口蹄疫・畜産経営活性化交流会 宮崎市
畜産経営考える交流会2月1日 18時56分 MRT
全国の畜産関係者が経営のあり方について考える交流会が1日、宮崎市で開かれました。
これは、畜産の全国組織である畜産経営支援協議会が、毎年、開いているもので、今回は口蹄疫への宮崎の取り組みを参考にしようと初めて県内で開催されました。
テーマは「経営の継承」で、全国から畜産関係者100人あまりが参加。
まず宮崎県の担当者が、おととし県内で発生した口蹄疫を受けて県内の防疫対策や復興に向けた取り組みを報告しました。
このあと、鳥取県で多角経営に取り組む畜産農家が講演し、後継者の育成について、施設を充実させるなどやる気を起こす環境づくりが必要と話しました。
(TMR鳥取・上島孝博さん)「地域の活性化を含めてやっていきたい。地域の後継者づくりをしないといけない。」
主催した団体では、こうした交流会を畜産の経営力の向上につなげてほしいとしています。
畜産経営 活性化の交流会口てい疫からの復興に取り組んでいる宮崎県で、畜産関係者の全国組織が経営の課題について考える会合を開き、県の担当者が県内の厳しい状況などを報告しました。
この会合は畜産関係者の全国組織、「畜産経営支援協議会」が全国の畜産経営者などを集めて毎年、東京を中心に開いているものです。
ことしは口てい疫からの再建に取り組んむ宮崎県で初めて開かれ、宮崎市のホテルには全国から関係者およそ100人が集まりました。
はじめに宮崎県の担当者が口てい疫からの復興状況について説明し、口てい疫で家畜を処分した畜産農家1200戸あまりのうち昨年末までに飼育を再開した農家は59%にとどまると報告されました。
その上で「厳しい状況となっているが、県としても農家に経営再開に向けた支援を続けていきたい」と話しました。
続いて、畜産に詳しい農産物流通コンサルタントの山本謙治さんが講演し「肉は霜降りではなく赤身が人気になってきている。変わってきた消費の動向にあわせて地方から特産をつくっていくことが必要だ」と述べました。
畜産経営支援協議会の近藤康二事務局長は「口てい疫からの再建に取り組んでいる宮崎の話を聞くことで、ほかの地域の取り組みに生かしたい」と話していました。
02月02日 08時41分 NHKローカル
畜産経営活性化交流会2012年02月01日 UMK
これからの畜産の経営を若手にどう引継いでいくか、課題を話し合う講演会が宮崎市で開かれました。
口蹄疫からの復興を担う若手畜産農家がこれからの経営を語りました。
講演会は、畜産団体で作る畜産経営支援協議会が開き、全国から約100人が参加しました。川南町で豚の生産・販売・レストラン経営を手がける「ゲシュマック」の山道謙吾さんが、「口蹄疫からの再生・復興を目指して」と題し講演しました。
山道さんは、父親がブランド豚の開発に乗り出し規模拡大しましたが、口蹄疫の被害を受け、悩みながらも経営再開した経緯を説明しました。
山道さんは「復興には時間がかかる」と話し、病気のない生産地を目指した地域全体での取り組みを紹介しました。
山道さんは、生産・加工・販売までの6次産業化で「客の反応が生産の改善につながる」とこれからの畜産経営のヒントを示していました。
畜産復興の現状紹介 宮崎で交流会
地域で指導的な立場の畜産経営者や、街おこしにつながる取り組みなどを展開している全国の畜産農家が集い、技術や課題の対処法などを情報交換する「畜産経営活性化交流会」が1日、宮崎市川原町のホテルプラザ宮崎で開かれた。口蹄疫の被害農家らが復興の取り組みを語り、岩手、和歌山などから参加した農家ら約100人が聞き入った。全国の畜産団体でつくる畜産経営支援協議会の主催。通常は東京で開いているが、口蹄疫で大きな影響を受けた宮崎で今後の畜産のあり方を考えようと、「円滑な経営継承と課題~様々な経営継承事例から見る畜産の可能性」をテーマに、初めて地方で開催した。
食品コンサルティングなどを手掛ける企業、グッドテーブルズ(東京)の山本謙治社長ら3人が基調講演した。山本社長は餌の大部分を飼料米にした鶏の卵や、米の量を通常の8倍にした米酢など、価格は高くても売れ行きが好調な事例を紹介。「飼育環境などを考慮したうえで、消費者に分かりやすく説明できて、地域性を備えた商品が必要」と訴えた。
川南町と和歌山県の農家の取り組みも紹介され、育てた豚を同町の直営レストラン「ゲシュマック」で提供している宮崎第一ファームの山道謙吾さんは「口蹄疫の後、経営を再開するか迷った時期もある。安定させるにはまだ時間がかかるが、安全で安心な肉を消費者に届けるために頑張りたい」と話した。
(2012年2月2日 読売新聞)
経営や後継育成考える 全国の畜産農家ら交流会 宮崎市宮日2012年2月2日
全国の畜産関係団体で組織する畜産経営者支援協議会は1日、宮崎市のホテルプラザ宮崎で畜産経営活性化交流会「円滑な経営継承と課題」を開いた。
全国から畜産農家ら約110人が参加。今後の畜産経営や後継者育成について考えた。口蹄疫の影響で家畜ゼロからの経営再開や経営者の世代交代が進む本県の現状を参考にするため、初の地方開催となった。
酪農家8戸などで作る畜産会社「TMR鳥取」(鳥取県)の上島孝博社長が「次世代にどう引き継ぐか?」と題して基調講演。同社は農家の後継者を研修生として受け入れ、会社経営を始める上での予備研修や情報共有の場となっていることを紹介した。
また、同社などが取り組む酪農、和牛繁殖、和牛肥育の複合経営やレストラン事業を例に挙げ、「後継者には畜産の情熱に加え、経営能力も不可欠。やり方次第で儲かることを教える必要がある。」と説いた。
意見交換会では今後の畜産経営に関する質問が相次いだ。農業物流コンサルタント会社「グットテーブルズ」(東京)の山本謙治社長は黒毛和牛の可能性を尋ねられ、「どこの黒毛和種も個性が出せていないため、このままでは消費財として競争が生まれ価格が下がる。飼育する一部をほかと差別化するだけで、牧場全体の価値が高まる」と見解。国が推進する6次産業化については「現在は品種重視へとステージが変化しつつあり、安易に挑戦すべきではない」と、ハードルが高い現実を示した。
事例発表では「宮崎第一ファーム」(川南町)の山道謙吾専務が「口蹄疫からの再生・復興を目指して」と題して6次産業化への取り組みを紹介した。
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