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2011年1月

2011/01/31

今月の29日は焼肉なのだ

もうね。

新燃岳の噴火やら、鳥インフルやら・・・・

気の滅入ることが多すぎて、ちょっとでも元気をだそうと

今月の29日(肉の日)は、焼肉なんかしちゃいました。

20110129

使ったお肉は特別高い肉ではなくて、前バラや下駄の歯なんかが入っていて、噛むほどに美味しい肉です。

前バラ(ブリスケ)って、結構硬い部位なんだけど、お肉屋さんが隠し包丁を入れてくれているので、食べる分には硬さが気になりません。

基本、ブリスケって好きだしねheart04

お肉の焼ける匂いだけでも、幸せな気分になって、嫌な事など忘れてしまいそうになります。

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宮崎県の鳥フル、3例目が出た時点で「こりゃ、絶対に次が出るぞ!」って心配していたのですが、案の定、出てしまいました。

川南に続いて高鍋でも。

疫学調査の報告がなされていないから、はっきりした事は書けないけれど。

これだけ防疫にがんばってるのに、一部のモラルの無い人達のせいで。

もう、情けないやら、恥ずかしいやら、申し訳ないやら、腹が立つやら。

大規模農場ってなんなの?いったい?
口蹄疫の時に遡って、通報の送れた農場には「補償金」なんて出さなくていいよ、マジに。

でないと、宮崎を応援してくれた大勢の人達の好意や善意を踏みにじる事になりかねないと思うのです。

2011/01/27

新燃岳噴火です~~~ (´Д`;≡;´Д`)アワアワ

あんまりすごいんで写真を撮っちゃいました。(撮影日は昨日)

0126

噴煙の姿がよくわかるポイントはないかとをウロウロしてましたら、
近所に住む70過ぎのおばちゃんも(おばあちゃんと書くべきか・・・・)カメラを持ってスタンバイしてました。

「アンタ、こんなのは初めて見たが!珍しい物を見せて貰ったわ!」

ちなみに本日も噴火を続けておりますが、昨日ほどの噴煙ではありません。

Photo

なんて書いて、しばらくして外に出てみたら物凄い事になってました。
地鳴りしてるし アワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!!

Hunnka1027

風向き変わったかも

0127

霧島の山々の噴火で思い出すのは「死都日本」(石黒 耀)って本でして。

61gh6mbq4gl_sl500_aa300_ 確か宮崎大学の先生が書かれた小説でした。(記憶があいまい)
霧島が爆発して日本中がパニックに陥る話なんですけど、地理とか地形とかが分かるだけに、ものすごく怖い話でした。

どんなミステリーやホラーより、本気で怖い小説でしたわ・・・・マジで。

その本では、私の住んでる野尻町なんて、爆発から数十分後には火砕流に巻き込まれてしまうんですよ。

もうね、逃げ場が無いの。ここからじゃ、どこに逃げても巻き込まれちゃう。怖すぎて笑うしかないの。

10年ぐらい前に読んだんだけど、今、読み直せって言われたら・・・・
リアルすぎて無理!


     ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆





降灰による被害が心配です・・・・・
お昼のニュースでは、多い所は7センチの降灰だそうです。
灰っていうより、砂。
高速道路やJR航空便にも影響が出ています。

お近くの方、不安だと思いますが・・・・気をつけてくださいね。

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鳥インフルも心配です。

・・・・・が、鳥インフルの発生に伴い県内各地で消毒が強化されました。
ホテルやゴルフ場も、防疫態勢を強化してくれています。
野球やサッカーのキャンプ地も!

はからずも鳥フルで、口蹄疫に怯える農家が防疫面で少しだけ安心できるっていうのも、何とも皮肉な話なんですが。

2011/01/26

平成23年1月期 西諸地区 子牛セリ。

1月21-23日 今年初めての 西諸地区子牛セリ市が開催されました。

結果は

雌 632頭 平均 423,535 
去 811頭 平均 458,289
トータル 1,443頭 平均 443,067
前回比 404高 前年同月比 55,487高

http://twilog.org/k_ichiba より

高かったです(@_@;) 

年明けの枝相場は いまいちなんですけどね。

口蹄疫以降来ていなかった県外の購買の方で 今回から帰ってきた方も

いたようです。

繁殖農家的には「このくらいはしないと」ってレベルなのかなと思います。

この相場でもやっていけるような枝肉を作れれば「無問題」なんですが

う~~ん(=_=)

頑張ります(*^_^*)

種牛別結果。

種雄牛  頭数   雌平均  去勢平均
忠富士    442      495        479
福之国    435      395        456

秀菊安    176      412        437
美穂国    147      386        441
勝平正    114      391        436
梅福6   83       393        429
勝平丸  26        387        480

寿太郎    22       319        355

西諸畜連HPよりhttp://www.nishimoro-chikuren.or.jp/

相変わらず 忠富士が高値でした。雌の方が去勢より高値です

繁殖用に引き合いが強かったのと 某肥育銘柄牛の方が強気に

買っていらっしゃったようです。

秀菊安も雌が結構してますね こちらは繁殖用というより

肥育の方が積極的に買っていたようです。

「すそもの」というか 普段安いクラスが高かったのは前回同様。

ヤギか? という様な(失礼)110キロの牛が20万超えたのには

びっくり(@_@;) でした。

今回は 秀菊安、勝平正、美穂国あたりを買いました。 

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2011/01/23

鳥フル2例目 il||li _| ̄|○ il||li

今回は鳥フルだからって、やっぱ、他人事じゃないんですよ。。

同じ畜産農家だし、知り合いに養鶏農家もいるし。

牛や豚の農家が口蹄疫の時に本当に怖かったように、養鶏農家の人達も同じ気持ちなんだろうと思うと。

それに、大勢の白い防護服を着た人をテレビの画面で見ると、色々思い出してキツイっす。

しかし、なんで「宮崎」なんでしょう・・・・・。

宮崎県のプレスリリース

高病原性鳥インフルエンザに関する情報提供について
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/nosei/chikusan/bird-influenza/2010index.htm

1月21日 高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例の発生について
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/parts/000152305.pdf

1月22日 高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例に関する遺伝子検査の結果について
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/parts/000152314.pdf

1月23日 高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例(第2例目)の発生について
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/parts/000152326.pdf

経緯や防疫措置などに関しては河野俊嗣知事のブログが詳しいです。
http://ameblo.jp/kouno-shunji/

2011

口蹄疫の時は、個人情報を気にするあまり発生地の情報が書かれていなかったため情報が交錯したり、何も知らずに畜産関係者が発生農家に近づいてしまったりという問題が生じたようです。
(これは国や県の口蹄疫検証委員会でも指摘された。)

今回の県の公式発表には、地番・農場名まで記載してあります。

消毒ポイントの設置も早っ!

国の政務官もすぐに現地入り。

国の対策本部もすぐに立ち上げ、自衛隊や警察の応援にまで言及。

ああ・・・・
口蹄疫の時にこの態勢ができていれば・・・・

いやいや、あの教訓があったからこそなんですよね。

鳥フル2例目の新富町の採卵農場は、先の農場から10キロ圏内だということで昨日立ち入り検査があったばかりだったそう。
素早い通報だったわけですね。

口蹄疫の時のように通報を遅らせる農場は今回はいないでしょうし、適切な防疫措置を行えば終息も早いのではないでしょうか。と言うか、少しでも早い終息を願っています。

(どうやら養鶏団地全体の農場の鶏が殺処分されるようです。その数約41万・・・)

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

韓国の口蹄疫は殺処分の対象が230万頭を超えました。
全域でワクチン接種を行っているようですが、新たな感染も確認されています。

畜産関係者、気の抜けない日々が続きますが消毒の徹底を今一度お願いします!

2011/01/21

今度は鳥インフルエンザ

8時45分からのNHKローカルニュースで
宮崎市の養鶏場で鳥インフルエンザ、と報道していました。

9時半に県対策本部を立ち上げるとのこと。

取りあえず今のところ宮日で報道

農場で鳥フル陽性確認 宮崎市 http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=34745&catid=74&blogid=13 宮日 2011年01月21日

 21日、宮崎市内の農場で高病原性鳥インフルエンザの陽性が確認された。県は午後9時半から、対策本部会議を開く。

宮崎で鳥インフルの疑い=養鶏農場で、簡易検査は陽性-農水省 http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_date3 jijicom

 農林水産省は21日、宮崎県で鳥インフルエンザの疑い事例があることを明らかにした。同日夜、高病原性鳥インフルエンザ対策本部を開催する。同省によると、鳥インフルエンザの疑い事例があったのは養鶏農場。簡易検査は陽性で、現在、確定検査を行っている。(2011/01/21-21:25)

宮崎の養鶏場で鳥インフル陽性  共同ニュース 速報

宮崎県関係者によると、宮崎市11 件のニワトリ4羽が簡易検査で、高病原性鳥インフル11 件エンザ陽性と確認。 2011/01/21 21:20 【共同通信】

宮崎市で鳥インフル疑い 養鶏場で十数羽死亡 http://www.asahi.com/national/update/0121/TKY201101210507.html 2011年1月21日21時34分  asahi.com


 宮崎市の養鶏場で21日、十数羽の鶏が死んでいるのが見つかった。宮崎県が実施した簡易検査で鳥インフルエンザの陽性反応を検出したという。県はより詳しい遺伝子検査を実施し、高病原性かどうかを調べる。

 高病原性と確認されれば、今季の養鶏場での発生は昨年11月の島根県安来市に続く2例目で、宮崎県はこの養鶏場のすべての鶏を殺処分する。今季は、富山県高岡市や鳥取県米子市のハクチョウ、鹿児島県出水市のナベヅルなど野生の鳥からも相次いで確認され、いずれもH5N1亜型の強毒性ウイルスと判明している。

NHK、待ってるのに報道なし。21:58

宮崎市の養鶏農場で鳥インフル陽性…簡易検査 http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/life/20110121-567-OYT1T00918.html 2011年1月21日(金)21:44 読売


 宮崎県と宮崎市は21日、同市佐土原町の農場で三十数羽の鶏が死に、簡易検査で高病原性鳥インフルエンザの陽性反応が出たと発表した。

 県は同日夜、県庁で河野俊嗣知事を本部長とする対策本部会議を開く。

 関係者によると、鶏が死んだのは、同市佐土原町の卵からひなをかえす 孵卵場とみられる。宮崎県家畜保健衛生所が簡易検査を行ったという。今後、詳細な遺伝子検査を行って、強毒性かどうかなどを調べる。

 宮崎県では2007年1~2月、旧清武町(現宮崎市)、日向市、新富町の養鶏場などで強毒性の鳥インフルエンザが発生し、計約20万羽の鶏が殺処分された。発生養鶏場周辺には移動制限区域が設定され、133養鶏場の約350万羽と卵の移動が禁止された。


鳥インフル:宮崎市で陽性反応の鶏 簡易検査で発見
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110122k0000m040085000c.html
毎日新聞 2011年1月21日 21時31分

 宮崎県は21日、宮崎市佐土原町の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの簡易検査に陽性を示した鶏が確認されたと発表した。

 県はこの養鶏場で飼われているすべての鶏を殺処分する。


宮崎市で鳥インフル疑い 農場の鶏6羽が陽性
http://www.47news.jp/CN/201101/CN2011012101000934.html


 宮崎県は21日、宮崎市内の農場で死んだ鶏6羽が、鳥インフルエンザの簡易検査で陽性となったと発表した。高病原性鳥インフルエンザの感染が疑われるとして詳細検査を実施、半径10キロ圏の農場51カ所に鶏などの移動自粛を要請した。周辺農場の鶏の健康状態などの確認を急ぐ。

 県によると、種鶏約1万羽を飼育する農場から21日、宮崎家畜保健衛生所に36羽が死んだと連絡があり、簡易検査を実施した7羽のうち6羽が陽性となった。

 県が移動自粛を要請したのは採卵鶏農場20カ所、肉用鶏農場26カ所、種鶏農場5カ所

2011/01/21 22:05 【共同通信】


宮崎市で鳥インフル疑い 養鶏場で36羽死亡
http://www.asahi.com/national/update/0121/TKY201101210507.html?ref=rss
2011年1月21日21時58分 asahi.com


 宮崎県は21日、宮崎市佐土原町の養鶏場で、鶏36羽が死んでいるのが見つかり、簡易検査の結果、鳥インフルエンザの陽性反応を示した、と発表した。県は宮崎家畜保健衛生所で遺伝子検査をして強毒性かどうか調べている。22日未明には判明する見通し。高病原性と分かれば、同日朝からこの養鶏場で飼育している全約1万羽の殺処分に入る。

 同県は全国有数の養鶏地域。県は21日夜、同日就任したばかりの河野俊嗣知事を本部長とする対策本部会議を開いた。遺伝子検査の結果次第で殺処分に加え、発生農場周辺で家畜などの移動を制限する移動制限区域を設定する。半径10キロ以内には約50戸の養鶏農家があるという。

 高病原性と確認されれば、今季の国内の養鶏場での発生は昨年11月の島根県安来市に次ぐ2例目となる。

 今季は、富山県高岡市や鳥取県米子市のハクチョウをはじめ、国内最大のツル越冬地である鹿児島県出水市でも死んだ野生のナベヅルから強毒性の高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1亜型)が検出されている。また、韓国でも昨年末、同国の中部と南西部の農場2カ所で、強毒性ウイルス(H5N1型)の感染が確認されている。

 宮崎県では2007年1月にも鳥インフルが発生し、計約7千羽が死に、計約21万羽が殺処分された。昨年は県内で家畜伝染病、口蹄疫(こうていえき)が発生しており、県は昨年後半から、業者や市町村、関係団体などを集め、消毒の徹底や防鳥ネットの確認を繰り返し呼びかけていた。

県畜産課の皆さん、大変だと思いますががんばって下さい!

河野俊嗣新知事のツイッターから

宮崎市佐土原町の養鶏場から高病原性鳥インフルエンザの疑い報告を受け、簡易検査で陽性(7例中6例)反応。21:30より県の防疫対策会議を開催。詳細なPCR検査の結果が陽性であれば、防疫措置を実施する予定で既に準備を開始。関係機関との連携を図り、迅速な対応に努めます。


鳥インフルの疑い 対応を指示
1月21日 22時43分 NHK

宮崎市の養鶏場でニワトリ数十羽が死んでいるのが見つかり、複数のニワトリに鳥インフルエンザが疑われる反応が出たことから、農林水産省は対策本部の会合を開き、鹿野農林水産大臣が、感染の拡大防止に向けて対応を急ぐよう指示しました。

農林水産省によりますと、宮崎市の養鶏場で、21日、ニワトリ数十羽が死んでいるのが見つかり、簡易検査の結果、鳥インフルエンザが疑われる反応が出たことから、宮崎県がさらに詳しい検査を行っているということです。

これを受けて、農林水産省は21日午後9時半から対策本部の会合を開きました。この中で鹿野農林水産大臣は「詳しい検査の結果、陽性だと分かった場合は、直ちに防疫の作業に入れるよう、あらかじめ具体的な方針を決定し、宮崎県としっかり連携を取りながら対応する必要がある」と述べ、感染の拡大防止に向けて対応を急ぐよう指示しました。

検査の結果は、22日未明には分かる見通しだということで、陽性だった場合には、農林水産省は、感染経路を把握するため、専門家を22日、現地に派遣することにしています。

2011/01/19

口蹄疫・「宮崎県が安愚楽牧場を指導へ」関連報道2

宮崎県が安愚楽牧場指導へ 感染通報遅れなどで
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110118k0000e040087000c.html

毎日新聞トップ > ニュースセレクト > 事件・事故・裁判 > 記事 2011年1月18日 15時37分

 家畜伝染病・口蹄疫(こうていえき)の感染拡大に絡み、和牛牧場を全国展開する畜産会社、安愚楽(あぐら)牧場(本社・栃木県)の宮崎県内の大規模農場で通報の遅れなど管理が不適切だったとして、県が家畜伝染病予防法に基づく初の改善指導に乗り出すことが17日分かった。

 有識者らで構成する県口蹄疫対策検証委員会(座長・原田隆典宮崎大教授)が14日まとめた最終調査報告書で、同社が同県川南町で725頭を飼育していた第7例農場での通報遅れを指摘した。

 口蹄疫は昨年4月20日、同県都農町の繁殖農家で国内で10年ぶりの感染疑いが確認された。県検証委の報告では、第7例農場では4月8日以降、食欲不振の牛が多発。専属獣医師は同22日、複数の牛に発熱やよだれなどの症状を確認したが、ひづめに水疱(すいほう)がなかったため届け出ず、県が立ち入り検査を通告した24日になって届けた。この農場では3月下旬に風邪などの症状を示す牛がいたことも作業日誌で確認されている

 同社の専属獣医師は、この農場を含む13農場の1万数千頭を1人で担当。日常の家畜の健康状態のチェックや薬の投与は一般従業員に任されていた。県畜産課は「従来通りの管理体制では経営再開を認めない。事実を確認し、速やかな改善を求めたい」としている。同社は「故意に通報を遅らせたわけではないが、批判や指導は真摯(しんし)に受け止め、改善したい」とコメントした。【石田宗久】

※MRTは昨日載せた昼のニュースより詳細になっている
※動画あり
http://mrt.jp/television/next/
「会社側は真摯に受け止めるが隠蔽したわけではないとコメントしています。」

通報遅れ…川南の大規模農場を指導へ

MRT (01/18 19:06)

まずは口蹄疫問題です。
去年4月、口蹄疫の感染疑いが確認された川南町の大規模農場を経営する会社に対し、県は、通報の遅れがあったなどとして、指導することを決めました。

県が指導を行うのは、川南町で大規模農場を経営している栃木県の安愚楽牧場です。

(県畜産課・児玉州男課長)「大規模農場につきまして、獣医師の診療状況なり、通報の遅れといったようなことで、事実確認を行った上で何らかの対応をとっていきたいというふうに考えております。」

700頭余りの牛を飼育し、去年4月25日に、7例目として、口蹄疫の感染疑いが確認されたこの大規模農場。
県の検証委員会の最終報告によりますと、4月22日には、発熱やよだれが確認されていましたが、県への通報は、2日後の24日だったということです。

(県口蹄疫対策検証委員会・原田隆典座長)「問題があったということですね、口蹄疫が全く発生していない状況ではないわけですから、本庁まで上げて、どうしましょうかという判断をすべき。」

一方、安愚楽牧場の担当者は「通報遅れについてお粗末だったと言われればそうだが、隠ぺいではない、指導があれば真摯に受け止める」とコメントしています。

さらに、安愚楽牧場は、西都・児湯地域に13農場あわせて約1万6000頭の牛を飼育していましたが、管理していた獣医師は1人だけ。

牛の健康状態のチェックや薬の投与を一般従業員に任せていたことも判明していて、県は、こうした管理方法についても改善を求める方針です。

(県畜産課・岩崎充祐家畜防疫対策監)「指導改善の中で今回の通報の遅れ以外にも、いろんなことについて例えば適正な飼養規模も含めて今後は改善していきたい。」

今回の件について東国原知事は・・・

(東国原知事)「検証委員会から指導等の必要があるということが示されたので、それは十分真摯に受け止めて検討していかなきゃいけないとは思ってます。」

このほか、この大規模農場については、県の検証委員会が、3月下旬の作業日誌に牛の異常が記されていたことなどから、6例目の農場とともに、初発農場の可能性があると指摘しています。

農場を経営する安愚楽牧場では、獣医師の数や、地域とのコミュニケーションの問題を解決した上で経営再開したいとしています。

また、県は、家畜の移動制限区域内にあった養豚農場が県の承認を得ずにふん尿を移動させたとして、この農場に対しても、改善指導を検討しているということです。

※NHKローカルも昼のニュースより詳細な内容になっていたが、ネット上の文章はほぼ変わらず。

※UMKは会社名を言わず。

口蹄疫問題で大規模農場を改善指導へ 2011年01月18日
 
UMK

口蹄疫の問題で、県の口蹄疫対策検証委員会は、川南町の大規模農場について最初に感染した可能性を指摘しました。

この農場は、「通報の遅れ」などが指摘され、県は、改善を求める指導を検討しています。

県の口蹄疫対策検証委員会は、先週金曜日、最終報告書を取りまとめました。
報告書では、発生7例目の大規模農場について「最初に口蹄疫が感染した可能性がある」と指摘しています。

また、専属の獣医師の数が足りなかったこと、そして、口蹄疫発生の通報に少なくとも1日以上の遅れがあったことを指摘しています。

県は、家畜伝染病予防法や獣医師法に違反している可能性があるとして、今月11日、栃木県にある農場の運営会社に事実確認の文書を送ったことを明らかにしました。

この大規模農場は、UMKの電話での質問に
「(指摘は)事実でありまして、獣医師の数も少ないということは指摘を受けています、家畜衛生管理規定を作り、獣医師が本社の意向を受けずに家畜保健所に連絡できるようなシステムに変更しました、獣医師の数も増やしておりますので、少なくとも隠蔽したということは絶対にありません」と答えました。

この大規模農場を巡っては、児湯地区の農家などから、行政に対応を求める厳しい声があがっていました。
大規模農場は、検証委員会の指摘を認め、県では、文書などで改善を求める指導を検討しています。

「管理不適切」安愚楽へ指導方針、県が正式発表 /宮崎

http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20110119ddlk45040566000c.html 毎日新聞 2011年1月19日 地方版

 県は18日、口蹄疫初期の通報の遅れなど管理が不適切だったとして、和牛牧場を全国展開する畜産会社「安愚楽(あぐら)牧場」(栃木県)に対して改善指導すると正式発表した。

 県の対策検証委員会が14日まとめた最終調査報告書は、行政に対して大規模農場に対する国や県の「指導の責務」を指摘していた。

 安愚楽の川南町の第7例農場では第1例確認から2日後の22日に専属獣医師から会社役員に牛の発熱などが報告されたが、県への届け出が24日と遅れた経緯がある。

 県庁で会見した畜産課の児玉州男課長は「事実関係を確認し、文書で指導したい」と述べた。岩崎充祐家畜防疫対策監も「企業経営の大規模農場は閉鎖的になりがちで、情報を提供してもらう必要がある」と話した。

 また、移動制限区域内で県の承認なしにふん尿を移動させたと報告書が指摘した養豚農場に対しても指導する。【石田宗久】

通報遅れ 農場指導へ 口蹄疫で宮崎県
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000001101190001

asahi.com> マイタウン> 宮崎
2011年01月19日

 宮崎県で昨年発生した家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)をめぐり、発生初期に通報の遅れなどを生じる不適切な管理がなされていたことから、県は、同県川南町などで大規模農場を運営する畜産会社安愚楽(あぐら)牧場(栃木県)に対し、家畜伝染病予防法(家伝法)に基づく改善指導を行うことを決めた。

 川南町の大規模農場では当時、牛725頭を飼育しており、国や県の対応などを検証してきた県の口蹄疫対策検証委員会(座長・原田隆典宮崎大教授)が14日にまとめた最終報告書で、他の農場と併記して「初発農場の可能性がある」と指摘されていた。

 報告書によると、この農場では昨年4月22日に獣医師が牛の異常を確認し、県の家畜防疫員が24日に立ち入り検査を連絡した際に「感染疑い」を県に届け出たが、同日の検査時には既に多くの牛が発症していた、とされている。

 昨年の口蹄疫は4月20日に同県都農町の農場で1例目の感染疑いが確認された。報告書によると川南の農場では4月8日に複数の牛に食欲不振が見られ、18~20日には全頭に抗生物質を投与していた。作業日誌などから3月下旬に風邪などの症状を示す牛がいたことも確認されている。

 この農場の獣医師は計13農場を一括管理しており、3~4月には農場を訪れることなく、電話で従業員から症状を聞いただけで投薬などの処方を指示していたという。県の検証委は「家伝法だけではなく、獣医師法に照らしても問題がある疑いがある」と指摘していた。

 県は、獣医師不足や多頭数の飼育が感染拡大につながった可能性があることから、獣医師の拡充や埋却地の確保などを近く同社に求める方針。同社は既に県に対し問題点を大筋で認めているという。

 安愚楽牧場は「県や市町村などの指導に従い、体制を改善したい」としており、契約獣医師の拡充や、数カ所の農場を1人で担当していた管理責任者を各農場1人ずつ配置することを検討するという。また「初発」の可能性が指摘されたことについては「1人の獣医師が複数の農場を担当していたため、気付くのが遅れた面があった可能性はある」としている。

安愚楽牧場改善指導へ 県が方針
http://www.the-miyanichi.co.jp/special/kouteieki/index.php?id=10&paging=1

(宮日 2011年1月19日付)
 口蹄疫問題で県は18日、国と県の口蹄疫対策検証委員会が不適切な対応を指摘した川南町の大規模農場を経営する安愚楽(あぐら)牧場(栃木県、三ケ尻久美子社長)に対し、家畜伝染病予防法(家伝法)や獣医師法に違反する疑いがあるとして、経営改善を指導する方針を固めた。

 また、移動制限区域に含まれながら県の承認を受けずにふん尿を移動したと、県の検証委が指摘した川南町の養豚農場に対しても県は経営改善を指導する方針。

 同日、県畜産課が記者会見で明らかにした。

 全国で和牛一貫生産を行う安愚楽牧場は、東児湯を中心に県内に15直営農場を展開。県の検証委は、牛725頭が殺処分された川南町の直営農場(7例目)が、昨年4月24日に家畜保健衛生所へ異常を通報した際、既に半数程度の牛が発症していたことを指摘。同8日に食欲不振の牛が確認されたことなどから「農場は4月9日以降に感染がまん延状態になった」とし、感染の初発となった可能性にも言及した。

 また、同検証委は、同社が(1)1人の専属獣医師が県内15農場の家畜1万5、6千頭を担当していた(2)獣医師の資格を持たない従業員が注射や投薬を行っていた―ことを問題視。感染拡大を防止する家伝法や、獣医師以外の診療を禁じる獣医師法の規則や趣旨に反している疑いがあるとして、国や県に対し、経営改善を強く指導するように提言していた。

 このことを受け、県は事実関係を確認した上で、文書などで通報遅れや適正な飼育規模について、経営改善を指導する方針。県畜産課は「大規模農場の専属獣医師は、地域の自衛防疫組織に情報を提供するなどの対応が必要。時機を失しないように対応を検討したい」とした。

 同社の佐谷洋総務部長は同検証委が指摘した事実を認めた上で、「指導があれば真摯(しんし)に受け止めたい。地元の開業獣医師と契約を行うなどの改善策を進めたい」とコメントした。

 一方、県は、移動制限の対象となるふん尿を動かしていた養豚農場のハイビッグ繁殖センターについても家伝法違反の疑いがあるとして、再発防止へ経営改善を指導する方針。

大規模実態把握は困難 行政との意思疎通課題
http://www.the-miyanichi.co.jp/special/kouteieki/index.php?id=8&paging=1

(宮日 2011年1月19日付)

 口蹄疫への不適切な対応が指摘されている川南町の大規模肥育農場を経営する安愚楽牧場(栃木県)に対し、県が改善指導に乗り出すことになった。

 地域や行政の干渉、監視が届きにくい密室的な大規模企業経営の問題点が顕在化した口蹄疫。改善指導の実効性が問われると同時に、行政と大規模農場との意思疎通など課題は山積している。

 県畜産課が18日、県庁で開いた会見。岩崎充祐家畜防疫対策監は「企業経営の大規模農場はどうしても閉鎖的になりがちだ」と問題の根幹を端的に表現した。県内のある畜産農家は「大規模化で孤立した企業経営農場の実態を行政や地域が把握できていないことに根本的な原因がある」と指摘する。

 畜産業は牛肉輸入自由化(1991年)など外国産との競争激化を受け、経営効率化のため飼育規模を拡大してきた。国の畜産統計(2009年)によると、県内の肉用牛農家1戸当たりの飼育頭数(29・5頭)は20年前の約3倍、養豚農家1戸当たりの飼育頭数(1467頭)は約7倍と飛躍的に伸びた。

 県畜産協会の廉谷展良専務は「本県の畜産振興が図られた半面、口蹄疫に見られるような衛生意識の低下も招いた」と、規模拡大の功罪に言及する。

 県の検証委員会は大規模農場の飼育頭数に応じた数の管理獣医師の配置を提言するが、県内の獣医師数は600人弱(08年)。ここ20年で20人ほどしか増えておらず、十分な獣医師数が確保できるかは不透明だ。宮崎大農学部の後藤義孝教授(獣医微生物学)は「異変に気付けるよう大規模農場の従業員に対する教育は不可欠」と、経営の質的向上を求める。

 飼料や資金調達など経営を自己完結できる大規模農場は行政や農業団体との接点が少なく、堆肥などを通じた地域農業とのつながりも希薄。地域の畜産農家との交流を持たない大規模農場もある。

 地域を重視する大規模農場経営者は「行政が日ごろから農場に立ち入って飼養状況を把握し、地域との積極的な対話を促すべきだ」と、県の踏み込んだ指導を期待する。

 後藤教授は「大規模農場での発生は感染拡大のリスクを高める。規模が大きいほど高い経営倫理が求められることを自覚してほしい」と語る。

口蹄疫で2農場指導 宮崎県 

2011年1月19日 日本農業新聞  

口蹄疫問題で通報の遅れなどがあったとし、宮崎県畜産課は18日、川南町で大規模肥育農場を経営する案愚楽牧場(栃木県)と、移動禁止区域内でふん尿を移動した同町の養豚場に対し、家畜伝染病予防法に基づく改善指導を行うことを明らかにした。

今月中に行う。  安愚酪農場は発生7例目だが、県口蹄疫対策検証委員会の最終報告によると、都農町で1例目が発生した昨年4月20日以前に、同牧場には複数の食欲不振の牛がいた。

 同牧場の管理獣医師は1人で13農場を管理しており、7例目の農場には3、4月に全く出かけておらず、日常の家畜健康チェック、薬剤投与は一般従業員任せだった。

 報告書は、同牧場が家伝法だけでなく、獣医師法に照らしても問題があるとした。これを受けて同課は指導を決め、「肥育を再開するならば、県の改善に対応してもらうようにしたい」と話している。

 安愚楽牧場は取材に対し「既に改善策を打ち出しており、県の指導も真しに受け止め、さらに改善していきたい」とコメントした。

畜産会社2社を宮崎県が指導へ 口蹄疫問題
2011年1月19日  日本経済新聞

 宮崎県で昨年広がった家畜伝染病の口蹄疫問題で同県は18日、1万5000頭余りの和牛を飼育していた安愚楽牧場(栃木県那須町)など畜産会社2社に対し、防疫態勢の不備を改善するよう指導する方針を明らかにした。

口蹄疫問題 栃木県知事、衛生管理徹底を指導 http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110119/biz11011917530164-n1.htm 2011.1.19 17:52 産経
 栃木県の福田富一知事は19日の記者会見で、宮崎県の口蹄疫問題を踏まえ、栃木県内の畜産農場に対し、衛生管理の徹底を指導する考えを示した。

「防疫体制の徹底はすべての農場に当てはまる。国や宮崎県の対応を踏まえ指導する」と述べた。

 宮崎県が、同県内に口蹄疫の発生牧場を複数持つ畜産会社、安愚楽牧場(栃木県那須町)を指導する方針を固めたことを受け、栃木県の対応を問われ、答えた。

 福田知事は、同社の対応については「社内に安全衛生委員会を設け、獣医師の診療体制を見直し、家畜衛生に関する社員教育を徹底しているとの報告を受けている」と説明した。

※栃木だけではなく北海道や岩手でも行ってほしいものです。

2011/01/18

口蹄疫・「宮崎県が安愚楽牧場を指導へ」関連報道1

ついに報道されました。

感染疑い‘通報遅れ’指導へ

口てい疫の問題で、宮崎県は、去年4月に感染の疑いが確認された川南町にある農場を経営する栃木県の会社に対して、県への通報が遅れたとして、指導に乗り出す方針を固めました。

指導が行われるのは、川南町で700頭余りの牛を飼育していて、去年4月に7例目の感染の疑われる牛が確認された農場を経営する栃木県の会社です。

宮崎県によりますと、この農場では去年4月22日に獣医師がよだれや発熱などの症状の牛を複数確認しましたが、家畜保健衛生所への通報は2日後の24日になりました。

県によりますと、口てい疫の症状を疑う家畜を見つけた場合はすぐに家畜保健衛生所に通報しなければならなかったのに、この農場では、獣医師が本社への報告を優先するなどしたため通報が遅れたということです。

このため県は、農場を経営する会社に対して、家畜伝染病予防法に基づいて改善するよう指導に乗り出す方針を固めました。

この会社では当時、獣医師がひとりで宮崎県内の13の農場のおよそ1万5000頭の牛を管理していたということで、宮崎県では、こうした管理方法にも問題があるとして改善を求める方針です。

今回の口てい疫の問題で、法律に基づく個別の農場への指導は初めてです。
01月18日 07時57分 NHKローカル

※お昼のニュースでは↓

通報遅れの農場を指導へ

宮崎県の口てい疫の問題で、県や国の検証委員会が、通報の遅れなどを指摘した川南町にある大規模農場の経営会社に対して、宮崎県は今後、家畜の管理などの改善を求めて、文書などで指導する方針を固めました。

宮崎県によりますと、去年4月、川南町にある700頭余りの牛を飼育していた大規模農場では、7例目となる感染の疑われる牛が確認されました。

国の検証委員会は、この農場と、経営する栃木県の会社の対応を調べた結果、去年4月22日によだれや発熱などの症状の牛を複数確認したものの、本社への連絡を優先したため、家畜保健衛生所に通報したのは、2日後の24日で、通報が遅れたとしています。

また、宮崎県の検証委員会は、この農場の専属の獣医師1人は、会社がほかに経営する多数の農場をあわせて管理していて、牛への薬の投与などは、一般の従業員が行っていたと指摘しています。

こうしたことを受けて、宮崎県は今後、事実関係をさらに確認した上で、家畜の管理などの改善を求めてこの会社を文書などで指導する方針を固めました。

これについて、農場を経営する会社は、「口てい疫だとわからなかったが、宮崎県への通報が結果的に遅れたことは、不適切だったと認識している。県の指導があれば、それに従って対応していきたい」と話しています。
01月18日 12時23分 NHKローカル

※MRTでは会社名が出ました。

口蹄疫問題、県が安愚楽牧場を指導へ
MRT (01/18 11:56)

県は、去年4月に口蹄疫の感染疑いが確認された川南町の安愚楽牧場を経営する栃木県の会社に対し、通報の遅れがあったなどとして、指導に乗り出すことを決めました。

県の指導を受けるのは、和牛牧場を全国展開する栃木県の畜産会社、安愚楽牧場です。

安愚楽牧場は、川南町で約700頭の牛を飼育し、去年4月25日、7例目の感染疑いの牛が確認されました。

しかし、県口蹄疫対策検証委員会の最終報告によりますと、安愚楽牧場が経営する川南町の大規模農場では、去年4月8日に食欲不振の牛がみつかり、22日に発熱やよだれが確認されましたが、県への通報は、その2日後の24日でした。

このため、県は、通報に遅れがあったとして、安愚楽牧場に対し、家畜伝染病予防法に基づいて改善するよう指導することを決めました。

また、安愚楽牧場は、当時、1人の獣医師で、県内13農場の約1万6000頭の牛を管理していたほか、牛の健康状態のチェックや薬の投与を一般従業員に任せていたことも判明していて、県は、こうした管理方法についても改善を求める方針です。

安愚楽牧場の担当者は、「検証委員会の指摘を真摯に受け止め、対応したい」と話しています。

宮崎、口蹄疫発生の農場を指導へ 県が栃木の畜産会社に
http://www.47news.jp/CN/201101/CN2011011801000273.html

 宮崎県の口蹄疫問題で、県は18日までに、発生農場を県内に複数所有する畜産会社、安愚楽牧場(栃木県・三ケ尻久美子社長)に不適切な対応があったとして、近く家畜伝染病予防法に基づく指導を行う方針を固めた。

 同社が所有し、昨年4月下旬に口蹄疫の発生が分かった川南町の大規模農場をめぐっては、県の検証委員会(座長・原田隆典宮崎大教授)の調査が、口蹄疫が発生した際の通報の遅れや、獣医師ではなく一般の従業員が日常的に家畜の健康状態のチェックや投薬をしていたと指摘していた。

 調査報告書では「家畜伝染病予防法だけでなく、獣医師法に照らしても問題の疑いがある」とし、国や県に事実関係のさらなる調査や指導を求めていた。同社は「指摘を真摯に受け止め、改善策をさらに進めていきたい」としている。

2011/01/18 11:54   【共同通信】

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p>栃木の牧場会社に改善指導へ 宮崎県 口蹄疫通報遅れなど
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/221606
2011年1月18日 12:01 カテゴリー:社会 九州 > 宮崎

 家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」問題で、宮崎県川南町の大規模農場で感染疑いの通報遅れや不適切な飼育管理があった可能性が高いとして、同県が家畜伝染病予防法などに基づく改善指導を検討していることが18日、分かった。近く農場の経営主体で、和牛牧場を全国展開する畜産会社(本社・栃木県)に事実関係を確認する。

 この農場をめぐっては、県口蹄疫対策検証委員会(座長・原田隆典宮崎大教授)が14日の最終報告書で通報の遅れに触れ、都農町の水牛牧場とともに県内最初の感染農場である可能性を指摘した。

 同社は県内15カ所の直営牧場で計約1万数千頭を飼育しているが、専属獣医師は1人。日常的な健康チェックや投薬は従業員がしていたことから、報告書は「獣医師法に照らしても問題がある疑いがある」と、県に調査と改善指導を求めた。

 県畜産課は今後、同農場以外でも家伝法や獣医師法などに違反、抵触した例がなかったかを確認し、指導の方法も含めて検討する。

 同社は「農林水産省から指摘を受け、獣医師を増やすなど改善を進めている」と話している。

=2011/01/18 西日本新聞=

家畜の症状通報遅れ、宮崎県が牧場経営会社指導へ
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110118-OYS1T00536.htm

 宮崎県で昨年発生した家畜伝染病「口蹄疫」で、同県川南町などで和牛牧場を営む畜産会社「安愚楽牧場」(本社・栃木県)に通報の遅れなどがあったとして、県は同社に改善指導をする方針を固めた。

 県の対策検証委員会(座長=原田隆典・宮崎大教授)が14日にまとめた最終報告書によると、口蹄疫発生の7例目となった同社の川南町の農場では昨年4月8日、食欲不振の牛が複数出始め、同22日には発熱やよだれなどの症状も出た。だが、県の家畜保健衛生所に異常を報告したのは24日だった。

 この農場の専属獣医師は、県内にある同社管理の13農場を1人で管理し、薬剤の投与は一般従業員が行っており、最終報告書では「問題がある疑いがある」として、改善指導の必要性に言及していた。

 このほか、県は家畜の移動制限区域内にあった養豚農場が無断でふん尿を移動させたとして、この農場にも改善指導を検討していることを明らかにした。

 東国原英夫知事は「検証委の報告を真摯
しんし
に受け止め、検討していかなければならない」と述べた。

(2011年1月18日  読売新聞)

口蹄疫の発生農場「安愚楽牧場」を指導へ 不適切な対応で 宮崎県
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110118/crm11011813480171-n1.htm

産経ニュース 2011.1.18 13:41
 口蹄(こうてい)疫問題で、宮崎県は18日までに、発生農場を県内に複数所有する畜産会社、安愚楽(あぐら)牧場(栃木県・三ケ尻久美子社長)に家畜伝染病予防法などに照らし不適切な対応があったとして、近く指導を行う方針を固めた。

 県の検証委員会(座長・原田隆典宮崎大教授)の調査では、昨年4月下旬に発生が分かった川南町の農場で、口蹄疫の通報の遅れや、獣医師ではなく一般従業員による家畜への投薬が日常的に行われていたとされた。同社は報告書の指摘について「真摯(しんし)に受け止め、改善策をさらに進めたい」とコメントした。

 県の承認を受けずに制限区域内のふん尿を移動させていたと報告書に指摘があった同社以外の養豚場も指導する方針。

 口蹄疫は昨年4月、国内で10年ぶりに宮崎県都農町で発生。爆発的に感染が拡大し、計5市6町で牛や豚約29万頭が殺処分された。同年8月に県が終息宣言を出し、被害農家が経営を再開している。

口蹄疫・マスコミ報道他 1/12(水)~17(月)

もうね、ブログに書きたい事はたくさんあるんだけど、肉の事とか、本の事とか・・・・
韓国の口蹄疫、すごいし。

殺処分が200万頭に迫る勢いですよ。

宮崎県の口蹄疫対策検証委員会も最終報告を出したし・・・・

これに関しても、書きたい事は色々あるんだけど。

仕事も溜まってるし(これは、自業自得!)

追いつかない・・・・・。

ってわけで、マスコミ報道関係だけでも載せておきます。
口蹄疫に関する報道に関してだけは、残しておきたいので。

安全な畜産地帯作りへ予算案

口てい疫で大きな被害を受けた県東部の地域を安全な畜産地帯にするために、宮崎県は、この地域の牛や豚に病気がないか検査をする方針で、必要な予算案を臨時県議会に提出することになりました。宮崎県は、臨時県議会に提出する一般会計の補正予算案を発表しました。

この中には、口てい疫の被害が集中した県東部の西都・児湯地域を病気のない安全な畜産地帯とするために、この地域の牛と豚を対象に病気の検査を行う事業が盛り込まれました。

具体的には、
▽子牛については市場に出荷される前に病気の検査をすること、
▽豚については、病気にかからないように飼育された親豚を検査した上で、導入することとしています。

こうした取り組みのためにあわせて4000万円あまりを予算案に計上しました。
このほか、口てい疫の対策として、県立農業大学校と県畜産試験場の防疫態勢を整備する事業も予算案に盛り込まれました。

口てい疫対策としては、こうした事業をあわせて2億3000万円余りが計上されています。
一般会計の補正予算案は、今月17日に開会する臨時県議会に提出されます。

01月12日 12時21分 NHKローカル

「新生養豚協議会」が県と意見交換   MRT(01/12 19:03)

児湯地区の若手養豚農家らでつくる新生養豚プロジェクト協議会のメンバーが、12日、県庁を訪れ、豚の導入に関する対応方法などについて、県側と意見交換しました。

この協議会は、安全でクリーンな豚の産地作りを目指すもので、特定疾病のない地域からの豚の導入などを進めています。

12日は、協議会側が、県に対し、豚の導入に関して導入ルールの周知徹底や指導の強化を要望、これに対し、県側は、養豚農家に、粘り強く指導していきたいと答えたということです。
協議会では、今後も行政側と協議を進めながら安全な豚の産地作りに取り組みたいとしています。

県が対策マニュアル策定 初動防疫に重点、1万カ所の埋却地も /鹿児島 毎日新聞 2011年1月13日 地方版

 県はこのほど、独自の「口蹄疫(こうていえき)防疫対策マニュアル」を策定した。宮崎県で発生した際に初動対策が遅れたことなどを教訓に、初動の防疫体制に重点を置き、発生規模に応じた対策も細かく規定。発生時に家畜を埋める埋却地リストも作った。【福岡静哉】

 マニュアルは農協や市町村など関連団体に配る。県畜産課は「韓国で爆発的に発生しており、万全の備えで臨みたい」と話している。

 国の防疫指針が具体的対応を示していないため、地域の実情に応じた実践的なマニュアルを策定する必要があるとして昨年8月以降、県内各地の家畜保健衛生所職員で構成される専門チームが案を検討。専門家や畜産関係団体などからも意見を聴き、完成させた。

 発生規模を「近隣諸国での発生」から「県内での発生」まで4段階に分け、県、市町村、農協など6機関ごとに役割分担や連携方法などを細かく記した。例えば初動防疫では「1日目157人動員」「2日目97人動員」などと封じ込めまでの過程を詳述している。

 また、県内で口蹄疫が発生するか、発生の恐れがある場合、発生原因や感染経路を究明するため、県独自に有識者からなる「疫学検討チーム」を編成することも盛り込んだ。国の疫学チーム到着までの初動対策が重要なため。到着後は連携して調査する。

 埋却地候補は、公有地が288カ所で総面積約1300ヘクタール。試算では県内のすべての牛、豚(計約166万頭)を埋めても、まだ十分に余裕があるという。さらに、各畜産農家が保有する土地を候補地として1万584カ所確保した。防疫作業に従事できる獣医師や市町村、農協職員などもリストアップ。資材調達先の店舗も列挙した。

 マニュアルは210ページに上り、県公式ホームページでも公開している。問い合わせは畜産課(099・286・3216)。


県が口蹄疫独自マニュアル 病変確認のポイントなど明示

2011年1月16日 asahi.com> マイタウン> 鹿児島

 家畜の伝染病、口蹄疫(こうていえき)が昨年、宮崎県で猛威をふるい、甚大な被害が出たのを教訓に、県は独自の口蹄疫対策マニュアルをつくった。国の防疫指針をベースに、発生段階別に応じた初動対応や防疫作業の具体的な手順など、県の実情に合った防疫対策を加えた内容にまとめた。韓国では口蹄疫の再発で被害が拡大している。県畜産課は「マニュアル公表を機に、自分たちの家畜は自分たちで守るという意識を高めて欲しい」と話している。

 口蹄疫の被害を抑える対策としては「早期発見」と「封じ込め」がポイントとしている。マニュアルでは、「近隣諸国」「国内」「隣県」「県内」の四つの発生段階に分け、各レベルで必要な防疫対策や関係機関の役割分担などを具体的に示した。

 水疱(すいほう)やよだれなど、口蹄疫に感染した牛や豚の主な症状を写真付きで紹介し、病変を確認するポイントを明示している。感染疑い例の発生を想定した事例による人員配置シミュレーションのほか、離島での対応策も盛り込んだ。

 県内で口蹄疫が発生したり、その可能性があったりする場合は、有識者らによる「県疫学検討チーム」を編成し、国と連携して感染の原因や感染経路などを調査する方針を示した。

 また県は、殺処分した家畜を迅速に埋却処分するため、埋却候補地のリストを作成した。県内にある牛や豚の農場1万3844戸のうち76%にあたる1万584戸は埋却候補地を保有。公有地の埋却候補地は計288カ所、約1300平方メートルに上る。これにより、万一の場合、牛約370万頭、豚約1570万頭の埋却が可能だという。

 このほか、獣医師などの防疫従事者や消毒ポイント候補地、防疫資材の備蓄、資材調達先など、防疫に欠かせない人員や資材をリストアップしている。

 マニュアル策定に向け、県はワーキングチームを設置した昨年8月中旬以降、計12回の協議を重ねた。A4判で200ページを超えるマニュアルは、自治体担当者やJA関係者らに配るほか、県のホームページでも閲覧できる。

 また、出水市で発生が確認された鳥インフルエンザについても、県独自の対策マニュアルを3月までに策定する。

 県畜産課は「マニュアルと年1回の防疫演習を組み合わせ、関係者の危機意識を高める取り組みを続けていきたい」と話している。

※さすが鹿児島と言うべきでしょう。取り組みや発表が早いです。
鹿児島の場合、離島もあるので人員の配置など大変みたいです。
マニュアルはこちら
http://www.pref.kagoshima.jp/sangyo-rodo/nogyo/tikusan/topics/bouekimanyuaru.html

口蹄疫・鳥インフル、月曜日に一斉点検 防疫対策会議で方針 /青森 毎日新聞 2011年1月13日 地方版

 韓国の口蹄疫(こうていえき)感染拡大や全国各地での鳥インフルエンザ発生を受け、県は12日、県庁で防疫対策会議を開催した。県内への侵入防止を図るため、毎週月曜日を家畜衛生対策の一斉点検日と定め、自衛防疫意識を高めることを申し合わせた。

 会議には県内全40市町村や畜産関係団体の担当者などが出席。畜産農家に対し、毎週月曜日に▽踏み込み消毒槽の交換や畜舎内外の消毒▽部外者の立ち入り制限▽野生動物の侵入防止--などの実施状況を確認するよう呼びかけることを決めた。点検項目は帳簿に記入する。

 昨年口蹄疫被害を受けた宮崎県が毎月20日を「一斉消毒の日」と定めており、中村孝次畜産課長は「宮崎をヒントにした。今月中には始めたい」と話している。点検日を毎週設けるのは全国でも珍しいという。

 会議ではこのほか、全国の野鳥や動物園などの展示施設で確認された強毒性の高病原性鳥インフルエンザの発生状況と県内の対応が報告され、県内ではこれまでに異常がないことが確認された。【矢澤秀範】


口蹄疫復興支援・酪農家に乳牛譲渡
2011年01月14日
口蹄疫からの復興支援です。

北海道の牧場から、乳牛が譲渡されることになり、その第一陣が、児湯郡の農家に到着しました。
これは、口蹄疫からの復興・再生に向け、国の家畜改良センターが、被害を受けた農家に格安で乳牛を譲渡するという支援策です。
けさ、北海道の新冠牧場から、生後3年から4年の乳しぼりができる状態の乳牛12頭が宮崎に到着し、新富町や川南町の5戸の酪農家に引き渡されました。
このうち、新富町の酪農家では、3頭が牛舎に入りました。
農家は、畜産が再開できることに喜びを表していました。
国の家畜改良センターでは、今年3月までに、さらに乳牛およそ80頭を譲渡する予定で、宮崎の酪農の再生に協力していく考えです。


口蹄疫対応など報告 鹿児島県家畜保健衛生業績発表会
(2011 01/14 11:23)南日本新聞

 鹿児島県内の家畜保健衛生所の2010年度業績発表会が13日、鹿児島市の県歴史資料センター黎明館であり、関係者約85人が出席、16テーマの発表があった。昨年4月に宮崎県で発生した口蹄(こうてい)疫に関連し、家畜保健衛生所でとられた防疫対策なども報告された。

 審査の結果、2月3日に熊本市である九州ブロック発表会に出場する3人を選抜した。
 出場を決めた曽於家畜保健衛生所の酒見蓉子さんは、「宮崎県における口蹄疫53 件発生に伴う管内の防疫対応」として、昨年8月7日、病性鑑定で口蹄疫を否定できない牛が管内農場で見つかった際の対応について発表した。翌日午前中までに、埋却予定地と防疫従事者を確保。「PCR検査(遺伝子検査)で陰性が判明する2時間前には、緊急消毒ポイント候補地や制限区域内農場のリストアップは終了していた」と報告した。

 ほかの九州ブロック発表会出場者は次の通り(敬称略)。
 鹿児島中央家畜保健衛生所熊毛支所・平島宜昌「乳用牛に発生した牛ボツリヌス症と地域ぐるみで取り組んだ再発防止対策」▽北薩家畜保健衛生所・池畑桂子「放牧におけるキリエノキとヨウシュヤマゴボウ摂食による繁殖牛の死亡事例」


県施設の防疫対策強化へ

口てい疫の問題で、宮崎県は、感染を防ぐことができなかった県の畜産施設などを対象に、最新の消毒設備を新たに導入するなど、対策を進める方針を明らかにしました。

口てい疫の問題では、いずれも宮崎県の施設で、川南町にある県畜産試験場川南支場と高鍋町にある県立農業大学校で、牛や豚に感染の疑いが確認されました。

宮崎県は、感染を防ぐことが出来なかった今回のケースを教訓にして、感染防止の対策を強化する方針をこのほど、明らかにしました。このうち、
畜産試験場川南支場には、エサや資材などを紫外線で殺菌する最新の設備を導入する方針です。
また、
▽県立農業大学校には、家畜を飼育しているエリアの出入り口に、全身の消毒を行う施設を設けることにしています。

このほか、今回、発生しなかった高原町の県畜産試験場にも飼育エリアに職員などが出入りする際のシャワーを設置することにしています。

宮崎県はこうした対策のために、一般会計の補正予算案に2700万円あまりを計上し、今月17日に開会する臨時の県議会に提出することにしています。
01月17日 09時36分 NHKローカル


種雄牛舎と繁殖研究棟 閉鎖型施設を整備へ
[2011年1月17日 10時12分] 大分合同新聞

 県は口蹄(こうてい)疫などに対する防疫体制を強化するため、種雄牛舎と繁殖研究棟を竹田市久住町にある農林水産研究指導センター畜産研究部の敷地内に整備する。昨年、宮崎県で発生した口蹄疫では宮崎牛ブランドを支える種雄牛舎にも感染の疑いが広がり殺処分に追い込まれた教訓を踏まえ、大分県として本年度の追加予算案に盛り込んだ。

 新設する牛舎は平屋で約1200平方メートル。種雄牛32頭を飼育できる。完成は2012年以降を予定している。
 種雄牛舎と精液採取などをする繁殖研究棟が一体化した閉鎖型施設を、現在の牛舎から2キロ離れた採草地に建設予定。国内で口蹄疫が確認された場合、飼育担当者と飼料などの資材を届ける車両を即座に完全分離し、県内の畜産農家へ精液を供給するために必要な種雄牛の殺処分のリスクを回避することができる。
 現在、285万平方メートルの(畜産研究部の)敷地には、乳牛の肥育牛舎や子牛の牛舎などの施設が多数ある。種雄牛舎と繁殖研究棟、各施設の間を縫うように市道や里道が走っている。
 そのため、口蹄疫など伝染力の強い家畜伝染病の感染疑いが出た際に、県内の畜産農家に精液を供給する種雄牛の飼育牛舎を隔離し、完全に防疫することが難しい。
 県は昨年、宮崎県で発生した口蹄疫を受け、県内での感染を未然に防ぐため、竹田市の畜産研究部で飼育管理していた基幹種雄牛を畜産振興公社(国東市国東町)に避難させた。県研究普及課は「口蹄疫は韓国でも猛威を振るっており、日本国内でもいつどこで発生するか分からない。早期の防疫対策の必要性を感じている」と説明した。

2011/01/16

口蹄疫・「口蹄疫被害者協議会」関連記事5

県「怠慢や過失なし」と回答

口てい疫で被害を受けた畜産農家の団体が県の対応の遅れで感染が拡大したとして、責任を問う質問状を提出していた問題で、県側は14日、団体に対して「怠慢や過失はなかった」と釈明しました。

口てい疫で被害を受けた農家でつくる「口蹄疫被害者協議会」の吉松孝一会長らは、今月5日、
▼感染の疑いがある家畜が見つかったときに、もっと速やかに検査を行うべきだったことや、
▼発生当初の交通規制や消毒ポイントの設置が不十分だったことなどを指摘し、
こうした県の対応の遅れが感染の拡大を招いたとして、県の責任を明確にするよう求める質問状を提出していました。

14日は質問状に対する回答を聞くため、吉松会長らが県庁を訪れ、東国原知事と面会しました。

回答は県の担当者から文書で手渡され、対応の遅れについて「指針などに沿って国とも密接に協議しながら進めたもので怠慢や過失はなかった」と釈明しました。

また東国原知事との意見交換で、農家側が「当時、韓国でも口てい疫が発生していたのに、なぜ速やかに検査するという発想がなかったのか」と問いただしたのに対して、東国原知事は「獣医師の県職員が専門的に判断した結果で、ミスはない」と述べ、話し合いは平行線のまま終わりました。

面会のあと吉松会長は、「県には責任を認めた上で、生まれ変わるという姿勢を示して欲しかった。非常に残念だ」と話していました。
01月14日 20時11分  NHKローカル

口蹄疫対策・口蹄被害者協議会が県に要望 2011年01月14日 UMK

一方、口蹄疫の被害農家でつくる口蹄疫被害者協議会は、「韓国で口蹄疫が蔓延しており水際での防疫に万全を期してほしい」と県に要望しました。

口蹄疫対策について、被害者協議会は、早期発見が遅れたことや初動の防疫態勢などが十分でなかったとして県も責任を真摯に受け止め、教訓をいかしてほしいと話しています。

口蹄疫から立ち上がろうと被害農家は、畜産を再開し始めていますが、県庁を訪れた農家の代表は、「韓国で口蹄疫が蔓延していることからさらなる家畜の導入を控える人もいる。

空港などで足元を消毒するマットだけでは不十分で、人についても全身消毒するような設備を設けるなど危機感を持って対応してほしい」と申し入れました。


口蹄疫被害農家 「初動に問題」知事は認めず
2011年1月15日 00:51 カテゴリー:九州 > 宮崎

 家畜伝染病「口蹄疫」の被害農家でつくる被害者協議会(吉松孝一会長)は14日、東国原英夫知事と面会し「再発を恐れて経営再開に二の足を踏んでいる農家も多い」として、空港や港湾の消毒徹底など防疫態勢の強化を求めた。県の初動対応を厳しく追及する農家に、知事が「マニュアルに書いてないんだよ、そんなん」と声を荒げる場面もあった。

 協議会は5日、県に被害拡大の責任をただす質問状を提出。これに対し知事は文書で「県の対応に怠慢や過失はなかった」と回答していた。吉松会長は「マニュアル通りにやったから責任はないというのはおかしい。結果責任はあると思う」と不満を示した。

 また協議会は、県家畜改良事業団の農場(高鍋町)からの口蹄疫発生に関連して、事業団が種牛を移動する前に感染牛が発生していたのではないかと指摘。感染した事業団の牛とされる写真を示す場面もあった。知事は畜産課に対して写真の確認調査を指示した。

=2011/01/15付 西日本新聞朝刊=

知事 口蹄疫で問われた責任 不明のまま 2011年01月15日 asahi.com> マイタウン> 宮崎

 20日に退任する東国原英夫知事。4年間、高支持率を維持し続けた一方、口蹄疫で問われた責任の所在や危機管理能力については、結局はっきりしないままで終わった。

 県の口蹄疫対策検証委の最終報告では、知事の対応の是非についてどこまで踏み込むかも焦点の一つだった。検証委は知事に意見聴取もしたが、最終報告では知事の責任や危機管理に関して言及した項目は無く、わずかに、民間種牛の扱いで「苦渋の判断をした」と記しただけだった。

 また、14日には、知事と口蹄疫被害者協議会との最後の面会もあった。自身も牛約500頭を殺処分された吉松孝一会長は常々「個人攻撃をしたいのではない。牛や豚が28万9千頭も犠牲になった責任の所在をはっきりして欲しいだけ」と語っていた。だが知事はこの日も「我々は忠実にマニュアルや防疫指針にのっとってやってきた」と従来の主張を繰り返すだけだった。

 知事は東京都知事選か国政を目指しているようで、「この国の仕組みを変えたい」と壮大な目標も口にする。だが、その前に、県民の中でも最もつらい思いをした口蹄疫被害の畜産農家たちの心に響く、そして、そうした農家たちの納得を得られるような言葉を聞きたかった。
          (石田一光)

「怠慢や過失認識ない」 被害者協の質問に知事 /宮崎 毎日新聞 2011年1月15日 地方版

 東国原英夫知事は14日、口蹄疫被害者協議会の農家約30人と県庁で面会した。初動防疫の遅れなど県の責任を追及する公開質問状に対して知事は「怠慢や過失があったとは認識していない」などと文書で回答したが、農家の怒りは収まらなかった。

 知事との面会で複数の農家が特に問題視したのは、5月、県家畜改良事業団(高鍋町)の肥育牛の中に、種牛の避難直前に発熱があったことだった。

 県側は、通常の発熱と判断したと説明したが、農家は当時既に口蹄疫が発生していたことから「我々ならまず口蹄疫を疑う」と反発。結果責任を認めるよう求められた知事が「典型的な症状ではなかった。我々は防疫指針に忠実だった」などと気色ばむ場面もあった。【石田宗久】


知事「怠慢、過失はない」 被害者協議会に回答

 東国原知事は14日、口蹄疫被害者協議会(吉松孝一会長)に所属する農家約20人と県庁で意見交換し、被害拡大の原因や初動態勢の遅れに対する県の責任について、「怠慢、過失があったとは認識していない」と回答した。

 協議会は5日、県に東国原知事あての質問状を提出していた。農家から約29万頭が殺処分された県の結果責任について問われた東国原知事はメガネを外して声を荒らげる場面もあったが、「我々は忠実に、マニュアルや指針や法律にのっとって国とも協議してやった。ただ、ウイルスの拡大が我々の予想を上回った」と述べ、責任の所在を明確にはしなかった。

(2011年1月15日 読売新聞)地方版


※関連
口蹄疫・「口蹄疫被害者協議会」関連記事4
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2011/01/post-f370.html

2011/01/15

口蹄疫・宮崎県口蹄疫対策検証委員会「最終報告」関係マスコミ報道2

宮崎県口蹄疫対策検証委員会 最終報告

2010年に宮崎県で発生した口蹄疫の対策に関する 調 査 報 告書
(二度と同じ事態を引き起こさないための提言)
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/parts/000151738.pdf


口てい疫 宮崎県委員会が報告書
1月14日 21時9分 NHK

去年発生した宮崎県の口てい疫の問題で、行政などの対応を検証してきた宮崎県の委員会は、14日、最終報告書をまとめ、国が最初に感染したと推定している農場について「明確な根拠がない」として、引き続き感染源を調査するよう国に求めています。

行政や農家などの口てい疫への対応を巡っては、国の委員会が検証を行い、去年11月に最終報告を行いましたが、宮崎県も独自に委員会を設けて問題点などを検証してきました。

14日にまとまった最終報告書では、国の委員会が最初に口てい疫に感染したと推定している農場について、「明確な根拠がなく、別の農場の可能性もある」と指摘し、国が引き続き感染源の解明を徹底して行うよう求めています。

一方、宮崎県の対応については、家畜の飼育状況の把握や、処分した家畜を埋める土地の確保など、備えが十分でなかったことが感染の拡大につながったとし、抜本的な改善を求めました。そのうえで、消毒の指導を農家に徹底して行うことなどを県に求めるとともに、空港などの水際でウイルスの侵入を防ぐ対策を徹底するよう国に求めています。

報告書を受けた東国原知事は「今後の再発防止策などに生かします」と述べました。報告書は県を通じて国にも提出されます。

県検証委が最終報告 2農場に初発可能性

(宮日 2011年1月15日付)

 県口蹄疫対策検証委員会(座長・原田隆典宮崎大工学部教授、8人)の第5回会合は14日、県庁で開き、最終報告をまとめ、東国原知事へ答申した。7項目42点の課題・論点について検証し、改善点を提言した。感染経路は特定できなかったが、国の調査が「6例目が初発」と推定したのに対し、「6例目あるいは7例目が初発の可能性がある」と指摘。一方で知事の責任については「問題が多すぎ、一人ではどうしようもないレベル」として追及しなかった。

 口蹄疫が最初に発生した農場について、国はこれまで昨年3月31日に検体を採取した感染疑い6例目と推定。しかし、検証委が7例目となった大規模農場を調査したところ、3月下旬には風邪や食欲不振の症状を示し、4月9日に食欲不振改善薬を牛数十頭に投与していた事実が判明。7例目も初発農場の可能性があると結論付けた。

 しかし感染源や経路の解明には至っていないことから、家畜伝染病予防法の改正で疫学調査に強制調査権などを与えるよう提言した。また、早期通報した農場が初発とされる懸念があることから、調査の精度を高めるために定期的な血液採取、診療記録の保存などルール作りも求めた。

 まん延の要因としては、風によって大量のウイルスが運ばれたと推測。抜本的対策として行われたワクチン接種は「もっと早い時期に決定されるべきであった」とした。

 県有種雄牛を特例で避難させたことの是非については結論を避けたが、分散管理の必要性を指摘した。

 また、一部農場で法律に抵触する恐れがある問題が見られた点にも言及。移動制限区域内のある養豚農場が無承認でふん尿を移動させていたことや、7例目の大規模農場では投薬を獣医師ではなく、資格のない従業員が行っていたことなどを明らかにした。

 地域経済に大きな影響が出た非常事態宣言の妥当性については一定の効果を認めつつ、感染拡大の状況に応じて協力レベルも数段階設定すべきなどと指摘した。

 検証委は昨年8月発足。識者8人のほか、県の課長5人からなる庁内調査チームを置き、農家や関係機関から638通の回答を得たアンケート調査や約150人に及んだ聞き取りを実施した。

 答申を受けた知事は「専門的かつ客観的にすべて網羅した検証結果。新たな防疫の教科書になる」と述べた。

 県は防疫、復興対策本部の合同会議を開き、最終報告を基に早急な改善、新たな防疫マニュアル策定に乗り出すことを確認した。


発生地の声、法に反映を 県検証委最終報告(解説)

(宮日 2011年1月15日付)

 県の口蹄疫対策検証委員会が14日にまとめた最終報告には「疫学調査チームに強制調査権」「種雄牛など特例扱いはあらかじめ法に列挙」「発生農場の所在地公表」など数多くの提言が盛り込まれた。国内に類をみない被害を及ぼした伝染病を経験したからこそだが、国の検証委員会の最終報告とはかなり毛色が異なる。そのため、この教訓が次期国会に提出される家畜伝染病予防法の改正案にどこまで反映されるかは不透明だ。発生地の声を県や本県関係国会議員が与野党共闘して国に粘り強く届ける必要がある。

 今回の防疫対策で県は昨年5月上旬にワクチン接種の検討を国に要望したが、政府が方針を決めたのは2週間後の同月19日。「マニュアルの想定を超えている」と感染拡大の実情を訴えたにもかかわらず、防疫方針が見直されるまでに時間を費やした。

 国の防疫指針や県の対策マニュアルは2000年の前回発生を踏まえて策定された。しかし、前回のウイルスは感染力が弱く、口蹄疫に対する認識を見誤らせた可能性が高い。ワクチン接種についても言及はあったが、具体的な方法論が明記されず、机上の空論とのそしりは免れない。

 防疫方針は農林水産省が専門家の委員会に諮る形で決定したが、急速に拡大する口蹄疫では後手に回った。今回の反省を踏まえ、法やマニュアルは広範囲に事態を想定し、備える必要がある。

 口蹄疫ウイルスは変異が激しく、症状が多様なため、各国でも対応に苦慮している。韓国は日本より先進的な防疫マニュアルを有しているが、昨年11月からの発生では殺処分対象が150万頭を超え、終息の見通しが立っていない。国際獣疫事務局(OIE)が認定する清浄国はアジアで3カ国。日本も来月復帰する見通しだが、侵入の懸念は今後もつきまとう。

 県の検証委は「完璧なマニュアルを目指す一方で、その想定範囲を理解し、想定範囲を超えた事象に迅速かつ柔軟に対応できるかが重要」と訴える。今回、国も県も畜産農家も口蹄疫の恐ろしさ、硬直化した対策の無力さを嫌と言うほど味わった。発生地の声を法や指針に反映させるのはもちろんだが、法や指針にも限界があることも記憶にとどめておきたい。(口蹄疫取材班・野辺忠幸)

報告書要旨

 県口蹄疫対策検証委員会が14日に公表した最終報告書の要旨は次の通り。

 【早期通報】現在の疫学調査の手法では早期に通報した農家が初発とされるため、農家が通報しなくなる恐れがある。早期通報を確保するため、殺処分される患畜・疑似患畜に対する手当金を全額支給するべきだ。意図的に通報しなかった場合は、ペナルティーを科すなどの対応が必要となる。

 【感染拡大】1例目が確認された時点で、既に多くの農場に広がっていると想定すべきだった。「モグラたたき」的な手法ではなく、一定範囲の予防的な殺処分についても、検討する必要がある。

 【県有種雄牛】公平性の観点から特例は一切認めるべきではなかったとの意見もある。今後、特例は法律に列挙したものに限り、適用についても公表することが望ましい。

 【発生農場の情報提供】農家から「知らずに危険な場所に立ち入る危険性がある」などの意見が出た。口蹄疫が発生した場合、周辺農場の防疫を適切に行うため、発生農場の所在地などの公表が必要。発生農家の精神的負担を緩和するため「国家防疫の観点から公表は当然のこと」という環境づくりも重要となる。

宮崎県 口蹄疫検証委が報告書 感染源解明継続を

日本農業新聞 1月15日

 宮崎県で昨年発生した口蹄疫を検証してきた県口蹄疫対策検証委員会(座長=原田隆典宮崎大学教授)は報告書をまとめ、14日、東国原英夫知事に渡した。

報告書は、発生農場を科学的に検証できるよう定期的なサーベランス検査などの、新たなルール作りが必要だと協調。初発農場の特定では国の疫学調査の指摘とは異なり、「6例目あるいは7例目が初発農場の可能性がある」との表現にとどめるべきだとした。

 感染源、感染経路を特定できなかったことから、汚染源解明の調査継続、疫学調査の立ち入り調査権の法的な明文規定も求めた。口蹄疫の特徴が多様なため、「典型的な口蹄疫症状」という考え方を改めた上、感染を明確に否定できる場合以外は、農家からの依頼に対し、国へ検体を送ることが必要だとした。

 口蹄疫のまん延防止では、家畜の殺処分を繰り返す「モグラたたき」的な対策を改め、一定範囲内での予防的殺処分も検討し、抗ウイルス剤の開発を急ぐよう訴えた。

 報告書を受けて、東国原知事は県口蹄疫対策本部会議を開き、「報告書の指摘に対し、対応するように」と訴えた。

「初発」国と異なる見解 県の口蹄疫検証委 2011年01月15日 asahi.com> マイタウン> 宮崎>

 宮崎県で昨年4月に発生した家畜伝染病、口蹄疫に対する国や県の対応などを検証してきた同県の口蹄疫対策検証委員会(座長・原田隆典宮崎大教授)は14日、最終報告をまとめた。最初のウイルス侵入について国の疫学調査チームの推定と異なる農場の可能性を指摘。一方で、感染原因の特定には至らず、「意図的な見落としや報告遅れはない」とした。

 国の疫学調査チームが昨年11月に出した中間報告では、発生確認6例目の水牛農家(都農町)が最初のウイルス侵入農場と推定された。最も早い3月26日に初期症状が確認され、同31日に採取した検体が遺伝子検査で陽性だった。同チームは今年度末までに最終報告をまとめる。

 これに対し、県の検証委は、7例目の大規模牛農場(川南町)の可能性を指摘した。この農場では3月下旬に体調を崩した牛がいたことが聞き取り調査でわかり、最終報告で「6例目が初発と結論づける明確な根拠はない」とした。この農場では1人の専属獣医師が多数の関連農場も担当していたことから「家畜伝染病予防法だけではなく、獣医師法に照らしても問題がある疑いがある」と指摘。7例目の発生以降、殺処分が顕著に遅れ始めたともした。

 農林水産省の対策検証委員会は昨年11月の最終報告書で県の初動の遅れなどを指摘した。これについて、県の最終報告は「県は防疫指針に基づいて、基本的に国と協議しながら対策を講じており、むしろ問題は防疫指針を超える対応が取れなかったことにある」などとした。また、国の対応については、ワクチン接種はもっと早い時期に決定されるべきだったとした。

 県の問題点としては、事前に埋却地が準備されていなかったことなどで家畜の殺処分に時間がかかり感染拡大の要因となった▽口蹄疫を想定した研修や訓練がされていなかった▽口蹄疫の可能性が否定できなければ速やかに国に検体を送る判断も必要だった▽当初は民間の獣医師の活用が不十分だった▽事態の進展に追いつかず、人員の有効活用や計画的な処理ができなかった――などを挙げている。


問題と改善点を指摘 「惨劇繰り返すな」 対策検証委が最終報告書 /宮崎

毎日新聞 2011年1月15日 地方版

 有識者らで構成する県口蹄疫(こうていえき)対策検証委員会が14日まとめた最終報告書。国の検証委や疫学調査チームとは別途に独自の聞き取り調査などを重ね、問題点と今後の改善の在り方を、7項42目にわたり検証した。

 検証委は8月に設置され、約150人への聞き取り調査など計5回の検証を重ねた。

 東国原英夫知事に最終報告書を手渡した座長の原田隆典・宮崎大教授(危機管理)は「惨劇を繰り返してはならないという思いで公正に検証した」と述べた。知事は「重厚・重層的な報告で、今後の対策に生かしたい」と応じた。

 報告書は提言を含めて5章構成で計97ページ。感染源や感染経路解明の成否、初期対応の判断と対処。県の危機管理体制や国、市町村との連携・協力などの視点で検証した。

 同じ事態を繰り返さないための国や県、畜産農家への提言では、ウイルスを国内に入れない水際対策▽家畜に感染させない防疫対策▽感染した場合の早期発見・通報▽被害を最小限に食い止める迅速で徹底した防疫措置の必要性を強調。危機管理体制の構築や家畜伝染病予防法の見直しなども掲げた。【石田宗久】

県検証委独自性を発揮 口蹄疫 最初の感染 国と違う認識

 県の口蹄疫対策検証委員会は14日に最終報告書をまとめたが、最初に感染した農場について国と違った認識を示すなど独自の内容となった。座長の原田隆典・宮崎大教授は「地元の意見を反映し、やや網の目が粗い国の報告書をカバーする内容に仕上がった」と語った。

 報告書は182ページにわたり、表題は「2度と同じ事態を引き起こさないための提言」。「感染源と感染経路」、「発生前の防疫意識」「初期対応」「県の危機管理体制」――などの視点から42の課題を洗い出し、国や畜産農家などへの提言も盛り込んだ。

 最初に感染した農場については、農家から多くの疑問が寄せられた問題でもあり重点的に検討した。国の報告書が6例目の水牛農家と推定したことに対して、「(特定する)明確な根拠がない」と反論。「6例目あるいは7例目が初発の可能性がある」と結論づけたが、感染源については特定できず、「国に徹底した調査を求める」とした。

 また、県内での発生以前に韓国など近隣諸国で口蹄疫が流行していたにもかかわらず、行政や農家、関係団体に、「発生しても早期に抑えられるという、認識の甘さや油断があった」と指摘。発生当初も、国と県は発生確認農場の順に感染が広がっていると考え、防疫措置が「モグラたたき的な手法」にとどまったとした。

 原田座長は「国の報告書とは違った点もあるが、提言なども盛り込み口蹄疫に関する教科書と言える内容に仕上がった」と語った。

     ◇

 東国原知事は、最終報告書を受け取った後、県庁で口蹄疫対策本部会議を開いた。会議では報告書の内容が各部局長らに伝えられ、隣国の韓国で口蹄疫が流行し予断を許さない状況の中、空港などの水際対策に力を入れることなどが確認された。

 会議終了後、東国原知事は、記者団から報告書で言及されなかった知事自身の行動評価について問われ、「結果的に29万頭の殺処分となった責任は感じているが、怠慢や手抜き、過失はなかった。全体、最適を考え、万全の対策、努力をしてきたつもりだ。(検証委員会にも)それはご理解いただいていると思う」と話した。(関屋洋平)

(2011年1月15日 読売新聞)地方版


県などの認識の甘さ批判 口蹄疫宮崎県検証委が最終報告
(2011 01/15 06:30) 南日本新聞

 昨年発生した宮崎県の口蹄(こうてい)疫問題で、県の対応などを調べてきた県対策検証委員会(座長・原田孝典宮崎大教授)は14日、最終報告書をまとめ、東国原英夫知事へ提出した。報告は「発生前の行政や農家の危機意識、準備は不十分だった」と県などの認識の甘さを批判した。

 7項目42の課題を検証し改善策を列挙。発生前の状況について「県は韓国での口蹄疫54 件発生を受け、昨年1月防疫会議を開いたが、農家への指導の徹底を強く呼びかけるものではなかった。農家も飼養衛生管理基準の存在の認識がなかった」と指摘した。改善策では、鹿児島県が行った口蹄疫の症状や注意事項を記したチラシの全農家配布などを挙げた。

 県による農家の実態把握は「埋却地の事前準備や患畜の処理法の協議がなく、殺処分に時間を要し感染拡大の要因になった」と批判した。


※関連

口蹄疫・宮崎県口蹄疫対策検証委員会「最終報告」関係マスコミ報道1
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2011/01/post-8d86.html

2011/01/14

口蹄疫・宮崎県口蹄疫対策検証委員会「最終報告」関係マスコミ報道1 

検証委“感染源調査継続を”

行政や農家などの口てい疫への対応を検証している宮崎県の委員会は、国が最初に感染したと推定している農場について「明確な根拠がない」として、国に引き続き調査するよう求める最終報告書をまとめました。

行政や農家などの口てい疫への対応を巡っては、国の委員会が検証を行い去年11月に最終報告を行ったほか、宮崎県も独自に委員会を設けて問題点などを検証してきました。

14日は午前中、県庁で県の委員会の最後の会合が開かれ、宮崎大学教授で危機管理が専門の原田隆典座長ら8人が、これまでの調査などを踏まえて最終報告書を取りまとめました。

報告書では、国の委員会が家畜が最初に感染した農場について、明確な根拠がないのに6例目と推定したと指摘し、7例目の可能性も含めて国が引き続き徹底した調査を行うよう求めています

また、宮崎県の対応については、
▼農場で飼育されている家畜の数の把握や、
▼処分した家畜を埋める土地の確保など、
備えが十分でなかったとして、こうした対応が感染の拡大につながったと指摘しています。

その上で、県が消毒などの指導をこれまで以上に農家などに徹底して行うことや、国に対しても空港などの水際でウイルスの侵入を防ぐ対策を徹底するよう求めるべきだとしています。
この最終報告書は、東国原知事に提出され、今後の県の再発防止策などに生かされることになっています。
01月14日 12時21分 NHKローカル

※夕方のニュースでは下の様に更新された。

検証委“感染源調査継続を”

行政や農家などの口てい疫への対応を検証している宮崎県の委員会は、国が最初に感染したと推定している農場について「明確な根拠がない」として、国に引き続き感染源を調査するよう求める最終報告書をまとめました。

行政や農家などの口てい疫への対応をめぐっては、国の委員会が検証を行い去年11月に最終報告を行ったほか、宮崎県も独自に委員会を設けて問題点などを検証してきました。

14日は県庁で、県の委員会の最後の会合が開かれ、宮崎大学の教授で危機管理が専門の原田隆典座長ら8人の委員が最終報告書をまとめました。

報告書では、国の調査チームが、最初に感染したと推定している農場について、「明確な根拠がなく、別の農場の可能性もある」と指摘し、国が引き続き感染源の解明を徹底して行うよう求めています。

また宮崎県の対応については、
▼家畜の飼育状況の把握や
▼処分した家畜を埋める土地の確保など、
備えが十分でなかったことが感染の拡大につながったとして、抜本的な改善を求めています。

その上で、
▼消毒などの指導を農家などに徹底して行うことを県に求めるとともに、
▼空港などの水際でウイルスの侵入を防ぐ対策を徹底するよう国に求めています。

委員会は報告書を東国原知事に提出し、東国原知事は「今後の再発防止策などに生かしていきます」と答えました。
この報告書は県を通じて国にも提出されることになっています。

県の検証委員会のメンバーは、東国原知事に報告書を提出したあと、県庁で記者会見を行いました。
この中で原田座長は、「口てい疫に関する詳細な報告をまとめることができた。今後の日本の畜産に生かす指針ができたと思う」と述べました。

その上で、「誰も今回のような事態を想定しておらず、準備もまったく行われていなかった。県と国が協議しながら対策を進めなければならず、判断に時間がかかったことが被害の拡大につながった。今回を教訓に問題点の改善を進めてもらいたい」と求めました。

01月14日 12時21分 NHKローカル


東国原知事“責任感じる”

最終報告書について東国原知事は記者団に対して、「専門的できめ細かく、また公正な立場の報告書で、宮崎県にとっての反省点、耳の痛い指摘もある。今回の指摘を真摯に受け止め、今後の県の対策に生かしていきたい」と述べました。

また、知事の責任に触れていない点について記者から質問されると、「われわれの予想を超えて感染が拡大し、結果としておよそ29万頭の家畜を処分することになった。県のトップとしての責任は感じている。ただ、そこに怠慢や手抜きはなく、対策に努めていたという点を検証委員会には理解してもらったのではないか」と述べました。

01月14日 17時53分 NHKローカル

報告書受け県が対策会議

最終報告書の提出を受けて東国原知事は14日、県庁の幹部らで構成する口てい疫の対策本部会議を開き、早急に今後の対策の改善に生かすよう指示しました。

この中で東国原知事は、「検証委員会には客観的な指摘をいただいた。しっかりと受け止めて今後の対策に生かして行かないといけない」と述べ、報告書を踏まえて今後の対策を早急に改善するよう指示しました。

会議に出席した高島俊一農政水産部長は、
▼感染の早期発見や通報、
▼消毒の徹底などの改善策を早期に取りまとめる考えを示しました。
01月14日 17時53分 NHKローカル


専門家“感染源県が調査を”

県の検証委員会の最終報告書について、家畜の伝染病対策で国際的な動向に詳しい鹿児島大学の岡本嘉六教授は、「全体的には国の検証委員会の最終報告書と大きく食い違うところはない。ただ最初に家畜に感染した農場がどこかという点について県の報告書は国に調査を求めているが、まずは現場に近い県が徹底した調査を行うべきだと考える。また、県の対応の検証について、何が問題だったのか、より具体的な指摘が必要だと感じた」と話しています。
01月14日 17時53分 NHKローカル

県口蹄疫対策検証委、最終報告提出へ MRT (01/14 12:04)

県の口蹄疫対策検証委員会は、14日、最終の調査報告書をとりまとめ、東国原知事に提出します。
この委員会は、口蹄疫の一連の対策について、問題点の検証などを目的に県が設置したもので、これまで、関係者からヒアリングを行なうなどして調査を進めてきました。

委員会では、14日、東国原知事に、調査報告書を提出することにしていて、午前10時から、県庁で、最終の報告書について意見交換を行いました。

調査報告書案は、7項目に分けられていて、このうち、特定に至っていない感染源の解明については、国に対し、徹底した調査を継続することを求めています。

また、初期対応については、防疫指針を超える部分で、道路の封鎖が、迅速に判断、対処できなかったとしています。
検証委員会では、14日午後、東国原知事に報告書を提出することにしています。

※夕方のニュースでは下の様に更新された。

口蹄疫対策検証委が最終報告 MRT (01/14 19:08)

県の口蹄疫対策検証委員会は、14日、最終の調査報告書をまとめ、東国原知事に提出しました。

報告書には、国が初発と推定した6例目の農場について、「明確な根拠がない」と指摘。
7例目の大規模農場も含め、徹底して調査するよう国に求めています

この委員会は、口蹄疫の感染ルートの調査や、防疫対策の問題点の検証を目的に、県が設置したもので、市町村や農業団体の代表、それに、学識経験者など、8人の委員で構成されています。

委員会では、これまで、関係者からヒアリングを行うなどして調査を進めてきましたが、14日、最終の調査報告書をまとめ、東国原知事に提出しました。

(東国原知事)「しっかり検証して今後の対策にいかしていく」

調査報告書は、口蹄疫対策の問題点が、7項目42点にわたってまとめられていて、それぞれの問題点ごとに、検証結果と今後の改善のあり方が提言されています。

(県口蹄疫対策検証委員会・原田隆典座長)「日本の畜産の口蹄疫問題の教科書あるいは今後にいかす指針が出来たのではないかと思っている」

それでは、主な内容をみてみましょう。

まず、口蹄疫の初発農場については、国の疫学調査が6例目の農場と推定しているのに対し、「6例目だけでなく、7例目の農場も初発の可能性がある」として、引き続き徹底した調査を国に求めています。

また、県の初期対応については、消毒ポイントの設置や道路封鎖など、防疫指針に基づいた対応だったが、状況を踏まえ、柔軟な対応が必要だったと指摘

さらに、県の種牛の特例措置については、評価する意見と認めるべきではなかったとする意見に分かれたとして、今後、特例事項については、法律に挙げているものに限ることが望ましいとしました。

このほか、危機管理体制については、県庁内に、国と県の2つの対策本部があり、それぞれが市町村などに連絡や指示を行ったことから、現場で混乱をきたす要因となったと指摘

発生直後から国・県・市町村などが一体となった合同対策本部を現地に設置すべきと提言しています。

(東国原知事)「専門的かつ客観的な検証結果ではなかったかなと思った。
県に対しても我々が反省しなければいけない耳が痛い部分もあった。
これは真しに受け止めて今後の対策対応にいかしていかなければならないと思っている」

報告書は、県を通じて、国にも提出されることになっています。


※UMKでは昼のニュースでは取り扱わなかった。

県口蹄疫検証委員会が最終報告 2011年01月14日 UMK

県の口蹄疫対策検証委員会は、口蹄疫問題への指摘と改善点をとりまとめ、東国原知事に最終報告を行いました。

県の口蹄疫対策検証委員会は、これまで4回開かれ、被災地域での聞き取りやアンケート調査などを行ってきました。
特に、県の初動対応や防疫対策について、綿密な意見聴取を行ったため、予定より2ヵ月遅い最終報告です。

きょうは午前中、最後の委員会が開かれ、最終報告書のとりまとめを行いました。

報告書では、最初に感染した農場について、「国の検証委員会が、6例目と指摘しているが、7例目が最初の可能性もある」として、引き続き、国は、徹底した疫学調査を行うべきだ、としています。

また、口蹄疫の感染源については、科学的なサンプルや証拠などの面で、特定するに至らず、今後は、立ち入り調査や、強制調査権を明文化し、国が調査を継続することを、強く求めています

更に、県の防疫対応では、実際の家畜頭数の把握や、殺処分した家畜の埋却場所の確保などの備えが、出来ていなかったことが、被害を拡大したと、指摘しています。

また、口蹄疫の再発を防止するためには、国に対して、空港や港など、水際でのウイルス侵入を防止する対策を継続して行うことや、県としても、農家への消毒指導を徹底することなどを求めています

記者会見で、原田座長は、この報告書を、国に送り、再発防止に役立てて欲しいと話しています。

報告を受けた東国原知事は「国や県の初動対応への指摘や、現実に即したさまざまな提言をいただいた、今後の防疫対応に生かして生きたい」と述べました。

このあと、報告を基に口蹄疫復興・防疫対策会議が開かれました。

県では、韓国で口蹄疫が拡大していることから、空港出入り口での、靴底の徹底消毒や、フェリーから降りてくる車両の消毒のほか、ゴルフ場やホテルでも、防疫強化を呼びかけることにしています。


「風でまん延」可能性指摘 宮崎県口蹄疫検証委が最終報告
2011年1月14日 21:21 カテゴリー:社会 九州 > 宮崎

 宮崎県で昨年まん延した家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」について同県の検証委員会(座長・原田隆典宮崎大教授)は14日、最終報告書をまとめて東国原英夫知事に提出した。感染源の特定はできなかったが、風によってウイルスが飛散したことが爆発的な感染を招いた一因と言及した。最初にウイルスが侵入した場所として、国の検証委が都農町の水牛農場と推定したことについては「結論付ける根拠はない」として、川南町の大規模農場の可能性もあるとした

 報告書は、県の防疫意識の甘さを指摘。「国の防疫指針に照らせば大きな問題はなかった」とする一方、殺処分した家畜の埋却地を事前に確保していない▽各農場の飼育頭数などの情報把握が不十分▽国の衛生管理基準を農家に周知徹底していなかった-などを挙げ「南九州各県と比較して不十分な点が多かった」と批判した。

 国に対しては、拡散を防ぐワクチン接種を「もっと早い時期に決定すべきだった」との認識を示した。指揮命令系統が不明確なまま国と県の対策本部が存在して現場を混乱させたとして、役割分担の徹底や合同対策本部の必要性を課題に挙げた。再発防止策として、防疫指針の想定を超える事態にも弾力的に対応できるシステムの構築や、疫学調査に強制調査権を認めることも国に求めた

 県の種牛を殺処分から除外した特例については、国が「例外を認めるべきではない」と結論付けたのに対し、県の検証委は賛否が分かれ、両方の意見を併記した。

 県は報告を踏まえ、近く防疫マニュアルを改定する。

=2011/01/14 西日本新聞=

宮崎口蹄疫「風で拡散」県検証委が最終報告  宮崎県で昨年発生した口蹄疫を巡り、同県の対策検証委員会は14日、最終報告書をまとめた。感染拡大のルートについては「風によって大量のウイルスが運ばれたと推測される」と指摘。ワクチン接種の判断が遅れるなど県と国の漫然とした初動対応が「大きな反省点だ」と結論付けた。

 検証委は宮崎大などの有識者を委員にして、県が8月に設置。畜産農家や東国原知事から聞き取りなどを行った。

 国の検証でウイルスが人や車に付着して感染が広がったとされたのに対し、県の検証委は、感染の規模からみて、家畜のよだれやふんに含まれたウイルスが、風に飛ばされて広がったケースが多いと考えるのが妥当だとした。

 さらに、感染を食い止めるため、5月下旬に始まった殺処分を前提としたワクチン接種について、「爆発的な被害が出始めた5月初旬には実施を判断すべきだった」と指摘。初期段階で、大規模な交通封鎖を行うことの必要性についても言及した。

 感染発生地域周辺の健康な家畜を食肉処理して家畜空白地帯をつくるための早期出荷対策についても言及した。

 対策に従った農場で感染が発生したことや、ほとんど効果がなかったことに触れ、「農家の不安、疑念を大きくした。机上の対策は無力で現場の混乱を招くだけ」とする見解を示した。

(2011年1月14日 読売新聞)


口蹄疫で交通封鎖や飼育規制提言 宮崎県検証委が最終報告


 口蹄疫問題で宮崎県の検証委員会(座長・原田隆典宮崎大教授)は14日、口蹄疫発生時の大規模な交通封鎖や、過密飼育緩和に向けた飼育頭数規制の検討を提言する最終報告書をまとめ、東国原英夫知事に提出した。これを踏まえ、県は2月にも防疫マニュアルを改訂する方針

 最終報告書は感染源について「特定に至らなかった」とし、農場に対する強制調査権を行政に持たせることを検討するよう要請。爆発的拡大の要因として「風によって大量のウイルスが運ばれたことも多かったのではないか」と指摘した。

 発生時には、大規模な交通封鎖など踏み込んだ対応が必要と提言。大規模農場での感染拡大リスクが大きいとして、1農場当たりの飼育頭数に上限を設けることも検討するよう求めた。

2011/01/14 13:20 【共同通信】

※風での感染拡大が西日本新聞、読売新聞に大きく書かれているが、

2010年に宮崎県で発生した口蹄疫の対策に関する調 査 報 告書
(二度と同じ事態を引き起こさないための提言)
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/parts/000151738.pdf

これによると

感染拡大のルートについて
【検証結果】
○ 感染の拡大を何が媒介したかに関しては、国の疫学調査でも特定されていないが、発生農場間の人の動き、家畜・飼料配送車両、風、鳥やハエ等の媒介によるものなどが考えられる。

○ 感染拡大期には、大半の農場が徹底的に消毒を行い、外出を自粛し、人や車両の出入りも遮断していたにもかかわらず、感染が止まらなかったことから、感染の初期段階とまん延段階では、排出されるウイルス密度(空気中の単位体積当たりのウイルス量)が大きく異なり、感染を媒介したものも異なると考えられ、特に、風(飛沫)によって大量のウイルスが運ばれたことによるものも多かったのではないかと推測される。

○ したがって、多数の農場が感染し、大量のウイルスが拡散されて空気中のウイルス密度が高かったと思われるまん延期では、農家が飼養衛生管理基準を遵守していたとしても、感染を防ぐことは難しかったのではないかと考えられる。
ただし、消毒や人・物の出入りの制限などを徹底し、最後まで感染しなかった農場もあり、各農家が飼養衛生管理基準の遵守を徹底し、防疫対策に最善を尽くすことが重要であることは言うまでもない。

感染の初期段階とまん延段階では、排出されるウイルス密度(空気中の単位体積当たりのウイルス量)が大きく異なり、感染を媒介したものも異なると考えられ、特に、風(飛沫)によって大量のウイルスが運ばれたことによるものも多かったのではないかと推測

と、書かれている。
読売新聞のあたかも風が感染拡大の全ての原因であるかの様な書き方には違和感を感じる。
っていうか、読売の記事を書いた人は調査報告書、きちんと読んでいないでしょ。

口蹄疫・韓国野球キャンプ関連記事

韓国野球キャンプの日程変更

韓国のプロ野球チームが、西都市で13日からキャンプを行う予定でしたが、韓国で口てい疫の感染が広がっていることについて、畜産農家から心配する声が相次ぎ、球団側は、期間を短くして今月下旬から行うことになりました。

西都市によりますと、市内で毎年、キャンプをしている韓国のプロ野球チーム「斗山ベアーズ」はことしも、13日からおよそ1か月、西都原運動公園でキャンプを行う予定でした。

しかし、韓国で口てい疫の感染が広がっていることについて、去年、口てい疫が発生した西都市内の畜産農家から心配する声が市に相次いで寄せられ、市が現状を伝えたところ、球団側が日程や場所を見直したということです。

その結果、キャンプは、今月17日から24日まで大分県別府市で行われ、西都市では今月26日から来月12日まで行われることになりました。

受け入れの窓口の西都市スポーツ振興課は、「宮崎県で口てい疫が発生した際に、県外で見られた不適切な対応を自分たちが行ってはならないと考えておりチームを受け入れたい。消毒対策を徹底するなど、万全の対策で臨みたい」と話しています。

01月12日 12時21分 NHKローカル


口蹄疫懸念で日程変更 韓国球団・西都キャンプ
宮日 2011年01月12日

 韓国で口蹄疫の感染が拡大している問題で、西都市で13日から約1カ月間予定されていた同国プロ野球・斗山(ドゥサン)ベアーズの春季キャンプ日程が11日、変更された。

 再発生を懸念する畜産農家から反発の声が上がったためで、キャンプの序盤をいったん大分県別府市が受け入れ、その後、期間を短縮して西都入りする。

 ベアーズは、2007年から春季キャンプを毎年、西都原運動公園野球場で実施。今年は1軍選手ら約70人が12日に本県入りし、宮崎市内に宿泊しながら西都市で2月12日まで練習する予定だった。

 しかし、市がキャンプ受け入れに理解を求める文書(6日付)を畜産農家に送ったところ、市役所などに苦情が相次ぎ、市が対応を協議。

 反発が根強い現状を球団に伝えたところ、球団が別府市と日程を調整。17日~24日に別府市で、26~2月12日まで西都市で実施する計画になった。その後、宮崎市佐土原町の久峰総合公園で2月15日~3月1日までキャンプを続ける。

 別府市観光まちづくり課によると、同市には韓国から年間約10万人の観光客が訪れており、「キャンプ受入れは何の問題もない」という。

 一方、西都市は11日、市議会口蹄疫対策調査特別委員会が午前中から協議。「納得できないが、受入れるなら徹底した防疫措置を」とした申入書を橋口和美市長に提出した。

 橋田市長は宮崎日日新聞社の取材に対し、「キャンプを拒否しなかったのは、宮崎での口蹄疫発生で県民が県外で差別的な扱いを受けたことを、自分たちが行ってはならないと思ったから。畜産農家の心情は理解できるので消毒を徹底する」と述べた。

 韓国球団の本県キャンプはこのほか、起亜(キア)タイガーズが日向市入りするが、2月24日までの日程に変更はないという。スポーツランド構想を推進する県は、韓国から球団を受入れる宮崎、西都、日向市に消毒の徹底を求める文書を送付した。


韓国球団宮崎キャンプ、口蹄疫懸念の声相次ぎ短縮

 家畜伝染病「口蹄疫」で約2万頭の家畜が殺処分された宮崎県西都市で、13日から約1か月間予定されていた韓国プロ野球球団「斗山(ドゥサン)ベアーズ」(本拠地・ソウル)のキャンプが、約2週間短縮されたことがわかった。韓国で口蹄疫が流行しており、市内の畜産農家から再発を懸念する声が相次いだためという。

 西都市によると、ベアーズは2007年から毎年、市内で春季キャンプを実施。今年も13日~2月12日の日程で予定していた。

 ところが、市が今月に入り、キャンプの受け入れに理解を求める文書を市内約360の全畜産農家に送付したところ、「口蹄疫のウイルスが持ち込まれる恐れがある。再発が心配」などと反発する声が相次いだ。

 農家の反応を市から聞いた球団側は、西都市でのキャンプ期間を短縮し、代わりに大分県別府市で17~24日にキャンプを行うことにした。その後は26日~2月12日は西都市で、2月15日~3月1日は宮崎市で予定通り行う。別府市観光まちづくり課は「市内に畜産農家は多くないため、反発の声はない」としている。

 宮崎県はこれまでに県内全市町村に対し、韓国のスポーツチームなどを受け入れる際は、施設などの消毒を徹底するよう求める文書を発送している。

(2011年1月12日 読売新聞)


影響懸念 韓国プロ野球・斗山ベアーズ、キャンプ日程を短縮 /宮崎
毎日新聞 2011年1月13日 地方版

 ◇西都市の要請を了承
 韓国で口蹄疫(こうていえき)が拡大していることを受け、プロ野球斗山ベアーズ(本拠地・ソウル市)は、13日から予定していた西都市での春季キャンプの日程を短縮・変更して行うことにした。畜産農家から苦情や反発の声が上がったため、市が現状を報告し、球団側も了承した。キャンプは2月12日まで行う予定だが、開始を26日からとした。球団は17~24日は大分県別府市に会場を変更した。

 ベアーズの西都市キャンプは07年から始まり、市は今年も受け入れる方針で、事前に約360戸の畜産農家に文書を配布し、理解を求めた。しかし、「ウイルスを持ち込むかもしれない」という苦情が相次ぎ、市議会口蹄疫対策調査特別委員会も全会一致で受け入れ反対を決議した。

 西都市は「県内で発生した時は一部で差別的な扱いを受けたが、自分たちは韓国チームに対してそうしてはいけないと考えていたのだが……。斗山側が理解を示してくれて感謝したい」と述べた。一方、別府市は「韓国人観光客は多く、施設を貸すことを拒否する理由はない。市民からも反発はなく、問題はない」と話している。

 また、韓国の起亜タイガースは、予定通り日向市キャンプを実施する。市観光振興課は「ホテル、施設などでの消毒は徹底させたい」としている。【小原擁】


2011
▲写真は霞神社のお札

※以下、センム的独り言

韓国のプロ野球チームのキャンプについては色々な意見があると思います。
韓国でこれだけ大規模に口蹄疫が拡がっている以上、来ないでくれっていうのが正直なところ。

ただね、西都市長が

橋田市長は宮崎日日新聞社の取材に対し、「キャンプを拒否しなかったのは、宮崎での口蹄疫発生で県民が県外で差別的な扱いを受けたことを、自分たちが行ってはならないと思ったから。畜産農家の心情は理解できるので消毒を徹底する」と述べた。

と語ったわけも分かるんです。

豊後大野市の施設利用制限、農相も「行き過ぎ」 2010年06月19日 http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=27960&catid=410

 山田正彦農相は18日の会見で、大分県の豊後大野市が本県の口蹄疫発生自治体のスポーツ団体などの利用制限を決めた問題について、「ちょっと行き過ぎではないか」と疑問を呈した。また、本県産の農産物へ風評被害がないよう引き続き業者らを指導していることを報告した。

 山田氏は豊後大野市の対応に「ちょっと行き過ぎではないかと思っていたところ、市長が緊急コメントを出した。決して(利用を)制限するということではないみたいだ」と述べた上で、「このようなことがあちこちであるのではないかと危惧(きぐ)している」と、同様の事態の発生に懸念を示した。

 また山田氏は「宮崎産の青果物を扱わないとか、風評被害が起こらないよう十分気を付けてほしいと業者、関係団体に生産局などが指導している」と、被害防止に努めていることを報告した。

 豊後大野市は川南町など口蹄疫発生地域の4市6町のスポーツ団体などに対し、同市の体育館など100施設の利用を制限することを決めていた


↑こういうのもあったし、

「県外のとある施設に家族で出かけたところ、駐車場に車を停めようとしたら係員がやって来て、宮崎ナンバーの車は停められないと言われ、そのまま帰らざるを得なかった」とか、

「県外のコンビニに入ろうとしたら車に石を投げられた」とか

「県外の某所の駐車場に車を停めていたところ、サイドミラーを割られた」とか

・・・・・本当かどうかは知る由もないけれど、色んな話が聞こえてきたわけです。
あからさまに「宮崎県ナンバーの車の立ち入りを禁止します」という看板を出していた所もあったみたいだし。


口蹄疫のさなか宮崎の畜産農家が、ほいほい出歩いていたなら、そりゃ怒られて当然なんです。
もう、当時は石を投げられても仕方がないとまで思っていました。
(もっとも発生地域の畜産農家は、日々の買い物に行くのも控え、できるだけ出歩かない様にしました。
中には子供に休学させたり、幼稚園や保育園を辞めさせた親だっているわけですが。)

でも上に挙げたのは、いずれも畜産とは関係のない一般の宮崎県人からの話です。


まぁ、そこまで徹底していたからこそ、宮崎県外に口蹄疫のウイルスが出ることが無かったと言われれば、返す言葉は無いのだけれど、畜産農家でもない一般の人達のことを思うと、豊後高田市のニュースにしても、「県民が県外で受けた差別的な扱い」にしても、私はすごく腹が立ったわけ。

腹が立つと同時に、ものすごく悲しかったのです。

こういった扱いに腹を立てた以上、西都市や日向市が韓国プロ野球のキャンプを受入れたことに対して、広島県庄原市が韓国のテレビのロケ隊受入れを決めたことに対して、怒る資格も色々と言う資格も、私には無いと思ってしまうのです。


なんだかんだ言っても一番は「日本の水際対策」がいまひとつ信用できないからこそ、皆心配するんですよね。
日本もオーストラリア並みの水際対策を取らなきゃならない時期に来てると思います、マジで。

※1月15日追記  西都市がキャンプ受入れ時の防疫態勢を発表。
受入れ時の防疫態勢については、きちんとした形を取り公表すべきだと思っていた。
西都市、GJ!日向市にも同様の発表をしてほしい。

韓国プロ野球球団の春季キャンプ受け入れに関する対応方針について
http://www.city.saito.miyazaki.jp/display.php?cont=110114164321

●春季キャンプ期間 平成23年1月26日(水曜日)~2月12日(土曜日)          {別府市1次キャンプ:平成23年1月17日(月曜日)~1月24日(月曜日)}

●防疫対策について
 上記の期間中は下記のとおり、昨年の口蹄疫拡大防止対策と同様に徹底した防疫対策を講じています。

 (1)宿泊施設(西都市外に所在)の防疫対策
  車両消毒、足ふみマット消毒、トンネル型の消毒剤噴霧器(対人消毒)

 (2)運動公園内の防疫対策
  ・公園入り口における消石灰散布と動力噴霧器による車両消毒をする。
  ・公園内の関係者の動線上や施設入り口10箇所に足踏み消毒マットを設置する。
  ・関係者到着時にトンネル型の消毒剤噴霧器を通過させる。
  ・関係資材や荷物等を消毒剤噴霧器で消毒する。
  ・キャンプ終了後に公園施設内の全消毒を実施する。
  ・韓国からの報道関係者およびファンの方々には公園内への立ち入りを自粛していただくよう球団を通して要請しています。

●お願い
  ・上記キャンプ期間中は、畜産関係者は運動公園内のご利用を控えていただくようご協力ください。
  ・運動公園に出入りする車両は全て消毒を実施しますのでご理解ください。
                                               以上

2011/01/12

口蹄疫・日弁連現地調査関連報道

日弁連が口蹄疫現地調査   MRT(01/10 19:08)

口蹄疫の被害農家に対する支援策などを検討しようと、日弁連・日本弁護士連合会による現地調査が、都農町などで行われました。

これは、口蹄疫被害農家の支援策や家畜伝染病予防法の改正点などを検討しようと、日弁連が、独自に行ったもので、現地調査は、去年8月に続いて、2回目となります。

10日は、まず、日弁連の宇都宮健児会長など、約10人が、都農町役場を訪れ、被害農家や獣医師から、聞き取り調査を行いました。

この中で、畜産農家側からは、「感染源や感染ルートを解明するため、渡航歴や人の出入りなどの調査を警察などが捜査権をもって調べられるように、法改正してもらえないか」「水際での防疫対策を法律で徹底できないか」など、様々な意見や要望が出されました。

(日弁連・宇都宮健児会長)「被害を最小限にとどめるための対応が必要。
補償や復興支援のあり方を提案していきたい」

調査団は、11日、東国原知事とも意見交換することにしていて、今回の調査結果をもとに、3月末までに、国に意見書を提出することにしています。


口てい疫被害 日弁連が調査

宮崎県の口てい疫の問題を今後の対策に生かそうと、日本弁護士連合会の会長らが、被害を受けた現地を訪れ、地元の畜産農家などから聞き取り調査をしました。
現地を訪れたのは、日弁連・日本弁護士連合会の宇都宮健児会長らおよそ20人です。

調査団は、宮崎県内で去年、発生した口てい疫で、被害が最も集中した川南町を訪れ去年5月に、処分した牛などを埋めた場所を視察したあと、隣町の都農町役場で、地元の畜産農家や獣医師から現状や課題について話を聞きました。

この中で農家からは、今回、処分した家畜の補償金の支払いが大幅に遅れたとして、経営再建をスムーズに進めるために、補償金をすぐに支払う制度を作るべきだという意見が出されました。

また、獣医師などからは、現在、韓国で口てい疫が広がっていることなども受けて、海外からウイルスが入らないよう水際対策の徹底を求める声が相次ぎました。

調査団は、11日まで現地調査を行い、結果をまとめるなどして、国が検討している家畜伝染病予防法の改正に向けて提言を行うことにしています。

日本弁護士連合会の宇都宮会長は「口てい疫の問題は、まだ終わっていないとわかりました。法律の改正に向けては、再発防止策を盛り込むべきだ」と話していました。
01月10日 19時21分 NHKローカル(全国ネットでも同様のニュースあり)

「補償金遅れた」日弁連会長が口蹄疫被害を聞き取り

asahi.com 2011年1月10日20時52分


 日本弁護士連合会の口蹄疫(こうていえき)災害対策本部による調査活動の一環で、宇都宮健児会長らが10日、家畜伝染病の口蹄疫が発生した宮崎県川南町と都農町を訪れ、家畜を殺処分された農家などから聞き取り調査をした。聞き取り内容を元に国や自治体に提言を出す。

 宇都宮会長らは、都農町役場で畜産農家や獣医師ら約10人と対面地元側からは「海外からの観光客が畜産関係者かどうか確認できるよう、空港と港での水際対策を法律でできないか」「個人情報保護法を理由に発生場所の情報を全然教えてもらえなかった」などの声が出た。

 また、殺処分された家畜の補償金について「知事が約束した期限より支払いが遅れた」「評価の中身が分からない。県に聞いても『国が国が』と逃げる」といった不満も聞かれた。

 宇都宮会長は「感染の原因究明が重要。疫学調査チームの権限の強化や家畜伝染病予防法の改正など、現地調査を踏まえた提言をしたい」と話した。


口てい疫で日弁連が提言へ

口てい疫の問題で、現地調査をした日本弁護士連合会の宇都宮健児会長が県庁で記者会見し、畜産農家への補償の充実や家畜を埋める土地の確保などを国への提言に盛り込む考えを示しました。

日弁連・日本弁護士連合会の宇都宮会長らは10日、口てい疫の被害が集中した川南町や都農町で畜産農家や獣医師などから聞き取り調査を行いました。

宇都宮会長らは11日、県庁を訪問して東国原知事と意見を交わし、「口てい疫の問題は国が先頭になってやるべきだと感じた。今回のケースから被害を最小限に食い止める方法を学ばないといけない」と述べました

このあと記者会見した宇都宮会長は、「現地調査をして、口てい疫の問題はまだ終わっておらず、復興のためには国や県による支援の必要性を強く感じた」と述べました。

日本弁護士連合会では、今回の調査結果を踏まえて、家畜伝染病予防法などの改正に向けて、ことし3月末をめどに、提言をまとめたいとしています。
宇都宮会長は、この提言の内容について、
▽畜産農家などへの補償の充実や
▽家畜を埋める土地の確保、それに
▽感染ルートを解明するために、調査の権限の強化などを盛り込む考えを示しました。

01月11日 16時53分 NHKローカル

日弁連、2度目の被災地調査 年度中にも法改正へ提言

(宮日 2011年1月12日付)

 本県の口蹄疫被害を教訓に、家畜伝染病予防法(家伝法)などの改正へ提言を行う日本弁護士連合会(東京都)の宮崎県口蹄疫災害対策本部(本部長・宇都宮健児日弁連会長)は10、11日、川南町など被災地を訪れ現地調査を実施した。県庁で会見した宇都宮会長は「口蹄疫問題はまだ終わっていない。本年度中には法改正への提言を目指す」と話した。

 同対策本部の現地調査は8月9、10日に続き2回目。川南、都農町などを視察して被害農家や獣医師、商工業関係者から聞き取りを行ったほか、県弁護士会が支援する被害農家らの交流施設「尾鈴ふれあいの居場所」(川南町)などを見学した。口蹄疫対策については東国原知事と意見交換した。

 県庁で11日に会見した宇都宮会長は家伝法について、感染ルートの解明や埋却地の確保、預託農家の拡大など現状に対応できていないと指摘。水際対策や被害農家の精神的ケアの必要性を訴え「農家が発生以前の状態に復興するまで、国や県などに必要な支援を求めていく」と話した。

 日弁連はこれまでに、2007年の新潟県中越沖地震、04年の新潟県中越地震で同様の災害対策本部を設置した。


畜産農家支援「3月までに」法制度提言へ 日弁連会長、知事を訪問 /宮崎

毎日新聞 2011年1月12日 地方版

 日本弁護士連合会の宇都宮健児会長は11日、県庁に東国原英夫知事を訪問し、口蹄疫(こうていえき)からの復興に向け農家支援などに必要な法制度を検討し、3月までに国に提言する考えを示した。

 日弁連は昨年8月、県弁護士会と連携して被害対策本部を設置。宇都宮会長は10日、被害が集中した川南町などを訪問して農家や獣医師、商工会関係者から実態を聞いた。

 知事と面会した宇都宮会長は「まだ口蹄疫問題は終息していないという印象だ」と述べ、知事も「ぜひ力添えを」と応じた。

 日弁連は、現代の大規模畜産経営に合った家畜伝染病予防法の改正▽被害農家への十分な補償▽感染ルート解明に必要な強制力を伴う調査権限--などの法制化を検討する。

 宇都宮会長は会見し「畜産農家の声を反映した提言にしたい」と述べた。【石田宗久】


日弁連 家伝法改正を提言  口蹄疫で宮崎現地調査

日本農業新聞 1月12日

 日本弁護士連合会の宇都宮健児会長らは宮崎県で口蹄疫の現地調査を行い、11日に宮崎県庁で会見した。「今回の口蹄疫は阪神・淡路大地震に匹敵する災害だ」として、家畜伝染病予防法の改正や口蹄疫対策特別措置法の恒久化などを国に積極的に提言していく方針を示した

 日弁連は宮崎県口蹄疫災害対策本部を設け、本部長の宇都宮会長ら約20人が10,11の両日、復興に取り組む川南町や都農町などを訪れた。被害農家や獣医師、商工業者、行政関係者などから被害の実情、影響を聞き取り調査した。昨年8月にも調査をしたが、今回は法改正に向けて被害農家の声を反映しようと行った。

 会見で宇都宮会長は、被害農家への補償が患畜や擬似患畜、ワクチン接種家畜で差があることに、「口蹄疫の早期発見、拡散防止を考えると、補償は同一であるべきだ。(この点は)日本全体の畜産を守るためにも重要なこと」と強調した。

 さらに、同法が大規模畜産農家を想定していない点などを問題視し、「(殺処分した家畜の)共同埋却は国有地でできるようにすべきだ。預託畜産農家への補償基準がないが、預託が拡がっているのであれば手当するべきだ」と指摘。

 口蹄疫の対応で国、県、市町村の3つの指揮命令系統があった点についても「指揮系統を一つにし、感染ルートの調査権限、証拠保全の強制権限を持つように法改正が必要だ」と話した。宇都宮会長らは記者会見前、東国原英夫知事に会い同様の提言を伝えた。


※8月の日弁連調査に関しては 宮崎県議 たけい俊輔 のブログが詳しい

日弁連視察調査  2010-08-09 Mon
http://www.s-takei.jp/index.php?e=1483

2011/01/11

大山黒牛カレー、いかがっすか?

黒いパッケージがオシャレでしょ?

Photo

大山(だいせん)黒牛って知ってます?
鳥取県西伯郡大山町で、西田さんという人が中心になって作ったブランド牛なんです。

若手の肥育農家が集まって、自分達の育てた牛の肉を使ってくれるレストランを見つけたり、自分達で焼肉屋さんを経営したりと、独自のブランド展開をしています。

西田さんと大山黒牛については「ガイアの夜明け」というTV番組でも取り上げられたことがあるので、御存知の方も多いかもしれません。

サッカーチームsoccer「ガイナーレ鳥取」soccerのスポンサーにもなっていて、お正月の番組で野人岡野shineが「大山黒牛」のロゴ入りのユニフォームで登場したのを見た方もいるかも。

この大山黒牛カレーも、自分達の手で販売までしてしまうところが凄いです!

見て見て!このお肉のかたまり!!! 

Photo_2

レトルトカレーで、この大きさの肉は初めて見たぞ!

肉のかたまりだけでも嬉しいのに、お味の方も、なかなかでした。
「宮崎牛カレー」がサラサラのルーなら、こちらは「ちょっとトロトロ」タイプ。
濃厚なのにくどくなく、程好い辛さ(実はワタクシ、辛過ぎるのが苦手)で大変美味でございました。

おいおいおい
宮崎県産和牛の生産者が他所の宣伝してどうする!

・・・・実は、この「大山黒牛」の生産者の皆さん、口蹄疫の時にステキな応援をして下さったのです。
「大山黒牛」を扱う焼肉屋さん「強小亭」で↓の様な催しをしてくれました。

みんなで食べよう 安全安心 宮崎の牛
http://kyoshotei.jugem.jp/?month=201005

自分達が育てた牛を自分達の手で食べて貰おうと始めた焼肉屋さん、もちろん普段は「大山黒牛」のみを取り扱っているお店です。

口蹄疫の最中、宮崎県産の牛肉が敬遠されているのを知り、なんとか応援したいと、自分達の焼肉屋さんでわざわざ宮崎県産の牛肉を取り寄せて使ってくれる・・・・

なんて太っ腹なんだぁ!lovelylovely

ところで・・・・、お正月の山陰地方の大雪の事はニュースで御覧になったと思います。
船がひっくり返ったり、国道で1000台もの車が身動きできなかったり・・・・

もちろん、ハウスや牛舎も被害に遭いました。

農業新聞の記事です。

Photo_4 

牛舎がつぶれ、牛も被害に遭いました。
この記事にあるのが「大山黒牛」の生産者の方なのです。
この方だけでなく、他にも牛舎が潰され牛を避難させている人がいます。

口蹄疫の時、宮崎の牛肉を使ってくれる人がいることが、食べてくれる人がいることが、ものすごく励みになりました。ものすごく元気を貰いました。

だから、私が大山黒牛を食べる事で、大雪の被害に遭われた大山黒牛の生産者の人が少しでも元気になってくれたら嬉しいなと思ったわけです。

・・・って、牛肉じゃなくてカレーを食べてるあたり・・・・・

まぁカレーの方が注文しやすかったってのもあるんですけど。

もし、ご賛同いただけるなら・・・・・

こちらから購入できます。
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「せっかくだから お肉が食べたいわ」という方は
↓こちらからどうぞ

大山黒牛
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2011/01/10

口蹄疫・マスコミ報道他 1/6(木)~1/9(日)

韓国で口蹄疫の緊急閣僚会議   MRT (01/06 18:58)

韓国の口蹄疫は、感染拡大が止まりません。
こうした中、韓国政府は、6日、緊急の関係閣僚会議を開き、今後の口蹄疫対策を協議しました。
緊急会議には、イ・ミョンバク大統領のほか、口蹄疫問題の担当大臣が出席。

この中で、イ大統領は、「ワクチン接種など、感染拡大防止に向けた根本的な対策が必要」と述べました。
韓国では、去年11月以降、口蹄疫の感染拡大が続いていて、日本の農林水産省によりますと、これまでに、2857農場の家畜、約82万6500頭が殺処分されたということです。

すでにワクチン接種が進められていますが、口蹄疫を、二度と宮崎に入れないためにも、徹底した防疫対策が求められています。


▼ようやく全国ネットで旅行客などへの注意喚起
韓国の口てい疫 日本も警戒を
1月7日 17時27分 NHK

韓国で発生が続いている口てい疫のウイルスは、去年、日本やロシアで発生した際のウイルスと遺伝子レベルで似ていることが分かりました。農林水産省は、人や物の行き来によって、再びウイルスが日本に入り込むリスクが高まっているとして、警戒を呼びかけています。

韓国では、去年11月から口てい疫の発生が続き、6日までにおよそ83万頭の牛や豚が処分されるなど、感染の拡大が続いています。

農林水産省に韓国政府から入った連絡によりますと、今回のウイルスを詳しく分析したところ、去年4月に韓国で発生した口てい疫とは異なり、同じ去年4月の日本や、去年7月のロシアで発生した際のウイルスと遺伝子レベルで似ていたということです。

農林水産省では、韓国でいったん発生が終息したあとに、人や物の移動などを通じて新たなウイルスが入り込んだものとみています。このため、農林水産省は、人や物の行き来によって再びウイルスが日本に入り込むリスクが高まっているとして、アジアからの便が発着する空港で、旅行客や車両の消毒を徹底するなど警戒を強めています。


畜産復興に遅れ  宮崎県の東児湯5町
  家畜導入進まず・資金不足ネック・将来不安解消を

日本農業新聞 1/7

 口蹄疫災害で家畜ゼロ地帯になった宮崎県西都市の一部と川南町など東児湯5町で、昨年10月から始まった家畜導入が進まず、畜産復興が遅れていることがJA宮崎経済連の調査で分かった。経済連が昨年末に系統の状況を調べたところ、繁殖用もと牛、繁殖用もと豚など4種で17%と、想定していた50、60%までに達していなかった。あらためて復興の厳しさが明らかになった。

 同経済連の調査は系統に限っており、和牛繁殖もと牛は被災1万4000頭で、導入は2000頭(14%)。うち、1700頭は同経済連が預かって中間育成した牛となっている。

 肥育用もと牛は同3万頭で同3000頭(10%)。乳用もと牛は同1900頭で同500頭(26%)、繁殖用もと豚は同8000頭で同1300頭だった。

 乳用もと牛の復興は進んでおり、既に川南町の5戸が毎日、生乳計1.8トンを出荷。導入農家では3、4月に出産予定の乳牛が多いことから、さらに出荷は増えそうだ。

 復興遅れの要因は
①殺処分の補償金、経営再開資金の支給遅れによる資金不足
②疾病フリー(清浄)もと畜(繁殖母豚)導入での頭数確保不足
③高齢化による再開への迷い
④韓国の口蹄疫発生や鳥インフルエンザへの恐れ
⑤TPPや飼料値上げなどへの先行き不安
⑥年明け後の今月以降の導入計画
   などが挙げられる。

 経済連は予想以上に導入が進んでいないことから、もと畜購入対策や販売までの資金支援、防疫態勢の徹底による疾病不安の除去、TPP反対など先行き不安解消、販売強化などの対策を打ち出し、復興を早めていく考えだ。


県家畜保健衛生発表会:口蹄疫などテーマ、研究成果18件披露 /宮崎
毎日新聞 2011年1月7日 地方版

 県家畜保健衛生業績発表会がこのほど、宮崎市の県総合農業試験場であり、家畜保健衛生所職員が、主に口蹄疫をテーマにした18件の共同研究成果を発表した。豚殺処分の課題など3件が来月の九州地区の発表会に選出された。

 家畜保健衛生所の職員は昨年4月以降、口蹄疫の対応に追われた。経験を今後に生かすため、防疫措置や殺処分、疫学調査の内容や課題を発表した。「結果的に初動防疫の遅れや同時多発的な発生でまん延した」「飼養衛生管理基準の順守指導が必要」など体験を踏まえた発表が続いた。

 動物衛生研究所海外病研究施設から招かれた坂本研一研究管理監は「世界における口蹄疫の発生状況と日本の口蹄疫」と題して講演。海外で発生した口蹄疫などの家畜伝染病がじわじわと広がっていく状況を世界地図を使い説明。韓国で再発した現状を「気温が低く紫外線も弱い。ウイルスに有利で条件は悪い」と指摘し「地域や生産者との連携が重要。少しでも防疫意識を高めガードを」と語った。


韓国ロケ隊受入れに波紋  口蹄疫不安・・・なぜ今
  万全な対策を訴え  広島県庄原市

日本農業新聞 1/8

 韓国で口蹄疫の猛威が止まらない中、韓国ドラマの撮影が15日から始まる広島県庄原市で、畜産農家に不安が広がっている。大人数の撮影関係者を招くことで、ウイルス侵入のリスクが高まると警戒、市に万全な防疫対策を求めている。

 「今、口蹄疫が広がっている国から、なぜこの時期に多くの人を畜産産地が受入れなきゃいけないんだ」

 庄原市で和牛5頭を肥育する牧惣林さん(74)が力を込める。不安の矛先は、市内各地で15~17日に行われる韓国ドラマの撮影だ。

 撮影には、70人余りの同国の俳優やスタッフが訪れる。500人を超える市民がエキストラや炊き出しとして参加する予定もあり、ウイルスに接触すると広範囲に感染が拡大する恐れがある。庄原市家畜改良組合組合長の戸田静馬さん(74)も「昨年から自分達は渡航を自粛している。こうした産地を守る努力が浮かばれない」と憤る。

 韓国ドラマの撮影は、庄原市と尾道市で行う。両市の関係者と国土交通省中国運輸局が連携し、国の「ビジット・ジャパン地方連携事業」を活用して昨年10月に誘致を発表した。同事業は官民一体で外国人観光客の増加を目指すもので、今回は撮影に掛かる経費1500万円を負担する。

 韓国で口蹄疫が再発したのは11月下旬。撮影のスケジュールは韓国のテレビ局が決めており、庄原市に撮影日が伝えられたのは昨年末だった。韓国内では、このドラマの放送が5日から始まっており、「スケジュールが厳しく、撮影の延期を申し込むこともできなかった」と市は説明する。

 市によれば、現在考えている防疫対策は
①撮影ごとに関係者の足裏や機材を消毒する
②関係者に畜舎や牧場への立ち入り禁止を徹底する
③撮影場所近くの畜産農家には、撮影スケジュールを伝えて関係者と接触しないよう求める
  の3点が柱という。
今後、詳細を詰めて撮影日までに決定し、「畜産農家の不安を拭えるよう取り組む」としている。

 広島県有数の和牛生産地である同市は、島根県奥出雲町岡山県新見市など中国地方を代表する和牛産地と隣接する。それだけに戸田組合長は「庄原市の畜産農家は高齢化が進み、小頭飼いも多い。最悪の事態が起これば、地域そのものが失われる」と不安を募らせる。牧さんは「万全な防疫対策を徹底してほしい」と訴える。


延岡市で子牛の初セリ
MRT  (01/09 18:11)

延岡市の延岡家畜市場で、県内では今年最初となる子牛のセリが、9日から始まりました。
延岡家畜市場で始まった今年最初の子牛のセリ。

出入り口で、車を念入りに消毒するなど、万全の防疫対策の中で行われました。

セリでは、まず、東臼杵畜連の白坂幸則会長が、「宮崎の新たな畜産をつくります」と挨拶した後、周辺の畜産農家が育てた子牛が、次々にセリ落とされました。
9日の平均価格はおよそ43万3000円で、前回のセリに比べ、2万6000円あまり高い値段で取り引きされたということです。
延岡家畜市場では、10日まで子牛のセリが行われ、あわせて700頭余りの子牛がセリにかけられます。


子牛初競り 口蹄疫なお警戒

2011年01月09日  asahi.com マイタウン>佐賀

 県内での子牛の初競りが8日、多久市のJAさが畜産センターであった。県内や福岡県の生産農家が約400頭を出品。約120人の肥育農家の前に引き出され、次々に競り落とされた。今年の平均価格は前年並みの約38万3千円だった。

 センターによると、肥育農家が出荷する枝肉は、不況のあおりで1頭分当たり前年比3万~4万円程度値が下がっているのに、飼料代は2006年の約4万円強から5万5千円前後にまで高騰。このため、子牛にも値下げ圧力がかかっているという。子牛を出品した農家の男性(74)は「国は価格の安定にも力を入れてほしい」と話した。

 昨年は、宮崎県や韓国で家畜の伝染病・口蹄疫(こう・てい・えき)が発生した。初競りでも、入り口で牛を載せた車両などへの消毒作業が念入りに行われた。峯孝弘・畜産センター長がJAさがの野口好啓組合長のあいさつを代読し、「昨年は口蹄疫で九州各地の市場が閉鎖され、最近は韓国でも広がり、畜産にとって厳しい状態だ」と述べた。

 また、県畜産課の南川藤夫課長は、12月29日から佐賀空港に就航している韓国からのプログラムチャーター便について言及。8日から、到着ロビー前で県独自の消毒を始めたと説明したうえで、農家に「自分の家畜は自分で守らねばならない」と防疫意識の向上を求めた。

2011/01/09

口蹄疫・日本農業新聞 口蹄疫対策 末吉益雄氏

事前対策構築を  農水省調査チーム・末吉益雄氏
日本農業新聞 1/8

 口蹄疫に詳しい、農水省疫学調査チームの末吉益雄氏(宮崎大学農学部准教授)は「冬場は消毒液が凍結するなど、対策が取りづらい。国内で発生した場合、非常に危険だ」と冬場の口蹄疫の怖さを指摘する。末吉氏に口蹄疫対策を聞いた。


 韓国で感染拡大が止まらない要因の一つに季節が挙げられる。冬のため消毒液が凍ったり、散布後の積雪で、効果的な消毒対策を取れない。消毒液は気温約20度での使用を前提としている上、寒さで凍れば消毒液を噴霧できない。道路や車両のタイヤにまくと、スリップ事故の危険性もある。消毒には消石灰を使うしかないが、雪が積もれば効果的に使えない。

 口蹄疫ウイルスはどの季節でも活動する。宮崎県で発生した夏場は紫外線が強く、ウイルスにとって厳しい季節だった。逆に冬は日照時間が短い上、雪が降れば紫外線が地面に届かず、ウイルスが死滅しにくい。

 もし今、日本で発生したら、消毒も機能しにくく、全土に広がる危険性が高い。万が一、複数県で発生した場合、どこの地域にどのようにワクチンを接種するのか、事前にシミュレーションが必要だ。発生してから対策を考えたのでは手遅れだ。九州で発生したら関門海峡、北海道なら津軽海峡を境に防疫ラインを取る・・・・・といったぐらい敵名想定が必要だ。また、複数県で発生した場合、県外からの応援が期待できない恐れもある。自分の地域は自分たちで守れる態勢を事前に構築しておく必要がある。

 韓国では、地域を越えたと畜場へ出荷していたことも感染が拡がった要因の一つだ。家畜の移動の問題は日本も同様で、今後は国内の家畜の異動について検討する必要が出てくると思う。

 韓国では、雪の下で生き延びているウイルスが、春になり雪が溶けて動き出す恐れもある。発生地域が南下しているが、南には釜山もあり、福岡との人の行き来が盛んだ。今後、人の動きが活発な春節(旧正月)を迎える。春先にかけ、日本への感染拡大の危険性が高くなってくるだろう。

 冬にできる対策は消石灰の活用だ。畜舎の周囲に消石灰をまくなどの対策が欠かせない。今、日本にウイルスが入ったら非常に危険だという認識で、日々の防疫に取り組んでほしい。

口蹄疫・動物衛生研究所・濱岡隆文所長に聞く(宮日)

動物衛生研究所・濱岡隆文所長に聞く

(宮日 2011年1月1日付)

 本県で口蹄疫が終息して以降も、韓国では口蹄疫、国内では鳥インフルエンザの感染が拡大している。家畜伝染病が多発する今、農家や行政関係者、消費者はどう畜産と向き合うべきなのか。疾病対策の中枢を担う動物衛生研究所(動衛研、茨城県つくば市)の濱岡隆文所長に聞いた。(口蹄疫取材班・野辺忠幸)

 ―本県の口蹄疫ではどんな苦労がありましたか。

 陽性だけでも292件と検査件数は多く、大変な思いをしました。検体が到着してから一定の時間内に診断結果を出さないと、現場は防疫ができません。「今働かなければ何のために動衛研で働いているんだ」という意識で長丁場を乗り切りました。

 ―鳥インフルエンザや口蹄疫など危険な家畜伝染病が多発しています。農家はどう飼育管理するべきですか。

 原点に返るしかありません。感染症は病原体と宿主(牛や豚)、感染経路の三つの要素で成り立っています。病原体と宿主をつなぐことで病気が起きるため、日々の消毒や農場への立ち入り制限によってつながなければいい。結果は目に見えませんが、非常に有効です。

 ―口蹄疫報道は家畜衛生の重要性を国民に訴える機会となりました。報道機関や行政の役割は。

 今はどんなことでも効率化を求められ、畜産では最初に削られるのが衛生コストと言われます。健康な家畜を生産し安心、安全な畜産物を得るコストを誰が負担するのかという議論をしてほしい。(消費者が)肉を買う中で負担してもいいという議論が起きてくると、農家の皆さんも衛生に十分コストをかけて病気に強い畜産を実現できます。

 また、今の行政は(行財政改革で)スリム化が求められています。しかし、(家畜)衛生行政は口蹄疫や牛海綿状脳症(BSE)の発生以降、仕事が増えています。農家に入り、家畜の様子を見ることが原点。人が減れば農家に入る回数も減ります。現場に立脚した行政を実現してほしいと思います。

 ―家畜衛生の中枢を担う動衛研として新年の決意を。

 われわれも原点に返り、安心して家畜を飼える技術開発に向かってまい進します。農家の皆さんも原点に返って病気に打ち勝つ畜産を実現していただきたい。(動衛研で)

 はまおか・たかふみ 1952(昭和27)年、東京都出身。酪農学園大卒。78(同53)年、旧農林省家畜衛生試験場(現動衛研)入省。総合診断研究部疫学研究室長、企画管理部長など経て2010年4月から現職。

口蹄疫・韓国の口蹄疫関連報道他 10

韓国の口蹄疫ウイルス、宮崎とほぼ一致 水際対策を強化

2011年1月7日23時36分 asahi.com

 農林水産省は7日、韓国で大流行している家畜伝染病・口蹄疫(こうていえき)のウイルスを分析した結果、昨年に宮崎県で広がったものと遺伝子配列がほぼ一致したと発表した。農水省は国内への侵入を防ごうと、空港や港など水際での防疫対策を強めている。

 農水省によると、韓国では昨年11月に東部の慶尚北道・安東で確認されたのを皮切りに、5道1市とほぼ全土に拡大した。今月7日までに99例が発生し、牛や豚約107万頭が殺処分の対象になった。このほか約120万頭にワクチンを接種中だ。

 このウイルスを韓国政府が分析した結果、宮崎のウイルスと遺伝子配列が99%以上一致したという。韓国では昨年4月にも発生していた。

 宮崎では昨年4月から7月にかけて292例が発生し、約28万9千頭が殺処分された。農水省の検証委員会は昨年11月の中間報告で、アジア地域の発生国から人か物を介して日本に侵入した、と推察した。

 農水省は国内へ再び侵入するのを防ぐため、昨年末から、空港や港で利用者に靴底の消毒を求めているほか、家畜農場への立ち入りを避けるよう機内放送などで注意を喚起。探知犬による抜き打ち検査で、持ち込みが禁止されている肉類が荷物に含まれていないかを調べるなど対策を強化している。

 また、全都道府県を対象に防疫作業の机上演習を近く実施する方針だ。ある農場で口蹄疫が発生したという想定で、殺処分や埋める土地の選定、消毒ポイントの設置がスムーズにできるかを調べる。(大谷聡)


韓国口蹄疫 感染拡大止まらず 殺処分100万頭超

日本農業新聞 1/8

 口蹄疫がまん延する韓国で7日、殺処分対象になった家畜が100万頭を超えた。
 昨年11月の新たな発生から40日が経過するが、これまでに発生した99事例中、年明け後の1週間で32自例もの新たな感染が確認されるなど、感染拡大に歯止めがかからない状況が続く。感染拡大防止に向けた初動の遅れに加え、殺処分やワクチン接種にあたる獣医師らの人員不足から対策が迅速に徹底できず、畜産農から関係者は危機感を募らせている。


 昨年11月28日以降の発生件数は7日現在で99事例となり、殺処分対象は農家3096戸が飼育する家畜107万5015頭に上った。その内訳を見ると、豚が97万4469頭と大半を占め、牛は9万7524頭。同国の畜産専門家は「農家の危機意識が薄い上に、政府対応が遅れたためだ」と指摘する。

 政府の初動対策については、1例目の申告があった事典で抗原体の検査を行い、確定診断を行えば、初動が早まり、拡大を未然に防ぐことができたとの指摘が上がる。

 一方、ワクチン接種の人員の不足も問題となっている。政府は、防疫対策として、昨年12月25日から牛を対象にワクチン接種を進めた。今月6日には、種豚と母豚を合わせて約21万頭にワクチンの接種を決めた。ワクチン接種対象は7日現在で、肉牛農家5万2081戸の120万8364頭に上った。しかし、接種を終えたのは6割にとどまる。

 低温、大雪も口蹄疫拡大の追い討ちとなった。昨年4月に発生した口蹄疫防疫には80メートルまで消毒液を飛ばせる広域防除機の役目が大きかった。しかし、低温で消毒液が凍り、機能していない。

 専門家は「畜産業の基盤が壊れるのではないか心配だ。口蹄疫が終息したとしても、もとに回復するには相当時間がかかるだろう」とみる。


水際対策徹底を指示  農水省
日本農業新聞 1/8

 農水省は7日、韓国で感染が急拡大する口蹄疫(緒方O型)は昨年4月に同国で発生したO型ウイルスによる再発ではなく、他国から新たに侵入して発生した可能性が強いと公表した。また、韓国や中国などから口蹄疫ウイルスの国内侵入を防ぐため、全ての国際空港と海港に対し、靴底消毒といった水際対策がきちんと実施されているかを確認するよう指示した。

 韓国で感染拡大中のウイルスは昨年4月のウイルスとは異なる一方で、4月に日本、7月にはロシアで確認されたウイルスとは遺伝子が近縁だった。同省は、韓国で発生した口蹄疫の感染経路について「日本での口蹄疫は終息しており、日本から進入したことは考えにくい。近隣国から侵入したのでは」(動物衛生課)とみる。

 一方、国内への侵入防止対策の徹底は、韓国で爆発的に感染が拡大していることに加え、同じく発生国中国で人の移動が増える旧正月(2月3日)を控え、日本に口蹄疫ウイルスが侵入する危険性が高まっているため。

 同省は、韓国などからの入国者の靴底消毒の他、農場に立ち入った旅行客に申告を求めるアナウンスといった対策強化を、全国の動物検疫所に徹底するよう求めている。畜産農家には、外部の人や車の農場への立ち入りを避けることや、日常的な消毒といった防疫の徹底を呼び掛ける。


※朝日新聞の記事。宮崎の口蹄疫での報道でも思ったのだけど、朝日の記事にはいつも何か意図的な物を感じてしまう。「宮崎とほぼ一致」はホントだけどさ、何でロシアの物とも近いって事を書かないかなぁ・・・。
 結論を誘導するような書き方には納得がいかない・・・なんて思っていたら今度は韓国の中央日報が「朝日新聞の記事によると・・・・」という書き方。

「韓国の口蹄疫は宮崎県のウイルスとほぼ同一」(中央日報)

韓国で猛威を振るっている口蹄疫ウイルスが、昨年春に日本の宮崎県で発生した口蹄疫ウイルスと遺伝子配列がほぼ同一だと朝日新聞が8日に報じた。同紙によると、日本の農林水産省が韓国政府の分析結果、韓国で大流行している口蹄疫ウイルスの遺伝子配列の99%以上が宮崎の口蹄疫ウイルスの遺伝子配列と一致すると明らかにしたと伝えた。韓国政府当局は当初、今回の口蹄疫発生初期にウイルスが東南アジア地域から流入したと推定するという見解を明らかにしていた。

参考にするなら農業新聞の農水省発表の記事を参考にすれば良いものを。


原田氏のツイート
【韓国口蹄疫情報1/9⑧】農林水産食品部HP。ここまでの発生件数は108件。本日は2件。①慶尚北道・奉化郡(豚1400)、②忠清北道・清原郡(韓牛29)。検査中が2件(慶尚北道・慶州市、江原道・春川市)。
posted at 17:24:30

【韓国口蹄疫情報1/9⑨】聯合ニュースWeb版。ここまでの発生状況。
6市道、52市郡。殺処分対象は3305戸、128万2345頭、費用は1兆3億ウオン。
ワクチン接種対象は278万4千頭(牛217万3千頭、豚61万1千頭)

ついに殺処分とワクチン接種対象を合わせて400万頭超
まだまだ感染拡大している模様

2011/01/06

口蹄疫・「口蹄疫被害者協議会」関連記事4

口蹄疫被害団体 知事に質問状

口てい疫の被害を受けた畜産農家でつくる団体のメンバーが5日県庁を訪れ、県の対応の遅れで感染の拡大を招いた責任を明確にすべきだとする東国原知事宛ての質問状を提出しました。
質問状を提出したのは、「口蹄疫被害者協議会」の吉松孝一会長らメンバーの6人です。
吉松会長らは5日県庁を訪れ、口てい疫の対応にあたっている畜産課の児玉州男課長に東国原知事宛ての質問状を手渡しました。

質問状では、
▼口てい疫の感染の疑いがある家畜が見つかったときに、もっと速やかに検査を行うべきだったことや、
▼発生当初の交通規制や消毒ポイントの設置が不十分だったことなどを指摘し、
こうした県の対応の遅れが感染の拡大を招いたとして、県の責任を明確にするよう求めています。

協議会では、東国原知事の任期が終わる今月20日までに対話集会や文書で回答するよう要求していて、吉松会長は「畜産農家の被害を補償する手当金の支払いも終わっておらず、県の責任も明確になっていない。そうしたことが1つ1つ解決できないと復興に向けて前に進むことはできない」と話しています。
これについて児玉畜産課長は、「県としてどのように対応するか調整したい」としています。

01月05日 17時24分NHKローカル

責任の所在求め 被害農家ら要望書

(宮日 2011年1月6日付)

 口蹄疫の被害農家でつくる口蹄疫被害者協議会(吉松孝一会長)は5日、県の口蹄疫対策に関する責任の所在について、東国原知事任期中に回答を求める要望書を県に提出した。農家が参加する対話説明会の開催も要望した。

 同協議会が要望書を提出するのは、昨年11、12月に続いて3回目。農林水産省の口蹄疫対策検証委員会(座長・山根義久日本獣医師会会長)が指摘した(1)早期発見、通報の遅れ(2)交通規制や消毒態勢の不備(3)農家への情報提供の在り方(4)種雄牛の移動―について、県に責任の所在を明らかにするよう求めた。

 同協議会は同日、手当金(補償金)の算定基準について説明を求める「手当金に関する質疑書」も県に提出した。

 吉松会長は、昨年12月に提出した要望書に対する県の回答について「納得がいかない」とし、「県の口蹄疫に対する認識を高めるためにも責任の所在を明らかにする必要がある」と話している。


口蹄疫被害者協、知事との対話要望 質問書を提出
2011年1月6日 asahi.com> マイタウン> 宮崎

 口蹄疫(こうていえき)被害者協議会(吉松孝一会長)が5日、感染拡大についての責任の所在を明らかにするよう求める東国原英夫知事あての質問書を県畜産課に提出した。知事の在任中に直接会って、今回の質問について質疑する「対話会」の開催を求めている。

 吉松会長によると、協議会の県への質問や要望は今回が3回目。責任の明確化や防疫態勢の強化などを求めてきたが、県の回答に危機意識の欠如を感じたという。

 また、殺処分された家畜の評価基準の根拠について、より詳細に開示するよう求める農政水産部長あての質疑書も提出した。家畜の補償について合意できていない農家も残っており、吉松会長は「復興に向けて歩み始めたいのに、このままでは前へ進めない」と話した。


県は責任、謝罪を 知事に質問状提出--被害者協議会 
毎日新聞 2011年1月6日 地方版

 口蹄疫(こうていえき)で被害を受けた農家で構成する口蹄疫被害者協議会(吉松孝一会長)は5日、初動防疫の遅れなど県の責任を追及する公開質問状を東国原英夫知事あてに提出した。

 農林水産省の口蹄疫対策検証委員会が昨年11月にまとめた最終報告書を基に提出した。

 初発事例では、獣医師の通報を受けた家畜保健衛生所が検体をすぐには動物衛生研究所に送らず、経過観察と判断。質問状では、早期発見・通報の遅れで感染が拡大したと指摘している。

 また消毒ポイントの設置数が当初は限定的だったことや、口蹄疫の発生情報の提供が不十分だったことも指摘。さらに5月に県家畜改良事業団(高鍋町)がエース級種牛を避難させた経緯についても、移動日に肥育牛の1頭で発熱が確認されていた点などに疑問を投げかけている

 吉松会長は会見で「農家は防疫に必死だ。農家を指導する前に、まず県は責任を認めて謝罪してほしい」と求めた。県畜産課は「対応を調整したい」と話している。【石田宗久】

※関連
口蹄疫・「口蹄疫被害者協議会」関連記事3
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2010/12/post-a7b8.html

口蹄疫・「口蹄疫被害者協議会」関連記事2
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2010/12/post-567e.html

口蹄疫・「口蹄疫被害者協議会」関連記事
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2010/11/post-f4a5.html

口蹄疫・マスコミ報道他 1/1(土)~1/5(水)

特定疾病ゼロ目指す 豚舎に威勢のいい鳴き声

 豚舎に通じる事務所に入ると、シャワー室に案内された。真っ裸になって頭から温水で洗い流し、用意された簡易下着と作業着に着替えた。出口と入り口は別。カメラなどの所持品は紫外線で消毒された。

 「従業員は毎回これだけ徹底していたのに感染したんです」。川南町平田の養豚農家、香川雅彦さん(52)が悔しげに口蹄疫を振り返った。6月上旬に約8200頭が殺処分され、半年後の11月25日、宮城県から51頭を導入した。

 豚舎の防疫には最新の注意を払う。必要がない限り、香川さんも中に入らず、窓からのぞいて様子を見る。「ブァー、ブィアァ」。威勢のいい鳴き声が響き渡ると、香川さんの顔がほころんだ。

 8月に若手豚農家を中心に発足した新生養豚プロジェクト協議会の副会長。死産や流産を引き起こすオーエスキー病を含む特定疾病のない畜産地帯を目指す。病気のリスクを減らすため、飼育頭数もペースを抑えて増やしている。11棟ある香川さんの豚舎が埋まるのは2012年6月頃という。

 12月16日、岩手県の農場から雌豚40頭が丸2日かけてトラックで運ばれてきた。車体はもちろん、豚にも念入りに消毒液をかける。「豚特有のにおいがいいよね。再開するという実感がわいてくる」。クリーンな畜産を目指す歩みは始まったばかりだ。

(2011年1月1日 読売新聞 宮崎)


急がれる口てい疫再発防止策

口てい疫の被害を受けた地域で、畜産の再開が少しずつ進められる中、宮崎県には被害を繰り返さないために、対策マニュアルを見直すなど、抜本的な取り組みが急がれています。
宮崎県のまとめによりますと、口てい疫で家畜を失ったおよそ1300戸の農家のうち、12月下旬までに飼育を再開したのは470戸余り、全体のおよそ30%にとどまっています。

県が去年夏に行った調査では、およそ80%の農家が再開の意向を示していましたが、被害農家でつくる協議会などによりますと、11月以降、韓国で口てい疫の感染が拡大する中、再発への不安から再開時期を先延ばししたり、断念したりする動きが一部に見られるということです。

宮崎県は口てい疫の対策として、平成15年に策定したマニュアルについて、
▼感染の疑われる家畜を早く発見するための仕組みや
▼家畜の処分方法や手順を具体的に盛り込むなど、全面的な見直しを進めています。


また、1月中には、それぞれの農場に調査員を派遣して消毒などの衛生管理の基準が守られているのか、確認する取り組みを始める予定ですが、農家の間からは、「対応が遅い」という声が上がっています。
農家の不安を取り除いて、復興を後押しするために、宮崎県は口てい疫対策を抜本的に見直し、強化することが急がれています。
01月03日 17時11分 NHKローカル


口てい疫検証委 最終報告へ

口てい疫への対応を検証している宮崎県の委員会は、1月中旬に最終報告書を取りまとめ、この中では
▼再発防止や、
▼万が一発生した場合の感染拡大を防ぐ対策を重点的に提言する方針です。

口てい疫の問題の検証をめぐっては、国の委員会が去年11月に最終報告書をまとめたほか、宮崎県も独自の委員会を設けて調査を進めてきました。

県の委員会では地元の農家や、商工業の関係者などのほか、東国原知事からも聞き取りを進めるなどして、今月中旬には最終報告書をまとめることにしています。

この中では将来に向けた対策に生かして欲しいと、
▼再発防止と
▼万が一発生した場合の感染拡大防止の対策に重点を置く方針です。

具体的には今回の問題で、
口てい疫のウイルスが最初に侵入した農場について、特定することは難しいものの、独自の調査でわかったことをできる限り詳しく盛り込むほか、
▼空港などの水際対策を徹底することなどを提言する方針です。

また感染拡大を防ぐ対策として、
▼発生当初の対応に不十分な点があったほか、
▼国と県、市町村の連携が十分でなかったことなどが感染拡大を招いたとして、こうした点を改善すべきだという提言を盛り込む方針です。

01月04日 09時14分 NHKローカル


家畜防疫態勢強化へ 県、獣医師1人前倒し採用

(宮日 2011年1月5日付)


 県は4日、口蹄疫の復興対策や家畜防疫の態勢強化のため、県職員として勤務する獣医師1人に、3カ月前倒しで辞令を交付した。本年度の前倒し採用は3人目

 採用されたのは富山市出身の高瀬相さん(36)。宮崎家畜保健衛生所に技師として配属される。昨年度まで富山県の家畜防疫員として勤務していた高瀬さんは、「畜産規模の大きい宮崎で成長するとともに、口蹄疫からの復興に全力で取り組みたい」と話している。

 同日、県庁であった辞令交付式では県農政水産部の高島俊一部長が辞令を手渡した後、「口蹄疫は獣医師が担う役割の大きさを認識する機会にもなった。途中からの採用で戸惑うかもしれないが、即戦力として期待します」と激励した。

 県は、昨年12月に本県出身の獣医学生76人に案内文を送るなど獣医師確保対策に力を入れる。本年度の採用試験(定員9人)には18人が応募。内定者11人のうち2人を、昨年11月1日付で前倒しで採用している。今回の採用者1人を除く残り8人は4月1日付で採用する。


「口蹄疫で相当な影響」都城大丸の大浦が再生法申請、負債は約49億円
2011.1.4 17:42  SankeiBiz

 宮崎県都城市の地場百貨店「都城大丸」を経営する大浦(同市)は4日、宮崎地裁に3日付で民事再生法の適用を申請し、保全命令を受けたと発表した。代理人弁護士によると、負債総額は同社と関連会社「大丸友の会」で計約49億円。店舗は4日閉鎖した。

 宮崎市内で記者会見した大浦克博社長は「(昨年4月に発生が確認された)口蹄(こうてい)疫で相当な影響があり、高齢者などの客足が減った」と述べた。

 代理人によると、15日に従業員約240人を解雇し、支援企業を探して経営再建を目指す方針。

 帝国データバンクによると、大浦は大正4年設立、平成17年2月期には年間約77億円の売上高があった。だが15年以降、郊外に大型ショッピングセンターが開業するなどして競争が激化し、販売不振が続いていた。


※メモ
都城大丸は、都城市内にイオン系の大規模ショッピングセンターが2ヶ所出来てから経営不振が続いていた模様。一概に口蹄疫のせいだとは言い切れないが、影響があった事は確かだと思われる。

2011/01/05

口蹄疫・マスコミ報道他 12/30(木)~12/31(金)

遅くなりましたが、昨年最後の口蹄疫関連記事。

家畜伝染病予防法改正へ提言

宮崎県で広がった口てい疫の問題を教訓にして、検討が進められている家畜伝染病予防法の改正を巡って、宮崎県は、国と自治体のどちらが対策に全責任を負うのか、はっきり位置づけるよう国に対して提言しました。

宮崎県で広がった口てい疫の問題を受けて、国は家畜伝染病予防法を改正することを決め、法案の検討を進めています。
これについて、宮崎県は、8項目にわたる提言書を農林水産省に提出しました。
この中では、具体的な対策は都道府県の責任で行うという今の法律の考え方について、
▼国が現地に対策本部を設置して自治体を指揮する形か、
▼都道府県の責任で対策を行うのであれば、国を含む関係機関を指揮する権限を知事に与える形に改めるよう求めています。

また、大規模な農場については、県が衛生管理の状況をチェックできるよう報告書の定期的な提出を義務づけたり、飼育頭数の上限を設けたりすることを提案しています。

このほか、発生農場の家畜の補償を国が全額行うよう改める一方で、感染を見落とすなどした農家には補償金を支給しない罰則を設けることを提言しています。

宮崎県は、近くまとまる県の検証委員会の報告書を踏まえ、国に対して最終的な提言を行うことにしていて、どこまで法案に反映されるのかが注目されます。
12月30日 12時55分 NHKローカル


法改正、国と役割分担明確化を 県、口蹄疫で提案
2010年12月30日 asahi.com マイタウン 宮崎

 今年発生した口蹄疫(こうていえき)の防疫の際、実態と合わずに感染拡大の一因となったとされる家畜伝染病予防法の改正に向け、県は27日、農林水産省に対し、国と地方の役割分担の明確化など8項目の提案を行った。同改正は国で検討が進められており、発生県の考えが反映されるよう提案した。

 県畜産課によると、役割分担の明確化では、感染力が強い口蹄疫などの法定伝染病が発生した場合に、指揮命令系統の一貫性や現場の実態に即した判断を確保するため、国が現地対策本部を設置することや、都道府県の責任と判断で防疫対策を実施する場合、必要な方針の決定権や国の機関への指揮命令権を知事に付与することなどを提案。

 疫学調査の実効性の確保についても、発生農場への疫学調査に強制力を持たせることや、飼養状況、診療記録の保存提出のルールを定めることを提案した。早期発見・早期通報の確保については、意図的に通報しなかった場合や見落としがあった場合、手当金の不支給などの罰則を検討することも挙げた

 感染拡大を防ぐための通行の遮断のあり方についても提案し、発生エリアの一定範囲内について、市町村が完全封鎖などの遮断が可能となる法整備を行うこと、警察などとの連携協力態勢を構築することを挙げた

多忙な日々幸せを実感 東児湯ルポ

(宮日 2010年12月31日付)


 「口蹄疫の年」2010年が終わろうとしている。終息宣言から約4カ月。新年を迎える県内の様子は例年と変わらず、被害農家も家畜の再導入が進むなど、未曽有の被害を与えた口蹄疫は過去の話のように思える。しかし爪痕はまだ残る。川南、都農町を中心とした東児湯地域では畜産経営を再開できず、「牛のいない正月」を迎える農家も少なくない。それだけに新たな年に復興、新生を託す気持ちは強い。年の瀬、かつての「口蹄疫激震地」を訪れ、思いに耳を傾けた。(報道部・奈須貴芳、写真部・米丸悟)

 牛舎に設置している有線放送のスピーカーから、今年のヒット曲が流れている。そこに牛の鳴き声がかぶさる。「口蹄疫の間は聴く気になれず、最近やっとまたスイッチを入れたところです。今は牛飼いができることが楽しくてしかたがないんですよ」。30日、木城町椎木の繁殖牛農家山下利幸さん(29)は牛舎の床を入れ替えるなど正月の準備に追われながら、畜産を再開できた喜びをかみしめていた。

 生まれたばかりの子牛15頭を含む牛40頭はワクチン接種後の6月10日に殺処分された。「やっと経営が回りだした時だった。牛飼いになったことを初めて後悔しました」。当時、たまたま川南の実家に戻っていた妻と1歳、0歳の2人の息子は、そのまま実家にとどまり、2カ月間会えなかった。

 口蹄疫発生以降の“空白の半年”を振り返り、「牛の世話に追われる毎日がこんなに幸せとは思わなかった。来年はものすごく忙しい1年であってほしい」と願う。牛舎には今月13、16日に生まれた子牛2頭があどけない表情でこっちを見つめていた。

 ◇ ◇

 年の瀬の風景はいつもの年と同じだった。高鍋町の繁華街にある居酒屋「花いちもんめ」の店内は29日夜、忘年会でにぎわっていた。店主の図師義孝さんによると、口蹄疫の間は売り上げが例年より3割落ち込んだが、今月は1割減まで回復。図師さんは次々に入る予約の電話を取りながら、「年末年始は予約でいっぱい。口蹄疫の時には考えられなかった」と胸をなで下ろす。

 座敷席では町内のキャベツ、白菜農家6人が焼酎グラスを傾けていた。橋本重美さん(62)は「風評被害があり、精神的に苦しかった。それでも、こんな田舎に全国から支援の目を向けてくれ、勇気が湧いた。いい野菜を作って恩返しがしたいですね」。

 ◇ ◇

 爪痕が薄れつつある中、今も口蹄疫と向き合う人もいる。「今年は年末という気がどうしてもしません。いつ夏や秋が通り過ぎたのか。分からないんですよ」。高鍋町北高鍋の獣医師江藤健さん(45)は車の運転中など、ふとした瞬間に子牛を殺処分した時の感触がよみがえり、涙が止まらなくなる。

 「来年は担当する農家にも子牛が生まれる。農家と笑顔を積み重ねることでしか、復興はないと思います」と、決意を胸に新たな年を迎える。


「来年は勝負の年」空の畜舎に誓う 東児湯ルポ

(2010年12月31日付)


 静まりかえった空の牛舎の裏山で、花芽を付けた17本のブルーベリーが寒風に揺れている。都農町川北の繁殖牛農家黒木直子さん(47)が殺処分された牛17頭を思い、植樹したものだ。ワクチン接種後、黒木さんを励まそうと友人が苗木を贈ってくれた。「花芽を見た瞬間、命がつながったと感じた。救われた気がします」。新たな年に経営再開を目指す。児湯地域には黒木さんと同様の農家がまだ数多くある。

 黒木さんは10年前に和牛の繁殖を開始。少しずつ母牛を増やしてきたが、ワクチン接種後の6月25日に殺処分された。一見すると殺風景な空の牛舎だが、牛がなめて大きくすり減った塩の塊や牛の毛が残り、半年前までそこに生命が存在したことを物語る。

 飼っていた牛の名前が書かれた表札も。「この子は気が強かった」「『さくら』には期待していたんですよ」。表札を一つずつなでながら、黒木さんは牛たちの思い出を語った。

 家畜の埋却地に案内してもらった。「夏は辺り一面、青草がまぶしかった。いまではすっかり枯れ草に変わってしまいました」。時の速さに驚きながら黒木さんは手を合わせた。

 ◇ ◇

 来年春の経営再開を目指しているが、夫国義さん(53)と具体的な話は進んでいない。いまだ口蹄疫の感染経路が特定されず、韓国では爆発的に感染が拡大している。不安は拭えない。「牛たちは本当に死ななければならなかったのか。別の方法はなかったのか」との思いもある。口蹄疫を止めるために犠牲になった牛たち。「その勇気に負けないようにしないと」

 川南町川南の養豚農家柳川勝志さん(39)は、再開を来年2月に控える。家畜がゼロとなり、再スタートする今回は経営を転換する好機でもある。生産効率を上げるため豚舎の構造などを変更するつもりだが、目標を決めきれず、準備は進んでいない。「自分が腹立たしい」と言う。

 ◇ ◇

 農場周辺の道路には固まった石灰が所々残るなど、「戦いの記憶」はまだ生々しい。空になった豚舎を見ながら「ここでやめたら、埋めた豚に申し訳ない」とつぶやく。

 大阪で生まれ育ち、3年前、妻ひとみさん(33)の実家が経営するこの農場に就農した。「開拓のまち」川南にやってきて、初めて畜産に取り組む柳川さんもまた“開拓者”だ。事務所の土間では、沖縄から開拓移住した祖母の新垣ミツさん(86)が自慢の菓子「サーターアンダギー」を揚げていた。

 「川南には若手養豚農家が多いので、みんなで競い、支え合いながらやっていきたいと思います。来年はピンチをチャンスに変えるスタートの年。勝負の年にします」。柳川さんの言葉は、口蹄疫を体験したすべての人たちの気持ちを代弁しているように聞こえた。

韓国の口蹄疫情報、更新が間に合いません(;ω;)

毎日毎日、数ばかりが増えていって・・・・・。

本日1月5日の日本農業新聞にも載っていましたが、
農水省のHPでは

【2011年1月4日時点の報道等による情報】
・一連の発生により、2,769農家の家畜約77万9千頭を殺処分予定
・ワクチン接種は49市郡(下線部の市郡)の牛約98万頭が対象
・この他にも、予防的な殺処分時に採取した検体で口蹄疫陽性と判定されたものが、慶尚北道で40件以上

5日現在では、原田氏のツイートによると

【韓国口蹄疫情報1/5②】聯合ニュース1/5Web版。1/5 8時現在の発生状況。発生地域は6市道39市軍、86件。殺処分対象は2,857戸、826,456頭(うち豚が735,409頭で89%)。埋却は89%終了。

【韓国口蹄疫情報1/5③】聯合ニュース1/5Web版。1/5 8時現在。ワクチン接種状況。接種地域は7市道、55市郡、接種対象は40143戸、989,293頭、接種率は48.5%。現時点では牛のみ。地域により発生農家の半径10km以内か地域全域接種に分かれる。

【関係口蹄疫情報1/5⑧】1/5の発生状況整理。今日は5件。①江原道・春川(牛35)②忠清北道・鎮川(豚8500)③江原道・嚢陽(豚2900)④京畿道・龍仁市(豚2000)⑤江原道・横城(豚33900)。豚の大規模農家の発生が続いており、脅威。なお江原道・東海は陰性。


韓国政府は、牛だけでなく豚へのワクチン接種も検討に入ったもようです。

埋却の仕方が悪く、地下水や川が汚染されているとか、
発生農家の豚が出荷され流通してしまっているとか、
ネット上では、そういうニュースも目にします。
いったい、どういう状況になっているのやら・・・・・


発生当初は、道路での消毒の様子などが写真入で紹介されていました。

道路の両脇から通行車両へ有無も言わさず消毒薬を噴き付けている写真もあり、
「これなら消毒ポイントに誘導する必要もないし、避けて通ることは不可能だ」と思ったものでした。

ちょっと乱暴だけど、再発という事で力が入っているのだなぁ、
宮崎の様に、埋却地が見つからず・・・・って事も無いようだし、
この調子でガンガン消毒していけば、早く沈静化するに違いない

・・・・・なんて思っていたのですが。なんとも・・・・。

お正月休みを韓国で過ごした人達が帰って来て、万一「ウイルスの運び屋」になってしまっていたら今月中旬あたりから日本での再発があるかもしれない・・・・と思うと、かなり怖いです。


「宮崎だけでも口蹄疫がおさまるまで韓国便を受入れるのを止めるべきだ」なんて簡単な事をいう人もいるようですが・・・・・・、そういうのって首長の権限でできるものなんでしょうか?

まぁ、できたとしても宮崎だけが受入れを止めたところで、何になるって思うわけですけど。
宮崎だけの問題じゃ無いでしょうに。


農水省は水際での対策を出してはいますが、これだけ韓国での口蹄疫が拡がってしまったのですから、もう少し上を行く防疫対策を考える時が来ていると思うのですが。


最終的には、畜産農家自身が自分の農場を守らねばお話にならないってことですよね。

農場の消毒の他にも、

海外に行った人には近づかない、立ち入らせない。

これを徹底することが大事だと思います。


韓国の口蹄疫に関しては農水省のHPでまめにチェックして下さい。m(_ _)m
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/20110105_1000_korea_fmd.pdf

2011/01/03

初詣に行って来た!

普段は社寺仏閣に、あまり縁のない私たちですが・・・・

さすがに今年は初詣に行ってまいりました。

先ずは「霞神社」
家畜の神様である馬頭観音も祀られています。

ここは去年の8月にもお参りにきたのですが、その時以来です。

参拝客の多いこと。
駐車場に入るのにも行列が出来ていました。

参道もこのとおり。

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2011_2

先ずは本殿にお参り。

2011_3

その後「馬頭観音」、通称バトカンさんもお参りします。

日本で二度と口蹄疫が発生しませんように・・・・

韓国の口蹄疫が少しでも早く終息しますように・・・・・

2011_4

帰りはもちろん参道沿いのお店を見て回ります。

Photo

なかなか怪しい商品も並んでいますhappy02

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立川志の輔の落語を聞いて以来「鹿の首」がツボなのです。

しかも鹿の角に「Dr.スランプ アラレちゃん」の帽子がsmile

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焼きトウモロコシと焼きイカを購入。

下の写真は霞神社から見た高千穂の峰。
宮崎県民には馴染みの山です。

全国区になった焼酎「霧島」のパッケージにもなっています。

あ、坂本龍馬とお龍さんが登った山と言った方がわかりやすいですね。

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その後、狭野(さの)神社へもお参りに。

狭野神社は神武天皇(幼名:狭野尊)が祀られています。
側には天皇がお生れになった皇子原(おうじばる)の地名も残ります。
詳しくはこちらを御覧下さい。

↓狭野神社付近から見た高千穂の峰

Takatiho

表参道から入ると杉の並木があってステキなのですが・・・・
本日は西参道からお参り。

Photo_5

やはり人が多かったです。

Photo_6

実は・・・・お参りを済ませた所で、派手に転倒してしまったセンムです。

痛いやら恥ずかしいやら、情けないやら・・・・・

側にいたおじさんが心配して声をかけてくれたですよ。

「あらあら、カメラは大丈夫やったねぇ?」

・・・・・・カメラかよ!

はい。左前腕並びに左下肢擦過傷(ほんのちょっと)で済みました。

もちろんカメラも無事でございました。

新年早々、縁起が悪いったらないわ・・・・sad

なんて思いつつ引いたおみくじは、なんと!

2011_5

まさかの大吉!!!

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2011/01/01

そろそろ新しい年の幕開けです

30日夜から雪が降りはじめました。
珍しくて、わざわざ外に出て写真を撮ってしまいました。
1231
で、31日にはこのとおり。
今日は、例年殆ど雪が降らない日南市でも小雪が舞ったとか。


1231_2

九州自動車道も通行止め、空のダイヤも乱れているとかで、今日帰省をする人は大変だった事と思います。

1231_3

今年もそろそろ終わりです。

って書いてるうちにもう新年を迎えてしまいましたが。

思えば去年の1月29日のブログに
「口蹄疫の影響」
ってのを書いていたわけですが・・・・まさかその3ヵ月後に宮崎で口蹄疫が発生するとは。

読み返してみると・・・・のんきなものですよね。
「安平」に会えなかったよ~、なんて嘆いているのですから。
(その安平にも二度と会えなくなってしまったわけで)


まさに口蹄疫に始まり、口蹄疫で終わった一年でした。


非常に辛い経験でしたが、この災害がなければ知り合えなかった人達と出会うことができました。
そして宮崎の和牛生産者達は、宮崎牛復活という共通の思いでつながる事ができた様な気もします。

外出もできず、顔をあわせる事もできないなか、互いに励ましあえる仲間がいて嬉しかったです。
なんかね・・・・本当にブログをやってて良かったって思いました。


今年は「普通に穏やかに」過ごせたら最高だなぁ。

やり残した仕事(事務関係)が山積みですが、まぁ・・・がんばります(笑)


では、みなさま。

あけましておめでとうございます。

今年が佳い年でありますように!


韓国での感染疑いは、ついに58万頭を超えました。
宮崎の倍の頭数、しかもまだ治まる気配が見えません。
おまけに新たな鳥インフルエンザ・・・・

韓国の関係者の人たち、何とかがんばって欲しいです。

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