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2010/11/12

口蹄疫・マスコミ報道他 11/7(日)~11/11(木)

獣医師の経験冊子に 児湯の30人が詳細解説

(宮日 2010年11月7日付)

 口蹄疫の感染が集中した児湯郡で、殺処分やワクチン接種に携わった県獣医師会児湯支部(矢野安正支部長)の獣医師が、自らの経験を冊子「2010年口蹄疫の現場から」にまとめた。殺処分の現場で感じた問題点を指摘したほか、専門家向けに殺処分の方法を詳細に解説。今後の防疫に役立ててもらおうと、県内市町村の畜産担当者や全国の獣医師会に配布する。

 同支部は児湯郡の民間獣医師52人で構成。口蹄疫の感染が確認された当初は、県の獣医師が殺処分に当たっていたが、爆発的に感染が広がった5月上旬から、殺処分やワクチン接種に加わった。

 冊子では、殺処分に携わった約30人の獣医師がそれぞれの経験を紹介。殺処分が遅れたことについて「感染農場に到着しても、資材が足りずにすぐに殺処分に入れなかった」「ほとんどの現場では獣医師でなく、殺処分を補助する人員が不足していた」と問題点を伝えている。

 作業効率を上げるため、二酸化炭素で豚を窒息死させる方法を取り入れたことについては、「動物福祉を考慮すると適切とは考えられない。殺処分方法を検討する必要がある」と指摘する。

 口蹄疫の殺処分に携わったことのない獣医師に参考にしてもらおうと、牛・豚に分けた方法も解説。特に、今回の口蹄疫で時間がかかった豚は種豚や母豚、肥育豚など成育過程別にまとめた。

 同支部は発行に合わせて独自に検証委員会をつくり、感染拡大の原因を分析。防疫や初動態勢、早期の殺処分や埋却方法についても提言している。

 冊子は500部作成。今後の防疫に役立ててもらおうと、県内市町村の畜産担当者や全国の獣医師会に送る。矢野支部長は「現場に入らないと分からない情報が詰まっている。万が一口蹄疫が再発した場合には、被害を最小限に食い止められるよう役立ててほしい」と話している。


口蹄疫獣医師の体験紹介
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20101108-OYT8T01105.htm

 県獣医師会児湯支部(52人)の会員による口蹄疫(こうていえき)の報告書「2010年口蹄疫の現場から」が発行された。感染した家畜を実際に診て確認した症状や、殺処分に携わった経験などがつづられている。(帆足英夫)

 報告書は9部構成。1部「口蹄疫の症例をみて」では、国が発生1例目を発表する4月20日より前に、口蹄疫と知らずに診察した獣医師4人の報告を掲載した。農林水産省は後に1、2、3、6例目の発生として発表。「細くて糸を引くようなよだれが風に乗ってふわっと流れていた」「もしかしたらあの牛はそうなのかもしれない」など、診察時の様子やその後の不安を記している。

 3部では、殺処分やワクチン接種にかかわった獣医師の記録を集めた。そのうちの1人は殺処分に参加した初日に淡々と作業を続けたが、最後の子牛を処分し終わった後、牛に覆いかぶさって10分以上、号泣したという。

 ほかに「電殺のみで行うと1頭に1~2分以上かかるが、電殺と薬液注入を組み合わせると作業性が上がった」など、殺処分の方法や必要な備品なども記載。また、「平時から必要な班編成をつくっておいて、年に1度は大規模な演習を行うべきだ」などと防疫に関する提言も盛り込んだ。

 矢野安正支部長(59)は「私たちは現場に最も近い場所で口蹄疫を見続けてきた。体験を記録して後世に残すことで、万が一にも国内で再発した場合の対策に役立ててほしい」と話している。

(2010年11月9日 読売新聞)


児湯5町で養豚の経営再開本格化
11月10日(水)19:01 MRT

口蹄疫の激震地、児湯5町では、すでに、今月1日から、和牛農家が経営を再開していますが、養豚農家の経営再開も本格的に始まりました。

10日は、JA系列の農場に導入される豚が初めて到着しました。
10日午前9時、川南町にあるJAの施設に30頭の豚が到着しました。

児湯5町では、口蹄疫の終息後、初めてJA系列の農場に導入される豚で、秋田県から運ばれてきました。
到着した豚は、川南町内の1戸の養豚農家が導入するもので、農場に移動する前に入念に消毒を受けました。

(JA尾鈴・松浦寿勝畜産部長)「ようやく養豚も経営再開ができたということで大変喜んでいる、ただ、経済状況厳しい中での再スタートになるので、一歩一歩確実に経営(再開)を進めていきたい。」

JA尾鈴では、クリーンな畜産地帯をめざすため、今回、病気の豚がいない地域になる秋田県で豚を購入。
今後も、経営再開に必要な豚は、秋田県や青森県などで確保することにしています。

JA尾鈴では、養豚農家の経営再開について、今月中に、JA系列の川南町と都農町の8戸の農家に、あわせて400頭を導入する予定です。


児湯で養豚再開 川南6農場で160頭導入
(宮日 2010年11月10日付)

 口蹄疫の感染が集中した児湯地域の養豚農家が11日までに飼育を再開した。県のまとめでは10日現在で川南町の6農場が約160頭を導入。児湯地域では1日から肉用牛の飼育も始まっており、県内全域で畜産経営の再開が本格化する。

 県は農家に豚の健康観察を毎日徹底するよう指導しており、導入から2週間後をめどに宮崎家畜保健衛生所の家畜防疫員が健康状態を観察することにもなっている。また、1カ月後までにオーエスキー病(AD)と豚繁殖・呼吸障害症候群(PRRS)の抗体検査を行う

 児湯5町では若手養豚農家が新生養豚プロジェクト協議会(野津手重人会長)を結成し、特定疾病のない清浄な産地を目指している。県も農家を長年悩ませてきたADの清浄地域から豚を導入するよう指導している。


現場の対応学びたい 三重・松阪市長が西都市長表敬

(宮日 2010年11月10日付)


 口蹄疫での現場の対応を学ぼうと三重県松阪市の山中光茂市長(34)が9日、西都市の橋田和実市長を表敬訪問した。

 本県から出荷された子牛が同市のブランド「松阪牛」の素牛になっていることが縁で実現。山中市長は「混乱する現場でのノウハウを学び、今後も同じブランドを持つ産地として連携していきたい」と語った。

 松阪市によると、本県の子牛は「松阪牛」の素牛として44%を占めている。山中市長は、口蹄疫で現地の対策本部長として指揮を執った橋田市長に対し、(1)国、県、市の役割(2)市独自で行った対策(3)今後の対応―などを質問。

 橋田市長は「国はまず被害の補償を予算化し、農家に安心を与える必要があった。埋却地の確保やワクチン接種の同意を取る際は現場(市)の意識が国・県とマッチしないことが多かった」と述べ、混乱した状況を説明した。

 山中市長は、口蹄疫の感染拡大を受け、松阪市でも防疫対策に乗り出したことを紹介。県や国の意識について、「なかなか緊張感を持ってもらえなかった」と振り返った。

 山中市長は同日、県庁も訪れ、松阪牛協会など3団体の代表として、義援金計235万4455円を東国原知事に手渡した。


えびの市で子牛の品評会

えびの市で、口てい疫のため中止されていた子牛の品評会がおよそ7か月ぶりに開かれました。
宮崎県内では、ことしの8月の口てい疫の終息宣言のあと、競りに出す前の子牛を評価する品評会が各地で順次、再開されています。えびの市では、ことしの4月8日以来、およそ7か月ぶりに品評会が開かれ、えびの市の畜産農家が飼育した雌の子牛、14頭を出しました。

子牛は、すべて、競りの出荷に適した生後10ヶ月程度の和牛で、JAの職員など審査員が、子牛を観察したり直接触れたりして体のバランスなどを確認していました。JAえびの市によりますと、今回は子牛の頭数が口てい疫の影響でいつもの品評会に比べると3割ほど少なかったということです。

「優等賞」と「壱等賞」に評価された牛は、来週、小林市で開かれる西諸地域の品評会に出され、さらに今月下旬の競りで高値がつくよう、購入する地元農家にはJAから奨励金が出ることになっています。
JAえびの市の篠原一利組合長は、「競りの再開に続いて、品評会も再開され、農家の表情もいきいきとして、畜産の復興に弾みがついた。きょうは頭数が少なかったが、いい牛がそろっていたので競りが楽しみだ」と話していました。
11月11日 18時10分 NHKローカル


児湯家畜市場で成牛のセリ再開
11月11日(木)18:56 MRT

口蹄疫の被害を最も受けた児湯地区の家畜市場で、約7か月ぶりに成牛のセリが再開されました。
児湯地域家畜市場で開かれた成牛のセリには、西都市を中心に県内各地から、肥育牛や繁殖農家が飼育してきた母牛など、約40頭が出荷されました。

11日は、まず、児湯畜連の壹岐定憲会長が、「防疫には最大限注意を払って、クリーンな生産地を目指していきたい」とあいさつしたあと、さっそくセリが始まりました。

(購買者)「買えた、買えた。4つも5つも。たくさん買いました」
「また明るい畜産ができると思いますので、買った牛は大事に育てたいと思います」

11日の1頭あたりの平均価格は、約12万7000円と、口蹄疫発生前の価格を、2万5000円余り下回ったものの、市場関係者は、無事セリが開催できたことに安堵の表情を見せていました。


口蹄疫防疫演習:口蹄疫想定、初動防疫の手順確認 県の演習に800人 /鹿児島

 宮崎県で発生した口蹄疫(こうていえき)を教訓に県は10日、鹿屋市串良町の県農業開発総合センター大隅支場で口蹄疫防疫演習を実施した。肥育牛農場で発生したとの想定で、模型の感染牛を使った殺処分や埋却など本番さながらに実演した。自治体やJAなど関係機関から約800人が参加し、緊迫の初動訓練を見学した。

 農場は畜舎4棟で400頭を飼育と仮定。疑似患畜発生を受け、白い防疫服の作業員数十人がバスで農場に到着。感染牛2頭を薬液注射で安楽死させ、シートを敷いた深さ4メートル、長さ約20メートルの穴に落とし、消石灰をかぶせた。参加者らは目の前で繰り広げられる初動防疫の手順を確認した。

 演習の後、現場でパネル討議があり、鹿児島大農学部の岡本嘉六教授が「第一発見農場が初発とは限らず、初発農場の特定が大事で感染拡大を防ぐ重要な点。そのためには、農家は、どこに行ったのか、だれが出入りしたのかなどを日ごろから日記としてつける習慣を身につけてほしい」と述べた。北野良夫・県畜産課長は「発生時の大変さのイメージを共通認識できたと思う。のどもと過ぎればではなく、農家はこれからも徹底した消毒を続けてほしい」と語った。

 県畜産課によると、県内には畜産農家約1万4000戸が牛豚など約170万頭を飼育。農家のうち7割が発生時の患畜埋却地を確保しているという。県は年内に県独自の口蹄疫防疫マニュアルを作成する予定。【新開良一】毎日新聞 2010年11月11日 地方版(鹿児島)

※ここまで大掛かりな訓練は初めて。ここらあたりが「さすが鹿児島」なんだよなぁ。

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