口蹄疫・鹿児島県湧水町で合同消毒演習
※先月、口蹄疫などの際の防疫協定を結んだ鹿児島県湧水町と、宮崎県えびの市で口蹄疫の消毒演習が行われた。県境を越えた演習、いいね!
鹿児島で口てい疫消毒演習去年の口てい疫の発生を教訓に、鹿児島県湧水町では県境近くに新しく設置した消毒槽を使った訓練が行われ通行する車の消毒が確実に出来るよう手順を確認しました。
訓練はことし8月、湧水町がえびの市との県境からおよそ900メートル離れた国道268線沿いに消毒槽を新しく設置したことを受けて行われました。
えびの市で口てい疫が発生したという想定で行われた訓練には、湧水町やえびの市の職員、それに地元の農家などおよそ30人が参加しました。
訓練では通行する一般の車を道路脇のスペースにある消毒槽へ誘導し、長さおよそ17メートル、幅およそ4メートルの消毒槽をゆっくりと通行するよう指示しました。
また畜産関係の車については防護服に身を包んだ職員が車両全体に消毒液にみたてた水を吹きかけたり、消毒が済んだことを示す書類を作る手続きを行ったりしました。
湧水町では去年4月にえびの市で口てい疫が発生した際、消毒マットなどを手配が遅れ消毒態勢を整えるまでに数日かかった場所もあったということですが、今回、消毒槽を1か所、設置したうえ県境にあるほかの4か所の道路ですぐに使用出来るよう消毒マットをすでに購入しています。
湧水町の米満重満町長は「ここは県境の町なので、絶対に防ぐんだという思いだ。口てい疫発生の情報が入れば即座に対応出来る」と話していました。
10月19日 18時57分 NHKローカル(宮崎)
湧水町で口蹄疫消毒演習 協定のえびの市も参加 南日本新聞 (2011 10/19 23:21)湧水町は19日、同町鶴丸の国道268号沿いに設置した常設消毒槽を用い、家畜伝染病・口蹄(こうてい)疫の発生を想定した消毒演習をした。
9月に県境越えの防疫協定を結んだえびの市をはじめ、農業・畜産関係の計13団体が参加し、通行車両の誘導から消毒作業まで一連の流れを確認した。
演習は、宮崎県側で口蹄疫が発生し、湧水町が移動・搬出制限区域に指定されたとの想定で実施した。
町マニュアルに従って人員や機材を配置。えびの市側からの通行車両を、一般車は国道寄りの常設消毒槽へ、畜産関係車は山側へ誘導し、防護服やゴーグル、マスクを着けた作業員が動力噴霧器で消毒した。
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