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2011/11/24

安愚楽牧場・関連報道 11/24

安愚楽牧場破綻問題 岐路に立つ農家経営 来月に預託料停止 自立模索も壁高く 日本農業新聞 (11月24日付転載 改行等含む)

 経営破綻した安愚楽牧場(栃木県)から牛を預かり飼養してきた預託農家が、大きな岐路に立たされている。農家経営を支えてきた預託料の支払いが、来月5日にも止まる見通しとなったためだ。北海道内の預託農家間では、新たに肉牛一貫経営の法人を設立するという自立を探る動きもあるが、資金の確保など実現には高い壁が立ちはだかる。

 道内の預託農家47戸と、同牧場と取引がある5JAでつくる「JAグループ北海道安愚楽債権者連絡会議」が22日に開いた会合で、同牧場の保全管理人側が農家側に求める契約内容について報告された。

 過去の未払いの預託料は農家に牛の所有権を譲渡することで相殺する。そして、同牧場が現在払っている預託料は来月4日までとし、5日からは支払いを止めるというものだ。

 同牧場が破産手続きに入るのは来月上旬の見通し。「契約に応じないまま破産手続きに移れば、牛も手元に残せない可能性が高い」(同連絡会議事務局のJA北海道中央会)。

 被害を最小限に抑えるには預託料の支払い停止を含む契約を飲まざるを得ない、との受け止めが広がる。


    ◇

 保斬管理人側は並行し、同牧場の直営牧場を新たな引き受け手へ譲渡することも進めている。預託農家は預かった牛に出産させ、近隣にある直営牧場に子牛を供給してきた。直営牧場の数は全国38カ所で、うち道内には八つある。預託料の支払いを受けられるよう、多くの農家は、直営牧場の引き受け手が現れて預託関係も結べることを期待してきた。

 しかし、現状は厳しい。十勝地域にある直営牧場は「同外の畜産業者が引き継ぐ見通し。ただ、周辺農家と預託関係を結ぶ気配はない」(管内に直営牧場があるJA幹部)。
 預託を続けられるめどが立たない中、「手元の牛を切り売りするなどして経営をつなぐしかないが、その先が見えない」(十勝の預託農家)との声が上がる。


   ◇

 自立を模索する動きも出てきた。預託農家で組織する全道安愚楽対策預託者協議会は、農事組合法人の設立に向けて検討を始めた
 目指すのは、各農家が繁殖させた子牛を肥育センターで育て、市場に出荷するという一貫体制。構想の説明会も今月中旬から道内各地で開いている。

 農水省の8月10日現在のまとめでは、預託農家は全国346戸で道内が136戸。同協議会によると、道内の約半数の預託農家がこの構想に関心を示しているという。

ただ、同協議会の横山和夫事務局長は「経営継続への残された選択肢だが、資金確保のめどが立たない。法人を設立しても、牛の出荷まで時間も経費も掛かる。当面をつなぐ短期融資の確保も必要になる」と厳しさを訴える。

※メモ・独り言

ほぼ、昨日の記事と同じ内容。

「預託農家で農業組合法人を作り、一貫体制を目指す動き」も出てきているようだ。
九州の預託農家と比べると、やはり北海道は規模が大きすぎて(特に繁殖の預託。数千頭規模の繁殖農家は、こちらでは考えられない)新たな預託契約を結ぶのも至難の業だと思われる。


「牧場」頓挫 戸惑う住民/豊後大野市
2011年11月24日 asahi.com> マイタウン> 大分
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000001111240011


 豊後大野市大野町宮迫に、破綻(は・たん)した安愚楽牧場(本社・栃木県那須町)が牧場を造りかけていた土地があり、すでに市が国や県の補助も得て、そこに至る農道をつくっていた。予定地はどうなるのか。予算を投じた自治体はどうするのか。地元で話題になり、近隣住民から困惑の声が出ている。

 宮迫の、ある集落から高台に向かって長さ637メートルの新しい舗装道路が延びる。上がると雑草の生えた土地に行き当たる。広さ5・5ヘクタール。安愚楽が2008年までに購入し、「大野牧場」として畜舎などを建てる予定だった。

 市や畜産関係者によると、安愚楽が03年、合併前の大野町に県を介して進出を持ちかけた。進出協定は町とも、05年にできた市とも結んでいないが、県が積極的に仲介し、協議や用地買収が進んだ

 09年に畜舎建設、家畜導入の予定だったが、牛糞(ふん)処理の委託先の協議や排水路の付け替え、土砂搬入などの影響で遅れ、昨年には宮崎県で口蹄疫(こう・てい・えき)が発生し、事業は一時休止となった。
その後「2千頭を1500頭に変更して計画を進める」と市や地元に説明があったが、今年8月、民事再生法の適用を申請し、8月末、大分支社長が「事業再開は難しい」と市に伝えてきた。
今月上旬には破産手続きに移ることになった。

 道路は06~08年に農水省の交付金事業を活用し、地域の農道として整備した。事業費は約1億2千万円。うち55%が国、10%が県の補助金。県は大野牧場を08年度の農業への企業参入の実績に数えている。

 周辺は高齢化し、農業後継者もほとんどいない。土地を売った1人は「圃場(ほ・じょう)整備していない畑で、これから耕し手もいない。進出話が出た当初、優先雇用すると聞いて売却を決めた人もいた」と話す。住民の1人は「せっかく道路もできたし、何か別のものでも来て欲しい。でも、変なものが来たら困る」と話す。

 予定地は、道路工事の残土を搬入しているため畑に戻せないが、畜舎や水耕栽培のハウスは建てられるという。橋本祐輔市長は「実質的に住民の被害はないとはいえ道路までつくった。跡地の今後は、立地を進めた県とも協議していきたい」と話す。

 一方、県畜産振興課の金塚秀夫課長は「基本的には市の問題だが、農業への企業参入の一環として県が関わった経緯はある。土地が管財人に引き継がれているのかなどを見ながら、対応を考えたい」と話す。

 10月半ば、畜産農家の求めに応じ、市の職員が大野牧場の進出について、牛の増頭を目指す県の指導のもとで進んだと説明した。畜産農家から「県の方針のためになぜ市もここまでしなければいけなかったのか」「地元畜産への貢献が見えない事業なのになぜ進めたのか」などの声が上がった。(後藤たづ子)


※メモ・独り言

同じ九州の自治体で安愚楽牧場に振り回されたのは小林市だけではなかった。
自治体を巻き込んでの規模拡大。
他にも多くの自治体や国までもが踊らされてしまった恰好。

しかし、金も無いのに何考えて馬鹿みたいに拡大路線を突っ走っていたのか。

自分を大きく見せたくて、お腹を膨らませ過ぎて破裂して死んでしまったカエルの出てくる寓話を思い出してしまった。

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