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2011/05/14

口蹄疫・宮崎県口蹄疫防疫マニュアル改正

宮崎県の新しい口蹄疫防疫マニュアルが県庁のHPに掲載された。ぜひ一読されたい。

宮崎県口蹄疫防疫マニュアル
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/parts/000159242.pdf  (表紙~P57)

http://www.pref.miyazaki.lg.jp/parts/000159243.pdf  (P58~P69)

http://www.pref.miyazaki.lg.jp/parts/000159244.pdf  (P70~P104)

http://www.pref.miyazaki.lg.jp/parts/000159245.pdf  (P105~P137)

http://www.pref.miyazaki.lg.jp/parts/000159246.pdf  (P138~P221)

4月25日、口蹄疫を否定できない事例での検体送付に伴う対応では、県と擬似患畜を確認した都城市と認識のズレがあった模様。

河野知事:口蹄疫未確認段階、都城市と認識にずれ 道路封鎖を巡り /宮崎
毎日新聞 2011年4月29日 地方版

 河野俊嗣知事は28日、都城市で口蹄疫(こうていえき)を否定できない和牛が見つかった25日の対応で、道路封鎖を巡り「都城市とのすり合わせが不十分だった」との認識を示した。定例記者会見で述べた。

 都城市で口の中にただれのある牛5頭が見つかり、検体を動物衛生研究所に送付。26日、陰性が確認された。

 新たな防疫対策マニュアルに基づく対応を、知事は「万が一に備えた殺処分や消毒ポイントの準備は必要な対応ができた」と評価した。しかし、長峯誠市長と電話で話した際、道路封鎖時期を巡り、認識にずれがあったという。市は検体送付時にすぐに封鎖に動こうとしたが、県はマニュアルに従い「陽性確認後」と判断した。

 知事は「一般の経済活動に制約を及ぼすので、送付段階で封鎖するかは、農場の場所や地形に即して判断すべきだ」と語った。

 また、未確認段階での市場の開催自粛や重機手配などで生じる経費負担、補償については「防疫が第一。関係者がどうカバーし合えるかを考えるべきだ」と述べた。

こうした事を受けて、口蹄疫防疫マニュアルの一部改正があった。

検体送付時に移動自粛「口蹄疫防疫マニュアル」県一部改正
  病性決定前でも通行遮断

宮日 2011年5月13日付けを転載(改行・フォント・色の変更などが加えてある)

 県は12日、昨年の口蹄疫を踏まえ全面改訂した「口蹄疫防疫マニュアル」を一部改正した。改定後に実施した防疫実働演習や、都城市で先月25日に見つかった口蹄疫を否定できない事例での教訓を反映したもので、大きく4点を改正。

検体を動物衛生研究所海外病研究施設(東京都)に送付後、口蹄疫の病勢決定時に市町村が行う家畜の移動性自粛要請について、発生疑い農場から半径3キロ範囲の農場に関しては、検体を送付した時点に要請するとした。

 県畜産課によると、マニュアルでは、検体送付字は移動自粛要請の「準備」段階となっているが、発生農場周辺では早急に移動を制限する必要があることから、半径3キロ範囲については送付時の通知が必要と判断したという。

 口蹄疫の病勢決定後に実施するとしていた発生農場周辺の通行遮断やウイルスの浸潤状況については、感染力の強い口蹄疫の特徴などを考慮し、必要があれば病性決定前にも実施すると改正。

通行遮断は農場の隣接道路だけでなく、周辺道路についても一定期間封鎖できるとした。

 市町村庁舎入口に設置する消毒マットについては、設置時期を国内から海外発生時へ変更した。

県は、国が新たに定める防疫し深夜飼養衛生管理基準などを踏まえ順次、マニュアルを改正していく方針。

4月15日に発表された時点での末吉教授の評価

末吉益雄・宮崎大准教授に聞く

宮崎日日新聞 2011年4月16日付けより転載

県獣医師会と連携を

 県は15日、新たな口蹄疫防疫マニュアルを公表した。昨年の口蹄疫を教訓に全面改訂したマニュアルについて、家畜の疾病対策に詳しい宮崎大農学部の末吉益雄准教授(家畜衛生学)に評価してもらった。
     ×        ×

 注目は口蹄疫が発生した際、県はNOSAI連と提携する防疫協定に基づき、NOSAI獣医師の派遣を要請できる規定。頭数ごとの派遣人数や平時からの派遣体制の確立を求めるなど具体的で評価できる。昨年の口蹄疫では、感染が拡大した5月の連休時、県は家畜防疫員(県の獣医師)だけで対応しようとして、処理不可能に陥った。その失敗例が生きている。他県に見られる獣医師の登録制より一歩進んだ体制だ。

 一方、牛をつなぎとめる保定員に関しては、確保の方法が具体性に欠ける。獣医師とともに殺処分時の両輪となるため、農業団体などから常時、確保できる体制を整えたい。また、NOSAI獣医師以外にも民間の開業獣医師を活用するため、県獣医師会との連携も模索すべきだ。

 マニュアルは今年発生した鳥インフルエンザの教訓も生かされている。昨年の口蹄疫は疫学調査よりも防疫措置が優先されたが、鳥インフルエンザでは同時進行させたことで、考えられる感染経路を未発生農家へ注意喚起できた。

 口蹄疫では発生時にどれだけ感染が拡大しているかを一国も早く把握する必要性を学んだ。マニュアルに明記されたウイルスの浸潤状況や県対策本部の疫学究明班には期待したい。

 県内の養豚や養鶏業者のうち約半数を占めるJA系列以外の農家との情報共有も議論が必要。マニュアルには車両の全車消毒が多く出てくるが、乗員の靴底消毒が書かれていない。消毒ポイントには靴用の消毒槽やマットを置くべきだ。   (談)

※関連記事
口蹄疫・宮崎県口蹄疫防疫マニュアル要旨(宮日)
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2011/04/post-409a.html

口蹄疫・「宮崎県口蹄疫防疫マニュアル」 関連報道
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2011/04/post-10b6.html

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