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2011/09/01

安愚楽牧場・預託農家関連報道(宮崎、鹿児島)

預託農家が説明要望へ 安愚楽牧場

2011年08月31日 asahi.com> マイタウン> 宮崎>


 和牛オーナー制度を運営する「安愚楽(あ・ぐ・ら)牧場」(本社・栃木県)の経営が行き詰まった問題で、同社から牛を預かって育てている県内の預託農家が、同社に今後の経営方針について説明を求める方針であることが30日、わかった。

一時滞っていた農家への預託料の支払いは再開されたものの、農家からは先行きを心配する声が上がっている。

 新富町の伊藤成年さん(51)は、肉用牛を育てる肥育農家だ。県内の預託農家でつくる「宮崎安愚楽会」の会長で、一部のメンバーから「自分たち(預託農家)の先行きや同社の経営方針を聞きたい」との声が寄せられている。「会としての総意ではないが、情報を得ていくらかでも不安を解消したい」と伊藤さんは話す。

 11年前に会社員を辞め、家族の勧めで預託農家になった。昨年の口蹄疫(こう・てい・えき)では、預かっていた牛50頭を殺処分。だが今年5月10日に飼育を再開し、増設した畜舎2棟で109頭を育てている。

 預託金はこれまで月1回振り込まれてきた。今は一頭あたり一日120円で、月約36万円になる。うち十数万円を肥育に必要な光熱費などに充てている。

 安愚楽牧場の経営難が表面化する以前の6月分から預託金が一時、振り込まれなくなった。同社から供給される餌の量もいったん4分の1まで減った。

 ただ、預託金の振り込みは今月12日から再開、餌の量も3分の2程度にまで回復した。

 しかし、安愚楽会のメンバーの中には、同社から「支給する餌を半分に減らしたい」との連絡を受けた農家もあるという。同社の再生計画はまだ不明。預託農家の今後の取り扱いについても、今のところ同社から連絡はない。

 同社との預託契約は1年単位。伊藤さんは「次の契約ができるのか。飼育成績がよくないと打ち切られるのではないか」と不安げだ。「県内のすべての預託農家が存続できるよう、同社に求めたい」と話す。


◆県内 預託22戸、210人が出資

 農林水産省のまとめでは、8月10日現在、「安愚楽牧場」直営の牧場は全国に38カ所、預託農家は346戸。両方を合わせた飼育牛は計14万5100頭。地域別の預託農家数は、北海道(136戸)が最も多く、これに九州(121戸)が続く。

 県などによると、県内の預託農家は22戸(ほかに1戸が休止中)で全国の6%だ。内訳は、肉用牛を育てる「肥育農家」が9戸、子牛を生ませて育てる「繁殖農家」が13戸。同社の牧場3カ所と預託農家で計約6千頭が飼育されている。

 一方、帝国データバンク宮崎支店の調べでは、県内には210人の出資者がいる。うち1千万円以上の大口出資者は32人。債権総額は10億3900万円に上るという。


鹿児島に「安愚楽預託農家弁護団」結成

 畜産会社「安愚楽(あぐら)牧場」(栃木県)が東京地裁に民事再生法の適用を申請したことを受け、鹿児島県内で預託牛を飼育している農家19軒の代理人弁護士が1日、「安愚楽預託農家弁護団」を結成した。

弁護団によると、預託農家の弁護団結成は全国で初めてという。

 弁護団によると、安愚楽牧場は投資家に繁殖牛を購入してもらい、生まれた子牛を同社が買い取って飼育、売却する「和牛オーナー制度」を展開。

19軒の預託農家は計約2400頭の牛を飼育中だが、総額約3600万円の預託料などが未払いになっているという。

 弁護団事務局長の柿内弘一郎弁護士は「えさ代などに困っている預託農家は多い。県外の弁護士とも連携して、集団で交渉していきたい」と話している。(共同)

 [2011年9月1日20時39分] 日刊スポーツ


預託農家の弁護団発足=安愚楽牧場の経営破綻-鹿児島

 「和牛オーナー制度」を運営する安愚楽牧場(栃木県那須町)が経営破綻した問題で、同社から和牛の肥育や繁殖を受託していた鹿児島県内の農家の代理人として同社と交渉してきた弁護士らが1日、鹿児島市で記者会見し、「安愚楽牧場預託農家弁護団」(事務局長・柿内弘一郎弁護士)を結成したと発表した。

今後、未収債権を持つ農家などの相談を受け、債権回収や畜産継続に向けて交渉していく方針

 弁護団によると、肥育や繁殖などの同社の預託先農家は各地に存在するが、支援のための弁護団結成は初めてという。

(2011/09/01-21:31) 時事ドットコム

鹿児島県内預託農家に弁護団 安愚楽牧場破綻で

(2011 09/01 23:28) 南日本新聞

 和牛オーナー制度を運営する畜産会社「安愚楽(あぐら)牧場」(栃木県)が民事再生法適用を申請した問題で、同社から牛を預かり育てる預託農家の弁護団が1日、鹿児島市で結成された。

県内19農家に対し滞納されている、預託料などの未収債権を全額回収する目的。

東京商工リサーチ(東京)は「預託農家の弁護団結成は全国で初めてではないか」としている。
 鹿児島市と福岡市の3弁護士事務所で構成。1日、鹿児島市で、事務局長の柿内弘一郎弁護士(同市)らが会見した。

 弁護団事務局(アーバンリバティス法律税務事務所)=099(225)6306。

※メモ・独り言

・宮崎の預託農家・・・預託金の振り込みは8月12日から再開、餌の量も3分の2程度にまで回復。
             預託の契約は1年単位。
             肥育農家が9戸、繁殖農家が13戸。
             肥育農家の預託料は1日1頭当たり120円


・鹿児島県内の預託農家は約50軒との報道(8月11日 MBC南日本放送)があったので、今回は、そのうちの19軒が弁護団を結成したということのようだ


・預託の繁殖農家では、現在は受精(種付け)は行われていない。

8月29日付、農業新聞にも

 JA北海道中央会は呼びかけ人となり、中央会の顧問弁護士に預託農家から交渉の委任の取り付けを進めている。 「安愚楽牧場やオーナー側と牛の取り扱いなどをめぐる公証も想定される。団結して交渉する」(同中央会幹部)ためだ。
(参照:安愚楽牧場・北海道の預託農家 http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2011/08/post-bfaf.html)


とあるので、今後全国各地で預託農家の弁護団の結成が続くのかもしれない。

しかし、現実問題として、1年契約の預託農家が畜産経営を続けていくのは非常に難しいのではなかろうか。

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