口蹄疫・宮崎県 大規模農場立ち入り検査結果
4月の特別防疫月間中に実施された大規模農場(牛200頭、豚3000頭以上)への立ち入り検査結果が発表された。その関連報道。
大規模農場:水道水不使用が4割 家畜の飲み水、県が改善を指導 /宮崎
県は、4月の特別防疫月間中に実施した、牛や豚の大規模農場での立ち入り検査結果を発表した。対象農場のうち、家畜の飲み水に水道水や消毒した水を使っていない農場が4割にのぼり、改善を指導した。
家畜防疫対策室によると、口蹄疫(こうていえき)を教訓に、主に牛200頭、豚3000頭以上を飼育する大規模農場341農場を立ち入り検査した。
その結果、家畜の飲み水に水道水などを使っていない農場が147(43%)▽新たに家畜を迎える際、病気感染に備えて器具を別にするなど対策をとっていない農場が130(38%)▽畜舎内でネズミなどの駆除をしていない農場が124(36%)--あった。
消毒槽の設置や家畜の健康状況確認は、全体的におおむね良好だった。また、県の農業共済会(NOSAI)の獣医師も、診療先の910農場を巡回指導した。【石田宗久】
毎日新聞 2011年6月2日 地方版
大規模農場立ち入り検査 消毒槽9割が設置 県結果発表
宮崎日日新聞 2011年 5月26日付転載
県は27日、4月の口蹄疫特別防疫月間に実施した県内の牛と豚の大規模農場への立ち入り検査結果を発表した。畜舎入り口の消毒槽は約9割の農場で設置を確認。一方で、4割超の農場で家畜の飲み水が消毒されていなかったり、水道水でなかったりするなど防疫が十分とは言えない点も認められた。
検査対象は牛200頭以上または豚3千頭以上を飼育する341農場(牛262農場、豚79農場)。県の獣医師や職員が、旧家畜伝染病に基づいて定められている飼養衛生管理基準10項目の順守状況を28のチェックポイントに分け確認した。
県畜産課家畜防疫対策室によると、該当する農場が最も多かった項目は「家畜の飲み水が水道水や消毒済みの水でない」で147農場(43%)
「畜舎内のネズミなど駆除を実施していない」の項目も124農場(36%)が該当した。一方、畜舎入り口への消毒槽設置については、牛で90%、豚では96%の農場が実施済みだった。
同対策室は「消毒槽の設置が進むなど防疫意識の向上も見られるが、まだ十分といえない部分もあった。引き続き農家への指導を徹底したい」と話している。
県は立ち入り検査と並行し、県農業共済組合連合会(NOSAI連宮崎)に依頼して910農場に消毒方法などを指導した。
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