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2011/08/25

安愚楽牧場・小林市 対策会議 2

※日本農業新聞の記事が詳しかったので、それも合わせ、8月23日のブログ記事を分割して再掲載

安愚楽破たんで3セクのレストラン休業
2011年8月23日 00:26 カテゴリー:九州 > 宮崎

 4300億円の負債を抱え、東京地裁に民事再生法の適用を申請した畜産会社「安愚楽(あぐら)牧場」(栃木県)の問題で、宮崎県小林市は22日、初の対策会議を開いた。同社も出資する第三セクター「北きりしまリゾート牧場・コスモス牧場」内の「レストラン安愚楽北霧島」が、同日から休業したことなどが報告された。

 会議には肥後正弘市長ら市幹部16人が出席。同市によると、市内に直営農場は2カ所あるが、運営状況は把握できていないという。預託農家は11戸あり、約2400頭が飼育されている。

 現在、同社から直接の連絡はなく、市が預託農家から聞き取りしたところ、10日以降の飼料は同社から届いているという。同レストランの従業員は2人で、再開のめどは立っていない。肥後市長は「安愚楽問題が市に与える影響は大きい。情報を収集し対応に努めたい」と話した。

=2011/08/23付 西日本新聞朝刊=

安愚楽牧場破綻 小林のレストラン休業
     コスモス牧場内 市が初の対策会議

宮崎日日新聞 2011年8月23日付転載(改行等加えた)

 安愚楽牧場(栃木県)が民事再生法の適用を申請したことを受け、小林市は22日、初めて対策会議を開いた。同牧場や市などと出資している同市のレジャー施設「コスモス牧場」の経営に関し、牧場内のレストランが同日から休業したことが報告された。

 休業したのは、同牧場の子会社「レストラン安愚楽北霧島」が運営するレストラン。社員2人と臨時職員2人が働いている。社員2人は9月10日に解雇されるという。

 同牧場の信用不安から銀行取引が出来なくなったことに加え、業者が現金取引を求めてきたため、資金が底をついたことが原因とみられる。

 会議では、市内で11戸の預託農家と、2カ所の牧場があり、預託農家が預かっている牛は約2400頭あることを確認。

 預託農家への預託料は、民事再生法の適用を東京地裁に申請した8月9日に2週間分送金されたことが説明された。

 肥後市長は「今後、債権や債務問題が出てくる。これから情報を収集して対応していきたい」と話している。

※メモ

小林市内の預託農家11戸・・・・牛、約2400頭

宮日の記事でも、現時点では「何もわかっていない」事しかわからなかった(苦笑)

※23日13:00追記

小林市が会議 安愚楽問題で

経営が悪化し民事再生法の適用を申請した栃木県の畜産会社、安愚楽牧場の関連施設がある小林市で、22日夜、対策会議が開かれ、子会社の店が休業するなどの影響が報告され、今後も情報収集に努めることを申し合わせました。

小林市には、安愚楽牧場の直営牧場が2か所あるほか、会社から預かり料を得て和牛を飼育している農家が11軒で、およそ2400頭が飼育されています。

このほか、市の第3セクターにも会社が出資するなど、影響は各方面に及ぶ可能性があるとして、小林市は22日夜、この問題で初めての対策会議を開きました。

この中で、民事再生法の適用手続きに入った今月10日以降は、それまで滞りがちだった牛のエサが会社側から供給されるようになったことが、農家の情報として報告されました。

一方、第3セクターの観光施設、コスモス牧場に入っている安愚楽牧場の子会社のレストランは、22日から休業したことが報告されました。

会議では、影響を最小限にとどめるため、今後も情報の収集に努め、速やかに対策を検討することを申し合わせました。

小林市の肥後正弘市長は、「大変だと思っている。さまざまな情報を収集しながら対応していくことを確認した」と話していました。

08月23日 08時51分 NHK ローカル

※23日23:00追記

安愚楽牧場:破綻 コスモス牧場、今後の対応を協議--小林市対策会議 /宮崎
毎日新聞 2011年8月23日 地方版

 小林市は22日、和牛オーナー制度で資金調達し、経営破綻した「安愚楽(あぐら)牧場」(栃木県)が出資する市内の牧場などについて対応を協議するため、肥後正弘市長を議長とする対策会議を設置し、初会議を開いた。【重春次男、石田宗久】

 市によると、同市細野には同牧場が出資する第三セクター「北きりしまリゾート牧場」(通称コスモス牧場)がある。牧場内のレストラン安愚楽は22日、休業した。また、市内に預託農家は11戸(黒毛和牛約2400頭を飼育)あるという。

 対策会議は市幹部16人で構成。協議は冒頭のみ公開し、肥後市長は「市に影響が及ぶ事態だ。畜産関係者らと連携を強め、対応していきたい」と述べた。

 市によると、コスモス牧場は安愚楽牧場と子会社のレストラン安愚楽、市、JA小林が出資して94年10月、設立。95年4月、観光体験型牧場としてオープンした。敷地約10ヘクタールの借地料として、三セクが年間約430万円を地主に支払うが、半額以上は安愚楽側の負担という。

市は今後

▽単独で負担を続ける

▽閉鎖する

▽JAと協議のうえ他の出資者を探す、

などの方策を探るという。

◇県内債権額10億円

 東京商工リサーチ宮崎支店によると、安愚楽牧場に出資した県内のオーナー会員債権者は210人で、債権額は10億3900万円にのぼる。最高債権額は6100万円。1000万円以上の債権者が32人、1000万円未満が178人だった。

 全国の債権者は7万3356人で、債権額は4207億6700万円。県内の債権者数、債権額はいずれも都道府県別で46位。全国の直営40農場中、最多の15農場が県内に集中する一方、出資の比率は低かった。

 口蹄疫の影響で、県内15農場のうち、現在も児湯地域の13農場ででは牛の飼育は再開されていない。

 安愚楽牧場は繁殖牛のオーナーを募り、生まれた子牛の売却益を配当する商法で全国展開した。

※独り言

宮崎には安愚楽の牛は多くても、出資者は少なかったようだ。

去年の口蹄疫の事を考えたら、あたりまえか。

今後の小林市の方針について書かれたものは、毎日新聞が初めて。
石田記者は、口蹄疫の時からけっこう信頼している記者さんなのだ。

初発とされた水牛農家さんを独自に取材し、発生ルートに関する疑問にも踏み込んで記事にしてくれた。

安愚楽の預託農家さんの事などを取材した記事にも期待してます。

※さすがに農業新聞は詳しいのだ 8月25日追記

安愚楽牧場問題で協議
 コスモス牧場の情報共有 宮崎

日本農業新聞 2011年8月25日付転載(改行等加えた)

 安愚楽牧場が経営破たんし、民事再生法の適用申請したことで、小林市、同社、同社の子会社、JAこばやし4者が共同出資している第三セクター「北きりしまリゾート牧場」(コスモス牧場)の対応について、同市の対策会議が22日、開かれ関係各課との情報を共有した。

観光体験型牧場は存続中だが、子会社経営のレストランは同日から休業している。

敷地は借地で契約では更地にしなければならず、同社からは一切連絡がなく、同市は困り果てている。

同牧場の株式は1446株。
 同市  786株(54.4%)の3930万円
 同社  308株(21.3%)の1540万円
 同JA  198株(13.7%)の990万円
 同社子会社「安愚楽レストラン北霧島」154株(10.7%)の770万円

敷地は約10ヘクタールあり、契約は2014年3月までで、借地料は約430万円。
株所有割合で負担
している。

体験型牧場は今も営業しているものの、見通しはついていない。閉鎖した場合には建物などの撤去にかかる費用をどうしていくのかという問題も出てくる。

同市での同社預託農家は11戸で、約2400頭を使用している。民事再生法申請後、預託料と餌は9日以降、2週間分が送られてきたという。

同市の宇都文昭経済部長は「安愚楽からの連絡がなくて、施設の今後も具体的に検討できず、JAとも協議していきたい」と話している。

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