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2011年10月

2011/10/31

松本大策先生講演会IN高原

10月31日、松本大策先生の講演会が高原町で開かれました。
私も、ちょいとばかし お手伝いに行ってきましたよ。

9時受付開始、9時30分から開演だったのですが、9時前から大勢の人が集まっていました。

町内外から450人余りの方が集まったということで、先生はかなり緊張されていたようですが、喋りはじめれば止まりません。(笑)

いつもながらのユーモアを交えたお話で、集まったじーちゃん、ばーちゃんたちも時間を忘れて聞き入っていたようです。

今回は「分娩から素牛出荷までの飼養管理」についてのお話で、繁殖が盛んな高原町の農家さんには大いに役に立ったのではないでしょうか。

20111031

母牛の栄養管理は・・・・

分娩事故の軽減のためには・・・

お産の介助の方法は・・・

初乳の給与の注意点は・・・

などなど、実践的な話を分かりやすく説明して下さいました。

講演会の会場では、

「もっとよくなる肥育管理」
「さらによくなる子牛生産」
「どんどんよくなる肥育管理」
「まだまだよくなる繁殖経営」

といった、先生の著書の販売もしました。

20111031_2

講演の後に
「先生の話を聞いて、もっと勉強せんといかんと思ったがよ」happy01
と、本を買っていくおばあちゃんがいたりして、ちょっと嬉しくなってしまいましたがね。

午後からは、農家での研修会がありました。(こちらは、町内の有志のみ参加)

実際に牛を見ながらの先生の説明は、若い生産者たちの刺激になった事と思います。

聞いたところによれば、安易な増頭や、安易な一貫生産への移行に対する警告というか、諌める言葉もあったということで、コンサルタントという仕事を通して全国各地の肉牛農家の経営を見てきた先生ならではの研修会になったのではないでしょうか。

この講演会・研修を、今後の肉牛経営に生かしていってもらいたいものです。
(特に若手のみんなに!)

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口蹄疫・空港での質問票の記入呼び掛け

家畜伝染病を水際阻止 質問票の記入呼び掛け
    本県など 8空港

宮崎日日新聞 2011年10月29日付転載(改行等含む)

 空港における口蹄疫など家畜伝染病の水際対策を強化しようと、農林水産省動物検疫所(横浜市)は10月から、入国者に対して「1週間以内に家畜に接したか」など動物検疫に関する質問票の記入を呼び掛けている。

本県を含む全国8カ所の空港が対象で、28日には宮崎空港で2度目となる質問票の回収が行われた。

 10月1日改正の家畜伝染病予防法に基づき、宮崎のほか、成田、羽田、関西空港などで任意で実施。口蹄疫もしくはアフリカ豚コレラが発生している韓国や中国、台湾など18カ国・地域からの直行便を対象に、週10便~隔週1便の頻度で行う。

 質問票は日本語や英語、韓国語など5カ国語で表記され出発時か機内で配布。
「過去1週間以内に牛、豚、鶏などの家畜に接触したか」
「日本で1週間以内に家畜に触れる予定があるか」
など3項目があり、該当者には同検疫所職員が衣服などの消毒や、消毒方法の指導を行う。

 同検疫所企画調整課の町田香課長は「質問票を浸透させ、しっかりとした制度にした上で、対象空港を増やすことも検討したい」と語る。

 宮崎―韓国便を運航するアシアナ航空は28日、韓国発宮崎行きの機内で質問票を配布。到着後、同検疫所の職員が宮崎空港内税関前で乗客一人一人に声を掛けて、質問票を回収した。同検疫所によると、乗客158人のうち145人が回答し、消毒が必要な乗客はいなかったという。

 韓国から帰国した都農町川北の看護師川野光子さんは「簡単で手間も掛からない。口蹄疫のような大惨事を防ぐために、継続して実施してほしい」と話していた。

動物検疫所HPより

海外から入国される皆様へ~ 入国時の質問について
http://www.maff.go.jp/aqs/topix/situmon.html

農林水産省HPより

空海港における水際権益の強化について
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/quarantine_beefup.html

※今年4月に改正された家伝法の定める「水際検疫強化」の一環。
 全ての空港で行われているのかと思ったが、まだ国内8空港のみの実施。
 対象空港を増やすことも「検討」らしいが、ちょっと残念。

 本気で水際阻止したいならオーストラリアやニュージーランドを見習うべきだと思うよ、マジで。

2011/10/28

口蹄疫・人工授精自粛の影響2

子牛出荷12月から激減 県、対策を検討へ   価格低下を心配 授精自粛影響 県、対策検討へ

宮崎日日新聞  2011年10月27日 付転載(改行等加えた)

http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=41633&catid=74&blogid=13&catid=74&blogid=13

 口蹄疫の感染拡大防止のため昨年4月末から3カ月にわたって県内全域で和牛の人工授精が自粛された影響で、今年12月から県内市場の競り市に出荷される子牛が激減する見通しだ。

 年明けも“品薄状態”が続き、購買者の減少に伴う価格低下などが懸念される。

 県は農家に出荷の前倒しを促し、市場の混乱を避けたい考えだが、前例のない事態に関係者は不安を募らせている。

 通常、母牛は種付けから約10カ月で子牛を出産し、繁殖農家が10カ月ほど育てて出荷する。ただ、本県では県が感染拡大を防ぐため、昨年4月23日から人工授精師が農場を訪れて行う種付けの自粛を要請。同7月27日の要請解除までほとんど種付けが行われなかったため、今年12月から子牛の出荷が激減する。

 県内最大の畜産地帯にある都城地域家畜市場(都城市)で26日に始まった競り市には3日間で1640頭が出場を予定する。しかし、12月の競り市の出場予定は約400頭にとどまる見込みだ。

 同市早鈴町の和牛繁殖農家吉川隆司さん(64)は「12月は出荷できる牛がいない。収入がないのは痛手。1月の競り市には出荷を前倒しするが、値段もどうなるか」と困惑。

同市一万城町の和牛肥育農家松山義寛さん(65)は「出荷頭数が少なければ、県外購買者は減るかもしれない」と客離れを心配する。

 肉用子牛生産者補給金制度への登録頭数(県畜産協会まとめ)を基に出荷適期を生後10か月として計算すると、出荷適期の子牛は県内全体で12月が約1900頭、来年1月が約400頭、同2月が約700頭。通常の出荷頭数(月5千~6千頭)を大幅に下回る数だ。

 逆に、自粛解除後の種付けから生まれたとみられる子牛は3月が約1万頭、4月は約7700頭に上る見通しとなっており、出荷段階での供給過多が懸念される。

 同協会価格対策部の図師理部長は「出荷が少ない時期は購買者が減り、競りが盛り上がらず取引価格が上がらないのでは」と指摘。「出荷が多い時期は低迷するだろう」と声を落とす。

 県は、生育の早い子牛を前倒しして出荷させるなどの調整を市場やJAなどを通じて農家に要請。
農家への支援策として

①販売価格の平均が一定の基準を下回った場合の助成
②県外購買者に対する子牛の輸送費の一部助成
③子牛出荷数の”谷"の時期に雌牛の導入費用を助成
④子牛の出荷が途絶える時期に農家の経営資金を低利子で融資

などを検討している。


人工授精自粛に伴う問題点については、昨日のNHKローカルニュースの中でも特集として取り上げていた。子牛が出荷できなければ、その時期は繁殖農家の収入は途絶える。子牛の導入が出来なければ、約2年後に肥育農家は出荷が出来ず、収入が途絶える。

記事の中で「子牛の出荷頭数の減少=購買者離れによる価格の低迷」が書かれているが、果たしてそうだろうか?
肥育農家は「牛舎が空く=約2年後の収入がない」状況は何としても避けたいので、無理をしてでも子牛を購入するのではないかと思うのだが。
そうなれば、価格低迷どころか、価格高騰に繋がるのでは?

また、生育の良い子牛の前倒し出荷も考えられているようだが、肥育農家としては月齢の足らない子牛の購入は不安も多く残る。

先日の宮日の記事によれば、子牛の出産ペースが元に戻るのに3年~5年はかかるという。
口蹄疫の影響は、その時だけに留まらない。

2011/10/26

平成23年10月期 西諸子牛セリ

10月21日~23日 西諸地区子牛セリ市が開催されました。

結果は

雌 720頭 平均 414,055 

去 852頭 平均 470,604 

トータル 1,572頭 平均 444,704 

前回比 48,152高

http://twilog.org/k_ichiba より

今回は上げupましたね。sign03

前回9月と比較すると

雌は5万5千円ほど上げ

去勢は4万3千円ほど上げでした。

普段は小林に来ない購買者が今回はだいぶ来てました。

北海道、東北の繁殖導入もあったみたいです。

口蹄疫の時の人工授精自粛の影響で12月~2月にかけて

子牛がいないのを見越しての導入になっているものと思います。

 

また今回は口蹄疫復興宝くじの発売日と重なったこともあり

子牛購買者に一等、、、じゃなくてcoldsweats01 一頭につき宝くじを一枚

プレゼントというナイスgoodな企画も行われてました。

うちも頂きました、この分は従業員で分けました。

もちろん個人的にも買ってます。当たったら肉祭りですhappy01

種牛別結果。

種雄牛  頭数  雌平均 去勢平均

福之国    404    384    457 20
忠富士  391  505   511
勝平正  244   403    473
美穂国   172  406    451
秀菊安    168
    382   439 
安重守    147  378    439 
94
梅福6     11  402   411

西諸畜連HPよりhttp://www.nishimoro-chikuren.or.jp/

忠富士が強い! のは相変わらずですが。

勝平正、美穂国が健闘してる感じです。

県の枝共がセリの二日後に行われ 

美穂国は振るわなかったbearing みたいなので   

順番が逆だったらまた違った結果だったかもしれません。sign02

次回12月は県内では小林だけ、しかも二日間の開催なので

今回以上の上げになるかも、、と 今からちと不安gawk

来年の予定では小林に関しては一月は開催が無く二月に二日間1100頭

三月は一回目が三日間1500頭、二回目が四日間1900頭となっています。

(これはまだ計画案の段階だそうです。)二月までは高そうですね。

三月は合計七日間3400頭ですから さすがに下がるだろうと予想してます。

11月-1月の間 少頭でもよそからの導入を考えたほうがよさそうです。think

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2011/10/25

「のじりこぴあ」に行ってきた

のじりこぴあってのは、野尻町にある「子供から大人まで楽しめる総合レジャー施設」

入り口にはカエルが並んでいます。
「故郷に帰る」と「カエル」がかけてあるとか。

野尻町のマスコットキャラクターもカエルで、名前が ゆーたん
これも「Uターン」とかけてあるらしいです。

Photo

さて、10月23日に、大こばやし展 物産フェア ってのをやってまして・・・

知り合いから「フェアの会場で肉焼いてるから来て!」と連絡がありまして・・・

肉を食べるためだけに行ってきましたよ!!

Photo_2

小林市内の色んなお店が出店していました。

木工や陶芸品、お茶や花、手芸品、おもちゃにお菓子に果物、肉に野菜に焼酎まで。
お弁当やうどん、炭火焼、ホットドックもある~( ̄▽ ̄)

美味しそうな物がたくさん並んだテントを横目に、目的のお肉へ!

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宮崎牛の鉄板焼きだ~い!

一皿500円也。

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フラガール(平均年齢、かなり ちょいと高め)のショーを見ながら、
野外で食べるお肉もなかなかオツなものでした。

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さて、この「のじりこぴあ」

有料の遊具でも200円位。

それ以外の無料の遊具も充実しているし、ベーゴマや羽子板、フラフープなどを親子で楽しめるエリアもあって、低予算で気軽に楽しめる施設なので、休日は親子連れがとっても多いのです。

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こちらはメロンドーム。

野尻特産のメロンの形。
(ちなみに町内の街灯もメロンの形をしています)

Photo_3

中は、田舎の自然派レストラン(地元で採れた野菜などを使ったバイキングが、なかなか評判なのだ)、お土産売り場、そして野菜などの直売所になっています。

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隣接してバラ園なんかもあります。

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ぜひ、遊びに来てくださいな。
デートコースとしては、ちょいとアレだけど。

小さいお子さんがいる家庭なら、楽しい時間が過ごせると思いますよ。

のじりこぴあHP
http://www.hermec.co.jp/nojirikopia/index.html

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2011/10/24

安愚楽牧場・関連報道 10/24

久々に安愚楽牧場関連記事。
拡大すると全文が読めますが、テキストで起こしておきます。

20111024_2

配当捻出へ自転車操業  安愚楽牧場破綻

宮崎日日新聞 2011年10月24日付転載(改行等加えた)

 「都会と農村を結ぶ」との高い理念を掲げて約30年間にわたり和牛オーナー制度を運営した安愚楽(あぐら)牧場(栃木県)は、直前までオーナーと呼ばれる出資者への配当が滞ることはほとんどなかったのに、突然4300億円もの負債を抱えて破綻した。

 取材に応じた複数の安愚楽関係者の話からは、これまで表に出てこなかったずさんな経営実態が浮かび上がる。

▽経営感覚の欠如

 「利益を出さねばならないはずの畜産部門に経営感覚がなく、足を引っ張っていたことが一番の問題」。社内の事情に詳しい関係者が明かす。

 和牛オーナー制度は出資を募る部門と、牛の繁殖、肥育、販売を担当する畜産部門が〝車の両輪〟とされる。ところが長年勤めた人々の話を総合すると、畜産部門は赤字続きだった。「牛は販売価格の変動が大きく、採算割れの年が多かった」。現場でも採算性を軽視した牛の管理や預託農家への依存などで「コストがかかりすぎ」と指摘されていたという。

 一方、右肩上がりに契約額を増やしていたようにみえるオーナー部門の弱点は「風評」だった。

 会社に対するマイナスイメージの報道や、牛海綿状脳症(BSE)など牛のトラブルが明るみに出る度に「巨額の解約が一度に来た」。

その返金や配当を捻出するため、新規の出資を募ったり、出荷適齢期前の牛を損失覚悟で安値で出荷したりして調達。満期を迎えるオーナーには、別のプランへ継続出資させて資金の流出を防いだ

 根底には、一度でも配当や返金が滞れば解約が相次いで破綻するとの懸念があったという。元幹部は「常に目先の資金繰りが第一で、自転車操業状態だった」と振り返る。

▽「個人商店」

 「ろくに役員会を開かず、詳しい経営状況を知っているのは幹部でも一握りだった」

 元社員は、会社が大きくなっても組織の実態は「個人商店」だったと指摘する。「トップに嫌われると管理職でも降格や、九州から北海道への移動というのもあり、辞める人が多かった」という。

 こうした構造的な問題に、口蹄疫や東京電力福島第1原発事故などの外的な要因が追い打ちを掛けた。

「宮崎の口蹄疫では最終的に100億円程度の補償金を得たはずだが、原発事故が起きて解約申し込みが殺到した。実権を握っていた幹部も『もうだめだ』と思ったはず」

 それでも民事再生法の適用申請直前の7月中下旬、オーナーの一部に半年で8%相当の配当が得られる「肥育牛売買コース」を募集。営業部門ではなく、事情をよく知らない事務職員らが勧誘にかり出され、マニュアルに沿って対応した。

 関係者は一様に「経営が悪化していたのは明らかで、非常に悪質」と口をそろえ、憤りを隠さない。


安愚楽牧場と未払い金交渉へ

沖縄タイムス 地域 社会
2011年10月24日 09時40分 (11時間50分前に更新)
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-10-24_25135/

 【石垣】「和牛オーナー制度」が行き詰まり、民事再生手続き中の畜産会社安愚楽(あぐら)牧場(栃木県)に対し、石垣市内の農家7人が23日、未払いとなっている繁殖牛の預託料の支払いなどを求め、預託農家弁護団(代表・柿内弘一郎弁護士)に交渉を委任することを決めた。未払い預託料は、1農家当たり約1千万円~数百万円に上っている。

 県内では、石垣市や伊江村などで農家12戸が約3800頭を飼育している。農家らによると、預託料は6月分の半額と7月分が支払われていない。8月以降は、同社への借り入れと相殺する形で支払われているという。また、同社が預託料を抑えようと種付けを禁止しており、雌牛の受胎能力の低下が懸念されている。

 同日、市内で開かれた柿内弁護士による説明会で、農家側は「石垣の牛は全て繁殖牛。発情期に受精させないと治療が必要になるため、受精禁止はもってのほか」「畜舎や機械へ投資してきて、ほとんどの牧場がぎりぎりの運営。金融機関も話を聞いてくれない」などと訴えた。

 同弁護団は九州地方の農家20人の委任を受け、肥育料の支払いや、牛の預託業務の継続などを求め同社に意見書を提出している。


※メモ

沖縄タイムスの記事内に出てくる「柿内弘一郎弁護士」は、鹿児島で設立された安愚楽預託農家弁護団の代表。先日は大分県でも相談会を開いている。
宮崎の預託農家がどうなっているのか、未だ不明。

2011/10/21

安愚楽牧場・北海道の預託農家、新たな契約

ノベルズ、安愚楽の契約牧場に肉牛預託 十勝毎日新聞社ニュース 2011年10月19日 15時26分

http://www.tokachi.co.jp/news/201110/20111019-0010726.php

【上士幌】肉牛生産・販売などを行うノベルズ(上士幌町、延与雄一郎社長)が、経営破綻した安愚楽牧場(本社栃木県)の契約牧場2戸と肉牛の預託契約を締結したことが18日までに分かった。安愚楽の預託牧場と契約を結んだのは、道内の一定規模の牧場ではノベルズが初めて。

 ノベルズは2006年に設立。交雑種(F1)の雌牛を長期肥育した「十勝ハーブ牛」を全国に販売している他、他牧場への個体販売も行っている。飼育頭数は全体で約1万頭。3年後までに、これを計2万頭とする計画を持っている。

 今回の契約はこの計画に基づくもの。ノベルズが独自に調べ、安愚楽と預託契約を結んでいた農家と個別に協議を進めていた。

 契約を結んだのは本別町の「上方牧場」と、オホーツク管内大空町にある牧場の計2戸。安愚楽からの預託牛を安愚楽本体に戻した上で、ノベルズの牛を本別の牧場で約80頭、大空町の牧場で約400頭預かる。ノベルズ側の社員は両町に出向はせず、定期的に訪問する形を取る予定。

 ノベルズは現在、他にも安愚楽と契約を結んでいた道内北部の牧場2、3戸と同様の契約締結に向けた交渉を進めており、今後は「十勝管内の牧場とさらに契約を結ぶこともあり得る」(延与社長)という。

 ノベルズが上士幌町外に牛を預託するのは初めて。延与社長は「もともと預託先を探していた。契約を結んだ牧場は意識の高いところで、相互に成長する関係になれば」と話している。

 安愚楽は8月に、資金繰りの悪化から東京地裁に民事再生法の適用を申請した。同社と契約を結ぶ預託農家は全道で154戸、十勝管内では53戸ある。

 9月には足寄町の預託農家などが呼び掛けて全道約50戸の農家が「全道安愚楽対策預託者協議会」を立ち上げ、預託料未払い金の返還や、預託システムを引き継ぐ企業がないか関係機関に解決への協力を呼び掛けている。JA北海道中央会は顧問弁護士が約40戸と契約し、安愚楽側との交渉準備を進めている。

安愚楽破綻 上士幌の牧場が預託元に 代替初名乗り 北海道新聞(10/19 09:43) http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/326099.html

 【上士幌】十勝管内上士幌町の肉牛繁殖・肥育牧場ノベルズ(延与雄一郎社長)が、経営破綻した安愚楽(あぐら)牧場(栃木県)の肉用牛の預託先農家2戸と預託契約を締結したことが18日、分かった。道内で、安愚楽に代わる預託事業者として初めて名乗りを上げた。預託牛引きあげなどの不安を強める農家の経営支援にもつなげたい考えだ。

 ノベルズは2006年設立。黒毛和種とホルスタイン種の交雑種(F1)4500頭を飼育する国内屈指の大規模牧場。F1の雌を預託先に預け、黒毛の受精卵を移植して繁殖させ、子牛を国内の肉牛農家に販売。また、出産後のF1を引き取って育て、食肉処理して「十勝ハーブ牛」ブランドとして全国販売も行っている。10年度の年商は約9億円。<北海道新聞10月19日朝刊掲載>

ノベルズ:「安愚楽」預託先2戸と預託契約--上士幌の牧場 /北海道 毎日新聞 2011年10月20日 地方版 http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20111020ddlk01020239000c.html


 上士幌町の肉牛繁殖・肥育牧場「ノベルズ」は19日、和牛オーナー商法で経営破綻した「安愚楽牧場」(栃木県)の預託先農家2戸と預託契約を締結したことを明らかにした。安愚楽牧場に代わる預託事業者として名乗りを上げたのは全国初で、延与(えんよ)雄一郎社長は「今後も契約を増やし、酪農の中で共に生きる人を探したい」と話す。

 契約を結んだのは本別町と大空町の牧場2戸。これ以外にも複数の牧場と交渉中で、飼育頭数の拡大を図る方針という。

 安愚楽牧場から肉用牛を預かっている農家は道内に154戸ある。農家は9月に「全道安愚楽対策預託者協議会」を設立して経営支援を求めており、同会の横山和夫事務局長は「協議会としても、引き続き行政や農業団体などに預託存続を訴えたい」としている。【三沢邦彦】


※メモ

北海道の肉牛(交雑種)繁殖・肥育牧場が安愚楽牧場の預託農家の引受先になったという記事。
日本農業新聞でも取り扱うかと待っていたが、今のところ記事は無し。

宮崎の預託農家関連のニュースは地元でも皆無。

2011/10/20

口蹄疫・鹿児島県湧水町で合同消毒演習

※先月、口蹄疫などの際の防疫協定を結んだ鹿児島県湧水町と、宮崎県えびの市で口蹄疫の消毒演習が行われた。県境を越えた演習、いいね!

鹿児島で口てい疫消毒演習

去年の口てい疫の発生を教訓に、鹿児島県湧水町では県境近くに新しく設置した消毒槽を使った訓練が行われ通行する車の消毒が確実に出来るよう手順を確認しました。

訓練はことし8月、湧水町がえびの市との県境からおよそ900メートル離れた国道268線沿いに消毒槽を新しく設置したことを受けて行われました。

えびの市で口てい疫が発生したという想定で行われた訓練には、湧水町やえびの市の職員、それに地元の農家などおよそ30人が参加しました。

訓練では通行する一般の車を道路脇のスペースにある消毒槽へ誘導し、長さおよそ17メートル、幅およそ4メートルの消毒槽をゆっくりと通行するよう指示しました。

また畜産関係の車については防護服に身を包んだ職員が車両全体に消毒液にみたてた水を吹きかけたり、消毒が済んだことを示す書類を作る手続きを行ったりしました。

湧水町では去年4月にえびの市で口てい疫が発生した際、消毒マットなどを手配が遅れ消毒態勢を整えるまでに数日かかった場所もあったということですが、今回、消毒槽を1か所、設置したうえ県境にあるほかの4か所の道路ですぐに使用出来るよう消毒マットをすでに購入しています。

湧水町の米満重満町長は「ここは県境の町なので、絶対に防ぐんだという思いだ。口てい疫発生の情報が入れば即座に対応出来る」と話していました。

10月19日 18時57分 NHKローカル(宮崎)

湧水町で口蹄疫消毒演習 協定のえびの市も参加 南日本新聞 (2011 10/19 23:21)

 湧水町は19日、同町鶴丸の国道268号沿いに設置した常設消毒槽を用い、家畜伝染病・口蹄(こうてい)疫の発生を想定した消毒演習をした。

9月に県境越えの防疫協定を結んだえびの市をはじめ、農業・畜産関係の計13団体が参加し、通行車両の誘導から消毒作業まで一連の流れを確認した。

 演習は、宮崎県側で口蹄疫が発生し、湧水町が移動・搬出制限区域に指定されたとの想定で実施した。
町マニュアルに従って人員や機材を配置。えびの市側からの通行車両を、一般車は国道寄りの常設消毒槽へ、畜産関係車は山側へ誘導し、防護服やゴーグル、マスクを着けた作業員が動力噴霧器で消毒した。


2011/10/18

トアロードデリカテッセンのローストビーフ

神戸では老舗のデリカテッセン。
ハムやソーセージのほか、チーズやキャビアなどの高級食材も取り扱っています。

ちょいとハイカラなお店として、古くから親しまれているようです。

ここのスモークサーモンが美味しいらしいのですが、今回はローストビーフをお土産に。

Photo

まずは、付いてきたソースで食べてみました。

お肉が、すごくしっとりしてる!(* ̄ー ̄*)

残りはサラダにして食べました。美味なり!

Photo_2

他にベーコンとサラミも。
保冷バックも可愛い!

Photo_3

店内にはサンドイッチルームもあって、出来立ての物が食べられるようです。

次回神戸に行った時には、ぜひスモークサーモンのサンドイッチを食べてみたいです。

トアロードデリカテッセン
(通販もあります)

http://www.tor-road-delica.com/

〒650-0012
兵庫県神戸市中央区北長狭通2-6-5
TEL 078-331-6535
FAX 078-332-7374

営業時間 9:30~18:30
定休日  水曜日
電車  旧居留地・大丸前駅(兵庫)

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2011/10/17

安愚楽牧場・関連報道 10/14~10/15

安愚楽牧場問題で説明会 テレビ大分 10/14 (11:30) 過去ニュース検索

http://www.tostv.jp/news/index.php?nno=10744&utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+tosnews+%28TOS%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9%EF%BD%9CTOS%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E5%A4%A7%E5%88%86%29

 和牛のオーナーを募って契約金を集めていた安愚楽牧場が経営破綻した問題で、県内の預託農家を対象にした弁護士による相談会が13日夜、宇佐市で開かれました。

 和牛オーナー制度を全国で展開していた安愚楽牧場は4300億円の負債を抱えて経営破たんし民事再生手続きに入っています。こうした状況を受け鹿児島県内の預託農家で作る弁護団の弁護士が13日夜、県内の農家を対象に相談会を開きました。

 弁護士によりますと牛の飼育は安愚楽牧場が利益を上げるために必要なため委託料や飼料代などの債権は全額弁済が義務付けられるべきだとしています。

 なお安愚楽牧場の県内の預託農家は13戸で県内全体の牛の1割強にあたるおよそ4千頭が飼育されています。


安愚楽牧場が借地料を未納 小林・コスモス牧場

宮崎日日新聞 2011年10月15日付転載

 小林市が民事再生法の適用を申請中の安愚楽牧場(栃木県)などと出資して設立した第三セクター・北きりしまリゾート牧場が運営するコスモス牧場について、安愚楽牧場と子会社のレストラン安愚楽北霧島が支払う借地料137万円が期限を過ぎても市に支払われていないことが14日、分かった。

 市によると、年2回の支払いのうち、安愚楽牧場と近くにある直営牧場、レストランの借地料が支払われていなかった。市は近く、同牧場側に督促状を送付する。

 いずれも借地料はいったん市に支払われ、市内の有限会社へ一括して支払われる契約で、未納が続いた場合は市が10月末に肩代わりする方針。

肥後正弘市長は「再生に伴う手続きで支払い事務が遅れているかもしれない。契約を守って支払ってもらえることを信じている」と話している。

※メモ、独り言

大分県内の預託農家に関しては、鹿児島県内の預託農家で作る弁護団が接触しているもよう。
宮崎県内の預託農家の動向が、どうなっているのかわからない状況。

コスモス牧場に関しての市長の弁。
「契約を守って支払ってもらえることを信じている」

「契約を守ってもらえるよう、善処している」とか、
他の言い方があるのではとおもってしまうのだけれど。。。。

2011/10/14

第2回神戸市西部市場銘柄和牛共進会

10月13日の第2回神戸市西部市場銘柄和牛共進会で

優良賞を頂きました!

20111013_4

めす  33ヶ月

血統  梅福6×安平×上福

A5等級  BMS.11

枝肉重量  450.4

ロース芯面積 86

歩留り基準値 78.6

20111013_5

この共進会は、JA全農ミートフーズ、全畜連など市場関係6団体で昨年から開催され、
長野県以西の14県の和牛120頭を集めた神戸市場では最大の和牛共進会です。

どの位のレベルだったかというと・・・

5等級45.8%、4等級45.0%、3等級9.1%
(四捨五入の関係で合計が100%になりません)

なんと上物が90.8%を占めています。

名誉賞から優良賞まで上位13頭のうち、山崎の牛さんは11番目の成績でした。

子牛の産地別では、13頭のうち、宮崎県産の牛が3頭いました。

勝平正、福之国の血統のものが優秀賞に入賞しています。
(福之国の物は、都城の方が肥育したものです)

宮崎生まれの牛たち、頑張りましたよ!!(* ̄ー ̄*)

最高位の名誉賞に輝いたのは、昨年の共進会でも最優秀賞を獲得した香川の高橋さんという方でした。素晴らしい技術です!

▼会場の様子

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▼各地の銘柄牛の のぼり旗も飾られています

2_5

さてさて、ウチのお肉・・・

出荷日の関係で、屠畜してから2日間冷蔵庫で冷やされました。

普通は屠畜した翌日にセリにかけられるのですが、
2日も冷やしたのは初めてです。

その結果、何とも「かっちりとした枝肉」になってしまいました。

古くからの付き合いで、ウチのお肉をよく買ってくださる買参人さん達に

「冷やしすぎちゃう?やまさきの肉らしくないわ、テリがない」

って言われてしまったです・・・・

ウチの肉の良さである、脂の光沢が感じられなくなってしまったようです。

共進会の成績には大いに満足しているのですが、買参人さん達に
ベストの状態の肉を見て頂けなかったのは、ちょっと残念でした。

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2011/10/12

焼肉・ステーキ「なかにし」に行ってきた

なかにしさん、最近場所を移してオープンしたのだ。
場所を移して・・・と言うか、国道を挟んで反対側になっただけなんだけど。

自社牧場のお肉を使ったステーキが美味しいと評判で、昔からファンも多かったお店。

せっかく店がきれいになったんだから、というわけで、行ってきましたよ。

Photo

おおおぉぉお、店内、綺麗だわ~。(写真撮るの忘れた)

前の店の雰囲気も味があったけど、テーブルから数メートルの所に
上り框の畳の間があって、そこが焼肉コーナーという中途半端な感じだった。

今度のお店は、掘りごたつの席もテーブル席も個室っぽい造りでなかなかオシャレ。

完全な個室ってわけじゃないから、隣の話声なんかは聞こえるけど、
それなりにプライバシーは保てるし、圧迫感も無い。

メニューは、こんな感じ。

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もちろんステーキメニューも健在。

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▼このロースターは、初めて見るタイプ。
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中に一回り小さい円筒。
その中央に熱源があって、周りに炭。

・・・・・わかるかなぁ。
わかんないよね、この説明じゃ。

とにかく、これ。欲しいぞ。
いや、一般家庭に設置するのは難しいって事はわかってるんだけどさ。

メンバー3人だったので、いろいろ注文。

▼タン

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▼右から 特上カルビ、上ロース、モモ

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▼センマイ、ミノ

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▼ホルモン

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▼上カルビ

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他に ホルモンのから揚げ、チヂミをいただきました。

ごちそうさまでした!

今度は、ランチも食べに行きたいね。

焼肉・ステーキ なかにし

小林市本町 宮崎銀行の前の「豊味うどん」の駐車場挟んで隣
      (すげー説明だな、我ながら)

営業時間  昼 11:30~14:00
      夜 18:00~22:00(オーダーストップ21:00)

店休日   水曜日(日曜日は夜のみ)

電話    0984-22-4649

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2011/10/11

口蹄疫復興!良い牛を作ろう!松本大策先生講演会を開催

肉牛ジャーナルの連載などでおなじみの

松本大策先生の講演会が開催されます。

和牛繁殖の技術ほか、盛りだくさんの講演になると思います。

ぜひ、受講して下さい!

日時:10月31日(月)9:30~12:00

場所:高原町ほほえみ館神武ホール

受講料:1,000円

詳しくは↓
http://www.town.takaharu.lg.jp/modules/contents03/index.php?content_id=109

※高原町の主催ですが、町外の方も受講できます。
  (町外の方は先着200名)

※当日は松本先生の著書の販売も行う予定です。

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お問い合わせ先
農政畜産課 畜産係
電 話: 0984-42-2111(内線225 226)
メール:
machi@town.takaharu.lg.jp

口蹄疫・宮崎大が防疫研究拠点を設立2

宮大防疫センター開設 全国初、診断技術など研究 2011年10月04日 宮日

 本県で猛威を振るった口蹄疫や高病原性鳥インフルエンザを受け、宮崎大は3日、家畜伝染病の新たな教育・研究拠点「産業動物防疫リサーチセンター」の開設記念式典を開いた。

 全学部を横断した産業動物防疫の研究機関設置は全国初。口蹄疫発生時の防疫戦略構築を進めるほか、専門知識を身に付けるための研修生受け入れや迅速な診断技術の研究を進める。

設置は1日付。センターは「防疫戦略」「感染症研究・検査」「国際連携・教育」「畜産研究・支援」の4部門で構成。農、医、工、教育文化から合わせて25人ほどがセンター業務を兼務し、各部門に4~6人を配置、センター長は農学部長が兼務する。

 昨年の口蹄疫の分析、発生シミュレーションなどを基に、再発時の家畜の殺処分やワクチン接種の範囲を割り出すなど、科学的裏付けを伴う防疫戦力を模索する。

 また、口蹄疫の発生が続くアジア・アフリカ諸国の協定校を中心に研修生を受け入れたり、共同研究に取り組んだりするなど、研究者間の国際連携強化を図る。県やJA職員から研修生を受け入れるほか、農家向けの研修プログラムを検討するなど、県内の防疫レベル底上げを目指す。

 同大学は国際連携強化の一歩として、来年1月、アジア地域の研究者を招いたシンポジウムも予定。同日の式典で菅沼龍夫学長は「昨年、防疫に取り組む中で、いくつかの課題が見えてきた。現場ニーズに応えられる研究、教育拠点にしたい」とあいさつした。

口蹄疫に備え宮大に防疫センター設置 10月3日 17時01分 MRT

 口蹄疫や鳥インフルエンザの発生に備えようと、宮崎大学に、防疫に関する教育・研究センターが設置されました。

 防疫に関する教育・研究の拠点として、宮崎大学に設置された「産業動物防疫リサーチセンター」。3日は、関係者約30人が出席して、オープニングセレモニーが行われました。センターは、「防疫戦略部門」や、「感染症研究・検査部門」など4つの部門に分かれていて、それぞれの教育・研究を通して、目的である「畜産基盤の安定化」を目指します。

(宮崎大学・菅沼龍夫学長)「宮崎大学の資産、人材をいかした形で地域の畜産業に貢献しなければいけないだろうということで、このようなリサーチセンターを設置することにいたしました」

 また、センターの特徴の一つが海外との連携強化。口蹄疫の発生が続くアジアなど海外の大学との共同研究を進めるほか、研修生の受け入れも行う計画です。

(産業動物防疫リサーチセンター・村上昇センター長)「近隣諸国、東南アジア諸国と連携しながら、防疫体制の構築を図らなければならないということで、かなり近隣諸国、東南アジアを意識してやっております」

 センターは、獣医学科のほか、医学部や工学部などの教職員25人でスタートし、口蹄疫や鳥インフルエンザなどに対する防疫の在り方を研究することにしています。

産業動物防疫リサーチセンター:家畜防疫の研究拠点 宮大に新設 /宮崎 毎日新聞 2011年10月4日 地方版

 ◇海外大学とも連携
 牛や豚などの感染症対策を研究する宮崎大の「産業動物防疫リサーチセンター」が新設され、宮崎市の同大で3日、記念式典があった。家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)や鳥インフルエンザの苦い経験を教訓に、危機管理や防疫体制を強化。海外の大学とも連携して専門家を育て、先端研究の拠点を目指す。

 センターは1日付で開設。学部や学科の枠を超えた全学組織で、防疫戦略や感染症研究・検査などの4部門で構成する。センター長には村上昇農学部長が就任。当面は農学部を中心に25人の教職員が兼務で所属する。

 また、昨年の口蹄疫を巡っては県と市町村、宮崎大の連携不足が指摘されたことから、県や生産者との距離を縮め、地域防疫体制も強化。今後、万が一発生した時には、センターから県へ学術的な観点で提言する。

 菅沼龍夫学長は「宮崎の資産と人材を生かして畜産に貢献し、アジアとも連携する研究拠点としたい」と抱負を述べた。【石田宗久】


口蹄疫の防疫確立へ、宮崎大に家畜伝染病研究機関


 家畜の伝染病対策を研究する宮崎大産業動物防疫リサーチセンターのオープニングセレモニーが3日、宮崎市学園木花台西の同大木花キャンパスで開かれた。県内で感染が広がった口蹄疫や鳥インフルエンザの経験を踏まえ、効果的な防疫方法の確立や、正確な防疫知識を持った人材の育成などに取り組む。

 センターには防疫戦略、感染症研究・検査、国際連携・教育、畜産研究・支援の4部門を設置。農、医、工など各学部の教員約25人がセンターのスタッフを兼任する。同大によると、大学付属の研究機関として、全学を挙げて家畜の伝染病研究に取り組む施設は全国でも例がないという。

 口蹄疫については、先進的な研究で知られるスイスや韓国など海外の大学と連携し、感染拡大のシミュレーションを実施。蔓延を防ぐためのワクチンの接種時期や接種範囲の設定など効果的な防疫手法の確立を目指す。

 また、県や農協などの職員や獣医師、人工授精師らを研究生として受け入れる予定。正確な防疫知識を身につけることで、国内で再発した際、迅速に対応できる人材を育成する。

 オープニングセレモニーは、センターが開所する予定の農学部獣医学科棟であり、教授ら約20人が見守る中、除幕式などが行われた。センター長に就任した村上昇・農学部長は「口蹄疫の経験は宮崎の大きな財産。昨年の教訓を生かし、防疫や消毒の現場で役に立つ研究を進めたい」と話していた。

(2011年10月4日 読売新聞)宮崎

2011/10/10

安愚楽牧場・預託農家関連2011年10月

久しぶりに日本農業新聞に預託農家関連記事。
農家に預けている牛の処分が10月から始まるらしい。

生活の糧見えず 安愚楽牧場破綻2カ月 牛預託解消に不安

日本農業新聞 2011年10月10日付転載(改行等加えた)

 安愚楽牧場が民事再生法の適用を申請してから9日でカ月がたった。同社の牛を預かる農家は、牛の預託料を受けながら経営を続ける。

こうした中、同社が近く、預けている牛の引き上げなどの処分に着手し、預託関係を解消するとの情報も流れ始めた。預託事業に代わる生活の糧が見えない中で、同社が牛の処分に踏み出せば、預託料の支払いも終わる。
「恐ろしい現実がくる」(北海道の農家)と、農家に不安と緊張も広がっている。(仁木隼人)

 「ひたすら牛に餌を与える状態は、2カ月たっても驚くほど変わらない」。同社の牛470頭を預かる北海道浦幌町の男性(40)は言う。ただ、先行きは「考えれば考えるほど見えない」。

 9月15日、道内の預託農家37戸と、同社と取引のある5JAが「JAグループ北海道安愚楽債権者連絡会議」を設立。JA北海道中央会の顧問弁護士が代理人となり、債権回収や預託事業の継続などに向け同社との交渉を進めている。

同中央会は9月下旬、「安愚楽牧場は農家に預けている牛の処分を10月から始める考えだ」と、顧問弁護士から聞かされた。牛の処分の背景には「(同社は)牛を抱え続けても農家への預託料の支払いなどがかさむだけ」(同中央会)の状況がある。

 民事再生法の適用申請後、同社は農家に1日1頭当たり480円の預託料を2週間分前払いしてきたが、9月末から支払いは1週間分になった。「資金不足が深刻化しているのではないか」(JAうらほろ幹部)との不安も高まっている。

 同社が預託牛の処分に踏み切った場合、農家は牛を引き渡すことと引き換えに、未払いのままの約2カ月間の預託料を同社から回収することや、牛を買い取ることなどが想定される。

 浦幌町の男性は「牛を手元に残しても安愚楽の牛は血統も良くわからず、市場でどう評価されるか分からない。預託事業の新たな引き受け手が現れることを願うしかない」と言う。

 預託農家約50戸で9月21日に立ち上げた「全道安愚楽対策預託協議会」代表の明河修さん(53)も「安愚楽がいつ牛の処分を始めるか恐れている。牛が処分され預託料の支払いがなくなれば、多くの農家の生活は回らなくなる。預託事業の引き受け手を見つけることしか、今は道がない」状態だ。
明河さんらは地元選出国会議員や道議会議員などへの要請を急いでいる。

※日付は前後するが、大分の預託農家の記事も。

安愚楽牧場経営破綻、県内への影響
2011年09月27日  asahi.com> マイタウン> 大分
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000001109270001

 和牛オーナー制度を運営している安愚楽牧場(本社・栃木県)の経営破綻(は・たん)を巡り県は26日、県内への影響を明らかにした。

飼育牛は計7247頭で、直営牧場が2カ所、契約で預かって育てている預託牧場は13カ所あった。オーナーとして309人が総額19億1800万円を出資していた。
預託牧場への預託料は6、7月分の一部が未払いだが、8月9日の民事再生法適用申請後は2週間ごとに前払いが再開されたという。

 県議会農林水産委員会で報告された。飼育牛7247頭は県内の牛の総頭数(約6万2500頭)の約12%に相当。飼料代や稲わら代など販売代金の未収も県内で数千万円に上る見込みだという。

 一方、オーナー会員として県内の309人が総額19億1800万円を出資していた。1千万円以上の大口出資者も54人いた。県消費生活・男女共同参画プラザ「アイネス」には、オーナー会員からの契約金返還やクーリングオフなどに関する相談が今月中旬までに9件寄せられたという。

 県畜産振興課は、今後明らかにされる安愚楽牧場の具体的な再生計画や弁済方針をふまえ、牧場にいる牛や施設への対応策を検討する方針。(原篤司)

※預託農家関連

安愚楽牧場・預託農家が北海道で団体設立
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2011/09/post-d4e3.html
 
連絡会議立ち上げ 北海道の農家やJA (日本農業新聞 2011年9月16日)
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2011/09/916-bc17.html

牧場主30人、安愚楽連絡会議発足へ・・・債権回収目指す(2011年9月9日 読売新聞)
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2011/09/99913-12c3.html

安愚楽牧場 JA北海道中央会が交渉窓口に(十勝毎日新聞社ニュース 2011年09月05日 14時34分)
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2011/09/post-f6cf.html

安愚楽牧場・預託農家問題ほか
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2011/09/post-8ded.html

安愚楽牧場・預託農家関連報道(宮崎、鹿児島)
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2011/09/post-4475.html

安愚楽牧場・北海道の預託農家
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2011/08/post-bfaf.html

安愚楽牧場・債権者説明会(神戸)、及び地方のニュース
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2011/08/post-6e6a.html

安愚楽牧場・札幌で説明会
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2011/08/post-b282.html

安愚楽牧場・預託農家他関連報道
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2011/08/post-a8b1.html

安愚楽牧場倒産?3
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2011/08/post-d045.html

2011/10/09

口蹄疫・家畜飼養衛生管理基準(10/1改正ポイント)

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9月30日の宮崎日日新聞には、下3分の1に宮崎県からのお知らせ。

10月1日から変わる飼養衛生管理基準について

わかりやすいので、転載

主な改正点は4つ

①農場内に衛生的な管理が必要な区域(衛生管理区域)を定めましょう

●衛生管理区域は、通常の農場では畜舎やその周辺の飼料タンク、飼料倉庫などを含む区域です。
 衛生管理区域には、入り口に看板を設置するなどして、関係のない人が入らないようにしましょう。

●人や車両を入れる場合には、消毒をしましょう。

②特定症状を発見したら所有者は最寄りの家畜保健衛生所に届け出ましょう

●毎日、家畜の健康観察を行い、特定症状を発見した場合には直ちに家畜保健衛生所に届け出ましょう

※特定症状とは

口蹄疫:口の中、蹄の周辺、乳房の水泡、びらん、潰瘍、泡沫性のよだれなど

高病原性鳥インフルエンザ:死亡率の増加など

③農場ごとに埋却地を確保しましょう

●口蹄疫や高病原性鳥インフルエンザなどが発生した時に処分家畜などを埋却するための土地が必要になります。

④記録を作成し、保管しましょう

●家畜伝染病の発生時に感染要因などを早期に特定するため、農場記録を作成し、1年以上保管しましょう。

記入すべき主な内容は以下のとおりです

・衛生管理区域に入った者の情報(氏名、要件、日時など)

・飼養家畜の情報(異常の有無など)

・導入家畜の情報(導入元、頭数、健康状態など)

2011/10/07

「みやだいもうくん」と遭遇

あ!あのオレンジ色の物体は・・・・

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間違いないよ、みやだいもうくんだ!

みやだいもうくんってば人気者。

子供が抱きついてきたり・・・

一緒に写真を撮りたがるお姉さんもたくさんいるのだ

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ギャラリーがちょっと落ち着いてきたところで私も写真を撮らせてもらった。

スタッフのお姉さんの「はい、ポーズ!」って言葉に合わせてポーズを決めてくれたよ。

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ヤシの木の可愛い尻尾も写真に撮らせてもらった。

後姿もすてきだよ、もうくん。

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背中とお尻にあるのは「皺」

決して縫い目じゃ ないからね!(`◇´*)

(縫い目に見える人はココロが疲れている人だよ、絶対)

みやだいもうくんについてわかったこと

★宮崎大学のイベントなどの時に、どこからともなく現れるもよう

★体高は、175センチ位(時々、大きくなったり小さくなったりする?)

★段差が苦手
 
(段差がある所は、お姉さんに手を引いてもらえないと上手に歩けないのだ)

う~~~ん、まだまだ謎が多いぞ、みやだいもうくん

動画も見て~~~~

http://www.youtube.com/watch?v=Tm1mVHSQ_0w

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2011/10/06

安愚楽牧場・口蹄疫被害で安愚楽の獣医師告発へ2

※昨日貼り忘れた分と、本日ニュースになった分
 地元だけあって「消費者庁が本格捜査」の物より記事が多い
 告発状の提出であって、警察側が受理するかどうかはまだ不明

川南の畜産農家 安愚楽牧場の獣医師を告発 10月5日 11時45分 MRT

 去年の口蹄疫に関連して、川南町内の2人の畜産農家が、5日、安愚楽牧場の獣医師について、獣医師法違反の疑いで、警察に告発状を提出しました。

 告発したのは、口蹄疫の被害を受けた川南町の2人の畜産農家で、5日午前11時高鍋警察署に告発状を提出しました。

告発状によりますと、安愚楽牧場の獣医師は、口蹄疫が確認される前に、川南町の直営牧場で、牛の診察をしないまま、獣医師の資格を持たない従業員に投薬させたとして、獣医師法違反の疑いがあるとしています。

安愚楽牧場は、去年4月下旬、発熱やよだれなど、口蹄疫の症状を示す牛を確認していたにも関わらず、県に通報しなかったとして、今年3月、県から、行政指導を受けました。

告発した畜産農家の1人は、「感染ルートが解明されていないので、警察は捜査権を持って真実を明らかにしてほしい」と話しています。

栃木県に本社がある安愚楽牧場は、各地に直営牧場を所有するほか、和牛オーナー制度を全国展開していましたが、今年8月、4300億円以上の負債を抱えて、倒産しました。


安愚楽牧場の獣医師を告発
10月5日 18時05分 MRT
http://mrt.jp/localnews/

 去年の口蹄疫に関連して、川南町の2人の畜産農家が安愚楽牧場の獣医師について、獣医師法違反の疑いで、5日、警察に告発状を提出しました。

告発した農家は「この獣医師が適切に判断していれば口蹄疫の被害が小さくて済んだのでは」と話しています。

 告発したのは口蹄疫の被害を受けた川南町の2人の畜産農家で、5日午前、高鍋警察署に告発状を提出しました。告発状によりますと、安愚楽牧場の獣医師は、去年3月から4月にかけて、川南町の直営牧場で、牛の診察をしていないのに獣医師の資格を持たない従業員に投薬させた獣医師法違反の疑いがあるとしています。

(告発状を提出した農家)「もっと獣医師が適切に判断しておれば、(口蹄疫が)もっと早くに発見されてもっと早くに報告されてもっと小さく被害が小さくて済んだんじゃないかなと思って」

安愚楽牧場の川南町の直営牧場は、去年4月下旬、発熱やよだれなど、口蹄疫の症状を示す牛を確認していたにも関わらず県に通報しなかったとして、今年3月、県から行政指導を受けています。

(告発状を提出した農家)「やっぱり(口蹄疫ウイルスが)どこから来たのかなというのがどうしても知りたい。それがやっぱ第一ですよ。口蹄疫の(侵入)経路さえ分かれば我々は用心して(畜産経営)できるわけじゃないですか」

告発状について、高鍋警察署は「受理するとも受理しないとも言えない」とコメントしています。

栃木県に本社がある安愚楽牧場は、各地に直営牧場を所有するほか、和牛オーナー制度を全国展開していましたが、今年8月、4300億円以上の負債を抱えて経営破たんしました。今回の告発について、安愚楽牧場は「現時点ではコメントを差し控えたい」としています。

安愚楽牧場の獣医師告発、無診察投薬疑いで http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20111005-OYS1T00726.htm

 宮崎県川南町の畜産農家2人が5日、町内に直営牧場を所有する安愚楽牧場(栃木県那須塩原市、民事再生手続き中)の男性獣医師について、不適切な診察で口蹄疫の感染を拡大させたとして、獣医師法違反(無診察による医薬品投与)容疑で県警高鍋署に告発状を提出した。

 告発状によると、獣医師は昨年3月中旬から4月中旬にかけて、直営牧場の場長から「風邪の症状を示す牛が発生したので投薬したい」などの連絡を受けながら、直接、牛を診察しないまま、獣医師資格を持たない牧場職員に医薬品の投与を指示したとしている。獣医師法では、獣医師が自ら診察せずに投薬治療を行うことを禁じている。

(2011年10月5日 読売新聞)

安愚楽牧場獣医師を告発 従業員に投薬させた疑い

asahi.com ニュース 社会 事件・事故 記事 2011年10月5日13時27分

http://www.asahi.com/national/update/1005/SEB201110050014.html

 和牛オーナー制度を運営し、経営破綻(はたん)した安愚楽(あぐら)牧場(本社・栃木県那須塩原市)の獣医師が資格を持たない従業員に投薬をさせたとして、宮崎県川南町の畜産農家2人が5日、獣医師法違反の疑いで獣医師を刑事告発する書面を、県警高鍋署に提出した。

 告発状で畜産農家は、獣医師について、町内の系列牧場で家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)の発生が確認される前の昨年3月と4月、牧場で牛を直接診察することもなく、資格を持たない従業員に抗生物質の投薬をさせた疑いがある、としている。

 県の口蹄疫対策検証委員会の最終報告書によると、同町にある安愚楽牧場の系列牧場では、昨年4月22日に獣医師が牛の異常を確認し、同24日に「感染疑い」を県に届けたが、この時点で多くの牛が発症していた、とされている。


安愚楽牧場の獣医師を告発=近くの畜産農家―宮崎
2011年10月5日14時6分
http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201110050040.html

 経営破綻した安愚楽牧場(栃木県那須町)の獣医師が、宮崎県内の同社牧場で家畜を直接診察せずに投薬を指示していたなどとして、同県川南町の畜産農家2人が5日、獣医師法違反の疑いで告発状を県警高鍋署に提出した。同署は写しを預かり、受理するかどうか検討する。

 告発状によると、獣医師は2010年3月と4月、川南町にあった同社の牧場の牛に対し、直接診察することなく薬を処方し、投薬させた疑い。

 投薬時期は宮崎県で家畜伝染病の口蹄(こうてい)疫発生が確認される直前で、告発した畜産農家の1人は「獣医師が適切に診察していれば口蹄疫がもっと早期に発見され、被害も少なくて済んだのではないか」と話した。 

[時事通信社]


口蹄疫:安愚楽牧場の専属獣医師を告発 宮崎の2農家 
毎日新聞 2011年10月5日 19時46分(最終更新 10月5日 19時51分)
http://mainichi.jp/select/jiken/kouteieki/news/20111006k0000m040043000c.html

 家畜伝染病・口蹄疫(こうていえき)で牛の殺処分を余儀なくされた宮崎県川南町の2農家が5日、和牛オーナー商法を全国展開し経営破綻した畜産会社「安愚楽牧場」=民事再生手続き中=の専属獣医師を、獣医師法違反の疑いで県警高鍋署に告発した。同署は告発状を受理するかどうか検討している。

 告発状によると、獣医師は昨年3月、川南町にあった同社の第7農場の牛を診察せずに、獣医師免許のない農場の従業員に電話で投薬を指示するなどした。

 県口蹄疫対策検証委員会の報告書によると、獣医師は4月22日に発熱などを確認したが、同社役員の判断ですぐには通報せず、県への届け出は同24日だった。検証委は4月上旬からまん延状態だった可能性と獣医師法違反の疑いを指摘し、県は同社に改善指導した。

 告発した農家は「獣医師が適切に診断していれば、被害は拡大しなかったはずだ」と話した。同社は「コメントできない」と話している。【石田宗久】


安愚楽牧場の獣医師に告発状」

経営破たんした安愚楽牧場が宮崎県川南町に所有する農場の専属獣医師が、去年3月の口てい疫の発生直前に牛を診察せずに薬を投与していたのは、獣医師法違反の疑いがあるとして、川南町の畜産農家2人が、警察に告発状を提出しました。

告発状の対象となったのは、栃木県に本社がある「安愚楽牧場」の専属獣医師です。
告発状などによりますと、この獣医師は県内に15か所ある直営農場を1人で担当していましたが、口てい疫が発生する直前の去年3月以降、川南町の農場に出向かずに従業員に指示し、診察していない牛に抗生物質などの薬を投与していて獣医師法違反の疑いがあるとしています。

安愚楽牧場については、県などの調査で獣医師が診察せずに薬を投与していたことが既に明らかになっているほか、ことし3月には口てい疫への感染の疑われる牛が見つかったにもかかわらず通報が遅れたとして、県から文書による厳重注意を受けました。

また9月には民事再生法の適用が認められ、事実上、事業を清算する方針を示しています。
告発状について警察では「まだ相談を受けた段階で今後、受理するかどうか検討したい」と話しています。

告発状を提出した森木清美さん(62)は「ずさんな管理の実態を捜査で徹底解明して欲しい」と話しています。
一方、安愚楽牧場の代理人の弁護士は「コメントを控えたい」としています。
           
10月05日 18時41分 NHKローカル


安愚楽牧場獣医を告発 川南の農家2人
宮崎日日新聞 2011年10月05日
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=41210&catid=74&blogid=13&catid=74&blogid=13

 経営破綻した「安愚楽牧場」(栃木県)=民事再生手続き中=の男性獣医師が、口蹄疫感染疑い7例目となった川南町の同社直営農場で、牛を診察していないのに従業員に指示して医薬品を投与していたとして、同町の口蹄疫被害農家の男性2人が5日、獣医師法違反の疑いで県警に告発状を提出した。

 告発した農家は「問題を風化させたくない」などと語り、「感染経路究明の端緒になれば」とも期待するが、県警は「受理する、しないについてはコメントできない」としている。

 告発状によると、獣医師は本県で口蹄疫が発生する前の昨年3、4月、同農場の牛を直接診察することなく従業員に投薬を指示した疑いがあるという。

 同農場では1例目から4日後の昨年4月25日に感染疑いが確認され、肥育牛725頭が殺処分となった。しかし、確認時には既に半数程度の牛が発症していたことなどから、県口蹄疫対策検証委員会が同農場の「通報遅れ」を指摘。県は今年3月に同社に対して文書で改善を指導した。

 告発状を提出した農家2人はいずれも同農場の近くで畜産経営し、口蹄疫によって家畜全頭を失った。
 告発した農家(62)は「獣医師の適切な判断があればもっと被害を小さくできたのではないか。問題を風化させたくないし、泣き寝入りしたくなかった」と経緯を説明する。

 県の検証委は、同農場が県内で最初にウイルスが侵入した「初発農場」である可能性に言及しているが、国や県の調査では感染経路が明らかになっていない

別の告発農家(58)は「任意の聞き取り(調査)だけでは限界がある。獣医師個人の責任だけでなく、会社の責任も調べてほしい」と訴える。

 県の検証委は報告書の中で、獣医師の診察状況が獣医師法に照らしても問題がある疑いがあると指摘しており、県は今年4月から事実確認など調査を続けている。

 同社によると、告発を受けた獣医師は1人で県内15農場の1万5、6先頭を担当していた。

▼口蹄疫関連の記事の中で署名入りのものでは、個人的に最も信頼している石田宗久記者の記事
  安愚楽が地元旬刊紙を相手に起こした訴訟の事も書かれている

なぜ感染広がった 農家が根強い不信感 安愚楽牧場専属獣医師を告発 /宮崎 毎日新聞 2011年10月6日 地方版

http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20111006ddlk45040534000c.html

 口蹄疫で家畜を殺処分した川南町の畜産農家の男性2人が5日、経営破綻した畜産会社「安愚楽牧場」の専属獣医師を、獣医師法違反の疑いで、高鍋署に告発した。背景には、農家の「なぜ感染が広がったのか」という疑問と同社への根強い不信感がある。【石田宗久】

 2人は午前11時ごろ、同署を訪れた。都原誠一副署長は「事件として受理するか内容を吟味する」と話した。

 昨年4月に発生した口蹄疫で、告発した2人のうち1人の農家は届け出順で5例目と確認された。安愚楽牧場の第7農場は7例目だが、国の口蹄疫対策検証委員会は、これらを含む農場数軒をまとめて初期段階での感染と推定している。

 第7農場を巡っては、有識者による県の検証委が通報遅れを問題視。一帯では4月上旬からウイルスがまん延していた可能性を指摘している。獣医師はこの農場を含む13農場の1万数千頭を1人で担当。日常的な健康状態のチェックや薬の投与は一般従業員に任せており、県は検証委から「獣医師法に照らして問題がある疑いがある」と指摘を受け、同社に改善指導していた。

 獣医師は、安楽愚牧場が昨年6月、同社の感染隠しの疑いを報じた旬刊紙(月3回発行)を相手取り、謝罪広告を求めた訴訟で、今回告発した農家らを名指しして、ウイルスがうつされたと被害者の立場を主張。「1~6例目が感染した後、第7農場にも口蹄疫が伝播したと推認するのが合理的かつ自然」となどと陳述した。これに対し、農家は「根拠なく責任を押しつけられるのには納得できない。獣医師の管理の仕方は問題だ」と話している。

安愚楽牧場・消費者庁が本格調査 処分検討へ2

※昨日貼り忘れた分と、本日ニュースになった分
 NHKローカルでは栃木と北海道だけが本日もニュースとして流したようだ。


消費者庁、安愚楽牧場を本格調査
TBS (04日23:23)

http://news.tbs.co.jp/20111004/newseye/tbs_newseye4843475.html

 和牛オーナー制度で知られる栃木県の「安愚楽牧場」が経営破綻した問題で、消費者庁が景品表示法違反の疑いがあるとみて本格的な調査を開始したことがわかりました。

 この問題は、和牛オーナー制度で資金調達し、黒毛和牛の生産を全国展開していた、栃木県の畜産会社、「安愚楽牧場」が今年8月、総額4300億円以上の負債を抱えて倒産したものです。

 この和牛オーナー制度について、消費者庁が商品の広告などで大げさな表現や虚偽表示で不当に客を勧誘することを禁じている景品表示法違反の疑いがあるとみて、本格的な調査を開始したことがわかりました。

 安愚楽牧場は、破綻直前にも新たに出資者を募っていましたが、消費者庁は勧誘や契約の際に出資者に対して詳しく説明していなかったとみて、今後、経営の実態を解明し、行政処分について検討する方針です。

 一方、安愚楽牧場の獣医師について、宮崎県川南町の2人の畜産農家が、獣医師法違反の疑いなどで、5日に告発することが分かりました。

 この畜産農家は獣医師について、川南町の直営牧場で資格を持たない従業員に注射を打たせたとして、獣医師法違反の疑いなどで5日に告発状を提出するということです。

 また今回は、去年、宮崎県で口蹄疫が発生した際、この獣医師が口蹄疫の疑いがある牛を確認していたにもかかわらず、隠していた疑いでも告発するということです。


安愚楽牧場に景品表示法違反の疑い 消費者庁が調査開始
asahi.com ニュース 社会 その他・話題 記事2011年10月5日13時34分
http://www.asahi.com/national/update/1005/TKY201110050205.html


 和牛オーナー制度が破綻(はたん)した安愚楽(あぐら)牧場(本社・栃木県)について、消費者庁が景品表示法違反の疑いもあると見て調査を始めたことがわかった。景品表示法は事実と異なる広告などで客を勧誘することを禁止している。同庁は安愚楽牧場側から任意で資料の提出を受けており、内容を分析して、処分するか検討する。

 安愚楽牧場の和牛オーナー制度は、オーナーが購入した繁殖雌牛が産んだ子牛を同社が買い取り、契約終了後に雌牛も買い戻す仕組み。高い利回りが得られるとしてPRしたが、東日本大震災後に経営悪化が表面化し、今年8月に民事再生法の適用を申請した。全国に約7万3千人のオーナーがおり、負債総額は約4330億円とされる。

 被害対策弁護団は、安愚楽牧場が経営悪化後もオーナーを募っていた点などを問題視し、同庁に実態解明を求めていた。

安愚楽牧場を消費者庁が調査

和牛オーナー制度という投資で、高い配当を示して会員を集め、経営破たんした栃木県の畜産会社「安愚楽牧場」について、消費者庁は、事実とは違う表示で客を勧誘することを禁じた景品表示法違反の疑いもあるとして調査を始めました。

那須塩原市に本社がある安愚楽牧場は、繁殖用の牛への投資を募り、子牛を買い取って配当する和牛オーナー制度で成長を続けましたが、東京電力福島第一原子力発電所の事故で牛肉価格が下落したことなどから経営が悪化し、現在、民事再生法の手続きが進められています。

消費者庁は、安愚楽牧場が、広告などで、年に3%から4%という高い配当を示していた点などについて、事実と違う表示で客を勧誘することを禁じた景品表示法違反の疑いもあるとして、先月、安愚楽牧場から任意で資料の提出を受けたほか、投資した人たちの弁護団からも財務諸表や広告などの提出を受け、具体的な調査を始めました。

消費者庁では、安愚楽牧場が示していた高い配当が実際に可能だったかどうかなどを詳しく分析し、行政処分をするかどうか検討することにしています。

10月06日 09時00分 栃木県のニュース


2011/10/05

安愚楽牧場・口蹄疫被害で安愚楽の獣医師告発へ

牛を診察せず投薬疑い 安愚楽の獣医師告発へ きょう県内農家

宮崎日日新聞 2011年10月5日付転載(改行等加えた)元は共同通信?

http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=41198&catid=74&blogid=13&catid=74&blogid=13

 経営破綻した畜産会社安愚楽牧場(栃木県)の男性獣医師が、宮崎県内の同社農場で牛を診察していないのに医薬品の投与や処方を繰り返した疑いがあるとして、畜産農家の男性2人が獣医師法違反容疑で、獣医師を5日に告発することが4日、分かった。

 問題となったのは同社の児湯第7牧場(宮崎県川南町)。宮崎県によると、第7牧場は昨年、県内7例目の口蹄疫発生農場となり、肉用牛725頭が殺処分された。

 告発する畜産農家の男性2人は、いずれも第7牧場の近くで畜産業を営み、昨年の口蹄疫で飼育する牛全頭を殺処分した。

 複数の関係者によると、獣医師は県内15直営農場の牛1万5、6千頭を一人で担当。児湯第3牧場(高鍋町)に常駐し、他の牧場には要請を受けて往診する態勢だった。

 しかし、昨年3月以降は児湯第7牧場には行かず、牛の診察もしていなかったのに、同3月から4月にかけて、第7牧場の従業員に電話で指示し、医薬品を投与させた疑いがある。

 畜産農家側は、こうした行為が、獣医師の診察なしに農林水産省などが定める医薬品の投与や処分を禁止した獣医師法に違反すると指摘している。

 関係者は口蹄疫終息前「(口蹄疫発生前は)獣医師の往診は少なく、牛の健康管理や治療は一般の従業員がやっていた」と証言している。

 県は、口蹄疫発生時に牛の異常を通報するのが遅れたことや、獣医師の診察なしでの投薬があったとして、今年3月に文書で安愚楽牧場を改善指導した。


安愚楽牧場獣医師を告発 宮崎、口蹄疫被害の農家 牛診察せずに医薬品投与の疑い 
2011.10.5 08:04 産経
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111005/crm11100508050002-n1.htm


 経営破綻した畜産会社安愚楽牧場(栃木県)の男性獣医師が、宮崎県内の同社の農場で、牛を診察していないのに医薬品の投与を繰り返した疑いがあるとして、口蹄疫被害にあった宮崎県川南町の畜産農家の男性2人が5日、獣医師法違反の疑いで、獣医師の告発状を宮崎県警に提出する。

 問題となっているのは、同社の児湯第7牧場(宮崎県川南町)で、昨年の県内7例目の口蹄疫発生農場だった。告発人の農家はいずれも第7牧場の近くで畜産業を経営、口蹄疫では飼育する牛全頭を殺処分した。

 告発状によると、獣医師は宮崎県東部の複数の同社農場を担当。昨年3月以降は第7牧場には行かず、牛の診察もしていなかったのに、同3月から4月にかけて、第7牧場の担当者に電話で指示して医薬品を投与させた疑いがあるとしている。


安愚楽牧場:獣医師を2農家が告発へ 宮崎、口蹄疫被害で
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111005k0000m040145000c.html

 家畜伝染病・口蹄疫(こうていえき)で牛を殺処分した宮崎県川南町の2農家が、和牛オーナー商法を全国展開する畜産会社「安愚楽牧場」=民事再生手続き中=の専属獣医師を、獣医師法違反の疑いで5日、県警高鍋署に告発する。感染経路をめぐり「獣医師の怠慢が感染拡大を招いた」と訴えている。

 告発状によると、獣医師は昨年3月、川南町にあった同社の第7農場の牛を診察せずに、電話などで獣医師免許のない農場の従業員に投薬を指示するなどした。自ら診断せずに医薬品を処方することを禁じた獣医師法に違反するとしている。

 口蹄疫は昨年4月に発生。告発した農家は届け出順で5例目と確認された。【石田宗久】

毎日新聞 2011年10月5日 2時30分

安愚楽牧場の獣医師、無診察投薬疑いで告発へ http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20111005-OYS1T00225.htm

 宮崎県の口蹄疫問題を巡り、同県川南町の畜産農家2人が、町内に直営牧場を所有している安愚楽牧場(栃木県那須塩原市、民事再生手続き中)の男性獣医師について、獣医師法違反(無診察による医薬品投与)容疑の告発状を5日にも県警高鍋署に提出する。農家側は、不適切な診療によって口蹄疫の発見が遅れ、感染拡大を招いた恐れがあるとしている。

 告発状によると、獣医師は口蹄疫発生が確認される直前の昨年3月中旬から4月中旬にかけ、同社が川南町で直営する児湯第7牧場の場長から「牛が風邪をひいたようだ」などと連絡を受け、直接、牛を診察しないまま、獣医師資格を持たない社員に電話で医薬品の投与を指示したとしている。獣医師法では、獣医師が自ら診察せず投薬することを禁じている。

 この牧場は、昨年4月下旬によだれや潰瘍など口蹄疫特有の症状が牛に出ていることを確認したにもかかわらず、県にすぐ通報しなかったとして、今年3月、文書で厳重注意を受けた。

(2011年10月5日 読売新聞)九州版

安愚楽牧場・消費者庁が本格調査 処分検討へ

安愚楽牧場を本格調査    消費者庁 景品表示法違反の疑い 処分検討へ

宮崎日日新聞2011年10月5日付転載(改行等加えた)元は共同通信?


 和牛オーナー制度が行き詰まり民事再生手続き中の畜産会社安愚楽牧場57 件(栃木県)について、消費者庁が景品表示法違反の疑いがあるとみて本格的な調査に乗り出したことが4日、分かった。消費者庁は同日までに同社から任意で資料の提出を受けた。

 景品表示法は、商品の広告などで誇大表現や虚偽表示により不当に顧客を勧誘することを禁じている。同庁は資料を分析して経営の実態解明を進め、行政処分の必要性を検討する。

 安愚楽の経営をめぐっては、新たな出資金を配当に回す「自転車操業」状態だった疑いが強いことが、専門家による財務諸表などの分析で判明している。

 和牛オーナー制度は、安愚楽が繁殖牛を1頭当たり300万~500万円程度でオーナーと呼ばれる出資者に売却し、数年後に買い戻す仕組み。

飼育は安愚楽が担当し、生まれた高牛を売却して年3~4%程度の配当が得られると宣伝していた。破綻直前の7月にも、さらに高配当で新たな出資を募っていた。

 実質的に高配当の「金融商品」と認識していた出資者は多く、消費者庁は、出資の勧誘や契約締結の際に安愚楽側が出資者にした説明と、オーナー制度の実態との間に乖離があった可能性があるとみて調べている。

 安愚楽は8月1日付で、全出資者に配当や満期金の支払い停止を通知。8月9日、民事再生法の適用を申請し、9月6日に再生手続きの開始を決定した。負債総額は約4330億円。

 昨年発生した口蹄疫や東京電力福島第一原発事故を経営悪化の最大の理由にしていたが、ビジネスモデル自体がそれ以前に破綻していた可能性も指摘されている。

安愚楽牧場を消費者庁が調査、景表法違反の疑い http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111005-OYT1T00102.htm

 和牛オーナー制度で知られ、民事再生手続き中の「安愚楽牧場」(栃木県那須塩原市)について、景品表示法違反などの疑いがあるとみて、消費者庁が調査に乗り出したことが4日、わかった。


 同庁は、行政処分の必要性を検討する。

 被害対策弁護団などが、東日本大震災以後に同社の経営が悪化した後も新たな出資者を募っていたと指摘し、経営の実態解明を求めていることを受けた措置で、同庁は資料を分析するなどして、違法な勧誘などがなかったか調べる。景品表示法は、商品の広告などで虚偽表示や誇大広告で不当に顧客を勧誘することを禁じている。

 同社は、雌牛のオーナーを募って契約金を集め、直営や委託牧場で牛を飼育。生まれた子牛を同社が買い取ることで高利回りを実現する金融商品として注目された。ところが、震災や原発事故などの影響で経営が悪化し、8月、民事再生法の適用を東京地裁に申請。民間の信用調査機関によると、負債総額は約4300億円で、オーナーは全国約7万3000人に上る。

(2011年10月5日03時03分 読売新聞)


安愚楽牧場 消費者庁が調査
10月5日 4時6分 NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111005/t10013041471000.html

和牛オーナー制度という投資で高い配当を示して会員を集め、経営破たんした栃木県の畜産会社「安愚楽牧場」について、消費者庁は、事実とは違う表示で客を勧誘することを禁じた景品表示法違反の疑いもあるとして調査を始めました。

栃木県那須塩原市に本社がある安愚楽牧場は、繁殖用の牛への投資を募り、子牛を買い取って配当する和牛オーナー制度で成長を続けましたが、東京電力福島第一原子力発電所の事故で牛肉価格が下落したことなどから経営が悪化し、現在、民事再生法の手続きが進められています。

消費者庁は、安愚楽牧場が広告などで年に3%から4%という高い配当を示していた点などについて、事実と違う表示で客を勧誘することを禁じた景品表示法違反の疑いもあるとして、先月、安愚楽牧場から任意で資料の提出を受けたほか、投資した人たちの弁護団からも財務諸表や広告などの提出を受け、具体的な調査を始めました。

消費者庁では、安愚楽牧場が示していた高い配当が実際に可能だったかどうかなどを詳しく分析し、行政処分をするかどうか検討することにしています。

2011/10/04

口蹄疫・人工授精自粛の影響

昨年の口蹄疫で、人工授精の自粛による繁殖のサイクルが狂っている。
その影響について、西日本新聞の記事がわかりやすかったので転載。



宮崎産子牛に空白期迫る 口蹄疫禍の余波続く
2011年10月3日 10:04 カテゴリー:社会 九州 > 宮崎

 「空白の3カ月」。昨年、家畜伝染病・口蹄疫(こうていえき)に苦しんだ宮崎県に、こう呼ばれる危機が迫っている。昨年4月下旬-7月中旬、防疫のため牛の人工授精を県内全域で自粛した。その影響で、12月から来年2月は出荷する子牛がいなくなるからだ。収入の見通しが立たない農家は、子牛価格の急激な変動や購買者(肥育農家)の「県外流出」の不安を募らせる。

 母牛33頭を飼う亀川浩志さん(48)=都城市=は毎月2、3頭の子牛を出荷する。口蹄疫で殺処分は免れたが、競りの中止が続き約300万円の借金を抱えた。終息後もエサ代や燃料費が上がり、空白期を前に資金繰りの不安がのしかかる。

 県が種付けの自粛を求めたのは、人工授精師が農場を行き来する際の感染拡大を防ぐため。子牛は母牛の妊娠から19-20カ月後に出荷されることから、12月から3カ月間が空白期にあたる。

 空白期には通常月5千-6千頭ある出荷が途絶え、競りを開けない。終息後に呼び戻した購買客も再び県外に流出する。来年3-5月は一転、種付けを一斉再開した分の月約1万頭が出荷され、価格下落が予想される。

 そこで県が進める対策は、空白期明けに増加する子牛の早期出荷。競りが開けるようにするためだが、亀川さんは「1カ月早く出荷すれば体重が約30キロ少なく、値も下がる」と懸念する。

 「空白期はまさに口蹄疫の二次災害。来年以降も繰り返し訪れる」。JA都城和牛生産部会の井ノ上廣實さん(72)の指摘だ。母牛は「1年1産」が基本。偏った出荷サイクルを平常に戻すには3-5年かかるとみられる。県は現在、価格下落分の補填(ほてん)制度や子牛輸送費を補助する購買者対策などを検討中で、「国の財政支援を取り付け、11月補正予算に間に合わせたい」と県畜産課。

 年間約7万8千頭、全国2位(2009年度)の子牛出荷量を誇った同県。復興に取り組む農家を口蹄疫はなお揺るがしている。(山田育代)

=2011/10/03付 西日本新聞朝刊=

▼西日本新聞よりお借りしました
Photo


※関連記事

人工授精自粛 子牛価格安定 支援を

        県議会自民党 知事に申し入れ

宮崎日日新聞 2011年8月27日付転載(改行等加えた)

 口蹄疫で牛の人工授精が自粛された影響で子牛価格が下落する恐れがあるとして、県議会自民党(中野一則会長)は26日、支援策を示すよう河野知事に申し入れた。

 牛の人工授精は県内全域で、昨年4月23日から約3カ月間自粛されたため、今年12月~来年1月には子牛の出荷頭数が減る見通し。

 その反動で昨年7月からは受精が増加しているため、来年3月からは出荷が集中するとみられる。向米者の減少や供給過剰となり、畜産農家からは価格の下落を懸念する声が上がっているという。

 中野会長は「農家が安心して復興できるように、早く対策を示してほしい」と要望。
 河野知事は「国も支援に向けて動いているが、東日本大震災の影響などで協議が遅れているようだ。支援策が明らかになれば、いち早く農家に示したい」と答えた。

和牛繁殖サイクルに狂い 知事へ価格対策要請

      宮崎の県議会自民

日本農業新聞 2011年9月2日付転載(改行等加えた)

 県議会自民党は河野俊嗣知事に対し、昨年の口蹄疫発生で行った「人工授精自粛による影響対策実施」を申し入れた。

 人工授精の自粛は、まん延を防ぐために、昨年5、6、7月に実施された。
このため、自粛期間中の人工授精頭数は県内全域で前年の30%しかない。逆に解禁後の8、9、10月頭数は44%も急増している。繁殖サイクルの狂いが生じている。

このため、子牛の出荷頭数にも大きな増減が出てきたことから、同党は子牛価格の安定化対策を緊急に申し入れた。


※メモ

ここでは繁殖農家の事しか書かれていないが、肥育農家も子牛のセリ市が約4ヶ月間開かれず、また他県の市場に購入に行くこともできなかった。
このため、肥育農家も平成24年1月頃から数ヶ月間、出荷が出来ない日々が続く。

繁殖のサイクルが狂い、子牛市場が開かれなければ肥育の出荷サイクルも自ずと狂ってくる。
県内の肥育農家も、他県での子牛の購入も考えておかねばならなくなる。

2011/10/02

口蹄疫復興宝くじ!25日まで!!

買おう!当てよう!応援しよう!

【口蹄疫復興宝くじ】が2011年10月15日(土)から10月25日(火)まで発売されます。

この【口蹄疫復興宝くじ】は、宮崎県、熊本県、大分県、鹿児島県が発売元となっており、収益金は全額、口蹄疫の被害を受けた地方公共団体の復興事業に役立てられます。

詳しくは ↓

http://www.mizuhobank.co.jp/takarakuji/topics/topics5.html


「口蹄疫復興宝くじ」の発売に合わせて、キャンペーンを実施中

宮崎・熊本・大分・鹿児島産の美味しいお肉がもらえるかもheart04

3

▲写真は宝くじのサイトからお借りしました

キャンペーン期間 2011年10月1日~10月25日

インターネットでの応募も出来ます ↓

http://xn--sjqv19a1pp0rcei.jp/koteieki/canpen/

10月1日は「宮大の日」

・・・というわけで、清武町に行ってきました。

お目当ては、これ!

宮大Beef!

Photo

Photo_2

宮崎大学住吉牧場で、学生さん達が育てた牛さんのお肉です。

一度食べてみたかったので、わざわざ買いに行った次第です。

肉を買うだけのつもりが・・・・

宮大Milk!

Photo_3

試飲させてもらったら、なかなか美味しいので購入。
こちらも住吉牧場の牛さんのミルクです。

パッケージが、た・ま・ら・んup

「あけぐち」にも牛のシルエットがheart04

並ぶと壮観ですわ ( ̄▽ ̄)

Photo_4

この「宮大の日」イベント

清武町文化会館や交流プラザ「四季の夢」で行われたんだけど、

ちょっとした文化祭みたいな感じで、

吹奏楽の演奏会やら、
燃料電池車試乗、ロボット操作の実演、
クロマキー(天気予報でおなじみの合成技術)体験、
講演やパネル展示・・・・

などなど、市民・町民が気軽に立ち寄れる催しのようです。

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河川敷では熱気球の試乗体験もやってましたよ!

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会議室では宮崎の畜産に向けた宮崎大学の取組を紹介したパネル展。

口蹄疫の説明が書かれたパネルも並びます。

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すごくわかりやすく書かれていました。
こういうのをまとめてパンフレットとかにしてくれないかなぁ・・・

              ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

おまけ

せっかくなので足を延ばして青島まで行き釜揚げうどんを食べてきました。

キャンプの時に、巨人軍の選手が食べに来るという昔から有名なお店

Photo_14

注文してから麺を茹でるので、けっこう待たされます。
宮崎らしい「柔らかめの麺」です。

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おばあちゃんの代からの魚ずしも有名

Photo_16

釜揚げうどん 岩見

青島駅のすぐ前
http://r.tabelog.com/miyazaki/A4501/A450101/45001630/

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