平成23年 3月期 西諸県子牛セリ。
3月21-24日 西諸地区子牛セリ市が開催されました。
初日は震災から10日目にあたり、冒頭で全員での黙とうを行い
セリに入りました。
結果は
雌 586頭 平均 457,448
去 721頭 平均 498,131
トータル 1,307頭 平均 479,890
前回比 375高 前年同月比 84,092高
今回も高かったです(@_@;)
ただ雌に関しては前回ほどではなかったです。
去勢が高いですね。 2日目は平均で50万円越してました。
枝相場の現状から考えると異常な高値だと思うのだけれど???
う~んなんでなんだろう???
種牛別結果。
種雄牛 頭数 雌平均 去勢平均
福之国 413 427 489
忠富士 389 562 533
勝平正 126 420 479
秀菊安 123 433 485
梅福6 119 421 481
美穂国 110 437 480
梅福6 119 421 481
勝平丸 19 446 470
西諸畜連HPよりhttp://www.nishimoro-chikuren.or.jp/
やはり忠富士強し 特に雌。もうすぐ間違いなく居なくなるわけで
今のうちに繁殖用に買っておこうと考える方が大勢いらっしゃったのでしょう。
それ以外の種牛産子は似たような価格に落ち着いてます。
どの牛もそれなりに評価されて来ているのでしょう。
足を引っ張る種牛の産子がいなくなったというのも
全体の平均を上げる結果につながっていると思います。
震災が肉牛の出荷と牛肉の消費にどんな影響をもたらすのか?
滞っている東北の肉牛が放出されたら? 停電などもあり不振極める
外食産業に客が戻って来るのか?? まだまだ先行きは不透明で
枝肉のバイヤーさんも模様眺めの状態のようです。
弊社としては相場に合わせて出荷先を変えるようなことはせず
今まで通りのスタンスでやっていくつもりでおります。
次回のせりは安重守が出てくるかな?? 楽しみです。
今回は 秀菊安、福之国、美穂国あたりを買いました。
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コメント
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いかに補助金があるとは言えこれほど高い相場には(@_@;)しました
普通なら売れと皆おもうのでしょうが(-_-;)
枝の相場も考えるとなぜ?と言いたくなりますが、肥育農家さんが意外に元気なのは何よりでした(*^_^*)
安重守は六月あたりから本格的な上場が始まるのではないかと思います
良い子が多いみたいですね(*^_^*)
うちは本格的な交配が始まった時にすべての母体が妊娠中でしたのでまだ生まれておりません
四月の福之国×安平が最速です
楽しみではあるのですが(*^_^*)
いいのか悪いのか現在忠富士×福之国が2頭いるのですがどちらも残す方針です
○納金が足りないのに(-_-;)
投稿: しん | 2011/03/29 01:32
シャチョウ おはようございます
なんかスゴイ子牛価格ですね・・・
これからどうなってしまうのか・・・
と思ってしまいます
もちろん、
上がったものは下がり、
下がったものは上がる、と分かっているのですが・・・
投稿: 岩本肉吾 | 2011/03/29 08:38
しんさん
びっくり(@_@;)の高値でしたね。
高くても買っとかなきゃお金が回せない?とか
口蹄疫時の種付けできなかった時期の子牛のいない
穴を今から徐々に埋めていこうとか?
いろんな話は聞きますが、、、、
安重守は六月あたりからですか 結構大きいという話を聞きます
楽しみですね(*^_^*)
> ○納金が足りないのに(-_-;)
これは人生の一大事ですからね ケチっちゃだめよ(^u^)
○納金の代わりに忠富士2頭ってのはありかも(^◇^)
岩本肉吾さん
東京市場の枝肉はだいぶ下げてきてるみたいですね
子牛のほうも連動して4月からは少しは落ち着いてくるのでは
と思っています。ただ、東北で買っていた肥育農家が九州に
シフトしてくるようだとわからないですね。
投稿: シャチョー | 2011/03/29 12:54