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2010年10月

2010/10/31

口蹄疫・県口蹄疫対策検証委・中間報告詳報(宮日)

2010年10月30日(土) 宮崎日日新聞の記事。

ブログ用に書き写していたのですが、新聞記事の原文を読みたい方も入ると思うので、そのままアップします。写真をクリックすれば読みやすくなると思います。

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2010/10/30

口蹄疫・県口蹄疫対策検証委員会中間報告関係記事

口蹄疫 初期対応など論点整理 対策検証委、年内に報告書 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20101029-OYT8T00961.htm

 口蹄疫(こうていえき)の問題で、県の対策検証委員会(座長=原田隆典・宮崎大教授)は29日、3回目の会合を開き、初期段階での対応やまんえん防止対策などについての論点を整理した中間発表を行った。

 会合は非公開で実施。終了後、原田座長らが会見に応じた。

 中間発表では▽発生前の防疫に対する意識、対策などは十分であったか▽早期発見、早期通報はできたのか――など六つの論点に基づき、課題や今後、対応すべき内容などを列挙。都農町の1例目で検査が遅れたことについては「リスクが少しでもあれば検体を送付する姿勢が必要だった」と指摘した。

 またワクチン接種の時期について、国が接種を決める以前の5月上旬に、県が国に検討を依頼していたことを明かし、「国はこの時点で判断を行うことも必要だったのではないか」とした。

 今後、同委員会は関係農場や東国原知事の聞き取り調査などを行い、12月上旬の次回会合で最終報告書の素案を提案。年内には完成させる。

(2010年10月30日 読売新聞)


【口蹄疫】大規模農場の頭数制限を
2010.10.29 20:56 産経
http://sankei.jp.msn.com/life/body/101029/bdy1010292058002-n1.htm

 口蹄(こうてい)疫問題で、宮崎県の検証委員会(座長・原田隆典宮崎大教授)は29日、大規模農場で感染が起きた場合、拡大リスクが大きいとして、飼育頭数に上限を設けることを県に提言する方向で中間報告をまとめた。

 検証委は、防疫対策や初動対応、国や市町村との連携など6つの観点で意見を整理。初動対応では「感染リスクが少しでもあれば、検体を(国の施設に)送る姿勢が必要ではなかったか」、車両の消毒では「防疫指針を上回る措置を検討する必要があったのではないか」などと指摘した。

 大規模農場については「殺処分や埋却地の確保で時間を要するなど、感染拡大リスクが大きい」とし、一農場当たりの飼育頭数に上限を設けることを検討課題に挙げた。感染源や拡大ルートの調査の徹底が必要として行政に強制調査権を持たせることにも言及した。


「危機意識高くなかった」=宮崎県検証委が中間報告-口蹄疫
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010102901063

 宮崎県に大きな被害をもたらした口蹄(こうてい)疫問題で、県の対策検証委員会は29日、発生前の防疫対策が不十分で、海外で口蹄疫が発生する中、「県として危機意識が高かったとは言えない」などとした中間報告を発表した。年内に最終報告をまとめる。
 中間報告は、1例目の診断時に口蹄疫を疑えなかった点について「典型的な症状や感染拡大がなかったので、意図的な見落としではない」としつつも、「(国に)検査検体を送るべきだった」と反省点を示した。(2010/10/29-20:20)時事ドットコム


口蹄疫:事態進展応じ反省点 県検証委、中間的に論点整理 /宮崎
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20101030ddlk45040662000c.html

 県口蹄疫(こうていえき)対策検証委員会は29日、県庁で第3回会合を開き、検証すべき事項や具体的な問題などを中間的に論点整理した。また、県が5月4日時点で、ワクチン接種や予防的殺処分の検討を国に依頼していたことを明らかにしたうえで「事態の進展に応じて従来の『防疫指針』を超えた対策検討をすべきだった」と指摘した。

 国の検証委が初発を6例目の水牛農家とみていることについて、限られた抗体検査データなどに基づく推定にすぎないことから「6例目や1例目の農場よりも前に感染が起きていた農場がなかったとする証拠はない」と指摘。「現行システムでは早期通報したものが初発とされてしまう」と疑問を呈した。

 国や県の危機意識や対策▽早期発見・通報はできたのか▽初期対応段階での判断・処置は適切だったか--など、論点ごとの現状認識を基に問題点を洗い出した。

 初発段階での対応については、「もっと早い段階で同時多発的な面的広がりを認識すべきだった」と反省点を挙げ、行政への強制調査権付与や1農場当たりの頭数制限などの検討課題を示した。

 検証委は年内に最終報告をまとめる方針だが、引き続き県民に情報提供を呼び掛けている。【石田宗久】毎日新聞 2010年10月30日 地方版


指針超えた対策必要 県検証委中間報告
(宮日 2010年10月30日付)
http://www.the-miyanichi.co.jp/special/kouteieki/index.php

 口蹄疫の防疫の問題点や感染経路について調査する県口蹄疫対策検証委員会(座長・原田隆典宮崎大工学部教授、8人)の第3回会合は29日、県庁で開き、6項目からなる中間の論点整理(中間報告)を公表した。国、県が道路封鎖やワクチン接種について、「防疫指針」を超えた判断が迅速に下せなかったことを問題視。また、国の疫学調査では「感染疑い6例目が初発の可能性が高い」とされているが、それ以外の可能性も現時点では否定できないため、「今後も感染経路の解明が必要」とした。

 今回の口蹄疫への対応では、消毒ポイントの設置や道路封鎖は国との協議を経て、防疫指針に基づいて実施された。中間報告ではそれらを踏まえた上で、国と県が初期段階で同時多発的な広がりを認識し、「防疫指針を超えた抜本的対策を検討する必要があった」とした。

 例えば、ワクチン接種の政府決定は5月19日だったが、同月初旬には県農政水産部の幹部が予防的殺処分を含め検討を農林水産省に要請していたことを明らかにし、「国はこの時点で判断を行うことも必要だったのではないか」と判断の遅れを指摘した。

 1例目の国への検体送付については、「リスクが少しでもあれば、検査を行う姿勢が必要だった」と県の姿勢を疑問視。その上で、農家や担当獣医師から依頼があった場合は原則として検体を送付すべきで、簡易検査キットなど早期発見が可能な態勢確立を提言した。

 一方で、早期通報した農場が初発とされてしまう現状についても言及。国の疫学調査で6例目農場が初発と推定されたことについて、「6例目、あるいは1例目の農場より前に感染が起きていなかったとする証拠はない」として、科学的に解明できる疫学調査のルール作りを求めた。

 検証委は東国原知事や隣県へのヒアリングも踏まえ、年内をめどに最終の調査報告書をまとめる。

 原田座長は「犯人捜しをするわけではないが、感染経路の解明は重要視している。農家の協力は不可欠で、幅広い情報提供を今後もお願いしたい」と話した。

※県口蹄疫対策検証委・中間報告詳報(宮崎日日新聞掲載)については明日転載します。

口蹄疫・マスコミ報道他 10/28(木)~10/29(金)

九州の若手農家が口蹄疫研修 10月28日(木)19:44 MRT

九州各県の若手農家が宮崎市に集まり、口蹄疫についての研修会が開かれました。
若手農家でつくる九州・沖縄地区の農業青年クラブ連絡協議会が開いた研修会。

28日は、まず、県の担当者が、口蹄疫の発生から終息までの対応を説明したあと、被害農家らによるパネルディスカッションが行われ、復興に向けた決意などを発表しました。

(川南町の養豚農家)「もう2度とこんな苦しい思いはしたくないと考えるのではなくて、闘った日々のことを、次にいかさなきゃいけないなというのを思いました。」

(福岡の農家)「今回、たまたま宮崎だったかもしれないけど、どこで出るかまだ分からないから仲間とのつながりが大事だなと、今回思いました。」
「聞いたことを地元に帰って農家と一般の方にも、ちょっとでも広めれたらなと思いました。」

研修会には、約100人の若手農家が参加し、防疫の大切さを改めて実感していました。

県口蹄疫検証委が中間報告   (10/29 17:58)  MRT

県の口蹄疫対策検証委員会は、29日、検証の論点を整理した中間とりまとめを発表しました。
県の口蹄疫対策検証委員会は、29日3回目の会合を開き、防疫意識や国と県の関係など6つの論点を柱とした、中間のとりまとめを発表しました。

このうち初期対応については、県から国に対しワクチン接種の検討を依頼した5月初旬の段階で、国は判断を行うことも必要だったと指摘しています。

また、感染源の調査については、国による究明を期待するとした上で、初発とされている6例目や1例目の農場の感染より前に感染がなかったとする証拠はないとしています。

検証委員会の原田隆典座長は、感染源や感染ルートの解明について、犯人探しではなく今後の対策のための調査であることを強調した上で、農場に対して調査に協力するよう呼びかけています

検証委員会では、農場への調査や東国原知事へのヒアリングを行った上で、年内をメドに報告書をまとめることにしています。

県検証委員会が中間まとめ

口てい疫への対応を検証している宮崎県の委員会は、議論の中間的なとりまとめを発表し、ことし4月に最初に感染の疑いが確認された牛について、速やかに検査を行うべきだったと指摘しました。

口てい疫問題の検証をめぐっては農林水産省が専門家の委員会を設けたあと、宮崎県も独自の委員会を設けてそれぞれが調査などを進めています。

29日県庁で開かれた県の委員会には、大学教授など委員6人が出席し、検証作業の中間的なとりまとめが非公開で行われました。

県によりますと、およそ30の検証項目について、これまでの議論で挙がった課題や今後の改善点がまとめられました。

このうち、ことし4月に最初に感染の疑いが確認された牛については、県側に見落としや報告の遅れなどはなかったものの、当時、韓国で口てい疫が発生していた状況を考えれば、少しでも危険性が疑われれば、検査を行うべきではなかったかと指摘しています。

その上で、口てい疫の症状はさまざまであり国を含めて典型的な症状があるという考え方を改め、可能性をはっきりと否定できない場合は検査するよう求めています

また、5月初旬に宮崎県から国に対し、ワクチンの接種など踏み込んだ対策を検討するよう依頼していたとして、国がもっと早く判断するべきだったと指摘しています。

検証委員会では、さらに農家などから聞き取り調査を続けた上で、年内をメドに最終報告をまとめることにしています。
県の検証委員会の原田隆典座長は、「最終報告に向けては感染源の解明などの努力も続けていきたい」と話しました。
10月29日 19時39分 NHKローカル


口蹄疫補償金で預託農家が調停申し立て 
(10/29 17:53)  MRT

口蹄疫の補償金をめぐり、民事調停を申し立てました。
委託を受けて家畜を飼育する預託農家が、契約先の企業などを相手に、補償金を支払うよう、民事調停を申し立てました。
調停を申し立てたのは、川南町の企業から委託を受けて、豚を飼育していた、川南町と木城町の15戸の預託農家です。

口蹄疫の被害農家に対しての補償金は、預託農家ではなく、家畜を所有している企業に交付されるため、実際に家畜を飼育していた農家には、支払われないことになっています。

このため、15戸の預託農家は、川南町の企業などに対し、補償金の適正な分配を求めて、今月20日、宮崎簡易裁判所に民事調停を申し立てました。
(養豚農家)「私たちには生活支援はまったくしない。
私たちのやる気をそいでいる。
出して当たり前」代理人によりますと、川南町の企業は、養豚の事業再開の方針を明確に示していないうえ、預託農家には、補償金を分配しない意向だということです。


感染集中地域1日に畜産再開

口てい疫の感染が集中した宮崎県東部の川南町など5つの町では、試験的な牛の飼育で農場の安全が確認されたため、来月1日から家畜の飼育が順次、再開されます。

宮崎県東部の川南町など児湯郡の5つの町ではことし4月以降、口てい疫の感染が広がり、およそ900か所の農場すべてで牛や豚が処分され、7月以降は、家畜が1頭もいない状態となっています。8月の終息宣言のあと、宮崎県がおよそ170か所の発生農場で試験的に牛を飼育し、今月22日までに異常がないことが確認されたためこの地域の畜産農家は来月1日から順次、飼育を再開します。

農家は事前に、
▼いつ、何頭の家畜を飼うのかなどを示した計画書を町を通じて県に提出するとともに、
▼農場での消毒などの予防対策について獣医師や町の職員などからチェックを受けることになっています。
さらに飼育を始めてから2週間後に家畜に異常がないかを、獣医師が目で見て確認することになっています。

宮崎県やJAなどによりますと、
▼当初は、牛の農家が、あらかじめセリで買い付けた子牛を農場に運んで飼育を始めるケースが多く、▼豚の飼育再開は来月中旬の見通しです。

宮崎県では「いま一度、衛生管理を見直し、万全な状態で再開して欲しい」と呼びかけています。
10月29日 19時39分  NHKローカル


飼育再開へ農家対象の説明会

口てい疫の感染が集中した宮崎県東部で、来月1日に家畜の飼育が再開されるのを前に川南町が畜産農家を対象にした説明会を開き、消毒など対策の徹底を農家に求めました。
口てい疫の感染が集中した宮崎県東部の川南町など5つの町では、試験的な牛の飼育で農場の安全性が確かめられたため来月1日に家畜の飼育が再開されます。

29日は、飼育の再開を前に川南町が町内の畜産農家を対象に説明会を開き、およそ100人が参加しました。

この中で町の担当者は、
▼農場や機材などを徹底的に消毒すること
▼口てい疫が再び発生した場合に備えて、処分した家畜を埋める場所をあらかじめ確保することなどを農家に強く求めました。

また、安全性を確かめるために、飼育を再開してから
▼牛は2週間後に
▼豚は1週間後に県の家畜保健衛生所が農場に立ち入り、家畜に異常がないか目で見て検査を行うことを説明しました。

このほか、消毒の態勢などで一定の基準を満たした農家を対象に町が独自に「防疫適合マーク」を贈る制度を今年度中に設ける考えを明らかにしました。
川南町では今後、農家を対象にした研修会を定期的に開くなどして、口てい疫などの伝染病が2度と発生しない畜産地づくりを目指すことにしています。

10月29日 19時39分  NHKローカル


青森県が種牛凍結精液提供へ

口てい疫の発生で種牛の大半を処分した宮崎県の畜産を支援しようと、青森県の種牛の精液が提供されることになり、29日、青森市で出発式が行われました。

青森県庁で行われた出発式には、青森県の三村知事のほか、畜産団体の関係者などおよそ100人が出席しました。

発送されたのは、「東の横綱」として、全国トップクラスに評価される青森県の種牛「第1花国」の凍結精液100本で、口てい疫により大半の種牛が処分された宮崎県に無料で提供されます。

青森県は、昭和40年代前半から宮崎県の肉用牛を購入し、5年前には、双方の種牛の精液の交換も行っています。

今では青森県内で飼育されているメスの肉用牛の10パーセントにあたるおよそ1000頭が、「西の横綱」として知られる宮崎県の種牛「安平」の子どもにあたるなど、両県の畜産には長い交流の歴史があるということです。

関係者は、凍結精液の保管箱を乗せたトラックが出発する様子を手を振りながら見送っていました。凍結精液は、来月1日に宮崎県に到着し、宮崎県庁で東国原知事に引き渡されます。

10月29日 19時39分 NHKローカル

2010/10/29

水牛食品の「すきやきわりした」を使ってみた

毎月29日の「肉の日」には、牛肉を食する我家ですが・・・・・
今月はちょっと前倒し。すき焼きを食べました。

1029

なんたって
「美味しいすき焼きのタレ、割り下を探す旅に出ます」
と宣言した身ですから。

今回のすき焼きで使ったのは「水牛食品の すきやき わりした」です。
イオンショッピングセンター内にある色んな食材を扱ってるコーヒー屋さんで購入。
(イオンに行く度に寄ってるのに、店の名前がわからん)

実は某獣医さんの掲示板で「ダイショーのすき焼きのたれが美味しいよ」って聞いたので探したのですが見つからず、今回は水牛食品になりました。

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今回使ったお肉はこんなかんじ。

肩ロースのリブに近い方?って書き方でわかって貰えるかなぁ・・・・・・

1029_2

・・・・・・・・この割り下、甘い醤油に慣れた宮崎県人としては・・・・・・

「しょっぱい!」のです。

そんでもって「からい!」weep

う~~~~ん。

食べ終わってビンを見たら作り方が書いてありました。
(あ~、ふつう、食べる前に見ますよね、はい。)sweat01

○おいしい召し上がり方

熱した鍋に牛脂を溶かし、薄切り牛肉を入れ軽く焼き、本品と一口大に切ったほかの材料(ねぎ、白菜、豆腐等)を加えて煮ます。
お好みで、お湯またはだし汁で味を調え、とき卵につけてお召し上がりください。

なるほど関東風の「煮る」すき焼き なら美味しく食べられるはずだったわけですね。

どうも関西風の「焼く」すき焼きが身についてるもんだから、ちょいとなじめませんでした。一応、写真を撮るために(笑)肉を大量に投入して「煮る」すき焼き風にしたつもりだったのですが、やっぱし、何か違ったみたい。

水牛食品
http://www.suigyu.co.jp/index.html

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「10月20日の奄美地方大雨災害義援金」を募集します

http://www.pref.kagoshima.jp/kenko-fukushi/syogai-syakai/syakaifukushi/amamiooamegienkin.html
御協力お願いします!

2010/10/28

ミヤチク高崎工場と直売所

10月某日、高崎にあるミヤチクに行ってきました!

Photo

このミヤチク高崎工場さん、実は「宮崎牛」を日本国内に出荷するための、いえそれだけじゃなく、アメリカなどに輸出するのに大切な役目を担う場所なのです。

詳しくは宮崎県庁職員のブログ
アメリカに牛肉が輸出されるまで
http://blogs.yahoo.co.jp/miyazaki_prefecture/8608069.html

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隣接する食肉衛生検査所では、安全なお肉を消費者に届けるため、色んな検査をしています。

都城食肉衛生検査所のお仕事!
http://blogs.yahoo.co.jp/miyazaki_prefecture/archive/2009/10/7

宮崎県高崎食肉衛生検査所のお仕事
http://blogs.yahoo.co.jp/miyazaki_prefecture/17337891.html

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まぁ、それはさておき・・・・
食肉処理センターのすぐそばには「ミヤチク」の直売所があります。
私の目的は、ここでお肉やソーセージ・ハムなどを購入する事なのです

中はこんな感じ。↓

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日によって並ぶ商品は違いますが、
普通のスーパーでは手に入らない様なものがあります。

その日、買ったのはこんなかんじ。↓

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ミヤチクの農村協働工舎(http://www.miyachiku.com/products/list3.html)のハムやソーセージはネットでも買えますが、送料を考えるとここで買うのがお徳!
お気に入りはベーコンとチーズの入ったソーセージです。

豚足も余計な味付けがしてないので、サッと炙って好みのタレや塩・こしょうでいただきます。

そして何より欠かせないのは「牛スジ」!

我家では「牛スジ」は、高い地位を占めています(笑)
おでんに使ったり、煮込みにしたり、カレーにしたり。
安いし旨いし、言う事ないじゃん!

もちろん、買いましたよ~。使用頻度が高いので、見つけたら即買いなのです。
すぐ使わないにしても、冷凍しておくわけですね。

お店の中には、こんなぬいぐるみも。

Photo_6

あ、もちろん、こんなのもありました。↓

Photo_7

(株)ミヤチク 高崎工場
〒889-4505 宮崎県都城市高崎町大牟田4268−1
0986-62-1147 ‎
http://www.miyachiku.jp/

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2010/10/27

口蹄疫・マスコミ報道他 10/26(火)~10/27(水)

殺処分手順を報告 家畜防疫全国会議で本県

(宮日 2010年10月26日付)

 本県の口蹄疫を受け、農林水産省は25日、都道府県の家畜衛生担当者らを対象に家畜防疫検討会を同省で開いた。本県の担当者が現地の防疫作業の実態を説明し、独立行政法人・家畜改良センター(福島県)は派遣獣医師らへの指揮系統を明確化する必要性などを指摘した。

 口蹄疫や韓国での高病原性鳥インフルエンザ発生を受け、それぞれの防疫体制強化を目的に開いた。このうち口蹄疫に関し、宮崎家畜保健衛生所の職員が発生から終息までの対応について県の現地対策本部、家畜防疫員の作業を中心に報告。この中で、同本部は殺処分前日に作業従事者や資機材を振り分け、当日は作業の進み具合に応じ作業員を配置転換したことなどを説明した。

 家畜改良センターの担当者は、殺処分や補助のため延べ約4100人の獣医師らを本県に派遣したことを説明。現地での作業を踏まえ、適材適所の人員配置ができなかったり、リーダーによって作業の進ちょくが異なったりしたことなどを問題点として提起。派遣獣医師らへの指揮系統の明確化をはじめ、緊急時に備え、経験者を中心に派遣チームを構成する重要性、従事者自身が消毒・防疫に注意を払う必要性を提言した。

 このほか、9月24日に全都道府県で実施した口蹄疫に関する机上防疫演習の結果も検証。10府県で発生農場が埋却地を確保しているかどうかを把握しておらず、発生農場の所在地を地図システムなどで迅速に把握できない県もあり、埋却地確保の有無を含め農場や畜産関係施設の情報を日ごろから確認しておくべきだ―などの指摘がされた。

机上防疫演習で「不手際なかった」 県が強調 /宮崎
毎日新聞 2010年10月27日 地方版

 県畜産課は26日、口蹄疫などの家畜伝染病の発生に備えた農林水産省による全国一斉の机上防疫演習で、県の対応に不手際があったと26日付で報じた一部報道について「事実誤認」と否定した。

 先月24日に実施された訓練は、各自治体で家畜伝染病が発生したとの想定で、防疫対策のために周辺の農場の数や家畜の飼育頭数などの情報を地図システムで把握するもの。県は、地図システムで情報を確認したうえで、さらに詳細情報を市販の地図で確認した。

 しかし、「宮崎県だけがコンピューター上の地図システムで農場を表示できず、手作業で特定していた」などと一部で報じられた。

 県は「口蹄疫を経験し、訓練には万全を期した。地図システムはあくまで目安で、さらに詳細な市販の地図で確認した。記事は誤解だ」と話している。【石田宗久】

授精師補償は困難 江藤氏質問に農水副大臣

(宮日 2010年10月27日付)

 篠原孝農林水産副大臣は26日の衆院農林水産委員会で、本県の口蹄疫で収入が減少している人工授精師に関し、損失の補償は難しいとの認識を示した。

 江藤拓議員(自民党・無所属の会、宮崎2区)の質問に答えた。江藤氏は「民間獣医師への報酬支払いは前向きというが、人工授精師、削てい師らも収入が絶たれている。何らかの手だてを」と求めたのに対し、篠原氏は「人工授精師の場合はセーフティーネット貸付制度の活用、県への義援金などで対応してほしい」と述べるにとどまった。

 また江藤氏は、復興のために農畜産業振興機構に設置され、南九州各県が利用可能な基金(国、各県負担分合わせて50億円)について各県への配分方法を質問。篠原氏は「各県の事業計画に基づき配分される。ただ、宮崎県限定分があるため、宮崎が最も多くなる」と説明した。

 さらに江藤氏は、県出資による1千億円規模の運用型基金で見込まれる運用益(5年間で20億円)の根拠となる利回りをただし、逢坂誠二総務政務官は「5年ものの地方債の最近の金利0・4%程度であり、その金利で運用されると推察する」と述べた。

再建担う子牛、宮崎に到着 口蹄疫被害で茨城から

 
 口蹄疫被害からの経営再建を目指す宮崎県東部5町の農家が、茨城県の農家から有償で提供を受ける乳牛の子牛25頭が27日、宮崎県に到着した。茨城の酪農家団体から、宮崎の復興を支援したいとJA宮崎経済連に申し入れがあった。子牛はいったん宮崎県畜産公社が預かり、5町が経営再開を予定する11月1日以降、被害農家に引き渡す。

 27日午前9時半ごろ、同県都城市にある公社の牧場に、10トントラックに積まれた子牛たちが運び込まれた。トラックは25日午前に茨城を出発し、2日かけて到着。荷台から降り、牛舎内で元気に動き回る子牛を見て、職員らは笑みを浮かべた。

 JA宮崎経済連によると、子牛は1頭20万~30万円で売却される。酪農課の内田好祐主査は「いよいよ経営再開できることを実感している。農家が牛を待ち望んでいるので、渡すのが楽しみだ」と話した。

2010/10/27 12:15 【共同通信】

復興へ茨城から乳牛提供

口てい疫の被害を受けた宮崎県内の酪農家の畜産再開を支援したいと、茨城県の農家から、乳牛の子牛25頭が都城市の畜産施設に届けられました。

宮崎県内では、口てい疫によって、県東部を中心にあわせて51戸の酪農家が、飼育していた乳牛をすべて失いました。

被害を知った茨城県の農業団体から乳牛を提供したいと申し出がありきょう午前、都城市にある県畜産公社の施設に乳牛25頭を積んだトラックが到着しました。

乳牛はいずれも生後半年から1年ほどの子牛で茨城県内の農家が飼育を続ける予定でしたが、口てい疫からの復興を支援したいと、急きょ、協力を決めたということです。

JA宮崎経済連によりますと、県内の酪農家は北海道の競りで乳牛を購入するケースが多く、飼育再開の時期に買い付けが集中すると価格が上がるおそれがあるため、今回の提供は、大きな支援になるということです。

乳牛の子牛は施設で当面、預かり、県東部で畜産が再開される来月以降、競りで購入する場合とほぼ同じ価格で、農家に渡される予定です。
10月27日 18時44分  NHKローカル

酪農の再開支援で茨城県から乳牛
10月27日(水)17:13  MRT

口蹄疫からの復興に向け、支援の輪が広がっています。
酪農の再建に協力しようと、茨城県の農家が、乳牛を提供することになり、27日、25頭が都城市に到着しました。

27日朝、都城市にある県畜産公社に、到着した乳牛の子牛。
口蹄疫の被害にあった酪農家の経営再建を支援しようと、茨城県酪連が有償で提供したもので、生後6か月から12か月の、25頭が畜舎に運びこまれました。

(JA宮崎経済連酪農課・内田好祐さん)「久しぶりに乳牛を見たので、乳牛が徐々に入ってくるのかなという実感があった」

今回の口蹄疫では、51の酪農家あわせて、約2500頭の乳牛が殺処分されました。
それぞれ、30頭程度の乳牛が必要になる酪農の経営再開。
乳牛は、肥育用の牛などと違い、北海道での購入が基本となることから、頭数の確保など、スムーズな導入が課題となっています。

(JA宮崎経済連酪農課・内田好祐さん)「牛が一度にいなくなったもので、北海道に一気に宮崎が買いに来たとなると、市場価格が跳ね上がったり他県に迷惑をかける可能性がある」

こうした中、県の酪農協議会は、全国各地の乳牛の産地に協力を要請。
今回、トップを切って茨城県酪連が協力することになった
のです。
提供された乳牛は、1頭20万円から30万円で、被害農家に売却される予定です。

(JA宮崎経済連酪農課・内田好祐さん)「他県の酪農家さんの宮崎の酪農を応援して下さるという意味で大きな励みになる」

乳牛の提供について、川南町の酪農家は・・・

(川南の酪農家・樽見一寛さん)「各県、宮崎県の牛がいないという事で、協力してくれるということは、大変いいことだと考えております」

来年1月からの経営再開を予定している樽見一寛さん。
これまでは、直接、北海道から乳牛を購入してきましたが、今回は、茨城などから提供された乳牛も、導入しようと考えています。

(樽見一寛さん)「ほどほどの価格ですので、ぜひ買いたいと思います、」口蹄疫の被害を受けた酪農家の再建。
支援の輪が、大きな支えとなっています。

▼10月23日の記事ですが、これも嬉しいニュースなので。

宮崎に「第1花国」の凍結精液100本無償提供
2010/10/23 11:02 【デーリー東北】

 青森県は22日、口蹄(こうてい)疫被害を受けた宮崎県への支援策として、基幹種雄牛「第1花国」の凍結精液100本を、11月1日に無償提供すると発表した。贈呈式は宮崎県で行い、青森県畜産課長が三村申吾知事のメッセージとともに、東国原英夫知事に凍結精液を手渡す。

 宮崎県では口蹄疫により種雄牛を処分し、保有数が55頭から5頭に減るなど多大な被害が出ている。
 両県では2005年に、共に県産種雄牛で全国的に高い評価を受ける青森の「第1花国」と宮崎の「安平」の凍結精液を交換していたことから、三村知事が7月、口蹄疫の支援策として無償提供を表明していた。

 贈呈に先立ち今月29日、青森県庁で出発式を行う。
 「第1花国」の子牛は肉質に優れ、全国三大枝肉共進会で計5度の最高賞に輝くなど、青森県の肉牛産地形成に大きく貢献。昨年4月に死んだ後は、冷凍保存していた精液での交配が行われている。

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口蹄疫・「口蹄疫被害者協議会」設立関連記事 2

口蹄疫被害者協を設立 総会に畜産農家ら500人
2010年10月27日  朝日新聞・宮崎

 「口蹄疫(こうていえき)被害者協議会」(吉松孝一会長)の設立総会が26日、高鍋町上江の中央公民館であった。農家ら約500人が出席し、東国原英夫知事に対して感染経路の解明や補償金(手当金)の早期支払いを求める要請書を出すことなどを決めた。

 同協議会は、口蹄疫の被害を受けた畜産農家が自分たちの意見を直接県や国に伝えていこうと設立された。

 この日の総会では、県が当初は9~10月としていた補償金の全額支払いの時期を知事が11月にしたことや、口蹄疫の感染経路がいまだに不明確なことなどが挙げられ、「県や国は畜産農家の立場や心情を理解したうえで復興対策に取り組んでいるか疑問」との設立趣意書が読み上げられた。

 さらに、畜産農家が自ら口蹄疫の防疫対策や地域経済などについて協議し、安心・安全な畜産業の発展を図ることも確認。知事に出す要請書では、感染を拡大させた責任の明確化なども求めている。

 口蹄疫の発生で牛約500頭を殺処分された吉松会長は「(県や国の)トップの危機管理の甘さや言動に対する無責任さに我々は不満を抱き、協議会を設立した。まずは、二度と口蹄疫を出さない防疫態勢をつくるとともに、再建に向け、補償金を一日も早く交付してもらうようにしたい」と話していた。

口蹄疫被害者協が発足
感染経路特定県に要請へ

 口蹄疫の防疫や環境対策について考える「口蹄疫被害者協議会」(吉松孝一会長)の設立総会が26日、高鍋町中央公民館で開かれた。県内の畜産農家約300人が出席し、感染経路の特定や、殺処分した家畜の補償金の早期支給などを求める要請書を近く東国原知事に提出することを確認した。

 要請書では、口蹄疫の感染を早期発見できなかったことや、補償金の支払いが遅れている現状に触れ、

〈1〉感染経路の確定と原因究明
〈2〉補償金精算の早期化と期日の確定
〈3〉ワクチン農家と感染農家の補償格差の是正
〈4〉感染拡大の責任の明確化

――を求めている。

 吉松会長は「家畜を失った農家への生活保障はなく、原因究明の経過にも納得いく説明はない。このままでは再建計画が立てられない。国や県の危機管理の甘さや、補償金支払いなどの言動の無責任さに不安を抱えている。説明に責任を持ってほしい」と訴えた。

 感染した1市5町の首長も出席し、県が示している11月中の補償金支払いについて、川南町の内野宮正英町長は「農家の生活を考えると遅い。改めて対策が必要になると思う」と述べた。

 副会長10人と監事2人などを選任したが、今後、どの程度の農家が協議会に参加するかは不明で、引き続き畜産農家を中心に会員を募るという。

(2010年10月27日  読売新聞・宮崎)

口蹄疫被害者 協議会を設立 宮崎県内の農家
2010年10月27日 00:19 カテゴリー:社会 九州 > 宮崎

 家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」の被害が集中した宮崎県東部の畜産農家が26日、「口蹄疫被害者協議会」を設立した。復興に向けた国や県への要望活動や、地域の畜産環境の見直しが設立の目的。同県高鍋町で開かれた設立総会では、支払いが遅れている家畜の殺処分農家への補償金問題や、感染ルート解明などに取り組むことを決めた。

 総会には畜産農家約500人が参加。同県川南町の酪農家吉松孝一さん(54)が会長に就任し「農家自身も足元の防疫を見直し、強固な畜産地域をつくりたい」と決意を述べた。協議会は県内の被害農家を正会員とし、今後、家畜を殺処分した約1200農場すべての参加を目指す

 殺処分で家畜が全滅した県東部の5町では、11月1日から飼育が再開される予定。

=2010/10/27付 西日本新聞朝刊=

農家結束し要望を 被害者協議会が発足児湯など3市5町

(宮日 2010年10月27日付)

 口蹄疫の感染やワクチン接種で家畜を殺処分された児湯郡を中心とする3市5町の農家らが26日、「口蹄疫被害者協議会」(会長・吉松孝一JA尾鈴酪農部会長)を発足させた。個別では声を上げづらかった被害農家が一つにまとまり対策や課題を協議、県や国に要望を挙げていく。「これまでは意見を言う場がなかったが、協議会発足を機に意思の統一を目指す」と、復興への推進力としたい考えだ

 この日、高鍋町中央公民館であった設立総会には約550人が参加。国や県の担当者との意見交換では、感染経路や経営支援策などに関する質問が相次いだ。

 初めに農林水産省や県畜産課の担当者らが壇上に上がり、家畜を殺処分した農家に支払われる手当金(補償金)を免税扱いとする法案の成立に伴う税制の変更について説明した。

 これに対し、ある養豚農家は「税の減免は当たり前。殺処分前の規模に戻すのに2年はかかるのに、その間の生活の補償はない」と述べ、補償金の支払いが遅れている現状に不満を訴えた。農水省の担当者は、経営再開支援金など現行支援策への理解を求め、県側は「支払いの遅れは申し訳ない」と陳謝、早期の支払いに向け対応を急いでいることを明らかにした

 別の農家は「農水省の疫学調査チームは初発農家を6例目の都農町の水牛農家としているが、県は7例目の大規模農場が初発の可能性があると言っている」と指摘。「警察に近い形で調査してほしい」と感染経路の追跡により強制力を持たせるよう求める意見もあった。このほか、種雄牛をめぐる特例への不満も相次いだ

 獣医師からは感染疑い例が出た場合の対応について「検体を送ると、大ごとになるので簡単に送れないと県から聞いている」と対応を求める声も。農水省の担当者は「(検体送付を)ちゅうちょしない仕組みづくりは検証委員会でも指摘されている」として、協議が進められていることを明らかにした。

 同協議会は県に対し、感染経路の確定や、ワクチン農家と感染農家との補償格差の是正などを求める要請書を出す方針。吉松会長は「これまで農家一人一人が意見を言う場も、聞いてくれる場もなかった。意思統一が図られればいい」と話している。

口蹄疫・「口蹄疫被害者協議会」設立関連記事

農家が口蹄疫被害者協議会設立 国や宮崎県に要望

 口蹄疫被害が集中した宮崎県東部の農家が26日、復興に向けた課題を話し合い国や県に要望を届けようと「口蹄疫被害者協議会」を設立し、同県高鍋町で総会を開いた。11月1日に東部5町の農家の経営再開を控え、月内にも東国原英夫知事に、感染経路の早期解明や遅れている家畜の補償金支払いなどを要望する方針を確認した。

 総会には農家の約300人と、西都市や川南町など1市5町の首長が出席。川南町で牛約500頭を殺処分した吉松孝一さん(54)が会長に就き「11月から新たな出発となる。被害者の心を一つにし、二度と発生しないような態勢をつくりたい」と強調した。

 都農町で牛約20頭を処分した副会長の長友正直さん(51)は、感染経路の早期解明の必要性などを指摘し「国や県は農家の心情を理解した上で復興に取り組んでいるのか、疑問が残る」と批判。その上で「農家自ら、復興に向けた防疫や環境対策を協議し、安心して畜産に取り組みたい」と意気込みを語った。

2010/10/26 17:38   【共同通信】

口蹄疫からの再生!農家が復興へ向けて結束
2010年10月26日  UMK

口蹄疫の復興へ向け、畜産農家が立ち上がりました。

被害農家が一つとなって復興に取り組む口蹄疫被害者協議会が設立されました。
協議会の設立総会は、高鍋町で開かれ、児湯地区や宮崎市などから、被害農家約550人が集まりました。
総会では口蹄疫の防疫対策や畜産の再生へ向け、農家が一致団結して取り組むことなどを申し合わせました。
設立総会に参加した被害農家は「我々個人が言ってもなかなか国や県は動いてくれない。
みんなが力を合わせることで我々の意見も届くと思う」と農家の結束を強調しました。
協議会では、家畜を処分した農家への補償金の早期支払いや感染ルートの解明などを求める要請書を今月中に県に提出します。
総会の後は、専門家を招いて口蹄疫の衛生管理対策などについて研修会も行われました。

口蹄疫被害者協議会が発足
 (10/26 18:56)  MRT

口蹄疫の被害を受けた畜産農家が、一致結束して、国や県に、復興対策を訴えていこうと、26日、口蹄疫被害者協議会を発足させました。
高鍋町で行われた設立総会には、口蹄疫で甚大な被害を受けた児湯5町の畜産農家など、約300人が出席しました。
26日は、まず、口蹄疫で殺処分された約29万頭の牛や豚に対し、1分間の黙とうが捧げられました。

協議会は、自分たちの声を復興対策に反映していこうと、口蹄疫被害農家の呼びかけで発足したもので、今後は、補償金の早期支払いや感染源と感染ルートの解明などについて、協議会としての意見をまとめ、国や県に訴えていくことにしています。

(畜産農家)「我々がこうやって連帯しておけば、被害者総会の方からそうやって言ってるんだというのは、国や県の対応の仕方も変わってくると思う」

口蹄疫からの復興に関しては、国や県が、一定の対策を講じていますが、不満を持っている農家も多いということで、今後、協議会では、他の農家にも参加を呼びかけながら、国や県に、更なる復興対策を求めていきたいとしています。

(口蹄疫被害者協議会・吉松孝一会長)「農家は今、大変不満を持っている。
1個人、少数の意見ではなかなか言葉が(県、国に)通じない。
この被災者1300戸余りが心をひとつにして訴えていかないといけないということできょう発足した」

川南町など児湯5町では、来月1日に、経営再開が予定されていることから、協議会では、補償金の早期支払いに重点を置いて、活動を進めたいとしています。

口てい疫被害農家協議会設立

口てい疫の深刻な被害を受けた宮崎県東部の農家が、畜産の復興や感染ルートの解明などに一致して取り組もうと、協議会を設立しました。

口てい疫の問題では、家畜を処分した農家の間から復興の支援や感染ルートの解明などで国や宮崎県の対応が不十分だという声が出ています。
感染が集中した宮崎県東部の農家たちはこうした課題に一致して取り組もうと協議会を作り、高鍋町で設立の総会を開きました。

総会には、およそ500人の農家が出席して今後の取り組みを話し合いました。
その結果、宮崎県に対して

▼予定より1か月ほど遅れている処分した家畜の補償金の早急な支払いや

▼感染ルートの徹底的な解明を今月中に要請することを決めました。

このあと、口てい疫の再発を防ぐためには消毒の知識を農家みずからが高めることが重要だとして、防疫の専門家を招いて、効果的な消毒方法を学ぶ研修を受けました。

協議会では今後も研修会を開くなどして、口てい疫を防ぐための農家の態勢作りを進めるほか、参加した農家の意見をまとめて国や県に要望活動を行うことにしています。
10月26日 18時33分  NHKローカル

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2010/10/26

奄美が大変な事になっています!

ニュース等でご存知の方も多いと思いますが、人的被害のほか牛舎が流されたり倒壊したりの被害も甚大です。
奄美の牛飼いの仲間達もがんばっています。

どうか御協力ください。

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義援金の受入口座

1 社会福祉法人 鹿児島県共同募金会

       鹿児島銀行 県庁支店 普通 1274171
       口座名義 社会福祉法人鹿児島県共同募金会
        ※1 専用振込用紙有り…鹿銀本支店
        ※2 専用振込用紙以外で振り込む場合は通信欄に「奄美大雨災害」と記載して下さい。
    
2 日本赤十字社鹿児島県支部

      鹿児島銀行 鴨池支店 普通 664155
      口座名義 日本赤十字社鹿児島県支部 支部長 伊藤祐一郎
       ※1 専用振込用紙有り…鹿銀本支店
       ※2 専用振込用紙以外で振り込む場合は通信欄に「奄美大雨災害」と記載して下さい。

問い合わせ先

 保健福祉部社会福祉課福祉企画係(TEL099-286-2824)
 社会福祉法人鹿児島県共同募金会(TEL099-257-3750)
 日本赤十字社鹿児島県支部(TEL099-252-0600) 

24hoursセブンイレブンに義援金の募金箱も置かれています。24hours

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2010/10/25

口蹄疫・マスコミ報道他 10/25(月)

「口蹄疫及び高病原性鳥インフルエンザに関する家畜防疫検討会」の開催について
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/101022.html

農林水産省は、10月25日に、「口蹄疫及び高病原性鳥インフルエンザに関する家畜防疫検討会」を開催いたします。
会議は非公開ですが、冒頭のカメラ撮影は可能です。
1 概要

9月24日に実施された口蹄疫に関する机上防疫演習の結果の検証と我が国における口蹄疫及び高病原性鳥インフルエンザに対する防疫体制の強化のため、「口蹄疫及び高病原性鳥インフルエンザに関する家畜防疫検討会」を開催いたします。
また、本検討会の会議資料及び概要は、会議終了後に同URLページで公開することとしています。
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/index.html
2 開催日時、場所及び参集範囲

(1)日時
平成22年10月25日(月曜日) 13時~18時
(2)場所
農林水産省 本館7階 共用第10会議室 (ドアNo.767)
東京都 千代田区 霞が関 1-2-1
(3)参集範囲
都道府県の家畜衛生担当者
関係機関(家畜改良センター、動物衛生研究所 等)
3 検討会の議題

(1)篠原農林水産副大臣より開会の挨拶
(2)宮崎県における口蹄疫の発生について
(3)口蹄疫に関する机上防疫演習の結果の検証について
(4)高病原性鳥インフルエンザに対する衛生管理の強化の取組について
(5)その他


机上防疫演習の結果を発表 感染拡大防止に課題
毎日新聞 2010年10月25日 20時27分

 農林水産省は25日、家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)に関して、全都道府県を対象に9月に実施した机上防疫演習の結果を発表した。感染拡大の防止には家畜の埋却地の確保が重要だが、発生農家が埋却地を確保しているかについて10自治体が把握していなかったほか、9自治体が5年以上前の地図を利用したなど、多くの改善すべき点が判明した。

 机上演習は、各都道府県に実在する農家を農水省が選び、口蹄疫の発生を想定、必要な情報を報告させた。

 農水省は▽埋却地はあらかじめ農家に確認▽農家や畜産関係施設の情報は定期的に更新--などの改善方針を提示、今後も演習を実施する。


口蹄疫、10府県が埋却地未確認 机上訓練で判明

 農林水産省は25日、宮崎県の口蹄疫問題を受け、全国47都道府県が実施した口蹄疫発生の机上訓練の検討会を行った。

 各都道府県とも農家1戸で口蹄疫が発生したと想定して9月末に実施した机上訓練で、10府県で発生農場が埋却地を確保しているかどうかを把握していなかった。

 宮崎県では、埋却地確保の遅れが殺処分の遅れにつながって被害拡大を招いたと指摘されており、同省は「あらかじめ農場に確認しておく必要がある」としている。

 同省は2004年に定めた防疫指針で、都道府県は埋却地の確保に努めるとの方針を示している。

 検証結果を受け同省は「他県の取り組み状況なども参考にして、あらためて発生への備えを加速してほしい」と話した。

2010/10/25 21:38 【共同通信】


飼育頭数、埋却地把握できず…口蹄疫対策 全国机上演習で自治体“苦戦”
2010.10.25 21:06  産経

 宮崎県での口蹄(こうてい)疫発生を受け農林水産省と全国47都道府県が実施した机上防疫演習で、感染拡大防止に必要な発生農場周辺の飼育頭数などの把握を迅速に行えなかった自治体が6つあるなど、防疫体制が不十分な自治体があることが明らかになった。25日に開かれた農水省の防疫検討会で報告された。
 演習は9月24日、各都道府県の1農場で口蹄疫が発生したとの想定で実施。都道府県は農水省から発生農場の連絡を受け、同日夕までに対応を報告した。
 検討会には都道府県の担当者らが参加。殺処分後の家畜の埋却地について、発生農場が確保しているかを把握していないケースが10自治体で、発生農場周辺にある農場の地図が作成できないケースが1自治体であり、防疫に必要な最新情報がつかみきれていない自治体もあった。
 農水省は「不十分な部分があったところは、できているところを参考にしながら改善に努めてほしい」としている。

関連記事
初動防疫体制を検証 農水省初の全国一斉机上演習
http://www.the-miyanichi.co.jp/special/kouteieki/index.php?id=106&paging=6

2010/10/24

口蹄疫・日本農業新聞「口蹄疫 課題と対策」専門家に聞く 4

8月25日

 家畜の健康 地域挙げ

津田 知幸(つだ・ともゆき)農研機構・動物衛生研究所企画管理部部長
(農水省口蹄疫疫学調査チーム長、食料・農業・農村対策審議会家畜衛生部会牛豚疾病小委員会会員)


 口蹄疫の発生では、「発見した時にどこまで広がっているか」が大きなポイントだ。最悪なのは、と畜場で見つかる場合だ。今回は初発が農家段階で見つかったため、最悪の事態ではなかったことに希望を持った。しかし、その後1例目が発見された時点で。既にウイルスは十数戸に侵入していたことがわかった。なぜ短期間で広がったのかが、一つのポイントだろう。

 10年前は宮崎では3戸の発生にとどまり、全部、小規模の肥育農家だった。出荷数も多くないし、家畜の出入りがなく、農家間の移動、ウイルスのかくさんはなかった。今回は農家の規模が大きくなり、動物の出入り、飼料の搬入も多く、出入りが頻繁だった。ウイルスが広がってしまった要因だろう。

 感染ルートは、畜産関係の資材、輸入わら、えさ、敷料なども含め調べているが、可能性の高いものは今のところ見つかっていない。消去法で行くと、それ以外という可能性-------物、人に付いていたものが持ち込まれたのではないかという気はしている。

 疫学調査で、重視するのは発生の順番だ。あれだけの大発生が単一原因で同時発生的に出たのか。同時多発であれば、日本全国で起こる可能性がある。今回解析したところ、同時多発ではなく、一つの感染から徐々に広がっていったことが明らかになった。疫学調査の作業はそれを線でつなぐ作業になる。

「アジア」から侵入

 ウイルスは、海外から侵入したのは確実だが、聞き取り調査、飼料の動き、搬入調査を行った中では家畜、畜産資材関係では有力なものは出てきていない。海があり野生動物は考えられない。渡り鳥については日本までの距離がある。リスクが高いのは人か物になるだろう。香港や韓国で出ているものと同じ仲間で、ウイルスがアジアから来たということは確かだ。

 病気の流行には、社会的な要因、生活習慣の影響がある。台湾の1997年の流行時は、春雪祭時期に子豚の需要が増え、中国大陸で移動が増えたことが背景にある。宮崎の場合は、野菜、果実なども盛んなので畜産以外のものの動きも影響したかもしれない。畜産物以外の動きも考えなければならない。

検疫守る義務徹底

 防疫は、農家だけが気をつけていても周りの協力が得られなければ難しい。海外から畜産物を持ち込む人がいるなど、国全体としてバイオセキュリティー(病原菌などの進入防止対策)の意識が低い。国民も知識を持ち、海外からの旅行者、日本に帰国した人が植物検疫、動物検疫を守ることが重要だ。

 重要なのは、ウイルスが間違って農場に入らないようにすることだ。「立ち入り禁止」の札だけでも効果がある。車、飼料運搬車などを極力家畜に近づけない配置が大事だ。外との接触をいかに絶つか。飼料タンクは外の道路に面した所に置き、飼料を外から入れて車を中に入れない。搬出時も、何ヶ所も寄ってくる車は避け、直行、消毒するなどのリスク管理が必要だ。豚であれば種豚、離乳豚、肥育豚ごとに分散して肥育すれば、どこかにウイスルが入っても切り離せば助かる。

 今まで畜産は、生産性の向上が大きなテーマだったが、今後は「安全」「安心」「動物の健康」がテーマになってくる。何より、病気を入れないことが大きなポイントだ。農場、家畜の健康管理は農家だけではできない。家畜保健衛生所や獣医師の協力、連携を柄ながら、地域ぐるみで取り組まねばならない。

2010/10/23

口蹄疫・マスコミ報道他 10/23(土)

農家支援へ免税法成立 29日公布、即日施行

(宮日 2010年10月23日付)

 本県の口蹄疫問題で家畜の殺処分に応じた農家を支援するため国が支給した手当金などを免税扱いにする法案が22日午前の参院本会議で全会一致により可決、成立した。29日に公布され、即日施行される見通し。

 同法は議員立法。手当金などは本来、所得や収益とみなされ、所得税や法人税などが課税されるが、与野党とも農家への支援拡大が必要と判断。10月が期末の法人決算や来年の確定申告に間に合わせるため、早期成立で協力した。

 同法の免税額は所得税や法人税の国税で約13億円、地方税で約8億円となる。

 同法は19日に衆院を通過。21日の参院財政金融、総務の両委員会でも全会一致で委員長提出法案とすることを決め、参議院に上程されていた。

 本県の口蹄疫問題の支援策について、政府は県に地方債発行による1千億円規模の基金創設を認め、県内市町村の振興などに充てることを決めている。

農家に安堵感広がる 免税法成立

(宮日 2010年10月23日付)

 口蹄疫問題で、家畜を殺処分された農家に支払われる手当金(補償金)などを免税扱いにする法案が可決、成立した22日、農家には安堵(あんど)感が広がった。一方で、経営再開の柱として農家が待ち望む、その手当金の精算払いは一向に進んでいない。農家からは「資金計画が立てられない」「行政の対応は遅すぎる」と不満の声が漏れる。

 ワクチン接種で牛20頭を殺処分された日向市東郷町の和牛繁殖農家海野大輔さん(29)は「手当金が課税されると、借金が残り経営再開が難しかった」とほっとした様子。高鍋町上江で乳用牛や和牛、交雑種牛の肥育を手掛ける藤原辰男さん(58)も「気分的に楽になりありがたい」と喜ぶ。

 ただ、精算払いの遅れは農家の再建に暗い影を落とす。発生が集中した東児湯5町では11月1日から経営が再開されるが、新富町日置の酪農家野口正美さん(48)は「免税が決まったからといって、補償金は一部(概算払い)しか払われていない。牛を新規導入するスケジュールは立てづらい」と語る。

 東国原知事は22日の会見で「(精算払いは)11月中には終わらせたい」と説明した。しかし、川南町の50代の養豚農家は「県は当初、10月中には精算払いが終わると説明していたのに、申請の手続きも始まらない」と批判。この農家は資金計画が立てられないため、再開の時期は早くても来年1月になるという。

 高鍋町の藤原さんは「補償金を当てに従業員を再雇用したり、牛舎を改築したりしている農家もおり、資金のずれ込みは再建への不安になっている。家畜の時価評価などが終わった農家から、(精算金を)随時出してほしい」と求める。


補償金、来月中までに--定例会見で知事 /宮崎
毎日新聞 2010年10月23日 地方版

 東国原英夫知事は22日の定例会見で、口蹄疫(こうていえき)で家畜を殺処分した農家への補償金の支払いについて「理想的には11月中に全部を終えるよう担当部に指示したい」と述べた。

 県畜産課によると、概算払いは9月中旬までにすべて終了。しかし、家畜を1頭ずつ評価しての精算払いは始まったばかりで、知事は「評価が細々としており、時間がかかった。(農家からの)申請も遅れている」と語った。

 また、11月1日から川南町などで始まる家畜導入については「農家の希望に添える態勢を整えたい。だが、最初から大規模導入されると問題もあると思う」と述べた。


東児湯5町経営再開へ 経過観察終了、異常なし

(宮日 2010年10月23日付)

 県は22日、口蹄疫発生農場の清浄性を確認するため8月末から県内8市町の176農場で試験飼育されていた観察牛321頭について抗体、目視検査の結果、異常は見られなかったとして経過観察を終了した。これを受け、感染が集中し家畜ゼロとなっている都農、川南、木城、高鍋、新富の東児湯5町でも来月1日から経営が再開されることになった。

 22日は、川南町のJA尾鈴中央検査場に町内36農場分の観察牛62頭を集め最終の目視検査を実施。NOSAIみやざきの獣医師らが検査した結果、異常は見られなかった。

 観察牛2頭を飼育していた川南町川南の繁殖牛農家左達仲二さん(63)は検査結果を受け、来月1日から肉用牛10頭の飼育を開始する予定で「観察牛に異常がなかったということで、やっと希望の光が見えてきた。消毒など防疫にも気を付けながら無事再開を果たしたい」と笑顔で話した。

 観察牛は抗体、目視検査を実施した上で、各農場に1〜4頭を導入。3〜5週間の経過観察に加え、期間中に2回目の抗体検査を行い、目視検査も2、3回実施。最後に目視検査を行って経過観察を終えた。2回目の抗体検査については21日までに、動物衛生研究所海外病研究施設(東京)で陰性を確認していた。

2010/10/22

口蹄疫・マスコミ報道他 10/22(金)

口蹄疫 補償金支払い遅れる

口てい疫の問題で、感染拡大を防ぐために家畜を処分した農家への補償金の支払いが、予定より1か月ほど遅れる見通しとなり、飼育の再開を目指す農家の間では経営資金が確保できないとして不安が広がっています。

宮崎県で広がった口てい疫の問題では、感染の拡大を防止するためおよそ1300か所の農場で29万頭近くの家畜が処分され、国と宮崎県は、処分した家畜に応じて農家に全額を補償することにしています。

宮崎県では、補償の総額はおよそ600億円と見積もり、このうちおよそ70億円がことし7月から8月にかけて支払われ、残りの支払いを今月中に済ませる予定でした。

ところが、県によりますと、
▼豚では、繁殖力が強いため正確な頭数の把握に手間取り、また
▼牛では、血統などの評価が難しいため補償額の算定に時間がかかり、支払が完了するのは予定より1か月も遅れ、来月いっぱいかかる見通しになったということです。

家畜を処分した畜産農家からは「収入が途絶えた中で飼育の再開に向けて子牛を買い付ける資金が確保できない」といった不安が広がっています。
これについて、宮崎県は「補償金の算定作業は人員を増やして対応しており少しでも早く支払いを済ませるようにしたい」と話しています。
10月22日 09時20分 NHKローカル


口蹄疫免税法が成立 29日に公布、即日施行へ

 宮崎県の口蹄疫問題で家畜の殺処分に応じた農家を支援するため国が支給した手当金などを免税扱いにする法案が22日午前の参院本会議で全会一致により可決、成立した。29日に公布され、即日施行される見通し。

 同法は議員立法。手当金などは本来、所得や収益とみなされ、所得税や法人税などが課税されるが、与野党とも農家への支援拡大が必要と判断。10月が期末の法人決算や来年の確定申告に間に合わせるため、早期成立で協力した。

 同法の免税額は所得税や法人税の国税で約13億円、地方税で約8億円となる。

 同法は19日に衆院を通過。21日の参院財政金融、総務の両委員会でも全会一致で委員長提出法案とすることを決め、参議院に上程されていた。

 宮崎県の口蹄疫問題の支援策について、政府は県に地方債発行による1千億円規模の基金創設を認め、県内市町村の振興などに充てることを決めている。

2010/10/22 11:24 【共同通信】

※関連日経記事
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819481E0E0E2E2E58DE0E0E3E2E0E2E3E29C9CE2E2E2E2;at=DGXZZO0195164008122009000000

▼観察牛関連記事

観察牛に異常なし・清浄性確認検査終了
2010年10月22日 UMK

口蹄疫ウイルスが残っていないかどうか、農場の安全性を確認するため導入された全ての観察牛について、経過観察がきょうで終了し、異常は確認されませんでした。

安全性を確認する観察牛は、8月31日から順次導入され、西都市や川南町など3市5町あわせて176戸に321頭が導入されました。
きょう、川南町に残っている最後の観察牛36戸の62頭分について、目視検査が行われ、異常は確認されませんでした。
これで、導入された全ての観察牛に口蹄疫を疑う症状はなく、血液抗体検査でも全ての観察牛が陰性だったことから、県内全域の安全性が確認されました。
観察牛は、きょう中に肥育農家に引き渡され、川南町など児湯地区5町では、来月1日から、正式に家畜が導入されます。

“観察牛”安全性最終確認

口てい疫の被害が集中した県東部の川南町などで、畜産の再開にむけて安全性を確認するため宮崎県が試験的に飼育していたすべての牛について22日、獣医師らが最終的な検査を行い、異常がないことが確認されました。

これを受けて川南町などでは、来月1日から飼育が再開されます。口てい疫の被害が集中した川南町など県東部の5つの町では、畜産の再開にむけて安全性を確認するため168か所の農場で合わせて296頭の牛を試験的に飼育し、21日までにすべての牛が血液検査で異常がないことが確認されました。

22日は朝から、最終的な目視での検査が残っていた川南町の62頭について、獣医師らが口てい疫の症状がないか牛の口の中などを念入りに調べ、午前10時すぎにすべての牛に異常がないことが確認されました。

牛が検査を受けた畜産農家は、「ひとつの大きなステップを乗り越えることができてほっとしています。畜産の再建にむけてがんばっていきたい」と話していました。検査にあたった獣医師は、「異常がなくてよかったです。早くこれまで通り家畜の診察ができるようになってほしいです」と話していました。

畜産の再開にむけた安全性の確認はこれですべて終了したため、川南町などでは、来月1日から予定通り家畜の飼育が再開されます。
10月22日 12時39分 NHKローカル

観察牛・すべての検査で異常なし
10月22日(金)18:01 MRT

口蹄疫の感染確認から半年。
川南町などで飼育された観察牛は、すべての検査の結果、異常がなかったことが確認されました。
これを受け、児湯5町では、来月1日から、経営が再開されることになりました。

(中木場記者リポート)「口蹄疫の激震地、川南町で飼育されてきた観察牛が運び込まれてきました。
これから、安全性を確認するための最後の検査が始まります」

観察牛は、口蹄疫が発生した農場の安全性を確認するため、試験的に飼育される牛で、川南町や都農町など、8つの市と町の農場、176か所で、あわせて321頭が導入されました。
県は、観察牛が、口蹄疫に感染していないことを確認するため、抗体検査を実施してきましたが、21日、全ての観察牛が、「陰性」と確認されました。

そして、22日は、最後に残っていた川南町の観察牛62頭について、最終的な目視検査が行われました。
検査の結果、異常は見つからず、全ての観察牛の安全性が確認されました。

(畜産農家)「牛養いが始まったという感じ。
(11月)1日から入れるから。
準備を整えてからやろうという気持ちがいっぱい。」

これを受け、観察牛の飼育は全て終了。
川南町など児湯5町では、来月1日から経営が再開されることになりました。
口蹄疫で24頭の牛が殺処分された川南町の繁殖牛農家、河野博子さんの農場。
経営再開が決まった22日、河野さんは、牛たちを花々で迎えようと、プランターを準備しました。

(河野博子さん)「新たなスタートになるので、この花と一緒に前を向いていきたい」河野さんは、セリで6頭の牛を購入していて、来月1日から経営を再開します。
(河野博子さん)「11月1日は記念ではないが、大切な日になる。
その日を指折り数えながら万全を期して待ちたい」

一方、JA尾鈴の担当者は・・・(JA尾鈴・松浦寿勝畜産部長)「安全な地域に戻ったということが証明できたのではないかと喜んでいる。
元のように活気のある地域に戻っていったら良いと思う」

(東国原知事)「農家さんたちは慎重姿勢の方もいらっしゃいますし、いきなり元の数に戻したいと、それぞれの希望が、種々、様々なものですから、細かな対応が我々としては必要かなと思っている」

JA尾鈴によりますと、川南町と都農町の75戸の農家が、来月1日の経営再開を予定しているということで、口蹄疫の激震地も、ようやく、畜産の再生に向け、大きな一歩を踏み出すことになります。


飼育再開へ 感染予防研修会

口てい疫の被害が最も集中した川南町で、来月1日から家畜の飼育が再開されるのを前に22日、畜産農家を対象にした感染予防の研修会が開かれました。
この研修会は、県内の農家でつくる共済組合が行ったもので、川南町の会場には町内の牛の繁殖農家や肥育農家などおよそ60人が集まりました。

はじめに家畜保健衛生所の担当者が、飼育を再開する時期や牛の数を市町村を通じて届け出る必要があることや、再開前に牛舎や道具の消毒を徹底すべきことを説明しました。
続いて獣医師が、感染予防策について講演し、農場の入り口に、看板やロープを設置してむやみに人が牛舎に近づかないようにしたり、噴霧器などを使って出入りするすべての車を消毒するよう指導しました。

参加した男性は、「来月1日から飼育を再開する予定で、感染予防策をしっかり取りたい」と話していました。
この研修会は、川南町周辺の西都市やほかの町でも開かれることになっています。
10月22日 18時31分  NHKローカル


民間獣医師にも報酬 殺処分従事で支払い検討

(宮日 2010年10月22日付)

 篠原孝農林水産副大臣は21日の参院農林水産委員会で、本県の口蹄疫で殺処分などの防疫に無償従事した民間獣医師への報酬支払いを前向きに検討する姿勢を示した

 外山斎参院議員(民主党・新緑風会)が「地元の民間獣医師たちは長期間防疫作業に従事したが、その間所得がなかった。ボランティアとして切り捨てるのではなく、何らかの対応が必要ではないか」とただした。篠原氏は「獣医師の方々に多大な負担をお掛けした。われわれが宮崎県と連絡してきちんと対応する」と善処する姿勢を示した。

 ワクチン投与による予防的殺処分を求めた農水省の牛豚等疾病小委員会に関し、外山氏は「地元の実情を知る委員がほとんどおらず、開催頻度も少なかった」と組織の在り方を見直す必要性を指摘。田名部匡代農林水産政務官は「第三者検証委員会も開催頻度やワクチン接種のタイミングを問題視しており、地元の声が届くような在り方、構成を検討する」と答えた。

 さらに外山氏は、ワクチン接種や予防的殺処分を家畜伝染病予防法(家伝法)に盛り込む考えをただし、篠原氏は「初動対応でまん延防止できないケースを想定し、必要ならば家伝法に予防的殺処分を位置付けることも考えたい」と、同法の改正案に盛り込む可能性に言及した。


東国原知事「残りの課題は感染源解明」
10月22日(金)18:01  MRT

東国原知事は、22日の定例会見で、残りの任期で取り組む口蹄疫の課題は、感染源と感染ルートの解明であると述べました。

次期知事選挙に出馬しないことを表明し、残りの任期が3か月を切った東国原知事。
22日の定例会見で、残りの任期中、口蹄疫問題に、どう取り組むかと聞かれ、次のように答えました。

(東国原知事)「今後、特に非常に困難なのは感染源、感染ルートの解明ですので、そういったところにも、どれだけ踏み込んで解明できるかっていうのが、今後の我々の課題ではないかなと。
私、任期、あと3か月ですけども、その3か月間の課題ではないかなと思っております」

また、復興については、財政的な措置が固まりつつあることなどから、これまでは順調に進んでいるとの認識を示しました。
ただ、家畜を殺処分した農家に対する手当金の清算払いが終わっていないことについては、家畜の評価に時間がかかっていると説明した上で、来月中に払い終えるよう担当部局に指示していると述べました。

口蹄疫・農家の消毒習慣化鍵 宮大・末吉准教授に聞く(宮日)

農家の消毒習慣化鍵 宮大・末吉准教授に聞く
(2010年10月20日付)

 子牛競り市が再開され、児湯地域でも11月1日から家畜の導入が始まるなど、畜産の再生が本格化している。一方で、防疫の専門家は農家の油断を懸念し、「引き続き消毒の徹底を」と警鐘を鳴らす。家畜の疾病対策に詳しい宮崎大農学部の末吉益雄准教授に聞いた。(聞き手 口蹄疫取材班・草野拓郎)

 ―防疫の現状と問題点は。

 末吉 児湯地域以外は、塩素系の消毒剤など日常レベルの消毒で十分だと思う。農場の周囲への消石灰散布は、消毒と同時に管理区域(農場)と、そうでない区域(住居など)の境界を視覚で区別できる点で有効な方法。これからは畜舎と住居の境界を強く意識すべきだと思う。


 ―具体的にどのような方法が有効か。

 末吉 消毒槽を過信するのはよくない。雨水や泥がたまって“汚染槽”になっている農場もあった。消毒槽はただ長靴を浸せばいいのではなく、靴底の泥やふんなどの有機物をブラシなどで落とし、付着したウイルスを殺すのが一番の目的。また、農場には家畜人工授精師や獣医師、削蹄(さくてい)師、普及員など不特定多数の人が出入りする。農家の財産を守るためにどう行動すべきか、関係者自身も考えなければいけない。意識付けという意味で来場者の記帳もいい方法。


 ―消毒のメリットは。

 末吉 口蹄疫の発生地域以外では獣医師の往診が中止になったが、消毒を徹底したため、家畜の下痢や肺炎といった日常の健康被害が減少した。10年前も同じことがあった。死亡事故は減り、薬代も治療費もかからなくなれば経営にもプラスだ。


 ―牛や豚など畜種間に防疫の意識に差がある。

 末吉 防疫レベルは養鶏、養豚、牛の順に低くなる。鶏や豚はウイルスを侵入させないことを前提にした経営で、密閉されたウインドレス型の畜舎はその典型。ひとたび病気が出ればすぐに感染が広がり致命的だからだ。口蹄疫後は、大規模な牛の肥育農場や酪農でも取り組みに改善が見られる。ただ、高齢者が多い和牛繁殖農家では、さらに改善が必要だろう。


 ―課題は山積している。

 末吉 空港などの水際対策は根本的には何も変わっておらず、感染のリスクは常にある。歯磨きと同じように消毒を続けられるか、習慣づけられるかが鍵。そのために、金をかけず長く続けられる方法が必要。薬剤の製造メーカーをはじめ、指導するJAや自治体も農家が取り組みやすい仕組みを考える必要がある。


 すえよし・ますお 1983(昭和58)年、農林水産省入省。家畜衛生試験場(現・動物衛生研究所)勤務などを経て、98年から現職。専門は家畜衛生学。国の口蹄疫疫学調査チームの一員も務める。51歳。

2010/10/21

口蹄疫・マスコミ報道他 10/20(水)~10/21(木)

畜産再建へ着々、観察牛異常なし 発生確認半年

(宮日 2010年10月20日付)

 本県に甚大な被害をもたらした口蹄疫は20日、第1例の発生確認(4月20日、都農町)から半年を迎えた。約29万頭の家畜を失った教訓から、県は毎月20日を「県内一斉消毒の日」と制定。発生農場の清浄性を確認する観察牛も異常はなく、22日に無事観察を終える見通し。東児湯5町も11月1日に飼育再開が可能になる。復興対策の基金設置も決まったほか、農家から要望が強かった殺処分家畜の手当金に対する免税法案も22日に国会で成立する見通しで、畜産再建へ足場固めは着々と進む。一方、家畜補償金(手当金)の支払い遅れや、地域経済の復興にはさらに対策が必要だ。

 「県内一斉消毒の日」は農家の防疫意識を高めようと、県内の全畜産農家約1万1千戸が足並みをそろえて実施。農場内にウイルスを侵入させないよう、入り口には消石灰を散布。靴底を消毒する踏み込み消毒槽の設置と管理を呼び掛ける。

 また、県は獣医師の巡回指導も計画。当面は1カ月当たり延べ60人の獣医師が児湯地域の農場を中心に訪問し、衛生面の助言を行う。

 8月末から導入した観察牛は東児湯5町と西都市など3市の計176農場で321頭を飼育。いずれも異常は見つかっておらず、22日にすべての飼育と検査を終了する見通し。これで観察牛以外に家畜ゼロの都農、川南、木城、高鍋、新富の東児湯5町でも経営が再開され、県全体の畜産がようやく正常に向かう。

 被害農家や関連産業に対する支援の動きは8月の終息宣言後も続いており、県に寄せられた義援金は18日現在で計33億9030万円。受け付けは31日に終了する。

 一方で、反省と教訓を家畜伝染病予防法や防疫マニュアルの改正に生かすため、国と県はそれぞれ委員会を設置して検証を進めている。国の検証委は来月中旬にも最終報告を行うが、中間報告では県の責任を重視する内容が中心。県の検証委から連携不足が指摘されている国の責任にどこまで踏み込むか注目される。

 口蹄疫は今後も近隣国からウイルスが侵入する可能性は否定できず、県畜産課は「今後口蹄疫を出さないという意識を農家全体で徹底してほしい」と呼び掛けている。

 処分した家畜の補償金は概算払いは終了したものの、精算払いが遅れ、経営再開を急ぐ農家に不安を与えている。また、打撃を受けた商工業や観光の復興にはさらに時間がかかりそうだ。


補償遅れ借金農家も 発生半年、再開不安の声
(宮日 2010年10月20日付)

 口蹄疫の1例目発生確認から20日で半年。感染が集中した児湯郡で11月から経営が再開されるなど、農家は復興に向けて歩みを進める。しかし処分した家畜の補償金(手当金)支払いは進まず、再開に向けて新たな借金を背負うケースも家畜の導入時期が集中し、希望の頭数を確保できない農家も出ている。農家、行政ともに復興だけに意識が向くあまり、「農場の消毒など、再発防止策がおろそかになっていないか」と不安の声も上がっている。

 「補償金がいくらになるか分からないので、再開の計画が立てられない。解雇した従業員も呼び戻さないといけないので、再開を遅らせることはできない」。4800頭を殺処分した高鍋町の養豚業サトウファーム。社長の佐藤直己さん(57)は11月の再開を目指すが、補償金が入らないため豚の導入費4500万円を借り入れた。

 県畜産課によると、補償金の支払いは概算払いが9月半ばまでに終了したが、精算払いはほとんどの農家で始まっていない。支払いの遅れについて同課は「一頭ずつ評価するため時間がかかる。できるだけ早く手続きを進めたい」と説明する。

 家畜の飼育を再開しても、経営を成り立たせるには一定の頭数が必要。川南町の酪農家黒木俊勝さん(30)は、年内に75頭まで増やす計画を立てる。北海道などから乳牛を集める予定だが、「今年は猛暑の影響で死んでしまう雌牛が多く、全国的に雌牛が不足している。希望の頭数をそろえられるか分からない」と語る。

 約29万頭の家畜が殺処分された今回の口蹄疫。感染ルートの解明は進んでいないが、来月からは都農、川南町など東児湯5町で飼育が本格的に再開される。こうした状況に、児湯郡の若手養豚農家でつくる新生養豚プロジェクト協議会会長の野津手重人さん(40)=高鍋町=は「再開を焦りすぎていないか」と疑問を投げ掛ける。

 再発防止には、すべての農家が継続して防疫を徹底することが不可欠。野津手さんは口蹄疫が風化し、消毒がおろそかにならないかと心配する。「消毒が徹底されているか、行政による指導も必要ではないか」と求めた。

 新富町の和牛繁殖農家・長友俊介さん(28)も家畜の導入を来年に持ち越した。今後、牛舎の入り口に車両の消毒槽を建設し、牛舎内を消毒するためのスプリンクラーも設置する予定だ。「消毒を徹底すれば口蹄疫だけでなく、牛の肺炎や下痢を防ぐことができる。口蹄疫の教訓を生かさなければ」と意欲的に語った。


農家免税法案衆院を通過
(宮日 2010年10月20日付)

 衆院本会議は19日、本県の口蹄疫問題で家畜の殺処分に応じた農家を支援するため国が支給した手当金を免税扱いにする法案を全会一致で可決した。同法案は議員立法で、22日に参議院でも可決され成立する見通し。

 口蹄疫問題では被害農家への支援拡大で与野党が一致。19日は衆院の財務金融、総務の関係委員会でも全会一致で委員長提出法案として決め、本会議に緊急上程された。


口蹄疫 発生半年“一斉消毒”

宮崎県で、口てい疫の疑いがある家畜が最初に見つかってから20日で半年を迎えました。
県内では、畜産農家の感染予防の意識を高めようと、毎月20日を「一斉消毒の日」と定め、同日朝から初めて大がかりな消毒作業が行われました。

宮崎県では、半年前の4月20日に都農町の農場で感染の疑いがある牛が最初に見つかったあと、県東部を中心に感染が広がり、およそ29万頭の家畜が処分され県は8月27日に終息宣言を出しました。
県は再発防止を徹底するため、畜産農家の感染予防の意識を高めようと、毎月20日を「一斉消毒の日」と定め、20日朝から県内のおよそ1万1000の農場で初めて大がかりな消毒作業が行われました。

このうち口てい疫の感染が最も集中した川南町の和牛農家では、安全性を確認するため2頭の牛が試験的に飼育されている牛舎の周りや内側に、農家が噴霧器を使って消毒液を念入りにまきました。

また県は、飼料を運ぶ業者などにも、車両の消毒を徹底するよう呼びかけています。
県内では川南町などを除いて家畜の飼育が順次、再開されていますが、飼育を再開しても、牛が育って出荷できるまでに1年以上かかり、農家は出荷による収入がない状態が続くため県などの継続的な経営支援が求められています。
10月21日 09時13分 NHK


都城市でも 一斉消毒呼びかけ

全国有数の畜産地の都城市では、市が広報車を出して農場の一斉消毒を呼びかけました。
都城市では、20日朝から4台の広報車に担当の職員が乗り込み、農場が集まる地域や市街地などを回りました。
職員たちはスピーカーで、毎月20日は「県内一斉消毒の日」に決められていることを知らせ、日ごろから農場の消毒を習慣づけるよう呼びかけました。
都城市では今後も、広報車や防災行政無線などで「一斉消毒の日」を周知することにしています。
10月21日 09時13分 NHKローカル


県内初「一斉消毒の日」 畜産復興へ入念
(宮日 2010年10月21日付)

 口蹄疫を教訓に県は20日、県内の全畜産農家を対象にした「県内一斉消毒の日」を初めて実施した。

 このうち口蹄疫感染で牛75頭を殺処分した川南町川南の和牛繁殖農家・森木清美さん(61)方では、動力噴霧器を使い、牛舎の天井から床まで入念に消毒液を吹き掛けていった。森木さんは「再発しないように、今まで以上に防疫に気を付けたい」と話した。

 県は口蹄疫の第1例目が確認された4月20日に合わせ、毎月20日を「県内一斉消毒の日」と制定。牛、豚、鶏の全畜産農家約1万戸に実施を呼び掛けるが、今回は周知不足もあり、未実施の農家もあったという。

 県畜産課は「農家が自発的に消毒してもらえるように、今後も啓発を続けていきたい」と話している。


観察牛の抗体検査・すべて「陰性」
10月21日(木)18:04 MRT

経営再開に向け、大きく前進です。
口蹄疫の激震地、川南町で飼育されている全ての観察牛は、抗体検査の結果、口蹄疫に感染していないことが確認されました。
観察牛は、口蹄疫が発生した農場の安全性を確認するため、試験的に飼育される牛で、川南町では、139の農場に、あわせて219頭が導入されています。
県は、観察牛が口蹄疫に感染していないことを確認するため、今月7日から、抗体検査を実施しましたが、検査の結果、すべての観察牛が「陰性」だったことがわかりました。
経営再開に向けた最後の検査となる「目視検査」が、現在、行われていて、21日までに終わった157頭の観察牛については、異常は確認されませんでした。
目視検査は、22日まで行われ、異常がなければ、川南町など児湯5町では、来月1日から、経営が再開されることになっています。

感染ルート解明で知事、畜産会社に協力要請へ 川南の農場運営 /宮崎

毎日新聞 2010年10月21日 地方版
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20101021ddlk45040620000c.html

 口蹄疫の感染ルート解明を巡り、東国原英夫知事は20日、和牛の委託オーナー制度で全国展開する畜産会社に対し、事実関係の聞き取りや確認で協力を求める考えを示した

 この会社は川南町で発生7例目の農場を運営している。国の疫学調査チームの中間整理は、抗体検査などを基に都農町の6例目の農家が初発としているが、7例目の農場も初期段階での感染としている。地元農家の間には、ウイルス侵入経路の解明に至らないままの国の見解を疑問視する声がある

 知事は、地域の農家の間に、7例目への調査を求める声が多いとして「感染ルートはまだ闇の中。従業員や獣医師、家畜防疫員の証言は重要だ。責めるのではない。ぜひ協力をお願いしたい」と訴えた。

 19日に農林水産省で開かれた国と県の検証委員会の合同会議では、県は限られたデータで簡単に初発を断定せず、十分に調査するよう国に求めている。【石田宗久】


※参照:東国原知事ブログ「お願い」
http://ameblo.jp/higashi-blog/day-20101021.html

口蹄疫・第12回 口蹄疫対策検証委員会 2

「第12回 口蹄疫対策検証委員会」の開催について http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/soumu/101018.html

配布資料一覧  http://www.maff.go.jp/j/syouan/soumu/kensyo12.html

・第12回議事次第・配布資料一覧(PDF:88KB)
http://www.maff.go.jp/j/syouan/soumu/pdf/program_12.pdf

・第12回座席表(PDF:66KB)
http://www.maff.go.jp/j/syouan/soumu/pdf/zaseki12.pdf

・委員名簿 (PDF:75KB)
http://www.maff.go.jp/j/syouan/soumu/pdf/meibo4.pdf

・第12回口蹄疫対策検証委員会 合同会議出席者(PDF:63KB)
http://www.maff.go.jp/j/syouan/soumu/pdf/member_12.pdf

・宮崎県口蹄疫対策検証委員会資料(PDF:469KB)
http://www.maff.go.jp/j/syouan/soumu/pdf/data12.pdf


※山崎メモ
宮崎県口蹄疫対策検証委員会資料には、県検証委員会の名簿、調査検証作業の状況では県が実施したアンケート調査の回答から意見の多かったものが書かれている。

第12回口蹄疫対策検証委員会の概要 http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/gaiyo12.pdf

第12回口蹄疫対策検証委員会の概要
(平成22年10月19日開催)

本日は、宮崎県口蹄疫対策検証委員会との意見交換を行った。

委員等の主な発言は以下のとおり。

○ 初動対応段階において早期通報がしやすい体制と迅速な診断体制の構築が必要なのではないか。
○ 国と県と市町村の意思疎通が図られていないので、その点をよく検討するべきではないか。

○ 生産者に対し、家畜防疫の危機管理意識を向上させていくべきではないか。

○ 宮崎県における家畜防疫員数は全国的にみても少ないことに対する対策が必要なのではないか。

▼各社報道(いずれも地方版)

口蹄疫の「初例」 国の見解に異論 検証委で宮崎県側
2010年10月20日 00:14 カテゴリー:政治 九州 > 宮崎

 家畜伝染病「口蹄疫」問題で、国や宮崎県の対応に問題がなかったかを調べる農林水産省の口蹄疫対策検証委員会は19日、県の検証委員会と初めて合同会議を開いた。県側は、3月末に同県都農町で下痢の症状が確認された水牛を初例とする国の見解に異論を示し、議論はかみ合わなかった

 県側は周辺農家への聞き取り調査などを基に、別の大規模経営農場で初感染が起きたと推測。4月下旬に県の家畜防疫員がこの農場を検査した際、牛舎2カ所の大半の牛に口蹄疫治癒後に見られる痕跡があったとして、調査を続ける意向を国側に伝えたという。

 会議後、同省幹部は「ウイルスに対する抗体から感染時期をさかのぼると、水牛が初例であることは間違いない」と断言し、県側の主張を退けた。国の検証委員会は11月中旬に最終報告を取りまとめる予定。

=2010/10/20付 西日本新聞朝刊=


国と県の検証委意見交換
口蹄疫 7例目が最初の感染例情報も

 口蹄疫(こうていえき)問題で、国と県の口蹄疫対策検証委員会は19日、東京の農林水産省で初めて意見交換を行った。県側は、これまでの発表で7例目とされていた川南町の大規模牛農場が最初の感染例の可能性があるとの情報を示した

 意見交換後に会見した国の検証委の山根義久座長などによると、県側は、家畜防疫員が4月24日にこの農場に検査に入った際、すでにかなりの牛に感染が広がり、治癒した痕跡があったと説明。県が畜産農家などを対象に9月に実施したアンケート調査では、この農場が1例目とみる意見が多かったという

 農水省と県は当初、4月20日に感染を確認した都農町の牛農家を1例目と発表。しかし、国の疫学調査チームは、6例目とされた都農町の水牛農家が最初の感染で、時期は3月中旬としている。

(2010年10月20日 読売新聞)


初発事例、認識にずれ 国と県、検証委が意見交換 /宮崎

 口蹄疫(こうていえき)対策に関する県と国の検証委員会が19日、農林水産省で初めて合同の会議を開き、意見交換した。検証や防疫対策を迅速に進めるため、それぞれの検証状況を報告した。

 県は、今後検討すべき重要課題に、
初発事例の早期発見や発生場所・時期の客観的な検証が可能な体制作り
▽危機管理における国と県の連携強化
▽畜産農家の日常的な防疫・衛生意識の向上--を掲げた。

 また、農家などから寄せられた国や自治体の防疫体制や住民の危機意識の低さを批判する約650件のアンケート調査の結果も紹介した。

   ◇   ◇

 初の合同会議では初発事例を巡り国と県の認識のずれを示す場面もあった。

 会議は非公開。終了後に会見した国の検証委座長の山根義久・日本獣医師会会長は、県との意見交換で新たに分かったことを問われ「どこが初発かについては県から厳しい意見が出た」と切り出した。

 国の疫学調査は初発を3月下旬、6例目の都農町の水牛農家と推定している。山根座長は「我々には水牛が初発という意見しかないが、それよりも前にかなり静かに進行していたのでは」と続け、委託オーナー制で全国展開する7例目の牧場を示唆。その根拠について「査察に入ると既に治癒したものが多かったと言っていた」などと会議でのやりとりの一部を紹介した。

 一方、会議に出席した庁内調査チームの永山英也・総合政策課長は取材に「県側は初発が7例目とは断定していない」としたうえで、「アンケートの結果、地域には6例目と断定することに疑問の声もある。早く通報しただけで初発になる可能性があり、きちんとルートを調べるべきだと求めた」と話した
【石田宗久】  毎日新聞 2010年10月20日 地方版


初発農家推察慎重に 国との合同会議で指摘
(宮日 2010年10月20日付)

 本県口蹄疫への国や県の対応、防疫が適切だったかなどを第三者が検証する農林水産省の口蹄疫対策検証委員会(座長・山根義久日本獣医師会会長)と、県口蹄疫対策検証委員会(座長・原田隆典宮崎大工学部教授)の合同会議は19日、同省で開いた。県側は短絡的に初発農家を推察する危険性のほか、家畜防疫員の不足、国や県などの連携不足をあらためて指摘した。

 県側は検証委の原田座長のほか県庁内調査チームの県職員ら計7人が出席。終了後に会見した農水省検証委の山根座長らによると、県側はこれまでの検証を基に

(1)初発の早期発見や発生場所・時期の客観的検証が可能な体制づくり
(2)危機管理における国や県などの連携強化
(3)畜産農家の日常的な防疫・衛生意識の向上―の3点を重要課題として提言した。

 この中で、県側は農水省の疫学調査チームが初発を6例目の都農町の水牛農家と推察している件に関し、地元生産者らの声や人的移動などの点をとらえ、7例目の大規模農場が初発である可能性にも言及。侵入ルートが判明していない中で、データだけを基に短絡的に推察するのは必ずしも正確な検証でなく、慎重に臨むべきだ―と指摘した。

 山根座長は「初発農家への指摘など、慎重に議論すべき課題も浮き彫りになった。必要に応じ再び合同会議を開くこともある」と話した。

 農水省の検証委は次回から最終報告とりまとめに入り、当初予定から半月ほど遅れ、11月半ばまでに公表する方針。


※関連記事
口蹄疫・第12回 口蹄疫対策検証委員会
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2010/10/12-dad1.html

2010/10/20

平成22年10月期 西諸地区 子牛セリ。

10月15日~17日の3日間 西諸畜連子牛セリが開催されました。

結果は

     雌 661頭 平均 355,096 
     去 933頭 平均 396,511 
トータル  1,594頭 平均 379,337 

前回比 8,628安 前年同月比 19,576高 

再開後 西諸では3回目の子牛せりです。

前回までは出ていなかった 出店も復活し、市場全体が落ち着きを
取り戻しつつあると感じました。

今回の牛は本来9月上場予定の牛でしたから前回、前々回ほど
月齢が進んでいなかったわけで 割と違和感が無くなってきました。

種牛別結果。

種雄牛  頭数   雌平均  去勢平均
忠富士  417   443     436
福之国    433    333         383
美穂国    258
   334         394
勝平正    247    328         374
寿太郎     80    294         356
福桜        30    311         360
梅福6      26    345          376

種牛毎価格は 前回までと同じような傾向でした。
上位4頭は価格が安定してますね。

先日の神戸市場枝肉共励会で名誉賞を取ったのは梅福6の産子でした。
梅福は食味も抜群なので気に入っているのですが、、、、

本当に惜しい子を亡くしました。bearing

弊社では 今回も福之国、勝平正を中心に 74頭の導入でした。

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毎月20日は「一斉消毒」の日!

▼県から、こんなのが届きました!

023

畜産農家のみなさん、きちんと消毒しましょうね。

もし、ご近所に高齢の農家さんがいらしたら・・・・・
ぜひ、一声かけてください。
できたら手伝ってあげてください。 o(_ _)oペコッ

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宮日の口蹄疫検証記事の中で、一番驚いたのがこの文章でした。

川南町で8千頭を飼育し、衛生面に注意を払ってきた60代の養豚農家も「別の伝染病には気を付けていたが、口蹄疫は考えていなかった」と吐露。「口蹄疫は牛の病気だと思っていた」と認識不足も認める。
http://www.the-miyanichi.co.jp/special/kouteieki/index.php?id=558&paging=1&cat=feature1

「口蹄疫は牛の病気だと思っていた」・・・・って。

いや、この農家さんを責めているわけじゃないのです。
豚屋さんは牛飼いよりも、よっぽど衛生面には気をつけています。
その豚屋さんでさえ、口蹄疫の正しい知識を持ち合わせていなかった・・・・。

衛生面において、はるかに勝っている豚屋さんがこの程度の認識なら、果たして牛飼いはどうだったのか・・・?と、思ってしまうのです。

二度と同じ過ちを繰り返さないためにも、きちんとした知識を持ち消毒だけは欠かさないようにしましょうね。

2010/10/19

口蹄疫・第12回 口蹄疫対策検証委員会

「第12回 口蹄疫対策検証委員会」の開催について
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/soumu/101018.html

農林水産省は、「第12回 口蹄疫対策検証委員会」を平成22年10月19日(火曜日)に農林水産省 共用第10会議室において開催します。
会議は非公開です。ただし、冒頭のカメラ撮影は可能です。

1.趣旨

農林水産省は、宮崎県で発生した口蹄疫について、発生前後の国、県などの対応や殺処分・埋却などの防疫対応、口蹄疫対策特別措置法に基づく措置の運用等を検証し、今後の口蹄疫対策をはじめ、家畜伝染病に対する危機管理のあり方に資するため、第三者からなる口蹄疫対策検証委員会を開催します。
また、今回の議事要旨は、会議終了後に当省ホームページ「口蹄疫に関する情報」(URL:http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/index.html)で公開いたします。

2.日時及び場所

平成22年10月19日(火曜日)10時00分~12時30分
農林水産省 本館7階 共用第10会議室 (ドアNo.767)
所在地:東京都 千代田区 霞が関 1-2-1

3.議題

宮崎県口蹄疫対策検証委員会との合同会議
フリーディスカッション
その他

4.取材に関するお願い

会議は口蹄疫発生農家等の経営内容と直接関連する個人情報が含まれ、当該農家等の利益を害する恐れがあるため、非公開としますが、冒頭のカメラ撮影は可能です。

合同会議出席者
別紙
第12回 口蹄疫対策検証委員会 合同会議出席者

○ 宮崎県口蹄疫対策検証委員会委員
宮崎大学工学部 原田 隆典 教授
宮崎大学農学部 堀井 洋一郎 教授

○ 宮崎県庁内調査チーム
宮崎県 県民政策部 総合政策課 永山 英也 課長
宮崎県 総務部 行政経営課 大坪 篤史 課長
宮崎県 総務部 危機管理課 金井 嘉郁 課長

○ 宮崎県庁内調査チーム 農政水産分科会
宮崎県 農政水産部 押川 延夫 部次長
宮崎県 農政水産部 畜産課 児玉 州男 課長

国と県の検証委 意見交換

口てい疫への対応を検証している宮崎県の委員会は、農林水産省の検証委員会と初めて合同の会議を開き一連の対応で国と県の協力が不十分だったとして今後、連携を強化することなどで一致しました。口てい疫の問題の検証では、農林水産省が委員会を設けたあと宮崎県も独自の委員会を設けてそれぞれが地元からの聞き取り調査などを進めています。

19日は東京の農林水産省で、初めて合同の会議を開き、互いの検討状況について意見を交わしました。
この中で宮崎県の委員会は、これまでの検討結果として、

▼感染拡大を防ぐ対策で、国と県、それに市や町との協力が不十分だった、
▼口てい疫の発生が国全体の問題だという意識が畜産農家の間で低かったなどと報告しました。

その上で、今後の対策として、国と県などとの連携強化や農家に対する啓発などを進めていくことで国の委員会と意見が一致しました。また、口てい疫かどうか、現場で簡単に調べることができる簡易検査の導入や最初にどの農場で発生したのか、感染ルートの詳しい調査を国の委員会に求めました

宮崎県の検証委員会の座長の原田隆典座長は、「重要なポイントは絞り込まれたと思う。今後も意見交換をしながら、検証を続けていく」と話しました。
宮崎県の委員会は、検証の結果について年内に報告をまとめたいとしています。
10月19日 18時13分 NHKローカル


口蹄疫対策・国と県の検証委が意見交換 
(10/19 18:01) MRT

国と県がそれぞれ設置している口蹄疫対策検証委員会の初めての合同会議が、19日、農林水産省で開かれました。
会議では、感染源の調査や農家の防疫意識などについて、国と県のメンバーが意見を交わしました。

会議では県の検証委員会がこれまでのアンケート調査やヒアリング調査を踏まえた検証作業の状況を説明した後、双方の委員が、意見を述べました。

この中で、県の検証委員会は、6例目の農家が初発とされていることについて地域から疑問の声があがっていることを説明した上で、さらなる感染源調査の必要性を指摘したということです。

(県口蹄疫対策検証委員会・原田隆典座長)「感染経路を国の疫学チームで初発をどうするのかということも調べてほしい」

(国の口蹄疫対策検証委員会・山根義久座長)「(初発とされる)6例目以前に、かなり静かに(感染が)先行してたんではないかなということは、いろんな形での報告を受けてたが、それをかなり厳しく(県の検証委が)述べてた」

また、双方の検証委員会は、畜産農家の防疫意識を高める必要があるとの認識で一致しました。

(国の口蹄疫対策検証委員会・山根義久座長)「1農家から出た発生が、市町村どころか、県どころか、国どころか世界に迷惑をかけることになりますので今後は生産者の防疫の危機管理体制というのは十分浸透していただきたい」

国の検証委員会は、11月中旬を目標に報告書を取りまとめることにしていて、必要に応じて再度、県の検証委員会と意見交換したいとしています。


県口蹄疫検証委員会が国と意見交換
2010年10月19日 UMK

国の口蹄疫対策検証委員会が開かれました。

今回は、初めて宮崎県の検証委員会との合同会議が行われました。
国の検証委員会では、口蹄疫発生時の国や県などの対応や今後の危機管理について第三者の立場で検証しています。

会議では、県の施設で口蹄疫が発生したことについて国の委員から、対応の甘さを問う声が上がりました
一方、宮崎県は、口蹄疫と疑われるケースでも、家畜防疫員が、ためらわずに動物衛生研究所に検体を送れる仕組みづくりが必要と提言しました。

また、県は国に対し、「口蹄疫の感染源の調査が十分ではない」としてさらに調査を求めました。
国の検証委員会では、次回から最終報告に向けた作業に入ります。


※検証委員会についての農水省からのプレスリリースはまだなされていないが、とりあえず地元ローカルニュースの内容のみ。
感染ルートに関して、ようやく地元農家の声が届いた感。

2010/10/18

口蹄疫・JA羽田会長、池亀獣医師インタビュー

口蹄疫「初動に疑問」 初期10日間の防疫検証を

JA宮崎中央会・羽田会長に聞く

 口蹄疫(こうていえき)が終息して約1か月半。28万頭を超える家畜が殺処分される未曽有の犠牲を払った惨事からの復興は、まだ始まったばかりだ。県内の農協を統括するJA宮崎中央会の羽田正治会長(73)に、教訓や復興への道筋を語ってもらった。(聞き手・甲斐也智)

 口蹄疫の感染が確認された4月20日から、8月27日の東国原知事による終息宣言まで「魔の4か月」だった。口蹄疫そのものというより、農業全体のあり方が問われた大事件だった。台風などの自然災害なら予知できる。しかし相手は細菌。目に見えないだけに脅威は大きかった。

 結果を見ると、初動がいかに大事かは数値で表れている。1例目が確認され、最初の10日間は1日1件ぐらいの発生だった。しかし、5月以降は多い時で1日10件、殺処分対象の頭数も数千頭に増えた。初動段階で、万全の体制が取れていたか疑問だ。

 我々は10年前にも口蹄疫を経験した。素早い殺処分や、埋却を含む防疫体制の重要性は分かっていたはずなのに、実際は鹿児島や熊本など隣県の対応の方が早かった。我々が初期の10日間にどういう対策をしたか、また、しなければならなかったかを検証しないといけない。

 国内初となるワクチン接種を実施した。是非が論議された当初、私個人としては「賛成と反対の気持ちが半々」という心境だった。感染が拡大し、5月上旬には「接種しかない」という思いに至った。結果として良かったと思う。当時は殺処分や埋却が感染に追いつかず、感染の速度を遅らせる時間稼ぎができた。

 復興に向けて、宮崎牛の今後について論議されている。従来のサシ(脂肪分)が入った宮崎牛だけでなく、赤身であっさりした肉を生産するべきだという意見もあるが、実現は難しいだろう。赤身の肉は豪州や米国でも生産されており、わざわざ競争に加わることはないと判断してきた経緯がある。仮に赤身を作っても価格面で対抗できない。

 畜産から田畑作への転換も重要だ。家畜の密度を適正化するために必要。ただ、殺処分された1300戸のうち、「畜産をやめたい」という農家は100戸前後とみられ、転換を容易にするための環境整備が求められる。

 具体的には、生産者が安心して野菜づくりなどに取り組めるように、販売体制を整えることが重要だ。「収穫して終わり」ではなく、消費者の口に入るまでの過程に、いかに携わっていくか。そのために加工施設を整備しなければならない。東京や大阪の消費地に運ぶ際も、加工済みの品をトラックに乗せると、1台当たりの輸送量が増え、物流コストも抑えられる。

 口蹄疫は、農業が県の基礎的産業であることを知らしめてくれた。その農業全体をどう見直し、復興させるか、課せられた使命は大きい。

(2010年10月18日 読売新聞)


以下は第63回新聞週刊にちなんで、宮日が報じた各テーマに関連のある人物や当事者に、紙面への注文や地元紙としてのあり方をインタビューしたもの。
6例目の水牛を診察した獣医さんのものなので、転載。

私はこう読む
宮崎日日新聞 2010年10月15日(金)

口蹄疫で家畜処分に従事した高鍋町の獣医師 池亀 康雄(いけがめ・やすお)さん
(聞き手 報道部・草野拓郎)

長期的に問題追跡を

-----------殺伐とした日々の中、新聞はどのような役割を果たしていましたか。

池亀  毎朝、新聞が届くのを待ち遠しく思っていました。宮崎日日新聞は読者向けに「口蹄疫Q&A]コーナーをつくるなど、皆にわかりやすく情報を伝えていた印象があります。情報量も圧倒的でした。印象に残っているのは、1面に掲載された川南の養豚農家森本ひさ子さんの手紙と写真。まさに、私たちが見てきた現場を伝える記事で共感しました。


----------5月20日から6月30日まで感染疑いやワクチン接種の牛の殺処分に従事されました。

池亀  現場は戦場でした。作業中に目の前で大けがをしたした人もいます。毎朝7時半ごろ家を出るときは、戦争に行くような気持ちでした。作業に達成感はなく、徒労感だけが募る毎日。自分たちが守ってきたものを自分たちの手で消していくことほどつらいことはありません。先のことはまったく想像できませんでした。ただ、地元の獣医師として、ここで現場に行かなければ一生後悔するという思いもありました。


---------本紙の口蹄疫報道に関して要望はありますか。

池亀  私は国の疫学調査で1例目とされる水牛を診察しました。牧場に対する明らかな誹謗中傷や流言、デマのことも取材してほしかった。「1例目は水牛」という結論ありきだった疫学調査の手法にも注目してほしかった。私たちにやましいところはないし、落ち度もないと考えています。一部で問題が指摘されている大規模農場についてはもっと突っ込んだ報道が必要だと思います。


--------今後、口蹄疫報道で地元紙に求められる役割は何でしょうか。

池亀  10年、20年先まで問題を追い続けることが地元紙としての責務ではないでしょうか。農家や地域の復興はもちろん、消毒は環境や人体に影響はないのか-----など実際に携わったからこそ不安に思う部分もあります。今回の防疫作業では、かつてないほど大量の消毒薬が使用されました。中・長期的に地域にもたらす影響を追跡してほしい。今後、仮に口蹄疫が発生した場合、殺処分と埋却という方法しかないのか、もう一度議論を喚起してほしいと思います。

口蹄疫・マスコミ報道他 10/16(土)~10/18(月)

“観察牛”血液採取終わる

口てい疫が発生した地域で、宮崎県が畜産の再開に向けて、試験的に飼育している牛を対象にした検査で、牛の血液を採取する作業が15日までに終わり、早ければ来週中に、すべての牛で検査結果がわかる見通しです。

宮崎県は、8月の終息宣言のあと、畜産の再開に向けて農場の安全性を確かめるため、口てい疫が発生した農家などで、観察牛と呼ばれる試験的な牛を飼育しています。これまでに、感染が集中した川南町など8つの市と町にある176か所の農場にあわせて321頭が導入されています。

宮崎県では、2週間から3週間、飼育したあと牛の血液を順次、採取し、口てい疫に感染していないかどうか調べる検査をしていて、これまでにおよそ130頭で異常がないことを確かめました。

県によりますと、残りの牛についても15日までに、血液を採取する作業が終わり、早ければ来週中に、検査結果がわかる見通しだということです。

宮崎県は、血液検査と平行して、今月22日まで、牛の状態を目で見る検査も行う予定です。
すべての検査で異常がなければ、感染が集中した川南町など県東部では、来月をめどに、畜産が再開されることになっています。
10月16日 09時20分 NHKローカル


川南の観察牛、目視検査始まる  
(10/18 11:36) MRT

口蹄疫の激震地、川南町で、観察牛が導入されて5週間。
川南町の農場では、18日から、経営再開に向けた最後の検査となる目視検査が始まりました。

口蹄疫で甚大な被害を受けた川南町では、先月13日から、一般の農場で、観察牛の飼育が始まり、これまでに139の農場に、合わせて219頭が導入されています。

川南町の観察牛については、口蹄疫に感染していないことを確認するため、抗体検査が行われましたが、今月7日と8日に実施された34農場、58頭の検査結果は、すべて「陰性」だったことがわかりました。

川南町では、18日から、観察牛の最後の検査となる目視検査が始まっていて、抗体検査と目視検査で異常が確認されなければ、来月1日から、経営が再開されることになっています。


川南町の観察牛・経過異常なし
2010年10月18日  UMK

口蹄疫ウイルスが、残っていないか安全を確認するため、先月、川南町に導入された観察牛は異常は確認されませんでした。

口蹄疫の感染が集中した川南町に観察牛が導入されて5週間。
きょう、34戸58頭の観察牛を対象に、獣医師による最後の目視検査が行われ、異常は確認されませんでした。

また、川南町の残る106戸161頭の観察牛について、今月21日と22日の目視検査で異常が確認されなければ、来月1日から、正式に家畜の導入が始まります。

2010/10/16

口蹄疫・日本農業新聞「口蹄疫 課題と対策」専門家に聞く 3

2010年8月20日

家保に診断体制整備

東京農工大農学部 白井 淳資(しらい・じゅんすけ)教授
(10年前の発生時に、農研機構・動物衛生研究所海外病研究所に勤務。専門は獣医伝染病学)

 今回の口蹄疫では、豚への感染が確認されるまでは、殺処分による防疫体勢は着実に行われていた。しかし、飼養頭数の多い豚への感染が確認されてからは、殺処分や死体の埋却地確保に手間取り、大幅な防疫対策の遅れが生じてきた。

 また、数多くの家畜が集約化されて飼育されている川南町に感染が広がったことが致命的で、殺処分が間に合わなくなり、病気を抑えきれなくなった事が拡大の大きな要因だ。

 口蹄疫が始めて診断された都農町の発生では、初期診断の対応が遅れ、川南町に感染を拡大する要因になったと考えられていることから、現在の口蹄疫診断体制に問題があると思う。

 現在、口蹄疫の遺伝子診断は農研機構・動物衛生研究所の海外病研究施設でしか行えないことになっている。口蹄疫かどうか判断して動衛研に診断を依頼するのは、各県の家畜保健衛生所の役目になっているものの、現在は臨床症状しか判断する材料がない。各県の家畜保健衛生所でも、鳥インフルエンザのように診断できる体制を整備した方がよいと思う。

 遺伝子診断なら生のウイルスを扱うこともなく安全で早期に診断が行える上、感度も高く最近の技術では信頼度も向上している。確定診断は動衛研に任せるとしても、反すう動物、特に牛の病勢鑑定には口蹄疫の遺伝子診断が行える体制を組み入れた方がよいだろう。


行政が埋却地確保

 もう一つは埋却地確保の問題だ。土地が狭く土地単価の高い日本では、なかなか確保できない。これからは畜産を営む際、埋却地を用意していなければ畜産を始めてはいけないとする案が出ているが、飼養頭数の多い養豚業などでは、そうはいかない。このような取り決めをすれば、ますます畜産業の衰退を招く恐れがある。

 地方の行政機構があらかじめ埋却地の候補地を考慮し、口蹄疫が発生した場合は使用できるような体制を整えておく必要がある。さらに、早期にワクチンを使用するなど、殺処分頭数を減らすことを考えた防疫対策を、飼育密度などを考慮しながら発生時の対策として考慮するべきではないかと思う。

 さらに今回の教訓から、種牛などの重要家畜は分散させて飼育するか、もしくは必ず一部を家畜改良センターなどに委託するようにしておく。そして今後は一切特例措置を認めず、殺処分による防疫対策が速やかに行われるようにする必要がある。


継続的な研究必要

 今までは口蹄疫に関する研究は動衛研だけでしか行われていなかったが、その人数も小数の限られた人たちだけだった。発生時に、診断業務に時間を割かれ、実務的な作業も行わなければならない機関に対して、継続した高度な研究を期待するのはかなり困難だ。

 この様なことから、継続的な研究を自由に行える優秀な人材を有する、また経済や統計学などの他分野から口蹄疫をとらえ研究することのできる大学が、研究体制を確立し、日本全体で対応できるようにした方がよいだろう。

 口蹄疫がわが国に侵入しないよう、近隣発生国の畜産に携わる人たちや、国内の関係者に対し、口蹄疫に十分な認識を持った人材を教育できる機関を設立させる必要がある。

 口蹄疫に対する感心や知識を持った人を多く輩出し、さらには中国や韓国と共同で研究に取り組み、東アジアから撲滅する機運を高め、わが国への侵入のリスクを軽減させる。海外からの人や物の行き来が盛んになってきた現在、このような体制を整え将来の発生に備えて、技術の高い日本の畜産を守っていく必要がある。

2010/10/15

口蹄疫・マスコミ報道他 10/15(金)

殺処分手当金免税へ民自合意 (宮日 2010年10月15日付)

 民主、自民両党は14日、口蹄疫問題で家畜を殺処分した農家に支給した国の手当金などについて、所得税などの免税措置を定める議員立法を22日にも成立させることで合意した。複数の自民党関係者が明らかにした。

 両党は農家の税負担を軽減するため、早期の法成立が必要と判断した。

 法案は19日の衆院財務金融、総務両委員会でそれぞれ委員長が提案し可決。同日の衆院本会議に緊急上程して可決した上で22日の参院本会議で成立させる運びだ。

 政府は、殺処分した農家への手当金のほか、家畜の搬出制限に伴う損失などを助成。現行法では農家の所得とみなされ課税対象となる。民主党は来年2月の確定申告に間に合わせるため、自民党など野党にも協力を呼びかけていた。農林水産省も減免の特例措置を2011年度の税制改正要望に盛り込んでいた。


高鍋町が観察牛導入補助 「再開なし崩し」反発も
(2010年10月15日付)

 高鍋町は独自に口蹄疫の清浄性を確認するため、町内で観察牛として黒毛和種を導入した農家への補助金を打ち出した15日までに10頭が導入される見込みで、観察終了後も返却せずにそのまま飼育できる。ただ、児湯地域は足並みをそろえて11月からの経営再開を確認しており、ほかの町の生産者らからは「事実上の経営再開で、11月再開がなし崩しになる」などと反発の声も上がっている。

 同町は観察牛導入の補助事業として1頭当たり30万円、計300万円を9月議会で補正予算として計上。町内農家に希望者を募ったところ19戸が応募し、抽選で導入先を決めた。観察牛は今月中に家畜保健衛生所による目視検査を2回行う予定。

 県はこれまで、観察牛として乳用種の雄を高鍋町を含む児湯地域などの口蹄疫発生農家に貸し出しており、観察終了後は返却する必要がある。しかし同町の場合、黒毛和種を農家が補助金により購入するため、そのまま飼育することができる。同町内で導入したある和牛繁殖農家は「観察牛でもいいので黒毛和種を早く入れたかった。ありがたい」と事業を評価する。

 これに対しJA児湯管内の各部会長は連名で8日、高鍋町に対し、10月中の観察牛導入を見送るよう申し入れた。肉用牛繁殖部の鍋倉隆一部会長(木城町)は「個人的に牛を持ってきて、獣医師に診てもらいながら観察牛にすればいいということになる」と、なし崩しの飼育再開になる恐れを指摘。同町は「農家が一番心配しているのは口蹄疫の再発。安心感を持って11月の再開につなげたい」と説明し、議論は平行線だった。


九州市長会が口蹄疫対策など国へ15の要望

 九州市長会(会長=釘宮磐・大分市長)の総会が14日、鹿児島市で開かれ、口蹄疫(こうていえき)対策の充実強化など国に求める15議案を可決した。

 九州、沖縄の118市のうち103市が出席。口蹄疫対策では、損失や影響を被った農家などへの経済支援、感染源や感染経路の解明と再発防止などを求めている。総会で出された「早期に感染を判定できる簡易キットの開発が必要」との意見も盛り込まれた。

 このほか、都市財政の拡充強化、高速道路網の整備促進などを可決。来年4月予定の統一地方選で、首長や議員の不在期間が生じないよう在任特例の適用を国に求める緊急決議を採択した。

(2010年10月15日 読売新聞  鹿児島)


口蹄疫「隣県も被害」 九州市長会で宮崎県側に苦言
(2010 10/15 11:31) 南日本新聞

 鹿児島市で14日あった九州市長会で、熊本県阿蘇市の佐藤義興市長が、宮崎県で発生した口蹄(こうてい)疫に関する同県側出席者の発言に対し、激しく不満をぶつける一幕があった。
 日向市の黒木健二市長が、国への要望事項の提案理由説明で、宮崎の畜産の窮状や疲弊した経済状況に触れ、「宮崎の再生に向けさらに頑張っていきたい」とし支援協力を呼びかけた。
 これに佐藤市長の不満が爆発。「宮崎の事情だけをとうとうと述べるのではなく、『隣県の鹿児島、熊本、大分などにも大変な被害があり、迷惑をかけた』と一言ほしかった。九州一体となってお願いすべきこと」と苦言を呈した。
 さらに佐藤市長は、「こんなに広がるとは思っていなかった」と述べた黒木市長の発言を、「あまりに軽率」と指摘。「発症時に適切な対策を取らなかったからこんなことになった」と怒りが収まらない様子だった。


県が価格差支援決定/家畜市場下落に対応
2010年10月15日  asahi.com マイタウン大分

 宮崎県で今春発生し、すでに終息した家畜の伝染病口蹄疫(こう・てい・えき)の影響で、県内の家畜市場が出荷集中による価格下落に陥っていることについて、県は12日、9月に開催された2回の市場を対象に価格差支援をすることを決めた。県畜産振興課によると、2040頭に対し、総額3200万円の支援になる見通し。
 県は、再開から3カ月以内の市場で、平均価格がその月の全国平均価格の9割を下回った場合、差額の4分の3(上限1頭3万円)を支援するとしている。9月の全国平均価格は38万7020円だった一方、9月2~4日にあった豊後豊肥(竹田市)・豊後玖珠両市場の平均価格は31万4218円。23~25日に両市場であった平均価格は34万2679円で、いずれも支援条件を満たした。
 2~4日の市場分は1頭当たり2万5500円が、23~25日の市場分は同4200円が農家に支払われる。


日本からの和牛、黒豚の禁輸が解除
アジアエックス   シンガポール2010年10月15日 07:30

日本からの牛肉、豚肉の輸入が解禁された。近くレストラン、ホテルのメニューに復活する。
 
輸入禁止措置は4月26日で、宮崎県で発生した口蹄疫が理由。農産物獣医庁(AVA)は、10月8日付で禁輸を解除した。しかし宮崎県産の牛肉、豚肉輸入はまだ許可されない。
 
AVAのヤップ・ヒムフー監督部長によると、国連獣疫事務局(OIE)の指針に従い、宮崎県で口蹄疫が撲滅されたと確認された後に輸入を認めるという。
 
口蹄疫は人体に影響はないが、ウイルスは偶蹄動物の間で伝染力が強い。シンガポールではリム・チュー・カンなどで牛、山羊が飼育されており、感染予防のため輸入を禁止した。
 
和牛輸入は狂牛病の発生で2001年にも禁止されたことがあり、昨年、解除されたばかり。
 
昨年の日本からの牛肉輸入量は21トン、豚肉は9トンで、牛肉、豚国全輸入量の1%以下。
 
卸売業者、オウミ・パシフィックのナカキタ代表は「来年の解禁を予想していた。早期解禁はうれしい驚きだ」と語った。鹿児島県に和牛500キロと黒豚1トンを既に注文したという。
 
レストラン「達屋」のオーナーシェフ、ロニー・チア氏は群馬の業者に和牛を注文した。15日にも到着する。焼肉の矢澤も日本産和牛、黒豚をメニューに復活させる。

2010/10/14

口蹄疫・第11回 口蹄疫対策検証委員会

「第11回 口蹄疫対策検証委員会」の開催について
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/soumu/101012.html

農林水産省は、「第11回 口蹄疫対策検証委員会」を平成22年10月13日(水曜日)に農林水産省 第2特別会議室において開催します。
会議は非公開です。ただし、冒頭のカメラ撮影は、可能です。

1.趣旨

農林水産省は、宮崎県で発生した口蹄疫について、発生前後の国、県などの対応や殺処分・埋却などの防疫対応、口蹄疫対策特別措置法に基づく措置の運用等を検証し、今後の口蹄疫対策をはじめ、家畜伝染病に対する危機管理のあり方に資するため、第三者からなる口蹄疫対策検証委員会を開催します。
また、今回の議事要旨は、会議終了後に当省ホームページ「口蹄疫に関する情報」(URL:http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/index.html)で公開いたします。

2.日時及び場所

平成22年10月13日(水曜日)14時00分~18時00分
農林水産省 本館4階 第2特別会議室 (ドアNo.467)
所在地:東京都 千代田区 霞が関 1-2-1

3.議題

関係者からのヒアリング (「これまでの議論の整理」に対する意見等)
フリーディスカッション

その他
4.取材に関するお願い

会議は口蹄疫発生農家等の経営内容と直接関連する個人情報が含まれ、当該農家等の利益を害する恐れがあるため、非公開としますが、冒頭のカメラ撮影は可能です。

<添付資料>
ヒアリング対応者

第11回 口蹄疫対策検証委員会 ヒアリング対象者

○ 田村製薬株式会社 関 令二 最高顧問
○ 全国家畜衛生職員会(千葉県中央家畜保健衛生所所長)
白井 幸夫 会長
○ (独)家畜改良センター 矢野 秀雄 理事長
○ 宮崎県 西都市 橋田 和実 市長

第11回口蹄疫対策検証委員会の概要 http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/gaiyo11.pdf

第11回口蹄疫対策検証委員会の概要
(平成22年10月13日開催)

本日は、「これまでの議論の整理」等に対するご意見を中心に、以下のとおりヒアリングを実施した後、委員間で科学的技術的観点からの議論の続き及びこれまでの疫学調査の進捗状況についての議論の続きを行った。

ヒアリング対象者は以下のとおり。

○ 田村製薬株式会社 関 令二 最高顧問
口蹄疫ウイルスの特性に応じた消毒方法についてのお話をいただいた。

○ 全国家畜衛生職員会(千葉県中央家畜保健衛生所所長) 白井 幸夫 会長
家畜防疫員、家畜保健衛生所の現状と課題についてのお話をいただいた。

○ 独立行政法人家畜改良センター 矢野 秀雄 理事長
種雄牛の精液の保存についてのお話をいただいた。

○ 宮崎県西都市 橋田 和実 市長
「これまでの議論の整理」に沿って、実際に発生がみられた市町村の立場からのお話をいただいた。

口蹄疫検証向け県対策委と会合   来週、農水省

2010年10月14日 宮崎日日新聞

 本県口蹄疫への国や県の対応、防疫が適切だったかなどを第三者が検証する農林水産省の口蹄疫対策検証委員会(座長・山根義久日本獣医師会会長)の第11回会合は13日、同省であった。
公表した中間報告に関し橋田和実西都市長ら4人から聞き取りを行ったほか、来週の次回会合は県の口蹄疫検証委と合同で開くことを決めた。

 終了後に会見した山根座長によると、橋田市長は発生現場で指揮した立場で中間報告に関して提言。国や県への新たな問題点の指摘はほとんどなく、報告に盛り込まれた防疫対策などについて「ぜひ実行していただきたい」と求めたという。

 また、独立行政法人家畜改良センター(福島県)の矢野秀雄理事長は種雄牛の扱いについて「優秀な牛からは40~50万本の精液を確保できる」と指摘。殺処分問題が浮上した際には、牛を長く生かすよりも精液を有効活用するよう求めた。
全国家畜衛生職員会(東京都)の白井幸夫会長は、地域によって家畜防疫員が減っている現状に懸念を示した。


※宮崎日日新聞以外に記事、なし。
宮日のサイトにもアップされていないので書き起こした。改行・山崎

口蹄疫・口蹄疫疫学調査チーム 第6回 検討会

「口蹄疫疫学調査チーム 第6回 検討会」の開催について
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/101008.html
平成22年10月8日

農林水産省は、10月12日(火曜日)に、「口蹄疫疫学調査チーム 第6回 検討会」を開催いたします。
会議は非公開ですが、冒頭のカメラ撮影は可能です。

1 概要

宮崎県における口蹄疫の疫学調査に関する協議を行うため、「口蹄疫疫学調査チーム 第6回 検討会」を開催いたします。

2 開催日時及び場所

(1)日時
平成22年10月12日(火曜日) 15時~17時
(2)場所
農林水産省 7階 第3特別会議室 (ドアNo.714)
東京都 千代田区 霞が関 1-2-1

3 予定議題

(1)疫学調査の進捗状況について
(2)その他

4 取材に関するお願い

会議は個人情報保護の観点から非公開としますが、冒頭のカメラ撮影は可能です。

<添付資料>
第6回検討会出席者名簿(PDF:49KB)
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/pdf/101008-01.pdf

口蹄疫疫学調査チーム第6回検討会概要 http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/fmdoutline.pdf

口蹄疫疫学調査チーム第6回検討会概要
(平成22年10月12日開催)

1 疫学調査の進捗状況について

「口蹄疫の疫学調査に係る中間的整理」の公表(8月25日)後に、現地調査や関係者等の聞き取り調査によって得られた疫学データに基づき、口蹄疫ウイルスの侵入経路及び伝播経路について議論した。
主な内容は以下のとおり。

(1)ごく初期の川南町における発生事例においては、近隣の農場間で人の交流があったことや、複数の農場間で同一の獣医師・人工授精師・削蹄師等が作業していたことなどが確認されており、これらの人の動きが感染拡大の原因となった可能性があるとされた。

(2)高いバイオセキュリティレベルを保つための設備を持つ10例目農場については、口蹄疫が発生する4月20日以前は、
① 車両に関する消毒は、畜産関係車両に限っていたこと、
② 豚飼養エリアへ入場する際のシャワーの義務付けは部外者だけであったこと、
③ 豚を移動する際には舎外を歩行させていたこと、
等が改めて確認された。

2 今後のスケジュール
今後は、本日の検討結果を踏まえて、「口蹄疫の疫学調査に係る中間取りまとめ(仮称)」の作成及び公表に向けて、引き続き作業を進めることとされた。

侵入経路解明至らず 農水省疫学調査チーム検討会

宮日 2010年10月13日

 本県口蹄疫の感染源や感染ルートを調べている農林水産省の疫学調査チーム(チーム長・津田知幸動物衛生研究所企画管理部長)は12日、同省で第6回検討会を開いた。

 8月25日に公表した中間報告を肉付けする「中間とりまとめ」へ、発生農場ごとに感染を広げた可能性がある事象などを整理する方針を確認。関心が高い本県への侵入経路は、いまだ特定できていないという。

 前回検討会から7週間ぶりで、終了後に会見した津田チーム長は「中間とりまとめでは、農場での聞き取り調査を基に各農場でどのようなことが起きていたのか補強し、早期に公表したい」と説明

 3月中旬とされる本県への侵入経路には「海外からの人の流れをすべて把握するのは困難で、特定はできていない」と解明に至っていないことを報告した。

 また、国内初の豚の感染例となった県畜産試験場川南支場(川南町、10例目)は12例目の川南町内の養豚農家から感染した可能性に言及し、「試験場はバイオセキュリティーの施設を整えているが、シャワー室を使っていない職員もいるなど対応に若干不備があった」とも指摘した。

※疫学調査チームの検討会に関する記事は宮日のみ。
アンダーラインは山崎。

市販のデミグラスソースをもっと美味しくする!

市販のデミグラスソースって、煮込み料理なんかに使う時は良いのだけれど

例えば、オムレツにかけたりとか・・・・

例えば、ハンバーグにかけたりとか・・・・

そのまま使うと、ちょっと「なんだかなぁ」gawkって事が多いんですよね。

ところが、一手間でグッと美味しくなったので御紹介

TV「チューボーですよ!」でやっていた作り方

【材料】
無塩バター 25g
ベーコン 40g
タマネギ 200g
赤ワイン(甘口) 290cc
市販のデミグラスソース 290g
トマト 100g
塩 小1/3
コショウ 適量

(1)バター、タマネギ、ベーコンを加え、焦げ目がつくように炒める(強火)

(2)赤ワインを加え、煮詰める(約8分間)

(3)市販のデミグラスソース、トマトを加え、煮詰める(中火で15分間)

(4)ソースを漉し、塩・コショウで味を調整する

※これ、イイ! (・∀・)イイ!

・ベーコンなどを焦げ目がつく位に炒める事で、程好い苦味がでる
・赤ワインたっぷりで程好い酸味もたまらん!

※ちょっと残念 (;;;´Д`)

・漉した後に残ったベーコン・玉ねぎ・トマトの残骸の使い道がない
(オムライスの具に使ってみたが、ベーコンはカリカリすぎるうえに焦げた玉ねぎが苦すぎ)

農文協「うかたま」に載っていた作り方

【材料】
牛スジ・・・・200g
玉ねぎ・・・・1個(乱切り)
人 参・・・・1/4本(いちょう切り)
赤ワイン・・・大さじ3
デミグラスソース(缶)・・・1缶
ローリエ・・・・小1枚

(1)牛スジを炒め、野菜を加え、強火でじっくり炒める
  途中で赤ワインを加える

(2)缶のデミグラスソース、缶に2杯分の水を入れて中火で煮詰める
  ローリエを入れる

(3)半分位の量になるまでアクを取りながら30分ほど煮詰める

(4)野菜と肉をこし器などでこして完成

※これ、イイ! (・∀・)イイ!

・牛スジを使ってるので、コクがある
・漉した後の牛スジなどは、そのままビーフシチューに使うと美味

※ちょっと残念 (;;;´Д`)

・「チューボーですよ!」に比べると、ソースの味がちょいと単純

・・・・・という事は、両方のイイとこ取りで作ればいいじゃん!

イイとこ取りのデミグラスソースの作り方

【材料】
牛スジ・・・・200g
玉ねぎ・・・・1個(みじん切り)
バター・・・・10g
デミグラスソース(缶)・・・・1缶
赤ワイン・・・デミグラスソースの缶と同じ量
水・・・・デミグラスソースの缶と同じ量

(1)牛スジは水から茹でて流水で洗い、余分なアクや脂を取っておく

(2)厚手の鍋にバターを溶かし、みじん切りにした玉ねぎと牛スジを強火で炒める

(3)赤ワインを加え、約半分の量になるまで煮詰める(中火)

(4)缶のデミグラスソースと水を加え、とろみが付くまで煮詰める(弱火)
  
(5)野菜と肉をこし器などでこして完成

※必要分のデミグラスソースを取り分け、残りはビーフシチューにしても可
 また、デミグラスソースは冷凍保存できる。
 (解凍する時にレンジにかけると、油分が多い為とんでもない目にあうので自然解凍後温めるのが吉)

※我家では漉したあとの牛スジ・野菜はカレーに流用しました

デミグラスソース活用例

★オムライスにかける

Photo

↑上手にトロトロオムレツができないので、こんな感じでごまかしています

★ハンバーグステーキに

Photo_2

↑デミグラスソースを使って煮込みハンバーグもいけますが、今回はそのままで。

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口蹄疫・日本農業新聞「口蹄疫 課題と対策」専門家に聞く 2

日本農業新聞 2010年8月19日

早期発見、迅速対応を

帝京科学大学生命環境学部 村上洋介(むらかみ・ようすけ)教授
(農水省口蹄疫対策検証委員会委員、農研機構・動物衛生研究所・元所長)

 いもち病は日本人なら誰でも知っている。米の生産の脅威となってきた歴史があるからだ。日本で本格的に畜産が始まって100年余り。口蹄疫の恐ろしさを多くの日本人は初めて知ったといえる。一方、畜産の歴史が長い国では口蹄疫は誰もが知る病気だ。食料の安全保障上の脅威となると知っているから、国家防疫が徹底されている。それでも2001年に英国で大流行し、フランス、オランダに飛び火した。

 日本では、10年前の記憶が残り、口蹄疫を「この程度の病気」と思い込んでいなかったか。当時は、症状が見えないまま感染が広がった。患畜の発見には、血液を採り、抗体を調べて感染家畜を摘発するしか方法がなく、検査数は膨大だったが、計4件で終息した。感染力が弱く、豚に感染しなかったことも拡大しなかった一因だろう。

多様な動物に拡大

 口蹄疫のキーワードは「多様性」だ。ウイルスは変異しやすく、感染する動物種も非常に多い。そのため、発生地の家畜の種類や飼育密度で症状や広がりが左右される。

 2001年の英国では、汚染国由来の畜産物を感染源に豚が感染、食肉処理場で発見された。しかし拡大させたのは症状が見えにくい羊だった。初発農場近くの16頭の羊が感染し、広域に移動。発病豚の発見時には、2万頭を超える羊が感染していた。当時、英国の畜産経営は厳しく、行財政改革が進む中で公的機関の獣医不足や畜産関連施設の統廃合が進んでいた。拡大の背景に、発見遅れに加え、家畜の長距離移動で病気が拡大した構造的問題もあった。

 当時、英国の雑誌『エコノミスト』が「今回の口蹄疫の惨禍は、斜陽の畜産業への資本の低投入が招いた一つの兆候」と指摘した。初発の養豚場では、法律で義務付けられている残飯の煮沸消毒の燃料費も削っていた。この種の感染症は脆弱なところを襲う。経済性の追求は、ある面で感染症リスクを高める事を海外から学ぶべきだ。

国家連携して防疫

 対策の原点は、早期発見だ。発見が早いほど被害は少ない。早期発見のための実効性のある方策、発生規模に合った迅速な対応が大切だ。対応を誤ると、国の食の安全保障にかかわる問題になりかねない。地域と国が連携して迅速な防疫対策を行う必要がある。現在、アジアの新興諸国を中心に「畜産革命」と呼ばれる畜産振興が続くが、アジア全体では病気の封じ込めが不十分な地域があり、そこを中心に口蹄疫や高病原性鳥インフルエンザなどの悪性伝染病が発生、近隣国に拡大・流行している。それを十分に知り、生産者自ら農場のバイオセキュリティー(病原菌などの侵入防止対策)を高める努力が必要だ。

 口蹄疫の清浄性を保つことで、コストはかかっても、国内で安全な畜産物を生産できる。畜産革命は将来、世界の食肉の需給構造を一変させる可能性もある。消費者も、どこでどう生産された畜産物を食べていくのか。肉や乳製品を取ることの深い意味をあらためて考える機会にしてほしい。

 グローバル化の時代、互いに病原体を持ち込まないよう気遣うのが、地球人としてのマナーだ。海外では現地のルールを守り、持ち込めない畜産物がないか、農場に行った靴や衣類などは着替えたかなどの気遣いが必要だ。逆に海外からのお客さんには、農場に病気を持ち込まない配慮をお願いする。

 汚染物が直接農場に入ったり、農場に立ち寄って汚染した衣類や靴などを介してウイルスが侵入したりすると、発生のリスクになる。JAや畜産関係者は、率先して農場のバイオセキュリティー強化に努め、関係機関にも「消毒し、病気を持ち込まないでください」と強く言っていく必要がある。

※読みやすいように改行に手を加えた。
  アンダーラインは山崎。

口蹄疫・マスコミ報道他 10/11(月)~10/13(水)

※10/12(火)は新聞休刊日

口蹄疫対策など知事に要望書

宮崎県の県議会は12日、定例県議会が閉会したことを受けて、東国原知事に、今後も引き続き口てい疫の復興対策に積極的に取り組むよう求める要望書を提出しました。
県議会の各会派の代表者たちは、最終日の定例県議会の閉会後、東国原知事を訪ね、要望書を手渡しました。

要望書では、
▼口てい疫で打撃を受けた畜産業の再生に向け家畜を処分した農家への財政支援を行うことや、
▼県の初動対応が適切だったか検証を続けること、
▼また県産の食肉の消費拡大や
▼雇用対策などにも引き続き積極的に取り組むよう求めています。

また県が国に対して、復興に必要な財政支援を粘り強く求めていくことや、国との間で、家畜の伝染病の予防策の強化について今後、協議していくことも求めています。
10月12日 18時45分 NHKローカル

口蹄疫被災者協議会関連記事

農家が口蹄疫被災者協
月内にも設立 独自に感染源特定目指す

 口蹄疫(こうていえき)問題で、県内の畜産農家が月内にも、防疫対策や感染源の特定などを独自に進める「口蹄疫被災者協議会」を設立する。

 発起人として、川南町や都農町など県東部を中心に20人程度の被災農家が名前を連ねる予定で、今後、参加者を呼びかけるという。

 設立趣意書では、経緯について「(国や県の)感染ルートの解明があいまいで、補償金の支払いも遅れており、国や県の対応に疑問が残る」と説明した上で、「農家が自ら防疫対策や環境対策、今後の復興へ向けて協議する」としている。

 事務局の弥永睦雄さん(48)(川南町)は「8月27日に終息宣言は出たものの、口蹄疫の感染源や拡大原因が今も明らかになっておらず、農家は不安に陥ったままだ。安心して畜産経営が営めるよう、さまざまな意見を聞いていきたい」と話している。

(2010年10月11日 読売新聞)

畜産農家の協議会発足へ

口てい疫からの復興や感染源の特定など、口てい疫を巡る様々な課題に、被害にあった畜産農家自身が取り組んでいく協議会が、県東部を中心に設立されることになりました。

この協議会は、口てい疫の感染源の特定や今後の感染防止対策、それに処分した家畜の補償金の問題など口てい疫を巡る様々な課題に畜産農家自身が取り組んでいこうと設立されるものです。

12日は、設立に向けた話し合いが新富町で開かれ、口てい疫の被害が最も大きかった川南町など県東部の畜産農家およそ30人が出席しました。

同日はさまざまな課題について、今後、農家同士で話し合った意見をまとめ、国や県に要望を伝えていくことや、ほかの地域の被害にあった農家にも協議会への参加を呼びかけていくことなどが話し合われました。

協議会は今月26日に設立総会を開くことになっています。
協議会の会長に就任することが決まった川南町の吉松孝一さんは、「1日も早く復興を実現するため被害にあった農家の声を国や県に届けたい」と話しています。
10月12日 18時45分 NHKローカル

被災者協議会を設立 情報一元化目指す
(宮日 2010年10月13日付)

 児湯地域を中心とした口蹄疫被害農家が12日、復興や防疫、環境対策について話し合う「口蹄疫被災者協議会」を設立する方針を固めた。

 全農家が対象の任意団体で、情報の一元化や意見集約を行う。26日に発足する。

 12日、新富町のNOSAIみやざき北部センターで設立準備会が行われ、感染が集中した東児湯5町のほか西都、日向、宮崎市から各畜種の代表約30人が参加し設立に賛同した。

 会長に選出された川南町の酪農業吉松孝一さん(54)=JA尾鈴酪農部会長=は「補償の問題や風評被害など課題は山積している。皆さんの協力で一日も早く宮崎を復興したい」と述べた。

 準備会では、各農家から補償金の非課税化や、ワクチン接種農家と患畜農家との公平性について問題点が指摘された。吉松会長は「今後の検討課題。意見を集約し国や県と交渉していかなければならない」と話した。

 設立総会は26日、高鍋町中央公民館で行う。同日午後1時半からは、全農家を対象にした講演会を実施。農林水産省の職員が事業計画について説明するほか、製薬会社の研究者が防疫方法を紹介する。


他業種連携し対策 官民協議会が発足、会合
(宮日 2010年10月13日付)

 官民で連携して口蹄疫からの復興を進めようと、西都市で12日、県や市、農林業、商工業の代表者18人でつくる市口蹄疫対策協議会(会長・橋田和実市長)が発足した。それぞれの立場から現在の課題と、これから必要な対策を提案。年度内をめどに復興計画の策定を目指す。

 協議会には、農林業からJA西都や肉牛、繁殖、酪農の各畜産農家、市園芸振興協議会、県獣医師会児湯支部、商工業から西都商工会議所や三財商工会、市観光協会など、県から児湯農林振興局と児湯農業改良センターが参加する。

 同日に市コミュニティセンターであった初会合では、橋田市長が「会を充実させることで復興がスムーズに進み、元に戻るだけではなく、それ以上にいい方向に進めば」とあいさつ。各委員が現状の課題について意見を交わした。

 畜産農家は、人工授精が停止していたことに伴う今後の競り出荷頭数の減少に対する懸念や、消毒を続ける必要性を強調。商工業者からは遠のいていた飲食店の客足が戻ってきつつある現状が報告された。

 第2回会合は11月中旬に開く予定。

2010/10/13

焼肉用器具2「ハイストーングリラー焼肉鍋」

前回からちょっと間が空いてしまいましたsweat01

我家の家庭用焼肉ロースターの3代目は、焼肉屋さんに置いてある様な四角いプレートとカセットコンロが一体化した物でした。

ちょっと焼肉屋さんぽくて良いねぇ、なんて思ってたのですが・・・

とにかく煙がすごかったです。crying

家の中で使うには無理がありました。
これは地元の消防団に貰っていただいたので(無理やり押し付けたって話もありますが・・・)現物の写真がありません。

さて4代目。
これはなかなか重宝しました。

ハイストーングリラー焼肉鍋

Photo

グリルの真ん中に天然石を設置し、遠赤外線効果で焼肉を美味しく食べられるというもの。

下に水を張り、プレートに空いた穴から脂を落とすタイプ。

Photo_2

天然石の効果で、かなりの高温になるためカセットコンロの下には断熱ボードを敷きます。

Photo_3

※良かった点

・遠赤外線効果?肉の表面がパリッと焼きあがる。
  (外はパリッと中はジューシーって感じ。)

・水も十分に入れられるし、使い終わった後の手入れも簡単。

・水がたくさん入れられる分、今までの物より煙は少ない。(程度問題)

※残念な点

・プレートのコーティング加工が剥げた。

・脂はねが気になる

美味しく食べられるという点では、ウチでは評価は高く かなり長い事愛用しました。

しかし、ある日の事・・・・・

友人達を招いて焼肉大会をやっていたのですが、そのうち「焼肉鍋」が傾いてきました。

高温になりすぎてカセットコンロの五徳が融けてしまっていたのです!!

この鍋のお陰でカセットコンロ1台、使い物にならなくなりました。
長時間の使用は避けるべきでしたね。 アブネ━━Σ(゚д゚;)━━!!

お値段は・・・・ホームセンターで2980円也
同じ物は販売していませんが、似たような物はあるようです。

※関連 焼肉用器具1
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/cat21937480/index.html

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2010/10/12

口蹄疫・日本農業新聞「口蹄疫 課題と対策」専門家に聞く 1

少々遅くなった感があるが日本農業新聞の記事より。
読みやすいように改行に手を加えた。

宮崎県で発生した口蹄疫は、今後、産地復興や疾病対策の強化に向けた取組みが進む。課題と対策を専門家に聞いた。

2010年8月18日

再発も拡大抑え込め

東京大学大学院農学生命科学研究所 明石 博臣(あかし・ひろおみ)教授
(農水省口蹄疫疫学調査チーム委員、食料・農業・農村対策審議会家畜衛生部会牛豚疾病小委員会委員)

 「口蹄疫を二度とおこさない」と言われるが、日本で発生そのものをなくすことは難しく、また起こると思う。しかし次に発生した時には、大規模な流行を起こさないことが重要だ。今回の反省点から改善点がみいだせるはずだ。発生した際に、感染を拡大させない対策が重要となる。

感染ルート未解明

 発生を防ぐのが難しい一番の理由は、感染ルートの解明が出来ていないからだ。口蹄疫は明治時代を除けば10年前と今年、2回発生した。これまでの鳥インフルエンザもそうだが、ウイルスが国内に入ってきた感染ルートを解明できていない。10年前は感染源として稲わらが疑われたが、確証はないのが実情で、「中でも一番可能性が高かったのが稲わらだった」ということでしかない。

 今回、ウイスルが東南アジアから入ってきたことはほぼ確実だといってもいいが、どの国から入ってきたかは現時点でわかっていない。海外からどうやって入ったか、感染ルートがわからない中では、侵入を遮断できない。

 今回、海外からの感染ルートが「人」だったかは、はっきりとした証拠はない。宮崎で発生したのは、動物の密度の問題だろう。動物の数が少なければ、ウイルスが侵入しても拡大する可能性が少なくなる。人の可能性だけではなく、鳥などの自然要因も考えないといけない。

 なぜ同時期に鳥インフルエンザも出るのだろうか、というのが疑問だ。たった2回で例数が少なく、確実には言えないが、早春に起こるのは何らかの要因があるのだろうと思っている。人と比較した場合、渡り鳥には季節性があり説明できると思う部分もあるが、何とも分からないのが現状だ。

人と車の消毒徹底

 感染初期に、一番考えられる感染拡大の要因は、飼料の配送車など農場から農場への伝播だ。発生後の4月20日以降は、人の移動については相当気を付けていたはずだが、20日に発生に気付くまでは、農場から農場へ、飼料運搬車も含め、人がウイルスをもって直接別の農場に行くということはあったかもしれない。公表されてからは、農場間移動しているとは思えない。それでも広がったのは、間接的にウイルスが運ばれていったのだろう。間接的な要因は何か、結局は要因が分からないと言うのが現実だ。

 主要因ではないと思うがカラスやスズメ、ハエなども一定の要因となっていたかもしれない。しかし、最も大きい要因は、「車」と、「車に乗った人」だろう。今後、一番効果がある対策は、車と人だ。どちらも意識さえきちんとできていれば、自分たちで消毒を徹底することで、感染拡大を防げる。

 今できる対策は車と人についてで、「こういうふうに消毒しましょう」というやり方を徹底することで、感染拡大は抑えることができる。

 農家が行うべきことは、家畜の出し入れをきちんと管理し、口蹄疫に限らず、病気が広がらないようにすることだ。家畜衛生の意識を向上することは、経済効率の向上にもつながる。一度病気が出てしまったら、すべてを失ってしまうことになる。

 おそらくあと10年後しか出ないだろうと考えている人はいないだろうが、もしそういう考えがあるとしたら危険だ。日本は国土が狭く、台湾と同様、集約型畜産を行っている。狭い地域に密集している飼い方をしている国が被害が大きい。今後、中国や韓国で流行があればまた日本でも起こるかもしれない。「いつ出てもおかしくない」という意識が重要だ。

※「中でも一番可能性が高ったのが中国産稲わら」とあるが、10年前の報告では中国産麦わらとある。

http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/h12_press2.pdf

2010/10/11

口蹄疫・宮崎日日新聞【検証口蹄疫】 第3部(5)~(7)

【連載企画】検証口蹄疫・第3部(5) (2010年10月2日付)

「民間」救済(上)/防疫のスタンス一転

 「農家が再興する時に必要になる」。県内では民間で唯一、種雄牛を育てていた高鍋町の薦田長久さん(72)は殺処分を前提としたワクチン接種を2カ月近く拒み続けた。殺処分を勧告しながら、救済を訴えた東国原知事は山田正彦農相(当時)と激しく対立。科学的知見に基づくべき口蹄疫防疫が次第に“政治ショー”の色合いを帯びていった。

 「うちの種牛も避難させてほしい」。県がエース級種雄牛6頭を県家畜改良事業団(高鍋町)から移動させた5月中旬、薦田さんは県と国に要望、嘆願を繰り返したが、同月下旬、ワクチン接種の要請を受けた。

 別農場で飼育する肥育牛への接種は承諾したが、種雄牛だけは拒み続けた薦田さんは「優れた種雄牛は何万頭もの子牛を一度に改良できる。自分の牛も何とかして残せないかとの思いだった」と語る。

 しかし、県は「公費を投入してきた事業団の種雄牛とは事情が違う」と拒否。交渉は暗礁に乗り上げた。6月29日、知事は口蹄疫対策特別措置法に基づき殺処分を勧告。薦田さんは代理人を付け、法的対抗措置の検討に入った。

■    ■

 「法の下に一刀両断できない」「遺伝資源は何とか残す方向で」。知事は勧告期限が切れた後の7月8日、特例救済を求める方針を打ち出した。知事と直接交渉していた薦田さんが種雄牛の無償提供を申し出たためだ。県農政水産部の幹部は「救済方針を決断したのは知事」と明かす。

 殺処分勧告から一転、救済に動いた知事の行動について知事に近い人物は「良くも悪くも情の人」と語り、知事が薦田さんと面会したことで心境に変化が生じたとみる。また事業団関係者は「一刻も早い清浄化のための政治判断ではないか。裁判になったら1、2年かかる」と分析する。

 知事の救済方針により県農政水産部の民間種雄牛に対するスタンスも一転。方針前は民間種雄牛の能力に冷ややかな見方が支配的だったが、方針後は「血統を見ると期待は持てた」「県の種雄牛は5頭しかいないので、数は多いほどいい」と持ち上げた。

■    ■

 「種牛を残すか残さないかということを知事に判断を仰ぐ行政でいいのか。トップが出なければ、県と国とのいざこざもなかったのではないか」。JA宮崎中央会の羽田正治会長は一連の県対応に苦言を呈する。県庁内部からも「この件は本来、(事務方で)粛々と処分するべきだった」との批判が聞かれる。

 薦田さんは「県の幹部とは信頼関係を築けなかった。何とか知事と話す機会を待っていたし、懸命に守ってもらおうとした」と吐露する。最終的に薦田さんが知事の思いに応える形で国の方針を受け入れたが、知事の考え一つで防疫方針が一転する危うさを露呈し、知事の言動に右往左往した事務方は課題解決能力に疑問符を残す結末となった。


【連載企画】検証口蹄疫・第3部(6)
(2010年10月3日付)

「民間」救済(下)/種畜の基準なく摩擦

 今回の口蹄疫で種雄牛をめぐる官と民の摩擦が起きたのは本県だけではない。人工授精用精液ストローの民間シェアが高い鹿児島県では感染多発期の5月20日、県の種雄牛だけ離島に避難させる方針を打ち出した。民間の種雄牛業者でつくる同県種雄牛協会(古城光雄会長)は、民間業者にも配慮を求める要望書を県に提出したが、県からの支援は受けられなかった。

 古城会長は「民間種雄牛は県内の畜産農家の財産と同じ。県の種雄牛だけ優先的に避難させるのはおかしい」と憤る。結局、県の支援は受けられず、種雄牛を所有する14会員のうち、4会員が自費で離島などに避難させた。

■    ■

 古城会長は本県で民間種雄牛が救済されなかった判断に対し「検査で感染が確認されたのなら納得できるが、検査もされず、県の種雄牛だけ救済が認められたのは不公平」と否定的だ。今後、口蹄疫発生時の民間種雄牛の扱いを国と協議していく構えだ。

 和牛の育種や改良に取り組む全国和牛登録協会の向井文雄会長の見解は異なる。「公費が投じられた県民の共有財産である限り、平等、不平等の観点から論じるものではない」として、国や県が検討を重ねた上での特例判断には、従うべきだと考える。

 ただ、家畜改良の専門家の中には、特例の是非を「画一的に判断することは困難」と指摘する声がある。それは種雄牛や種豚といった種畜に対するルールが国内でも、世界的にも未整備なためだ。

■    ■

 民間の種雄牛業者が殺処分を拒んでいた7月中旬、山田正彦農相(当時)ら国側は「このままでは清浄国に復帰できない」と国際獣疫事務局(OIE)による清浄国認定を重視する姿勢を取り続けた。

 しかし、帝京科学大生命環境学部の村上洋介教授(動物ウイルス学)は「種畜や動物園などの展示動物、研究用動物などの扱いについて、OIEでもきちんとした整理はされていない」と説明する。

 「世界基準」がないことで畜産界だけでなく動物園も戸惑った。宮崎市フェニックス自然動物園では13種、約140頭の偶蹄(ぐうてい)類を飼育。同市公園緑地課の鈴木俊郎主幹は「家畜へのワクチン接種が決定した際、国に確認したが、動物園の動物の扱いは決まっていなかった」と語る。結局はワクチン接種対象にならなかったが、今後どうすべきか不透明なままだ。

 国の口蹄疫対策検証委員を務める村上教授は「統一した科学的な方針を決めておかないと、混乱するに決まっている」と問題視。種畜大国の英国をはじめとするEU諸国を議論に巻き込むよう、日本が働き掛ける必要性を訴える。

 動物の国際取引の基準を決めるOIEすら想定していない種畜など希少動物の取り扱い。官民で判断が分かれた今回の種雄牛をめぐる混乱は必然的でもあった。


【連載企画】検証口蹄疫・第3部(7)
(2010年10月4日付)

知事と農相対立/背景に特措法の不備

 「勧告しておきながら殺処分しないのは違法」。山田正彦農相(当時)は、東国原知事が薦田長久さん(72)=高鍋町=の所有する種雄牛の救済方針を打ち出した際、激しく批判し、繰り返し県に殺処分を迫った。背景には国が殺処分に直接乗り出せない口蹄疫対策特別措置法(特措法)の不備があった。政治色の強い2人の対立は、国が地方自治法に基づき都道府県の役割を代行する初の代執行が検討される事態にまで発展した。

 口蹄疫対策のために急きょ制定、6月4日に施行された特措法は、国や県が強制的に家畜を殺処分することを可能にした。しかし、国が強制殺処分できるのは、農相が対象地域を直接指定した場合だけ。今回のように県知事の申請に基づいて地域を指定した場合は、国が直接関与できない仕組みだ。

 政府の現地対策本部長を務めた篠原孝農水副大臣は「国が直接乗り出す規定が骨抜きになっていた。突貫工事だから不備がある」と認めている。

■    ■

 県の手でしか強制できない殺処分だったが、知事は救済方針を崩さず、山田農相との対立は激化。山田農相に「危機意識が県に足りないのでは」と批判された知事が「頭が固い」と応酬するなど、泥沼化の様相を呈した。

 知事の一連の言動について県庁内では「目立つ材料、お涙ちょうだいになると踏んだのでは」と手厳しい見方も。騒動の直後に知事に会った、ある農業団体関係者は「薦田さんが心穏やかでないと思い、ああいう態度を取った」と、不本意な言動があったことをほのめかされたという。

 真意は別として、知事の行動が薦田さんに法的対抗措置を思いとどまらせ、事態の早期収拾につながったのは事実。代執行という国と県の全面対決は寸前で回避された。

■    ■

 篠原副大臣は2人の対立を収めるために、官邸でこの問題を引き取り、種雄牛を救済するよう仙谷由人官房長官に進言したが、官邸は静観。「法に従えば殺処分。それを情けで救うのが政治主導なのに、政治力が発揮されなかった」と悔やむ。

 一方で、10年前の口蹄疫対策を知る県幹部は特例や政治判断に否定的だ。「今回は政治家が口を出し過ぎて混乱した。本来、科学に政治家が口を出すべきではない。特措法など制度をつくるときはいいかもしれないが」

 県の検証委員会は「危機管理時の国や県の連携」に着目して重点的に検証作業を進め、防疫マニュアルに反映する方針。農林水産省は来年の通常国会に、国の権限強化を盛り込んだ家畜伝染病予防法の改正案を提出する意向だ。

 特措法の不備によって国が強制殺処分に手を出せず、知事と農相の政治的スタンスが衝突した種雄牛問題。再び政治判断が介入する必要のない法やマニュアルが求められている。 
=第3部おわり=

2010/10/10

「牛の首」  神戸三宮 ビア カフェ ド ブルージュ

私(シャチョー)は自他ともに認めるビール党beerです。

ほぼ毎日 夕食時にはビール(普段は発泡酒、笑)が欠かせません。

そんなわけで神戸に出張時も ビールが美味しそうな処を探してしまうのですが

三宮で気に入ってるのが 

ビア カフェ ド ブルージュ (Beer Cafe de BRUGGE)
兵庫県神戸市中央区北長狭通1-1-3

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阪急三宮西口高架下の イノシシのブロンズ像pig が目印です。

生樽ヒューガルデン、生樽レフ、他 ベルギービールをはじめとして
世界のビールが30種以上そろっているのです。beerbeerbeer

Brurrge

Buruuge3_2

ビール好きにはたまりませんなlovely

 
でも結局 飲むのは「一番絞り」だったりするcoldsweats01

駅のすぐそばなんで ちょっと一杯みたいな人にもいいし
料理メニューも豊富なので 数人で食事restaurantしつつ飲むにもいい感じです。

私はここに行く時はだいたい一人なので いつもつまみ程度です。

一度、枝豆を注文したらば なんかの罰ゲームかっcrying というほど山盛出てきて
一人で泣きそうになりながらやっと完食しましたです。coldsweats01

なぜ このお店を「べぶろぐ」で紹介したかといいますと。 

    

    

ここにはこんなすばらしい 守り神 がいるのです。  

    

    

1

   

    

   なんで「牛の首」なんて 

   

  どっかの thunder都市伝説typhoon みたいなタイトルsign02

   

    と思われた方 こんな訳です。  

     

横からだとこんな感じ。

2

三宮にお出かけの際は この牛君に会いに行ってやってください
ランチもいけるはず(食べたことないけど、笑)です。

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2010/10/09

口蹄疫・宮崎日日新聞【検証口蹄疫】 第3部(1)~(4)

【連載企画】検証口蹄疫・第3部(1) (2010年9月27日付)

?混乱招いた種雄牛問題?

最初の特例(上)/避難先の調査足りず

 県の種雄牛を管理する高鍋町の県家畜改良事業団は、宮崎ブランドを支える拠点施設だ。隣接する川南町で口蹄疫の感染疑い2、3例目が確認され、家畜の移動制限区域に入った4月21日以降、矢継ぎ早に防疫策が講じられた。

 種雄牛と肥育牛の牛舎の間に、鉄骨の足場を組みブルーシートで覆った「隔壁」を設置。各牛舎を消毒液を染み込ませた目の粗い薄布で覆い、職員の家族の行動も規制した。だが、種雄牛の避難にまでは至らなかった。

 県畜産課の岩崎充祐家畜防疫対策監は「農家に消毒徹底を言っている手前、早々に生きた家畜を移動することには抵抗があった」と振り返る。

 しかし、感染エリアが拡大し、同事業団に接近。豚にも感染が及んだことで、県は4月末、特例による種雄牛の移動を決意し、水面下で農林水産省に打診した。

■    ■

 移動制限は消毒と並ぶ防疫の根幹。農家に移動を制限している手前、国は当初、県の要求を拒否する姿勢を貫いていた。ある県幹部は「農水省高官の自宅にまで電話したが、交渉の机にすら着いてもらえなかった」と明かす。

 話し合いが動き始めたのは5月8日。その2日後、赤松広隆農相(当時)は「清浄性の確認、避難先での万全の管理、畜産農家の同意」を条件に特例を認める意向を示した。特例が認められたのは、県内一円に供給される人工授精用精液ストローの9割を占めるエース級6頭。

 米軍普天間飛行場移設問題や口蹄疫への対応遅れで逆風にさらされていた民主党の政治判断なのか。農水省は「県と協議し、防疫上問題がなかったので認めただけ。詳しくは(第三者による国の)検証委員会が調べている」と述べるにとどまる。

■    ■

 県は5月12日、遺伝子検査で6頭の陰性を確認すると、13日、トラック2台に分乗させ西米良村の農場に向け出発した。

 しかし、その農場から半径5キロに3戸の畜産農家があることが判明し、移動しながら新たな避難先を探す事態に。あるJA幹部は「4月末から特例を求めていたなら場所を入念に調べておく時間はあったはず」と準備不足を指摘。宮崎大農学部の後藤義孝教授(家畜微生物学)は「移動が制限されるリスクは当然分かっていた。事前の分散飼育などが必要だった」と話す。

 結局、6頭がたどり着いたのは西都市尾八重の標高800メートルの山中にある急ごしらえの牛舎。ある和牛肥育農家は「もっと早く移動が決まっていれば、感染疑いで殺処分された忠富士も、残る49頭も助かった」と、判断の遅れが招いた損失を嘆く。

×    ×

 防疫とブランド維持の優先順位、一般農家との公平性、県有と民有の整合性―。第3部では、口蹄疫で揺れる本県にさらなる混乱を招いた種雄牛問題について考える。


【連載企画】検証口蹄疫・第3部(2)
(2010年9月28日付)

最初の特例(下)/ブランド優先に賛否

 県幹部も「特例中の特例」と認める県有種雄牛6頭の避難措置。必死の消毒作業を続けていた農家や、県内外の畜産関係者は複雑な思いで事態の推移を見守った。

 県家畜改良事業団のある高鍋町に避難の一報が入ったのは6頭の出発直前。同町産業振興課の長町信幸課長は「公平な対応を取らないと大変な事態になりかねない」と県幹部に懸念を伝えた。ほかの農家が特例を求める可能性に加え、民間種雄牛を飼育する町内農家の存在も頭の片隅にあったからだ。

 種雄牛問題と一定の距離を置いたJAグループ。JA宮崎中央会の見戸康人常務は「何とかならないかという気持ちの半面、全国から見てどうなのかということを考えると引っかかる部分もあった」と、他県への配慮があったことを明かす。

 一方、隣県には衝撃が走った。鹿児島県畜産課の北野良夫課長は「高い牛だろうが安い牛だろうがウイルスを媒介する可能性は同じ。家畜伝染病予防法の下では家畜はみな平等だ」と今も問題視する。

■    ■

 「種雄牛だけは守らんと築き上げてきた宮崎の畜産が終わってしまう」「(種雄牛が残っていれば)経営再開にも期待が持てる」。県内の和牛農家には避難に肯定的な声が多かったのも事実だ。

 ただ、突然の種雄牛避難は当時、埋却地や資材の不足で混乱を極めていた殺処分現場に少なからず動揺を与えた。

 「自分(県)の牛は逃がして、うちの牛は殺すのか」。納得できない農家に、返す言葉もなく頭を下げたある県職員は「(種雄牛の)特例はブランド維持と防疫を天びんに掛けたのと同義。現場に不要の混乱を招いた」と苦々しい表情で振り返った。

■    ■

 6頭が西都市尾八重の仮設牛舎にようやく到着した14日午後、同事業団の肥育牛に口蹄疫のような症状が見つかり、同日中に感染疑いが確認された。

 この「紙一重」の避難劇は疑念、憶測を呼んだが、県畜産課の岩崎充祐家畜防疫対策監は「当然(疑われると)思ったが、そこまでして守ることはない」と否定する。

 ただ、みやざき養豚生産者協議会会長で獣医師資格を持つ日高省三さん(55)=宮崎市=は「そもそも防疫に特例はない。県は危機管理の責任を負う自覚に欠けていた」と、防疫体制に穴を開けてまで和牛の生産基盤維持を選択した県の対応を非難する。

 国の口蹄疫対策検証委員会の中間報告は「(防疫上)問題だったのではないか」とした上で「(今後は)特例を一切認めず、リスク分散を考えるべき」と提言している。

 県農政水産部の高島俊一部長は、賛否を呼んだ特例について「批判も重々承知しているが、種雄牛がいなくなれば本県畜産の再生はない。時を経て判断は正しかったと評価されるはずだ」と強い信念をのぞかせる。


【連載企画】検証口蹄疫・第3部(3)
(2010年9月29日付)

特例と防疫/処分拒否の火種残る

 県は西都市尾八重に避難させた種雄牛6頭のうち「忠富士」に感染疑いが確認された後も、残り5頭の救済を求め経過観察という2度目の特例を国から取り付けた。しかし、専門家は防疫上の問題を強く指摘する。

 潜伏期間(7?10日間)を考えると、忠富士は避難前に感染した可能性が高い。5頭の中には忠富士と同じトラックで運ばれ、「なめ合っていた牛もいる」(事業団職員)という。急ごしらえの牛舎内は1頭ずつ入る牛房の間に仕切り板があったが、天井付近に空間があるなど完全に遮断された状態ではなかった。

 宮崎大農学部の後藤義孝教授(獣医微生物学)は「感染しなかったのは奇跡。牛農家にとっては良かったかもしれないが、5頭を特例で残したことは防疫の観点からはあり得ない」と述べる。

■    ■

 一方、6頭が後にした県家畜改良事業団では5月14日、肥育牛に感染疑いが見つかった。県は事前に、肥育牛と種雄牛の牛舎の間を約150メートルにわたり鉄骨とブルーシートで仕切り、管理者も分離。それぞれは別農場という認識の下、種雄牛49頭の殺処分回避は可能と考えていた。

 しかし、国は「敷地が同じである以上は同一農場」との見解を示し、49頭の殺処分が決定した。見解の溝が生じたことについて、県は「国とは事前のすり合わせをしていなかった」と明かす。

 同事業団の関係者は「別農場を認めさせるのは難しいと分かっていたが、わずかの望みを持って主張した。今考えると『あがき』だったかもしれない」と吐露する。

■    ■

 種雄牛をめぐる県の一連の動きに対し、川南町の50代養豚農家は「防疫に牛も豚もない」と苦々しく振り返る。同様の思いは、ほかの養豚農家にもあった。

 その背景には、牛と豚の経営の違いがある。和牛生産は、県が種雄牛を一元管理して宮崎ブランドをつくり上げてきた経緯があり、高品質という付加価値追求型の経営手法を取る。一方、養豚は生産性や効率性を重視する企業的経営、規模拡大が進展。牛に比べて疾病も多いことから防疫意識は高く、牛と豚とを「畜産農家」とひとくくりにはできない。

 6頭を避難させた最初の特例は畜産農家の同意を条件としたが、畜産農家の総意に基づく同意は得られていない。先の養豚農家は「報告は受けたが、同意はしていない。県は何を根拠に特例を実行に移したのか。万が一、感染が拡大した場合、責任はどこが取るつもりだったのか」と憤りを隠さない。

 後藤教授は「今後、2度目の特例を基に農家が検査を求め、陰性が確認されれば殺処分に応じないこともあり得る」と、特例が将来の火種として残ったことを憂う。

 実際、2度の特例がその後に民間種雄牛の救済論争を生むことになる。

【連載企画】検証口蹄疫・第3部(4) (2010年9月30日付)

効率性を優先し代償/集中管理

 「まるで猛獣だ」。大きく引き締まった体。首だけで乗用車を持ち上げるほどの力。本県「畜産界の宝」といわれる種雄牛を集中管理する県家畜改良事業団(高鍋町)の川田洋一常務理事は、種雄牛をそう表現する。

 危険なため、種雄牛の世話は必ず2人以上の職員で当たる。加えて、精液の採取や冷凍保存などの業務は、相当な訓練と設備が必要という。川田常務理事は「人件費、設備費などの費用対効果を考えると、管理を1カ所に集中させることが常識だった」と集中管理の背景を語る。

 今回の口蹄疫により、その管理体制は負の側面を露呈した。国の防疫指針では、1頭でも感染疑いが確認されれば、農場内の全家畜が殺処分される。種雄牛を避難させる特例が認められなければ、生き延びた5頭を含む55頭が全滅する恐れもあった。

 「種雄牛の管理を2カ所以上に分散しておく必要があった」と指摘する専門家もいる。しかし、川田常務理事は「発生前にその発想はなかった」と効率性を優先した代償をかみしめた。

■    ■

 鹿児島県では県に加え、民間の種雄牛改良が活発で、結果的にリスク分散につながっている。

 民間は、曽於、姶良市など県内各地で種雄牛を飼育。同県農政部の有村裕之参事は「防疫のためではないが、種雄牛が一気に全滅の危機に陥る可能性は低い」と認める。

 だが、弊害もある。有村参事は人工授精用精液ストローの県外販売に触れ、「民間は商売優先。県外で需要が増えると、県内の希望農家に精液が行き渡らない」と話す。民間業者はストローの7割を県内向けとする申し合わせを内部で行っているが、県外の方が値が付くため、なし崩しになっているのが現状だ。

 一方、本県は、集中管理によりブランド構築を成功させた。県農政水産部の高島俊一部長は「これからも種雄牛の管理は県が担っていく」との姿勢を崩さない。

■    ■

 宮崎日日新聞社は今月中旬、全国の都道府県(本県を除く)にアンケート調査を実施。種雄牛を集中管理する兵庫県が管理施設を2カ所に分けるなど、半数近くが種雄牛や種豚など種畜の管理体制を見直すと回答した。

 本県では現在、種雄牛5頭を西都市の仮設牛舎と高原町の同事業団・産肉能力検定所の2カ所で管理。今後、本格的な分散管理を検討する。

 県畜産課の児玉州男課長は「分散管理を行うにはコストの増加が避けられない。実現のために、事業団の運営努力に加え、県民に理解を求めていきたい」と述べる。

 口蹄疫により本県は50頭の種雄牛を失い、今後、一定の頭数まで回復させることになるが、分散管理や防疫強化には相応のコストを要する。効率性と安全性の両立が難しい分野であり、県民、農家への丁寧な説明が求められる。

口蹄疫・マスコミ報道他 10/8(金)~10/9(土)

▼復興基金関係記事

口蹄疫、復興基金を創設=1000億円規模-政府

 宮崎県の口蹄(こうてい)疫問題で、政府は8日、国会内で対策本部(本部長・菅直人首相)を開き、復興基金の創設を決めた。地方債発行を原資とする1000億円の運用益活用型と、国費約33億円の取り崩し型の二つ。政府の対策本部は一連の口蹄疫対策にめどが立ったため廃止する。

 運用益活用型は、宮崎県が地方債発行で原資を調達し、県出資の財団に設置。運用益を活用し、観光振興や商工業者支援、市町村が実施する復興事業などに充てる。地方債の利息の一部は地方交付税交付金で措置する。
 一方、取り崩し型は、国費を投じ農林水産省所管の独立行政法人「農畜産業振興機構」に設置。宮崎、鹿児島、熊本、大分の各県を対象に畜産再生のために必要な事業を3年間実施する。事業規模は約50億円を想定している。(2010/10/08-12:00)時事通信


復興支援110億円規模 政府対策本部、特区指定認めず
(宮日 2010年10月9日付)

 本県の口蹄疫問題で政府は8日、口蹄疫対策本部を開き、110億円規模の事業を盛り込んだ支援策を決定した。県が国に要望していた39項目の復興対策のうち、口蹄疫復興対策基金への300億円規模の財政支援は実現しなかったが、代わりに補助事業や、別の1千億円規模の基金創設による運用益などで対応。また、感染が集中した西都・児湯地域で指定を要望していた復興特区は認められなかった。

 事業の主なものは、特定疾病のない畜産地帯の構築、出荷遅延対策などに対する90億円の補助事業。財源には南九州各県が利用可能な基金(33億円)を農畜産業振興機構に設置し、これを取り崩すなどする。

 県出資による財団も暫定的に設ける。財団には、県が新規に地方債を発行して調達する1千億円を無利子で貸し付け、運用益を事業費に充てる。この際、国は地方債の利息の3分の2を交付税措置する。運用益は5年間で20億円程度を見込んでおり、市町村が行う各種事業の支援や観光振興策などに使う予定だ。既に県が創設している30億円の口蹄疫復興対策基金とは別の運用となる。

 県は要望していた300億円のうち200億円を県単独の公共事業費に考えていた。しかし、今回の支援策では実質ゼロ回答。そのため国は、県単独ではなく、国の社会資本整備総合交付金を活用して公共事業を進めることを提案している。

 復興特区については、県は国直轄で西都・児湯地域を指定し、国庫補助事業の補助率のかさ上げや優先採択などに取り組むよう求めていた。しかし「制度の趣旨に合わない」などとされ、認められなかった。県総合政策課は「復興特区とは別に、農を核とした総合特区を提案しており、こちらの実現に努める」としている。

 今回の支援策について東国原知事は「県の要望通りにはならなかったが、国にはさまざまな角度から対策を講じてもらった」と一定の評価。さらに「これ以上、時間を費やすよりもスピード感を持って復興対策を進めたいと考えている」とした。

 政府の対策本部は今回で廃止。鹿野道彦農相は8日の閣議後の会見で「これからが大事であり、しっかりと対応していきたい」と述べた。


国の復興策 農畜産業、要望に近く「ほっ」
(宮日 2010年10月9日付)

 口蹄疫復興対策を国が決定した8日、県内の農業関係者は「要望に近い形」と歓迎し、早期実行を求めた。一方、県が要望していた基金の県単独公共事業分200億円は実質「ゼロ回答」で、防疫作業に貢献した建設業界は落胆。復興へ向けた国の支援は明暗を分ける形となった。

 農畜産業の再生に対しては90億円規模の補助事業を実施するほか、殺処分した家畜に対する補償金(手当金)の非課税措置についても前向きな検討方針が示されたことで、関係者からは国の対策に一定の評価が聞かれた。

 宮崎市佐土原町の40代和牛繁殖農家は「予定の頭数の牛を購入できなくなるかもしれないと心配していたので、ほっとしている」と免税措置に見通しが立ちつつあることに安ど。一方、政府の復興支援の決定に時間を要したことについて「農家はすでに経営再開しており、行政の対策にもスピード感を」と求めた。

 川南町の養豚農家柳川勝志さん(39)は「来年中は収入がなく、経営を再開するにも多大な費用が必要。まだ不安はぬぐい切れない」と話し、「融資でさらに優遇措置を期待したい」と要望する。

 県が復興方針の柱に据えていた土地利用型農業など産地構造の転換についても、国の前向きな姿勢が示された。JA宮崎中央会の見戸康人常務は「農業分野はほぼ要望に近い形。事業の確実な実行を望んでいる」と評価する。

 一方、市町村の復興事業支援には、県が設置する1千億円規模の基金の運用益(5年間で20億円程度)が当てられる。川南町総合政策課の諸橋司課長は「県からの支援がどの程度になるか見通しが立たない。一刻も早く各市町村への説明を」と話した。

■もう少し支援を…関連産業

 県が当初、国に求めた県単独の公共事業200億円は認められなかった。県建設業協会の永野征四郎会長は「公共工事が削られる厳しい情勢の中、協会も埋却などの防疫対策に積極的に参加した。もう少し評価していただき、復興支援に反映してほしかった」と残念がる。「口蹄疫で疲弊した地域の経済復興に公共事業は有効。被害農家らへ雇用の場を提供できるのだが」と話した。

 県が今後計画する復興支援事業についての要望も相次ぐ。県観光推進課によると、口蹄疫の影響で県内ホテルの宿泊や宴会の売り上げは4〜8月、最大で3割減。県ホテル旅館生活衛生同業組合の松下竜夫副理事長は「口蹄疫は終息したが、観光業の業績は今でも回復していない。九州新幹線の開通を見越して、県内の観光地を巡るツアーや、隣県と連携したツアーを企画するなど、長期的な視点で復興事業を打ち出してほしい」と要望。

 風評被害を受けた県トラック協会の野中秋芳専務理事は「児湯郡の畜産復興にはまだ時間がかかる。関連の運送業者を支援する事業も考えてほしい」としている。


県の家畜補償なし 政府方針、家伝法趣旨で対応困難
(宮日 2010年10月9日付)

 口蹄疫の感染疑いで殺処分された種雄牛50頭など県所有の家畜について、県側が要望していた手当金(補償金)が支払われないことが8日、分かった。県は8月に国に対して行った緊急要望に手当金支払いを盛り込んでいたが、同日示された政府方針では対応困難との回答だった。

 感染疑いで殺処分した民間の家畜への手当金は、家畜伝染病予防法(家伝法)に基づき、評価額の5分の4を国が支払うほか、今回は県が一時立て替えの形で残り5分の1も支払う。ワクチン接種分については国負担で全額補償される。

 国側は家伝法による手当金の趣旨について「損失補償でなく、患畜の届け出を所有者に促してまん延防止を円滑に実施する助成的、奨励的な性格を有するもの」と説明。まん延防止措置の責任者である県には交付できないとしている。

 しかし、県側は「(冷凍精液)ストロー販売を含めると逸失利益は数億円規模」とされる種雄牛の価値や、血統造成に長年公金を投入した経緯、県民の共有財産であることを踏まえ、引き下がれない構え。同畜産課の児玉州男課長は「再度、機会をとらえながら要請をしていきたい」と交渉を継続する。

 県所有の種雄牛は次代を担うための待機牛を含め、口蹄疫の発生前には55頭いたが、現在は特例で避難させた5頭のみ。ほかに県立農業大学校、高鍋農業高(いずれも高鍋町)で飼育していた実習用の牛、豚など約550頭も感染疑いで処分されているが、国は同様に手当金は支払わない方針


抗体検査用に採血 川南の観察牛
(宮日 2010年10月8日付)

 口蹄疫の激震地・川南町で清浄性を確認するために飼育中の観察牛が、導入から3週間を経過したことから、県は7日、感染の有無を調べる抗体検査を始めた。同町を含む東児湯5町は11月1日の経営再開を目指しており、県は今月22日までにすべての検査を終え、安全性を確認する予定。

 7日の検査は9月13日に導入した21農場、33頭が対象。獣医師が巡回して検査用の血液を採取した。血液採取は8日も予定しており、まとめて動物衛生研究所海外病研究施設(東京)に送付して検査する。結果は1週間前後で判明する見込み。

 観察牛は7日時点で児湯地域や都城市、日向市の3市5町に導入。176農場で321頭を飼育している。3週間の経過観察に加え、2週間目に抗体検査を行うが、被害の集中した川南町の一部では、5週間の経過観察と3週間目の抗体検査を予定している。


▼九州地区獣医師大会関連記事
本県獣医師ら教訓発表 佐賀で九州地区大会
(宮日2010年10月9日付)

 獣医師に関する問題を協議する日本獣医師三学会(九州)・九州地区獣医師大会は8日、佐賀市内であり、口蹄疫を体験した本県畜産関係者らが発生地の状況や今後の課題などを発表した。参加した九州各県の家畜防疫担当者や獣医師ら約250人は、家畜伝染病対策の参考にした。

 九州地区獣医師会連合会などの主催で、テーマは「2010年の口蹄疫発生・それぞれの視点から」。座長を宮崎大学の末吉益雄准教授らが務め、本県職員や獣医師らが登壇した。

 口蹄疫1例目を診察した都農町の青木淳一獣医師は「10年前の発生が頭に残り、風邪の症状でも口の中を診察するようにしていた」と発見の経緯を説明。高鍋町の志賀明獣医師は感染拡大の原因として初動の遅れなどを指摘。「簡単に感染の有無が調べられるシステムづくりを行うべきだ」と訴えた。

 そのほか、鹿児島県畜産課の宮里俊光環境飼料監が県境に消毒ポイントを設置したり、5月に畜産農家全戸(約1万4千戸)で一斉消毒を行ったりした防疫態勢を紹介した。

 参加者は危機管理意識や埋却地に関して質問。青木獣医師らが「豚に感染した時点で防疫レベルを上げるなど、柔軟な態勢を敷くべきだった」「共同埋却地を有効活用すべきだ」と応えた。

 参加した沖縄県中央家畜保健衛生所の大城守家畜防疫員は「迅速に対応できるように内部のシステムづくりを考えたい」と話していた。

 同大会は毎年開催。本年度は、口蹄疫など家畜伝染病対策として、研修による家畜保健衛生所の機能強化などを採択した。


九州地区獣医師大会 口蹄疫対策の改善など提言
2010年10月08日更新  佐賀新聞

 九州地区の獣医師大会と学会が8日、佐賀市のグランデはがくれで開かれた。宮崎県で発生した口蹄疫の対策に携わった獣医師らが初期対応の遅れや防疫措置の不備など反省を踏まえ、迅速な検査システム構築や徹底した疫学調査実施など改善策を提言した。
 
 口蹄疫に感染した1例目の牛を診察した獣医は、水泡が出るなど典型的な症状がなかったことを説明。「感染牛は口が水泡でドロドロになっているイメージがあった。通報はしたが、口蹄疫とは思わなかった」と述べ、予断を持たずに診断する重要性を指摘した。
 
 発生後は移動制限のため、往診も中止。農家から呼び出しがあっても応じられず、電話で指示したという。難産で死んだケースもあり、「見殺しの状態だった」と現場の悲惨さを報告した。
 
 豚を専門とする獣医は、初期対応やワクチン接種の遅れなどが感染拡大を招いたと指摘。「牛から豚へと広がっても防疫対応は強化されず、処分場の重機やトラックの消毒にも不備があった。国全体に危機感が足りなかった」とし、防疫体制や検査システムの改善などを要望した。
 
 大会には九州各県から約600人が参加。9日午前10時からは、同市のメートプラザ佐賀で市民公開講座「食の安全・安心」を開く。一般の人も無料で聴講できる。


家伝法の抜本改正を  九州獣医師大会
日本農業新聞 2010年10月9日

 第59回九州地区獣医師大会が8日、佐賀市内で開かれ、家畜伝染病予防法の早急な抜本的改正や、国主導の海外悪性伝染病対策の推進などを求める大会議案を決議した。九州地区獣医師会連合会などが主催した。

 決議では
①家伝法の早急な改正や動物検疫所・家畜保健衛生所の機能強化と家畜防疫員の増員、緩急強化
②家畜共済制度の改正・充実や損失補償の拡充
③国の初動防疫体勢強化と防疫システムの構築
-------を求めている。

獣医師の処遇改善による社会的な地位の確立や、国立大学の獣医学科を獣医学部に整備・充実する事も必要と決議した。 


民間種雄牛 全頭が陰性
日本農業新聞 2010年10月9日

 宮崎県は8日、口蹄疫問題で、扱いをめぐり国と県が対立した末に処分された民間の種雄牛6頭を抗体検査した結果、すべて陰性だったことを明らかにした。宮崎県の養成に応えて国が検査していた。

 種雄牛をめぐっては、口蹄疫ワクチンを接種する地域の家畜をすべて予防的に殺処分する防疫措置を徹底すべきとする農水省と、種雄牛を救済する特例措置を求める同県が対立していた。

 篠原孝農水副大臣は7日の会見で、「(種雄牛を所有していた)薦田長久さんが種雄牛の処分に応じる唯一の条件が、抗体検査の実施だった」と話した。


※参考
篠原農林水産副大臣記者会見概要

http://www.maff.go.jp/j/press-conf/v_min/101007.html

2010/10/08

すき焼きを「松阪 丸周」のタレで食べてみた

我家は、よそのお宅に比べると非常に牛肉係数(そんなのあるのか?)が高いと思います。
おそらく全国平均の3~4倍は牛肉を消費しています。

お客さんを招いての食事は、もちろん牛肉料理がメインだし・・・・
普段の食事でも牛肉が食卓に上る回数は多いです。

このブログを始めてからは、ネタにするのが目的で牛肉料理を作ってるかも。

ま、牛肉を食べるのも仕事のうちだと思っていますから。
というか・・・・・やっぱり自分が育てた牛さんのお肉の味を確かめたいんですよね。

そんな我家ですが・・・・・すき焼きは年に1~2度しか作りません。

それは、私の作る「すき焼き」が、まずい! から。crying

関西風の作り方なんだけど、甘すぎたり辛すぎたり、水っぽくなったり・・・・
とにかく「なんだかなぁ・・・・・」なのです。

先日、頼んでおいたすき焼き用の肉が届きました!

20101003

「よぉし、おばちゃん、今度こそ美味しいすき焼きを作っちゃうぞ!」と言う私に、相方は

「すき焼きのタレを使えば?」

「世の中には美味しいすき焼きのタレがあるんだから、無理して自分で味付けせんでもいいやろ?」

「焼肉のタレを自分で作ろうとは思わんやろ?すき焼きのタレも同じ様に考えれば?」

なんで、そこまで強く「すき焼きのタレ」を勧める!
そりゃ、前回「エバラ」さんに完敗したけどさ、
今度こそ上手に出来るかもしれないじゃないのさ。

挙句の果てに
「肉に対して失礼だ」(;ω;)

「肉になった牛がかわいそうだ」(´・ω・`)ショボーン

とか言い出すし il||li _| ̄|○ il||li

さすがに、そこまで言われたら・・・・・・ねぇ?

というわけで、今回使ったのはこれ。↓

Photo_2

「松阪」shineって書いてあるだけで、何か美味しそうな気がしません?

いや実際、すんげー美味しかったです。
好みで言えば、エバラさんのより好きでした。

相方も「うんめ~~~~~っ!」とバクバク食べてました。

以下写真でお楽しみくださいbleah

20101003_2

▲ロース断面、ほぼそのまんまって場所ですね

20101003_3

▲京都の山芋入り麩も美味!

20101003_4

世の中には、私の知らない美味しい「すき焼きのタレ」「割り下」が、まだまだたくさんあるんですよね。shine

というわけで・・・・
美味しいすき焼きのタレ・割り下を探す旅(?)に出ます、ワタクシ。

ええ、もう二度と自分で味付けなんかしませんわ。

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※名店の味 松阪 丸周 すき焼のたれ
  300ml 368円
 製造者:盛田株式会社
 http://www.moritakk.com/

2010/10/07

口蹄疫・マスコミ報道他 10/6(水)~10/7(木)

都城市、対策本部解散 設置以来160日ぶりに /宮崎 毎日新聞 2010年10月6日 地方版

 都城市は5日、口蹄疫(こうていえき)防疫対策本部を解散した。4月26日の設置以来、約160日ぶり。この間、市内高崎町の肥育牛農場で口蹄疫が発生し、関連農場を含めて238頭を殺処分したが、迅速な対応で1例に抑え込んだ。

 発生農場は9月17日に「観察牛」3頭を導入。近く判明する抗体検査結果が陰性なら11月から経営再開する。

 解散式で本部長の長峯誠市長は、「全国一の畜産地の誇りをかけて防疫に取り組んだ。今後も高い防疫意識を持って都城の畜産を守っていきたい」とあいさつ。埋却・消毒作業に従事した都城地区建設業協会など9団体・個人に感謝状を贈った。市によると、延べ1万6761人が作業に従事した。【木元六男】


口蹄疫終息で、「清浄国」復帰を申請 農水省、牛肉輸出を早期再開へ
2010.10.6 11:26 産経

 農林水産省は6日、宮崎県の口蹄疫の終息を受け、国際機関の国際獣疫事務局(OIE)に「清浄国」への復帰を申請した。

 4月下旬の口蹄疫の発生を受け、OIEから「非清浄国」に指定され、一部を除き日本からの牛肉の輸出が停止されている。農水省では、清浄国への復帰で早期に再開したい考え。OIEが問題ないと判断すれば、来年2月ごろに「清浄国」と認められる見通しだ。

 宮崎県が8月27日に口蹄疫の「終息」を宣言。さらに農水省は9月初めに県内にウイルスが潜伏していないかを調べる確認検査を実施。検査した牛全頭が陰性だったことから、OIEに申請した。

 日本の牛肉の輸出量は、高品質の国産農畜産物の輸出促進を掲げる政府方針を追い風に、2006年から年々増加し、09年には06年(74トン)の約8倍に相当する565トンに拡大。しかし、口蹄疫の発生で、主要な輸出先が受け入れを拒否し、大きな打撃を受けていた。

 清浄国 パリに本部を置く国際獣疫事務局(OIE)が、口蹄疫や牛海綿状脳症(BSE)などの家畜伝染病が発生していないか、撲滅した国、地域に対して「清浄国」の認定証を交付している。日本は4月の口蹄疫発生確認で「汚染国」とみなされた。これを受けて日本政府は牛、豚など肉類について、相手先の国が認めない限り、輸出に不可欠な検疫証明書を発行していない。


清浄国復帰を申請 農水副大臣、知事に明言
(宮日 2010年10月6日付)

 農林水産省の篠原孝副大臣は、国際獣疫事務局(OIE)に「清浄国」復帰へ認定申請したことや、殺処分した家畜に対する補償金を非課税化する方針で調整していることを5日、副大臣室を訪れた東国原知事に明らかにした。

 篠原氏は「三つのいい知らせがあります」と知事を出迎えた。この後の会談は非公開で行われ、知事によると清浄国復帰への認定申請、補償金の非課税化に加え、殺処分された高鍋町の薦田長久さん(72)=高鍋町=の民間種雄牛の検体を抗体検査することが報告されたという。また、今週中にも決定するとみられる地域経済復興のための基金についても意見を交わした。

 鹿野道彦農相にもあいさつした後、取材に応じた知事は「抗体検査をしていただけるのは大変ありがたい」とし、「結果が陰性なら感染していなかったということで、防疫体制の在り方が正しかったということになる」と指摘。さらに「非課税化はほぼ決定ということであり、感謝したい」と述べた。

 また知事は、基金について「私の要望からすれば100%ではないが、国の財政もひっ迫して制度も変えられない現状では、互いの着地点となる内容」との認識を示した。

 これに先立ち、知事は防衛省で北沢俊美防衛相に自衛官派遣などについて感謝した。

 篠原氏に対しては同日、戸敷正宮崎市長らも復興支援を要望した。


「早く輸出再開を」 申請、畜産関係者に安堵感
(宮日 2010年10月7日付)


 口蹄疫の「清浄国」復帰申請により、牛肉輸出再開への道筋が見えた6日、国内外の畜産関係者には安堵(あんど)感が広がった。ただ、輸出再開には相手国との2国間協議が必要で、再開の交換条件として、相手国の安い牛肉が輸入される可能性を心配する声もあった。

 不況の影響で、国内の和牛消費量が落ち込む中、海外は魅力的な市場。県畜産課の児玉州男課長は「和牛の輸出は今後伸ばしていきたい分野。ここまで来てほっとしている。早く清浄国に認定してほしい」と胸をなで下ろした。

 都城市高崎町の食肉加工業「ミヤチク」(羽田正治社長)は口蹄疫発生前まで、香港やマカオ、米国向けに県産和牛を輸出してきた。発生後、香港、マカオとは政府間協議で輸出は再開しているが、米国向けは現在もストップしたまま。

 同社宮崎牛販売課の押川雄三課長補佐は「日本食の人気もあって米国で和牛の人気は高い。出荷量が年々増えていたので、早く輸出を再開したい」と期待を寄せる。

 県産和牛をシンガポールで卸している現地法人「OMIPACIFIC」の中来田吉彦社長は「脂が入り軟らかい和牛は中国系富裕層に評判が良い。輸入再開を待ちわびる客も多い」と喜んだ。

 今回の申請を受けて、日本の清浄国復帰が認められるのは早くても来年2月。その後、各国との協議を経て輸出が再開される。

 宮崎市で和牛大規模農場を営む尾崎宗春さん(50)は輸出再開と引き換えに、相手国から日本に不利な条件を出される可能性を心配。「日本政府はBSE(牛海綿状脳症)対策として、海外牛肉の輸入を規制してきた。今度は日本の輸出再開の条件に輸入規制撤回を求められたら、安い肉が国内市場に出回り、日本の畜産業界は大打撃を受ける」と話した。


民主 自民  口蹄疫手当金の所得 免税へ議員立法
  日本農業新聞 2010年10月7日

 民主、自民両党は6日、宮崎県の口蹄疫対策で家畜を殺処分した農家に支給した国の手当金などの所得を免税にする法案を議員立法とし、臨時国会に共同で提出する方向で調整に入った。免税額は国税13億円、地方税8億円の計21億円程度になる見込み。公明党なども議員立法を検討しており、最終的には与野党共同による財務金融・総務の両委員会の委員長提案になりそうだ。

 10月決算の法人経営の場合、法人税などの申告機嫌は12月末になる。個人経営の農家の確定申告時期も来年2月に控えている。民主、自民両党ともに申告期限に間に合わせるには、審議を省ける委員長提案で法案を迅速に成立させる必要があると判断した。免税額21億円は、6日の民主党農林水産部会議で農水省が示した。

 今回の措置で、家畜を殺処分した農家に支給した国の手当金などのうち、飼育経費を除いた所得に見合う税額を免除する。今回の口蹄疫による被害が甚大で、地域の基幹産業である畜産業を早期に再建する必要があるため、所得税や法人税、個人住民税について、手当金などで生じた所得に課税しない方針だ。

 肉用牛の免税措置の適用対象になる売却価格の補てんは、現行制度で対応する。

口蹄疫・第10回 口蹄疫対策検証委員会

農水省 プレスリリース  10月4日

「第10回 口蹄疫対策検証委員会」の開催について
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/soumu/101004.html
農林水産省は、「第10回 口蹄疫対策検証委員会」を平成22年10月5日(火曜日)に農林水産省 技術会議委員室において開催します。
会議は非公開です。ただし、カメラ撮影は、冒頭のみ可能です。

1.趣旨

農林水産省は、宮崎県で発生した口蹄疫について、発生前後の国、県などの対応や殺処分・埋却などの防疫対応、口蹄疫対策特別措置法に基づく措置の運用等を検証し、今後の口蹄疫対策をはじめ、家畜伝染病に対する危機管理のあり方に資するため、第三者からなる口蹄疫対策検証委員会を開催します。
また、今回の議事要旨は、会議終了後に当省ホームページ「口蹄疫に関する情報」(URL:http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/index.html)で公開いたします。

2.日時及び場所

平成22年10月5日(火曜日)16時00分~19時00分
農林水産省 本館6階技術会議委員室 (ドアNo.676)
所在地:東京都 千代田区 霞が関 1-2-1

3.議題

関係者からのヒアリング (「これまでの議論の整理」に対する意見等)
フリーディスカッション
その他

第10回口蹄疫対策検証委員会の概要
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/gijigaiyo10.pdf

(平成22年10月5日開催)
本日は、「これまでの議論の整理」に対するご意見を中心に、以下のとおりヒアリングを実施した後、前回に引き続き、疫学調査の進捗状況等について詳細な説明を受けた。

ヒアリング対象者は以下のとおり。
○ 宮崎日日新聞社 報道部 小川 祐司 部次長
地元の報道の視点からのお話をいただいた。

○ 株式会社 林牧場 林 邦雄 代表取締役社長
大型養豚農場における防疫体制や埋却地の確保についてのお話をいただいた。

○ 国際獣疫事務局 小澤 義博 名誉顧問
日本が今後とるべき防疫システムについてのお話をいただいた。

「初動から国が防疫を」 東京、本紙デスク提言

(宮日2010年10月6日付)

 本県口蹄疫への国や県の対応などを第三者が検証する農林水産省・口蹄疫対策検証委員会(座長・山根義久日本獣医師会会長)の第10回会合は5日、同省で開き、中間報告への評価などに関し3人から聴き取りを行った。このうち、宮崎日日新聞社の口蹄疫取材班担当デスクである小川祐司報道部次長は、発生の初動から国家レベルの防疫態勢を立ち上げる必要性を提言した。

 小川次長は、国の対策の妥当性に言及。ワクチン接種区域の周囲の家畜を食肉処理して家畜ゼロの「緩衝地帯」をつくる計画に対し、「家畜の頭数と食肉処理施設の能力に大きな開きがあり、計画段階で現実的に不可能だった」などと指摘。ワクチン接種のタイミングなどを含め検証を求めた。その上で、国が防疫指針やマニュアルを策定・改定する場合は、本県をはじめとする都道府県や市町村、農業団体などに幅広く意見を求め、実効性の高いものとするよう要望した。

 また、国の役割に関し、口蹄疫を国家的危機管理の中に明確に位置付けて、初動から国レベルの防疫態勢を確立する必要性を指摘。ウイルスの侵入ルートや感染拡大経路の迅速な解明へ、行政に調査権を付与するよう提言した。

 家畜ゼロとなった児湯地区で、家畜伝染病に強い「日本一クリーンな産地づくり」への機運が高まっていることを紹介。「今後の畜産経営の在り方を考える上で意義深い」と後押しを求めた。

 このほか、群馬県で大規模な養豚農場などを営む林邦雄さん、国際獣疫事務局の小沢義博名誉顧問からもヒアリングを実施した。


※メモ
第10回口蹄疫対策検証委員会関係の記事は 宮日のみ。
他の新聞等では見当たらなかった。

2010/10/06

宮崎中央家畜市場見学!

10月3日に宮崎中央家畜市場で行われている子牛の競り市を見学して来ました。

セリ場の様子は、どこの市場も同じ様なものだけど、購買者席から見て右側から子牛が入場してくるのが新鮮でした。(小林は左から入場)

Photo

いや、購入する気は全然ないんです。単に見学。

山崎畜産は、現在はほぼ100%小林家畜市場で子牛を導入しています。
たまに宮崎中央市場などでも買ってはいたのですが、まぁ、地元優先と言うか、地元で十分良い牛が買えているので別に他所に買いに行かないでも良いかなぁ・・・・と。

 そして何より・・・・・

センム 「県北とか鹿児島のセリにも行ってみれば良いのに」
シャチョー「え~~~~、遠いからヤダ」(おいおい!)

確かに・・・・
数年前、沖永良部の競り市に出かけ台風の影響で帰れなくなった事もありましたねぇ。

Photo_2

まずは新しく買った長靴に履き替えて・・・・・

Photo_3

忘れちゃいけない消毒!
クエン酸を噴霧したテントと消毒マット。
通り抜けできる小林家畜市場の方が使いやすい気がするなぁ・・・・。

▼セリにかけられるのを待つ子牛たち。

Photo_4

▼セリ場の入り口は こんな感じ。未来の牛飼いの姿もhappy01

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購買者が決まると、毛刈りが行われます。
誰が購入したかわかるように小さいバリカンで、印をつけて間違いが無い様にします。

Photo_6

続いて「ヘモ」注射。(予防接種の様なものです。)

その後、購買者(肥育農家・繁殖農家)の家に連れて行かれます。

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今回の見学の目的のひとつは情報収集。
血統の事とか、枝肉の事とか、人に聞いてみるのも大事ですからね。

シャチョーが知り合いを見つけ、そばの席に移って話を聞く事に。

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センム 「で、何か話は聞けた?」

シャチョー「なんかね、 i-phone が すごく良いらしい」

・・・・・・あぁ、そうですか。

あ、肝心の値段ですが、やはりメスの引き合いが強かったですね。
口蹄疫終息後 2順目という事もあり前回よりは落ち着いた取引でした。

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うん。決して忘れません。

口蹄疫・国際獣疫事務局(OIE)に対する口蹄疫清浄ステータスの回復のための申請について

農林水産省プレスリリース  平成22年10月6日 10:00

国際獣疫事務局(OIE)に対する口蹄疫清浄ステータスの回復のための申請について
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/101006.html

農林水産省は、本日、国際獣疫事務局(OIE)に対して、我が国の口蹄疫清浄ステータスの回復のための申請を行いましたので、お知らせします。
*OIE : Office International des Epizooties

1. OIEに対する申請について

本年4月の宮崎県における口蹄疫の発生にともない、我が国の口蹄疫清浄ステータスは一時的に失効していました。
本日、最終発生に係る殺処分から3カ月が経過し、OIEが定める清浄国に復帰するための要件を満たしたことから、OIEに対して、「ワクチン非接種口蹄疫清浄国」のステータスの回復のための申請を行いました。なお、申請時に提出した報告書の概要については、別添をご覧ください。

(参考)OIEが定める「ワクチン非接種口蹄疫清浄国」のステータス回復の要件
摘発淘汰政策が実施されていること
血清サーベイランスが実施されていること
最終発生症例の殺処分後3ヶ月が経過していること
すべてのワクチン接種動物の殺処分後3ヶ月が経過していること

2. ステータス回復までのスケジュール

今後、OIEが我が国の清浄ステータスの回復を認定するまでのスケジュール(予定)は、以下の通りです。
本年12月7~9日、OIE口蹄疫専門家会合における検討
来年2月3~9日、OIE科学委員会における審議(ステータス回復を認定)

<添付資料>(添付ファイルは別ウィンドウで開きます。)
(別添)口蹄疫清浄国ステータスの回復のための報告書(概要)(PDF:166KB)


(別添)
口蹄疫清浄ステータスの回復のための報告書(概要)
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/pdf/101006-01.pdf

○ 口蹄疫撲滅の経緯

 2010年4月20日、宮崎県において口蹄疫の発生が確認された。摘発淘汰、移動制限等の防疫措置により発生は同県内に封じ込められたが、最終的には292農場で発生が確認され、211,608頭の感染動物及び感受性動物が殺処分された。
 また、発生が急増した川南地域では、5月22日から緊急ワクチン接種が実施され、ワクチン接種動物はすべて殺処分された(76,143頭)。
 ワクチン接種動物の殺処分は6月30日に終了し、最終症例の殺処分は7月5日に終了した。以後3ヶ月間、日本における口蹄疫の発生は認められていない。
 疫学調査の結果、3月中旬にはウイルスが侵入していたものと推定された。ウイルスはアジア地域から人、物の移動等に伴って侵入した可能性が高い。
 発生の中心となった川南地域は畜産農場の密集地域であった。感染家畜の発見の遅れ及び急速な発生の増加に伴う殺処分・埋却の滞りにより、さらに域内での感染が継続した。


○ 口蹄疫撲滅の戦略

 移動制限として、発生農場を中心とする半径10キロ以内の地域を範囲とする移動制限区域及び半径10から20キロ以内の地域を範囲とする搬出制限区域が設定され、家畜の移動禁止や通過車輌の消毒などの防疫措置が行われた。
 移動制限区域は、当該区域の清浄性が確認され、最終症例の殺処分及び埋却完了後21日が経過した時点で順次解除され、7月27日に今回の発生に伴う最後の移動制限が解除された。


○ ワクチン接種

 川南町を中心とする地域では、5月22日からすべての感受性家畜に対してワクチン接種が行われ、26日には対象動物のほぼすべて(99%以上)の接種が終了した。
 ワクチン接種動物の殺処分と埋却は6月30日までにすべて終了した。


○ サーベイランス

 移動制限を解除する前に、清浄性を確認するためのサーベイランスを実施するとともに、すべての移動制限が解除された後、宮崎県内全農場の全頭を対象とした臨床検査及び宮崎県内の牛飼育農場から無作為抽出した農場を対象とした血清サーベイランス(150戸2,124頭)を行い、結果はすべて陰性であった。
 野生動物を対象とした血清サーベイランス(ニホンジカ16頭及びイノシシ49頭)の結果もすべて陰性であった。


○ 結論

 日本は、摘発淘汰政策、移動制限及び発生多発地域へのワクチン接種により口蹄疫を撲滅した。すべてのワクチン接種動物は6月30日までに処分された。最終発生の殺処分は及び埋却は7月5日に終了した。以後3ヶ月間、野生動物を含む広範なサーベイランスで口蹄疫の発生は確認されていない。

2010/10/05

口蹄疫・マスコミ報道他 10/5(火)

口蹄疫・家畜殺処分の手当金は非課税の方針 2010年10月05日 UMK

口蹄疫からの復興対策で東国原知事は、農林水産省を訪れました。

知事は「口蹄疫の殺処分に伴う農家への手当金は非課税となることがほぼ決定した」と国の方針が示されたことを明らかにしました。

東国原知事は、口蹄疫対策の協議のためきょう午後、農林水産省の鹿野大臣や篠原副大臣を訪れました。
国との協議で知事は「口蹄疫で殺処分された家畜の手当金は非課税とすることでほぼ決定した」と国の方針が示されたことを明らかにしました。

一方、県が国に要望している口蹄疫対策の基金について、東国原知事は、「今週中に政府から発表があると思う」と述べました。


口蹄疫手当金を免税に 民主党、議員立法で

 民主党は5日、宮崎県の口蹄疫問題で家畜を殺処分した農家に支給した国の手当金などについて、所得税の免税措置を設ける方向で検討に入った。議員立法で関連法案を臨時国会に提出。早期成立を図り、来年2月の確定申告に間に合うようにする。自民党など野党にも協力を呼びかける。

 口蹄疫対策で国は殺処分した農家への手当金のほか、家畜の搬出制限に伴う損失などを助成。ただ、これらは農家の所得とみなされ、所得税の課税対象となる。

 そのため、農林水産省は農家への支援を強化する一環として、所得税の減免など特例措置を2011年度の税制改正要望に盛り込んでいた。

2010/10/05 17:35 【共同通信】


口蹄疫:民間種牛、抗体検査実施へ 篠原副農相が方針
2010年10月5日 20時48分 毎日jp

 口蹄疫(こうていえき)を巡る宮崎県の復興対策で、篠原孝副農相は5日、農林水産省を訪れた東国原英夫知事に対し、殺処分された家畜の手当金などを免税とし、民間種牛については、感染の有無を確かめる抗体検査も実施するとの方針を示した。いずれも県が要望していた。

 東国原知事は取材に、種牛の抗体検査について「前大臣は『絶対やらない』と言っていた。大臣が変わるとこうも変わるものか。最初から鹿野(道彦)大臣になっていてほしかった。もう少しまん延も防げた」と話し、民間種牛助命の可否で対立した山田正彦前農相を批判した。【佐藤浩】


口蹄疫で殺処分、薦田さんの種牛6頭を血液検査

 宮崎県の口蹄疫問題で、殺処分された同県高鍋町の薦田長久さん(72)の種牛6頭について、農林水産省は5日、生きていた当時に感染していたかどうか確認する血液検査を始めた。


 東京都内の動物衛生研究所の施設で、保存してある冷凍血液を検査しており、週内に結果が出る見通し。

 薦田さんの種牛をめぐっては、ワクチン接種区域内だったため、県が6月末に殺処分を勧告。その後、東国原英夫知事が助命を求める方針に変更、認めない山田正彦・前農相と対立したが、7月中旬に殺処分された。薦田さんは種牛の血液検査を求めていたが同省はこれまで「必要ない」として拒否していた。

 薦田さんは「結果は陰性だと確信しており、私の防疫態勢が間違っていなかったことを証明してほしい」と語った。

(2010年10月5日21時39分 読売新聞)

宮崎日日新聞【検証口蹄疫】 第2部(9)~(10)

【連載企画】検証口蹄疫・第2部(9)

(2010年8月29日付)

殺処分(上)/想定外の急増に混乱

 口蹄疫の発生が急増し始めた大型連休後半、殺処分の現場は重苦しい雰囲気に包まれていた。各町との連絡調整を担当した県職員は「1〜2時間寝て、現場に行く。それでも殺処分が(発生に)追い付かなくなった」と振り返る。

 殺処分の対象農場が急激に増えたことで、資材供給や輸送網など後方支援に混乱が生じた。獣医師が農場に着いているのに補助員が来ない。処分班が到着しているのに資材がない―。ある獣医師は「午前中を棒に振ったこともある。とにかく、段取りが悪かった」と歯がゆさをにじませた。

 物流の止まった大型連休、県は長靴や一輪車、ビニールシートなど資材調達をホームセンターの在庫に頼った。調達に奔走した別の県職員は「国も県も“災害”の被害想定すらしていないから、資材もすぐ底をつく。戦争でいう兵站(へいたん=後方支援、補給)が軽視されていた」と当時を思い起こす。

■    ■

 獣医師免許を持つ県職員(家畜防疫員)、薬殺などを担う獣医師、牛をつないだり豚を追い込んだりする補助員など、数人から数十人のチームが連日殺処分に当たった。ただ、家畜伝染病予防法で「扇の要」に位置づけられる家畜防疫員は、県の現地対策本部との連絡調整や処分頭数の集計に追われ、司令塔の役割を十分に果たせなかった。

 国の家畜衛生統計(2007年)によると、家畜保健衛生所(家保)に勤務する本県の家畜防疫員は46人。同じ畜産県の鹿児島県(75人)に遠く及ばない。家保獣医師1人当たりの家畜の管理頭数1万1430頭は全国最多だ。県畜産課の三浦博幸副主幹は「発生が散発なら家保で対応できたがこれだけの規模は…」と、県単独での防疫の限界を口にする。

 ただ、非常時に備え、家畜防疫員の確保を工夫する自治体もある。秋田県は20年以上前から、県OBや農業共済組合(農済)の臨床獣医師45人を「民間家畜防疫員」に委嘱。岩手県も開業獣医師や農済の獣医師80人を「地区家畜防疫員」に任命している。

■    ■

 殺処分の現場は県や町、JAの職員、県外獣医師などさまざまな人であふれ、作業の進め方で意見の衝突も頻繁に起きた。獣医師、補助員の技術にも格差が目立った。

 5月上旬から約2カ月間、殺処分に携わった高鍋町の開業獣医師志賀明さん(57)は「家保獣医師にも牛や豚、それぞれ専門があり、能力にも限界がある。最初から事情に精通した地元や農済の獣医師を活用する仕組みがあれば」と悔やむ。

 宮崎大農学部の後藤義孝教授(獣医微生物学)は「にわかづくりのチームをどう動かすかという新たな課題が出てきた。リーダーの獣医師を中心に連携を図り、一つの感染症に柔軟に対応できるシステムや態勢づくりが絶対に必要だ」と提起する。


【連載企画】検証口蹄疫・第2部(10)
(2010年8月30日付)

殺処分(下)/ウイルス対策不十分

 口蹄疫の発生農場はウイルスが高い濃度で潜む。県が2003年に策定した口蹄疫防疫マニュアルにはウイルスを殺処分、埋却現場に封じる「持ち出し対策」も示されているが、徹底できていなかったという反省が残る。

 マニュアルには「農場出入り口付近にシャワー設置」と明記されているが、未設置のため顔や手足しか洗えない現場もあった。「水の確保や汚水処理など問題があった」と県担当者。多発時には10以上の農場で殺処分が同時進行し次々と現場が移動する中、実行は厳しかったと明かす。

 数多くの現場に立ち会った高鍋町の30代女性獣医師は、川南町役場に置かれた県の現地対策本部にすら、当初はシャワーがなく、ウイルスを持ち帰る可能性があったことに強い危機感を抱いていた。「農場内にシャワーがあれば浴びて出ていたが、本部になかったのはおかしい。設置されたのは5月の中旬だった」と問題視する。

■    ■

 防護服、マスク、手袋…。現場に持ち込んだ物品は現場で廃棄され、やむを得ず持ち出す場合は消毒を条件にしている。しかし現場は獣医師以外にも建設業者、行政職員ら雑多な人員が入り乱れ、最大で700人が動いていた。宮崎大農学部の末吉益雄准教授(獣医衛生学)は廃棄、消毒といった防疫の大原則が徹底されていたか、いぶかる。

 末吉准教授は実際にたばこや携帯電話を持ち込んでいた作業員を目撃。「捨てられる物はいいが、(消毒剤に弱い)携帯電話は問題。電話を肌身から離したくない人の対策が課題」とする。

 国の疫学調査チームの一員でもある末吉准教授は現場からウイルスが持ち出された可能性について「教訓として生かさなければならないが、どれだけ拡大させたか検証は難しい」と語る。膨大な作業員の動きはもう追跡不可能だ。

■    ■

 マニュアルの履行や、その実効性が問われた殺処分の現場だが、柔軟な発想で課題を克服した例もある。川南町の大規模養豚場では、処分した豚を豚舎から運び出す作業が課題となり、選果場で使うローラーのレール台を活用。豚を台に載せて滑らせるように運んだ結果、数人で抱えて運ぶ通常の搬出法よりも大幅に効率化できた。また、別の養豚場では電気ショックによる殺処分に、家畜の扱いに慣れた食肉処理場の職員を投入。獣医師の不足を補った。

 規模や畜種、畜舎の構造などが異なる292の発生農場は、それぞれに課題や教訓を残した。県対策検証委員会の原田隆典座長(宮崎大工学部教授)は「それぞれの立場の人が『こうしておけば』と反省を持っている。早く全体像をつかみ、何が重要だったか見極めたい」と話す。

 膨大な情報をどう整理し、課題を抽出するか。実効性を備えた新たなマニュアルの策定へ委員会は重責を担っている。 (第2部おわり)


間が開いてしまいました。
関連

宮崎日日新聞【検証口蹄疫】第2部(1)~(4)
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2010/08/post-b935.html

宮崎日日新聞【検証口蹄疫】第2部(5)~(8)
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2010/08/post-3187.html

宮崎日日新聞【検証口蹄疫】第1部(1)~(3)
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2010/08/post-5d26.html

宮崎日日新聞【検証口蹄疫】第1部(4)~(7)
http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2010/08/post-e3ef.html

2010/10/04

お礼とお願い

8月27日に無事に終息宣言がなされ、被災農家も一歩ずつ進み始めています。

たくさんの方々に御迷惑を掛けたにも関わらず、暖かい応援の言葉、義援金や署名などを頂き、本当にありがとうございました。

口蹄疫に関する報道

再生 口蹄疫(宮崎日日新聞社)
http://www.the-miyanichi.co.jp/special/kouteieki/index.php

口蹄疫関連ニュース(MRT宮崎放送 MRTニュースNext)
http://mrt.jp/special/kouteieki/

このブログでは口蹄疫の発生以来、ずっとマスコミ報道などを記録してきましたが、これは10年前に口蹄疫を経験したにも関わらず、当時の事を殆ど覚えていなかったため「何があったか」だけでも残しておこうとの気持ちから始めた事でした。

新聞記事を貼り付けていただけなのに、ずいぶんと多くの方に見て頂けました。

そしてコメント欄は、畜産農家の情報交換の場として、あるいは励ましあったりする場として、それなりに役に立っていたのではないかと思っています。

しかし終息を迎えた今、コメント欄において「口蹄疫に関する検証」が行われ、議論の場となるのは、個人のブログならともかく会社のブログとして好ましくないのではと、考えるようになりました。(そして何より、私が書いた言葉を会社の総意と受取られては困りますから。)

これからも口蹄疫関連のニュースは綴って参りますが、口蹄疫関連のカテゴリーのコメント欄に関しましては、コメントを受け付けない設定にさせて頂きます。

非常に勝手ではありますが、どうか御理解くださいますようお願いいたします。
なお、他のカテゴリーについては今までどおりコメントを付けてくだされば、非常に嬉しいです。

NHKドキュメント20min.「ブログにつづった口てい疫」

もう御覧になった方も多いかと思いますが・・・・

NHKドキュメント20min.「ブログにつづった口てい疫」 http://www.nhk.or.jp/20min/onair/20101004.html

去年10月に結婚し、幸せな生活を送っていた畜産農家を口てい疫が襲った。感染拡大を恐れ、報道機関は現場取材を自粛。そんな中、2人はブログで実態を発信し、貴重な映像を記録。その被害の実態は壮絶なものだった。

ディレクター裏話
http://www.nhk.or.jp/20min/urabanashi/index.html

再放送は次のとおり

10月5日(火)午前11:30~11:50 BS2 「ブログにつづった口てい疫」
10月7日(木)午後5:40~6:00 BShi 「ブログにつづった口てい疫」

ぜひ見てください。

2010/10/03

口蹄疫・マスコミ報道他 10/3(日)

循環型畜産へ移行を 獣医師ら課題など報告 (宮日 2010年10月3日付)


 口蹄疫被害と地域の再建について考える「口蹄疫リレー報告会」は2日、宮崎市の中央公民館であった。家畜の病気に詳しい牧村進宮崎大名誉教授(獣医内科学)や、感染疑い1例目農場を診察した青木淳一獣医師ら3人の講演に市民約25人が耳を傾けた。

 NPO法人みやざき住民と自治研究所の主催。牧村名誉教授は感染拡大の要因について、1例目確認時点で豚に感染が及んでいたことやマニュアルの不備、過密飼育などを挙げ「将来は環境負荷の少ない自然循環型畜産への移行が必要だ」と指摘。加えて「初発農場の問題がおざなりになれば、あらゆる対策もすべて無駄になってしまう」と感染経路究明の必要性にも言及した。

 青木獣医師は感染疑い1例目の確認に至った経緯を報告。来場者との意見交換で「家畜の殺処分は感染を止めるとともに、口蹄疫汚染国からの安価な輸入畜産物から全国の畜産を守るための取り組みだったということを理解してほしい」と訴え、今後の畜産の在り方について「共同で消毒に取り組むとか地域で支え合う仕組みができないか考えている」と話した。


口蹄疫見極めに苦労 研究所や専門家少ない 密集飼育の現状非難
診察の獣医師ら検証報告

 約29万頭の家畜が殺処分され、地域経済にも大きな影響を与えた口蹄疫(こうていえき)を検証し、教訓をくみ取ろうと、「NPO法人みやざき住民と自治研究所」は2日、宮崎市の市中央公民館で「口蹄疫リレー報告会」を開いた。

 口蹄疫に関わった獣医や大学の専門家ら3人が報告を行い、市民ら約50人が聞き入った。

 都農町で動物病院を開業する獣医師の青木淳一さん(38)は、口蹄疫の1例目を診察。4月7日に発熱した牛を往診して以来、同月20日の1例目発表までのいきさつを詳細に説明した。最初は風邪だと思っていた牛の口の中に、わずかな潰瘍(かいよう)を見つけたが、口蹄疫の症状の見極めに苦労したという。また感染が拡大し家畜の移動制限が出され、人との付き合いが疎遠となり、情報が錯綜(さくそう)し、疑心暗鬼になっていった農家の様子も話し、「人と人の付き合いがいかに大切かを感じた。地域の絆を取り戻すことも大切だ」と語った。

 続いて、宮崎大の牧村進名誉教授(獣医学)(69)が、口蹄疫被害の教訓と再建への課題について講演。国内には口蹄疫の研究所と専門家が少ないことを指摘。法令やマニュアルの整備も早急に進めるべきと語った。

 同大の藤原宏志元学長(地域農学)(70)は、経済効率を最優先にして、大量の家畜を密集して飼育する県内の畜産業の現状を非難。今回の口蹄疫を、「天災ではなく、人災によるものだ」とし、「伝染病に強い農村づくりが求められている」と述べた。

(2010年10月3日 読売新聞)


口蹄疫水際対策  海外並みに強化を
 宮崎県の畜産関係者 観光客増え要望

日本農業新聞 2010/10/03

 宮崎県での口蹄疫問題を教訓に、空港など水際でのウイルス進入防止態勢の強化を求める声が、同県の畜産関係者の間で大きくなっている。政府の観光誘致キャンペーンで、海外からの観光客が3割以上も増えている。各空港に靴底消毒マットを置く対策を講じているが、関係者は十分とは見ていない。「このままでは、海外からいつウイルスが入って来てもおかしくない。宮崎だけの問題ではない」と指摘し、海外並みの対策を求めている。(寺田展和)


 「マットだけでなく、ほかにも消毒態勢をとってほしい。」同県都城市の担当者は9月下旬、県に対し、空港などでより効果的な消毒方法を講じるように求めた。同県は8月末、水際検疫の体制強化を国に要望した。

 宮崎市で和牛一貫経営をする尾崎宗春さん(50)は「防疫強化なしに観光客誘致だけをすべきではない。外国の例も参考に、水際の対応を強化すべきだ」と話す。

 農水省動物検疫所によると、国際便が就航する空港にはすべて乗客が通る場所に消毒マットを設置した。中国、ロシアなど口蹄疫発生国で農場や家畜感染施設に入った人は、動物検疫カウンターに申し出るよう、空港内で呼びかける。

 米国やオーストラリアなど「家畜大国」はより踏み込んだ対策をとっている。米国大使館によると、観光客らの入国時、全員に提出させる申告書に、家畜のそばや農場、大牧場、牧草地にいたかどうかを質問する。答えが「はい」の場合、ウイルスまん延の危険性がないかチェックするため係官が質問や荷物検査などを行う。

 オーストラリアも、入国カードで過去30日以内に家畜と接したかどうかや、農場、淡水の川、湖に行ったかどうかを確認する。全身の消毒を求められる場合もある。同国農林水産省は「入国カードの情報はリスク評価に生かす。日本人客は検疫対策に協力的」と話す。日本は入国時、こうした確認を取っていない。

 日本政府観光局によると、今年1~8月の海外観光客などの数は前年同期比33.5%増の588万4000人。中国からは、7月の観光ビザの発給条件の緩和で、約104万人と同1.5倍の伸び。口蹄疫非清浄国の韓国からも約165万人で同1.5倍だった。

口蹄疫・県口蹄疫対策検証委員会関係記事

国と19日合同会議確認 県検証委

(宮日 2010年10月2日付)
 口蹄疫の防疫の問題点や感染経路について、県が独自に調査する県口蹄疫対策検証委員会(座長・原田隆典宮崎大工学部教授、8人)の第2回会議は1日、県庁であった。委員6人が出席。県民アンケートや関係者へのヒアリング調査の結果を踏まえ、今後の防疫策などについて意見交換した。今後、東国原知事から意見を聴取することや国の口蹄疫対策検証委員会との合同会議を開くことも決めた。

 会議は非公開。9月3日から実施した口蹄疫対策に関する県民アンケートや発生地域の自治体・JAの職員、獣医師、農家を対象にした現地調査で挙がった意見を基に、今後の防疫策などを協議した。

 終了後、会見した原田座長は、重要課題として
「初発の早期発見や、発生場所・時期の客観的検証が可能な態勢づくり」
「国や県の危機管理時の連携の問題点の整理」
「畜産農家の日常的な防疫・衛生意識の向上」の3点を指摘。
感染経路については「意見を聞くとうわさの域を出ないものもあり、現段階で客観的検証が難しいという感想を持っている」と述べるにとどめた

 また、今後、国や市町村との連携などについて、東国原知事から意見を聴取することや、開催の打診があった国の検証委員会との合同会議を19日、農林水産省で開くことも決めた。10月末としていた検証結果の最終報告については、情報を精査するため「11〜12月ごろに延びる可能性もある」とした。


発生経路検証など重点課題を確認--県検証委 /宮崎
毎日新聞 2010年10月2日 地方版

 県口蹄疫対策検証委員会は1日、県庁で第2回会合を開き、発生農家など関係者へのアンケートや現地調査を踏まえ、発生経路の客観的な検証の必要性などの重点課題を確認した。

 東国原英夫知事への聞き取りも行ったうえで今月18日には、国の検証委と意見交換もするという。当初月内としていた最終報告取りまとめは年末までかかる見通し

 検証委は非公開で、終了後に原田隆典・宮崎大教授(危機管理)が概要を説明した。

 検証委が今月実施したアンケート調査には約500人から回答があった。県内で終息させたことを評価する一方、国や県の防疫対策、農家の危機管理の甘さに対する批判もあった。

 初発が都農町の水牛農家で3月中旬とみられていることには、通報が早かっただけで、実際には別の農場でさらに早い時期に発生した可能性も否定できず、早期発見のための対策も議論された


県の口蹄疫対策検証委、国の検証委と意見交換へ 19日
2010年10月2日  朝日新聞 マイタウン宮崎

 県の口蹄疫(こうていえき)対策検証委員会(座長・原田隆典宮崎大教授)は1日、県庁で会合を開き、農家などを対象に実施したアンケートや聞き取り調査結果について協議した。19日には国の検証委と意見交換し、最終報告は予定を延長し、11~12月にまとめる。

 検証委は9月、発生農家やワクチン接種農家、県内の全市町村、獣医師、JAなどを中心にアンケート。約500人から回答があった。集計が終わった約330人の回答には、県や国の防疫態勢の甘さや住民の危機意識の低さ、空港での水際対策の不備を指摘する意見が多かったという。

 また、初期発生農場や、発生集中地域から距離がありながら発生した「飛び火」農場、公的機関の農場など計18農場での聞き取り調査も踏まえ、
(1)初発農場を客観的に特定できる態勢作り
(2)国と県との連携の強化
(3)日常の防疫態勢の充実――といった課題が浮かび上がったという。

2010/10/02

ブッシェリー宝塚

ブッシェリーさんは神戸西部市場で、もうずっと長い事「山崎牛」を買って下さっています。
(お互い先代からの付き合いなので かれこれ30年?)

この道数十年の御主人の大西さんは、肉質はもとより脂の質を見極める目利き。

その大西さんに気に入って頂けるのは、すんげー嬉しい事なのです。

そんなにお世話になってるお店を今まで紹介できなかったのは
・・・・・写真が無かったから(笑)

今回、シャチョーが神戸に出張するに当たって

「絶対、ブッシェリーさんの写真を撮ってきてよ!」

と指令を出したセンムなのです。

口蹄疫の最中には陣中見舞いも頂いているし、御礼にも伺わなきゃ!
ってのもあったわけですけど。

Photo

お店は宝塚市逆瀬川アピア内にあります。

山崎畜産は、一応「ブッシェリー宝塚」さんの指定農場です。
神戸牛の中でも有名な「中西牧場」さんと並んでの指定農場。

なんか・・・・「照れますなぁ」(某化粧品のCMに出てる中島みゆき風に)

いや、照れるどころか「恐縮です!」(某芸能リポーター風に)

Photo_2

口蹄疫の際は山﨑畜産も移動制限区域に入り、3週間ほど出荷が出来なかったわけですが、

「山崎の肉が入らない間は、他の所のを使ってたんや。
 7月になって山崎の肉に戻ったら、常連のお客さんが喜んでねぇ。」

なんて言われると、お世辞でも何でも、めっちゃ嬉しい!
生産者冥利に尽きると言うか、何と言うか。
もう・・・・感涙ものです!

ウチのお肉を待っていてくれる人がいる・・・・・
心底嬉しいです。

Photo_4

固体識別番号の表示もこのとおり。
小林生れの小林育ちの牛さんのお肉です!

ブッシェリー宝塚さん

兵庫県宝塚市逆瀬川 
阪急逆瀬川駅 アピアさかせがわ1 地下1階
http://www.apia1-2.com/floor/detail.php?shop_autono=16

電話 0797-78-2666

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口蹄疫・マスコミ報道他 10/1(金)

▼児湯地区 子牛のセリ関係

にぎわい戻り声弾む 防疫徹底し再建へ一歩
(宮日 2010年10月1日付)


 児湯地区で子牛の競りが再開された30日、市場にはこの日を待ちわびた出荷農家や県内外からの購買者が訪れ、半年ぶりににぎわいが戻った。

 予想以上の高値取引には安堵(あんど)と驚きが交錯。一方で、口蹄疫のつめ跡が最も深く残る地域だけに、車両や人への消毒を徹底する厳重な防疫態勢が敷かれ、緊張感に包まれた再建への一歩となった。

 駐車場近くの2カ所に車両向けの消毒ポイントを設置。人に対しては、すべての出荷農家と購買者が通過するよう4カ所にテントを張り、体に消毒液を吹き掛ける念の入れようだった。競り場入り口では混雑が生じたが、市場関係者は「全国一クリーンな市場をつくるため徹底した防疫対策を取った。農家への意識付けにも役立つ」と語る。

 消毒を受けて施設に入った農家は競りを前に、牛にブラシをかけるなどして半年ぶりの“舞台”に備えた。

 5頭を出荷した西都市上三財、繁殖農家伊東利美さん(63)は「きょうは値段じゃないよ。再開できた意味が大きいんだから。時期が早いという声もあるけど、思い切らないと前に進めない」と声を弾ませた。

 競りと同時に経営も再開された西都市からは、感染疑いで家畜を失った農家が競りに参加した。

 同市下三財、肥育農家金丸隆美さん(26)は18頭を購入し、「思ったよりも値段は高かったが、西都では牛が残った繁殖農家も大変な思いをしたので良かったと思う」。

 しかし、口蹄疫により人工授精が中断していたことを懸念。「1年間で以前と同じ600頭規模に戻したいが、今後競りに子牛が出てこない時期も来ると思うので計画通りにいくとは限らない。対策を考えないと」と厳しい表情を見せた。

 今回の競り市では、県外購買者の1社が183頭を購入するなど被害地域への支援の色が濃かったことで、価格が高騰した。

 市場を運営する児湯郡市畜連によると、次回11月3日の出場頭数は、今回の約半数となる240頭にとどまる予定。同畜連の奥野福見参事は「今回は客が来るかどうか分からない状況で盛況に終わり、農家に安心が与えられた。ただ、次からは競りの価格は厳しくなるのでは」と冷静な見方を示す。


児湯で半年ぶり競り 505頭出場、高値落札
(宮日 2010年10月1日付)

 口蹄疫の感染が集中した児湯地区で30日、子牛の競りが半年ぶりに再開された。

 児湯地域家畜市場(新富町)で開かれた競り市には、ワクチン接種区域外の西都市の一部と西米良村から505頭が出場。家畜を失った地元農家や県外からの購買客約60人が訪れ、活況となった。「ご祝儀相場」の色彩を帯び、平均価格は前回(3月)を7万円以上も上回る44万7791円の高値を付けた。同地区の競り市再開は県内で最も遅く、これで県内8市場すべてで再開した。

 競り市を運営する児湯郡市畜連によると、平均価格は雌(売却185頭)が前回より12万7602円高い46万1886円。去勢(同311頭)が3万1999円高い43万9406円となり、県内で最も上昇幅が大きかった。

 同畜連は「出荷できなかった半年間で牛は成育しており、購入後すぐ種付けができるため、雌牛に人気が集まったのではないか。殺処分された(種雄牛の)忠富士の希少価値も高まっている」と分析する。

 同市場では口蹄疫の発生に伴い、4月22日に予定していた競り市から中止となった。管内には、感染疑いとワクチン接種による殺処分で家畜がゼロになった東児湯5町と西都市の一部が含まれており、「激震地の競り市」として全国から注目されていた。

 管内では家畜約28万3千頭が殺処分され、今回の競り市の出場頭数は505頭のみ。他市場と比べて頭数が少ないため、購買者数の減少が懸念されていたが、家畜を失った地元農家だけでなく、長野、熊本県など県外の業者15人が参加し関係者を安心させた。

 競りでは、児湯地区を支援しよう、元気づけようという動きが目立ち、259万9800円の最高額を記録するなど「ご祝儀相場」(市場関係者)となった。

 同畜連の壹岐定憲会長は「全国から『宮崎の畜産を守る』という意味で声援や支援をいただいた。日本で一番クリーンな市場にするために最大限の努力を続ける」と語った。

落札した子牛農業高に寄付 口蹄疫復興「なせばなる」
2010年10月1日 00:20 カテゴリー:社会 九州 > 宮崎

 「復興の弾みになれば」-。宮崎県の家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」に伴い、同県内で最後まで中止されていた児湯(こゆ)地域家畜市場(新富町)の子牛の競りが30日、再開された。その約7カ月ぶりの記念の日に遠路はるばる買い付けに訪れた山形県の男性が、再開後の県内最高値で競り落とした子牛を、口蹄疫で家畜を失った県立高鍋農業高(高鍋町)にプレゼントした。

 山形県米沢市の畜産会社社長佐藤秀彌さん(55)で、落札価格は259万円(税込み)。競り再開後に都城で付いた169万円の最高値を90万円も上回る高値に、会場にどよめきが起きた。

 江戸時代、高鍋秋月家から米沢藩(現山形県)に養子に出た名君上杉鷹山(ようざん)の縁で、米沢市と高鍋町は姉妹市町の関係。佐藤さんは5年前から子牛を買い付けに訪れており、自社農場で飼う半数近い約550頭は児湯市場で購入した牛だ。

 プレゼントの理由を「口蹄疫で沈んだ宮崎を盛り上げたかった」と佐藤さん。「高鍋農業高の生徒たちは、将来の宮崎の畜産を背負う人材。彼らにいい牛を育ててほしい。『なせばなる。なさねばならぬ何事も』ですよ」と、鷹山公の名言を引用しエールを送った。

 同校の岩下英樹校長は「生徒たちにはこれから伝えたい。地域の財産として育てます」。牛は当面、同市場内の畜舎に預けられ、11月にも同校に引き渡される。

=2010/10/01付 西日本新聞朝刊=

政府、口蹄疫復興で基金創設 1千億円規模

 宮崎県の口蹄疫2448件問題で政府が検討している復興支援の概要が1日、明らかになった。県が地方債を発行して1千億円規模の基金を創設することを認め、その運用益を県内市町村の支援や観光振興などに充てる。

 さらに農林水産省所管の独立行政法人に、30億円規模の基金を国費などで設置する。この基金を徐々に取り崩し、宮崎県のほか隣接する鹿児島県や熊本県などの畜産業支援に活用する。

 阪神大震災で兵庫県と神戸市が6千億円の復興基金を創設した例があるが、自然災害以外の地域復興で1千億円規模の基金が設置されるのは異例。政府は来週にも閣議で正式決定する方針だ。

 今回の復興基金の枠組みは、運用益型と取り崩し型の2種類の基金を使う。

 宮崎県の運用益型基金は、地方債の金利支払い部分を政府が交付税で賄う。取り崩し型基金は独立行政法人の「農畜産業振興機構」に設置、期限付きで畜産事業の再生などに使う。

2010/10/01 18:18 【共同通信】

2010/10/01

口蹄疫・第9回口蹄疫対策検証委員会

「第9回 口蹄疫対策検証委員会」の開催について
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/soumu/100928.html

農林水産省は、「第9回 口蹄疫対策検証委員会」を平成22年9月30日(木曜日)に農林水産省 秘書課研修室 において開催します。
会議は非公開です。なお、カメラ撮影は、冒頭のみ可能です。

1.趣旨

農林水産省は、宮崎県で発生した口蹄疫について、発生前後の国、県などの対応や殺処分・埋却などの防疫対応、口蹄疫対策特別措置法に基づく措置の運用等を検証し、今後の口蹄疫対策をはじめ、家畜伝染病に対する危機管理のあり方に資するため、第三者からなる口蹄疫対策検証委員会を開催します。
また、今回の議事要旨は、会議終了後に当省ホームページ「口蹄疫に関する情報」(URL:http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/index.html)で公開いたします。

2.日時及び場所

平成22年9月30日(木曜日)16時00分~18時00分
農林水産省 本館7階 秘書課研修室 (ドアNo.774)
所在地:東京都 千代田区 霞が関 1-2-1

3.議題

関係者からのヒアリング (「これまでの議論の整理」に対する意見等)
フリーディスカッション
その他

第9回 口蹄疫対策検証委員会配布資料一覧
http://www.maff.go.jp/j/syouan/soumu/kensyo9.html

概要
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/gaiyo9.pdf

第9回口蹄疫対策検証委員会の概要
(平成22年9月30日開催)

本日は、以下のとおりヒアリングを実施した後、「これまでの議論の整理」を更に肉付けするため、疫学調査の進捗状況について、疫学調査の担当者から詳細な説明を受けた。
ヒアリング対象者は以下のとおり。

○ 農業生産法人 有限会社尾崎畜産 尾崎 宗春 代表取締役会長
(黒毛和牛の繁殖・肥育・卸売・堆肥販売:宮崎県宮崎市)

ヒアリングでは、「これまでの議論の整理」に対するご意見を中心に、主に、農家が自ら埋却地を確保することが困難である現状や、生産者が積極的に通報できるための効果的な対策についてお話をいただいた。

素早い通報必要 農水省検証委
(宮日 2010年10月1日付)

 本県口蹄疫への国や県の対応、防疫が適切だったかなどを第三者が検証する農林水産省の口蹄疫対策検証委員会(座長・山根義久日本獣医師会会長)の第9回会合は30日、同省で開き、宮崎市で大規模農場を営む尾崎宗春さんからヒアリングを行い、早期通報につながる環境整備の必要性などが指摘された。

 尾崎さんは飼育する牛の一部がワクチン接種後に殺処分されており、公表した中間報告を防疫の観点などから補うために聞き取った。終了後に会見した眞鍋昇座長代理(東京大大学院教授)によると、尾崎さんは感染が疑われる家畜の素早い通報が被害の抑制につながるとして、現場の生産者らが疾病に精通する必要性を指摘し、殺処分時の補償金支払いの迅速化も求めた。

 また、1頭当たりの飼育面積が狭い「密飼い」は必ずしも悪いとは言えず、埋却地確保など口蹄疫発生時の殺処分後の処理方法などについて、国がさらに検討すべきとの提言もあったという。

 同日は、農水省職員から疫学調査チームの進ちょく状況に関する聞き取りも行った。次回以降も生産者ら本県関係者を含め、ヒアリングを行う方針。

※メモ

第8回の報道内容(http://koji.air-nifty.com/cozyroom/2010/09/8-6117.html)に、

生産者のほか家畜防疫員ら本県関係者、関東地区の大規模農場経営者らからの聴き取りが必要と判断

との記載があったので期待していたのだが、今回は関東地区の大規模農家経営者からの聴き取りはなかったようだ。
尾崎さんからのみのヒアリング。
尾崎さん、2時間で時間足りたかなぁ・・・・

口蹄疫・マスコミ報道他 9/30(木)

発生農家で初めて畜産再開

口てい疫が発生し、家畜を処分した宮崎県内の農場のうち、県東部の西都市の一部の農家が30日から、子牛の飼育を再開しました。

宮崎県内ではことし4月以降、11の市と町のあわせて292か所の農場で口てい疫が発生しました。このうち、県東部の西都市の一部の農家が試験的な牛の飼育で農場の安全性が確認されたとして、30日から、子牛の飼育を再開しました。

口てい疫が発生した農場で、畜産が再開されるのは初めてです。
それぞれの農家は、きょう再開された地元の競りで、子牛を購入したあと、トラックに乗せて、農場に運び入れました。

ことし6月に感染の疑いが出て牛を処分し、およそ3か月ぶりに飼育を再開した畜産農家の金丸隆美さん(26)は、「再び牛が戻ってうれしい。復興に向けて不安もあるが、処分された牛の分も大切に育てていきたい」と話していました。

宮崎県内の口てい疫の発生した地域では、試験的な牛の飼育などをした上で、順次、畜産が再開されることになっていて、同じ県東部で、感染が最も集中した川南町などでは問題がなければ、ことし11月をメドに飼育が再開されることになっています。
09月30日 17時40分 NHKローカル


児湯地区でも競り再開

口てい疫の感染が集中した宮崎県東部で、およそ半年ぶりに子牛の競りが開かれ、地元の農家が畜産の再開に向けて競りに参加しました。

宮崎県では、「口てい疫の終息宣言」を受けて先月下旬以降、各地で競りが再開され、感染が集中した東部でも、30日、およそ半年ぶりに新富町にある家畜市場で、子牛の競りが開かれました。

市場では、感染を免れた農家が育ててきた500頭余りが次々と競りにかけられ、口てい疫の影響で牛を処分した地元の農家などおよそ130人が、買い手として参加しました。

畜産の再開に向けて牛を確保しようという人が多く、1頭あたりの平均価格は、およそ44万8000円と、口てい疫発生前に行われた前回の競りと比べ、7万円ほど高くなりました。

牛を出荷した畜産農家の、田中俊幸さん(30)は、「想像もしてなかった値が付き、うれしい」と話していました。
宮崎県東部では、子牛の頭数も大幅に減っていて、今後は、子牛が集まらないため、競りの回数を減らすことが決まってます。

09月30日 17時40分 NHKローカル


児湯地区のセリ・約半年ぶりに再開
2010年09月30日 UMK

口蹄疫の感染が集中した児湯地区で約半年ぶりに、セリが再開しました。

きょうの最高値は、246万7000円、この競り落とされた牛は、ある所に贈られます。
口蹄疫の影響で閉鎖されていた児湯地域家畜市場。
約半年ぶりに、待ち望んだ牛の鳴き声が戻ってきました。
中には、おじいちゃんと一緒に牛を見に来た男の子の姿もありました。
そして、約半年ぶりにセリが再開です。

セリにかけられたのは、西都・西米良地区の子牛約500頭で、会場は活気に溢れていました。
そして、繁殖用のメスの子牛に、ここ10年間では最も高い246万7000円というセリ値がつき、会場がどよめきます。
子牛を競り落としたのは、山形県からの購買者で子牛は、口蹄疫で牛を失った高鍋農業高校にプレゼントされます。
山形県の購買者は「将来、生徒達が宮崎の畜産を背負って立つわけですから、応援したいという気持ちでセリ落としました」と生徒たちにエールを送りました。

きょうの平均価格は、44万7791円で、前回3月に比べ約7万円高く取り引きされました。
西都市では、きょうから。
児湯地区では、11月1日から正式に家畜の導入が始まります。


※メモ
昨日から今日にかけての口蹄疫関係のニュースは「東国原知事、出馬せず」ばかり。
情報番組でも短い時間ながら、特集を組んでいた。
県民が気にするのはわかるけど、全国ネットで取り上げるほどの事?
よくわからん・・・・・・。

高鍋農業高校に牛をプレゼントの山形県の購買者さん。
すごいよ。coldsweats02

宮崎県の「口蹄疫に関するアンケート」は9/30で締め切り。
とりあえず送りました。

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