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2012/03/26

口蹄疫:防疫演習 結果とその検証(H24年1月30日~2月3日)

口蹄疫防疫演習 人員確保なお課題 立ち入り時の撮影も

日本農業新聞 2012年3月24日付転載(改行等加えた)

 農水省は、全都道府県が行った口蹄疫の防疫演習の結果をまとめた。殺処分などを迅速に行うために民間獣医師を臨時に雇う必要性があるとした33県のうち、半数以上は民間企業など派遣元の同意や労働条件の取り決めが住んでいないことが分かった。

 同省は、口蹄疫発生時に速やかに人員を確保するため、事前の準備を徹底するよう指導する。感染の有無を判断するために撮影した写真については、画像が暗いなどの課題が挙がった。


 口蹄疫の防疫演習は3回目で、1月30日から2月3日に行った。各都道府県で、口蹄疫が疑われるとの通報があったと仮定し、殺処分や消毒といった防疫の実施計画の資料を作成。

 家畜防疫員が当該農場に立ち入り検査をし、家畜の写真を撮り、感染の有無を判断するために農水省などに送信する演習も初めて行った

 疑似患畜の殺処分や埋却など初動対応を行うための人員確保については、民間獣医師を臨時に雇うとした25県のうち派遣元から了解を得ていない県が9県あった。

 一方、今回の演習時点では民間獣医師を活用しないと回答した21県でも、8県は場合によっては民間獣医師の助けが必要になる可能性を認識していた。

 そのうち5県は、民間獣医師を非常勤として雇う手続きなど受け入れ態勢が整っていないといった課題について検討中だった。3県は派遣元から合意を得ていなかった。

 都道府県が、市町村やJAに獣医師の派遣を要請する際、依頼先ごとに派遣を何人求めるかを決めていない県が17県あった。2010年の演習から1県しか減っていなかった。

 重機など殺処分に必要な機材の調達先が把握できていない県は4県だった。

 写真撮影では、感染の有無を判断するのに必要な家畜の口腔や乳頭、ひづめが写っていなかったり、畜舎内が暗く鮮明に撮影できなかったりした事例があった。

 このため同省は23日、都道府県に対して、立ち入り検査で写真撮影を行う際の注意点を示し、指導を強化した。


※農水省HP 平成23年度口蹄疫に関する防疫演習の結果とその検証の概要
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/2403_results_fmdpra.pdf

※関連 口蹄疫・宮崎県で防疫演習 H24年2月
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2012/02/h242-a1c8.html

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