山崎畜産HP

ランキング参加中

無料ブログはココログ

« 2011年2月 | トップページ | 2011年4月 »

2011年3月

2011/03/31

口蹄疫・マスコミ報道他 2011年3月

3月の口蹄疫に関する報道としては、
・宮崎県から指導を受けた安愚楽牧場が改善策を提出
・家伝法の改正
が、あったが、これらに関しては後日。

口てい疫特別企画展

去年、宮崎県で広がった家畜の伝染病、口てい疫について、子どもたちに正しく理解してもらおうという企画展が、宮崎市で開かれています。

この企画展は、宮崎大学農学部が開き、会場の宮崎科学技術館には口てい疫の解説資料や、消毒作業に使われる防護服などが展示されています。

展示は口てい疫に感染した豚や牛の写真のほか、宮崎大学が去年、学内の牛舎で行った消毒作業の様子などが、子どもたちにもわかりやすいようイラストなどを使って紹介されています。

会場では、ウイルス検査のやり方を疑似体験できるコーナーも設けられ、訪れた子どもが検査薬に見立てた食紅で色を付けた水を専用の機材で吸い上げたり試験管に移したりしていました。

宮崎大学は、「口てい疫の感染を繰り返さないため、子どもたちにも正しい知識を身につけてもらい」と話していました。

この企画展は宮崎市の宮崎科学技術館で21日まで開かれ、20日は、防護服を着る体験実習も行われます。
03月19日 13時29分 NHKローカル

口てい疫マニュアル案を示す

宮崎県は、今後の口てい疫の対策として、早い段階でも感染に広がりが見られた時点で、家畜へのワクチン接種や予防的な処分といった、踏み込んだ対策に切り替えるとした新しいマニュアルの案をまとめました。
宮崎県は去年感染の拡大を防げなかった口てい疫を教訓に、対策の見直しを進め、29日県庁に市町村やJAなどの関係者を集めた会議の席で、新しいマニュアルの案を示しました。

それによりますと、早期発見のため、県の家畜保健衛生所は、口てい疫が疑われる通報を受けた場合に、はっきりと否定できなければ原則として東京の研究機関に検査を依頼するとしています。

新しいマニュアルの案では、感染の広がりに応じてどこまでの対策が必要か判断するため1例目の発生が確認されれば、すぐに半径1キロの農場を対象に遺伝子検査などを行うことになっています。

その上で、周辺で、豚の農場か、牛の農場でも数か所で感染の疑いがわかった時点で、早期の封じ込めは難しいと判断し、国と協議した上で、家畜へのワクチンの接種か、予防的な処分といった踏み込んだ対策に切り替えることが盛り込まれました。

県では、関係者の意見を踏まえて来月中旬には新しいマニュアルを完成させたいとしています。

県畜産課の岩崎充祐家畜防疫対策監は、「今のマニュアルは去年のような規模の感染拡大を想定したものでなかったので、さまざまなケースに対応できるものにしたい」と話しています。
03月29日 21時43分 NHKローカル


口てい疫 獣医師派遣協定へ

宮崎県は、口てい疫対策で課題とされた家畜の処分を迅速化するため、大勢の獣医師を抱える農業共済組合と近く協定を結び、発生したらすぐに派遣してもらう態勢を取ることになりました。

去年宮崎県で感染が広がった口てい疫では、家畜の処分の遅れが大きな課題とされ、宮崎県では、処分に必要な獣医師の態勢を見直していました。

その結果、県内の15か所に家畜診療所を構え大勢の獣医師を抱える県農業共済組合連合会から支援を受ける方針を決め、口てい疫が発生した場合の獣医師派遣に関する協定を、近く、結ぶことになりました。

協定では、農業共済組合は、県の依頼を受けると、発生直後の段階から獣医師を最大で20人余り派遣するとしています。

県によりますと、農業共済組合の獣医師は、ふだんから家畜を診ているので処分作業にも対応しやすく、県の獣医師は周辺農場の検査などほかの対応も可能になることで、態勢が強化できるということです。

県では、従来は獣医師が一手に行っていた処分作業について、方法によっては食肉処理場の職員などに任せるといった見直しも、合わせて検討しています。
03月30日 10時11分 NHKローカル


口てい疫再発防止へ研修会

口てい疫の発生から来月で一年を迎えますが、感染が最も集中した川南町は、畜産農家を対象に消毒など再発防止への意識を新たにしようと、30日から研修会を始めました。

この研修会は、去年4月の口てい疫の発生から1年を迎えるのを前に、再発防止に向けて川南町と町内の畜産農家でつくる協議会が、30日から定期的に開くことしました。

初回は、「効果的な消毒」をテーマにおよそ180人が参加し、

▼石灰は雨に濡れると乾く過程で消毒効果が失われるため、散布し直す必要があることや、
▼一定の量をまかないと十分な効果が得られないことなど、薬剤の専門家から助言を受けました。

研修会への参加を推奨するため受付では、参加した農家に毎回ポイントが貯まるカードが配られ、専用の読み取り機でポイントを記録していました。

川南町では、ポイントが高い農家を表彰することや、ポイントが一定以下の農家には家畜の購入費に対する補助を行わないことも検討しています。

参加した農家は、「地域全体で感染を防ぐため消毒などをしっかりと学んでいきたい」話していました。

町の農林水産課の山本博課長補佐は、「口てい疫の再発防止には農家の責任が問われるので、研修会を通じて意識を高めていきたい」と話していました。
03月30日 18時16分 NHKローカル


口蹄疫から1年、川南町で防疫研修会
MRT (03/30 20:12)

去年、県内で、口蹄疫が発生してからまもなく1年となります。
甚大な被害を受けた川南町では、全ての畜産農家に、改めて、防疫意識を高めてもらおうと30日、研修会が開かれました。

口蹄疫の発生から、1年が経つことから、川南町などが開いた研修会。
牛や豚、それに鶏などの畜産農家、約150人が参加しました。

研修会では、まず、薬品メーカーの担当者が講演し、ウイルスの侵入を防ぐために、畜舎や車両の消毒を定期的に行うことの重要性などを説明しました。

また、30日の研修会では、各メーカーが、家畜伝染病の様々な防疫資材を展示し、使い方や効果を紹介しました。

会場では、人を消毒するテントや、無人で車両を消毒するゲートなども展示され、訪れた畜産農家が熱心に見学していました。

(畜産農家)「自分たちで(防疫を)徹底的にしないと、もう出さないという感じで。」
「(防疫意識は)今は全然違う、昔と比べると。こうやって勉強して少しずつしていくしかない。」

川南町では、今後も、こうした研修会を開き、防疫対策の徹底を図りたいとしています。

口てい疫チラシ韓国語なども

口てい疫の感染が韓国だけでなく台湾にも広がったことを受け、宮崎県は、新たに韓国語と中国語でもチラシを作り、宮崎空港などで消毒への協力を呼びかけています。

口てい疫対策のチラシは、去年から猛威をふるう韓国での感染拡大に加え、今月になって台湾でも感染が確認されるなどアジアからの感染の危険が高まっているとして、宮崎県が急きょ、ウイルスを水際で食い止めようと作りました。

チラシは日本語のほか、英語、韓国語、それに中国語の4種類で、あわせて19万枚が作られ、このうち、宮崎空港と直行便で結ばれる韓国と台湾の観光客向けに、韓国語と中国語を重点的に増やして、それぞれ7万6000枚ずつ作りました。

チラシには、

▼畜産農場へは必要がない限り立ち入らないことや、
▼空港や施設で行われている消毒マットなどによる消毒に協力するよう呼びかけています。

宮崎県ではこのチラシを宮崎空港のほか、海外の観光客が多く立ち寄る宿泊施設やゴルフ場など県内70か所あまりで配布することにしています。

宮崎県は、過去に口てい疫が発生した時期が、いずれも3月から4月にかけてと見られることから、農家に警戒を緩めないよう呼びかけています。
03月31日 09時44分 NHKローカル

2011/03/29

肉の日(29日)だっていうのに、こんな記事

こういう新聞記事を読むとへこむなぁshock

牛肉卸値の下落目立つ 震災前比、高級品2割安く
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C889DE0E7E5E4E1E3E1E2E0EAE2E1E0E2E3E3839FEAE2E2E2
日経 2011/3/28 23:40

 東日本大震災を受け、牛肉の価格が下落している。東京市場の高級品の卸値は、震災の前より2割安い。計画停電で営業時間を短縮する飲食店があったり、外食や高級品の購入を控える家庭が増えたりしたためだ。

 高級品の下落幅の大きさが目立つ。高級料理店や贈答向けなどに使われる東京市場・和牛去勢A5の3月第4週(22~25日)卸値は1キロ1878円。震災発生前の3月第1週と比べ377円(17%)安い。

 小売価格も下がっている。農林水産省が28日発表した全国量販店の3月第4週の冷蔵ロース小売価格は100グラム664円で、前週より6円安い。

 東京都内では、最高級ブランドとされる松阪牛のロース肉を通常より3割ほど安い100グラム600円前後で特売するスーパーもある。

 東北の処理場の一部が被災し、東京市場に出荷が集中した影響もある。

 仙台市中央卸売市場・食肉市場は食肉処理ができず、「復旧のメドは立っていない」(食肉卸の仙台中央食肉卸売市場)。宮城県によると28日時点の畜産関係の推定被害額は、牛舎など施設の損壊が約8億円。家畜への直接的被害が約4億円。

日本農業新聞でも

和牛枝肉が急落  東京市場取引集中 高級部位で苦戦

 長くなるので要約すると・・・・・

★東日本大震災の11日に比べ25日の東京市場の価格

去勢A5等級1キロ価格 1850円
11日比15%(325円)値下がり

去勢A3等級1キロ価格 1450円
11日比10%(159円)値下がり

★大阪市場では同20円安の1キロ1539円と大きな変化は無い

★値下がり要因のひとつは取引頭数の増加


●仙台の食肉市場が被災→東北の産地から東京へ持ち込み

 ・東京市場:22~25日の取引頭数は去勢・生体597頭。前年同時期より82頭多い
 ・飼料不足により肥育牛を早期出荷
  (十分に仕上がっていない枝肉が安くなる傾向)
 

★東北の食肉施設の復旧までは時間がかかるとみられ、頭数の多い状況はしばらく続く見通し

★今後の価格浮上は「外食の回復次第」

★消費面で大きなダメージを受けているのは高級店

※仙台市場以外でも、食肉センター(と場)の復旧は遅れているもよう

また、こんな記事も(日本農業新聞)

自粛ムード 外食苦戦  内食需要に期待

★震災後の宴会や節約ムード、計画停電で消費が落込む

・高級すき焼き店「人形町今半」では
 震災後の売り上げが一時、通常に比べ8割減
 「交通機関の乱れで帰宅に不安を持つ人が多く、歓送迎会や接待でキャンセルが相次いだ」

・ファミリー向け焼肉チェーン「牛角」では
 震災後1週間の売上高は計画比6、7割に落ち込み
 

★家庭での牛肉消費の捉え方はさまざま

・贅沢を自粛する雰囲気、節約をしようという空気がある

・外食せずに帰宅する層が増えて、売れているというスーパーもある
 (東京・埼玉・千葉・茨城で店舗を展開するスーパーでは11日から27日の牛肉売り上げが前年比13%プラス)

東日本が大変な状況なら、西日本が「がんばらなきゃ」だわ。

外食産業が大変なら、少しでも協力しなきゃですね。

・・・・・と言うわけで・・・・

明日(30日)、焼肉を食べに行ってくる!
(* ̄0 ̄)ノ

にほんブログ村 企業ブログ 酪農・畜産業へビジネスブログランキング人気ブログランキングへ
↑ランキング参加中です。ポッチと押してくださいね~

2011/03/27

平成23年 3月期 西諸県子牛セリ。

3月21-24日 西諸地区子牛セリ市が開催されました。

初日は震災から10日目にあたり、冒頭で全員での黙とうを行い
セリに入りました。

結果は

雌 586頭 平均 457,448
去 721頭 平均 498,131
トータル 1,307頭 平均 479,890
前回比 375高 前年同月比 84,092高

http://twilog.org/k_ichiba より

今回も高かったです(@_@;) sign02

ただ雌に関しては前回ほどではなかったです。

去勢が高いですね。 2日目は平均で50万円越してました。

枝相場の現状から考えると異常な高値だと思うのだけれど???

う~んなんでなんだろう???

種牛別結果。

種雄牛  頭数   雌平均  去勢平均

福之国    413      427        489
忠富士    389     562        533

勝平正  126      420        479
秀菊安    123
      433       485
梅福6    119      421        481

美穂国   110      437        480
梅福6    119      421
        481
勝平丸     19      446       470


西諸畜連HPよりhttp://www.nishimoro-chikuren.or.jp/

やはり忠富士強し 特に雌。もうすぐ間違いなく居なくなるわけで

今のうちに繁殖用に買っておこうと考える方が大勢いらっしゃったのでしょう。

 

それ以外の種牛産子は似たような価格に落ち着いてます。

どの牛もそれなりに評価されて来ているのでしょう。

足を引っ張る種牛の産子がいなくなったというのも

全体の平均を上げる結果につながっていると思います。

震災が肉牛の出荷と牛肉の消費にどんな影響をもたらすのか?

滞っている東北の肉牛が放出されたら? 停電などもあり不振極める

外食産業に客が戻って来るのか??  まだまだ先行きは不透明で

枝肉のバイヤーさんも模様眺めの状態のようです。

弊社としては相場に合わせて出荷先を変えるようなことはせず

今まで通りのスタンスでやっていくつもりでおります。

次回のせりは安重守が出てくるかな??  楽しみです。

今回は 秀菊安、福之国、美穂国あたりを買いました。

にほんブログ村 企業ブログ 酪農・畜産業へビジネスブログランキング人気ブログランキングへ
↑ランキング参加中です。ポチリとお願いします。

2011/03/23

義援金のお願いです

今日になってようやく日経新聞にも
「東北の11飼料工場停止  養鶏農家に影響も」

という記事が掲載されました。
いや、養鶏に限らず、酪畜全ての農家に影響が出てるんですけど

15日の東奥日報では、
「八戸飼料コンビナートが生産中断」
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2011/20110315090818.asp

また農業新聞でも
「全農の飼料工場・施設に大きな被害  (03月15日)」
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=5158

などと、早くから報道はされていました。

16日には国による飼料穀物の放出、志布志並びに苫小牧からの船による輸送が始まったとのことで、早い時期に飼料不足は解消されると思っていたのですが。

私の見通しなんて、ホントに甘いものだと・・・・・il||li _| ̄|○ il||li

八戸のコンビナートも鹿島の工場も、工場自体は復旧はされたものの電気や水道の復旧が間に合っておらず、工場の再稼動には至っていないらしいです。

また、食肉センター(と場)も同じ様な状況で、仮に食肉センターが稼動していても、家畜を運び入れたくともガソリンが足りず出荷したくても出荷できない状態なのだとか。

一昨日、昨日の農業新聞によれば、ある養鶏のグループ企業では700万羽の内、23万羽が餓死、ある養豚農家では毎日10匹の子豚が産まれ豚舎がギュウギュウの状態のうえ、餌が十分に行き渡らず痩せ細っているとか。

乳牛は電気が使えないため搾乳を手作業で行い、その牛乳を受入れるセンターが稼動していない、あるいは牛乳の紙パックを作る工場が被害を受けているため出荷できず、せっかく絞った牛乳を廃棄している・・・・

震災後10日を過ぎ少しは改善している地域もあるようですが、まだまだ末端までの復旧はなされていないようです。

そして・・・・・
福島の原発事故により人が避難した後には、多くの家畜が残されたままに・・・・・

飼主さん達の心情はいかばかりなものか・・・・・


同じ畜産農家として、できることはやっぱりこれくらいで・・・・・

同業の方からの義援金を、ぜひともお願いいたします。
(以下、拡散していただけると嬉しいです)

平成23年3月22日

東北地方太平洋沖自身に係る
畜産生産者救済のための義援金受付の開始について

 一般社団法人畜産生産者団体協議会(※1)と、一般社団法人都道府県畜産振興協議会(※2)は3月15日、東北地方太平洋沖自身に係る畜産生産者救済のための義援金受付口座を開設すると発表した。振込先は下記の通り。

【振込先】

三菱東京UFJ銀行 本店 普通口座 0904843

口座名 : 一般社団法人都道府県畜産振興協議会 地震義援金

(イッパンシャダンホウジントドウフケンチクサンシンコウキョウギカイ ジシンギエンキン)

 義援金の受付は3月22日より開始され、寄付された義援金は全額被災された畜産生産者救済のための資金として贈呈される。また義援金事務局は中央畜産会に設置される。

【義援金事務局】
社団法人 中央畜産会
TEL03-6206-0842 FAX03-3254-0291

※1 一般社団法人畜産生産者団体協議会は、日本養豚事業協同組合、全国肉牛事業協同組合、全国開拓者農業協同組合連合会、全国畜産農業協同組合連合会、全国酪農業協同組合連合会、一般社団法人全日本畜産振興事業中央会などの生産者団体が会員の法人。
※2 一般社団法人都道府県畜産振興協議会は、全国の畜産協会等の生産者支援組織が会員の法人。

http://jlia.lin.gr.jp/2011gien.html
http://jlia.lin.gr.jp/2011gien.pdf

2011/03/19

もう一度、防疫態勢の見直しを!!

東北関東大震災のニュースの影に隠れて見逃してしまいがちですが・・・・・

3月11日以降、千葉で鳥インフルエンザが2件発生しています。

韓国の口蹄疫は落ち着きを見せてはきたものの、まだ安心は出来ません。
ベトナムでも口蹄疫は広がっているようです。

もし、今、日本で口蹄疫が発生したら・・・・・

昨日、宮崎での机上訓練の記事を載せましたが、
都城の様な畜産地帯で発生した場合、国のマニュアルに従えば

移動制限区域内で飼育される38万8千頭の牛や豚にワクチン接種した上で、国が定める7日間で殺処分する場合、1日あたり獣医師515人、作業の補助員約3千人、重機や車両は73台が必要と試算

(まぁ、これは最悪のシナリオなわけですが)

地震や原発やらで、自治体や自衛隊の人員が裂かれている中、
まして、交通手段もままならない中、
もし、口蹄疫が発生しても他所からの人員の応援は望めません。

宮崎日日新聞によると県だけで対応した場合

自衛隊からの応援250人を含め、県が派遣可能と想定する人員は獣医師150人、補助員585人。殺処分完了には34日間が必要と試算

今口蹄疫が発生すれば、マジに国家の危機だと思うのです。

地震や原発で苦しむ地域へ人たちへ対して、「なんとかしたい」って気持ちがあるなら
畜産農家としては

防疫を徹底して口蹄疫を農場に入れない、発生させない

って事も、
「今、できること」のひとつだと思うのです。

2000年の、そして去年の口蹄疫にしても、3月は要注意の月のようです。
宮崎では「毎月20日は一斉消毒の日
もう一度、防疫対策を見直しましょうよ!

石灰は?

消毒槽は?
(作業靴を水洗いする分と、消毒液を入れる分、2つともキレイに保たれていますか?)

ぜひ、ぜひ、確認をお願いします。m(_ _)m

2011/03/18

口蹄疫・宮崎で机上演習(3月10日)

39万頭  7日で処分想定 獣医師 連日500人必要
  国マニュアル 県が机上演習「賢で対応不可能」

宮崎日日新聞 2011年3月11日

 県は10日、国の要請を受け、県内最大の畜産地帯・都城市で口蹄疫まん延を想定した机上演習を行った。

3ヶ所の発生農場から半径10キロ(移動制限区域)で飼育される家畜約39万頭のワクチン接種と殺処分に要する人員などを確認した。

演習は、国が最悪の事態に必要な態勢の把握などを目的にしており、想定した殺処分は昨年の口蹄疫で実際に処分した総数を焼く10万頭上回る。

国が演習マニュアルで定める7日以内での殺処分完了には、連日500人以上の獣医師が必要になることなどが分かった。

 県は「密集地帯での発生では、国の支援が不可欠」としている。

 演習は、和牛繁殖経営農場で感染疑い1例目が見つかり、3~5キロ離れた別の2農場でも同2、3例目を相次いで確認。移動制限区域内の23農場でも続発するまん延状態を想定した。

 県庁に置かれた対策本部には県やJA、NOSAI連宮崎、県獣医師会などの職員60人が集まり、
①動員
②資材
③移動制限・消毒ポイント
④防疫対策
⑤埋却支援
⑥ワクチン接種

__の6班体制を構築。家畜保健衛生所や農林振興局、都城市などと連絡を取り、消毒ポイント設置場所や人員配置などを調整した。

 その結果、移動制限区域内で飼育される38万8千頭の牛や豚にワクチン接種した上で、国が定める7日間で殺処分する場合、1日あたり獣医師515人、作業の補助員約3千人、重機や車両は73台が必要と試算した。

 一方、自衛隊からの応援250人を含め、県が派遣可能と想定する人員は獣医師150人、補助員585人。殺処分完了には34日間が必要と試算した。

 県の防疫マニュアルを基に算出した埋却に必要な面積は58.4ヘクタール。ただ、地形や地下水の状況、農場内に残るふん尿や資材などの埋却は想定しておらず、実際の埋却面積は大きく増加する見通し。

 演習後、会見した県畜産課の岩崎充祐家畜防疫対策監は「あらためて畜産密集地帯での口蹄疫発生の危険性、ウイルスの侵入防止と早期発見・通報の重要性を感じた。仮に密集地帯で発生した場合は、1県での対応は不可能で、国の支援が不可欠」と話した。

 県は演習結果をまとめ、11日に国へ報告する。

口蹄疫  大規模想定し演習
  宮崎県 対応手順を確認

日本農業新聞 2011年3月11日

 宮崎県は10日、口蹄疫が県内で発生し、続発も2例との想定で、大規模発生に備えた机上演習を行った。県対策本部の県庁講堂、現地対策本部の都城家畜保健衛生所などに約150人が参加し、防疫措置などの人員、防疫資材、埋却地確保などを検証した。

 想定は、1例目発生が繁殖和牛農家で39頭。1例目から半径3~5きろ以内で2例目肥育農家の50頭、3例目酪農・繁殖農家の106頭と広がった。移動制限区域(半径10キロ以内)、搬出制限区域(20キロ以内)が想定され、移動制限農家数は2324戸で家畜数は39万2千頭になる。

 発生初期段階ではこれらから1%23戸を無作為に抽出し、約4000頭を殺処分。次のワクチン接種段階では残り全ての農家を対象にし、ワクチンを接種。10日後に家畜全てを殺処分した。

 この間、消毒ポイント30カ所を設置、農場への立ち入り検査などを実施した。参加した畜産課、危機管理課などの職員、JA宮崎経済連、県獣医師会など関係団体職員は動員、資材、消毒、防疫など6班にわかれ、演習マニュアル通りに消毒ポイント、ワクチン接種、埋却などの人員、日数を算出し、農水省動物衛生課への報告書に記入していった。

 机上防疫演習は2回目。高島俊一農政水産部長は「今回のシナリオは飼育密集地での発声という最悪事態。韓国で多発しており、本県に入っているかもしれないという危機管理で演習してほしい」とあいさつした。

机上防疫演習:口蹄疫、もしも都城で発生したら… 県が実施 /宮崎

 ◇最悪で牛豚39万頭処分も
 県は10日、口蹄疫(こうていえき)の発生を想定した机上防疫演習を実施した。国内最大級の畜産地帯である都城市での発生を想定した「最悪のシナリオ」。牛や豚などの家畜約39万頭にワクチン接種、殺処分しなければならない厳しい結果となった。【石田宗久】

 演習は、2月の対策強化月間に合わせて農林水産省が全都道府県での実施を通知。宮崎は鳥インフルエンザへの対応から3月にずれ込んだ。

 県畜産課など関係各課、JAグループや県獣医師会など約150人が参加。県庁に対策本部が設置された。

 演習シナリオは10日午前10時、都城市で和牛約40頭を飼育する農家で症状が見つかったと連絡が入り、さらに農家から5キロ内で約150頭を飼育する2戸でも確認されたとの想定でスタートした。

 県内で昨年4月に発生した口蹄疫では約29万頭の家畜が犠牲になった。全土にまん延した韓国では、殺処分対象の家畜は約350万頭に達している。

 高島俊一農政水産部長は、関係者に「韓国は極めて厳しい状況にあり、直行便もある宮崎にはいつウイルスが入ってもおかしくない。危機意識を持ってほしい」と求めた。

 農水省は、感染した家畜の24時間以内の殺処分▽半径10キロの移動制限区域にある農家約2300戸の約39万頭に3日以内でワクチン接種、7日以内で殺処分しなければならない--などの条件を示した。

 これを基に県が殺処分に必要な人員や資材を算出したところ、獣医師と作業員が1日当たり計約3500人、トラックなどの重機約70台が必要と分かった。

 終了後、岩崎充祐家畜防疫対策監は「畜産の大地帯で発生したらと思うとぞっとする数字だ。県だけで対応するのは不可能で、最低で1カ月はかかるだろう。ウイルスを農場に入れてはならない」と語った。

毎日新聞 2011年3月11日 地方版

日本海側の港に飼料を輸送へ

もう、なんかね・・・・・

何で農水省じゃなくて国交省なのかが???なんだけど。

どこでもいいよ、届けば。

とにかく、がんばりましょう!

日本海側の港に飼料を輸送へ
3月17日 23時0分  NHK

東北関東大震災で、東北地方にある家畜用の飼料工場や穀物の輸入を行う港が被災し、飼料不足が極めて深刻になっていることから、国土交通省は、被災していない日本海側の港に飼料を運び込む対策を進めることになりました。

東北関東大震災で、東北地方にある配合飼料の工場が被災して操業ができなくなったり、太平洋側にある八戸港や石巻港、それに仙台塩釜港など、飼料の原料となる、とうもろしなどの輸入港が被災しました。

この影響で、肉牛や乳牛、豚、鶏の飼料が底を尽きつつあり、直接の被災地ではない地域の畜産が大きな損害を受け、復興に必要な食糧供給にも影響が出かねないという懸念が広がっています。

このため、国土交通省は、北海道と九州にある飼料工場から、被災していない日本海側の秋田港や酒田港、それに新潟港などに袋詰めの飼料を輸送することになり、荷揚げ用の機械など、受け入れ態勢の整備を急いでいます。

早ければ、18日にも日本海側の港に飼料が到着する予定だということです。国土交通省は被災した太平洋側の八戸港や石巻港などの復旧を進めることにしています。

2011/03/17

家畜改良センターが粗飼料を支援

肉牛ジャーナルのブログより
http://nikugyu.blog.ocn.ne.jp/njb/

家畜改良センターから次のようなプレスリリースがありましたのでご紹介します。
 
東北地方太平洋沖地震で被災された畜産農家へ粗飼料支援を行います
  
(独)家畜改良センターは、東北地方太平洋沖地震で被災された畜産農家を支援するため、ラップサイレージなどの粗飼料を無償で提供する用意があることを、青森県、岩手県及び福島県に申し出ましたことをおしらせします。
 なお、現在のところ支援可能と考えられる数量は、乾草100t程度、牧草サイレージ500t程度です。
平成23年3月16日 

(独)家畜改良センター 企画調整部 企画調整課
担当:松本、成田
TEL:0248-25-6162
FAX:0248-25-3982
 
この他、中央畜産会が窓口となり、畜産生産者のための義援金窓口が設置される予定です。23日に口座が決定する予定とのことですので、分かり次第おしらせします。

2011/03/16

畜産飼料を待つみなさん、もうちょっとの辛抱だ!

もう少しで、飼料の確保ができるかもです。

なんとかがんばってください。

原田英男さんのツイートより
http://twilog.org/hideoharada/date-110316

【畜産関係地震情報3/16①】昨日、全農さんの「北前船」が豚鶏の飼料を載せて志布志→秋田へ。今日は同じく牛の飼料が苫小牧→酒田・秋田へ(予定)。その他の飼料会社さんも北海道、中部、中国、九州各地から海路、陸路で東北への回送準備を進めてます。もう少し頑張って下さい。

【畜産関係地震情報3/16⑥】飼料については①のような東北への配送努力を続ける一方、被害を受けて停止していた八戸の飼料コンビナートの電気使用が可能となり、本日、変電所の点検検査で異常無ければ、飼料工場の試運転→出荷再開も可能に。なお、本日から備蓄飼料穀物の放出を開始。

2011/03/15

地震における被災地畜産農家対策について

全国肉牛事業協同組合から連絡が入ったので転載(抜粋)

1 配合飼料の確保について

(1)北海道の釧路、東北の八戸、釜石、石巻及び鹿島のサイロ、配合飼料工場が崩壊、損傷したため、畜産農家への配合飼料供給がストップしています。
 このため、農水省では次の対策を講じつつあります。

1)3月14日以降、志布志から養豚、養鶏用飼料を外航船で輸送し、秋田、酒田に荷揚げ予定(全農系)

2)3月16日以降、苫小牧から牛用飼料を秋田、酒田に外航船で荷揚げ予定(商系)

(2)宮城県等の行政組織が崩壊したため、デリバリー等の調整を青森県等に要請しているが、地方組織との連絡調整、各畜産農家の飼料購入ルート情報により入手して欲しい。

 なお、高速道路は崩壊、寸断等により、ヒト救命物資等の輸送が最優先の状態なので、何とか工夫して被災地畜産農家に輸送して欲しい。

 また、配合飼料が円滑に供給される間、家畜に対する飼料給与量を減じる等により持ちこたえて欲しい。

(3)加えて、配合飼料原料確保のため、政府備蓄トウモロコシ等40万トンの取り崩しを決定した。

2 食肉処理場の確保について

(1)仙台食肉市場が崩壊、東北地域の他の食肉処理場は停電のため、と畜、レンダリング処理能力が極端に低下している状況にあり、当面、使用不能の状態。

(2)アクセスの問題があるが、修復までの間、他地域の食肉処理場の利用を要請。

2011/03/14

がんばろう日本!

11日の午後3時位から、テレビから目が離せないワタクシです。

なんかねぇ、もう・・・・・・。

とんでもない地震で。
原発も心配で心配で・・・・。

あまりにも・・・・想像を絶する被害で言葉も無いのですが・・・・・

残念ながら亡くなってしまった方のご冥福を祈りつつ、
一人でも多くの人が、少しでも早く以前の生活に戻れる事を祈ってやみません。

いや、家族を亡くしてしまった人が以前の生活に戻れるはずが無いのはわかってるんだけど、
口蹄疫を経験して「普通の生活」ってものが、どんなに大切なのか・・・・
しみじみと「ありがたいもの」だと思ってしまうのです。

口蹄疫のとき、全国のみなさんから「がんばろう宮崎」って応援してもらって、何とか一番辛い時を乗り越えられたから、

今度は

「がんばろう日本!」

って気持ちで今を乗り切っていかなきゃですよね。

とりあえず、シャチョーの派米研修生同期の人(牛飼い)が無事だったのには安心しました。

牛舎は潰れたのですが、本人も家族も牛さん達も無事だそうです。
断水になったみたいですが、今は復旧してるって。

新潟や青森の同期の人も無事だとか。

ブログ仲間の岩手の牛飼いさんも、
停電で搾乳ができないみたいですが、本人や家族は無事との事。
良かったよぉ・・・・

本日の日本農業新聞によれば、長野でも畜舎の倒壊などで大変なようです。
家畜の移動が行われている他、既に廃業を決めた農家もあるとか・・・・

やはり畜産農家としては・・・・どうしても家畜のことが気になってしまいます。

港や道路が破壊されていれば、当然飼料の供給が絶たれてしまうわけで・・・・・

水の確保だけでも大変でしょうに・・・・

農水省は

(社)配合飼料供給安定機構に対して、飼料原料を必要とする配合飼料メーカーに備蓄穀物を速やかに放出するよう指示済み。

との事です。

農水省原田さんのツイッター情報によれば

【畜産関係地震情報3/14①】3/14昼までの状況。飼料について、備蓄穀物の全量放出を決定。全国のサイロに散らばっているので、具体的な利用方法は飼料会社と調整。志布志港、苫小牧→酒田等の他地域から配合飼料を配送。東海地域からの陸送も検討。輸送車両の緊急車両指定を要請中。



もうね。。。。。

何かしたいんだけど・・・・・

色々考えてみたけど今は義援金を送る位しか、できることってないんですよね。

義援金の送り先

郵便振替

「中央共同募金会」00170-6-518

「日本赤十字社」が00140-8-507

通信欄に「東北関東大震災義援金」と記してください。

2011/03/11

格付の話 番外編

牛肉の格付けの事を色々知ってほしくて書いていた「格付の話」ですが・・・・

中途半端ながら、最後の文章を書いたのが昨年の4月19日。
そうです。次の日に口蹄疫感染疑いのニュースが流れました。

以後、すっかりご無沙汰になっていたのですが、そろそろ再開したいと思っています。
(実は極一部の方には、非常に好評だったのですよ)

で、忘れてる人も多いと思うので、今までのおさらい。

枝肉の格付の話1・・・そもそも枝肉の格付って何?
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2010/03/post-871e.html

格付けは、「食肉取引の中で同じ品質の物は全国どこでも同水準の価格で取引されるべきである」という理念に基づいて一定の基準を設けたもので、あくまで見た目の判定であり、味は関係ないって話を書きました。
(格付け員さんが味見をしてるわけじゃないですよ、決して)coldsweats01

枝肉の格付の話2・・・格付の基準
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2010/03/post-0bbe.html

格付けの基準について大まかに説明してあります。
ランクは15に分かれること。
A5が一番良いとされるけど、
A5もB5もC5も肉質的には同レベルって話など。

枝肉の格付の話3・・・歩留等級って何?
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2010/03/post-cc9d.html

よりロスの少ない、効率の良い枝肉を選ぶめやすにするために、数値化して等級として表した物が歩留等級って説明がしてあります。

枝肉の格付の話4・・・歩留等級A・B・C
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2010/04/post-5688.html

歩留等級の求め方、歩留等級は食べる側には何の関係もないけど
卸屋さんや肉屋さんが求めているのは、ロスが少なくて利益が出やすいのはAランクの枝肉って事が書いてあります。

枝肉の格付の話5・・・肉質等級概略
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2010/04/post-66ff.html

肉質等級がどうやって決まるかの概略を書いてます。
肉質は「総合評価」なんだよって話など。

枝肉の格付の話6・・・脂肪交雑いわゆるサシ1
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2010/04/post-be50.html

枝肉の格付の話7・・・脂肪交雑いわゆるサシ2
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2010/04/post-7783.html

B.M.Sが、どうやって決められるかの話が書いてあります。

よかったら読み直して貰えると嬉しいです。

にほんブログ村 企業ブログ 酪農・畜産業へビジネスブログランキング人気ブログランキングへ
↑今日もポチッとお願いします。

本当に自分好みの美味しいお肉って、格付だけじゃ語れないんですよね・・・・
格付けが良ければ、より美味しいお肉だとか、同業者が語るのは、物凄く悲しい事だと思ってしまうのです。

2011/03/08

美味しい牛肉を選ぶには?

今まで「牛肉の味」に関しては書かずにいました。

肥育農家にとっては、やはり「美味しい」と言って貰えることが一番嬉しいわけですが・・・・

肥育農家の立場から言えば、丹精込めて育てた牛のお肉が「なんだかなぁ・・・」って言われるのは、いたたまれないことだし、それを同業者が語る事自体がおこがましいと思っていたからです。

それに、何より「味」って個人の好みに左右されるから、
味に関しては「食べる人の好みに任せておけばいいよ」って思うからなのですが・・・・。

まぁ、ちょっと思うことがあったので(笑)

Photo

さて、ここでいきなりクイズです。

次にあげる牛肉の中で一番美味しいのはどれでしょう?

①宮崎牛 
②佐賀牛 
③米沢牛 
④近江牛 
⑤松阪牛 
⑥神戸牛
 

・・・・・無意味でしょ?美味しさを比べるなんて。

牛って工業製品じゃないんだから、同じ物なんて一つもないわけです。

それぞれ育てられ方も違うし、環境も食べてる餌も違うわけ。
だから、上に挙げた牛肉の味は全部違って当然なんですよ。

それぞれの風味の違いを比べるのは有りかもしれないけど、
「どれが一番美味しいか」って・・・・答えはでないでしょ。

1220

肥育農家としては

牛肉の味は脂で決まる。
脂の質は餌で決まる。
肉の質、サシの入り方は血統がものを言う。

と、思っています。

(まれに「俺はどんな血統でも上物に育てている!」という方もいますが、ウチなんか、ものすごーく血統に頼っている部分が大きいです。)

どの銘柄牛も、それぞれの美味しさがあると思います。
もっと細かく言うと、それぞれの肥育農家の牛によって、それぞれの美味しさがあるはずです。

銘柄牛に限らず「牛肉の味」は

牛の育った環境、

水や餌の違い、餌のやり方、

育て方、肥育期間、

牛の系統や血統(雌か去勢かでも)

などで、ずいぶんと変わってしまうわけです。

ですから、牛を育てた肥育農家によって「牛肉の味」が違っているのも、当たり前の事なんです。

やっぱり個人の味覚や嗜好の差ってあるんです。

パンチの効いた肉が好きな人・・・・

あっさりした脂の肉が好きな人・・・・

月に一度、牛肉を食べれば満足する人・・・・・

毎日でも牛肉を食べたい人・・・・・

色々な人がいますよね。

中には「牛肉はキライ」って人や、「牛肉は脂が多いから嫌だ」って人もいますから。

10人の人が食べて10人皆が「美味しい」という肉でも
100人の人が食べたら20人は「美味しくない」という事だってあるのです。

ですから、ウチの育てている牛さんの肉(ウチのお肉はあっさり系だと思います)だって、
ある人が「美味しい」と食べてくれても、
ある人にとっては「なんだか物足りないなぁ・・・・」って感じるかもしれない。

でも、それは個人の味覚の問題だから、仕方がないと思っています。

Photo_2

では、自分好みの牛肉を選ぶには、どうすれば良いのでしょう?

一番は

色んな肉屋さんで牛肉を買って食べて見ること
そして、気に入った肉屋さんがあれば、そこで買い続けること

だと、思います。

できれば、大手のスーパーではなく昔からやってるような肉屋さんが良いです。

できれば、一頭買いをしている肉屋さんが好ましいです。
(一頭買いをしている肉屋さんは、肥育農家の名前で枝肉を選んでいる事もありますから)

要は、自分の好みの味と同じ嗜好を持つお肉屋さんを見つけるのが一番だと思います。

肉屋さんって、自分が「美味しい」と思ってる肉を見極める目は確かです。
脂の質や肉質を細かく見て仕入れています。

それに、味見をして自分の舌で確かめている人が多いようです。

産地や肥育農家が違っていても「似ている味」を提供してくれます。
ですから「ハズレ!」って事も殆ど無いといって良いでしょう。

自分好みの肉屋さん・・・・・ぜひ探してみてください。

にほんブログ村 企業ブログ 酪農・畜産業へビジネスブログランキング人気ブログランキングへ
今日もポチッとお願いしますsun

2011/03/05

牛スジの炭酸・りんご煮込み

時々コメントを下さるnamiiroさん(のお母さん)のレシピです。

お母さんのレシピにある牛スジ(センボンの部分)とは、

トモズネ(後ろ足のふくらはぎ)の一部なんですが、

私は、普通に売ってる牛スジを使いました。

とにかく、うま~~~(゚▽゚*)~~~でした!

コーラ煮は鶏肉で何度か作ったことがあったのですが、牛肉の方が好みでした。

りんごを入れることで、さわやかな甘味になるのですね。

甘辛い味が御飯のおかずにぴったりでした。
オススメです!

Photo

namiiroさんのお母さんのレシピ

「材料」
・牛筋(センボンの部分)  中くらいのボールいっぱい
・りんご            2個
・おろしにんにく       お好みで
・コーラかファンタ(とにかく炭酸飲料) 350ml
・みりん            コップ1/3
・しょうゆ           コップ1/2

「作り方」
牛筋を湯がいて灰汁を取る
・湯がいたらジャブジャブ洗う
・鍋にコーラ、にんにく、しょうゆ、みりんを入れてひと煮立ちさせて牛筋を入れる
・りんごを半分に切ってそのまま切り口を下に向けてボンボンと入れる
・落し蓋をして味がしみるまで煮込む
・火を落として味をしみこませる

食べる時にお好みで和からしをつけても美味

今回は牛スジが500gだったので、
・りんご   1個
・にんにく  おろすのがメンドウだったので、一片を潰して使用
・コーラ   500ml
・みりん   大さじ2(適当)
・しょうゆ  大さじ3(大体)

で作りました。(煮込み時間は約2時間)

みりんとしょうゆの割合は、ホント好みで良いと思います。

namiiroさん、ありがとう!!!heart04

にほんブログ村 グルメブログ 肉・焼肉へ人気ブログランキングへポチッと押してくださいね

2011/03/04

口蹄疫・「宮崎県が安愚楽牧場に厳重注意」関連報道

県 農場経営の2社を厳重注意

口てい疫の問題で、宮崎県は、いずれも川南町で牛や豚の飼育をしていた2つの農場に、感染拡大を防ぐ対策に不十分な点がみられたとして農場を経営する2つの会社をいずれも文書による厳重注意にしました。

宮崎県から厳重注意を受けたのはいずれも川南町で、700頭あまりの牛を飼育していた農場を経営する栃木県の会社と、およそ1500頭の豚を飼育していた農場を経営する川南町の会社の2社です。

宮崎県によりますと、このうち牛を飼育していた農場では、去年の4月22日によだれや発熱などの症状の牛を複数確認したものの、本社への連絡を優先したため、家畜保健衛生所に通報したのが2日後の24日で、通報が遅れたとしています。

また、豚を飼育していた農場では4月20日から9日間、移動が禁止されていた豚の排せつ物を処理施設まで動かしたとしています。

このため県は3日、いずれも感染拡大を防ぐ対策に不十分な点がみられたとして、2つの会社の代表者を県庁に呼び文書で厳重注意にしました。

そして、口てい疫などに関する知識や危機管理の意識向上の対策をとった上で、17日までに結果を報告するよう求めたということです。

県では「口てい疫の感染拡大につながった可能性があるため、厳重に注意した」と話しています。
03月03日 19時24分 NHKローカル



口蹄疫防疫不備で県が2農場を指導
MRT (03/03 19:15)

県は、口蹄疫対策検証委員会の調査報告で防疫対応の不備が指摘されていた2つの農場に対し、3日行政指導を行いました。

県は、口蹄疫対策検証委員会がまとめた調査報告書の指摘を踏まえ、口蹄疫に関する防疫対応について調査を実施。

その結果、栃木県の安愚楽牧場が経営する川南町の7例目の発生農場が、よだれなどを確認した後も家畜保健衛生所に連絡せず、後日、家畜保健衛生所から問い合わせを受けた際に通報したことを確認しました。

また、同じく川南町にある12例目の発生農場は、移動制限区域であるにもかかわらず、移動が禁止されている家畜排泄物を移動させたことを確認しました。

このため、県は、この2つの農場の経営者に対し、3日、文書による行政指導を行いました。
指導では、農場に対し、改善措置を講じ、今月17日までに報告するよう求めています。



牧場に改善指導 口蹄疫の通報遅れで宮崎県
日本経済新聞 2011/3/4 2:01

 昨年の口蹄疫(こうていえき)をめぐり、宮崎県は3日、通報遅れが指摘された川南町の大規模農場を所有する畜産会社「安愚楽牧場」(栃木県)に文書で改善を指導した。また、移動制限区域設定後に、排せつ物を処理施設に運んだ川南町の養豚農場経営者にも同様に改善を求めた。

 口蹄疫は宮崎県内の292農場で発生したが、改善指導は今回が初めて。

 県によると、牛約720頭が殺処分された安愚楽牧場の大規模農場では、昨年4月22日に牛のよだれや口のただれを確認したが、同24日に県が聞き取り調査を実施するまで通報していなかった。

県によると、農場側は「ひづめに異常がなく、すぐには口蹄疫を疑わなかった」としている。

口蹄疫は昨年4月20日、宮崎県都農町で国内10年ぶりに発生が確認された。5市6町で牛や豚約30万頭が 殺処分され、8月に県が終息宣言を出した。今年2月時点で被害農家の約4割が経営を再開している。〔共 同〕




宮崎口蹄疫、通報遅れの安愚楽牧場に厳重注意

 宮崎県で昨年発生した口蹄疫で、県は3日、症状の通報が遅れたなどとして、川南町で和牛牧場を営む畜産会社「安愚楽(あぐら)牧場」(本社・栃木県)など2社を文書で厳重注意し、17日までに改善計画を提出するよう指導した。

 県によると、安愚楽牧場は昨年4月22日、発生7例目となった牧場で牛によだれや軽い潰瘍などの症状を確認したのに、同24日まで県の家畜保健衛生所に異常を報告しなかった。

 また、川南町で養豚農場を営む畜産会社「ハイビッグ繁殖センター」は4月20日に移動制限区域に入ったにもかかわらず、同日から29日まで、家畜のふん尿を農場から数キロ離れた尿処理施設へ無断で移動させた。

(2011年3月4日  読売新聞)



県、2農場に改善指導 通報遅れ、ふん尿移動で

宮日(2011年3月4日付)
http://www.the-miyanichi.co.jp/special/kouteieki/index.php?id=0&paging=1

 昨年の口蹄疫について、県は3日、通報遅れが指摘されていた川南町の大規模農場を経営する安愚楽(あぐら)牧場(栃木県、三ケ尻久美子社長)に厳重注意の文書指導を行った。

 また、移動制限を受けながら、ふん尿を運び出したとして、林田商事(同町、林田城二社長)が実質的に運営するハイビッグ繁殖センターに対しても同様に指導した。口蹄疫に伴う県の指導は初めてで、県は家畜伝染病に関する知識や危機管理意識を向上させる改善策を17日までに報告するよう求めている。

 安愚楽牧場は全国で和牛一貫生産を展開し、県内に15直営農場がある。ハイビッグ繁殖センターは養豚関連企業。県は3日、両社の経営陣を県庁に呼び、高島俊一農政水産部長が文書を渡した。

 県によると、安愚楽牧場は牛725頭を飼育していた川南町の農場(7例目)で昨年4月22日に多量のよだれ、口の中のただれといった症状を確認していたが、家畜保健衛生所(家保)へ通報していなかった。同24日に他の発生農場との疫学的な関連を調査するため宮崎家保が連絡した際、初めて異常を報告した。

 ハイビッグ繁殖センターは昨年4月20日に都農町で1例目が発生し、家畜や排せつ物の移動制限区域に含まれた同町の農場から、数キロ離れた処理施設へふん尿を移動させていた。移動は同25日を除き、同29日まで毎日続いていたという。この農場は発生12例目となり、1473頭が殺処分されている。

 いずれも、県口蹄疫対策検証委員会が1月にまとめた最終報告書で「家畜伝染病予防法違反の疑いがある」と指摘されていた。

 県は改善報告を受けた上で、農場で改善点を確認。両社が飼育を再開する際にも指導することにしている。

 安愚楽牧場は「厳粛に受け止め、今後も対策を講じていきたい」、林田商事は「養豚事業の再開は未定だが、再開するなら県の指導に沿って行いたい」とコメントした。

大規模企業透明化図れるか 口蹄疫で改善指導

宮日(2011年3月4日付)
http://www.the-miyanichi.co.jp/special/kouteieki/index.php?id=1&paging=1

 口蹄疫への不適切な対応により、県は3日、川南町の大規模肥育農場を経営する安愚楽牧場(栃木県)に対し、改善指導を行った。

 同社は経営再開の意向を示すが、改善の実効性や継続性を不安視する声もあり、ハードルは高い。大規模企業経営の密室性も指摘される中、家畜伝染病予防法(家伝法)の改正に向けて監視や罰則強化が検討されており、県の指導力も問われそうだ。

 国と県の検証委員会などで通報遅れが指摘された同社。県畜産課は「悪質性が確認できなかった」と告訴に至らなかった理由を説明する一方、「本来は遅滞なく通報されるべき事例」とくぎを刺した。

 今国会に提出が予定される家伝法改正案では、通報遅れなどまん延防止に必要な措置を講じなかった場合、殺処分への補償金の削減や返還といった規定が盛り込まれる方向。また、牛や豚の飼育頭数に応じた飼養衛生管理基準を設け、管理状況を都道府県に毎年報告するよう義務づけるなど大規模農場への監督権限も強化される見通しだ。

 ただ、あるJA幹部は「それでも不十分」と指摘。「大規模農場に対して定期的に立ち入り調査できるよう法改正し、行政の監視をしっかりしてもらわなければ。地域の信頼を取り戻すのは簡単ではない」と注文する。

 同社は全国の直営農場で家畜保健衛生所(家保)を招いて研修会を開くほか、異常家畜を見つけたら上層部の判断なしに家保に通報するなどの社内規定を設けた。

 しかし、県の検証委員会委員を務める宮崎大農学部の堀井洋一郎教授(獣医寄生虫病学)は「社外の獣医師の診療を受けるなど、誰が見ても分かる仕組みは必須。地域の目が届く透明性こそが大事だ」と、密室性の解消を求める。

 一方、同学部の後藤義孝教授(獣医微生物学)は「口蹄疫拡大の原因は指導を受けた2農場だけではない。どの農家も防疫に問題がなかったか、再度考えてほしい」と、あらためて警鐘を鳴らす。

※関連

口蹄疫・「宮崎県が安愚楽牧場を指導へ」関連報道1
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2011/01/post-5479.html

口蹄疫・「宮崎県が安愚楽牧場を指導へ」関連報道2   
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2011/01/2-c67d.html

口蹄疫・「大規模農場で症状見過ごし」(7/19)関連記事
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2010/07/719-8350.html

宮日関連記事
感染疑い4日間届けず 高鍋の大規模農場
http://www.the-miyanichi.co.jp/special/kouteieki/index.php?id=730&paging=37

2011/03/02

口蹄疫・2月 マスコミ報道他

※1月は主に、宮崎でのキャンプに伴う防疫措置、並びに韓国での口蹄疫を受け各空港などの防疫強化のニュースが主だった。
「安愚楽牧場への宮崎県からの指導」関連以外は鳥インフルや新燃岳噴火のニュースの影響で口蹄疫関連報道は少なかった。

 2月も「家伝法改正」以外、報道された物は少なかったが主だったものを記録しておく。


防衛省 口てい疫でマニュアル
2月14日 15時46分 NHK

防衛省は、北澤防衛大臣ら政務3役の会議で、自衛隊が、宮崎県で去年発生した口てい疫で消毒作業などに当たった経験を、今後、同様の事案が起きた際に的確に生かせるよう、活動のノウハウをまとめた作業マニュアルを作成することを決めました。

自衛隊は、去年、宮崎県で家畜の伝染病、口てい疫が発生した際、感染が集中した地域を中心に延べ1万8720人の隊員を派遣し、処分された家畜の運搬や農場の消毒作業などに当たりました

こうしたことを踏まえ、北澤防衛大臣ら政務3役が協議し、宮崎県での活動のノウハウをまとめた作業マニュアルを作成することを決めました。

具体的には、関係機関との連携の在り方や、作業に必要な機材の例などについてまとめる方針で、防衛省としては、今後、このマニュアルを全国の部隊に配布し、同様の事案が起きた際に迅速な対応ができるよう準備を進めていくことにしています。

畜産復興へ「対策局」   宮崎県4月組織改正 防疫強化も

日本農業新聞 2月22日

宮崎県は4月1日付で「畜産・口蹄疫復興対策局」を新設する組織改正を行う。同局内には新たな復興対策促進課と畜産課を置き、畜産課内に家畜防疫対策室を新設する。口蹄疫からの再生・復興は河野俊嗣新知事の選挙での重要施策の1つで、1月21日の就任会見でも、復興への意気込みを示していた。

 新設の畜産・口蹄疫復興対策室は局長、2課長、4課長補佐、室長、室長補佐の他、担当分野も2つ増えて9担当となり、現在の26人体制から少なくとも6人は増員される見通しだ。

 復興対策促進課は総括、畜産新生企画、児湯地域復興の3つを担う。児湯担当は児湯農林振興局内に新設、常駐の担当と兼務し、本庁と密接に連携していく。

 家畜防疫対策室は従来の家畜防疫対策監を廃止し、環境衛生、防疫の2担当とし、口蹄疫や鳥インフルエンザなどの家畜防疫対策に機動的に対応していく。畜産課は肉用牛振興など4担当となる。

 家畜防疫対策を強化するため、宮崎、延岡、都城の家畜保健衛生所の体制も強化する。現在の2課3担当制の名称も変更し、生産安全2担当、防疫課3担当に再編する。宮崎家保の検査課は病性鑑定課に名称を改める。


宮大 家畜伝染病学強化へ    獣医学科に研究室新設

宮日 2月24日

 口蹄疫と高病原性鳥インフルエンザの相次ぐ発生を受け、宮崎大(菅沼龍夫学長)が2011年度から、家畜伝染病の研究、教育態勢強化に乗り出すことが23日、分かった。

全国に先駆け農学獣医学科に疫病を専門とする「産業動物伝染病防疫学研究室」を新設し、海外も視野に疫学の研究者2人を招く。

また、口蹄疫で扱いに不慣れな獣医師が多かった豚の採血や検体採取の実習のため、簡易豚舎も整備する。

 同大農学部獣医学科には現在「獣医微生物学」「獣医公衆衛生学」など12の研究室があるが、「疫学」を専門とする研究室はなかった。

 同防疫学対策室には教授と准教授を各1人配置。疫学の専門家が国内に少ない事もあり、海外からの招聘も視野に人選を進めている。

本県での口蹄疫と高病原性鳥インフルエンザの感染拡大の経緯を分析。児湯地域の養豚農家らが進める疾病フリーの地域づくりなども支援する。また、今後の発生時の感染拡大をシミュレーションし、効果的な対策を研究する。

 同大学によると、口蹄疫発生を受け昨年6月、研究室立ち上げのため人員増を文部科学省に要求。約29万頭の牛や豚が殺処分された実態などを踏まえ、人員増分の人件費を含む運営費交付金が国の新年度予算に盛り込まれた。予算が成立すれば、4月にも同防疫学研究室を設置する。

 一方、全国の獣医系学部・学科で豚の臨床実習を取り入れている大学はごくわずかで、口蹄疫の殺処分でも豚の扱いに不慣れな獣医師が目だった。このため、小型の簡易豚舎2棟を木花キャンパスに設置し、採血や検体の採取などの実習を充実させ、学生の技術向上にも力を入れる。

 宮崎大農学部の堀井洋一郎副学部長は「国内トップの研究レベルを目指し、さらに現場に強い人材の育成も進める。本県畜産の防疫レベルの底上げに貢献したい」と話した。

県内の牛豚生産額、昨年は179億円減少 /宮崎 毎日新聞 2011年2月26日 地方版

 県は口蹄疫による牛や豚の10年の生産額が、09年の1725億円と比べて179億円減少するとの試算を示した。

 口蹄疫では牛や豚などの家畜約29万頭を殺処分。内訳は肉用牛84億円▽乳業牛13億円▽養豚82億円。従来水準への回復のめどを県内全体で13年度、被害が集中した児湯地域で15年度と見込んでいる。

 県議会で24日、公明党の長友安弘議員の代表質問に高島俊一農政水産部長は「一刻も早い畜産の再生復興を目指したい」と答弁した。


口蹄疫」早期発見に役立てて 宮崎県が症例集
 2011年2月27日 00:38 カテゴリー:九州 > 宮崎

 宮崎県は、昨年4-7月に県内で発生した家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」の症例集を作成した。感染した牛と豚の写真54枚を掲載し、分かりやすく紹介したのが特徴。万一発生しても早期発見に役立ててもらおうと、県内の全畜産農家に配布する。

 症例集では、発生農場292戸で確認された症状のデータも提示。牛はよだれ(94%)や口内の異常(91%)、発熱(88%)が多く、豚は鼻や脚の異常が90%超あり、起立不能(52%)なども見られたことを患部の写真とともに紹介している。

 8千部作成し、県内の市町村や農業団体、獣医師のほか、全都道府県に送った。県畜産課は「多大な犠牲を教訓として生かすため、実際の症状を目で確認し、防疫意識を強化してほしい」という。近く1万部余りを増刷し、県内の全畜産農家に届ける。

=2011/02/27付 西日本新聞朝刊=


宮崎大  感染症教育底上げへ   獣医師向けガイドライン

宮日 2月28日

 ヒトと動物に共通する感染症の研究に取り組む「人獣共通感染症教育・研究プロジェクト」(委員長・堀井洋一郎教授)は、獣医師を志す学生へのガイドラインをまとめた。全国15カ所の獣医系大学に配布し、感染症教育の底上げを目指す。

 同大学は、高病原性鳥インフルエンザや牛海綿状脳症(BSE)などに対応できる獣医師の育成を掲げ2005~09年度、文部科学省特別教育研究経費による「人獣共通感染症教育モデル・カリキュラムの開発」事業に取り組んできた。

 感染症の授業や基礎実習を充実させたほか、リポートによる評価方式を実技と筆記試験に変更。実習室に菌を安全に扱える設備を整え、出入りを厳重にするなどハード面も整備してきた。

 これら5年間の成果をまとめたのがガイドライン。A4サイズ85ページで、「感染症教育の必要性」「課題」「モデル的取り組み」など4項目に分け教育のポイントを説明している。

 堀井教授は「昨年は多くの獣医師が口蹄疫の殺処分に関わるなど、実技の重要性が再認識された。宮崎大学での5年間の実践を取り入れたガイドラインが、全国の感染症教育のモデルの一つになってほしい」と述べた。

« 2011年2月 | トップページ | 2011年4月 »

2018年11月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

ブクログ

  • ブクログ

ブログパーツ

  • 3月31日まで投票できます

  • ジオターゲティング