口蹄疫・子牛激減の中、児湯地区で初競り
子牛激減の中で初競りおととしの口てい疫で大きな被害のあった児湯地域で、ことし最初の子牛の競りが行われましたが、牛の人工授精が一時自粛されていた影響から、出荷された子牛の数は例年の10分の1ほどにとどまりました。
おととし発生した口てい疫で、宮崎県では、感染の拡大を防ぐため牛の人工授精が一時自粛され、その影響で、市場の出荷に適した生後10か月ほどの牛が12月から激減しています。
こうした中、県内でことし最初の子牛の競りが口てい疫で大きな被害のあった児湯地域の新富町で行われ、出荷された子牛の数は、例年の10分の1ほどのおよそ140頭にとどまりました。
また、競りの日程も、通常は2日から3日間ですが、今回は、1日だけの1時間半余りで終わり、県内はじめ、全国から訪れる購買者も例年の半分ほどに減ったということです。
一方、25日の競りの結果、1頭の平均価格は、44万2000円で前回に比べ2万円ほど高くなりました。
県畜産協会によりますと、県内では、子牛の出荷数が少ない状況は2月まで続く見通しで、農家は、「県外からの購買者が減っていて心配です。牛の価格や収入にも響くので、元の状態に早く回復してほしい」と話してました。
01月25日 13時30分 NHKローカル
児湯で今年初の子牛のセリ
1月25日 18時03分 MRTおととしの口蹄疫で大きな被害が出た児湯地区で25日、今年初めての子牛のセリが行われました。平均価格は前回を上回ったものの、口蹄疫の際、人工授精を自粛した影響などで、出荷頭数は通常の約10分の1にとどまりました。
児湯地域家畜市場で行われた、今年、県内初となる子牛のセリ。25日はせんぐまきで祝ったあとセリが始まりました。県内では、おととしの口蹄疫の際、人工授精を自粛した影響で、先月から子牛の出荷頭数が激減していて、今回のセリも通常の10分の1程度となる約140頭の出荷にとどまりました。
(熊本の購買者)「(子牛の数が)少ない、全然。宮崎は種牛づくりが上手なのですぐ回復するだろう」
25日の平均価格は44万2000円余りで、去年11月の前回を約2万3000円上回りました。
(畜産農家)「(畜産を)再開されて来られる方がもっと楽しんで市場に来られるように、そういう年になったらいいと思う」
子牛の出荷頭数が回復するのは3月以降になる見込みで、児湯地域家畜市場で行われる3月のセリでは約600頭が出荷される予定です。
口蹄疫の影響続く!子牛の初セリ
2012年01月25日 UMK今年初めてとなる、子牛のセリが県内で始まりました。
口蹄疫や人工授精を自粛した影響で、セリに出荷される子牛の数が、激減しています。
気になる購買業者の動向、セリ値は・・・今年、県内で初めての子牛のセリは、児湯地区で開かれました。しかし、セリにかけられる子牛が少なく、市場は、ガランとしています。
おととし、口蹄疫が発生する前の児湯地区の初セリでは、3日間で約1200頭の子牛が出荷されましたが、今年は、約1割の139頭と大幅に減少しました。減少した原因は、口蹄疫の影響で児湯地区での家畜導入が始まったのが、おととしの11月からで、セリに出される子牛が、揃っていないためです。
また、経営を再開した繁殖農家も、先月末現在で、56%にとどまっています。
きょうのセリの平均価格は、44万7896円で、前回、去年11月に比べ、2万7097円高く、取引きされました。
子牛のセリは、あすは、宮崎市で、あさっては、都城市で行なわれます。
2つの市場とも、口蹄疫で、人工授精を自粛した影響で、例年の1月の出荷頭数を大きく下回る見通しです。
子牛出場激減141頭 児湯家畜市場初競り 3月から増加、反動懸念宮日 2012年01月25日
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=43383&catid=74&blogid=13&catid=74&blogid=13
県内のトップを切って、新富町の児湯地域家畜市場で25日、今年初めての子牛競り市があった。
口蹄疫発生時に和牛の人工授精が自粛された影響で、出場頭数は例年の1割にまで減少。平均価格は前回(昨年11月)に比べ約2万円増となったが、競り市を運営する児湯郡市畜連は「経営を再開した農家が3月から本格的な出荷を始めるが、人工授精を自粛した影響がなくなる時期と重なる。県内全域で供給頭数が増えるため、反動が心配」としている。
競り市には141頭が出場。2010年の口蹄疫で家畜を全頭殺処分された後、妊娠牛を導入した新富、木城町の農家を中心に出荷した。平均価格は44万1182円(前回41万9276円)。去勢44万9006円(同44万6944円)、雌42万320円(同39万3021円)だった。
(以下 2012年1月26日付転載)
人工授精が自粛された影響で、昨年12月からの県内の出荷頭数は激減しており、この状態は2月まで続く見込みだ。
今月行われる競り市は、児湯のほか宮崎、都城市場だけで、出場頭数が揃わなかった串間、延岡、高千穂市場は中止。
児湯郡市畜連の高野雄二管理部長は「1月期に県内で出回る子牛が極端に減ったため、今回は価格が上がった」と分析する。
一方、3月からは県内全域で出場頭数が急増する見込みとなっている。自粛期間後に一斉に種付けが行われたためだ。
県は出荷頭数の激減・激増を緩和するため、出荷の前倒しを農家に要請している。今回の競り市では、出場した子牛の平均日令は281日で、前回の302日よりも出荷が3週間早まっている。
児湯市場では3月、約550頭が出場する予定。西都市の一部を除き、いずれも全頭殺処分後に新しく導入された母牛の子牛となる。
同畜連指導販売部の米良哲郎部長は「県外の購買者らは、新しい血統の牛に大きな期待を寄せており本格的な復興が始まる。一方で、県内で子牛の出荷時期が重なり、価格が下がるのが心配だ」と語る。
※日本農業新聞では昨年11月12月連続で全国の子牛のセリ価格が上昇したとの記事有り。
年末は肥育農家が出荷を増やし、空いた牛舎に補充するため価格は例年上向く。
全国主要家畜市場の11月、12月の子牛取引価格が上昇したのは、これに加え、東電による賠償金の支払いがあり、肥育農家の資金繰りが改善されたこともあると分析。
12月の取引頭数は前年を17%下回る2万1912頭。
口蹄疫の影響から宮崎県の出荷頭数は前年を67%下回る1581頭。
九州全体では28%減の1万697頭。
この出荷頭数の激減が、相場を押し上げたのではとの見方もある。
今後、宮崎での出荷頭数が増えるが、牛枝肉の価格が厳しい状況のため「子牛の相場は落ち着く」という見方がある一方「値下がりを期待して購買者が市場に多く集まるため、牛を確保する動きが強まり価格は下がらない」との意見もある。
« 口蹄疫・防疫体制を再確認 | トップページ | 神戸北町ハンター坂 「味楽亭」 »
「口蹄疫関連」カテゴリの記事
- 口蹄疫・「県口蹄疫の真相を究明する連絡協議会」の公開質問に県が回答(2012.02.21)
- 口蹄疫・畜産新生に関する意見交換会(2012.02.21)
- 羽田空港に検疫探知犬(2012.02.15)
- 口蹄疫・宮崎県が管理基準などを配布(2012.02.19)
- 被害者って言葉についてちょいと考えてみた(2012.02.16)








最近のコメント