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2010/10/02

口蹄疫・マスコミ報道他 10/1(金)

▼児湯地区 子牛のセリ関係

にぎわい戻り声弾む 防疫徹底し再建へ一歩
(宮日 2010年10月1日付)


 児湯地区で子牛の競りが再開された30日、市場にはこの日を待ちわびた出荷農家や県内外からの購買者が訪れ、半年ぶりににぎわいが戻った。

 予想以上の高値取引には安堵(あんど)と驚きが交錯。一方で、口蹄疫のつめ跡が最も深く残る地域だけに、車両や人への消毒を徹底する厳重な防疫態勢が敷かれ、緊張感に包まれた再建への一歩となった。

 駐車場近くの2カ所に車両向けの消毒ポイントを設置。人に対しては、すべての出荷農家と購買者が通過するよう4カ所にテントを張り、体に消毒液を吹き掛ける念の入れようだった。競り場入り口では混雑が生じたが、市場関係者は「全国一クリーンな市場をつくるため徹底した防疫対策を取った。農家への意識付けにも役立つ」と語る。

 消毒を受けて施設に入った農家は競りを前に、牛にブラシをかけるなどして半年ぶりの“舞台”に備えた。

 5頭を出荷した西都市上三財、繁殖農家伊東利美さん(63)は「きょうは値段じゃないよ。再開できた意味が大きいんだから。時期が早いという声もあるけど、思い切らないと前に進めない」と声を弾ませた。

 競りと同時に経営も再開された西都市からは、感染疑いで家畜を失った農家が競りに参加した。

 同市下三財、肥育農家金丸隆美さん(26)は18頭を購入し、「思ったよりも値段は高かったが、西都では牛が残った繁殖農家も大変な思いをしたので良かったと思う」。

 しかし、口蹄疫により人工授精が中断していたことを懸念。「1年間で以前と同じ600頭規模に戻したいが、今後競りに子牛が出てこない時期も来ると思うので計画通りにいくとは限らない。対策を考えないと」と厳しい表情を見せた。

 今回の競り市では、県外購買者の1社が183頭を購入するなど被害地域への支援の色が濃かったことで、価格が高騰した。

 市場を運営する児湯郡市畜連によると、次回11月3日の出場頭数は、今回の約半数となる240頭にとどまる予定。同畜連の奥野福見参事は「今回は客が来るかどうか分からない状況で盛況に終わり、農家に安心が与えられた。ただ、次からは競りの価格は厳しくなるのでは」と冷静な見方を示す。


児湯で半年ぶり競り 505頭出場、高値落札
(宮日 2010年10月1日付)

 口蹄疫の感染が集中した児湯地区で30日、子牛の競りが半年ぶりに再開された。

 児湯地域家畜市場(新富町)で開かれた競り市には、ワクチン接種区域外の西都市の一部と西米良村から505頭が出場。家畜を失った地元農家や県外からの購買客約60人が訪れ、活況となった。「ご祝儀相場」の色彩を帯び、平均価格は前回(3月)を7万円以上も上回る44万7791円の高値を付けた。同地区の競り市再開は県内で最も遅く、これで県内8市場すべてで再開した。

 競り市を運営する児湯郡市畜連によると、平均価格は雌(売却185頭)が前回より12万7602円高い46万1886円。去勢(同311頭)が3万1999円高い43万9406円となり、県内で最も上昇幅が大きかった。

 同畜連は「出荷できなかった半年間で牛は成育しており、購入後すぐ種付けができるため、雌牛に人気が集まったのではないか。殺処分された(種雄牛の)忠富士の希少価値も高まっている」と分析する。

 同市場では口蹄疫の発生に伴い、4月22日に予定していた競り市から中止となった。管内には、感染疑いとワクチン接種による殺処分で家畜がゼロになった東児湯5町と西都市の一部が含まれており、「激震地の競り市」として全国から注目されていた。

 管内では家畜約28万3千頭が殺処分され、今回の競り市の出場頭数は505頭のみ。他市場と比べて頭数が少ないため、購買者数の減少が懸念されていたが、家畜を失った地元農家だけでなく、長野、熊本県など県外の業者15人が参加し関係者を安心させた。

 競りでは、児湯地区を支援しよう、元気づけようという動きが目立ち、259万9800円の最高額を記録するなど「ご祝儀相場」(市場関係者)となった。

 同畜連の壹岐定憲会長は「全国から『宮崎の畜産を守る』という意味で声援や支援をいただいた。日本で一番クリーンな市場にするために最大限の努力を続ける」と語った。

落札した子牛農業高に寄付 口蹄疫復興「なせばなる」
2010年10月1日 00:20 カテゴリー:社会 九州 > 宮崎

 「復興の弾みになれば」-。宮崎県の家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」に伴い、同県内で最後まで中止されていた児湯(こゆ)地域家畜市場(新富町)の子牛の競りが30日、再開された。その約7カ月ぶりの記念の日に遠路はるばる買い付けに訪れた山形県の男性が、再開後の県内最高値で競り落とした子牛を、口蹄疫で家畜を失った県立高鍋農業高(高鍋町)にプレゼントした。

 山形県米沢市の畜産会社社長佐藤秀彌さん(55)で、落札価格は259万円(税込み)。競り再開後に都城で付いた169万円の最高値を90万円も上回る高値に、会場にどよめきが起きた。

 江戸時代、高鍋秋月家から米沢藩(現山形県)に養子に出た名君上杉鷹山(ようざん)の縁で、米沢市と高鍋町は姉妹市町の関係。佐藤さんは5年前から子牛を買い付けに訪れており、自社農場で飼う半数近い約550頭は児湯市場で購入した牛だ。

 プレゼントの理由を「口蹄疫で沈んだ宮崎を盛り上げたかった」と佐藤さん。「高鍋農業高の生徒たちは、将来の宮崎の畜産を背負う人材。彼らにいい牛を育ててほしい。『なせばなる。なさねばならぬ何事も』ですよ」と、鷹山公の名言を引用しエールを送った。

 同校の岩下英樹校長は「生徒たちにはこれから伝えたい。地域の財産として育てます」。牛は当面、同市場内の畜舎に預けられ、11月にも同校に引き渡される。

=2010/10/01付 西日本新聞朝刊=

政府、口蹄疫復興で基金創設 1千億円規模

 宮崎県の口蹄疫2448件問題で政府が検討している復興支援の概要が1日、明らかになった。県が地方債を発行して1千億円規模の基金を創設することを認め、その運用益を県内市町村の支援や観光振興などに充てる。

 さらに農林水産省所管の独立行政法人に、30億円規模の基金を国費などで設置する。この基金を徐々に取り崩し、宮崎県のほか隣接する鹿児島県や熊本県などの畜産業支援に活用する。

 阪神大震災で兵庫県と神戸市が6千億円の復興基金を創設した例があるが、自然災害以外の地域復興で1千億円規模の基金が設置されるのは異例。政府は来週にも閣議で正式決定する方針だ。

 今回の復興基金の枠組みは、運用益型と取り崩し型の2種類の基金を使う。

 宮崎県の運用益型基金は、地方債の金利支払い部分を政府が交付税で賄う。取り崩し型基金は独立行政法人の「農畜産業振興機構」に設置、期限付きで畜産事業の再生などに使う。

2010/10/01 18:18 【共同通信】

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