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2012/03/13

牛肉の輸出ってやつ

牛肉の輸出に関しては、各都道府県、色々がんばってます。
(口蹄疫の影響で、現在は輸出停止の所が多いわけですが・・・。)

食肉の輸出には「輸出食肉認定制度」ってのがあって
輸出先の国の衛生基準やらを満たさねばなりません。

アメリカなら「対米輸出食肉取扱施設」で処理した肉でなければ輸出できないのです。

中でもアラブ首長国連邦への輸出に関してはイスラム教の戒律に従った「ハラール処理」の可能な食肉処理場が日本には2カ所しかない状況です。

1ヶ月ほど前の記事ですが、熊本県がインドネシアに輸出をしたいと動き出したようです。

インドネシアは牛肉の消費大国だそうで・・・
いや、インドネシアにイスラム教徒(ムスリム)が多いという事さえ知らなかったわけですが。coldsweats01

ハラール処理を行う施設には色々な条件があるわけで、承認されるのは大変だと思うけど、「対インドネシア輸出食肉取扱施設」と認証されれば、輸出先としては、非常に魅力的な相手です。

上手くいってほしいなぁ・・・

和牛の新たな可能性が広がると思うのですよ、マジで

県産牛肉、インドネシアに輸出狙う 

くまにちコム    2012年02月10日

 県産農畜産物の輸出拡大を狙う県が、県産牛肉のインドネシア輸出に動き出した。9日には、同国民の8割近くを占めるイスラム教徒が口にしても問題ないことを証明する「ハラール認証」機関(インドネシアムスリム協会)のトップを熊本に招致。10日には輸出を希望する錦町の牛肉処理施設を視察する予定で、牛肉処理施設として国内初の同認証取得を目指す。

 同協会によると、インドネシアは世界4位の2億3千万人の人口を抱え、オーストラリアやニュージーランドなどから多くを輸入する牛肉の消費大国。ただ、イスラムでは豚肉を食さないため、肉などの食品を本格的に流通させるには、同機関の認証が不可欠とされる。

 県農林水産部は、同国での日本製品人気を背景に、県産牛肉を売り込み、中近東を含むイスラム諸国への足掛かりにしたい考え。

 今回の来熊は県が中心となって企画し、同協会の幹部ら約10人が県庁に兵谷芳康副知事を表敬訪問。H・アミダン同協会長は、牛だけの食肉処理施設であることや、処理方法の手順にも制約があることなどを説明し、「インドネシアへの輸出を果たしてほしい」と期待感を示した。

 県産和牛はこれまで、アメリカやシンガポール、香港への輸出実績があるが、2010年度は香港向けに7・6トンのみ。10日に視察を受けるゼンカイミート(錦町)の萩原新一社長は「ハードルは高いが、何とか認証を受け、イスラム社会に進出していきたい」と話している。(上田良志)

インドネシア政府が視察 牛肉輸出へ協議 熊本県

日本農業新聞 2012年2月14日付転載(改行等加えた)

 熊本県がイスラム圏への牛肉輸出に乗り出した。イスラム教の戒律に従った「ハラール」認証を取得し、成長著しいインドネシアへの牛肉輸出を目指して、9日から3日間、インドネシア政府の通商担当官やハラール認証機関の代表らが、熊本県庁や牛肉加工場を訪れ、兵谷芳康副知事らと懇談した。

 国内牛肉市場が低迷する中、年50兆円と言われるハラール市場の開拓を目指し、国内初のインドネシア向け牛肉処理施設の認証取得を目指す。

 兵谷副知事は「熊本牛肉は水の結晶であり、おいしく、安全・安心なブランドだ。ぜひインドネシアに輸出できるよう強力にバックアップしてほしい」と要望。

 インドネシアムスリム協会のアミダン会長は「日本の和牛は人気が出ているが、ハラールフードが理解されていない。認証を受けてぜひ輸出して欲しいインドネシアに輸出できれば、サウジアラビアの高級レストランにも提供が可能だ」と期待感を示した。」

 一行は10日、認証の候補施設に挙がっている錦町の牛肉加工施設のゼンカイミート(株)を視察し、処理方法などで協議した。同社の萩原新一社長は「日本畜産振興のため、イスラム圏へ牛肉輸出の門戸を開きたい。壁は高いが、ぜひプロジェクトを成功させたい」と意欲を見せる。

 インドネシアに牛肉を輸出するには、イスラム教のハラール認証機関が、牛肉処理の生産ラインを完全に独立させているかなどを検査し、認証を受ける必要がある。現在、国内には同国への牛肉輸出の認証を受けた処理施設はない。

※関連

中東への和牛の輸出って
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2009/10/post-9934.html

ハラール処理に関して書いています。よかったらこちらもご覧ください。

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コメント

リンク先の前記事にある農水省のイスラムのと畜の条件を見ました。あまりにも厳格で、そこまで細かく決めなくても、って思った半面、何か、動物の命をいただくことの神聖な部分を垣間見ました。本来の自らの生命の為にいただくものが、産業になったとたん、日本もどこか変わったのでしょうね。
熊本県さんには是非とも認証を取得して、販路を開拓していただきたいですね。ただ、イスラムの方たちの期待だけは裏切らないようにお願いしたいです。偽装とか・・・。

kawabataさん

この前ようやく「世界屠畜紀行」という本を読みました。
イスラム圏でのお祭りでの「と畜」の様子も書かれていますが、
まさに儀式であり神様への供え物なんですよね。

>イスラムの方たちの期待だけは裏切らないようにお願いしたいです。偽装とか・・・。

私は偽装についてはあまり心配していません。
輸出食肉取扱施設を通したものでなければ、輸出できないわけですから。
(ここも見てね~ http://blogs.yahoo.co.jp/miyazaki_prefecture/8608069.html)

それより、宗教を理解しないがために相手を傷つけることがないよう
十分に気を付けて欲しいです。

2009年には、佐賀県の職員がドバイへの佐賀牛の売り込みのために検疫を通さず
肉を持ち出し、しかもそれがハラール処理したものでなかったがために、
佐賀牛だけでなく、下手をすると和牛そのものが信用を失うところでした。
ハラール処理をされていないことは明言しており、食べるのを強要したわけではない
にせよ、認識が甘かった事だけは間違いないでしょう。

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