山崎畜産HP

ランキング参加中

無料ブログはココログ

« 口蹄疫・口蹄疫関連報道 2011年7月 | トップページ | 安愚楽牧場倒産?2 »

2011/08/01

安愚楽牧場倒産?

色々聞いてはいましたが、正式に記事になった様なので・・・


(株)安愚楽牧場 [栃木] 和牛畜産、和牛オーナー制度運営 
弁護士一任 / 負債総額 619億8705万円

放射性セシウムの検出影響

TSR企業コード:26-013666-2
(株)安愚楽牧場(那須郡那須町埼玉2-37、登記上:同郡那須町高久丙1796、設立昭和56年12月、資本金3000万円、三ヶ尻久美子社長、従業員514名)は8月1日、栃木義宏・柳澤憲の両弁護士(栃木・柳澤法律事務所、東京都港区虎ノ門1-22-13秋山ビル3階、電話03-3580-1331)に債務調査を依頼した。
負債総額は平成23年3月期末時点で619億8705万円。

http://www.tsr-net.co.jp/news/flash/1212428_1588.html

15:00追記 共同通信

「安愚楽牧場」が経営悪化 原発事故の牛肉価格下落で

 東京商工リサーチ宇都宮支店は1日、黒毛和牛生産を全国展開する畜産会社「安愚楽牧場」(栃木県那須町)が資金繰りの悪化で、牛の餌など資材の購入代金が支払えない状況に陥ったと明らかにした。東京電力福島第1原発事故の影響で、牛肉の価格が急落したことなどが原因としている。

 同支店によると、負債総額は3月末時点で約619億円で、安愚楽牧場は担当弁護士に資産や負債の調査を依頼。9月初旬に調査を終え、今後の方針を決める見込み。

 安愚楽牧場は1979年に那須町で牧場経営を開始。繁殖牛のオーナーを募集、生まれた子牛を買い取る「和牛オーナー制度」で独自ビジネスを確立した。

2011/08/01 14:08 【共同通信】

※21:40追記

東京商工リサーチの「倒産速報」に取り上げられたので「倒産」と理解していたのですが、
マスコミの報道などを見ると
「資金繰り悪化」
「配当停止」
「倒産危機」
などという書き方になっています。

なので、タイトルの方も「安愚楽牧場倒産」から「安愚楽牧場倒産?」に変更しました。

過去にこのブログで「某大規模農場に、非常に腹を立てている件」
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2010/08/post-9ff6.html

という文章を書いた事があるのですが、
この文章を安愚楽牧場関係者が読んで下さっていたようで(確証はありませんが、笑)
先日、ある方を通して堆肥処理に関して「釈明」というか「説明」をして頂きました。

堆肥処理に関しては専門のコンサルタントを雇い、1千万円をかけ3日ほど徹夜の作業をして間に合わせたので、宮日の書き方は必ずしも正しくない

という事でしたので、ここに書き加えておきます。


また今回も安愚楽牧場関係者が読んで下さっているかもしれず、私が「倒産」と書いた事で誤解を生じ不利益を被ったなどと言われてはかないませんので「?」マークを付けた次第です。
ご理解ください。


宮崎では、やはり口蹄疫と絡めたニュースとなっています。
FNN系列のUMK(テレビ宮崎)では、口蹄疫の時と同様、安愚楽牧場の名前が出る報道はなされていません。


安愚楽牧場 資金繰り悪化で債務調査
8月1日 17時53分 MRT

 口蹄疫問題に大きな関わりがある安愚楽牧場のニュースからです。
栃木県に本社があり、県内にも3か所の直営農場がある安愚楽牧場が、資金繰りの悪化を理由に、弁護士に債務調査を依頼しました。
負債総額は、3月末現在で、約620億円に上っています。

 和牛オーナー制度で事業を拡大してきた安愚楽牧場。県内を含む全国40か所で、直営農場を経営し、今年3月期の売上高は、初めて1000億円を超えるなど、順調に業績を伸ばしてきました。

安愚楽牧場の名前が宮崎で知れ渡ったのは、去年の口蹄疫問題。川南町の直営農場が、県の検証委員会から、水牛農場同様、口蹄疫の初発と指摘されたほか、口蹄疫の疑いがある牛が確認されながら、通報が遅れたとして、今年3月、県から行政指導を受けたのです。

 安愚楽牧場は、福島第一原発事故の影響で、福島県産の牛肉が出荷制限となったことや消費者の牛肉離れなどもあって、資金繰りが急激に悪化。
このため、1日、東京の弁護士2人に債務調査を依頼したということです。
負債総額は、3月末現在で、約620億円に上っていて、取引先への支払いは、現在、停止しています。

 担当の弁護士は、「1か月以内に調査を終了させ、今後の方針が決まり次第、発表したい」と話しています。

大規模農場経営会社支払停止

去年、県内で発生した口てい疫で、感染が疑われる牛の通報が遅れたとして、県から厳重注意を受けた川南町の大規模農場を経営する会社が、東京電力福島第1原子力発電所の事故の影響で、牛肉価格が急落したことなどから、資金繰りが悪化し、取引先への代金の支払いを停止していることがわかりました。

取引先への支払いを停止しているのは、栃木県に本社があり、全国およそ380か所の農場で肉用牛を生産している「安愚楽牧場」です。

この会社をめぐっては、去年、県内で口てい疫が発生した際、川南町の直営農場で感染が疑われる牛が見つかったにもかかわらず通報が遅れたとして、ことし3月、宮崎県から文書による厳重注意を受けたほか県が設置した専門家の検証委員会から県内で最初にウイルスが侵入した可能性も指摘されています。

信用調査会社などによりますと、安愚楽牧場は、原発事故のあと、福島県にある牧場の肉用牛が出荷停止になったほか、牛肉価格の急落によって資金繰りが悪化し、えさ会社などの取引先に、支払いができない状態に陥っているということです。

ことし3月期の決算では、売上高は1000億円を超え、業種別で全国1位だった一方で、負債総額はおよそ620億円にのぼり、会社は1日、債務と資産の詳しい調査を東京の弁護士に依頼しました。弁護士は、「1か月以内に対応を決めて発表する」としています。
08月01日 20時32分 NHKローカル

« 口蹄疫・口蹄疫関連報道 2011年7月 | トップページ | 安愚楽牧場倒産?2 »

安愚楽牧場関連記事」カテゴリの記事

2021年10月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

ブクログ

  • ブクログ

ブログパーツ

  • 3月31日まで投票できます

  • ジオターゲティング