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2010/11/16

口蹄疫・マスコミ報道他 11/12(金)~11/16(火)

口蹄疫対策で1000億円超の補正予算 11月12日(金)19:02  MRT

県は、口蹄疫復興対策費を中心とした過去最大の総額1044億円余りの一般会計補正予算案を、11月県議会に、提出することになりました。
補正予算のうち、約1000億円は、口蹄疫復興対策を目的とした基金に使われ、その運用益で、様々な事業が実施されます。
補正の財源を確保するため、県は、1000億円以上の県債を発行していて、県債残高は、今年度末の時点で、初めて1兆円を超える見込みです。
11月県議会は、今月18日に開会します。


衛生基準の順守調査 県議会に予算提案へ

(宮日 2010年11月13日付)

 県は口蹄疫の反省から、家畜伝染病予防法で定める飼養衛生管理基準が各農場で順守されているか、調査に乗り出す。12日の県議会議会運営委員会で明らかにした。牛や豚を飼育する県内1万300戸を対象に、年明けにも調査を始める。調査員には失業者48人を充てるなど雇用創出も兼ねる。18日開会の11月定例県議会に予算案を提案する。

 同基準は2004年に制定。10項目あり、畜舎の消毒徹底や病原体を持ち込む恐れのある野鳥・野生動物の侵入対策、過密飼育を避けることなどが定められている。順守していないときには県知事が改善するよう勧告や命令もできる。

 しかし、県の口蹄疫対策検証委員会が先月まとめた中間報告では、「基準の存在そのものが農家に周知できていなかった」と指摘。国の検証委も生産者からの報告や家畜防疫員が立ち入り検査をする取り組みが必要と提言している。

 事業費は県の緊急雇用創出事業臨時特例基金から6861万円を拠出。予算案が可決されれば来年初めにも調査に着手し、終了まで最長で6カ月を見込んでいる。農場の不備には対しては調査員が改善を依頼するほか、家畜保健衛生所(家保)が指導する。

 養鶏農場については、毎年秋から冬に鳥インフルエンザ対策の一環で各家保が巡回し、順守状況を把握しているため対象から除外した。


県獣医師会児湯支部、記録集「口蹄疫の現場から」発刊 /宮崎

 ◇初めての症例や殺処分など、獣医師の思い記録

 県獣医師会児湯支部(矢野安正支部長、52人)が、口蹄疫(こうていえき)発生農場での診療や殺処分などの体験を寄せた記録集「2010年口蹄疫の現場から」を発刊した。初めて症例を目にした戸惑いや国や県の対応の遅れ、さらには難航した殺処分へのいらだちや苦悩など現場で感じた率直な思いがつづられている。【石田宗久】

 約29万頭の家畜が犠牲となった災害を記録し、未来への教訓にしようと、32人が当時の日記などを基に手記を寄せた。

 発生農場での症例▽家畜の殺処分やワクチン接種の現場▽口蹄疫を振り返っての感想--など9部構成。

 1例目の繁殖牛農家を診療した都農町の青木淳一さんは4月9日、母牛1頭の口の中のかいように気づいた時の様子を「見た瞬間、ドキッ! として口蹄疫が頭をよぎった」と振り返った。県家畜保健衛生所に通報したが、当時は他の牛への感染は確認されなかった。獣医師間の情報交換で21日の時点で既に「これは同時多発だと思った」と述懐している。

 川南町など県央部で爆発的に感染が拡大した背景には、埋却地確保の問題や殺処分数が加速度的に増え、人手が足りなかったことなどが挙げられる。

 高鍋町の志賀明さんが県に協力を申し出て、開業医とNOSAI、JA宮崎経済連の民間獣医師たちが殺処分に加わったのは5月5日からだった。連休明けには生産者組織などが農林水産省と県に対し、感染拡大抑制のためワクチン接種を要請しているが、政府が接種を決定したのは19日だった。

 志賀さんは「現場とはかけ離れた見解に戸惑った」と国、県の反応の鈍さを振り返った。

 また、多くの会員が、人員配置や段取りの不手際、指揮命令系統の混乱を現場で実感している。「現場に到着したが、資材が何一つなく半日待ちぼうけ」「現場を理解していない会議室の中で対応が決定していくことは望ましくない」などと批判。一方で「獣医師と行政側の協力体制構築が重要」「全国からたくさんの支援がなされた」などの提言、感謝の言葉もあった。

 記録集では、発生地域と件数、風向きの関係を調べ、風がウイルスを運んだ可能性も考察。殺処分に必要な資材や、現場からウイルスを出さないバイオセキュリティーの手順も記した。県獣医師会児湯支部0983・42・5007。

 ◇「風に流れる細いよだれ」 忘れられぬ牛の症状

 「この体験は全国初の未曽有の災害になる。検証し、教訓を後世に伝えなければ」

 矢野支部長はこんな思いから4月末、口蹄疫にまつわる体験を記録しておくように会員獣医師に呼び掛けた。

 自身も1例目の確認前日の4月19日、後に3例目の発生事例となる農家を往診。牛1頭のよだれが「細い糸のように風に流れていた」様子は今も忘れられない。臨床37年の経験から「風邪とは違う、診たこともない症状を体全体で示していた」と感じたが、口蹄疫との診断には至らなかった。

 その日の午後に1例目を診た青木さんから都農町の農家(1例目)で口蹄疫を疑っているとの連絡を受け「ぞっとした」。翌日、再び往診してさらに2頭で同様の症状を確認。家畜保健衛生所に連絡したのが始まりだった。

 ワクチンを巡っては、接種を拒否する顔見知りの農家を説得した。「『打たないと拡大が止まらない。打ちましょう』と声を掛けたが、つらかった」。殺処分にも参加したが、埋却地は梅雨の雨で泥沼に。重機が行き交うなか、暴走する牛もいた。「危険きわまりない野戦場のようだった」という。


毎日新聞 2010年11月13日 地方版


40頭からの再出発 養豚業・日高さん
2010年11月13日 asahi.com

 空っぽだった畜舎に、豚の鳴き声が響いた。
 12日に飼育を再開した川南町平田の養豚業、日高義暢さん(31)の農場「協同ファーム」にはこの日、40頭の雌豚が入った。

 午前9時、豚を載せた大型トラックが到着した。入り口には、全体に消毒液を吹きかけるゲート型の装置が新設されている。トラックはゲートを前後し、入念に消毒した。

 本来、従業員以外は場内にも入れないが、今回も特別に取材のための入場を許してもらった。入る際にはシャワーを浴び、場内用の作業着に着替え、キャップをかぶる。万全なはずだが、口蹄疫(こうていえき)の恐ろしさを取材してきただけに、「万が一何かあったら」と不安になり、シャワーの際、念入りに体を洗った。

 豚たちは、秋田県からやってきた。「日本一クリーンな産地」を目指す地域の養豚農家らは、特定の伝染病の病原体を持たない豚を導入することを決めている。秋田県産を選んだのは、このためだ。
 トラックから降ろされた豚たちは、リフト付きの運搬車に載せ替えられ、場内に。入る際には、清めのお酒が体にふりかけられた。

 畜舎は、鉄筋で10部屋に仕切られていた。運び込まれた豚たちは、4頭ずつ分けて入れられた。消毒された真っ白な床が、豚の姿でみるみるうちに満たされていく。
 しばらくすると、「ギャーギャー」と、激しい鳴き声が聞こえ始めた。一部の豚が体をぶつけ合ってケンカを始めた。すごく元気そうだ。
 日高さんは「豚同士、初めて顔を合わせたから。明日には仲良くなってます」と言いながらも、さくを乗り越え、「ケンカしたら駄目!」と二頭を引き離した。長旅で疲れたのか、寝始める豚もいた。

 ようやく再開にこぎ着けた日高さん。「まだ気は抜けないが、一歩目が済んでほっとしている。豚がいるということで、スタッフにも活気が出てきたと思います」と話した。
 この農場にはかつて約8200頭の豚がいた。その活気はまだない。だが、間違いなく畜舎に、命が吹き込まれた。(石田一光)


▼導入牛目視検査関連記事
児湯5町、再導入家畜の目視検査始まる
11月15日(月)18:12 MRT

口蹄疫の被害を最も受けた児湯郡5町で、畜産農家の経営再開がスタートしてから2週間。
15日から、再導入した家畜の目視検査が、始まりました。

児湯地区では、今回の目視検査を経て、本格的な経営再開が始まることになります。
初日の15日は、児湯5町の65か所の農場を対象に検査が行われました。
このうち、川南町では、家畜保健衛生所の職員らが、3つの班に分かれて24か所を巡回。

牛に異常がないか目視検査を行ったほか、牛の購入先などを畜産農家から聞き取り調査しました。
県によりますと、15日の検査で、異常が見つかったとの報告は受けていないということです。

(畜産農家)「異常なしということで、一区切りというか、また後の牛が飼えると思って、意欲がわいてくる」
「今から問題もあると思うが一つ一つクリアしていけば元に戻るかなと考えている」

目視検査をクリアすれば、家畜の頭数を増やすことができることから、今後、児湯地区も、本格的な経営再開へと進むことになります。


飼育再開 牛の健康状態確認

口てい疫の感染が集中しすべての家畜を処分した県東部の地域で、今月、牛の飼育を再開し2週間たった農場を対象に、獣医師が牛の健康状態を確認する検査が行われました。

県東部の川南町など5つの町では口てい疫の感染が集中し、およそ900か所あるすべての農場で牛や豚が処分されました。

県は、この地域で先月まで試験的に牛を飼育し、安全性が確認されたため、今月1日から一部の農家で、牛の飼育が再開されています。15日は飼育の再開から2週間たったことを受けて、その後の牛の健康状態を確認するため県職員の獣医師らが5つの町の農場の牛を検査しました。

このうち川南町の畜産農家では、獣医師が牛舎で飼育されている11頭の牛のよだれや鼻の表面の状態などを調べたり、農家から話を聞いたりしました。
宮崎県によりますと、同日は60か所あまりの農場で検査が行われ、いずれも牛に異常はなかったということです。
県はほかの農場でも引き続き検査を行うことにしています。
検査で異常がないことが確認された川南町の農家は、「これで一安心だが、気を緩めず消毒をしっかりして、目標の頭数まで牛を増やしていきたい」と話していました。
11月16日 09時45分 NHKローカル


東児湯5町で目視検査開始 初日62戸異常なし

(宮日 2010年11月16日付)

 口蹄疫の被害が集中した東児湯5町で家畜の飼育が再開してから2週間が経過したのを受け、県は15日、家畜の健康状態を調べる目視検査を始めた。初日は川南など5町で62戸を対象に実施し、異常は見られなかった。

 検査は再開に万全を期すため、農林水産省からの通知に基づいて実施。同日は宮崎家畜保健衛生所の家畜防疫員が各農場を巡回し、家畜の口や足の先を注意深く観察。口蹄疫特有の症状が出てないか確認した。

 対象はワクチン接種した区域の農家で、目視検査は異常がなければ1回で終了する。


西都の避難畜舎存続
口蹄疫に備え確保

 口蹄疫の感染を避けるため、県の主力級種牛5頭が避難していた西都市尾八重(おはえ)の畜舎について、県が種牛の避難施設として、今後も活用する方針を固めたことが15日、分かった。

 県の主力級種牛は5月14日、高鍋町の県家畜改良事業団から西都市の畜舎に避難。うち2頭は9月上旬に高原町の事業団施設に移され、残る3頭は12月下旬、高鍋町の事業団に戻る。

 県は避難していた牛がいなくなった後の畜舎について活用策を検討。
〈1〉周囲に畜産関連施設がなく、避難先に適している
〈2〉口蹄疫の発生に備えた避難先を確保する必要がある――と判断し、今後も利用することにした。

 当面は使用の予定がないため、野生動物の接近を防ぐために設置した畜舎周囲の鉄板は取り外す。しかし、避難した牛が入ることになる檻(おり)と、堆肥(たいひ)の保管施設は残し、県が管理するという。

 西都市の橋田和実市長は「避難期間中は地元の住民が熱心に支えてくれた。避難先としては最適の場所だと思う」と話している。

(2010年11月16日 読売新聞)

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