて、当時はやり切れなかった。出荷を再開できて何とも言えずうれしい」と話した。

=2012/05/11付 西日本新聞朝刊=


子牛の出荷本格化 頭数倍増復興へ一歩
宮日 2012年05月11日

 口蹄疫の被害が集中した児湯郡市畜連の5月期子牛競り市は10日、新富町の児湯地域家畜市場で始まった。

 出場823頭の約8割は口蹄疫後に再導入された母牛から生まれた子牛。前回3月期と比べても出場頭数が倍になるなど出荷が本格化し、日程も11日までの2日間と口蹄疫以前の状態に戻った。激励に訪れた河野俊嗣知事は「ようやく再生復興に向けて児湯西都地域が動きだした」と関係者の取り組みを評価した。

 初日は427頭(雌151頭、去勢276頭)が出場。同市場は生産者や購買者であふれ、立ち見が出るほどのにぎわいだった。

子牛が次々と競り落とされ、高値の取引には歓声が上がった。同畜連によると、同日の平均価格は雌が39万2985円(前回比2343円増)、去勢が43万6183円(同2万5047円減)だった。

 口蹄疫で13頭を失った新富町新田、押川博司さん(70)は経営再開した2010年11月、新たに10頭を導入し、同日は自宅の牛舎で生まれた2頭を出荷した。「ワクチン接種後、牛を見ながら『無駄死にさせてはいけない』と強く思った。頭数がそろうことで、購買者にとって魅力のある市場になる」と活気が戻った競り市を喜んだ。

 開始前にあいさつに立った河野知事は、今年10月に長崎県佐世保市などで行われる全国和牛能力共進会を挙げ、「口蹄疫で大変な思いをした地域から代表牛が選抜され、日本一の栄冠を勝ち取ることが宮崎の畜産の復活を印象づけるものになる」と夢を描いた。

 同畜連の壹岐定徳会長は「西都・児湯地域は口蹄疫の震源地になったが、ここまで復興できた。生産者は毎日が防疫。二度と惨事を繰り返さないよう取り組みを徹底してほしい」と呼び掛けた。


復興へ子牛せり 児湯地域家畜市場 知事も駆け付け激励
   繁殖若雌の第1産出品

日本農業新聞 2012年5月11日付転載(改行等加えた)

 宮崎県新富町の児湯地域家畜市場で10日、2日間の日程で5月期子牛せり市が開かれた。
出品された子牛は口蹄疫終息後、導入された繁殖若雌牛の第1産。同市場管内は家畜が全滅に近い被害を受けた地域で、経営再開後の出荷がいよいよ本格化する。

この日の平均価格は1頭当たり約42万円、最高価格は雌の約140万円だった。

 出荷本格再開の節目に当たり、同県の河野俊嗣知事が駆けつけて生産者らを激励した。

 2日間で出場する子牛は823頭。10日は420頭だった。口蹄疫では西都市の一部と、川南、高鍋など東児湯5町が家畜ゼロ地帯になったが、経営再開は終息後の2010年9月から順次始まり、雌子牛も導入された。これらが成牛になり、昨年夏に第1産が誕生。ようやく、せり市に出荷できるようになった。

 購買者は、大阪府や兵庫、徳島、愛媛などの県や九州各県から訪れており、せり前から購買者や生産者との会話が弾んでいた。

川南町の大山謙太郎さん(33)は4頭を出荷。「口蹄疫では繁殖牛64頭が疑似患畜で殺処分された。現在、47頭まで復興した。50頭まで増やす」と話した。

都農町の繁殖・肥育一貫経営で160頭飼養の黒木雄太さん(30)は「若雌を1頭購入する。目星を付けた。周りの人たちと経営再開に頑張りたい」と話していた。

(後略)


※メモ

宮崎のローカルニュースでは競り初日の様子を多くの時間を割いて放送。
とにかく、みんなの嬉しそうな顔が印象的。
過去の殺処分のニュースでインタビューに答えていた繁殖農家さんたちも再び登場。
あの時とは、全く違った表情で、見ているこちらも嬉しくなった。

高鍋農業高校の子牛は61万円の高値。
同校に繁殖牛をプレゼントしてくれた米沢牛のSさんも、購買者として参加。

MRTのニュースの動画 数日間は見られます。
http://mrt.jp/localnews/

2012/05/10

肉牛の絵本

農文協の園芸絵本「そだててあそぼう」シリーズの中の1冊。

Ehon

読んでみたいなぁ、これ。注文しようかなぁ・・・

なんて思っていたら、既にウチにありました(笑)
数年前に相方が購入していたようです。
もっと早く読めばよかった。

もうね、笑っちゃうほど詳しい内容です。
これが絵本かよ、って突っ込みを入れたくなるくらいに。

ちなみに内容は(目次より)

1.江戸時代末に、西洋人が舌鼓を打った和牛肉のサシ

 2.日本の和牛はどこからやってきた?

 3.薪や塩を運び、田畑を耕すウシから食べるウシへ

 4.ウシは草の化身、しっぽは虫よけ

 5.肉を食べるためのウシたち(品種紹介)

 6.ウシの一生、和牛のライフサイクル(飼育ごよみ)

 7.さあ、ウシを飼いはじめよう!

 8.子とりをするか、肥育をするかで、育て方がちがう

 9.ウシの草刈りで出前「モー刈る」をしよう!

 10.ウシと人との約束「子孫を絶やしてはいけない」

 11.子ウシのあつかい方。こんなとき、どうしよう?

 12.生きたウシが肉になって食卓にのぼるまで

 13.牛肉の生い立ちを追跡してみよう!

 14.牛肉の部位とおいしい食べ方いろいろ!

 15.おいしいステーキの焼き方

産ませ育てて、食べるまでの事が一通り分かる内容です。
育てるだけでなく「食べる」というところまで扱ってるのが、ある意味すごい。

母牛から誕生して雌なら14~16カ月で人工授精とか、
12~15ヶ月サイクルで子牛を産ませるとか、
5~6産したら経産牛肥育へ回すとか、
オスなら睾丸を取ってしまい去勢して肥育に回すとか・・・

母牛に濃厚飼料をやりすぎると繁殖障害をおこすよとか、
食道梗塞になると反芻できなくてガスがたまる病気になるよとか・・・

他にも、頭絡(もくし)の結び方とつなぎ方、
「刷り込み」の手順、などなど・・・

なんか、すごく勉強になるんですが・・・(@Д@;

つーか、これ、本当に子供向けの絵本ですか?

肉牛の事を知りたいと思ったら・・・、
先ず読んでみれば、ある程度の事はわかります。

牛飼い初心者(に限らず)は、一通り読んでみると面白いかも。

「肉牛の絵本」
農文協発行 定価(税込)1890円

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2012/05/08

肉の日なので「焼肉・ステーキなかにし」へ

4月の29日(肉の日)は、「なかにし」さんへ行ってきました。

いや、ウソです。行ったのは30日。

お得なランチを食べに行こう!
でも29日は日曜だからランチはやってないし。
そんじゃ、30日に行けばいいじゃん!

ってわけで行ったのですが・・・

「本日はランチメニューはやっていません」

という張り紙。

・・・あ~、世間はGWか・・・il||li _| ̄|○ il||li

29日は昭和の日で、30日は振替休日ね。

お目当てのランチはあきらめて、ビーフカツ定食とレディースステーキを注文。

Photo

ビーフカツには、ゴマの入ったトンカツソースがかかってました。

個人的には、ビフカツにはデミグラスソースが好きなんだけど、
これはこれで美味しかった!

Photo_2

レディースステーキは150g位?のお肉!
他にスープとサラダと飲み物が付きます。

Photo_3

次こそは、ランチ食べるぞ!( ̄ー+ ̄)

※関連
焼肉・ステーキ「なかにし」に行ってきた
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2011/10/post-369d.html

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2012/05/06

口蹄疫・家畜防疫9県連携

家畜防疫9県連携 情報共有や人員派遣

日本農業新聞 2012年5月3日付転載(改行等加えた)

 口蹄疫や高病原性鳥インフルエンザなど家畜伝染病の防疫のため、九州、沖縄、山口の9県が防疫対策で連携することを申し合わせた。宮崎県が明らかにした。

万一の発生時の情報共有や人のやり繰りがつかない場合の家畜防疫員の相互派遣など7項目で連携する。

 これら9県は国内有数の畜産地帯。2年前に口蹄疫、1年前に高病原性鳥インフルエンザが宮崎県で発生したことにより、この地域で家畜伝染病への懸念が高まり防疫対策での連携が重要になってきていると判断。
 申し合わせでは、防疫対策での迅速・的確な対応に必要な事項を定めた。

 幹事県は1年交代とし、各県の畜産主務課長らの指名、緊急連絡先の情報を取りまとめて各県に提供する。

発生県が検体を国の検査施設に送付した段階で各県とも発生情報を共有化。県境での消毒ポイント設置など防疫措置で連携する。

 発生県の家畜防疫員や防疫作業員だけでは対応が難しい場合、農水省の要請に基づいて各県とも協力していく。発生県で防疫措置の資材が不足した場合には各県が提供か貸与することにした。

口蹄疫・種牛農家が県提訴

口蹄疫、種牛農家が県提訴「殺処分の補償額低い」

 宮崎県内で2010年に広がった家畜伝染病「口蹄疫」で、飼育していた種牛6頭を殺処分された農家が、県の補償額は不当に低いとして県を相手取り、3億5000万円の支払いを求める訴訟を宮崎地裁に起こしたことがわかった。

 提訴したのは、同県高鍋町の薦田長久さん(73)で、3月27日付。訴状によると、薦田さんは当時、宮崎県内唯一の民間種牛農家だった。10年7月、口蹄疫の蔓延を受け、感染拡大を予防するため種牛6頭の殺処分に同意。その後、県から1頭当たり330万~851万円、計4013万円の補償金を提示された。

 薦田さんは「種牛の精液から将来生まれる子牛の金額なども考慮すべきだ」と主張。6頭の価値は最大で計7億9307万円(1頭当たり1985万~3億1055万円)と独自に算定し、当面の支払いとして3億5000万円を求めている。薦田さんは取材に対し、「こんな低い額が今後の基準になってはならない」と説明。県畜産・口蹄疫復興対策局は「補償額は適正に決めた」として全面的に争う考えを示している。

(2012年5月4日 読売新聞)


損失補てん求提訴 口蹄疫で宮崎の畜産農家

2012年5月3日 01:39 カテゴリー:九州 > 宮崎

 家畜伝染病・口蹄疫(こうていえき)で殺処分された種牛に対する補償金額が低すぎるとして、宮崎県高鍋町の畜産農家の男性(73)が宮崎県を相手取り3億5千万円の損失補てん金を求める訴訟を宮崎地裁に起こしたことが2日、分かった。提訴は3月27日付。

 訴状によると、口蹄疫が猛威を振るった2010年7月、男性の所有する種牛6頭が口蹄疫対策特別措置法に基づき予防的に殺処分された。県は補償金として4030万円を提示したが、男性が「評価が低すぎる」と受け取りを拒否。これに対し県は11年3月、債務を弁済したのと同じ法的効果のある弁済供託をした。

 男性は、種牛6頭で計7億9300万円が正当な評価額と主張。その根拠を「種牛1頭を育てるのには候補牛15頭が必要で、導入費用は10倍かかる」「精液ストローの単価も低すぎる」とし、訴訟では提示された補償金との差額の一部を請求した。

 男性は「20年以上育ててやっといい種牛ができた途端に殺処分された。この低い補償額が基準になってほしくない」と話した。県畜産課は「適正な評価だったことを裁判で主張する」と争う姿勢を示した。

=2012/05/03付 西日本新聞朝刊=


種雄牛殺処分「補償額低い」高鍋の農家、知事提訴

宮日 2011年4月28日付転載

 2010年の口蹄疫をめぐり、民間種雄牛を殺処分された高鍋町の男性が、牛の評価、補償額が不当に低いとして河野知事を相手取り、3億5千万円の損失補填金を求める訴えを宮崎地裁に起こしていたことが27日、分かった。提訴は3月27日付。

 書状などによると県は、男性が所有する種雄牛6頭を予防的に殺処分した際、県が選出した評価人が算出した評価額に基づき計約4031万円の補償を申し出たとされる。
ただ、男性は本来の牛6頭の評価額は計7億9308万円としている。

 男性は評価額の根拠として「優秀な種雄牛を育成するには15頭ほどの候補牛の導入が必要なため、導入費用が10倍以上になる」「県家畜改良事業団の種雄牛に比べ、差別的な扱いを受けていた」などとしており、不足分の補償の一部として求めた。

 男性は「これまでも不服を申し立ててきた。正当な評価をしてほしい」と訴えた。

 県畜産・口蹄疫復興対策局の永山英也局長は「裁判では、適正な評価をしたことをしっかりと主張する」と述べた。


※メモ

なんで県が相手だったのかが分からなかったのだが、「県の評価に対して」ということらしい。種雄牛に関しては血統や、ストローの販売実績から評価額が決まると農水省の文書にはある。
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/brochure_0716.pdf


・県から1頭当たり330万~851万円、計4013万円の補償金を提示
・6頭の価値は最大で計7億9307万円(1頭当たり1985万~3億1055万円)と独自に算定

・「種牛の精液から将来生まれる子牛の金額なども考慮すべきだ」と主張

将来生まれる子牛の金額も考慮というなら、宮崎県有の種雄牛の金額は1頭で数十億円になったのではないだろうか?男性の「低い補償額が基準になってほしくない」という主張は理解できるが、宮崎県の一畜産農家としても、果たしてその価値が男性の申し立て通りなのかは分からない。

2010年9月7日付の宮崎日日新聞、6日付の朝日新聞の記事も合わせて載せておく。

種雄牛など殺処分県有牛 補償要望国が難色 (宮日 2010年9月7日付)  口蹄疫の感染疑いにより殺処分された50頭の種雄牛など県所有の家畜について、県側が要望する手当金(補償金)に対して国側が難色を示していることが6日分かった。殺処分した家畜への手当金は、家畜伝染病予防法で評価額の5分の4を国が支払うと定められている。県は公有、民有を差別せずに補償するよう要請を続けている。

 県所有の家畜について、県は7月下旬、農林水産省に補償金支払いが可能か文書で問い合わせたが、同省は「支払いはできない」と回答。同省によると、手当金は飼い主が伝染病の通報をためらわないための制度で、「家畜防疫の責任者の県が通報を怠ることはあり得ない」という。

 県は先月、国に対して行った緊急要望にも盛り込んで補償を求めている。県畜産課は「種雄牛は(冷凍精液)ストロー販売の逸失利益を考えると数億円規模の算定になる。県民の資金を投入して育成したことも考慮してほしい」としている。

 県所有の種雄牛は次代を担うための待機牛を含め、口蹄疫の発生前には55頭いた。国と県の協議を経て、5月14日に特例でエース級6頭が避難したが、直後に感染疑いを確認した1頭が処分された。残る49頭も県が救済を求めていたが、1頭に感染疑いが分かり、全頭処分した。

 ほかに県立農業大学校、高鍋農業高(いずれも高鍋町)で飼育していた実習用の牛、豚など約550頭も感染疑いで処分されている。


種牛殺処分の補償金、国が却下 農家、冷ややかな見方も
2010年9月6日 asahi.com

 口蹄疫(こうていえき)の感染拡大に伴い、県所有の種牛計50頭が殺処分されたことに絡み、県が国に対し、この50頭分の手当金(補償金)を求め、国から断られていたことが関係者の話で分かった。東国原英夫知事が「宝であり財産」とまで評した県所有種牛は当初、県の外郭団体の県家畜改良事業団(高鍋町)でまとめて管理しており、同事業団の施設内で感染疑い例が出るなどしたため、殺処分された。畜産農家などからは「そもそも自己責任だ」といった批判も出ている。

 県所有種牛は当初、55頭いた。同事業団で1カ所で飼っており、4月20日に都農町で口蹄疫の発生が確認されて以降、感染が拡大したため、県は国と協議。特に優秀な6頭を選び、5月13~14日に、家畜などの移動制限区域内から特例で約20キロ離れた西都市内の山中へと避難させた。

 しかし、避難させた6頭のうち1頭が遺伝子検査で2回陽性となり、殺処分に。同じ牛舎に入っていたほかの5頭も、本来は殺処分となるはずだったが、再び特例で経過観察とし、生き延びさせた。

 一方、「取り得る限りの最大の防御」(県幹部)を敷いていた同事業団でも症状がある種牛が見つかり、残った49頭もすべて殺処分となった。

 手当金は家畜伝染病予防法で定められている。農林水産省によると、手当金には、家畜の伝染病が発生した際、隠さずに届け出ることを奨励する意味合いがあるといい、同省の担当者は「県の場合は、手当金が出ないから届けないということは想定できない」などとし、交付は難しいとしている。

 県が手当金を求めたことについて、ある畜産農家は「県の種牛には税金が使われている。民間とは違うし、補償を求めるのはおかしいのでは。それに、これまで精液を売って稼いできたお金もある」と話している。生き残った5頭のうち、最も高齢の「福之国」(13歳)の1年間の精液販売収入は、推計で約1億5千万円にもなる。

 別の畜産関係者は「最後まで口蹄疫を出さなかった民間の農家もあるのに、県の施設で出したのは危機管理としてどうか。自己責任ではないか」と厳しく指摘する。

 県は現在、新しく種牛になる候補の選定を進めており、交配費用やエサ代などの関連経費について国に支援を求めている。また、口蹄疫からの復興のための基金を設けるにあたり、国に公共事業費100億円分を含む300億円の拠出も要望している。(石田一光)

2012/05/03

県保有種牛の凍結精液、門戸開放前に説明会

県種牛精液 門戸開放で説明会

宮崎県は、これまで県内の家畜改良協会の人工授精師だけに供給していた県所有の種牛の精液を、近く協会以外の授精師にも供給し始めるのを前に、都城市で説明会を開きました。

宮崎県は牛の優秀な血統作りを進めようと昭和48年から種牛を一括して所有し、それらの精液だけで種付けを行う県内8か所の家畜改良協会の人工授精師に限って精液の供給を行ってきました。

しかし3年前に公正取引委員会から独占禁止法に触れる可能性があると指摘されたため、県は、早ければ5月から所有する種牛の精液を家畜改良協会の会員でない人工授精師にも供給することを決めました。

これについて24日、都城市で説明会が開かれ、20人あまりが県の担当者から詳しい説明を受けました。

県は種牛の精液について供給の対象を広げる一方で、種牛を血統などに応じて3つのランクに格付けした上で、県外の種牛の精液も扱う授精師には最低ランクのものしか提供しないなど、協会の授精師と差を付ける方針です。

また説明会では、授精師による精液の転売や、無断でほかの種牛作りに流用されることを防ぐため、スマートフォンの専用ソフトで精液の使用状況を逐一県に報告する管理システムも紹介されました。説明会は25日には高鍋町でも開かれます。

人工授精師の資格をもつ都城市の畜産農家の男性は「独占禁止法にふれないための措置にしか思えない。なぜ差があるのか。縛りのある譲渡ではあまり意味がないと思う」と話していました。

説明会を開いた宮崎県畜産課の徳留英裕課長補佐は「県と協力者によって長年改良してきたものなので、ある程度の区別についてはご理解いただけるよう今後も説明を続けていきたい」と話していました。

04月24日 18時19分 NHK


種牛凍結精液“門戸開放”前に説明会

4月24日 17時59分 MRT

 県が所有する種牛の凍結精液が家畜改良協会の会員以外にも配布されることになりました。これを受けて24日、都城市で、凍結精液の譲渡を希望する人などを対象に説明会が開かれました。

 県は、これまで県が所有する種牛の凍結精液について、家畜改良協会に所属する家畜人工授精師に限定して配布してきましたが、独占禁止法に抵触する可能性を指摘されたことなどから、協会の会員以外にも配布を認めることにしました。

24日は譲渡の希望者などを対象に説明会が開かれ、家畜の人工授精師や獣医師ら約60人が参加。県の担当者が、凍結精液は県内への譲渡を最優先することや、県外への譲渡を目的とした利用は認めないことなどを説明しました。

(県畜産課・徳留英裕課長補佐)「新しいスタイルで進めていって、もし改善すべきことがあれば、またその時、関係機関と協議して決めていきたい」

 凍結精液の譲渡は6月以降に始まる予定です。

県保有種牛の凍結精液販売の説明会

2012年04月24日 UMK

県が保有する種牛の凍結精液の販売条件が、今年度から緩和されることになりました。

一方で、凍結精液の国内や海外への流出が懸念されています。
都城市で、県が保有する種牛の凍結精液譲渡の説明会が開かれました。

口蹄疫で5頭に激減した種牛は、待機牛といわれるものまで含めて現在、28頭にまで回復しています。

家畜改良協会の会員以外の人工授精師などに対して、県が保有する種牛の凍結精液の販売を解禁し、説明会には、関係者約40人が出席しました。

今回の解禁は、公正取引委員会の指導を受けたためですが、凍結精液の販売価格は、最高級のものでも1本数千円で、宮崎牛のもとになる凍結精液が、国内や海外に流出することにならないか、懸念されています。


県有種雄牛ストロー配布拡大 獣医師らへ要領説明

宮日 2012年4月25日付転載

 県有種雄牛の冷凍精液ストローの配布を拡大する県は24日、都城市の北諸県農業改良普及センターで家畜人工受精師、獣医師約20人を対象にした説明会を開いた。

ストローを民間種雄牛づくりに利用することを禁止し、県外産精液利用者への配布は低ランクのストローに限定することについて理解を求めた。

 県はストローの配布を県内8地域の家畜改良協会員に限っていたが、独禁法に抵触する恐れがあることから、会員以外への配布を認める取扱要領を新たに定めた。

 要領では、産肉能力や利用実績に応じてストローを3段階にランク付け。
これまでの血統改良の継続性などを考慮して、原則、県外産精液を併用する利用者へは低ランクのストローを配布することとした。

また、精液の転売などを防ぐため、スマートフォンを使って県と同事業団への利用状況の報告を義務化することも合わせて説明した。

 人工受精師の資格を持つ酪農家赤木大介さん(31)=小林市東方=は「今まで使えなかったストローを利用できることはうれしいが、できれば高いランクの精液が欲しい。県外産の精液利用者にも平等に対応してほしい」と話していた。

 25日には高鍋町の県立農業大学校で同様の説明会を開く。県畜産課は「6月中旬にはストローの配布を始めたい」と話している。

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