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2010年9月

2010/09/29

さて今月の肉(29)の日は・・・・

早いもので、今月も29日になりました。

そう、肉の日です。

我家では29日には、できるだけ牛肉を食べる事にしています。

畜産農家が肉を食べなくて、どうする!

ってのもあるのですが、肥育農家としてはやはり自分の育てた牛さんの肉の味を確かめたいのです。

今日は、昨日ブログに書いた「牛竹」さんに頼んで送って貰ったヒレ肉を料理。

Photo

▲バルサミコ酢と赤ワイン+醤油を使ったソース

Photo_2

▲玉ねぎベースのソース

2種類のソースで食べてみました。

「肉は塩で喰うのが一番旨いんだよ!」

なんて言ってはばからなかったワタクシですが・・・・

ことヒレ肉に関しては、色んなソースを試してみたいと思うようになりまして・・・・

実際、ソースに負けない肉の旨味ってのもあるんだと。

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「福桜」という種牛の血統のお肉です。
実は、この血統のお肉を食べるのは初めて。

私の舌じゃ、細かい違いは分からないんですけど(笑)
肉自体に甘味があるし、肉のキメも細かい感じかなぁ。
でも、やっぱり「忠富士」よりは、はるかに美味しい!

口蹄疫・口蹄疫・「絆(きずな)シンポジウム」関連記事

9月23日に行われたシンポジウムの記事。
掲載されてから時間が経っているが、残しておきたいので・・・・・

畜産 盛り返そう
  「新生宮崎」へ思い共有  口蹄疫シンポ

 JA宮崎中央会と宮崎日日新聞社は23日、「口蹄疫・絆シンポジウム  食・農・環境第9回県民フォーラム」を、宮崎市のJA・AZMホールで開いた。

 基調対談、パネルディスカッションでは、「口蹄疫で学んだこと、全国からの激励や義援金に示された絆の感謝、新しい農業への取組みなどが語られ、詰め掛けた一般県民約500人も「新生宮崎」への思いを共有し合った。

 羽田正治会長と高千穂町出身で作家の高山文彦さんが基調対談した。羽田会長は「失ったものは多いが、同時に命、資源の尊さ、人間の絆を学ばせてもらった」「殺処分されるのだからと、餌をやらない大型農場もあったが、本当の農家は1頭1頭に最高の餌をやって別れを告げた。この理論が分からなければ、私は農業者とは言わない」などと語った。

川南町を取材した高山さんは「宮崎は畜産で挫折を味わった。乗り越えるには、畜産でもう一度盛り返し、失われた誇りを取り戻さなければならない」など、新たな「物語」の創造を提言した。

 畜産関係者3人へのインタビューもあった。都農町で肉用牛一貫経営の黒木誠さん(58)は「殺処分後、石灰で真っ白になった牛舎を見た時に力が抜けた」、川南町で養豚業の森本ひさ子さん(60)は「懸命に消毒したが、疲れのピークを見計らったように発生した」、獣医師の小島聖さん(39)は「殺処分はつらかった。精神的なダメージが残っている」などと語り、今後、地元畜産農家と検証して対策に生かしていくという。

 パネルディスカッションは川南町の養豚農家、料理研究家、宮崎市のまちおこしリーダー、大学准教授の4人が「描きたい~食、農、命  口蹄疫を乗り越えて宮崎の未来を語ろう」をテーマに話し合った。

日本農業新聞 9月25日付

宮崎日日新聞では9/24に特集

第1部 基調対談
 高山 文彦さん(JA宮崎中央会会長)羽田 正治さん(作家・高千穂町出身)

http://www.the-miyanichi.co.jp/special/kouteieki/index.php?id=26&paging=2

第2部 インタビュー 
http://www.the-miyanichi.co.jp/special/kouteieki/index.php?id=25&paging=2

伝えたい 黒木誠さん(58)(肉用牛一貫経営農家・都農町)

 4月の発生1例目は都農町だったが、その後川南町で発症が続いていたので、もしかしたら都農町ではもう発生しないのではないかと考えていた。5月の連休明けに都農町に3例目が発生したので驚き、心配した。この間、新聞やインターネット以外の情報がなく、携帯電話での友人とのやりとりが頼り。電話代は通常の3倍ほどになった。

 当時は毎日朝晩の消毒と、すべての牛の目視観察をしていたが、いつウイルスが入ってくるか不安だった。5月23日の午後、朝から餌を食べていない牛がいて、体温が42度あった。口蹄疫の症状は写真でしか見たことはなかったが、牛の状態を見て「これは感染しているな」とすぐ分かった。殺処分は5月25日。朝一頭一頭に餌をやり、「ありがとう、ごめんなさい」と言葉を掛けて別れた。牛のいなくなった石灰で真っ白の牛舎を初めて見たとき、力が抜けてぼうぜんとした。20年間かけて280頭まで増やしたが、今まで頑張ってきたのは何だったのかと言葉では表せないような気持ちだった。

 口蹄疫ウイルスは目に見えない。いつ再発するか分からないのでまだ不安はある。国には原因を早く究明してもらいたい。また、発生を水際で食い止めるために、飛行場や港での防疫を徹底してほしい。今後は「一斉消毒の日」を設けるなど、地域や県が一体となった防疫も必要だ。

 これからはもっといろいろなことを勉強して、全国の人に愛される新生宮崎牛をつくりたい。生まれたときからずっと牛がいたので、「人生で1回ぐらいは牛のいないゆっくりとした正月もいいかな」と、年明けの経営再開を計画している。今まで通り和牛一貫経営が基本だが、最初は妊娠牛を導入するなどして、来年の今ごろには以前の半分以上の頭数になるよう頑張りたい。(聞き手 都農支局長・鳥原章弘)

つながり豚に教わる 森本ひさ子さん(60)(養豚農家・川南町)

 1例目が発生した時は、「日本にもあるんだ」という認識で、よもやこんな恐ろしい病気だとは思いもしなかった。初めて恐ろしさを感じたのが、県畜産試験場川南支場で感染が確認されたとき。厳重なセキュリティーが敷かれた施設にウイルスが入り込んだことや、自宅から500〜600メートルしか離れていないこともあり、夫は「もう駄目だ」と弱音を吐いたこともあった。「自分らの豚を自分らが守らんでどうする」と、必死で消毒を続けた。「今日も無事でよかった」と胸をなで下ろし、すぐに「あすは発症するんじゃないか」と不安が襲ってくる毎日。周囲の農家で感染が拡大し、野焼きの火が広がるように自分らに近づくのが分かった。戦争を経験した母は「今日来るか、あす来るか。まるで召集令状を待つ気分」と形容した。

 懸命な消毒を続けていたが、疲れのピークを見計らったかのように自分の農場に感染疑いが発生。検体の検査結果を待つ間にも、畜舎を飛び越え感染が拡大するのに「早く食い止めるために、ほかの農家の方に知らせないといけない」と居ても立ってもいられなくなり、現状を伝える写真を宮崎日日新聞社に送った。

 殺処分の際、獣医師の方々は、私たちの豚に対する愛情を分かってくださっていた。親豚と子豚を一緒に埋却してくれたり、目を開けたまま死んだ豚の目をそっとつぶらせてくれたり。わが子を尊厳をもって送り出してくれて本当に感謝している。

 年齢、体力的に考えても、経営をすぐ再開というような気持ちにはなれない。ただ豚は、これまで自分がどれだけ多くの人とつながっていたのかということを教えてくれた。もう一度豚を飼うとなったときには、今までと違った気持ちで豚や人とかかわれると思う。(聞き手 口蹄疫取材班・奈須貴芳)

感情押し殺して処分 小嶋聖さん(39)(獣医師・川南町)

 川南町出身で、地元を中心に牛や犬猫など小動物の診療を行っている。都農町で口蹄疫が発生し、2例目から川南町に飛び火。以降、爆発的に感染が拡大し、「これはいけない」と思って5月20日から自主的に殺処分に参加した。対象が、普段から診療しているところだったため、牛の特性や農家の人たちもよく知っており、過酷な作業だった。

 殺処分は防護服と手袋を2枚重ね、長靴を履き、マスクも着ける。暑い日が続き、手袋や長靴の中に汗がたまった。大量の水分を補給したがトイレはほとんど行かなかった。多い日で600〜700本ほどの注射を打ち、右手を疲労骨折した。

 鮮明に覚えているのは、以前、難産で取り上げた子牛を自分の手で殺さなければならなかった時。「本当にしなければいけないのか」としばらく考えた。しかし殺処分には早さが求められ、感情を押し殺し、冷静に淡々と作業する必要がある。地元とのつながりが深い分、精神的に予想以上につらかった。

 殺処分後、近隣に家畜がいなくなって仕事が減り、することがなくぼーっとしていると、今でも当時の光景が頭に浮かぶ。観察牛が風邪を引いて、抗生物質を打つ瞬間、「これは殺処分で使っていた薬ではないか?」などと、ためらってしまう。精神的なダメージは今も残っており、いつまで続くのか心配だ。

 これまでの検証がなされないまま、先に観察牛が導入された。非常に怖いことだと思う。私の担当農家は、年明けから経営を再開すると話している。今後、農家と一緒に口蹄疫の検証をするつもりだ。互いにコミュニケーションを取りながら、衛生管理などの指導を徹底していく。生産性を求めるとどうしても過密飼育になる。自然と協調しながら伸び伸びと家畜を育ててほしい。(聞き手 口蹄疫取材班・草野拓郎)

第3部パネルディスカッション
 口蹄疫を乗り越えて宮崎の未来を語ろう

http://www.the-miyanichi.co.jp/special/kouteieki/index.php?id=24&paging=2

口蹄疫・マスコミ報道ほか 9/28(火)~9/29(水)

若手農家対象に口蹄疫の勉強会
9月28日(火)19:08  MRT

口蹄疫の終息宣言から1か月。
再発防止に向けた動きも各地で進んでいます。
小林市では、昨夜、若手の畜産農家を対象に、口蹄疫に関する勉強会が開かれました。
この勉強会は、口蹄疫についての正確な知識を身につけてもらおうと、若手農業グループの西諸県地区SAP会議が開いたもので、27日夜は、小林市や高原町などから、20代と30代の畜産農家約40人が参加しました。
勉強会では、都城家畜保健衛生所の職員が、牛の場合、口もとによだれなどの症状が、また、豚では、鼻の先に水泡がみられたことなど、口蹄疫の基本的な症状を、写真を交えながら説明しました。
これに対し、農家からは、「口蹄疫に似た症状の病気には、どんなものがあるのか」「口蹄疫の検査を県内でできないのか」など、様々な質問が出されました。
(参加者)「いろんな写真とかあって現場の状況が分かってよかった」「やっぱり西諸でも被害があったので、今後の防疫とか、自分たちの経営のために非常に勉強になった」
SAP会議では、今後も勉強会を開催し、口蹄疫に対する不安を解消していきたいとしています。

あす競り再開へ消毒 児湯郡市畜連
(宮日 2010年9月29日付)

 競り市の再開を目前に控えた児湯郡市畜連(新富町、壱岐定憲会長)は28日、噴霧器を使い、牛舎や競り場などの消毒を行った。口蹄疫の発生から5カ月以上中止されていた競り市の再開は30日。施設内に消毒ポイントを設置するなど徹底した防疫対策を講じている。

 同畜連は消毒を毎日続けているが、今回は総仕上げとしてNOSAIみやざき再建支援室が用意した噴霧器を使用。普段使っている消毒器はノズルの先端がシャワー状になっているが、噴霧器は粒子が細かく、屋根や壁のすき間などをくまなく消毒できるのが特長で、競り場や牛舎などすべての施設の消毒を行った。

 同畜連が運営する児湯地域家畜市場は感染が集中した児湯地区内にあり、県内で最も遅い競り市再開となる。30日は、車両の消毒はもちろん、施設内4カ所にテントを設置し、競り市に参加するすべての生産者、購買者の体に消毒液を吹きかける。

 壱岐会長は「全国から注目されている市場。防疫対策などやれることは完ぺきにやり、安全性をアピールしたい」と話している。

 同畜連によると、30日の競り市には西都市から子牛約500頭が出場する予定。

2010/09/28

神戸に行ってきた② 大阪鶴橋「牛竹」さん

神戸に行ったときには 出来る範囲で お肉屋さんや
焼肉屋さん等を 訪問する様にしてます。

今回は大阪鶴橋の「牛竹」さんにお邪魔しました。

1

鶴橋って 焼肉の町で

駅のホームで電車のドアが開いたら焼肉の匂いがすんねんで~

などと 聞いていたのですが 冗談だと思っておりました。

ほんとでした。

happy01

すごい数の焼肉屋さんです

通りの両側ずーっとです。

大阪下町の庶民の市場(商店街)って感じでしょうか 
しかし鶴橋駅周辺 まるで迷路です。wobbly
案内していただかなければ迷子になってしまいそうです。

そんな鶴橋で 精肉店を営む「牛竹」(竹村)さんは 牛と牛肉に強い
こだわりを 持っておられて

以前は大阪市場のみで仕入れしていたそうですが
飽き足らず よりよいもの求めて神戸市場にたどり着いたそうです。

今は佐賀牛をメインに 気に入ったものが上場されたとき山崎の牛も
買っていただいています。

「去勢より雌が断然美味しい、去勢には独特の癖がある。」
「牛が好きで 事情が許せば、牧場で2~3年働きたい位」
「山崎の牛は他生産者のものと比較して皮下は厚いけどロース
 が大きいから採算は大丈夫や」

等、牛と肉に対する想いを熱く語っていだき もっとお話を
お聞きしたかったのですが 忙しい時間帯だったので 
残念ながら失礼して昼食の焼肉に移動いたしました。

山崎牛のロース この牛の父は「福桜」です。

29日追記、この写真は福之国でした。coldsweats02
勘違いしてました。訂正いたします。

送っていただいたのは福桜のお肉で間違いありません。

Photo

以前「尾崎牛」の尾崎さんが 宮崎の牛の中で「福桜」が
一番うまい とおしゃっていたので 食べてみたくて
昨日電話注文しました。当日はまだ店頭には出てなかったのです。

明日までには届くはず 楽しみです。lovely

ご本人のお写真は 「恥ずかしい」と撮らせていただけませんでした。
大阪人のイメージ(失礼)とは違い 実直な真面目な印象の方でした。

移動中 竹村さんの案内で鶴橋の焼肉屋さんを見て回りまして
TVでしょっちゅう出てる焼肉屋 行列店 を見学して回りました
見るだけ(笑)。

お昼過ぎの時間帯で 竹村さんお勧めの店は夕方からだったりして
結局、たどりつたのは「吉田」です。

ここでも竹村さんの熱いトークは止まらず。
お店の前で20~30分話してしまいましたcoldsweats01

「吉田」さん に関しては また今度。

「牛竹」さん (今なら山崎牛「福桜」が買えます。)

〒544-0031
大阪府大阪市生野区鶴橋2-5-27
TEL:06-6731-2901
FAX:06-6731-8503

地図です。

2

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キョロちゃん「ミヤチク」でお手伝い

チョコボールのキョロちゃんが

「クエッと参上!お助けキョロちゃん」

って企画をやってるんだけど
一ツ葉のステーキハウス「ミヤチク」でお手伝いをしてきてくれたみたいです。

「宮崎のステーキ屋さんの依頼で接客のお手伝いをしてきたクエ!」

詳しくはこちらから↓
http://morinaga-blog.morinaga.co.jp/kyoro_otasuke/

あああぁぁぁ・・・・アタシもキョロちゃんに

あんなこと(客席に案内される) 

 や

こんなこと(お水を運んでもらう)

されてみたい(≧m≦)

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金のエンゼル、銀のエンゼル、みんな一度は集めた事あるよね?
いや、アタシは とうとう5枚揃わなかったんだけど・・・・・。
金の缶詰とか都市伝説じゃないのか・・・って。

口蹄疫・マスコミ報道他 9/26(日)~9/27(月)

家畜17万頭冥福祈る 「新生」誓い合同慰霊祭 (宮日2010年9月26日付)


 口蹄疫の感染が集中し、約17万頭の牛や豚が殺処分された川南町は25日、合同慰霊祭・畜産復興大会を町文化ホールなどで開いた。町や県関係者、畜産農家ら約500人が出席。家畜の冥福を祈るとともに全国からの支援に感謝し、「新生川南」の創造に向けて気持ちを新たにした。

 同町はこの日に合わせ、町運動公園内「ふれあい広場」に、畜魂慰霊碑と「心を合わせ前進していく」などと刻まれた石板を建立しており、合同慰霊祭は慰霊碑前で開催。JA尾鈴繁殖牛部会の江藤和利部会長が「尊い命に報いるため、全国で最も安全安心な産地づくりを約束する」と追悼の言葉を述べ、出席者一人一人が献花し深い祈りをささげた。

 この後、町文化ホールで復興大会を開き、会場入り口には県内外から寄せられた千羽鶴や激励のメッセージを掲示。多くの支援に内野宮正英町長は「深く感謝し町民一丸となって頑張らなければいけない」とあいさつ。小中学生が口蹄疫の体験談を発表し、牛と豚の生産者代表が「誇れる畜産の町に」「新生養豚を成す」などと決意表明した。

 防疫作業に貢献した町内の団体に感謝状が贈られ、JA尾鈴青年部川南支部の柳川勝志支部長が「新生!かわみなみの畜産」と題し、「疾病に強い畜産業」「地域に愛される農場づくり」「高品質で信頼の産地」を柱とした新たな取り組みを宣言。出席者は拍手で決議し、実現を誓い合った。


毎月20日「一斉消毒の日」 来月から
(宮日2010年9月27日付)

 県は口蹄疫1例目を確認した4月20日に合わせ、毎月20日を「県内一斉消毒の日」と定め、来月から実施する。一斉消毒を通じて農家の防疫意識を高めることで、口蹄疫ウイルスをはじめ各疾病が入りにくいクリーンな産地づくりを目指す。

 当日はNOSAIの獣医師らの指導の下、各農場の一斉消毒を実施。後日、県内の各家畜保健衛生所(家保)の家畜防疫員が農家を巡回し、車両消毒や消毒槽の設置の有無などを確認する。また、県は農場に行く機会の多い家保や農林振興局の職員に対し、日常から農家に消毒を呼び掛けるよう求める。

 来月実施へ向け今後、パンフレットなどを農家に配布して周知していくという。

 県は10年前の口蹄疫発生を受け、毎年2月を家畜防疫強化月間と定めて防疫指導を行ってきた。県畜産課の児玉州男課長は「教訓を生かせず、防疫指導が徹底できていなかったことが今回の口蹄疫の原因になった可能性がある。二度と発生させないよう、農家には防疫意識を徹底してもらいたい」と話している


口蹄疫、失って得たものは 川南の若手養豚農家の再挑戦
2010年9月27日  asahi.com


 川南町の運動公園内に設けられたステージ。まだ夏のような日差しが照りつけるなか、同町で養豚業を営む日高義暢(よしのぶ)さん(31)は、周囲を慌ただしく動き回っていた。

 26日に開かれた口蹄疫(こうていえき)からの復興イベント「We Love かわみなみ~負けるもんか開拓魂」を企画・運営した「川南町若者連絡協議会」の1人。ステージ上のバンド演奏やテレビ中継の調整役をこなしながら、時にはマイクで「車の移動をお願いします」と呼びかける。迷子になった子どもを抱え、自らステージに上がって親も探した。

 「忙しい、忙しい」。思わず口をついて出る。そんな日高さんたち裏方の奮闘で、会場に詰めかけた人々は、音楽を聴いたり、屋台の食べ物を食べたり、休日のひとときを思い思いに楽しんだ。

 イベントが開催できるようになり、ようやく笑顔が戻りつつあるこの地域を悲劇が襲ったのは、まだ暑い夏が来る前のことだった。口蹄疫の1例目が4月20日に都農町で確認されて以降、感染は収まるどころかどんどん南の川南町へと拡大。5月には、1日の発生が10件を超えるようになっていた。

 7千頭近くの豚を飼っていた日高さんの農場「協同ファーム」では、徹底した消毒を続けていた。豚たちの体調がよくなり、えさもよく食べるようになったほどだった。だが、5月半ば、鼻に水疱(すいほう)のある豚が見つかった。「あらゆることをやってみたが、口蹄疫にはかなわなかった……」。それほど強い伝染病だった。

 殺処分は2週間ほど後の5月31日。この間、多いときには1日で100頭も子豚が死んだ。動けない体で、足を血だらけにしながら、母乳を探し求める子豚。「早く楽にさせてあげたい」。そんな思いにかられるほど悲惨な光景を目の当たりにした。そうして迎えた殺処分の日。覚悟を決め、淡々と作業を手伝った。

 壮絶な日々が過ぎ、季節は秋に変わった今も、日高さんは作業着を着て畜舎を動き回っている。最近は従業員とともに豚舎の溶接や洗浄に追われた。「自分たちで子豚の畜舎の部品を作ってます。(会社名が)『協同ファーム』じゃなくて『協同鉄工』ですよ」。頭に巻いていたタオルを取り、笑う。

 再開目標は11月。今月16日には空っぽになった豚舎に、ウイルスがいないかどうかを確認するための観察牛を2頭入れた。

 日高さんは、地域の若手養豚農家や獣医師らで8月19日に発足させた「新生養豚プロジェクト協議会」のメンバーでもある。「口蹄疫と闘った日々を忘れないためにも、ハードルを上げた防疫体制をつくりたい」といい、伝染病の病原体を持たない豚の導入や、各農場の防疫レベルの向上を目指す。

 そんな若者たちの姿は、今月17日に川南町であった日本養豚協会からのお見舞金の贈呈式で、協会幹部や地元の首長、国会議員らが並ぶなか、「これからを担う若手たちです」と起立を求められて紹介されるほど注目されている。

 日高さんたちの目標は、日本一クリーンな産地。自身の農場でも今後、農場の入り口付近に、車両全体に消毒液をかける装置などを整備するつもりだという。

 経営を再開し、以前のように豚を出荷し始めるのは、来年の10月ごろになりそうだ。その頃までには加工場も造りたいと思っている。口蹄疫発生前に始めたばかりだったオリジナルブランド「まるみ豚」と、行列ができるほどの人気だった豚肉ハンバーガーも、また販売したい。「失って得るものはいっぱいある」。そんな言葉を胸に、日々を刻んでいる。(石田一光)

2010/09/27

神戸に行ってきた① 部分肉セリ。

話の順序は前後いたしますが 9月17日、18日神戸の市場と宝塚&大阪の

お肉屋さんに行ってきました。

神戸は西畜産の共励会です。 残念ながら最優秀は頂けませんでしたが
12番が居ましたよhappy01

この牛 父は今は亡き名牛安平であります。

12

さすが安平と言うような見事なロースです。
いい牛でした。

世が世なら(笑) キロ単価3000円か?という立派な牛でしたが、、、

今回単価は残念でした。

実はこの日は神戸市場で部分肉のセリが行われていました。
 

たまたま山崎の牛が上場されておりまして見学してきました。

神戸市場には何十回も行ってるんですが部分肉のセリをちゃんと見るのは
初めてです。

こちらセリ前 下見部屋の部分肉。

Photo

結構いいモモです。 (ちなみに糸茂勝 good

Photo_2

当日朝 下見部屋に行って直ぐに 市場の方が

「部分肉にあんたんとこの牛が出とるんやけどな、モモがごっついで」と

わざわざ教えに来てくれました(笑)

セリでは。

301番 肩ロース左 16.1k  0000円

302番 肩ロース右 17.1k  0000円

303番 三角バラ 8.6k    0000円

304番 ウデ 36.0k 、305番,306番、、、といった要領で

部位毎に競られていきます。

1

2

ヘレがキロ6000円しませんでした。confident

3

 このくらいなら自分で買いたい。lovely

弊社としては一度 枝で売却したお肉なので もう値段は関係ないのですが

今回はちょっと残念な感じの価格でした。

お肉屋さんとしては自分の欲しい部位だけ狙っていけるのがメリットですね。

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2010/09/26

平成22年9月期(2)西諸地区 子牛セリ。

再開二順目の子牛セリ 西諸畜連でも 9月22日~25日の4日間 開催されました。

9月22日~25日 小林地域家畜市場市況(売却・税込) 

      雌 931頭 平均 369,022
    去 1,251頭 平均 401,106 
トータル 2,182頭 平均 387,417 
   

前回比 47,009安 前年同月比 28,179高 
 

二順目になりさすがに落ち着いて来ました。

雌の下げが大きいのは 頭数が増えたこと(前回は保留が多かった)

繁殖用の引きが前回ほどじゃなかったからだと思います。

枝肉相場の現状から考えるとまだまだ高すぎなのですが

繁殖の方は「もうギリギリ」かなあ

以前は西諸でも4日間開催してたことがありましたけど、

今回は頭数も多くて結構疲れました。

「きついな」と思ったのは久しぶりです。

種牛別結果。

種雄牛  頭数   雌平均  去勢平均
忠富士  537   469     435
福之国    569    347         391
勝平正    393    347         390
美穂国    313    357         411
寿太郎    134    290         344
福桜       67      321         352
糸茂勝    36     299          342

弊社では 今回は福之国、勝平正を中心に 95頭の導入でした。

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2010/09/25

口蹄疫・第8回 口蹄疫対策検証委員会

「第8回 口蹄疫対策検証委員会」の開催について
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/soumu/100922.html

農林水産省は、「第8回 口蹄疫対策検証委員会」を平成22年9月24日(金曜日)に農林水産省 第3特別会議室 において開催します。
会議は非公開です。なお、カメラ撮影は、冒頭のみ可能です。

1.趣旨

農林水産省は、宮崎県で発生した口蹄疫について、発生前後の国、県などの対応や殺処分・埋却などの防疫対応、口蹄疫対策特別措置法に基づく措置の運用等を検証し、今後の口蹄疫対策をはじめ、家畜伝染病に対する危機管理のあり方に資するため、第三者からなる口蹄疫対策検証委員会を開催します。
また、今回の議事要旨は、会議終了後に当省ホームページ「口蹄疫に関する情報」(URL:http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/index.html)で公開いたします。

2.日時及び場所

平成22年9月24日(金曜日)14時00分~16時00分
農林水産省 本館7階 第3特別会議室 (ドアNo.714)
所在地:東京都 千代田区 霞が関 1-2-1

3.議題

フリーディスカッション
その他

4.取材に関するお願い

会議は口蹄疫発生農家等の経営内容と直接関連する個人情報が含まれ、当該農家等の利益を害する恐れがあるため、非公開としますが、冒頭のカメラ撮影は可能です。

宮崎県知事の反論を批判 口蹄疫で検証委座長

 宮崎県の口蹄疫問題を調査している農林水産省の口蹄疫対策検証委員会の山根義久座長(日本獣医師会会長)は24日、委員会後の記者会見で、宮崎県の東国原英夫知事が口蹄疫への対応が劣っていたとは思わないなどと同委員会の中間報告に反論したことについて、「何をもってそう言えるのか」と批判した。

 委員会が15日まとめた中間報告は、宮崎県の予防措置は不十分で「自らの役割を十分認識していなかったのでは」と指摘。これに対し東国原知事は同日、「他の都道府県と比べて、初動や予防が著しく劣っていたとは認めていない」などと反論していた。

 初動対応の遅れが被害拡大を招いたと指摘されており、委員会は国や県の対応が適切だったかなどを調査。山根座長は「よその県には(口蹄疫は)出ていない。何をもって比較したのか」と、知事発言に不快感を示した。

 24日の委員会は、宮崎県の畜産農家や他地域の大規模農場経営者から口蹄疫対策などについて話を聞くことを決めた。

2010/09/24 19:30   【共同通信】

生産者ら再聴取へ 農水省検証委
(宮日 2010年9月25日付)

 本県口蹄疫で国や県の対応、防疫が適切だったかなどを第三者が検証する農林水産省の口蹄疫対策検証委員会(座長・山根義久日本獣医師会会長)の第8回会合は24日、同省で開き、15日に公表した中間報告を補足する科学的、技術的論点の整理に入った。この中では発生時の対応などをさらに検証するため、本県の生産者らから近くヒアリングすることを決めた。

 国などへの早期通報の基準となる症状、殺処分や埋却地の在り方などの観点で論議。終了後に会見した山根座長によると、これらの議論を深めるため、生産者のほか家畜防疫員ら本県関係者、関東地区の大規模農場経営者らからの聴き取りが必要と判断、日程を調整することなどが決まった。

 中間報告に関し、山根座長は「さらに詳細な検証が求められており、今後行うヒアリングも反映させたい」とした上で、国の責任への言及が少なかったことには「当然国にも責任はある。今回のような事態を再び起こさせないためにも、最終報告では具体的に指摘する」と述べた

口蹄疫・マスコミ報道他 9/24(金)~9/25(土)

口蹄疫机上訓練関連

口蹄疫に関する机上防疫演習の実施について
(農水省プレスリリース9月9日)
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/100909.html

口蹄疫に関する机上防疫演習の実施について

各都道府県における口蹄疫の防疫体制の強化に資するため、机上防疫演習を9月24日に実施します。
防疫演習では、各都道府県が、農林水産省が演習当日に指定した農場で口蹄疫が発生したと想定し、発生農場における殺処分や、周辺農場における家畜・畜産物の移動制限等の防疫措置について机上演習を実施します。
演習の結果は、都道府県とともに検証し、後日公表します。

1 演習日程       9月24日(金曜日)

2 実施対象       全国47都道府県

3 演習の概要

各都道府県内の農場1戸で口蹄疫が発生したと想定。当該農場における殺処分、埋却や、周辺地域における移動制限、消毒ポイントの設置等に関する机上演習を実施する。

4 演習の方法

(1)演習当日、各都道府県に対し、農林水産省から実在の農場(各県1戸、事前には各都道府県に通知しません)での発生を想定し、その農場名を通知

(2)各都道府県は、発生農場等の情報を整理し、関係各所への連絡や防疫作業に向けた準備等を農林水産省に報告

【必要な情報の例】
発生農場周辺の地図
発生農場の飼養規模及び飼養形態
埋却地の候補地
移動制限、搬出制限区域内の畜産農家の戸数及び飼養頭数
消毒ポイントの配置
防疫措置に必要な人員数
防疫措置の実施のための関係連絡先のリスト
(3)演習終了後、都道府県とともに演習結果を検証し、その内容をとりまとめ、公表

5 その他

発生想定農場は公表しません。

口蹄疫で机上訓練を実施 農水省と各都道府県

 宮崎県の口蹄疫問題を受け、農林水産省と全国47都道府県は24日、口蹄疫が発生したと想定し、被害の拡大を防ぐための机上訓練を実施した。

 口蹄疫での全国一斉訓練は初めて。宮崎県は8月27日に口蹄疫の終息宣言をしたが、全国どこでも発生の危険性があるとして、拡大防止対策の整備を進める。

 訓練では、各都道府県とも農家1戸で口蹄疫が発生したと想定。都道府県の担当者は24日午前、農水省から発生農場の連絡を受け、その農場周辺の地図や家畜頭数、殺処分する家畜の埋却候補地や消毒ポイントの設置場所などの情報を整理し、同日夕までに対応状況をメールで同省に送付。

 各都道府県は後日、訓練の自己評価を行い、うまくいかなかった点などを農水省に報告する。農水省は10月中をめどに各都道府県担当者や専門家が参加した検証の会議を開く。今後は毎年、同様の訓練を行う方針。

2010/09/24 10:32   【共同通信】

初動防疫体制を検証 農水省初の全国一斉机上演習
(宮日 2010年9月25日付)

 口蹄疫の初動体制を整備しようと農林水産省は24日、初めて全国一斉の机上防疫演習を実施した。都道府県ごとに県内の農場1戸で口蹄疫が発生したと想定。担当者は殺処分に必要な人員や埋却地、消毒ポイントの設置場所などを確認した。農水省の口蹄疫対策検証委員会は、本県の初動防疫の遅れを指摘する中間報告を発表しており、その教訓を各都道府県で生かすことが狙い。

 動物衛生研究所海外病研究施設(東京)に事前に送られていた検体が陽性と判明し、午前10時、農水省が各都道府県の担当部署に連絡することから演習をスタート。担当者は発生農場や消毒ポイント設置場所の地図、農場の飼養規模、防疫に必要な人員などをまとめ、農水省に報告した。

 本県は、都城市で牛約50頭を飼育する農家で発生したと想定。連絡を受けた県担当者は、都城家畜保健衛生所や、消毒ポイントを設置する北諸県農林振興局など関係機関に一報を入れた。地図や航空写真などを使い発生地周辺の状況を確認したほか、移動・搬出制限区域の設定や対策本部の構成メンバー、農業団体に協力を要請することなど詳細を詰めた。

 県は午後1時ごろまでに、初動防疫に関する資料をまとめ、農水省に報告した。

 県畜産課の岩崎充祐家畜防疫対策監は「今回の口蹄疫では、大規模養豚農家の埋却地確保などに苦労した。埋却地の選定や動員人数などの体制をあらためて検討したい」と話していた。

 農水省は演習の中で見つかった都道府県ごとの課題を自治体と検証し、10月中に公表する予定。

国の口蹄疫対応を非科学的と批判 山内・東大名誉教授が長崎で講演
長崎新聞 2010/09/24

 口蹄(こうてい)疫に詳しい東京大の山内一也名誉教授(ウイルス学)が22日夜、長崎市興善町の市立図書館多目的ホールで講演し、家畜被害が広がった宮崎での国の対応について「非科学的だった」と批判した。

 山内名誉教授は口蹄疫の歴史や特徴、病変、波及経路などを説明。「2001年に英国で発生した口蹄疫を契機に、ワクチン接種した場合の抗体と、自然感染した際の抗体を識別できるマーカーワクチンも実用化された。これを使えば感染の有無が分かり、感染した動物だけ殺処分しても6カ月で(輸出が可能になる)清浄国に戻る。国はなぜこの選択をしなかったのか」と指摘した。

 こうした対応の背景について「畜産振興より清浄国復帰が優先された感じがしてならない」と批判。「口蹄疫は人間が作り出した疫病だ。動物はウイルスで死ぬのではなく、貿易の優位性(清浄国)を保つため殺処分されている。疑いのある動物まで殺処分するのではなく、発生が分かった時点で最初にワクチン接種し感染の広がりを抑えるべきだ」と述べた。

 講演会は長崎大熱帯医学研究所が企画。市民ら約80人が熱心に耳を傾けた。

口蹄疫・マスコミ報道ほか 9/22(水)~9/23(木)

農水省、口蹄疫全頭陰性を確認 牛肉輸出で清浄国申請へ

 宮崎県での口蹄疫問題で、農林水産省は22日、事実上停止している牛肉輸出の再開に向け実施してきた、家畜にウイルスが潜伏していないかを調べる清浄性の確認検査で、全頭が陰性だったと発表した。

 日本は4月、宮崎県での口蹄疫発生で動物の病気を扱う専門機関、国際獣疫事務局(OIE)から「汚染国」と認定。一時、牛肉の輸出が全面ストップした。陰性確認を受け政府は10月上旬、OIEに清浄国への復帰を申請し、問題がなければ来年2月ごろ清浄国に復帰する見込み。

 検査は今月6日から県内の牛飼育農家150戸の2124頭を対象に実施。口蹄疫の症状が出ていないか目視で確認したほか、血液内に抗体がないかなどを調べた結果、全頭の陰性が確認された。

 日本の牛肉輸出は現在、香港やマカオ向けは双方との協議を経て再開にこぎ着けている。

2010/09/22 20:51   【共同通信】

※9/23は殆ど宮日のみ

「被災地」本県に期待 対策づくりへ経験共有を
(宮日 2010年9月23日付)

 口蹄疫対策について宮崎日日新聞社が実施したアンケート調査を通じ、多くの都道府県が本県に対し、実体験を反映したマニュアルの作成や感染経路の解明など「被災地」として果たすべき役割に期待を寄せた。

 また、厳しい経験から得た知識の共有化を求める声が聞かれ、早期終息に成功したえびの市に学ぼうという姿勢も見られた。

 感染拡大時、各都道府県は本県に応援のための家畜防疫員(獣医師)を派遣。静岡県や京都府など多くが防疫員らの報告をマニュアル改定などに役立てている。ただ、高知県担当者は「発生を経験していない以上、机上の想定ではマニュアルに反映できないことも数多いはず。宮崎県と国には実例や根拠に基づいて、しっかりとしたマニュアルを作り上げてほしい」と語る。

 佐賀県の担当者も「国や県の検証で防疫の問題点が明らかになるはず。それを参考にさらに指針の見直しなどに役立てたい。発生県として各県に経験をフィードバックしてほしい」と要望する。

 本県産の子牛は松阪牛(三重県)や飛騨牛(岐阜県)などブランド牛の素牛として人気が高い。三重県農水商工部の小畑晴美家畜防疫衛生特命監は「宮崎の生産が止まると影響が大きい」と話し、生産現場における早期発見、対応の仕組みづくりを求める。

 鹿児島県は、国の疫学調査チームが海外からのウイルス侵入経路について「現時点での特定は困難」としていることに言及。同県畜産課は「経路の解明は今後の畜産に最も重要。宮崎県の検証委員会には別の視点で取り組んでほしい」と期待を込める。

 茨城県では、えびの市職員を学習会に招き、消毒ポイントの設置や埋却地の確保について話を聞く予定。同県畜産課の大内義尚技術総括補佐は「今回の口蹄疫では、市町村の果たす役割が大きかった。家畜伝染病予防法では市町村の役割が明らかにされていないので、生の情報や経験を語ってもらいたい」と話す。

 他県などからの期待を受け県畜産課の岩崎充祐家畜防疫対策監は「症状の出方など、マニュアルが通じない部分も多かった。県の検証委員会での議論も踏まえて、この苦しい体験で得た教訓や知見を応援頂いた全国の自治体に還元したい」と語る。

段階応じ防疫措置も 口蹄疫全国アンケート
(2010年9月23日付)

 本県での口蹄疫発生を受け、宮崎日日新聞社が46都道府県を対象に実施したアンケート調査で、マニュアルや防疫態勢の見直しなど口蹄疫に対する備えが全国で急速に進んでいる状況が浮き彫りとなった。

 本県の教訓を基に、発生段階に応じた防疫措置や隣県との連携、種雄牛の分散管理など、きめ細かな対策や工夫が見られる。

 青森県は、新型インフルエンザのマニュアルなどを参考に発生を「海外発生期」「国内発生期」「東北・北海道発生期」「県内発生期」「感染拡大期」の5段階(フェーズ1〜5)に区分。本県に派遣した家畜防疫員(獣医師)の意見を参考に、飼育規模に応じた殺処分や埋却の動員数、標準的な埋却地の面積などもマニュアルに明記した。

 同県担当者は「図解なども入れ職員や関係者が共通の認識を持てるよう工夫した」と説明。同様のマニュアルや指針での感染段階の区分は佐賀県なども行っている。

 口蹄疫に特化した防疫マニュアルがなかった大分県は、6月上旬にガイドラインを策定。今月上旬に行った大規模な防疫演習を基に、現場での指揮命令系統などの見直しを予定する。

 殺処分後の家畜の埋却についても対策が進んでおり、公有地の確保や農家、市町村への助言などが目立つ。一方、平地の大部分が住宅地で、丘陵地や山間部は首都圏の水源地となっている神奈川県は、埋却地の選定と並行して、一般ごみや産業廃棄物の焼却施設を家畜の処理に利用できないか検討している。

 農場の所在地情報のデータベース化に加え、県境付近での発生に備える取り組みも。島根県など中国5県は、農場の位置情報データベースの共有化を計画。同県食料安全推進課は「隣県での発生でも即座に移動・搬出制限区域に入る農家戸数や頭数が把握でき、初動に役立つ」と強調する。高知県は、国道や県道などの主要幹線道路で消毒ポイント候補地の電子地図化を進めている

 種畜の管理見直しでは、本県同様、種雄牛を一元管理する兵庫県が管理施設を2カ所に分散した。青森県では、管理施設に車両消毒用ゲートを新たに設けるなど、半数近い都道府県で防疫態勢を強化する動きが見られた。

 佐賀県は6月下旬に策定した行動指針の中で、発生段階に応じたイベント開催の在り方、公共施設などにおける消毒マットの設置時期など一般県民にかかわる防疫措置にも触れている。同県担当者は「本県も畜産県。ウイルスの侵入防止と封じ込めには一般県民の理解も重要だ」と話している。

畜産経営11月再開 JA児湯、繰り上げ方針撤回
(2010年9月23日付)

 畜産経営再開を10月10日とする方針を固めていたJA児湯(金田清夫組合長)は、方針を撤回し、県が示していた計画通り再開時期を11月1日とすることを決めた。22日、農家に通知文を郵送した。

 同JAは高鍋、木城、新富町を管轄。13日の肉用牛部会3支部合同全体会で、生産者からの要望を受けて再開時期を10月10日に繰り上げる方針を決定。しかし県は川南、都農町を含めた家畜ゼロの東児湯5町を特定疾病のないモデル地域とすることを目指しており、当初の計画に沿って再開するよう求めていた。

 このため同JAは17日、養豚や酪農を含む各部会長らを集め、繰り上げ方針を撤回する考えを示し理解を求めた。この結果、ほかの部会に加え、再開時期を早めるよう求めていた肉用牛部会からもほぼ了解が得られたという。

 同JA畜産部の日高正則部長は方針撤回について「県との間で認識のずれがあった。今後は十分連携を取っていきたい」と説明している。

 ただ、早期再開を望む農家には不満もくすぶる。新富町の30代繁殖農家男性は、30日に同町の児湯地域家畜市場で競り市が再開され、西都市の農家は経営を同日再開することに言及。「市場の周辺(新富町と西都市の境界付近)は感染が集中した場所。そこに牛を集めるのに、(ワクチン接種農家である)自分たちの畜舎に牛を入れられないのは不公平だ」と訴えている。

【Q&A】清浄性確認し飼育再開
(宮日 2010年9月23日付)

  県内各地で牛や豚の競り市が再開され、4カ月以上にわたり県内に暗い影を落とした口蹄疫から、復興の兆しがようやく見え始めたね。被害を受けた畜産農家はこれから、どういう手順で経営を再開していくの。

  農家の中には「畜舎にウイルスが残っていて、また出たらどうしよう」と不安を抱えている人も多い。そのため、県は発生農場に、試験的に飼育する「観察牛」を入れて安全性を調べている。

 事前の抗体検査で感染していないことを確認した観察牛は、畜舎で2週間飼育した後、再び抗体検査を受ける。その後、1週間は目視で経過観察するんだ。一連の検査で、観察牛が感染せず、清浄性が証明されれば、経営再開の後押しになるよね。

  観察牛を飼育した後に本格的な経営再開になるんだね。児湯地域では家畜がゼロになったけど、再開後どのぐらいの期間で家畜を出荷できるようになるの。

  例えば肉用の子牛をつくる繁殖農家の場合は、まず競り市で母牛を購入する。その牛に種付けし、子牛が生まれてくるのは10カ月後。その後、子牛を9〜10カ月飼育して、競り市に出荷するんだ。収入を得るまで2年近くかかることになる。

 ほかにも競り市で購入した子牛を育てる肥育農家は出荷まで約1年半、牛乳をつくる酪農家は約2カ月、養豚農家は約1年もかかるんだ。

  出荷までとても手間が掛かるんだね。二度と同じような被害を出さないように、国や県は今回の教訓をどう生かすのかな。

  国と県はそれぞれ、今回の防疫面での反省点などを検証し、今後の防疫の改善につなげていく口蹄疫対策検証委員会を設置したんだ。関係者への聞き取り調査などを行って、10月中に報告書をまとめる予定だよ。

  経済的な影響は、畜産農家だけではなく、飲食、観光業などにもあったよね。国や県は支援策を考えているのかな。

  県は、被害を受けた県内の畜産、観光、商工業の復興資金として300億円規模の新たな基金の創設を目指している。埋却地の環境対策や県の公共事業の資金として利用する予定なんだ。国は殺処分した家畜への補償に対して、課税を免除することも検討しているよ。

  経済的な影響は県内だけだったの。

  国際防疫の場面でも影響は出ている。世界の動物衛生の向上を目的とする政府間機関「国際獣疫事務局」(OIE)の基準では、口蹄疫が発生した日本は「汚染国」となり、防疫の観点から牛、豚肉の輸出は一部を除いて停止しているんだ。

 清浄国に復帰するためには、ウイルスが国内に残っていないことを証明することが必要。そのため、県は9月から、県内全域でウイルスが残っていないか調べる清浄性確認を始めた。異常がなければ10月上旬にも、OIEに清浄国復帰の申請をして、早ければ来年2月にも復帰できる予定になっている。清浄国に復帰できなければ、汚染国からの安い畜産物輸入を拒否できないので、日本の畜産業界は、大きな打撃を受ける可能性があるんだ。

2010/09/21

口蹄疫・マスコミ報道他 9/18(日)~9/21(火)

口蹄疫:宮崎派遣の獣医師、報告会で教訓語る /福井

 宮崎県で流行した家畜伝染病・口蹄疫(こうていえき)について、現地に派遣された福井県の獣医師による報告会が17日、福井市の県職員会館で開かれた。県獣医師会畜産部会が主催し、獣医師のほかJA関係者や警察官など約50人が参加した。

 家畜防疫員の派遣要請を受けて、県はのべ8人の獣医師を4月27日~7月1日、宮崎県へ派遣した。現地で家畜の殺処分やワクチン接種、疫学調査などにあたった。

 同県川南町で活動した葛城粛仁・家畜保健衛生所主任は「注射針、注射器などの資材が不足し、何度も使い回さなくてはならなかった。使いすぎて針が刺さりにくくなり、非効率的だった」など当時の混乱ぶりを生々しく語った

 また吉田靖・同衛生所主任は「消毒、ワクチン接種の同意など、防疫には多くの人員が必要。市町、関係機関の連携が必要だ」と指摘した。【幸長由子】
毎日新聞 2010年9月18日 地方版


口蹄疫・農家調査 畜産、8割が再開希望 再発に不安も
2010年9月19日  asahi.com

 県は、口蹄疫(こうていえき)の発生農家やワクチン接種農家など1298経営体(都城、えびの両市を除く)を対象にした経営再開調査の中間結果を明らかにした。10日現在、857戸から回答があり、約8割の691戸が畜産経営を再開したいと希望。他に「畜産以外の農業を始めたい」とする農家が64戸(7.5%)、「農業をやめたい」も28戸(3.3%)あったという。

 再開意向の691戸のうち「すぐに再開したい」意向を持つのは約2割の143戸で、「様子を見ながら再開したい」とする526戸のうち「半年以上経過してから」と考える農家は約22%だった。

 農家には再開に不安もある。複数回答で、最も多かったのが「口蹄疫の再発」(58.5%)。「素畜(肥育開始前の牛や豚)の確保」(45.9%)、「運転資金や家計費」(32.3%)にも懸念が募っている。

 調査は6月末から県や市町、農協などが聞き取りしており、9月末まで行う予定。県は農家ごとの経営再開支援などに活用する方針。


日本産粉ミルク、中国輸入解禁…口蹄疫による輸入停止から5カ月
2010/09/21(火) 11:46 サーチナニュース

  日本国内で発生した口蹄疫(こうていえき)の影響で、4月より中国国内への輸入が禁止されていた日本産粉ミルクについて、事実上輸入の解禁を認めるとみられる通知が国家品質監督検査総局から発表された。中国網が伝えた。

  記事では、国家品質監督検査総局と農業部が連名で『口蹄疫国家からの関連製品輸入の許可に関する公告』を発表し、そこに「口蹄疫が発生している国家・地域からの、健康な動物に加工処理を施して口蹄疫ウイルスが持ち込まれる可能性のない乳製品について輸入を許可する」と明記されていることを紹介した。

  昨今、事件が相次いだ中国国内製ミルクに対する品質の不安から、外国製粉ミルク、特に品質の高さから日本製粉ミルクへの人気が高まっていた。しかし、宮崎県で口蹄疫が確認された直後の4月に、中国政府は日本からの粉ミルク、牛乳、牛肉など関連商品の輸入を禁止。国内市場では日本製の在庫品が高騰する一方、ネットショッピングを通じて密輸入した製品を買い求める消費者も現れた。

  また、南方日報は今回の公告について、広東省の検査検疫当局が「日本からの粉ミルクおよび乳製品の輸入解禁を意味している。しかし、輸入にあたっては原産国の機関による関連証書によって品質の安全性が証明されなければならない」とコメントしたことを伝えた。(編集担当:柳川俊之)


「高すぎて手出ない」 県内子牛競り一巡

(宮日 2010年9月21日付)

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 口蹄疫の影響で延期となっていた県内の子牛競り市は、感染が集中した児湯地域を除く6市場で再開後の第1回を終えた。当初は大幅な価格下落も予想されたが、殺処分で母牛を失った児湯・西都地域の生産者の競り参加や、自治体の買い支え策などもあり、各市場とも高値での取引となった。ただ、普段は市場の4割以上を占める県外購買者が模様眺めもあり、軒並み3割程度に。「高すぎて手が出ない」との声も上がっており、市場関係者は県外購買者離れや2巡目以降の反動を心配する

 「30万円台前半も覚悟していたので、いい再スタートになった」。小林地域家畜市場で50万円の高値で子牛を売却した60代の女性農家は声を弾ませた。

 各市場で目立ったのが雌子牛の高値。母牛を殺処分した児湯・西都地域の繁殖農家の積極的な買い付けや、農家が雌牛を出荷せずに手元に残す「自家保留」で出場頭数が少なかったこともあり、雌の平均価格は6市場すべてで前回を上回った。

 特に、殺処分されたエース級種雄牛「忠富士」を父に持つ子牛に人気が集中。忠富士の出身地域のJA宮崎中央家畜市場(宮崎市)には忠富士の子が多く出場したことで、雌子牛の平均価格は前回より9万6千円高。都城地域家畜市場(都城市)では、ここ1?2年で最高値に近い1頭169万円の高値も飛び出した。

 ただ、普段4割を超える県外購買者が軒並み3割程度にとどまり、今後の不安材料になっている。鹿児島県の場合、7月下旬に競り市を再開し、1巡目は高値を付けた。しかし2巡目からは下落する市場もあり、中止期間中に遠のいた県外からの客足が戻っていないことも一因という。

 県内トップを切って8月末に再開したJA高千穂地区によると、県内市場の子牛価格の高騰が続くことを懸念する県外購買者から「高すぎて手が出ない。しばらく様子を見たい」との連絡が相次いでいる

 市場関係者は「多額の購入助成もあり、『暴れ買い』状態になっている。(高騰して)県外購買者に敬遠されないよう、バランスを取らないと先々のことが不安だ」と話す。

▼観察牛関連記事

第1陣の観察牛、全ての検査で異常なし  (09/21 19:08) MRT

畜産農家の経営再開に向けて、先月末から、3週間に渡って試験的に飼育された観察牛は、全ての検査の結果、異常がなかったことが21日確認されました。

観察牛は、経営再開に向けて、口蹄疫が発生した農場の安全性を確認するため、試験的に飼育されるもので、先月31日、第1陣として、児湯郡内の県有施設や農家、あわせて9か所に28頭が導入されました。

観察牛は、ウイルスに感染していないかどうかを調べるため、これまでに、2回の目視検査と1回の抗体検査が行われ、いずれも異常はありませんでした

そして、導入から3週間が経った21日、飼育されていたそれぞれの農場から、観察牛が集められ、最後の目視検査が行われました。

その結果、第1陣として導入された全ての観察牛に、異常は見つからなかったほか、先週、血液を採取した2回目の抗体検査も異常がなかったことが21日、発表されました。

(観察牛を飼育した西都市の農家)「これで児湯地域の口蹄疫に対する不安が解消されていると安心している。」

21日の結果により、第1陣の観察牛は、全ての検査で異常がなく、安全性が確認されたことになります。
児湯5町では、11月にも経営を再開する方向で、検討しています。


観察牛は陰性 飼育再開へ

口てい疫の発生が相次いだ宮崎県東部で、県が最も早く試験的に導入した牛を対象に血液を検査した結果、ウイルスに感染した痕跡はないことがわかり、早いところでは今月30日から畜産が再開される見通しとなりました。

宮崎県は、畜産の再開に向けて、農場の安全性を確かめるために口てい疫が発生した農家や県の施設などで、観察牛と呼ばれる試験的な牛の飼育を進めています。

このうち、発生が相次いだ県東部で最も早く先月31日から飼育が始まった西都市など9か所のあわせて28頭について、宮崎県は今月14日に血液を採取してウイルスに感染した痕跡がないか検査していました。

その結果、すべての牛が陰性で、異常がないことがわかりました。この結果を受けて、県東部の発生地域のうち、西都市では今月30日から、畜産が再開される見通しとなりました。

一方、感染が最も集中した川南町などではさらに多くの農家で試験飼育をした上で、問題がなければ、11月をメドに畜産が再開されることになっています。
09月21日 19時25分 NHKローカル


口蹄疫観察牛 第1弾は陰性 宮崎県 経営再開に前進
2010年9月21日 20:55

 家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」問題で、宮崎県は21日、ウイルスの残存を調べるために県内の農場などで飼育している観察牛のうち、最初に導入した9農場の28頭について、3週間の飼育を経て全頭陰性だった、と発表した。県が目指す11月の本格的な飼育再開に向けて、安全確認が一歩前進した。

 28頭は、県畜産試験場川南支場(川南町)や県立農業大学校(高鍋町)などの県施設や、日向、西都両市の発生農家に8月末から導入。目視検査と抗体検査で感染の有無を調べた。県によると、動物衛生研究所(東京)での抗体検査の結果はすべて陰性で、目視でも異常がなかったという。

 県は、今回の9農場のほかの約170農場にも観察牛を導入する方針。既に106農場で飼育している。

=2010/09/21 西日本新聞=

▼県口蹄疫対策検証委員会関係記事

県検証委が現地聞き取り開始

口てい疫の問題への対応を検証するため、宮崎県が設置した委員会が21日開かれ、口てい疫が発生した自治体の職員や農家などを対象に初めての聞き取り調査を行っています。
口てい疫の対応を検証する県の委員会は21日高鍋町で開かれ、大学の教授や自治体の代表などの委員が出席しました。

まず、座長を務める宮崎大学の原田隆典教授が「同じような被害を2度と起こさないためにも反省点を整理したい」と述べました。

このあと委員会は、初めての聞き取り調査を始めていて午前中は、日向市や西都市など7つの市と町の職員から口てい疫の対応の課題点などを非公開で聞きました。

口てい疫の対応を巡っては今月15日に農林水産省が設置した検証委員会が県から国への連絡が非常に遅かったケースが目立ったなど県の対応に問題があったとする中間報告をまとめています。

県の委員会は農林水産省の委員会とは別に県が独自に設けたもので、午後は口てい疫が発生した地域にある4つの農協の職員のほか、農家や獣医師から話を聞くことにしています。

09月21日 12時04分 NHKローカル


県口蹄疫対策検証委員会が現地調査
2010年09月21日  UMK

県が独自に設置した口蹄疫対策検証委員会は、防疫対策や各機関の連携などを検証するため、関係自治体やJAなどからヒアリングを行いました。

検証委員会は、県立農業大学校で開かれ、口蹄疫が発生した関係自治体やJA、畜産農家などへのヒアリングが行われました。

委員会の現地調査は、今回が初めてで、口蹄疫の防疫対策や、県や市町村など各関係機関の当時の連携体制などを重点的に検証するために実施され、自治体からは、統一した口蹄疫対策マニュアルの整備を求める声が上がりました

検証委員会では、感染源や感染経路の究明も含め今後も、農家などへの現地調査を実施し、来月下旬までに調査報告を取りまとめます。


県の口蹄疫検証委が初の現地調査  
(09/21 19:10) MRT

口蹄疫問題への対応などを独自に検証する県の検証委員会が、21日、初めて現地で聞き取り調査を行いました。
高鍋町の県立農業大学校で行われた21日の現地調査。
まず、県の口蹄疫対策検証委員会の座長を務める宮崎大学の原田隆典教授があいさつしました。

(宮崎大学・原田隆典教授)「2度と発生させない、今後の対策に生かすということでありますから、忌たんのない意見交換ができればと思う。」

この後、委員会のメンバーは、まず、日向市と西都市、それに児湯地域5町の担当者などから、口蹄疫の対応の問題点などについて話を聞きました。

このほか、21日は、発生農家や獣医師からも聞き取り調査が行われました。
県の検証委員会では、来月下旬に報告書をまとめ、国にも報告することにしています。


県検証委が現地聞き取り

宮崎県の口てい疫の問題で、当時の対応を検証するために県が設置した委員会は21日、発生地域の自治体の職員や獣医師などを対象に初めての聞き取り調査を行い、感染防止対策で県と市や町の連携が不十分だったなど課題を指摘する意見が相次ぎました。

宮崎県は口てい疫の対応を検証するため、農林水産省とは別に自治体の代表や大学の専門家などをメンバーにした独自の委員会を設けています。

21日は、委員が宮崎県東部の高鍋町を訪れ、口てい疫が発生した地域の自治体の職員や獣医師を対象に当時の対応などについて初めての聞き取り調査をしました。

調査は非公開で行われ、職員や獣医師からは、

▼消毒などの感染防止対策にあたって県と市や町、JAなど関係機関の連携が十分ではなかった、

▼家畜を処分する際に民間の獣医師を積極的に活用すべきだった

など課題を指摘する意見が相次いで出されたということです。

県の検証委員会では今後、口てい疫が発生した農家などを対象に聞き取り調査を行い、来月下旬に報告書をまとめたいとしています。
09月21日 19時25分  NHKローカル

2010/09/18

スタミナ源 焼肉のたれ 辛味家

「やまけんの出張食い倒れ日記」でも紹介された上北農産の焼肉のたれ

もうね、気になって気になって、しょうがなかったんですshine

やまけんさん曰く

【これまでのマイベストなタレは、宮崎県日南市の「とむらのたれ」だ。このタレ、素材がどんな肉であってもとむら味に染めてしまうという超・ストロングなタレ】

【しかし、最近非常にはまりつつあるタレが出現した。
それは、、、青森県~岩手県でかなり絶大に支持されている「上北農産(かみきたのうさん)」のタレである。】

「とむらのたれ」については、以前この「べぶろぐ」でも書きました。
(http://koji.air-ifty.com/cozyroom/2009/07/post-e45d.html)

宮崎では、普通のスーパーのみならずコンビニでも売っているポピュラーなタレなのです。

この「戸村のたれ」は、宮崎の家庭での焼肉には欠かせない存在なのです。

このタレを、やまけんさんが気に入ってくれたのは県民として非常に嬉しい!
けれど、この「戸村のたれ」を脅かすタレが存在したとは!!!

気になるでしょ?

ええ、気になりますとも。

わざわざ1本をネットで注文するのも、何だかなぁ・・・・・
って思っていたのですが、見つけてしまいましたhappy01

Tare

面白い物が盛りだくさんの宮崎市内のスーパー「フーデリー霧島店」で買いました。

とりあえず、シリーズの中から「辛味家」を選んでみました。

やまけんさんじゃないけれど、はまります

サッパリだけど、濃厚。
濃厚だけど、さっぱり。

脂の多いカルビでも、何故か、「後引く美味しさ」なのです。

焼肉を食べる時には殆ど、「ポン酢」を使っている我家ですが、この「辛味家」は定番になりそうです。

焼いたお肉に付けて食べるだけでなく「もみダレ」にしても いけそうです。

上北農産Yahoo!ショップ
http://store.shopping.yahoo.co.jp/kamikitanousan/index.html

Photo_2

野菜炒めに使っても美味しいよって書いてあったので、色々試してみました。
以下、個人的な評価

小松菜×タマネギ×豚バラ・・・・・○
モヤシ×豚バラ・・・・・△
ナスビ×タマネギ×ピーマン・・・・◎
ナスビのみ・・・・◎

今のところ、試してみたのはこれぐらいなのですが、鶏の照り焼きに使っても美味しそう。
今度、試してみます。

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昨日・今日とシャチョーは神戸に出張です。口蹄疫の関係で、約半年振りの神戸。
枝肉のセリ市で肉質をチェックする他、大阪・神戸の肉屋さんにも行く予定。

久しぶりの出張で舞い上がっていたのか・・・・・
着替えのパンツと靴下を忘れて行きやがった   il||li _| ̄|○ il||li

2010/09/17

口蹄疫・マスコミ報道他 9/16(木)~9/17(金)

35戸が経営再開 宮崎市のワクチン接種農家 (宮日 2010年9月16日付)

 宮崎市佐土原町で口蹄疫ワクチン接種後に家畜を殺処分された和牛繁殖農家35戸が15日、子牛72頭を導入して飼育を再開した。発生地域、ワクチン接種地域における経営再開は日向市の一部農家に次ぐ早さで、経営再開の意思を示しているほかの農家でも随時導入される。

 子牛は12、13日に開かれたJA宮崎中央家畜市場(宮崎市)の子牛競り市で購入し、JA関連施設に預けられていた。発生地域の清浄性を確認するため西都、日向市、新富町の発生農家などに導入された観察牛の飼育が14日で2週間を経過したことから、子牛の引き渡しを始めた。

 同市では、佐土原町で牛100戸2553頭、豚1戸918頭がワクチン接種、殺処分されたほか、疑似患畜が確認された牛2戸54頭、豚1戸1339頭が殺処分された。

 被害を受けた農家の9割以上が再開の意思を示しており、市農林水産課は「経営再建が始まり非常にうれしい。これから残りの農家の再開も本格化する中で、市としても支援に一層力を入れていきたい」と話している。

宮崎市のワクチン接種農家が経営再開
9月15日(水)19:10  NHKローカル

ワクチン接種で牛が殺処分された宮崎市の畜産農家も、15日から、牛の飼育を再開させました。
口蹄疫の発生とワクチン接種で、4500頭余りの牛と豚が殺処分された宮崎市。
15日は、ワクチン接種農家20戸が、セリで購入した子牛、34頭を引き取りにきました。

このうち、宮崎市佐土原町で牛80頭を飼育していた立山尚美さんは、今回のセリで3頭の子牛を購入。
久しぶりに牛を見て、笑顔がこぼれます。
牛の殺処分から約3か月・・・何もいなかった牛舎に牛の鳴き声が響きます。

(畜産農家・立山尚美さん)「牛舎に牛の声がしないのはとても寂しかったのでとてもうれしい。殺処分された子(牛)たちの思いというか、その分この子(牛)たちに愛情を注いで一生懸命やっていきたい」

徐々に頭数を増やしていきたいと話す立山さん。
経営再開へ向け、新たなスタートを切りました。


口蹄疫の非常事態宣言レベル分け 県が検討へ
(宮日 2010年9月16日付)

 9月定例県議会は15日、一般質問最終日を行い、4議員が登壇した。口蹄疫に伴う県の非常事態宣言の在り方について、山下健次県民政策部長は「県内経済、県民生活に多大な影響が出た。『現段階ではこの範囲で、このレベルの協力をお願いします』という形が適当ではないか」とし、非常事態宣言のレベルを数段階に分ける必要性を認めた。

 外山衛議員(自民、日南市・南那珂郡区)が「夏の甲子園県予選が無観客試合となる一方、大型商業施設は消毒場所を設けたとはいえ買い物客でにぎわった。地域ごとに警戒レベルを設ける必要がある」と質問。山下部長は「過去に経験のない状況で、どの程度の規制をどういう範囲でお願いするか苦慮した。県口蹄疫対策検証委員会も宣言の在り方を検討しているが、あらかじめ宣言のレベルを数段階に分ける形が適当ではないかと考えている。今後、マニュアル作りの中で具体的に検討したい」と述べた。(以下略)


被害農家92戸再開断念 県調査
(宮日 2010年9月17日付)

 都城、えびの市以外の口蹄疫多発地域の発生農家とワクチン接種農家を対象にした県の調査で、1割に当たる92戸が畜産をやめる意向であることが16日、分かった。

 同日の県議会環境農林水産常任委員会で報告された。県は「(再開断念は)高齢者や小規模農家が多く、口蹄疫がきっかけになったのでは」と分析。調査は継続中で、今後さらに増える可能性がある。

 県によると、調査対象1298戸のうち857戸から回答を得た(10日現在)。このうち「畜産以外の農業を始めたい」と答えたのは64戸、「農業をやめたい」と答えたのは28戸だった。「分からない、無回答」も約1割あった。

 経営再開の意向を示したのは約8割の691戸。ただ、再開時期については「すぐ」20・7%に対し「様子を見ながら」が76・1%と、再開にためらいを感じている事情が浮き彫りになった。

 再開への不安(複数回答)で最も多かったのは「口蹄疫の再発」で58・5%。国の疫学調査チームは「現時点でウイルスの侵入経路は特定困難」とする中間報告を出しているものの、農家の不安一掃には解明や絞り込みが欠かせないことを裏付けている。

 さらに「素畜(もとちく=肥育前の牛や豚)の確保」45・9%、「運転資金、家計費の確保」32・3%、「販売金額の見通し」28・1%と続く。

 県は今月末に聞き取りを終える予定。県営農支援課は調査結果について「支援対象農家を畜種や規模、地区別に整理し、各種施策を効果的に展開するのに活用したい」としている。


児湯3町にも観察牛導入

畜産の再開に向けて、口てい疫の感染が広がった高鍋町など児湯郡の3つの町の農家でも、17日から試験的な牛の飼育が始まりました。

試験的な牛の飼育は、安全性を確かめるために、感染が広がった地域にある県の施設や発生農家の一部で、行われていて、今月13日からは感染が最も集中した川南町の農家にも導入されています。

17日からは同じ児湯郡の高鍋町、新富町、木城町の農家で飼育が始まりました。
高鍋町にある県乳用牛肥育事業農協の施設には県が用意した子牛、27頭が運び込まれ、検査のために、牛の血液を採取したあと、導入する11軒の農家に引き渡されました。

このうち22頭の乳牛を処分した新富町の酪農家、野口正美さんの牛舎には3頭が運び込まれました。牛は今後、3週間、飼育され、獣医師が定期的に健康状態を確認したり、血液検査をしたりして、異常がないか、確かめることにしています。

試験的な牛の飼育は今後、都城市や都農町などでも導入が予定されています。
野口さんは「ウイルスが目に見えないだけに、不安はあるが、再開に向けた見通しがたち、うれしい」と話していました。
09月17日 12時21分 NHKローカル

養豚農家も「観察牛」導入
9月17日(金)19:08 MRT

経営の再開に向けて、口蹄疫の発生農場で試験的に飼育される観察牛が、17日、児湯郡3町の農家に導入されました。

このうち、木城町では、養豚農家が、試験的な飼育をスタートさせました。

観察牛は、経営再開に向けて口蹄疫が発生した農場の安全性を確認するため試験的に飼育されるもので、先月31日から児湯郡内の県有施設や農家に導入されています。

17日は、高鍋町と木城町の一般農家でも観察牛の導入が始まり、17日朝、高鍋町にホルスタインの子牛27頭が到着。
検査のための採血が行われたあと、11戸の農家に引き渡されました。

このうち、口蹄疫の発生により、豚269頭を殺処分された木城町の池田芳博さんの農場には牛2頭が到着。
池田さんは、牛を飼育するため、豚舎の柵を高くするなど受け入れ作業に追われていました。

(池田芳博さん)「(観察牛導入は)大事なけじめ、口蹄疫の、かわいがればかわいがるほどなついてくれるから、まじめにやっていくだけ。」

観察牛は、17日までに、都農町を除く児湯4町と西都市、それに日向市のあわせて80農場に159頭が導入されています。

今月22日には都農町でも導入が予定されていて、検査で異常がなければ、児湯5町では11月にも経営を再開する方向で検討しています。


【県内】新生養豚プロジェクト協議会 種豚メーカ説
2010年09月17日 UMK

経営再開にむけ始動です。

口蹄疫からの復興にむけ、安全な豚の産地を目指す、養豚再生プロジェクト協議会は、種豚会社を招き説明会を開きました。
説明会は、疾病のない安全な豚の産地として再生を目指す「新生養豚プロジェクト協議会」が開きました。
説明会には、口蹄疫で全ての家畜を失った児湯地区の養豚農家などが出席、全国の主な種豚会社8社が、今後の経営再開に欠かせない母豚などを紹介しました。
協議会では、今月末、養豚農家などを対象に疾病のない地域について考えるセミナーを開く予定です。

2010/09/16

口蹄疫・第7回口蹄疫対策検証委員会関係記事(宮日)

9/16(木)の宮崎日日新聞の口蹄疫関連記事は、殆どが口蹄疫対策検証委員会の中間報告についてだった。

今までの宮崎日日新聞の検証記事などを見ると、宮崎県の対応にかなり厳しい論調だったのだが、今回の中間報告の中身については、国への指摘が少ない事にも言及。
これまでの議論の整理」(http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/soumu/pdf/100915-01.pdf)の内容をほぼ紙面1面を割いて書き記しているなど、かなり力の入った記事になっている。
(※記事内のアンダーラインやフォントの強調などは、すべて山崎)

「県の予防、初動不十分」 農水省検証委中間報告

(宮日 2010年9月16日付)

 本県口蹄疫への国や県の対応、防疫が適切だったかなどを第三者が検証する農林水産省の「口蹄疫対策検証委員会」(座長・山根義久日本獣医師会会長)の第7回会合は15日、同省で開き、中間報告をまとめた。報告は、県が自らの役割を十分認識していなかったために予防や初動などで不十分な対応が多かったと指摘。国に関しても県や市町との連携不足などを問題点に挙げ、感染拡大時の対応などの防疫方針は国、具体的措置は都道府県を中心に行う役割分担の明確化を提言している。

 報告は今回の口蹄疫における問題点と、必要な改善点を整理。発生時の国と県などの連携不足を指摘した上で「特に、宮崎県に関しては日常的予防や初動対応を含め不十分なところが多かった」と県の対応の不備を強調し、「県が自らの役割を十分認識していなかったことが大きいのではないか」と原因を推察した。

 患畜について獣医師や農家から家畜保健衛生所(家保)へ、また家保から県、国への連絡が「非常に遅いケースが目立った」と感染拡大の要因として指摘。また、当初、県が民間獣医師を活用しようとしなかったことが殺処分や埋却の遅れにつながったとの見方を示した。

 さらに「牛豚等疾病小委員会の開催頻度、殺処分を前提とする緊急ワクチン接種のタイミングについて問題があったのではないか」と、同小委員会の判断の遅れも問題視県家畜改良事業団が保有する種雄牛を移動させた特例を「民間種雄牛の扱いの混乱の元になった」とし、特例を一切認めないよう求めている

 今後は国が予防、発生時の初動などの防疫方針策定・改定に責任を持ち、第1例発生後直ちに防疫の専門家を常駐させ、拡大防止のための同方針改定を判断させるよう提言。生産者にも飼育規模に応じた埋却地確保に責任を持たせ、衛生管理基準を守らない農家、指導しない都道府県には補助金減額などを視野に入れたペナルティーを、通報の遅れにも同様に罰則を科す必要性に触れている。

 最終報告は10月末をめどにまとめる。農水省は来年の通常国会での家畜伝染病予防法(家伝法)改正に報告を反映させる考えで、山根座長は「家伝法のほか防疫指針、各県のマニュアルに生かせる報告にしたい」と述べた。

農場把握努める
【東国原知事の話】
真摯に受け止め、改善すべきところは改善する。反論すれば切りがないが、(初動の備えとしての)農場の(情報)把握などには反省点があるので、市町村や農業団体任せでなく、県も把握に務めたい。

政治判断の検証必要 農水省検証委中間報告

(2010年9月16日付)

 【解説】農林水産省の口蹄疫対策検証委員会が15日まとめた中間報告は「予防や初動に不十分な対応が多かった」と県に対して手厳しい指摘が盛り込まれた。家畜伝染病予防法(家伝法)に関する事務が法定受託事務となっている以上、県の責任は免れない。一方で、農家や県が「鈍い」と不満を漏らした一連の政府対応に最終報告でどう踏み込むか、今後の焦点となりそうだ。

 今回の口蹄疫は感染拡大の速度が速く、すぐに県レベルでは手に余る事態に追い込まれた。地元は4月下旬から「予防的殺処分を」と求めたが、5月19日に政府がワクチン接種を決定するまで、防疫は従来通りの手法にとどまった。政府は現場の危機感や悲痛な声に機敏に反応できたか。この議論を置き去りにすれば、現場の叫びは再び黙殺されることになる。

 報告にあるように、口蹄疫ウイルスは多様性が特徴だ。相互にワクチンが効かない7種類の血清型があり、変異しやすい。今回は備蓄ワクチンで封じ込めたが、次回も成功するかは不明だ。今回の教訓からマニュアルや家伝法を改正し、予防や初動対策に手を尽くしても、再び何らかの政治判断が必要な局面を迎える可能性は十分ある。国家的危機管理の教訓として、一連の政治判断の妥当性を問うておかなければならない

 県も独自の有識者委員会を設置して一連の対応を検証しており、国の検証委とも情報交換する考えだ。国対県の泥仕合は無用だが、互いに補完しながら全方位的な検証にしなければ、「被災地」の期待を裏切ることになる。(口蹄疫取材班・野辺忠幸)

国への指摘少なく 農水省検証委中間報告

(2010年9月16日付)

 農林水産省の口蹄疫対策検証委員会の中間報告が15日、まとまった。日常の予防や初動段階における県の対応の不備が強調される一方、国について踏み込んだ指摘は少なく、防疫方針(指針)の改定や情報提供の充実を求める内容にとどまった。

 「県が自らの役割を十分に認識していなかったのではないか」。中間報告は、県の口蹄疫に対する認識の甘さを強い表現で指摘した上で、国が示す方針に従い「予防」と「初動」に都道府県が徹底的に取り組むことが重要だとした。

 県の対応の甘さとして、農場の所在地や畜種、頭数などの正確な情報を普段から把握していなかったことや消毒薬など資材の備蓄が不十分だったことを列挙実際、感染が急増した5月の大型連休以降、殺処分や埋却の現場で一時的に資材の不足が生じた。県口蹄疫対策検証委員会の原田隆典座長(宮崎大工学部教授)は「国の検証委とも立場を超えて情報交換し、県のマニュアル作りに役立てたい」と語る。

 ただ、一方の国も5年ごとに再検討を加えるとしていた口蹄疫の防疫指針(2004年策定)について、「国内で発生がなかった」ことを理由に見直しを行わなかった。報告書にはそうした指摘はなく、国が予防や初動、感染拡大時の対応まで想定した防疫方針や実践的なマニュアルを責任を持って策定・改定し、感染が拡大した場合に備え、発生後直ちに防疫の専門家を現地に常駐させることなどを求める。

 その上で、都道府県は今後も市町村や獣医師会、農業団体とともに防疫措置の主体となるべきだとしている。予防や初動の在り方の中で、飼養衛生管理基準の不順守と、異常家畜の報告遅れに対し、農家と都道府県にペナルティーを科すことも検討すべきだと提言。しかし、国が対応を誤った場合の責任追及には触れていない

 県畜産課の岩崎充祐家畜防疫対策監は「県の責任が前面に出ている。言いたいこともあるが、まずは報告書全体を精査したい」と述べるにとどめた。

農家の知識向上必要 農水省検証委中間報告

(2010年9月16日付)

 農林水産省の口蹄疫対策検証委員会が15日にまとめた中間報告書は畜産業の今後の在り方を指し示す内容にもなっており、民間にも大きな役割と責務を求めている。実践できない場合はペナルティーも検討すべきとするなど踏み込んだ内容。農家などからはおおむね賛成の声が聞かれたが、「勉強会などを開催し、農家の基礎知識を向上させることが前提」など行政への対策も求める。

 国と県は、発生自治体の首長や農家からワクチン接種の同意を得るのに時間を要した。これについて報告書は、経済補償を含め、予防的殺処分を家畜伝染病予防法に明確に位置づけておくべきと指摘した。

 JA尾鈴の遠藤威宣養豚部会長は「今回、農家はみんな『自分の牛や豚がいくらなのか』という不安が大きく、ワクチン接種が遅れた。今一番取り組むべき、大事な問題だ」と賛成。「最初から経済補償がしっかりされていれば、まだ少ない被害で抑えられたかもしれない」と話した。

 また、報告書は殺処分、埋却の遅れを感染拡大の要因に挙げ、県は県の獣医師だけでなく、作業に習熟している民間獣医師の能力を十分に活用すべきと改善点を報告。牛や豚など産業動物に関する獣医療体制の強化も必要としている。

 高鍋町の開業獣医師志賀明さん(57)は「緊急事態であれば、地元の獣医師は仕事を放り出して作業に向かう。顧客を普段から回っているし、情報も持っている。今回全国から獣医師が来てくれたことはうれしいが、地元の獣医師をもっと活用すれば、初動で感染拡大を抑えられた可能性は高かったのではないか」と惜しむ。

 異常家畜の通報遅れや飼養衛生管理基準の不順守に対し、農家にペナルティーを科すことも検討すべきという提言が報告書には含まれる。

 口蹄疫に感染し、肉用牛約700頭を殺処分した新富町の農業生産法人「アグテック」の礒部辰則社長(56)は、通報の迅速化に賛成しながらも「行政などが家畜の病気に関する勉強会を開催し、農家の基礎知識を向上させることが前提」とした。

口蹄疫・マスコミ報道他 9/14(火)~9/15(水)

川南にも観察牛 「やっとここまで来た」 (宮日 2010年9月14日付)

 県は13日、口蹄疫発生農場の清浄性を確認するため試験的に飼育する「観察牛」の第2陣の導入を開始し、発生が集中した川南町の21戸に33頭が入った。家畜の鳴き声が3カ月近く絶えていた激震地・川南の一般農家に家畜が導入されたのは初めて。久しぶりに牛に触れた農家は「無事に観察を終えたい」と口をそろえ、飼育ができる喜びと復興への歩みを実感していた。

 同日入れた観察牛は愛媛、愛知県から仕入れた乳用種の雄。同町のJA尾鈴中央検査場に集められ、抗体検査用の採血を行った後、発生前の飼育規模に応じて1〜3頭が農家に引き渡された。

 試験飼育とはいえ、農家は再び牛を飼える喜びをかみしめた。2頭を入れた同町平田の繁殖農家甲斐栄さん(51)は「再開された市場で8頭(別の場所で飼育中)を購入した。牛舎の建て替えも進んでいる。防疫面にも入念に配慮して本格的に導入する準備を整えてきた」と決意を新たにする。

 同町川南の繁殖農家西森和弘さん(70)は「絶対大丈夫という証明に向けて、一つ一つハードルを越えたい。発生前は64頭いた。その規模に戻す願望はあるが、息を長くやっていかないと」と語る。

 農家の様子を感慨深く見守ったのはJA尾鈴の松浦寿勝畜産部長。「農家の表情を見て、ようやく一歩を踏み出せたことを実感できた」と話し「万全の対策を取ってきた。元の安全な地帯に戻ったという確認作業を無事終了させる自信はある」と意欲を見せた。

 同町では今後も観察牛の導入が進む。14日に導入予定の同町平田、繁殖農家江藤宗武さん(36)は13日、運搬用のトラックを洗い、牛舎に敷きわらを入れるなど準備に追われた。「久しぶりに生きた牛の顔が見られると思うと、やっとここまで来たと実感する」と導入を心待ちにしていた。

 観察牛は経過観察を5週間続け、1週間ごとに県の家畜防疫員が所見で症状がないかを確認。3週間目には抗体検査も実施する。

 県は14、16日に川南町、17日に高鍋、新富、木城町、18日に都城市、22日に高鍋、川南、都農町に順次導入し、計380頭を貸し出すことにしている。川南町を除く市町では3週間経過観察し、2週間目に抗体検査を行う。


※9/13のNHKローカルニュースによると

観察牛を導入した農家は、
・日報(チェックシート)を毎日記入
・観察した項目をチェックシートに5週間記録
・変化があれば、即通報

と、県から指導されているとのこと。

経営再開来月10日 JA児湯繰り上げの方針 (宮日 2010年9月14日付)

 口蹄疫で家畜がゼロになった高鍋、木城、新富町を管轄するJA児湯(金田清夫組合長)は13日、経営再開時期を10月10日とする方針を固めた。県の計画では、最も感染が集中した川南町などを含め、東児湯5町が足並みをそろえて再開する予定だったが、同JAの農家から時期を早める要望が多く出たため。同JAは14日に県に意向を伝え、理解を得たい考え。

 同JAが新富町で開いた肉用牛部会3支部合同全体会で明らかにし、集まった3町の生産者約150人が承認した。10月10日の時期については、9月17日に管内の3町に観察牛が入るため、清浄性の確認に必要な約3週間後に設定した。

 県は当初、家畜がいなくなった東児湯5町の経営再開時期を11月1日に設定し、同時にスタートさせる計画を立案。同JAも、最も被害が大きかったJA尾鈴(川南、都農町)が方針とする11月1日に合わせる形で調整を続けていた。

 しかし、9月30日には児湯地域家畜市場で競り市が開かれるほか、JA西都管内で牛が順次導入されるため、農家から「隣接する地域で再開されるなら、遅らせても意味がない」などと不満が上がっていた。

 JA児湯畜産部の日高正則部長は全体会終了後、「県や各自治体から『再開時期についてはJAが指導力を発揮してほしい』と言われていた。清浄性が確認されれば再開への確実な担保となり、ほかの地域から理解も得られるのでは」と話した。

※関連記事

来月10日再開方針に難色 県、JA児湯へ伝達
(宮日 2010年9月15日付)

 JA児湯(金田清夫組合長)の農家が経営再開を10月10日とする方針を固めたことについて、県は14日、当初の計画通り11月以降に再開するよう同JA関係者へ伝えた。

 同JAは高鍋、木城、新富町を管轄。13日の肉用牛部会3支部合同全体会で、生産者の承認を得て再開時期を10月10日と決めた。

 県は先月策定した再生・復興方針の中で、現在家畜ゼロの東児湯5町を対象とした特定疾病のないモデル地域の構築を目指している。このため川南、都農町を加えた5町が再開の足並みをそろえる必要があり、先月、地元首長に意向を伝えている。

 県畜産課の児玉州男課長は「状況を見守りながら調整を図りたい」と、再開時期への理解を得ていく方針。一方、同JA畜産部の日高正則部長は「批判を受けながらの再開になるが、走るしかない」と話している。


副読本に「口てい疫」方針

口てい疫の問題を子どもたちに伝えるために、宮崎県は、県内の小学生が使う社会科の副読本に、被害の状況や対応などを盛り込む方針で、準備を進めていることを明らかにしました。

これは13日の定例県議会で宮崎県の渡辺義人教育長が明らかにしました。

口てい疫の問題で宮崎県内ではおよそ29万頭に上る家畜が処分され、畜産業をはじめ、観光業や商工業など幅広い業種に深刻な影響が出ています。

これについて、渡辺教育長は「口てい疫の怖さや畜産農家の苦悩などを小学校の副読本で取り上げていきたい」と述べ、前例のない口てい疫の問題を子どもたちに伝えていく方針を明らかにしました。

県教育委員会によりますと、副読本は、県内の公立小学校で、来年4月に3年生と4年生になる児童が、社会科で使うもので、あわせておよそ2万2000人の児童が対象だということです。

具体的な内容として、口てい疫への対応や畜産農家の被害の状況などを盛り込む方針で、今後、準備を急ぐことにしています。
09月14日 09時21分 NHKローカル


口蹄疫作業の健康被害県職員は424件
9月14日(火)19:00 MRT

家畜の殺処分など、口蹄疫の防疫作業にあたった県職員の健康被害が、延べ424件に上ったことが県のまとめでわかりました。
健康被害の内訳は、消石灰をまく作業などによるやけどが最も多く118件、次いで、消毒液などによる皮膚炎が69件、腰痛が52件などとなっています。
このほか、不眠症が9件、足などの骨折も4件ありました。
また、腰痛などで入院したケースも3件ありましたが、すでに全員が退院したということです。


文書で農家ねぎらう 県獣医師会児湯支部
(宮日 2010年9月15日付)

 県獣医師会児湯支部(矢野安正支部長)は、西都・児湯地域の口蹄疫被害農家約1千戸に、「(地域で封じ込められたのは)感染を広げないよう努力された農家の方々のおかげです」と、感謝の気持ちをつづった文書の配布を始めた。家畜の殺処分など一連の防疫作業の意義を伝え、被害農家の心のケアにつなげるのが狙い。

 口蹄疫発生後、同支部の獣医師が電話などで被害農家の近況を確認したところ、「家畜に申し訳ない」「県全体、ひいては国に迷惑を掛けた」と悩み、精神的に不安定になっている人が多いことが分かった。「悪いことをしたわけではなく、むしろ全国から感謝されることをしたと、農家には胸を張ってほしい」と文書配布を企画した。

 文書では、口蹄疫ウイルスを完全に消滅させたことで、食肉輸入を含め日本の畜産を守ったことなどに触れ、「国民の生活を守るため、自己犠牲を払って戦い抜いたという尊い行為に感謝します」と記した。市町村を通して郵送したり、関係団体の広報誌に掲載したりする。

 矢野支部長は「これからは前向きに明るく復興に取り組んでほしい」と話した。

 県や関係市町村は6月から、発生農家とワクチン接種農家計1123戸(8月27日現在)に対し、心身の不調などについて電話聞き取り調査を実施。うち236戸が医療機関への受診や保健師の訪問が必要と判断された。


9農場で観察牛から検査用採血 結果は17日以降
(宮日 2010年9月15日付)

 口蹄疫発生地域の清浄性を確認するため、第1陣として先月末に導入した観察牛の飼育が2週間を経過したことから、県は14日、抗体検査用の血液採取を行った。結果は17日以降に判明する見込み。

 観察牛の第1陣は県立農業大学校などの県施設や西都、日向市、新富町の県が指定した計9農場に導入。口蹄疫は潜伏期間が1週間から10日とされ、抗体検査で感染の有無を判断できる時期を迎えた。

 同日は県の家畜防疫員が2人ずつ3班に分かれて農場を巡回し、採血した。目視による症状の有無も確認したが、異常は見られなかった。血液は15日に動物衛生研究所海外病研究施設(東京)に送付し、導入前に採取した血液と比較しながら、感染の有無を調べる。

 経過観察は3週間の予定で、最終週は再び目視検査を行う。

言いたい聞きたい:口蹄疫禍、教訓と提言は JA宮崎中央会・羽田会長に聞く /宮崎

 ◇復興、農業全体で--粗飼料は自給 6次化で収益増に
 家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)からの復興に向けて、新たな畜産や農業の在り方が議論され始めた。殺処分や消毒などの防疫作業に協力し、今後は経営再建支援にも取り組むJA宮崎中央会の羽田正治会長に、教訓や提言を聞いた。【石田宗久】

 --口蹄疫は、約29万頭の家畜を殺処分する被害をもたらした。

 ◆中国や台湾などでの発生を国や県、産地の農家、そして農業団体はどうみていたか。特に韓国でまん延しても、対岸の火事ではなかったか。認識不足で恐ろしさを共有できていなかった。

 --畜産密集地で埋却地の確保が難航した。

 ◆病気の問題から飼養密度を下げるべきだとずっと言われてきたが、畜産はにおいがあり、なかなか新天地で、とはいかない。結果的に地域内で飼育頭数が増えた。

 --目指すべき方向性は。

 ◆復興を単なる畜産だけでなく農業全体でとらえるべきだ。輸入飼料はコストもかかり、粗飼料はすべて自給すべきだ。畜産が全滅した地域の分を他でカバーしながら、宮崎ブランドを築かなければならない。

 --復興方針は野菜など耕種農業への転換の必要性を指摘した。

 ◆言葉で言うのはたやすく、実際には難しい課題だが、クリアしなければならない。宮崎は大都市圏から遠く、輸送コストがかかる。経済連はこれから野菜の冷凍・加工事業に取り組むが、農家の収益向上につながる付加価値を付けなければならない。精肉は長時間鮮度維持できる保冷技術を追求したい。種をまいて生産して終わりではなく、農業の6次産業化、農商工連携が必要だ。

 --長い時間がかかるのでは。

 ◆犠牲の重み、支払った代償の大きさを考えると不退転の決意で取り組まなければならない。政策の受け皿も必要だ。漠然と畜産を元の規模に戻しても同じことを繰り返すだろう。

毎日新聞 2010年9月14日 地方版

2010/09/15

口蹄疫・第7回 口蹄疫対策検証委員会

「第7回 口蹄疫対策検証委員会」の開催について
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/soumu/100913.html

農林水産省は、「第7回 口蹄疫対策検証委員会」を平成22年9月15日(水曜日)に農林水産省 第3特別会議室 において開催します。
会議は非公開です。なお、カメラ撮影は、冒頭のみ可能です。

1.趣旨

農林水産省は、宮崎県で発生した口蹄疫について、発生前後の国、県などの対応や殺処分・埋却などの防疫対応、口蹄疫対策特別措置法に基づく措置の運用等を検証し、今後の口蹄疫対策をはじめ、家畜伝染病に対する危機管理のあり方に資するため、第三者からなる口蹄疫対策検証委員会を開催します。
また、今回の議事要旨は、会議終了後に当省ホームページ「口蹄疫に関する情報」(URL:http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/index.html)で公開いたします。

第7回 口蹄疫対策検証委員会配布資料一覧
http://www.maff.go.jp/j/syouan/soumu/kensyo7.html

口蹄疫対策検証委員会における「これまでの議論の整理」(必見
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/matome_0915.pdf

口蹄疫 宮崎県の対応批判 農水省検証委 中間報告 「役割認識が不十分」
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/197644
2010年9月15日 14:18 カテゴリー:社会 九州 > 宮崎

 宮崎県の家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」問題で、国や県の防疫対応に問題がなかったかを調べてきた農林水産省の口蹄疫対策検証委員会は15日、県が農場の所在地や家畜の種類、頭数などの情報を把握していなかったことが初動対応の遅れや発生の拡大につながったなどとする中間報告をまとめた。10月中に最終報告をまとめる方針。

 県の対応について検証委は「日常的な予防や初動対応を含めて不十分なところが多く、原因としては、県が自らの役割を十分に認識していなかったことが大きい」と指摘。衛生管理基準が高いはずの県の試験場や県家畜改良事業団で感染が発生したことも問題視し「(施設関係者の消毒体制など)基準の内容自体も不十分だったのではないか」と苦言を呈した。

 国についても、都道府県や市町村などとの連携不足や、オーストラリアなどと比べ空港や港での国境措置が不十分だったことを問題点に挙げた。今後の改善方向として、国と都道府県などの役割分担を明確にし、国の責任で防疫方針を策定、改定するよう要求。早期発見、早期通報を促すため通報遅れへの罰則の検討や、殺処分と埋却の作業マニュアル、畜産経営に関するルールの策定を提言した。

 また、初例確認後すぐに専門家を現地に常駐させるほか、獣医師などの緊急支援部隊を派遣するなど都道府県の対応を支援する必要性にも言及。今回、感染拡大を防ぐため実施した予防的殺処分については、経済的な補償の法的裏付けがなく農家の同意を得るのに時間がかかったとして「経済的補償も含めて予防的殺処分を家畜伝染病予防法に明確に位置付けるべきだ」と法改正を求めた

=2010/09/15付 西日本新聞夕刊=

口蹄疫、国・自治体で連携不足=宮崎県の対応「不十分」-農水省中間報告
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco&k=2010091500526&j1

 宮崎県で爆発的に流行した口蹄(こうてい)疫の問題で、農林水産省の外部有識者による「口蹄疫対策検証委員会」は15日、国や県の防疫対応に関する中間報告をまとめ、公表した。報告では、今回の対応の問題点として「国と県や市町村との役割分担が明確でなく、連携も不足していたのではないか」と指摘。特に宮崎県の対応には「日常的な予防や初動対応を含め不十分なところが多かった」と批判した。
 感染拡大の要因に関連し、県が農場の所在地や家畜の頭数などの情報収集を普段から行っていなかったことが「初動対応の遅れや発生拡大につながったのではないか」との見方を提示。また、最初に感染例が発表された4月20日以前に、10戸以上の農場にウイルスが侵入していた疑いがあることを踏まえ、獣医師や農家を含む連絡の遅れも挙げた。(2010/09/15-20:00)時事通信

口蹄疫「宮崎県の対応は不十分」検証委報告書
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100915-OYT1T00872.htm

 口蹄疫問題を巡る国や宮崎県の対応を検証してきた「口蹄疫対策検証委員会」は15日、「県の対応は予防や初動対応を含めて不十分」とする中間報告をまとめた。

 検証委は農林水産省が8月、外部の有識者を委員として設置。これまで委員が国や県の担当者らから聞き取り調査を進めていた。

 報告書では、県が畜産農家の所在地や飼育状況などの情報を事前に集めていなかったことが、初動対応の遅れの要因の一つと指摘県から国への連絡も「非常に遅い」と批判したほか、国と県の連携が不足したため早期の殺処分ができなかった点を挙げ、その結果、「感染が拡大した」と結論づけた。

 国については、最初の発生確認から約1か月後に実施したワクチン接種に触れ、「(タイミングが)遅かった」と指摘した。

(2010年9月15日19時14分 読売新聞)

口てい疫対策検証委員会

宮崎県の口てい疫の問題で、国や県などの対応を検証している農林水産省の委員会は、農場で飼育されている家畜の頭数などの情報を宮崎県が日ごろから十分把握していなかったことや、県から国への連絡が非常に遅かったケースが目立ったことなどをあげ、初動の遅れや感染の拡大につながった可能性があると指摘しました。

口てい疫の問題をめぐり農林水産省が、先月設置した外部の有識者による検証委員会は、国や宮崎県、それに畜産関係者などから聞き取りなどを行って、中間報告をまとめました。

それによりますと、今回の口てい疫の対応について、宮崎県の日常的な予防策や初動対応を含め、不十分なところが多かったと指摘しました。

その上で、農場で飼育されている家畜の頭数などの情報を宮崎県が日ごろから十分把握していなかったことや、県から国への連絡が非常に遅かったケースが目立ったことなどをあげ、初動の遅れや感染の拡大につながった可能性があると指摘しました。

また、通常の畜産農家よりも高いレベルの防疫態勢がとられているはずの県の試験場などで、口てい疫が発生したことは問題だとして、原因を徹底的に調査し、結果を公表するよう求めました

委員会は来月末に最終報告をまとめる予定で、農林水産省では、報告をふまえて家畜伝染病予防法の改正を行う方針です。
09月15日 19時36分  NHKローカル

知事「劣っていたと思わず」

中間報告について宮崎県の東国原知事は「しんしに受け止めて改善すべきところは改善していきたい」述べました。
一方で、宮崎県の対策が十分でなかったと指摘された点については、「ほかの都道府県に比べて宮崎県が著しく劣っていたとは思わず、予防態勢は十分だったと思う」と反論しました。
09月15日 19時38分  NHKローカル

口蹄疫の通報遅れに罰則も 検証委が中間報告(日経)

http://www.nikkei.com/life/news/article/g=96958A9C93819695E3E7E2E1EA8DE3E7E2EBE0E2E3E29180EAE2E2E2;da=96958A88889DE2E0E3EAEAE7E6E2E0E3E3E0E0E2E2EBE2E2E2E2E2E2

※山崎メモ

予想通り宮崎県に対して厳しい見解で中間報告がなされた。
確かに反省すべき点は多いと思う。
だが、鹿児島県や北海道の様に、韓国で口蹄疫が発生したのを受け、防疫体勢を見直した、畜産関係者に対して講習を行った、常々消毒薬の備蓄を怠らなかったと胸を張れる自治体が、他にどれ位あっただろうか。

極端な話(こんな事を書くと批判を受けるかもしれないが)、他の県で口蹄疫が発生したとしても、宮崎県と似た様な結果だったのではなかろうかと思ってしまう。

川南地区ほど畜産農家が密集した地域は、全国的に見てもそう多くは無いだろう。
しかし、畜産団地を呼ばれる所はどの自治体にでもあるのではなかろうか。
そこに口蹄疫が発生し、その上、疑わしい病畜がいながら家畜保健衛生所に通報もしない農家がいて、1例目が発見された時には既に10数戸の農家に伝播している状態だったとしたら・・・・・初期での封じ込めは、恐らく無理と言っても過言ではないだろう。

日経の記事によれば
「今回の中間報告は国の責任の取り方には触れておらず、今後の議論となる。」
とある。
宮崎県は当初、口蹄疫に対して危機感が薄かったと思う。
だが、国も本当に危機感を持っていたのかどうか・・・・・・。

宮崎県家畜改良事業団HPの2

以前 一度ご紹介いたしました 宮崎県家畜改良事業団のHP
リニューアルされました。

Hp_2

口蹄疫発生当初から 初発地域に近い高鍋町にあるということもあり
宮崎県の和牛の本丸とも言える事業団への飛び火だけは何としても防ぎ 
種雄牛達は守ってほしいと願っておりましたが、、、、

ご存知のような経過で 50頭の種雄牛が殺処分という非常に残念なことに
なってしまいました。

現在はまだ このHPの種雄牛一覧は 口蹄疫発生前の牛達です。

しかしながら 後ろを振り返ってばかりでは いけないのです。

前を向いて進んでいかねばなりません。

今いる5頭を 現在の宮崎のエースとして また、それ以外の牛は

「過去に供用していた牛」として紹介するべきだと思うのです。 

そこに 新規選抜牛の情報が加わり その中から 

一頭また一頭と 新たな宮崎のエース種牛が育っていくのを

期待します。

ここまで書いて気付いた。「種の在庫があるうちは供用中」なのだろうか??

とにかく 新規牛情報 検定情報は まめに更新お願いします。

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2010/09/14

安全・復興祈願のお札

9月1日の宮崎日日新聞の記事

県内産業の復興を祈る  宮崎神宮

 口蹄疫終息の奉告祭と畜産をはじめとする県内産業の復興祈願祭が31日、宮崎市の宮崎神宮であった。県内の神主や農業関係者、首長ら約250人が参列した。

 県の終息宣言を受け、県内652の神社の総意で県神社庁(過ぎた秀清庁長)が主催。
午後11時からの神事で出席者は玉ぐしを奉納、口蹄疫で打撃を受けた各種産業の復興と振興を祈った。

 飼育する牛250頭がワクチン接種、殺処分されたJA西都の壱岐定徳組合長(63)は「犠牲になった牛たちのことが頭をよぎり、かわいそうで涙が出た。宮崎が一日も早く復興できるよう願いました」と話していた。

 また、復興を祈るお札が12万5千枚用意され、各JAを通じて組合員に配布される。

ニュースでもやっていましたが、県内の神社の神主さんがここまで大勢集まっての神事は戦後初めてのことだそうです。(ってことは、戦時中はやっていたのね~、と、映画「帝都物語」の中で全国の神主さんや陰陽師たちが必勝祈願をしている姿を思い出してしまったですよ。古いね、うん。)

「復興を祈るお札」、JAを通じてって事だけど、ウチは貰えるのかなぁ・・・・
ウチって、牛さんの方面じゃJAと関係ないし、でも欲しいなぁ・・・sad

って思っていたら、ちゃんと届きました。しかも2枚!
汚れないようにビニール袋に入れて事務所と牛舎に貼らせていただきました。

Ohuda

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口蹄疫・第6回口蹄疫対策検証委員会

「第6回 口蹄疫対策検証委員会」の開催について
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/soumu/100908.html

農林水産省は、「第6回 口蹄疫対策検証委員会」を平成22年9月10日(金曜日)に農林水産省 第2特別会議室 において開催します。
会議は非公開です。なお、カメラ撮影は、冒頭のみ可能です。
1.趣旨

農林水産省は、宮崎県で発生した口蹄疫について、発生前後の国、県などの対応や殺処分・埋却などの防疫対応、口蹄疫対策特別措置法に基づく措置の運用等を検証し、今後の口蹄疫対策をはじめ、家畜伝染病に対する危機管理のあり方に資するため、第三者からなる口蹄疫対策検証委員会を開催します。
また、今回の議事要旨は、会議終了後に当省ホームページ「口蹄疫に関する情報」(URL:http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/index.html)で公開いたします。

第6回口蹄疫対策検証委員会の概要
(平成22年9月10日開催)

本日は、前回に引き続き、これまでの委員の意見交換やヒアリングの結果を踏まえ、議論を整理するため、委員間でフリーディスカッションを行った。
委員からの主な意見は以下のとおり。

○ 今回の防疫対応においては、予防的殺処分を前提にワクチンを使用したが、このような状況に陥らないためには、速やかな殺処分を実施することが重要であり、そのための改善方向を示すべき。

○ 二度と今回のようなことが起こらないよう、発生予防と初動対応を徹底することが重要。

○ 家畜飼養者の責任は大きく、たとえ零細農家であっても、危機意識を持ってもらうことが必要。また、大規模農家には、より厳しいルールも必要。

○ 通報体制については、農場関係者から家畜保健衛生所、県、国にスピーディーに連絡できる仕組みとすべき。

これまでの議論の整理に向けて、次回会合において、引き続き議論することになった。
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/gaiyo6.pdf

※山崎メモ
ああ、そうですか・・・・・今回も分かりきった事をツラツラと書いてあるだけですか。
はい?発生予防と初動体制の徹底ですか。
感染ルートについては、やっぱり「分からない」で済ますつもりでしょうか。

「感染源」になる事は、どこの牧場でもありえることで、仕方が無い事なのです。
ウチだって感染源になる可能性は否定できないのです。

でもね、一番の問題は「きちんと報告するかどうか」なんですよ。

2010/09/13

神戸西部市場でバーベキュー大会

ちょいと報告がおそくなりましたが・・・・

口蹄疫で疲弊した畜産業界を盛り上げようと、8月28日に神戸西部市場でバーベキュー大会が開かれました。beer

「宮崎県産のお肉を食べて応援しよう!」との意味合いもあるとのことで、シャチョーも誘って頂いたのですが、子牛のせり市の日程の関係もあり参加できませんでした。残念!bearing

神戸西部市場が神戸市長田区苅藻通7丁目にあることから、
その名も「Karumo Seven BBQ」 

おおおぉ!なんか かっこいいぞ!happy02

神戸西部市場に関係のある人なら誰でも参加自由とのことで、たくさんの人でにぎわったようです。

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生バンドの演奏あり、アニメ映画の上映会や ちょっとしたイベント等お子様向けの企画もあり、みなさん家族連れで、楽しまれたらしいです。up

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阪神・淡路大震災を経験している神戸の人達は、

マスコミの報道がされなくなっても、
いくら「終息宣言」が出されても、

「決して それで 終わったわけじゃない」 って事を身をもって知っている人達です。

報道がされなくなったあとの被災者の苦労や想い、それを知ってるだけに
相互扶助の精神を持ち続けている人達です。

そういった方々が企画してくれたイベント、ホント、嬉しかったです!

Photo_2

▼BBQ実行委員会の人達。
チャリティーTシャツを着て、盛り上げて下さいました!

Bq

BBQ大会では義援金も集めて下さいました。
(約7万円、集まりました~!)

本当にありがとうございました!!!

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やっぱ、大勢集まってのBBQって、良いよね~heart02

口蹄疫・終息後の子牛セリ市関係記事

高千穂2日間平均38万8733円 価格下落は最小限

(2010年8月31日付)
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 口蹄疫の終息宣言を受け、県内7市場のトップを切って再開した高千穂家畜市場(高千穂町)の子牛競り市2日目は30日開かれ、この日の平均価格は40万2079円で、前日より2万7660円高かった。特に雌牛が高値で取引され、前日比5万2404円高と好調。2日間通した平均価格も前回(3月期)より1万5780円安い38万8733円まで値を戻し、懸念されていた出荷遅れなどによる大幅な価格下落は最小限にとどまったといえる。

 同日は初日を10人ほど上回る190人の購買者が競りに参加。雌、去勢合わせて485頭が出場し、うち402頭が競りに掛けられた。2日目は、各地区の品評会で上位の成績を収めた質のいい牛が多く出場するということもあり、模様眺めの初日と打って変わってスタート直後から高値を付ける展開となった。

 特に雌については、殺処分された忠富士の血を引く牛は最高額95万6550円をはじめ、70万円を超える値が次々と付くなどして平均価格を大きく押し上げた。また、口蹄疫で牛を殺処分された児湯・西都地区のJAや繁殖農家が母牛にするため、比較的高値で競り落としたのも底上げした要因とみられる。一方、去勢は前日比で1万332円高だった。

 2日間の全体平均価格は38万8733円。内訳をみると、雌が38万3363円で前回より約1万4千円の高値だったが、去勢は約4万2千円安い39万2531円だった。

 JA宮崎中央会の羽田正治会長は「去勢は安かったが、体重が300キロ超えると肥育の技術が難しくなるので、そういう単価になるだろう。熊本、鹿児島県の市場と比較すると、高千穂は良かったのかなあ、と思う。まあまあというところだろうか。これから本県の畜産を再構築していく始まりの一歩だ」と話した。

 次回の競り市は31日、9月1日に、南那珂地域家畜市場(串間市)であり、768頭(雌352頭、去勢416頭)が出場予定。


南那珂子牛競り2日間平均価格41万8734円

(2010年9月2日付)
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 口蹄疫の終息宣言を受けて再開した串間市の南那珂地域家畜市場の子牛競り市は1日、2日間の日程を終えた。2日間で750頭が出場し、平均価格は前回(3月)より9348円高い41万8734円だった。生後14カ月が過ぎた雌は母牛として即戦力となるため人気が高く、価格を押し上げたとみられる。

 2日目は初日とほぼ同じ約100人の購買者が参加し、雌と去勢合わせて375頭が取引された。同日の平均価格は雌が43万4854円、去勢が42万1429円でいずれも前日を上回った。合計は前日より1万7562円高い42万7515円。雌牛の最高額は105万7350円で、同市場関係者によると、100万円台は珍しいという。

 2日間合計の平均価格は、雌が42万4041円で前回(3月)より3万4814円上昇。一方の去勢は41万4380円で1万2978円安かった。同市場関係者によると、特に雌は殺処分された忠富士の系統は高値が目立ち、適齢期を過ぎた去勢も予想より高めの価格だったという。


小林43万5770円 前回平均より4万円高

(2010年9月7日付)
 小林地域家畜市場(小林市)の子牛競り市は6日、4日間の日程を終えた。計1967頭が出場し、4日間の平均価格は前回(4月)より4万3043円高い43万5770円。主に児湯地域で母牛として即戦力となる雌が高値取引され、全体の平均価格を押し上げた。

 えびの市で口蹄疫に似た症状の牛が見つかり、急きょ2日の競りを中止。影響も懸念されたが、初日の3日は前回より4万3669円高い平均価格43万6396円で幸先よくスタート。2日目同44万3224円、3日目同43万7822円と高水準を維持し、最終日も同42万1396円と値崩れしなかった。

 雌は特に高値で取引され、4日間の平均価格は前回より7万1219円高い41万8740円。最高額は116万6550円だった。

 市場を運営する西諸県郡市畜連業務課は「想像以上にいい取引となり、生産者も喜んでいた」としている。

※せり値に関してはhttp://koji.air-nifty.com/cozyroom/2010/09/2291-e087.html参照


平均価格3万5000円高 延岡市場終了

(2010年9月8日付)
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 延岡家畜市場(延岡市)の子牛競り市は7日、2日間の日程を終えた。828頭が出場し、2日間の平均価格は、前回(3月)より3万5553円高い42万3770円。繁殖用の元牛となる雌牛が高値取引され、平均価格を押し上げた。

 2日間とも、約120人の購入者が参加。雌は2日目が同42万6190円で、2日間平均は前回より7万2095円高い43万8592円だった。

 去勢も2日間平均で40万9231円と、前回平均を1167円上回った。最高価格は雌が107万2050円、去勢が57万150円。

 東臼杵郡市畜連の吉田茂参事は「前回よりも高値取引されたことで、生産者も喜んでいた。購入者の中にはワクチン接種農家なども多く、復興と新生に向けた強い意気込みが感じられた」と話していた。


子牛の平均価格42万9235円 都城で競り終了

(2010年9月12日付)
20100912seri

 都城地域家畜市場(都城市)の子牛競り市は11日、4日間の日程を終えた。1505頭が競りに掛けられ、売却された1462頭の平均価格は前回(4月)より1万7641円高い42万9235円だった。児湯地域の繁殖用母牛として雌が高値で取引され、平均価格を引き上げた。

 平均価格は1日目が44万7475円、2日目が42万6191円、3日目が42万4232円、最終日が41万8340円と4日間とも前回平均を上回った。

 高値取引された雌は4日間の平均価格が42万6227円で前回を5万175円上回った。最高額は1日目に出た169万1550円だった。去勢の4日間の平均価格は前回より8531円安い43万1305円だった。

 雌については、母牛更新用に自家保留するようJA都城が指導していたこともあり、出場予定は当初の約1910頭より400頭ほど少なかった。売却先は県内が72%で県外は28%。県外では長野県が最も多く鹿児島県、福岡県の順だった。

 JA都城の新森雄吾組合長は「雌では総体的に殺処分された忠富士の血統などに高値が付いたようだ。口蹄疫でいろいろあった割にいい値段が付いて生産者にも良かったと思う」と話していた。

 次回の子牛競り市は26〜29日の予定。


※宮崎市場に関しては後日追記予定

2010/09/12

口蹄疫・マスコミ報道ほか 9/11(土)~9/12(日)

口てい疫 失業者支援店開店

口てい疫の影響で失業した人たちに働く場を提供するため、宮崎県のJRの駅に地元の特産品を販売する店が11日オープンしました。これは口てい疫の影響で失業した畜産業をはじめとするさまざまな業種の人たちの就労を支援しようと、商工団体などが行っているものです。

宮崎県内の7つのJRの駅で、果物や和菓子など地元の特産品を販売する店をオープンする予定で、口てい疫の影響で失業した人など29人が、従業員として雇用されました。

11日はこのうち、宮崎市のJR南宮崎駅の店が営業を始め、テープカットをしてオープンを祝いました。
このあと店ではさっそく営業を始め、はっぴを着た従業員たちは張り切った声で買い物客に応対していました。

従業員の女性は、「牛を30頭飼育していたが、ワクチンを接種したため全部処分しなければならなかった。仕事を失い雇ってもらえて助かります」と話していました。

この店は来年3月まで営業することになっていて、従業員たちはそれまでの間に畜産業を再開したり、新たな仕事を探したりすることにしています。
09月11日 12時50分 NHKローカル


※関連記事

県内離職者292人 高鍋管内最多165人
(宮日 2010年9月10日付)

 県は9日、口蹄疫の影響で292人が離職、地域別ではハローワーク高鍋管内が最多の165人(8月31日現在)だったことを明らかにした。

 同日あった9月定例県議会代表質問で、水間篤典議員(新みやざき)の質問に渡辺亮一商工観光労働部長が答えた。

 渡辺部長は、県の対策として「畜産業からの離職者を雇用した防疫対策や、東児湯地域の地場産品の販売拡大事業を実施した。今議会には口蹄疫発生地域の離職者の職業訓練に必要な予算の増額を提案し、国には緊急雇用基金の追加交付をお願いしている」と答えた。

 河野哲也議員(公明)も質問に立ち、畜産農家向けと中小企業向けの口蹄疫緊急資金貸し付けの利用状況を尋ねた。

 高島俊一農政水産部長と渡辺部長の答弁によると、農家の営農経費や再開時の家畜購入費など幅広く活用できる口蹄疫緊急対策資金は227件、約5億5千万円(9月6日現在)を貸し付けている。中小企業向けの緊急対策貸し付けは、県信用保証協会を通じて656件、約66億7千万円(同2日現在)に上る。中小企業向けは8月末で受け付けを終えており、今後はセーフティーネット貸し付けなど他の制度で対応する。


生活に張り出た 子牛飼育再開の黒木さん(日向)
(宮日 2010年9月12日付)


 口蹄疫ワクチンの接種後に牛を殺処分された日向市の繁殖農家の一部が、県内の発生農家、ワクチン接種農家では最も早く家畜の飼育を再開した。口蹄疫禍によって垂れ込めた暗雲から一筋の光が差すような、復興への一歩。その喜びを間近で感じたいと、同市美々津の黒木志農夫さん(74)を訪ねた。(日向支局・鬼束功一)

 「よく寝る牛よ。おなかいっぱいになったらすぐ寝ますわ」。屋根や柱は年季が入っているが、きれいに片付けられた牛舎。そこに子牛が1頭、リラックスしたような顔で寝ている。黒木さんが今月6日、延岡家畜市場(延岡市)に足を運び、約75万円で競り落とした雌の「ふじみや」。忠富士と安平の優れた血統を受け継ぐ美しい子牛だ。

 黒木さんは子牛が来てから朝5時半には起きている。身支度を整えた後、餌をやり、水を換え、ふんをきれいに片付け、体にブラシをかける。大変な作業に見えるが、牛のいない牛舎の消毒作業に比べれば楽しくて仕方がないようだ。「朝起きて、顔を合わせるのが楽しみ。生活に張り合いがあって体の調子も良くなった」と笑う。

 約3カ月前、この牛舎にいた母牛3頭、子牛4頭はワクチン接種後に殺処分された。「ワクチンを打つ」という連絡は作業の前日、何の説明もないまま伝えられた。涙にくれた。それでも、感染拡大を防ぐためにと受け入れた。そう話す目には、やり切れなさが残る。

 今でも外出したら長靴を消毒したり、牛舎の消毒を丹念にしたりと防疫には気を使っている。口蹄疫発生の原因がはっきりしない以上、不安はぬぐい切れない。「同じことを繰り返さないためにも、原因を究明してほしい」。黒木さんの願いは切実だ。

 一方で、経営再開の動きは着実に進んでいる。JA日向によると、6、7日にあった延岡家畜市場の子牛競り市で、同市のワクチン接種農家77戸のうち13戸が計20頭を購入。10月の競りでは現時点で35頭を購入する予定になっている。

 ふと牛舎に目を向けると、扇風機が1台置いてあった。「虫よけのためだけど、風が当たると気持ちいいっちゃろう」と目を細める黒木さん。足取りも軽く柵をヒョイと乗り越えて子牛を起こし、慈しむようにブラシをかけた。子牛も安心して身を任せている。人と牛の深い絆(きずな)。畜産王国・宮崎が復活を果たすための礎を見た気がした。

2010/09/11

口蹄疫・「県民アンケート」やってます!

【口蹄疫対策に係るアンケートの実施について】(2010年9月3日)

 宮崎県口蹄疫対策検証委員会では、8月25日に開催した第1回会議での決定に基づき、口蹄疫に係る一連の対策について幅広く御意見をいただくため、下記のとおりアンケートを実施します。

 アンケートでは、今回の対策の中で、良かった点、悪かった点、提案したい事項などを自由に記入していただくようにしており、その結果は、当委員会での検討を経て、今後の防疫対策や危機管理対策に生かしていくことにしています。

 畜産農家はもとより、関連業種や商工業者の方々など、
県民の皆様であればどなたでも御参加いただけますので、是非御協力いただきますようお願いいたします。

1 募集期間
本日から9月30日まで

2 送付先
宮崎県口蹄疫対策検証委員会事務局
宮崎県総務部危機管理課(担当:有村)
〒880-8501
宮崎市橘通東2丁目10-1
電話:0985-26-7618
FAX:0985-26-7304
E-mail:kikikanri@pref.miyazaki.lg.jp

3 アンケート様式
口蹄疫対策アンケート(Wordファイル:65KB)http://www.pref.miyazaki.lg.jp/parts/000146060.doc
口蹄疫対策アンケート(PDFファイル:143KB)http://www.pref.miyazaki.lg.jp/parts/000146061.pdf
※パソコン等をお持ちでない方は送付先まで御連絡ください。

このページの内容についてのお問い合わせは
総務部 危機管理局 危機管理課
電話:0985-26-7618
FAX:0985-26-7304
E-mail:kiki-kikikanri@pref.miyazaki.lg.jp

http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/somu/kiki/pub_com/2010.html

4日の宮崎日日新聞に記事が出てから、ず~~~っと何て書こうか悩んでいます。

県を含め市町の職員にも顔なじみの人がいて、その人達が24時間体制で、本当にがんばって防疫作業や事務手続きなんかをやってくれてたのは、ずっと身近で見てきているし、もちろんすごく感謝してるのです。

しかし・・・・・・・・・

あらためて今回の対策の中で「良かった点」と言われると、何も思いつかない。
il||li _| ̄|○ il||li

県民だからこその意見はみんな持ってると思います。

仲間内でグタグタ文句言ってるだけじゃなく、アンケートに協力して、しっかり自分達の意見を県に届けましょう!

さぁ、そこの貴方もアンケートに答えるだよ!

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口蹄疫・マスコミ報道他 9/9(木)~9/10(金)

非課税化法案を要望 財務省へ農相

(宮日 2010年9月9日付)

 本県の口蹄疫問題で、殺処分した家畜に対する補償への非課税化を被害農家らが求めていることに関し、山田正彦農相は8日、衆院農林水産委員会で非課税化のための法案を次期臨時国会に提出するよう財務省側に要望していることを明らかにした。また、県が国に財政支援を求めている復興基金には「官邸を中心に各省庁で調整している」と、財政支援や基金設置の決定に至っていないことをあらためて説明した。

 補償への非課税化に関し、江藤拓議員(自民党・無所属の会、宮崎2区)が「特別措置法に『必要な税制上の措置を講じる』とある。農家は早く経営再建計画を立てたい」などと実現を求めた。山田農相は「非課税にするためには、そのための法案を早く通さなければならず、次の臨時国会に法案を出してほしいと財務省にお願いしている」と述べた。

 また江藤氏は、基金について「国の対策本部長の菅直人首相は8月23日、早ければ8月中、遅くとも来月初めには結論を出したいと明言した」と指摘して検討状況をただした。山田農相は「設置する」としながら、「農水大臣だけで決められるものではない。厚労省、経産省、国交省なども絡んでおり、各省庁で官邸を中心に調整している」と答えるにとどまった。

 決定に至っていない理由について、山田農相は「県側から取り崩し型で300億円要求されているが、200億円は公園、道路とか口蹄疫とは直接関係のない工事が含まれていた。その後県の要望は変更されたが、なかなか県側と折り合わずに遅れている」などと説明した。

「9月初め結論」“約束”期限切れ 復興基金
(宮日 2010年9月10日付)

 県が口蹄疫復興対策基金創設のため、国に求めている300億円規模の財政支援がまとまらず、菅直人首相が「早ければ月内、遅くとも9月初めには結論」とした“約束”の期限を経過した。口蹄疫という前例のない被害に国、県とも慎重を期しているとみられる。県は緊急対策として3年間で使う取り崩し型基金を想定しているが、災害復旧では前例がないため、取り崩し型基金と運用型基金を併用する第2案も提示し協議を進めている。

 県は当初、県内経済の回復を図るため3年間で300億円を取り崩す基金の創設を求めた。内訳は埋却地の環境対策費20億円、畜産再生80億円、県単独公共事業200億円と説明。特に緊急を要する事業を行うため、独自に30億円規模の基金を設置する議案を開会中の9月定例県議会に提案している。

 しかし、協議の中で、国が阪神大震災など過去の災害復旧基金で取り崩し型は前例がないと指摘。このため畜産再生など緊急対策に充てる取り崩し型基金と、産地構造の転換といった中長期対策の運用型基金を併用する第2案も同時に提示している。

 取り崩し型基金は3年で120億円を想定。運用型は国に3千億円のファンドを創設し、年利1%で10年間運用。得られる運用益300億円のうち200億円を本県に、残り100億円を南九州地域の復興対策費に充てる。さらに、第1案で200億円とした県単独公共事業を100億円に半減させた。山田正彦農相も8日の衆院農水委員会で、取り崩し型と運用型の併用でまとめたいとの考えを示している。

 国側が答えを出し切れていない理由について、民主党農林水産部門会議の口蹄疫対策ワーキングチーム(WT、岡本充功座長)に所属する川村秀三郎衆院議員(宮崎1区)は、取り崩し型基金は補助金的な性格を帯びると指摘。「補助金適正化法の対象になる可能性があり、小回りの利かない使いづらいものになる。運用型は使う自由度は高いものの、低金利な経済状況を勘案すると膨大な資金が必要となるジレンマがある」としている。

 基金をめぐっては、菅首相が8月23日、基金への財政支援を求めたWTに対し、「早ければ月内、遅くとも9月初めには結論」と答えている。しかし、9日現在、国から回答は届いておらず、東国原知事は「14日の民主党代表選が終わらないと結論が出ないのではないか」と政治空白による遅れに懸念を示した。

畜産再開 支援施設整備へ

口てい疫の問題で、家畜を処分した農家が飼育再開の準備を進める間に、新たに購入した家畜を一時的に預ける必要があるとして、宮崎県は飼育施設の整備を進めることになりました。

口てい疫の問題で、感染が最も集中しすべての家畜が処分された児湯地区では、畜産農家の飼育再開はことし11月以降になると見込まれています。

口てい疫の終息宣言を受けて県内でも家畜の競りが順次再開される中、児湯地区の農家が新たに購入した子牛などを一時的に預けることができる施設を求める声が出ています。

これを受けて宮崎県は、JAなどが新たに施設を整備したり、既存の施設を改修したりする費用の一部を助成するため、補正予算案におよそ1億1500万円を計上しました。

宮崎県は、こうした施設の整備によっておよそ5000頭を預かることができるようになるとしていて、家畜が1頭もいなくなった児湯地区の飼育再開を後押しすることにしています。

また農家が飼育を再開したあとは施設の目的を変更し、口てい疫を含めた家畜の病気が発生しない新しい畜産地帯作りを目指して、家畜を農家から預かって検査を行うことなどに役立てたいとしています。
09月09日 09時42分 NHKローカル

知事 “予防意識向上を”

宮崎県の東国原知事は、9日の定例県議会の本会議で、「口てい疫の再発防止に向け、対策の徹底を目指したい」と述べ、畜産農家の予防意識を向上する取り組みに力を入れる考えを改めて示しました。

東国原知事は9日の定例県議会の本会議で、県が口てい疫への対応の問題点などを検証し、国とは別に独自にウイルスの感染ルートの解明を進めていることについて触れ、「国の調査に協力し、県も解明に力を入れる」と述べました。

その上で東国原知事は、「再発防止に向けて、予防対策の徹底を目指したい」と述べ、畜産農家に対して県の担当者が巡回指導をしたり、地域で一斉に消毒を行う日を設けるなど、農家の予防意識を向上する取り組みに力を入れる考えを改めて示しました。
09月09日 13時08分 NHKローカル

24日に机上防疫演習実施へ 農水省
毎日新聞 2010年9月9日 20時16分

 農林水産省は9日、都道府県を対象にした口蹄疫(こうていえき)に関する机上防疫演習を24日に実施すると発表した。都道府県の防疫体制強化が目的。各都道府県内の農家で口蹄疫が発生したという想定で、必要な情報などを報告させる。家畜伝染病に関する全国統一の机上防疫演習は初めてで、今後は年1回、口蹄疫の演習を実施する方針。

 演習は、農水省が各都道府県に発生した農家名を通知。都道府県は
▽農家周辺の地図
▽殺処分後の埋却候補地
▽移動・搬出制限区域内の畜産農家の戸数・飼養頭数
▽消毒ポイント--などを農水省に報告する。演習の結果は後日公表する。【佐藤浩】

宮崎牛 新ブランド開発検討

宮崎県の東国原知事は口てい疫で打撃を受けた畜産業を再生するため、消費者の健康志向にも対応できる脂肪分の少ない新たな宮崎牛のブランドの開発を検討する考えを明らかにしました。

これは、10日開かれた定例県議会の本会議で、東国原知事が明らかにしたものです。

この中で東国原知事は、口てい疫で打撃を受けた畜産業を再生する方策について、「新たな宮崎牛のブランド開発に向け、ことし中に検討会を開きたい」と述べ、年内に検討会を開く考えを示しました。

宮崎県ではこれまで霜降りの多い牛肉の開発に力を入れてきましたが、新たなブランドでは消費者の健康志向に対応できる脂肪分の少ない牛肉の開発を検討するということです。

また県は、畜産農家の予防意識を高めるため、県内一斉に消毒する日を設けるとしていましたが、10日の本会議で県の高島俊一農政水産部長は、毎月20日を『一斉消毒の日』と定めて、県内の農場およそ1万か所で、消毒を行う方針を明らかにしました

県はこの一斉消毒を来月20日から始めたいとしています。
09月10日 18時33分 NHKローカル

※山崎メモ
終息宣言が出されたら、消毒をやめてしまった農家(高齢の農家など)もいると聞く。
県主導でJAなどの協力があれば、高齢者の負担も減るはず。

激震地・川南で13日から観察牛導入
 (09/10 18:58) MRT

終息宣言から2週間。
口蹄疫の被害を最も受けた川南町では、週明けの13日から、安全性を確認するための観察牛が導入されることになりました。

口蹄疫の激震地・川南町も、畜産の再開に向け、いよいよ動き出します。

(二木顔出し)「口蹄疫の激震地となった川南町では来週13日から観察牛の導入が始まることになり、畜産農家では受け入れの準備が行われています」

川南町の酪農家、樽見一寛さんの牛舎では、観察牛の導入に備えて、10日、牛舎の掃除が行われました。

(樽見一寛さん)「長かったような短かったようなあっという間に4か月過ぎた感じがする」

口蹄疫の激震地・川南町。
観察牛の導入は、週明けの13日から2日間の日程で行われ、まず、口蹄疫が発生した和牛農家と乳牛農家33戸に、合わせて58頭が提供されます。

5月10日に口蹄疫に感染し、乳牛75頭が殺処分された樽見さん。
年明けの経営再開を目指す樽見さんにとって、観察牛の導入は、再開に向けた大きな一歩となります。

(川南町酪農家・樽見一寛さん)「自分たちも観察牛を受け入れて、そこの中で発症しなければ安心して次のステップにいけますので。
ただ、もし自分のところでかかったらという不安はまだ持ちながらですけどね」

口蹄疫の発生とワクチン接種ですべての家畜が殺処分された川南町。
観察牛の導入は、まち全体にとって、大きな意味を持っています。

(JA尾鈴・松浦寿勝部長)「観察牛ではありますけれども、この畜産の町に家畜が入ってくるということで喜びと言いますか、これを機会にさらに経営再開に向けての安全性を確認していきたいというふうに考えております」

県によりますと、川南町以外の高鍋、木城、新富の3町では、今月17日から都農町では、今月22日から観察牛が導入されるということで、目標とする11月の経営再開に向け、新たな一歩となりそうです。

県議会一般質問・口蹄疫防疫対策を論議
2010年09月10日 UMK

県議会は、きょうから、一般質問が始まり、口蹄疫の感染ルートや、海外からのウイルスを阻止する、水際での防疫などについて議論しました。

口蹄疫の感染経路の解明について、東国原知事は「県としては、国の調査チームに協力するとともに、県口蹄疫検証委員会でも独自の調査チームにより、感染経路の究明に取り組んでいる。
今後、市町村や関係団体と連携し防疫意識の啓発や、衛生管理基準の遵守など一層の取り組みをはかる必要がある」と述べました。

また、東国原知事は、感染ルートを解明する一方、空港や港湾での検疫強化など、水際対策が重要であるとして、靴底の消毒を徹底するほか、「二酸化塩素ガス空気清浄機」など、消毒機器を設置することも、検討したいと述べました。

畜産の再生へ!子豚のセリ再開
2010年09月10日 UMK

畜産宮崎の再生へ、県内各地で子牛のセリが開かれる中、西諸地区では、子豚の競り市が4ヶ月ぶりに開かれました。

都城市に続いて小林地区家畜市場では、口蹄疫の影響で4ヶ月ぶりに子豚のセリ市が開かれました。
セリには、西諸地区から約200頭の子豚が集まり、県内外から訪れた15人の購買者が、次々にセリ落としていました。
繁殖用の子豚のセリで一頭あたりの平均価格は、2万558円で、口蹄疫発生前よりも3000円程度の高値となりました。
生産農家は、高値での取引に安堵の表情を浮かべていました。
一方、口蹄疫被害が集中した児湯地区での子豚のセリは、来月からの開催が検討されています。

2010/09/10

平成22年9月期(1)西諸地区 子牛セリ。

口蹄疫の影響で 中止されていた子牛のせりが県内各地で再開されていますが 
地元小林の西諸畜連でも 9月3日~6日の4日間 開催されました。

本来は 2日~5日の予定でしたが、御存知のとおり えびので「似た症状の牛」が出たため 検査結果が出るまでせり自粛ということで 一日日程をずらしての開催となりました。

2日朝,すでに準備万端整い 後はセリ開始を待つだけの状態だったのですが  なかなか始まらず「どっかで口蹄疫が発生して中止になるんじゃなかろうか」なんて冗談を言ってたら 本当に中止、  ショック!!

ただ この段階で県の担当の方が「症状から可能性は低い」と言われてたので大丈夫だろうとは思ってましたけど、、、悪夢が再び、、、、不安、、、

陰性が確定するまでは家畜の移動は自粛ってことで 集まっていた上場予定の子牛は 市場で一晩お泊りすることになりました。

畜連の方は泊り込みで牛の世話だったようです。
生産農家も畜連の方も不安な一晩だった事でしょう、ご苦労様でした。
本当にシロでよかったです。

で結果ですが。

    雌  757頭  平均 418,740 
   去  1,207頭  平均 446,450 
トータル 1,964頭  平均  435,770 

前回比 43,360高 前年同月比 75,505高 

上げました。 「高いよ」と言いながらもみんなセリ再開がうれしかったみたいで 肥育農家もニコニコしてましたね。 今回は口蹄疫終息お祝い相場でしょう。

2日の中止を受けて帰ってしまった購買者もいたみたいです、4日目は延岡市場と同日開催になりましたし もし日程がずれてなかったら もっと上がっていたでしょうね。

雌と去勢の頭数の差がすごいです。

かなりの数の雌が自家保留されたのでしょう 結果的に母牛の更新が進むことになりますね。残った優秀な雌牛達が今後の宮崎を支えていってくれると思います。

今回の牛は当初 4月、5,6月上場予定の牛で 450日令、530キロなんて牛もいました。この月齢の牛は買ったことが無かったので肥育の導入期の飼い方が不安があります。
取りあえずビタミンは控えめ 給餌量は月齢に合わせた量よりかなり控えめで始めてみました。

種牛別結果。

種雄牛  頭数   雌平均  去勢平均
忠富士  476   556     482
福之国    513     400         439
勝平正    338    383        428
美穂国    280     396        455
寿太郎    142     350        399
糸茂勝    70       335        409
福桜       68       406        409

忠富士がすごい値段でした。
繁殖用に購買意欲が(児湯からも来られてました)高かったです。

美穂国 去勢が高いですね この値段を見ると 良い結果が出てるのでしょうか??
残った5頭の種牛の中で美穂国が 使えるのと使えないのじゃ血統のバリエーション的に大きく違うので 大成してくれるといいのですが、、   

いや 期待はしてるんですけどね いまいち信用しきれてないんです、、、、、、

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2010/09/08

口蹄疫・マスコミ報道他 9/8(水)

処分家畜補償の非課税化 農水省「精力的に交渉」
(宮日 2010年9月8日付)

 口蹄疫問題で県が国に財政支援を求めている300億円規模の復興基金に関し、山田正彦農相は7日、参院農林水産委員会で「財務省などと細部を詰めている」として、設立主体や時期などは明らかにしなかった。また、地元の要望が強い殺処分家畜の補償非課税化について、舟山康江農林水産政務官は「実現できるよう精力的に交渉している」と述べた。

 野村哲郎議員(自民)が「基金創設を盛り込んだ特別措置法成立から3カ月経過した現在も、基金が創設されていない。どのような形で、いつ設置するのか」とただした。山田農相は「経産省や財務省、総務省を含めどんな基金がふさわしいか詰めており、農水省としては早く決めてほしいと求めている」と答弁した。

 また、渡辺孝男議員(公明)が補償に対する非課税化への対応を尋ねたのに対し、舟山政務官は「特例措置の創設を要望している」と、非課税化へ財務省などと協議していることを説明した。

 このほか渡辺氏は家畜伝染病予防法改正への見解を求め、山田農相は本県のケースを基に、具体的改正項目として(1)発生農場に立ち入り検査する家畜防疫員らへの強制力の付与(2)埋却地確保が困難な「密飼い」の見直し―などを例示した。

知事口蹄疫を総括「反省点あった」
9月8日(水)19:01 MRT

8日の代表質問では、口蹄疫問題についても議論が交わされました。
この中で、東国原知事は、口蹄疫の対応について「様々な反省点があった」と総括しました。
8日の代表質問で口蹄疫の総括を求められた東国原知事。
具体的な反省点を次のように答えました。

(東国原知事)「例えば中国や韓国で口蹄疫が発生した段階での事前の防疫対策や、殺処分から埋却までの迅速な対応ができたのかどうか、現場での指揮命令系統や一般車両も含めた消毒体制、情報提供体制等、ひとつひとつを検証し、国への提案要望含めて今後にいかしていくことが必要である」さらに、口蹄疫発生初期の消毒体制について、議員と県側で、次のようなやり取りがありました。

(自民党・横田照夫県議)「あとになって消毒マットとか、消毒槽をつくって全車両消毒がなされましたが、当初なかなか実施できなかった理由はなんだったんでしょうか」

(高島俊一農政水産部長)「法的根拠はないこと、また幹線道路において大渋滞を引き起こすなど県民生活に大きな支障を及ぼすこと、さらに全車両消毒に対しての関係者のコンセンサスが得られてなかったこと」

このほか、東国原知事は、自身がマニフェストに掲げる誘致企業100社と、新規雇用1万人については、口蹄疫と不景気の影響で、達成が難しく、誘致企業が90社、新規雇用が9000人になるとの見通しを示しました。

(東国原知事)「口蹄疫と不景気ですね。
こういう社会状況、経済状況ですからね、いたしかたないかなという反面と、まだ諦めておりませんので…」県議会代表質問、9日は、新みやざきと社民党、それに公明党が質問に立ちます。

復興基金 国への要望見直し

口てい疫からの復興に必要な財源として国に300億円規模の基金の設置を要望している宮崎県は、国が基金の規模や使いみちについて難色を示していることから、当面の間、要望する額や使いみちについて見直したことを明らかにしました。
これは、8日開かれた定例県議会の各会派による代表質問に対して、県の担当者が明らかにしたものです。
それによりますと、県は口てい疫からの復興に必要な財源として国に300億円規模の基金の設置を要望していますが、国は基金の規模や使いみちについて難色を示し、基金の設置のメドは立っていません。
このため県は、当面の間、要望する額を300億円から120億円に減らし、残りは10年間で分割して支援してもらうよう改めて国に要望しているということです。また基金の使いみちについても、当初、雇用を創出するための公共工事費をおよそ200億円としていましたが、これもおよそ100億円に減らし、その分、地域経済を活性化するためのイベントなどへの補助を大幅に増やすことにしました。
県の担当者は、「基金の設置は復興に欠かせないもので、引き続き国に必要性を訴えていく」としています。
09月08日 18時23分 NHKローカル

口蹄疫の激震地・川南町で一般質問
 (09/08 18:07)  MRT

口蹄疫の被害を最も受けた川南町では、8日から、町議会の一般質問が始まり、復興に向けた取り組みについて、質問が相次ぎました。
口蹄疫の発生以来初めて開かれた川南町議会の一般質問。

8日は4人の議員が、口蹄疫発生時の初動態勢や、復興に向けた支援策などについて質問しました。

このうち、江藤和利議員は、口蹄疫に対する町の対応に問題がなかったかや畜産業に対する支援策などについて町長の考えを質しました。

(内野宮正英町長)「口蹄疫に対する認識というのは非常に甘かったと思います。
財政状況を勘案しながら、最優先的に基金等の対策も含めて対応をして参りたい」

川南町議会の一般質問は9日まで行われます。

口蹄疫封じ込め 県が発生想定し防疫演習
[2010年09月08日 14:24]  大分合同新聞

 宮崎県で猛威を振るった口蹄(こうてい)疫問題を受け、大分県は8日、県内での口蹄疫発生を想定した防疫演習を豊後大野市三重町の県立農業大学校などで開いた。県によると、約120人を動員した大規模な演習は全国でも初めて。6月にまとめたガイドラインの実効性を検証するため、防疫対応の手順を確認した。

 演習には現場作業班として県、豊後大野市の職員ら約90人が参加。九州各県、県内各市町の関係者ら約110人が視察した。

 午前5時半、同大学校の農場で飼育する乳牛3頭の口や乳房に水疱(すいほう)が見つかった―との想定で開始。

 県職員が農場に立ち入り、乳牛の写真を撮影。県の畜産担当部署は、動物衛生研究所(東京都小平市)と協議し、発見から約5時間後に写真判定で疑似患畜と確定。緊急消毒ポイント5カ所、家畜などの移動・搬出制限区域を設けた。

 殺処分班(2班)の10人が、農場の牛をつなぎ留めて処分の模擬注射を実施。農場近くに確保した埋却地では、成牛20頭が入る穴を重機で掘り、処分を終えた模擬の牛を埋却した。

 視察に訪れた長崎県職員の下村辰人さん(48)は「長崎でも10月に演習を実施する予定。演習の流れで細部がどうなっているかをしっかり確認したい」と話した。

口蹄疫・第5回 口蹄疫対策検証委員会

「第5回 口蹄疫対策検証委員会」の開催について
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/soumu/100903.html

農林水産省は、「第5回 口蹄疫対策検証委員会」を平成22年9月8日(水曜日)に農林水産省 第2特別会議室 において開催します。
会議は非公開です。なお、カメラ撮影は、冒頭のみ可能です。

1.趣旨

農林水産省は、宮崎県で発生した口蹄疫について、発生前後の国、県などの対応や殺処分・埋却などの防疫対応、口蹄疫対策特別措置法に基づく措置の運用等を検証し、今後の口蹄疫対策をはじめ、家畜伝染病に対する危機管理のあり方に資するため、第三者からなる口蹄疫対策検証委員会を開催します。

また、今回の議事要旨は、会議終了後に当省ホームページ「口蹄疫に関する情報」(URL:http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/index.html)で公開いたします。

配布資料
http://www.maff.go.jp/j/syouan/soumu/kensyo5.html

委員会の概要
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/gaiyo5.pdf

第5回口蹄疫対策検証委員会の概要
(平成22年9月8日開催)

本日は、これまでの4回にわたる委員の意見交換やヒアリングの結果を踏まえ、議論を整理するため、委員間でフリーディスカッションを行った。

委員からの主な意見は以下のとおり。

○ 国、県、市町村等の口蹄疫発生時における役割分担については、県や市町村が初動対応を迅速・確実に行うことが重要である。国はそのための防疫方針、マニュアルを責任を持って作るべきである。

○ 水際における防疫体制については、豪州・ニュージーランドのような厳しい体制を取るべき。

○ 家畜飼養者の意識改革が必要。特に大型農場の責任は大きい。

○ 今後は、疫学調査で感染経路の究明をしっかりとやるべき。

○ 家畜防疫員の任命については、公務員獣医師だけでなく、民間の開業獣医師、農業共済組合、農協等の獣医師も任命すべき。

○ 宮崎県が行っている検証委員会の内容を是非知りたい。

次回会合(9月10日開催予定)において、引き続き議論を進めることとなった。

※追記  宮崎日日新聞の記事

聞き取り基に協議 農水省検証委、今月半ば中間報告
(2010年9月9日付)

 本県口蹄疫への国や県の対応、防疫が適切だったかなどを第三者が検証する農林水産省の「口蹄疫対策検証委員会」(座長・山根義久日本獣医師会会長)の第5回会合は8日、農水省で開いた。

これまでの本県関係者らからの聞き取りを基に、防疫措置の問題点など中間報告に向けた協議を行った。

 前回までの33人からのヒアリングを基に、山根座長が原案をまとめた「初動」、「防疫」などの項目別で問題点を協議。

終了後に会見した山根座長は細かな内容は明らかにしなかったものの、「感染が広がった市町は、都城市やえびの市のように迅速に対応していれば爆発的に広がらなかったのではないか」「われわれが得られていない情報がないか、県独自の検証委員会の協議内容を見てみるべき」などの意見が出されたという。

 次回も項目別の協議を継続し、今月半ばにも中間報告を公表する。その後、必要に応じてヒアリングも行い、最終的な報告をまとめる計画。山根座長は「検証項目が膨大ではあるが、しっかりした中間報告をまとめたい」と話した。

子牛が買えなかったので牛肉を買ってしまった

小林家畜市場のセリに行ってきたわけですが・・・・・

子牛、高いよ!coldsweats02
今の枝肉の相場を考えると、ちょいと高すぎ!

それでもね、久しぶりのセリ市で繁殖農家も肥育農家も
みんなニコニコしてたんだけどねwink

子牛が買えないならと、牛肉を買って帰る肥育農家の嫁ってどうよ(笑)

市場では、宮崎牛の販売もしているのです。
生産者も牛肉食べようね!って事です。

この日に買ったのは

宮崎牛細切れ 300g
宮崎牛もも薄切り200g

どちらも1000円!

Photo

これがどうなったかと言うと・・・・・

Photo_2

ハッシュドビーフheart01
市販の缶詰のデミグラスソースを使って作りました。

今回は しめじやマッシュルームなど多めに入っています。
いえね、この前読んだ本に

市販のデミグラスソースを美味しくする技が書いてあったのです。

土曜日のTV「チューボーですよ」でも同じ様な技をやってました。
こりゃ試してみなければ・・・・でしょ?

それがいかなる技であったかは・・・・・また今度。

Photo_3

翌々日に作ったチンジャオロース。

春に頂いたタケノコを冷凍保存してあったので、それも使ってみました。

ピーマンが、あまり好きじゃない・・・。
でも、赤ピーマンは偉大だと思う!

無駄な努力はせず、素直に味の素の「Cook Do」を使いました。

牛肉消費に貢献!

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どうでも良いけどさ、「Cook Do」ってやっぱり味の素の匂いがするよね

口蹄疫・第4回 口蹄疫対策検証委員会

ちょっと遅くなりましたが、第三者委員会について

「第4回 口蹄疫対策検証委員会」の開催について
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/soumu/100826.html

「第4回 口蹄疫対策検証委員会」の開催について

農林水産省は、「第4回 口蹄疫対策検証委員会」を平成22年8月31日(火曜日)に農林水産省 第3特別会議室 において開催します。
会議は非公開です。なお、カメラ撮影は、冒頭のみ可能です。
1.趣旨

農林水産省は、宮崎県で発生した口蹄疫について、発生前後の国、県などの対応や殺処分・埋却などの防疫対応、口蹄疫対策特別措置法に基づく措置の運用等を検証し、今後の口蹄疫対策をはじめ、家畜伝染病に対する危機管理のあり方に資するため、第三者からなる口蹄疫対策検証委員会を開催します。
また、今回の議事要旨は、会議終了後に当省ホームページ「口蹄疫に関する情報」(URL:http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/index.html)で公開いたします。
2.日時及び場所

平成22年8月31日(火曜日)13時30分~19時00分
農林水産省本館7階 第3特別会議室 (ドアNo.714)
住所:東京都 千代田区 霞が関 1-2-1
3.議題

生産者及び防疫作業実施者等からのヒアリング
その他

第4回 口蹄疫対策検証委員会 ヒアリング対象者
○全国肉牛事業協同組合
山氏 徹 理事長
○JA児湯 肉用牛繁殖部
鍋倉 隆一 部会長
○日本養豚協会
志澤 勝 会長
○みやざき養豚生産者協議会
香川 雅彦 副会長
○社団法人 中央酪農会議
門谷 廣茂 専務理事
○九州生乳販売農業協同組合連合会(社団法人 中央酪農会議 理事)
尾形 文清 代表理事会長
○宮崎酪農業協同組合
石川 幸保 組合長
○熊本県 農林水産部 畜産課
高野 敏則 課長
○大分県 家畜保健衛生所 病性鑑定部
神田浩 部長
○群馬県 農政部 畜産課
宮川 均 課長
○宮崎県獣医師会
江藤 文夫 会長
○宮崎県 延岡家畜保健衛生所
工藤 寛 所長
○(独)家畜改良センター 鳥取牧場
鈴木 稔 牧場長
○北海道農業共済組合連合会 家畜部家畜事業グループ
伊藤 純一 第2課長補佐
○千葉県農業共済組合連合会 家畜部 診療課
平田 昇 課長
○栃木県 県南家畜保健衛生所
武井 明宏 所長補佐兼企画指導課長
○静岡県経済産業部 農林業局 畜産課
浅倉 豊司 課長代理
○日本養豚開業獣医師協会
大井 宗孝 代表理事
○農林水産省
平尾 豊德 経営局長(前消費・安全局長)


資料「口蹄疫への対応について(補足説明資料)」(PDF:330KB)
http://www.maff.go.jp/test/syouan/soumu/pdf/siryo4.pdf


第4回口蹄疫対策検証委員会の概要
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/gijigaiyo4.pdf
(平成22年8月31日開催)


本日、第4回口蹄疫対策検証委員会を開催し、以下のとおり、ヒアリングを実施した後、委員間でフリーディスカッションを行った。

1 ヒアリング対象者(ヒアリング項目)は以下のとおり。

(1)全国肉牛事業協同組合 山氏理事長、JA児湯 肉用牛繁殖部 鍋倉部会長
(生産現場からみた口蹄疫対策の状況、今後の家畜防疫のあり方等)

(2)日本養豚協会 志澤会長、みやざき養豚生産者協議会 香川副会長
(生産現場からみた口蹄疫対策の状況、今後の家畜防疫のあり方等)

(3)社団法人 中央酪農会議 門谷専務理事、九州生乳販売農業協同組合連合会 尾形代表理事会長、宮崎酪農業協同組合 石川組合長
(生産現場からみた口蹄疫対策の状況、今後の家畜防疫のあり方等)

(4)熊本県 農林水産部畜産課 高野課長、大分県 家畜保健衛生所 病性鑑定部 神田部長、群馬県 農政部畜産課 宮川課長
(隣接県及び群馬県における口蹄疫対策の状況、今後の家畜防疫のあり方)

(5)宮崎県獣医師会 江藤会長
(宮崎県における口蹄疫発生への対応状況、今後の獣医療体制のあり方等)

(6)宮崎県 延岡家畜保健衛生所 工藤所長
(現場における防疫作業の実施状況、今後の家畜防疫のあり方等)

(7)(独)家畜改良センター 鳥取牧場 鈴木牧場長
(現場における防疫作業の実施状況、今後の家畜防疫のあり方等)

(8)北海道農業共済組合連合会 家畜部家畜事業グループ 伊藤2課長補佐、千葉県農業共済組合連合会 家畜部 診療課 平田課長
(現場における防疫作業の実施状況、今後の家畜防疫のあり方等)

(9)栃木県 県南家畜保健衛生所 武井所長補佐兼企画指導課長、静岡県 経済産業部 農林業局 畜産課 浅倉課長代理
(現場における防疫作業の実施状況、今後の家畜防疫のあり方等)

(10)日本養豚開業獣医師協会 大井代表理事
(現場における防疫作業の実施状況、今後の家畜防疫のあり方等)

(11)農林水産省 経営局長(前消費・安全局長) 平尾局長
(今回の口蹄疫対策における問題点、今後の課題等)

2 委員の主な発言は以下のとおり。

○ 防疫作業に際して、家畜防疫員として民間の臨床獣医師を活用すべきではないか。

○ 防疫作業の現場における指揮命令系統が確立されておらず、また、適切な作業分担が出来ていなかったことが、防疫措置の遅れに繋がったのではないか。

○ 疫学調査を徹底的に実施できるようにするため、強制力のある調査を実施できる体制の構築が必要なのではないか。

指揮系統不備に指摘 検証委が聞き取り調査
(宮日 2010年9月1日付)

 本県口蹄疫への国や県の対応、防疫が適切だったかなどを第三者が検証する農林水産省の「口蹄疫対策検証委員会」(座長・山根義久日本獣医師会会長)の第4回会合は31日、同省で開いた。生産者や殺処分に当たった獣医師ら本県関係5人を含む19人からヒアリングを実施し、現場の指揮系統の不備などが指摘された。聞き取りは今回で終了し、次回から中間報告取りまとめへ論点整理などの作業に入る

 意見を聞かれた本県関係者はJA児湯肉用牛繁殖部の鍋倉隆一部会長、みやざき養豚生産者協議会の香川雅彦副会長、宮崎酪農業協同組合の石川幸保組合長、県獣医師会の江藤文夫会長、県延岡家畜保健衛生所の工藤寛所長。本県に入った獣医師、熊本や大分など隣県の防疫担当者らからも、現場の状況や各県の防疫措置などを聞き取った。

 終了後に会見した山根座長によると、主な意見として「民間獣医師を家畜防疫員として防疫作業に活用すべきだった」「現場で指揮命令系統が確立されておらず、適切な作業分担もできなかったことが防疫措置の遅れを招いた」との声があったという。

 また、県家畜改良事業団の種雄牛を移動させた特例に関し「毅然(きぜん)とした態度をとるべきだった。そうでなければ今後殺処分に協力しない人も出てくる」との指摘もあった

 委員会は同日までの33人の聞き取りを基に現場などでの対応、防疫の課題を整理し、今月の早い段階で中間報告をまとめる予定。山根座長は「これまでの話から、私としては各機関で意思疎通が図られていなかったのではないかと思う」との認識を示した。

※山崎メモ
そうですか「聞き取りは今回で終了」ですか・・・・・・

結局、某大規模牧場に関しては何の話もなかったわけですね。

第三者委員会でも「関係者」としてヒアリングの対象にしても良いのではと思っていたのですが。

「 疫学調査を徹底的に実施できるようにするため、強制力のある調査を実施できる体制の構築が必要なのではないか。」

これを今回の口蹄疫の問題に適用する気は無いのでしょうか・・・・・

第5回は、8日に行われるようです。

2010/09/07

口蹄疫・マスコミ報道他 9/6(月)~9/7(火)

口蹄疫、清浄国復帰に向け検査始まる

9月6日(月)19:08  MRT

口蹄疫の発生以降、一部を除いて停止されている牛肉と豚肉の輸出再開を目指し、6日から、家畜の検査が始まりました。
検査は、県内で牛を飼育している農場のうち、無作為に選ばれた150の農場を対象に実施され、口蹄疫ウイルスが残っていないかを確認します。
このうち国富町の繁殖牛農家では、宮崎家畜保健衛生所の家畜防疫員2人が牛の口などに異常がないかを調べたほか、一部の牛からは、感染の痕跡がないかを調べるために血液を採取しました。
口蹄疫の発生を受け、家畜の衛生基準を定める国際機関の「OIE」は、日本を汚染国と認定。
現在、一部の国や地域を除き、牛肉と豚肉の輸出がストップしています。
国は、ウイルスが残っていないことを確認する検査を実施して、「口蹄疫が発生していない」清浄国に復帰することで、輸出の本格的再開につなげたい考えです。
検査は、今月下旬までに終わる予定で、異常がなければ、国が、来月上旬にOIEに清浄国への復帰を申請し、早ければ来年2月に復帰が認められる見込みです。

都城・西都市などで、清浄国復帰へ牛検査--農水省と県 /宮崎
毎日新聞 2010年9月7日 地方版

 農林水産省と県は6日、牛・豚肉の輸出全面再開に向け、国際獣疫事務局(OIE)が認定する口蹄疫(こうていえき)のない「清浄国」復帰に必要な検査に着手した。牛を飼育する県内150戸を抽出して9月下旬までに臨床・抗体検査による清浄性検査を終え、国は来月上旬にもOIEに認定申請する。

 この日は都城、西都両市と国富町で検査が始まった。約60頭を飼育する国富町の繁殖牛農家には宮崎家畜保健衛生所の家畜防疫員(獣医師)2人が訪れ、臨床検査では口の中を開いて異常がないかをみた後、ウイルス感染の痕跡がないかを調べる抗体検査のため尾から血液を採取した。

 牛肉に関しては日本は09年に565トン(37億7300万円相当)を輸出したが、口蹄疫汚染国となったため、牛肉は香港とマカオを除き米国などへの輸出が停止している。OIEは家畜の保健衛生に関する国際機関。来年2月に仏・パリで開かれる科学委員会で承認されれば、日本は清浄国に復帰する。【石田宗久】


川南町で観察牛の説明会

口てい疫のためすべての牛と豚が処分された川南町で、飼育の再開に向け試験的な牛の導入が来週始まることになり、農家を対象に説明会が行われました。
宮崎県では、感染が最も集中した地域の飼育再開に向けて、先月31日から、県の施設など、あわせて9か所の農場に「観察牛」と呼ばれる牛を入れて試験的に飼育し、感染するおそれがないか調べています。
この「観察牛」の導入が、川南町でも来週の前半から始まることから、町役場で説明会が開かれました。
説明会には、発生農家の60パーセントに当たるおよそ130人が出席し、▼より慎重を期して、観察期間を最長で5週間まで延ばすことを検討していることや、▼観察用には豚より感染しやすい牛が適当だと説明されました。
農家からは「観察の途中で農場を消毒する際のマニュアルが欲しい」といった要望が出されたということです。
酪農家の吉松孝一さんは「観察牛で安全を確認し、安心して経営を再開したい」と話していました。また養豚農家の沼田和也さんは、「豚舎は柵が低いので牛を飼えるのか、不安だ。できれば豚がいいが今後、町と相談したい」と話していました。
09月07日 09時31分 NHKローカル


日向の農家牛導入 まずは10戸、経営踏み出す

(宮日 2010年9月7日付)

 口蹄疫ワクチン接種後に家畜を殺処分された日向市の和牛繁殖農家の10戸が6日、牛の飼育を再開した。約3カ月ぶりの家畜導入となり、県内の発生農家、ワクチン接種農家では最も早い経営再開。同日、ほぼ半年ぶりに開かれた延岡家畜市場(延岡市)の子牛競り市で購入した農家は「牛が戻ってきて本当にうれしい」と目を輝かせ、希望を口にした。口蹄疫発生から4カ月以上を経て、被害農家の経営再建はようやく本格化する。

 JA日向によると、競り市に参加した同市のワクチン接種農家は17戸(美々津地区16戸、東郷地区1戸)。うち10戸が子牛や育成牛を1〜3頭競り落とした。

 国は家畜導入に際し頭数や時期を家畜保健衛生所(家保)が把握するよう指示しており、競り市には農家が個人ではなくJAを通じて参加。今後2週間、少頭を飼育して経過観察した後、家保が目視による臨床検査を行い、清浄性を確認。10月以降の競り市で徐々に以前の頭数まで戻していく予定になっている。

 父が忠富士、母の父が安平という優れた血統を持つ雌牛「ただひめ」を繁殖用に94万8千円で競り落とした谷口峰久さん(59)=同市東郷町福瀬地区鵜戸木=は「予想より高くなったが、いい牛が買えてホッとしている。(牛舎に)1頭でもいると生きがいになる」と話していた。

 同市では、都農町の発生農場を中心とした半径10キロの家畜移動制限区域に一部が入り、5月23日にワクチン接種を実施。6月5〜12日に牛77戸886頭、豚1戸608頭が殺処分された。

 県は発生農場の清浄性を確認するため試験的に飼育する「観察牛」の導入を8月31日に開始したが、8市町に1011戸あるワクチン接種農家は対象外となっている。

 被害農家の経営再開については、東児湯5町が足並みをそろえて11月1日を目指しており、西都市は今月30日に予定。宮崎市は今月中旬にワクチン接種農家、その後に発生農家、都城市は10月初めに発生農家の経営を再開する見込み。えびの市と国富町は未定。


「お帰り」声弾み笑顔 和牛農家経営再開

(宮日 2010年9月7日付)

 「この日を待っていた」。日向市の和牛繁殖農家の牛舎に再び牛がやってきた6日、農家に心からの笑顔が戻った。わが子のように手を掛けてきた牛が口蹄疫ワクチン接種後に殺処分されて約3カ月。やりきれない思いを抱えながらも、再開できる日を夢見て空になった牛舎を念入りに消毒してきた。真新しいおがくずが敷き詰められた畜舎に牛を迎え入れた時、自然と口をついたのは「お帰りなさい」の言葉だった。

 同市東郷町福瀬地区鵜戸木の谷口峰久さん(59)と妻まつ子さん(55)はこの日、延岡家畜市場(延岡市)の競り市で1頭の子牛を競り落とした。台風の影響で激しく降る雨にぬれるのも気にせず、トラックから降ろした子牛を「お帰りなさい」と優しくなで、牛舎へ誘導した。競りが延期されていたため、少し大きく育っているが「その分すぐに種付けができる」と峰久さんの表情は明るかった。

 殺処分される前は母牛6頭、子牛5頭を飼っていた。3年前に建てたばかりの牛舎はにぎやかだった。だが、思いもよらない口蹄疫禍。

 思い出すのはつらいが、まつ子さんは「今まで以上に頑張るからこれから先、お守りください」と、犠牲になった命に祈りをささげ、新しい命のために頑張ると誓った。

 同市美々津町の花田袈裟光さん(75)は「牛がいなくなって、疲れて体の調子が悪かったけど、これからまた頑張ろうという気持ちになった」。1頭の子牛を購入し「牛のいる生活は楽しみ」と声を弾ませた。

 約半年ぶりに再開された同市場の子牛競り市では、関係者も胸をなで下ろす高値がついた。ただ、子牛を売りに出した農家には朗報でも、子牛を購入し経営再開を目指す農家には負担増。競りに参加した日向市内の農家は「今後も血統の優れた子牛は値が高くなることが予想される」と、経営再開の喜びと不安が交錯した。


種雄牛など殺処分県有牛 補償要望国が難色

(宮日 2010年9月7日付)
 口蹄疫の感染疑いにより殺処分された50頭の種雄牛など県所有の家畜について、県側が要望する手当金(補償金)に対して国側が難色を示していることが6日分かった。殺処分した家畜への手当金は、家畜伝染病予防法で評価額の5分の4を国が支払うと定められている。県は公有、民有を差別せずに補償するよう要請を続けている。

 県所有の家畜について、県は7月下旬、農林水産省に補償金支払いが可能か文書で問い合わせたが、同省は「支払いはできない」と回答。同省によると、手当金は飼い主が伝染病の通報をためらわないための制度で、「家畜防疫の責任者の県が通報を怠ることはあり得ない」という。

 県は先月、国に対して行った緊急要望にも盛り込んで補償を求めている。県畜産課は「種雄牛は(冷凍精液)ストロー販売の逸失利益を考えると数億円規模の算定になる。県民の資金を投入して育成したことも考慮してほしい」としている。

 県所有の種雄牛は次代を担うための待機牛を含め、口蹄疫の発生前には55頭いた。国と県の協議を経て、5月14日に特例でエース級6頭が避難したが、直後に感染疑いを確認した1頭が処分された。残る49頭も県が救済を求めていたが、1頭に感染疑いが分かり、全頭処分した。

 ほかに県立農業大学校、高鍋農業高(いずれも高鍋町)で飼育していた実習用の牛、豚など約550頭も感染疑いで処分されている。


種牛殺処分の補償金、国が却下 農家、冷ややかな見方も
2010年9月6日 asahi.com

 口蹄疫(こうていえき)の感染拡大に伴い、県所有の種牛計50頭が殺処分されたことに絡み、県が国に対し、この50頭分の手当金(補償金)を求め、国から断られていたことが関係者の話で分かった。東国原英夫知事が「宝であり財産」とまで評した県所有種牛は当初、県の外郭団体の県家畜改良事業団(高鍋町)でまとめて管理しており、同事業団の施設内で感染疑い例が出るなどしたため、殺処分された。畜産農家などからは「そもそも自己責任だ」といった批判も出ている。

 県所有種牛は当初、55頭いた。同事業団で1カ所で飼っており、4月20日に都農町で口蹄疫の発生が確認されて以降、感染が拡大したため、県は国と協議。特に優秀な6頭を選び、5月13~14日に、家畜などの移動制限区域内から特例で約20キロ離れた西都市内の山中へと避難させた。

 しかし、避難させた6頭のうち1頭が遺伝子検査で2回陽性となり、殺処分に。同じ牛舎に入っていたほかの5頭も、本来は殺処分となるはずだったが、再び特例で経過観察とし、生き延びさせた。

 一方、「取り得る限りの最大の防御」(県幹部)を敷いていた同事業団でも症状がある種牛が見つかり、残った49頭もすべて殺処分となった。

 手当金は家畜伝染病予防法で定められている。農林水産省によると、手当金には、家畜の伝染病が発生した際、隠さずに届け出ることを奨励する意味合いがあるといい、同省の担当者は「県の場合は、手当金が出ないから届けないということは想定できない」などとし、交付は難しいとしている。

 県が手当金を求めたことについて、ある畜産農家は「県の種牛には税金が使われている。民間とは違うし、補償を求めるのはおかしいのでは。それに、これまで精液を売って稼いできたお金もある」と話している。生き残った5頭のうち、最も高齢の「福之国」(13歳)の1年間の精液販売収入は、推計で約1億5千万円にもなる。

 別の畜産関係者は「最後まで口蹄疫を出さなかった民間の農家もあるのに、県の施設で出したのは危機管理としてどうか。自己責任ではないか」と厳しく指摘する。

 県は現在、新しく種牛になる候補の選定を進めており、交配費用やエサ代などの関連経費について国に支援を求めている。また、口蹄疫からの復興のための基金を設けるにあたり、国に公共事業費100億円分を含む300億円の拠出も要望している。(石田一光)


※山崎メモ
「国が難色」と「国が却下」、随分意味合いが違いますね。
朝日らしいちゃ、らしいか。

2010/09/06

口蹄疫・マスコミ報道他 9/5(日)

エース級種牛2頭高原到着 損失の教訓生かす

(宮日 2010年9月5日付)


 口蹄疫の終息を受け、県は4日、西都市尾八重に避難させていたエース級種雄牛5頭のうち2頭を高原町にある県家畜改良事業団の産肉能力検定所に移動させた。

 今回の口蹄疫により種雄牛の大半を失った教訓から、今後は種雄牛を分散管理する方針。同事業団では2頭について、準備が整い次第、人工授精用の精液を採取する採精を始める。

 移動させたのは「福之国」と「秀菊安」で、トラックで高速道路を経由して運搬。到着後、同検定所で飼育されている種雄牛候補と同じ牛舎に入った。

 県は口蹄疫など家畜伝染病への感染による「全滅」を避けるため、種雄牛を分散管理する考えで、同検定所に採精施設を新たに整備する。同事業団は施設整備や種雄牛の体調を見ながら、2頭の採精を開始する。

 西都市尾八重に残る「美穂国」「勝平正」「安重守」は2日に採精を開始。来年1月以降に、避難するまで飼育されていた高鍋町の同事業団へ戻す予定となっている。

 同事業団は口蹄疫発生前まで年間約15万本の精液ストローを県内一円に供給していた。今後は冷凍精液の在庫に加え、5頭の採精で需要を賄っていく。

 同事業団は「検定所に到着した2頭は体温に異常もなく、健康状態も安定している。口蹄疫などのリスクをさらに軽減するため中長期的には分散管理だけでなく、10キロ圏内に牛や豚のいない避難場所の確保なども考えないといけない」としている。

 今回の口蹄疫により、県は種雄牛55頭のうち50頭を失っている。


種牛2頭 分散飼育で移動

口てい疫に感染せず処分を免れた宮崎牛の種牛5頭について、宮崎県は、1度に感染する危険性を減らすため、2か所に分散して飼育することになり、4日、2頭を離れた別の施設に移動させました。口てい疫の発生前、宮崎牛の種牛は55頭いましたが感染の疑いがあるとして、50頭が処分されました。

処分を免れたのは、西都市の山あいの農場に移した主力の5頭だけとなっています。
宮崎県は、口てい疫が再び発生した場合、貴重な5頭を1度に失わないように、2か所に分散して飼育することになりました。

4日は、西都市の農場で、2頭をトラックに乗せ、およそ50キロ離れた高原町の施設に移しました。残る3頭については、当面、今の農場で飼育し、ことしの11月以降、元の飼育施設の高鍋町の県家畜改良事業団に戻すことにしています。

口てい疫の終息宣言が出された宮崎県では、畜産の復興が課題になっていて、県は今後、残された種牛5頭を中心に、次の世代の種牛の育成に本格的に取り組むことにしています。
09月05日 09時36分NHKローカル


企業倒産 口てい疫影響も

先月8月、県内で1000万円以上の負債を抱えた企業などの倒産は前の月の半数の4件でしたが、このうちの広告関連の業者1件について、民間の信用調査会社は、口てい疫のため、イベントが中止になったことも影響したとみています。

民間の信用調査会社、東京商工リサーチ宮崎支店によりますと、8月、県内で1000万円以上の負債を抱えた企業などの倒産は、4件で前の月の半数でした。
負債総額は、およそ4億7500万円で、前の月よりおよそ8400万円増えました。
業種別で見ると、▼小売業が2件、▼卸売業とサービス業がそれぞれ1件でした。

このうち、サービス業の1件は、宮崎市内の広告関連の業者で、信用調査会社は、業績不振が続いたことに加えて、口てい疫のため、イベントが中止になったことも影響したとみています。

今後の見通しについて、信用調査会社は、「口てい疫の終息宣言が出されたものの、畜産業界の動きは鈍く、関連業界も減収となっている企業が多い。さらに急激な円高で輸出産業にも影響が出るおそれがあり、予断を許さない状況だ」と話しています。
09月05日 09時36分 NHKローカル


埋却地 地下水調査継続へ

口てい疫の問題で、宮崎県は、家畜を埋めた場所の周辺を対象に地下水への影響がないか、水質などを継続的に調べる方針で今年度の調査に必要な費用を補正予算案に盛り込んで、県議会に提出しています。

宮崎県内では口てい疫の感染の拡大を防ぐためおよそ29万頭の家畜が処分されあわせて252か所に埋められました。
面積にするとおよそ142ヘクタールに上るということです。

このため、宮崎県は、関係する自治体とともに、埋めた場所の周辺、およそ500か所を対象に、地下水への影響がないか、水質などの調査を続ける方針です。
調査は3か月に1度、行い、今後3年間にわたって行うことにしています。

また、問題が見つかった場合は、さらに詳しい調査を行うとしています。
宮崎県は、今年度の調査に必要な費用、1250万円を補正予算案に盛り込んで、定例県議会に提出しています。
09月05日 09時36分 NHKローカル

2010/09/05

口蹄疫・マスコミ報道他 9/4(土)

価格影響なく一安心 小林の競り再開で農家ら (宮日 2010年9月4日付)

 “口蹄疫騒動”で再開が1日遅れた小林地域家畜市場の子牛競り市。心配された価格への影響もなく、農家や購買者も一安心の様子だった。

 えびの市で口蹄疫に似た症状の牛が見つかり、その後陰性が確認されたことに、えびの市西川北の繁殖牛農家相馬ヨシ子さん(59)は「(2日は)家に帰って牛舎を徹底的に消毒した。夜のニュースで陰性という結果を知ったが、それまで何もする気がしなかった」と明かした。宮崎、鹿児島県などで子牛を買い付けている熊本県の肥育農家(58)も「一報を聞いて家で待機していた。陰性でほっとした」と話した。

 子牛購入に訪れた小林市南西方の和牛肥育農家男性(54)は「牛舎が空いているので再開されてよかった。今の枝肉相場からすると若干高めだが、体格のいい牛を中心に買うつもり」。

 小林市南西方の繁殖農家女性(62)は、雌1頭をこの日の平均価格より約8万円高い51万円で売却。「購買者も多く活気がある。2日目、3日目も牛を出すので家に帰って手入れをしたい」と声を弾ませた。


“騒動”から一夜 小林で子牛競り再開
(宮日 2010年9月4日付)

 口蹄疫に似た症状の牛がえびの市で見つかり、急きょ2日の競りを中止した西諸県地域の子牛競り市が3日、小林地域家畜市場(小林市)で再開した。6日までの4日間、4、5月に出荷するはずだった2181頭が出場予定。突然の中止で価格への影響も懸念される中、初日は525頭が競りに掛けられ、平均価格は前回(4月)より4万3669円高い43万6396円と好調な取引開始となった。競り市再開は高千穂、南那珂地域家畜市場に次いで3番目。

 県内外から集まった約200人の購買者を前に、市場を運営する西諸県郡市畜連の篠原一利会長が「仕切り直しとなったが、あらためて気を引き締めて防疫に取り組むように、ということだと理解している。活気ある競り市にしましょう」とあいさつ。競り開始から去勢、雌ともに1頭40万円を超える高値が相次いだ。

 同畜連によると、去勢(売却322頭)の平均価格は前回より約9千円高い44万494円。雌(同201頭)の平均価格は前回より約7万9千円高い42万9831円。

 特に雌は、牛のいない児湯地域の繁殖農家らの参加で再開した各市場とも高値傾向。今回の小林でも殺処分された「忠富士」を父に持つ雌の高値取引が目立ち、最高価格(116万6550円)の子牛も忠富士の血統だった。

 ただ、最終日の6日は延岡家畜市場(延岡市)の子牛競り市と日程が重なることから、小林市内の50代の和牛繁殖農家は「値崩れが起きないか不安だ」と話していた。


清浄国復帰へ抗体検査 6日から県内全域150戸

(宮日 2010年9月4日付)

 日本の口蹄疫「清浄国」復帰に向け、県は3日、県内全域でウイルスが残存していないかを調べる抗体検査に6日着手すると発表した。清浄性を確認後、農林水産省が10月上旬にも国際獣疫事務局(OIE)へ復帰申請する方針で、早ければ来年2月にも清浄国へ復帰できる

 本県での口蹄疫発生を受けて日本は現在、OIEの汚染国となっており、牛、豚肉の輸出は一部を除いて停止。清浄国に復帰できなければ、汚染国からの畜産物輸入も拒否できないため、農水省が復帰を急いでいる。

 今回のケースでは、ワクチン接種家畜か疑似患畜の殺処分を終えてから3カ月後に、復帰の申請が可能となっている。

 県畜産課によると、ワクチン接種区域やすでに抗体検査を実施済みの地域を除いた県内全域で、牛を飼育する150戸をサンプル抽出して検査を実施。まず、飼育規模に応じて全頭か30頭を上限に抗体検査。さらに対象農場の全頭を目視検査する。9月下旬までの完了を目指す。

 対象戸数150戸は農水省との協議に基づくもので、統計学的に清浄性確認の精度に問題はないという。


清浄国申請へ 6日から検査 口蹄疫問題で農水省
2010年9月4日 00:44 カテゴリー:社会 九州 > 宮崎

 宮崎県の家畜伝染病「口蹄疫」問題で、農林水産省は3日、国際獣疫事務局(OIE)に清浄国復帰を申請するため、6日から県内150の牛飼養農場を対象に、抗体検査と臨床検査を始めると発表した。9月下旬までに終え、異常がなければ10月6日以降に申請書類を提出する。

 OIE規定では、防疫措置の完了から3カ月経てば清浄国復帰を申請できる。県内では殺処分した家畜の埋却を7月5日に終えており、最短スケジュールでの申請を目指す。検査対象は豚よりも感染しやすい牛に限定。過去に申請したオランダを参考に、県内牛飼養農家の2%にあたる150農場を抽出、1戸につき最多で30頭を調べる。

=2010/09/04付 西日本新聞朝刊=


種雄牛の採精4カ月ぶり再開 2頭は高原に移動
(宮日 2010年9月4日付)

 県は3日、口蹄疫まん延から逃れるため、西都市尾八重に5月中旬から避難している県家畜改良事業団の種雄牛5頭について、うち3頭から精液を採取する作業(採精)を約4カ月ぶりに再開したと発表した。ほかの2頭については、同事業団の産肉能力検定所(高原町)に4日移動させ、近く採精を再開する。同事業団は残された5頭を活用しながら、次期種雄牛の育成を急ぐ。

 今回の口蹄疫で大半の種雄牛を失った教訓から、県は種雄牛を分散管理する方針で、検定所に移動させるのは「秀菊安」と「福之国」。採精はこれ以外の「美穂国」「勝平正」「安重守」を対象に2日から始めた。季節によって変動はあるが、月間で1頭当たり約3千本の冷凍精液ストローが採取できるという。

 県は種雄牛の分散管理に向け、検定所と尾八重の畜舎にも常時使用できる採精施設を整備する予定で、1010万円の関連予算を3日開会の県議会に提案した。検定所でも態勢が整い次第、来週にも採精を始める。

 また、高鍋町の同事業団に3頭を帰還させる時期については、観察牛による清浄性確認などを経て、年内を目指す。

 同事業団によると、口蹄疫発生直前の3月末時点で、ストローは1年間の供給を賄える約15万本の在庫があった。4月20日の第1例発生を受けて採精を中止したものの、7月15日まで県内の家畜人工授精師も業務を自粛したことや、口蹄疫被害で母牛が減ったことから、当面の供給に問題はないという。


3カ月ぶり「ただいま」 避難の喜界島から種牛戻る /鹿児島
毎日新聞 2010年9月4日 地方版

 宮崎県で口蹄疫(こうていえき)が拡大した影響で喜界島に避難していた「鹿児島黒牛」の種牛6頭が3日、5月25日以来約3カ月ぶりに県本土に帰ってきた。

 午後2時すぎ、鹿児島市の鹿児島港北ふ頭に接岸したフェリーから、大型トラック2台に分乗して下船。荷台から顔を出し元気な姿を見せ、陸路で曽於市の県肉用牛改良研究所に運ばれた。

 県は種牛や種豚を、喜界島のほか屋久島と日置市に分散避難させていた。宮崎県の終息宣言を受け、種豚は8月末に霧島市に帰還。屋久島に避難させた種牛6頭も今月9日に同研究所に戻す。

 北野良夫・県畜産課長は「慣れない環境で牛も大変だっただろう。体調を整えしっかりと子供をたくさん作ってほしい」と話した。【川島紘一】

口蹄疫・マスコミ報道他 9/2(木)~9/3(金)

南那珂子牛競り2日間平均価格41万8734円 (宮日 2010年9月2日付)

 口蹄疫の終息宣言を受けて再開した串間市の南那珂地域家畜市場の子牛競り市は1日、2日間の日程を終えた。2日間で750頭が出場し、平均価格は前回(3月)より9348円高い41万8734円だった。生後14カ月が過ぎた雌は母牛として即戦力となるため人気が高く、価格を押し上げたとみられる。

 2日目は初日とほぼ同じ約100人の購買者が参加し、雌と去勢合わせて375頭が取引された。同日の平均価格は雌が43万4854円、去勢が42万1429円でいずれも前日を上回った。合計は前日より1万7562円高い42万7515円。雌牛の最高額は105万7350円で、同市場関係者によると、100万円台は珍しいという。

 2日間合計の平均価格は、雌が42万4041円で前回(3月)より3万4814円上昇。一方の去勢は41万4380円で1万2978円安かった。同市場関係者によると、特に雌は殺処分された忠富士の系統は高値が目立ち、適齢期を過ぎた去勢も予想より高めの価格だったという。

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日向のワクチン接種農家 来週にも経営再開
(宮日 2010年9月2日付)

 日向市は1日、口蹄疫ワクチン接種後に家畜を殺処分された和牛繁殖農家十数戸が、週明けにも牛を導入する見通しであることを明らかにした。県内の発生、ワクチン接種農家で最も早い経営再開となる。十数戸は延岡市で6、7日に開催する競り市で子牛を数頭ずつ購入し、一定期間経過観察した後、異常がなければ本格的に導入する。

 県畜産課によると、国はワクチン接種農家が家畜を導入する場合、導入頭数や時期を家畜保健衛生所(家保)に報告するよう指示。2?3週間、少頭を飼育して経過観察した後、家保が目視による臨床検査を行い、清浄性を確認する。

 早期再開の要望を受け、県や同市、JA、延岡家保などが対応を協議。国の方針に沿えば問題ないと判断した。JAなどが1日、農家に説明をしたところ12、13人が牛を購入する意向を示したという。

 競りに参加する同市東郷町の谷口峰久さん(58)は「児湯郡が経営を再開すると、牛の値段も上がるので早く買いたい。3年かけて元の状態に戻したい」と話す。

 同市では牛77戸886頭、豚1戸608頭がワクチン接種、殺処分された。

 県は発生農場の清浄性を確認するため試験的に飼育する「観察牛」の導入を8月31日に開始したが、ワクチン接種農家は対象外となっている。

 発生5市6町のうち、東児湯5町は11月1日の経営再開を目指しており、西都市は今月30日に予定。宮崎市は今月中旬にワクチン接種農家、その後に発生農家、都城市は10月初めに発生農家の経営を再開する見込み。えびの市と国富町は未定。


知事と畜産農家が意見交換
9月2日(木)19:11 MRT

東国原知事が口蹄疫の被害農家と意見交換する県民フォーラムが2日、西都市でありました。
この意見交換会は、川南町に続いて開かれたもので、2日は、西都市や高鍋町などの畜産農家、約200人が参加しました。

フォーラムでは、東国原知事が「観察牛も導入したので安全性を確認し再生・復興に向けて取り組んでいきたい」とあいさつしたあと、意見交換が行われました。
畜産農家からは、防疫態勢の強化や畜産経営の在り方などについて、具体的な質問や意見が出されました。

(高鍋町の畜産農家)
「集中的に牛・豚を飼われたら同じことが起こる、分散型にしてほしい。」

(東国原知事)
「規模の適正化を図っていく。(口蹄疫が発生した場合)1日以内、2日以内に埋設できる態勢が整えられる規模だと思う。」

また、東国原知事はフォーラムの中で、現在、西都市に避難している5頭の種牛について、今後、1か所ではなく分散して飼育する考えを明らかにしました。


えびので牛1頭症状、陰性確認 2市場競り中止
(宮日 2010年9月3日付)

 県は2日、えびの市の乳用牛肥育農場で舌の潰瘍(かいよう)や発熱など口蹄疫に似た症状を示していた牛が見つかったが、遺伝子検査の結果、陰性だったと発表した。結果が出るまでの安全措置として、同日開催予定だった県西部2市場での子牛と乳牛の競り市が急きょ中止・延期となった。4月21日以来の競り市再開となるはずだった小林市の小林地域家畜市場は、3日から子牛競り市を開始する。都城地域家畜市場の乳牛競り市は日程を調整する。

 県口蹄疫防疫対策本部によると、農場は400頭を飼育する乳用牛肥育農場。1日、かかりつけの獣医師から通報を受けた都城家畜保健衛生所(家保)の獣医師が立ち入り検査し、1頭に舌の裏の潰瘍や発熱、上あごの赤い腫れなど口蹄疫に似た症状を確認。この際、水ほうや舌のただれなど口蹄疫の典型的な症状は確認されなかった。

 2日早朝、診察経験が豊富な宮崎家保の職員とともに再度農場に立ち入りしたところ、潰瘍が舌の表面にも広がるなど症状の進行が見られたため、症状のあった牛を含む5頭から検体を採取し、動物衛生研究所海外病研究施設(東京)に送付。遺伝子検査の結果、同日夜に陰性を確認した。

 県からの要請を受け、小林地域家畜市場の子牛競り市(2?5日、出場予定2171頭)と都城地域家畜市場の乳牛競り市(2日、同283頭)は、急きょ同日の開催を中止。小林市場には競りに掛けるため550頭が搬入され、市場内の畜舎につながれている。都城市場では午前9時半から競りが開始され、既に約20頭が競りに掛けられていたが、競りをやり直すことで購買者に理解してもらったという。

 陰性の検査結果を受け、小林市場は3?6日に日程を変更し子牛競り市を開催。都城市場は次回の乳牛競り市(18日)での開催も視野に、3日に代替日を検討する。

 県畜産課の岩崎充祐家畜防疫対策監は「影響などは考えず、家畜防疫員の判断に従って淡々と検体を送ることを心掛けた。農家や獣医師が早期に一報してくれたことが一番大事なことだ」と語った

防疫の徹底を

 【東国原知事の話】万一を想定して競りを一時中止いただき、大変ご迷惑をお掛けした。引き続き、畜産農家の皆さん、飼料や家畜の運搬をはじめとする関係者の皆さんには防疫対策の徹底をお願いする。


落胆一転、きょう市場再開 えびの口蹄疫陰性
(宮日 2010年9月3日付)

 口蹄疫に似た症状の牛がえびの市で見つかったことを受け、子牛競り市が急きょ中止になった小林地域家畜市場(小林市)は2日、突然の展開に一時混乱した。4月21日以来となる競り再開を待ちわびた農家の多くは「やりきれない」と落胆。「陰性であることを願うばかり」と市場を後にした。一方、同日夜に口蹄疫検査で陰性が判明し、3日の市場開催が確実になると、「やっと念願がかなう」と喜びの声が広がった。

 「残念な報告があります…」。午前9時20分ごろ、会場いっぱいに詰め掛けた購買者212人と繁殖農家に知らされた一報は、競り市の中止だった。急転直下の事態に、子牛1頭を出荷する予定だった小林市内の男性(52)は「相場がどうであれ、子牛を売れる喜びがあったのに」と肩を落とした。

 購買者側も困惑した。「朝早くから牛の下見をして買う気も満々だったが…」と小林市野尻町の肥育牛農家山下孝二さん(35)。一方、えびの市内の肥育牛農家の女性(48)は検査の陰性を信じて「明日もぜひ買いに来たい。県外から来た購買者がどういう印象を持ったか不安だが、ぜひ来てほしい」と力を込めた。

 口蹄疫の遺伝子検査結果が陰性と判明したのは午後7時45分。最悪の事態を想定し、殺処分の準備や埋却地の選定などに当たった市や県の職員らには安堵(あんど)の表情が広がった。

 市場再開も決まり、えびの市島内の繁殖牛農家前園竜児さん(33)は「やっと念願がかなう」と喜びながら「あらためて消毒の徹底など気持ちの面から見直す必要があるとも感じた」と話した。

 また、今回検査した牛は「限りなく陰性に近い」というレベルだった。同市内の肥育牛農家の男性(43)は「競りに重なって本当に混乱したが、防疫の面からみれば検体を早い段階で送ることは悪くない。(報告が)遅ければ余計に事態が悪くなる」と理解を示す。

 同市の村岡隆明市長も「獣医師があえて報告したことには感謝している」と語った。


検査結果「陰性」、胸なで下ろす 競り市中止、一時は騒然 /宮崎
毎日新聞 2010年9月3日 地方版

 ◇小林市場、きょう再開
 えびの市で口蹄疫(こうていえき)に似た症状の牛が見つかり、2日、小林市と都城市で子牛などの競り市が中止された。先月27日の終息宣言後、県内の市場は順次再開し、復興への機運が高まっていただけに、農家などから心配する声が上がったが、同日夜、検査結果は陰性と分かり、関係者は胸をなで下ろした。【木元六男、小原擁】

 4カ月ぶりに子牛競り市が再開された小林地域家畜市場。待ちかねた農家が参観組も含めて詰めかけ、「人が多過ぎて冷房が利かない」と声が上がるほど。心配された購買者も200人を超え、口蹄疫発生前の150人前後を大きく上回った

 競り中止が会場に知らされたのは午前9時20分ごろ。押川延夫・県農政水産部次長が場内放送のマイクで「(口蹄疫とは)違うと考えているが、きちんと(検査)したい」。これを受けて市場側が競り中止を報告すると「あーっ」とどよめきが起き、騒然となった。

 この日出場予定の約550頭は県の移動自粛要請で市場に足止めされ、場内の牛舎につながれた。検査結果が「シロ」だったため、3日に再開する。

 1頭を出荷予定だった高原町の畜産農家、小久保忠さん(75)は「びっくりした。今ごろになって(似た症状の牛が)出るとは」と肩を落とした。

 購買者は驚きながらも中止はやむを得ないと受け止めた。小林市の畜産農家、寺山重広さん(59)は「検査のための中止だ。白黒をはっきりさせた方がいい」と冷静な反応。小林市と和歌山県に牧場を持つ浜田真輔さん(48)は、4月の競り市が口蹄疫の発生で3日目に中止になったことを挙げ「あの時とまったく同じ。中止は当然の措置だ」と話した。

 えびの市や県によると、似た症状の牛が見つかった農家は市内坂元の高野地区にあり、5月13日に見つかった市内4例目の感染農家から東北東に約6キロ。高野地区は市最大の畜産団地で、計16農家が牛6900頭、豚2万300頭を飼育する。

 2日午前8時半、県から連絡を受けた市は午前11時、自衛隊、県警などと緊急対策会議を開き、感染が確認された場合の人員配置や埋却場所などを協議。市職員らが消毒槽を準備するなど対応に追われた。村岡隆明市長は「初動の段取りを十分にした」と語った。

 高野地区に住み、小林市の競り市に4日、子牛1頭の出荷を予定していた丸尾重政さん(68)は「再開しても価格に影響するのではないか。しばらく不安は消えない」とうつむいた。

2010/09/03

小林家畜市場に行ってきた

口蹄疫で中止されていた子牛のせり市。

本当は9/2から始まる予定だったが、口蹄疫の擬似患畜の検体を送った関係(めでたくシロ!)で一日遅れの再開になった。

実はワタクシ(センム)は、せりの日は「お留守番」なのだが、今回は特別。
久しぶりの「せり市」が、どんな感じなのか見てみたかったし、何より気になったのは市場での消毒態勢。
この前、NHKのローカルニュースで都城の市場での消毒の準備の様子が流れたのだが、果たして小林家畜市場はどうなのか、確認しておきたかったのだ。

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▲先ずは入り口。
車全体に消毒薬が吹き付けられる装置とタイヤの為の消毒プールが2個に増えてる。
いいぞ、小林家畜市場!

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▲みんな最徐行で通過していく。

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▲セリを待つ子牛の係留所の入り口には数ヶ所、細霧器が取り付けられて生体の消毒が行われる。

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▼人間用の消毒テントも3ヶ所。

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消毒マットに踏み込み消毒槽があるほか、
テントの中ではクエン酸を希釈した物を噴霧している。

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そして、いよいよセリの会場へ!

おっと、その前に子牛の様子を見てみなきゃですよ。

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・・・・・・・・でかいcoldsweats02
角もしっかり生えてるしcoldsweats01

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超400キロがずらりと並んでる・・・・・

さて、気を取り直して会場に入ると人がすごく多い!

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人波を掻き分けて前に出ると、いきなり60万越えの牛が。
ひょえ~~~~、高い!

やっとの事で購買者席にたどり着き、せり見学。

いやぁ、どの牛もでかい。

Photo_11

▲477キロの牛さんhappy02

なんせ400キロ台がゴロゴロいるものだから、340キロ程度の牛が出てくると小さく感じてしまう。
(私が帰った後に530キロってのが出たらしい)

高値での推移で、繁殖農家さんはみんな嬉しそうだった。

いや、肥育のウチとしては高くて手が出なかったんだけど。

Photo_12

市場の中にある馬頭観音に無事にセリが開催されたお礼をして帰路についた。

きちんとした消毒態勢にホッとしたし、みんなの嬉しいそうな顔を見られたし、わざわざ行った甲斐があった!

▼個人的に一番気に入ったのがこれ

Photo_13

消毒マットのそばに貼ってあった(・∀・)イイ!

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2010/09/02

えびので口蹄疫擬似患畜?

えびので、口蹄疫の感染疑い?

急遽、小林の子牛せり市は中止になりました。

詳しいことが分かったら、また書き込みます。

追記 10:30

えびのの肥育農家・・・・約450頭規模(約400頭・乳牛)
抗体検査の結果は今晩わかるとのこと

追記 11:00

今日の小林のせリは中止になりました。
本日上場予定の牛は今晩は市場の追い込みで一晩泊まる事になります。
今日の牛の中には 4月のセリでも市場まで行っておきながら 中止になってしまい
待たされていた子たちもいたのですが 、、、、、、

陰性だったら 明日、今日の牛が上場です。
明日以降 一日ずつ日程がずれていきます。 購買に入られる方は注意してください。

中止はしかたないかと思います 白であることを祈るのみです。

追記 12:00

お昼のニュース。(MRT)

9/1日 昼に発熱、よだれのある牛を1頭確認 家保が立入り調査した。

農水省と県の見解では

写真の見た目

症状のある牛は1頭であること

二日目に熱が下がっていること

などから 陽性の可能性は低いとの認識だが、念のための検査

えびの市の農場で牛1頭に発熱やよだれ

 

(09/02 12:00) MRT

1日、えびの市の農場で、発熱やよだれなどの症状を示す牛が1頭確認されたことが分かりました。

県は、念のため、口蹄疫の検査を依頼していますが、2日小林市で予定されていた子牛のセリが中止となり、農家に動揺が広がっています。

県によりますと、発熱やよだれなどの症状を示す牛が1頭見つかったのは、えびの市の肥育牛農場で、1日正午、農家から連絡を受けた宮崎家畜保健衛生所の職員が確認しました。

このため、県は、口蹄疫に感染しているかどうかを調べるため、この牛の検体を、動物衛生研究所に送りました。結果は、2日夜にも判明する見通しです。

ただ、農林水産省や県では、写真の見た目や牛の熱が2日になって下がっていること、それに、農場で発熱したのが1頭にとどまっていることなどから、口蹄疫の可能性は低いのではないかとみています一方、えびの市の隣にある小林市の家畜市場では、2日から、子牛のセリが再開される予定でしたが、今回の事態を受け、2日のセリは中止となり、農家に動揺が広がっています。

牛1頭を念のため検査

http://www.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/5063727221.html

えびの市の農場で、1日、発熱やよだれなどの症状がみられる牛1頭が見つかり、宮崎県は念のため、この牛から検体をとって口てい疫の検査をしています。

宮崎県によりますと、1日午前11時ごろ、えびの市の農場で、発熱やよだれ、舌のただれなどの症状がみられる牛1頭が見つかりました。

症状がみられるのは1頭だけで、よだれの量は少ないということです。

宮崎県は念のため、詳しい検査をすることを決め、2日朝、この牛から検体をとって、東京の動物衛生研究所に送りました。

県によりますと、検査の結果は、2日夜、判明するということです。

09月02日 12時23分 NHKローカル

小林と都城で競りが中止

http://www.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/5063728341.html

小林市と都城市では2日、家畜の競りが予定されていましたが、いずれも宮崎県の要請を受けて、念のため中止されました。

宮崎県内では、先月27日に、口てい疫の終息宣言が出されたことを受けて家畜市場の競りが順次、再開されていて、2日は小林市で子牛の競りが、都城市で乳牛などの競りが予定されていました。

しかし、宮崎県の要請を受けて、いずれも念のため、中止となりました。

このうち小林市の家畜市場では、2日朝、競りに出される子牛がすでに集まっていましたが、中止の決定を受けて、子牛を市場の中に残す作業をしていました。

09月02日 12時23分 NHKローカル

19:50

西諸畜連より電話

陰性でした、とのこと!!!

よかった~~~~happy02

明日からのセリは予定通り行われます

4月の再来かとドキリとしましたが(4月も西諸のせりの最中に第一報が飛び込んできたので)陰性だったようで胸をなでおろしました。

獣医さんや家保では、口蹄疫の可能性は殆ど無いとの判断だったが、農家さんから「心配なので どうしても検査して欲しい」との申し出があったと聞きます。

この農家さん、臆せず届け出てくれてGJです!!
あなたは、偉いです!!!

セリは延期になったけれど、県の対応も納得できるものだったし、何より「安心して牛が買える」という証明をしてくれたと思います。

「何かあった時に、きちんとした対応ができる」

  

今、一番大切なことだと思います。獣医さん、家保の人、市場の方々、県や市町の職員の方々、お疲れ様でした。そしてありがとうございます!!

カードルさんに行ってみた

T

←先日このステキな口蹄疫チャリティーTシャツを作ってくれたカードルさんに、お礼も兼ねて会ってきました。

宮崎市の若草通にあるお店は、かっこ良くっておしゃれなお店でした。

おぉぉおおお!

なんか色んな物が置いてあるぞ!!
洋服だけじゃなく、小物もオシャレだ!

若いオシャレなお兄ちゃんなら良いけれど、そろそろ加齢臭が気になるオッサンcatfaceには、ちょいと敷居が高いかもしれない(笑)Photo

写真はカードルの店長、毛利さん。
毛利さんもだけど、他のスタッフの人もオサレなのだ。

毛利さんは

「寄付をしたり、お肉を食べたりする他に自分に出来る事を考えたんです。」

「横峰さくら選手が、優勝賞金を寄付したでしょ? あれって、凄い事でしょう?」
 
「プロの世界で優勝なんて、そう出来る事じゃないのに優勝賞金を寄付ですよ!?」

「あれが、自分が出来る事を考えるきっかけになりました。」

と、チャリティーTシャツの販売をはじめた経緯などを語ってくれました。

(実は、この日、県庁横「楠並木通り」で行われていた焼肉フェスタを、わざわざ見に行ってくれていた毛利さんを呼び戻してしまったのです)

毛利さん自身、知り合いの畜産農家が家畜の殺処分になった事・・・・・

色んなブログに取り上げて貰ったおかげで、全国各地から注文を受けた事・・・

実際に殺処分になった農家さんの声。
「Tシャツの牛のデザインに希望や色んなものが詰まっていて嬉しかった」

その言葉を目にして今回の企画をして良かったと涙が出たって事・・・・・

などなど・・・・・・。

ちなみにチャリティーTシャツは700枚位、売れたとのこと。

いくら寄付できたかなど宮崎日日新聞を通じて報告する予定らしいです。

「詐欺まがいの怪しい人がいたでしょう?誤解されたくないですからキチンと処理します。」

いえいえ、毛利さんの善意は伝わってますから!

「写真写りが悪いって言われるんですよぉ」という毛利さん。
「あ、ホント写真写り、悪いかもですね」という私に笑ってくれた顔がステキだったのでこっちの写真も載せておきます。

Photo_2

チャリティーTシャツの販売は
「いつまでもやっていてもキリが無いので、終息宣言を受けて、いったん締め切ります」
とのことです。
実際、お店の仕事や売上とは関係ない雑用が増えていたわけで、御迷惑をお掛けした事と思いますから・・・・

ありがとうございました!!

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このチャリティTシャツを買って下さった全国各地の方々、
ブログなどで取り上げてくれた方々、
本当にありがとうございましたm(_ _)m

口蹄疫・マスコミ報道他 8/31(火)~9/1(水)

観察牛導入関連記事


観察牛きょう導入
(宮日 2010年8月31日付)

 県は口蹄疫発生地域の清浄性を確認するため試験的に飼育する「観察牛」を、31日から導入する。第1陣は県立農業大学校(高鍋町)などの県施設4カ所や県が指定する発生農場5戸で計28頭を飼育する。

 導入初日と2週間後に抗体検査し、さらに1週間は目視で経過観察する。安全性が確認されれば、次は発生農家292戸のうち、希望する農家へ9月中旬以降に導入する。清浄性確認後、児湯地域は11月にも家畜の再導入を始める方向で検討している。

 県は当初、30日導入を予定していたが、牛の調達が間に合わず、31日にずれ込んだ

経営再開に向け「観察牛」導入
8月31日(火)19:04 MRT

県は、畜産農家の経営再開に向けて、安全性を確認するための「観察牛」を、31日、導入しました。

31日午後、関東地方から買い付けたという「観察牛」28頭が、高鍋町の県立農業大学校に到着しました。
「観察牛」は、口蹄疫発生農家の経営再開に向けて、農場の安全性を確認するため試験的に飼育する牛のことです。

今回、県立農業大学校や県畜産試験場川南支場といった県有施設、それに、西都市、日向市、新富町の発生農場など、あわせて9か所に導入されました。
観察牛は、抗体検査のため、採血を行った後、農家らがトラックに積み込み、農場へと向かいました。

(受け入れ農家)「何もないということが証明されればですね、復興にあたってみんな安心感というものは出てくると思う。」
(県畜産課・谷之木精悟さん)「経営再開のための第一歩、観察牛を入れることによってこれからがスタートという位置付けになる。」

観察牛は、それぞれの農場で、エサの条件を同じにした上で3週間飼育。
1週間ごとに目視検査を行うほか、2週間目に再び抗体検査を実施し、口蹄疫に感染していないか確認
します。

「観察牛」導入始まる 児湯の農場など9カ所
(宮日 2010年9月1日付)

 県は31日、口蹄疫発生地域の清浄性を確認するために試験的に飼育する「観察牛」の導入を開始した。県立農業大学校(高鍋町)などの県施設や県が指定する発生農場の計9カ所が対象。農大校のみ4頭、残りは3頭ずつ計28頭を飼育する。発生の集中した児湯地域は11月以降の経営再開を目指しており、観察牛導入は農家が安心して再開するための役割も担う。

 ほかに導入したのは、県畜産試験場川南支場(川南町)と高鍋農業高校(高鍋町)、児湯地域家畜市場(新富町)。県指定の農場は、感染疑い確認から殺処分・埋却までに時間を要した農場や、ワクチン接種区域外に“飛び火”した農場で、日向市1カ所、西都市と新富町が2カ所ずつとなっている。

 観察に用いるのは県外から仕入れた乳用種の雄牛で、同日、抗体検査のための採血を行った後、導入先に搬入された。血液は1日以降に動物衛生研究所海外病研究施設(東京)へ送付し、感染の有無を検査。2週間後にも抗体検査を行う。また、導入から3週間、目視で経過観察する。安全性が確認されれば、ほかの地域にも順次導入していく。

 県の計画では、380頭を導入。発生農家292戸のうち県指定の20戸と希望農家を対象に、農場の規模に応じた頭数を貸し出す。県畜産課によると、未集計の川南町を除くと、約4割が希望しているという。県は9月定例県議会に1743万円の関連予算案を提出する。

 観察牛を導入した日向市の肥育牛農家の50代男性は「いつまでも疑心暗鬼ではいけない。不安はあるが、消毒など最善のことをやってきた。周りの農家にも安心してもらえれば」と話していた。

口蹄疫の観察牛、宮崎9農場で飼育始まる

 宮崎県の口蹄疫問題で、県は31日、農場の安全性を確認するため、「観察牛」28頭を西都市の農家や高鍋町の農業大学校など2市3町の9農場に配置した。3週間飼育し、農場にウイルスが残っていないことを確認する。

 生後6、7か月の乳牛の子牛で、1農場に3~4頭。2週間後に血液検査をして感染の有無を調べ、さらに1週間後、口蹄疫の症状がないか目視で調べる。ほかに川南町の畜産試験場川南支場や新富町の農家などにも配置された。

 感染牛157頭が殺処分された西都市穂北の大崎牧場には3頭が搬入された。代表の大崎貞伸さん(32)は「安全が確認されれば、周辺の農場も安心できると思う。しっかりと飼育したい」と気を引き締めていた。

 県は9月中旬頃、希望するほかの発生農場にも観察牛を配置する。異常がなければ、西都市では9月末頃、発生が集中した県東部5町では11月にも飼育が再開される見込み。

(2010年9月1日 読売新聞)


高鍋農高へ観察牛 生徒に笑顔のぞく
(宮日2010年9月1日付)

 口蹄疫で飼育する家畜が殺処分された高鍋農業高校(岩下英樹校長)に31日、観察牛の乳牛3頭が導入された。生徒らはこの日、4カ月ぶりに農場に入り、周辺を清掃した。空になった畜舎に寂しさを感じながらも、観察牛を眺める表情には笑顔ものぞいた。

 同校の「舞鶴牧場」は5月23日に乳用牛の口蹄疫感染疑いが確認され、牛や豚334頭をすべて殺処分。生徒らは4月末から畜舎へ立ち入りを禁じられ、牛や豚に会うこともできないままだった。

 畜産科3年生はこの日、牛や豚が埋却された農場の一角で黙とうをささげた後、畜舎近くや農場正門などを清掃した。畜舎は牛や豚の鳴き声もなくひっそり。それでも午後に観察牛の乳牛が入れられると、立ち入りを制限するロープ越しに牛の様子を眺め、笑顔を浮かべる姿もあった。

 六反田茉美さん(17)は、飼育する牛が1週間前に生まれた子牛と一緒に埋却されたことを思い出した。「観察牛が口蹄疫にかかったらかわいそうなので、ちゃんと消毒して入るようにしたい」。「牛舎は真っ白で、カラスの声だけ響いて寂しかった」と振り返る黒木裕生君(17)は、本格的な飼育再開に向けて「できる限りきれいな状態にして牛を迎えたい」と決意する。

 同校に家畜が導入される時期は未定。畜産科主任の明永弘道教諭は「ゼロからのスタートだが、生徒と一緒に夢を語り、汗を流し、いつ入ってもいいような環境づくりをしていきたい」と話している。


※山崎メモ

「おとり牛」が「観察牛」に。
おとりよりも観察の方が聞こえは良いですね。

高鍋農高の生徒さんが再び牛と触れ合える様になった事が素直に嬉しい。
日本国内に「農業高校」はたくさんあるけれど、高鍋農高は「農業後継者」育成に力を入れいている、本当に「やる気のある」学生が集まっている高校です。
口蹄疫での経験を生かして、これからの宮崎を担う力強い畜産者になってくれる事を願っています。

県民フォーラム関係記事

口蹄疫テーマに意見交換
8月31日(火)19:07 MRT

口蹄疫で未曾有の被害を受けた、川南町などの畜産農家と東国原知事が31日意見交換しました。
この意見交換会は、県が、今年度1回目の県民フォーラムとして開いたもので、川南町や都農町の畜産農家など約200人が参加しました。

31日は、まず、東国原知事が「口蹄疫の被害を県外に出さなかったことに対して感謝します、再生復興に向けた、忌たんのない意見を出してください」と挨拶しました。
このあと、フォーラムでは、畜産農家から、感染ルートの解明を求める意見や復興に向けた要望などが出されました。

(畜産農家)「最初に出た時点で徹底的に追跡調査しないとなかなか解明できない、行政サイドがもう少し踏み込んだ調査をお願いしたい。」

(東国原知事)「これは疫学調査チーム、検証委員会の使命だと思っている、強く要望して徹底的に調べていただきたい。」

約2時間にわたった直接対話。
東国原知事は、農家の切実に声に対し、復興に向けて全力で取り組む姿勢を強調しました。


知事 畜産農家と意見交換

口てい疫で大きな被害を受けた川南町などの畜産農家と東国原知事が直接対話する意見交換会が開かれ、農家からは感染ルートの検証や再発防止策の徹底を求める意見が出されました。

川南町の文化ホールで開かれた意見交換会には、川南町や日向市など4つの市や町の畜産農家あわせておよそ200人が参加しました。

はじめに東国原知事が「今回の口てい疫の教訓を将来の対策に役立てるため、有意義な意見交換にしたい」とあいさつし、続いて県の担当者から畜産業の復興に向けた事業の概要などが説明されました。

これに対して畜産農家からは、「再発防止のためには感染ルートの特定が欠かせない」といった意見や、「終息宣言を受けて消毒ポイントが撤去されたが、消毒を続けて欲しい」といった要望が出されました。

東国原知事は、感染ルートの特定については県が独自に検証委員会を設けて調査していることや、今後も国に対して再発防止策への支援などを要望していくことを説明しました。

参加した畜産農家は、「知事の考えを直接、聞くことができてとてもよかった。ただ復興につながる明るい話をもっと聞きたかった」と話していました。

この意見交換は9月2日、西都市でも開かれます。

08月31日 20時30分 NHKローカル

発生農家ら200人参加 川南でフォーラム
(宮日 2010年9月1日付)

 口蹄疫問題を受け、テーマを「畜産の再生」に絞った「県民フォーラム」(県主催)は31日、川南町文化ホールであった。都農、川南、木城町と日向市の口蹄疫発生農家、ワクチン接種農家約200人が出席。東国原知事ら県幹部と復興や再発防止について意見を交わした。

 知事が「他県に飛び火しなかったのは尊い犠牲のおかげ」とあいさつ。県の復興方針の説明に続いて質疑応答があった。

 感染経路解明を求める意見に対し、知事は「国には徹底的にやるよう求めていく。県も検証委を立ち上げて細かいところまで反省し、新たなマニュアルに生かす」と回答。

 家畜の殺処分補償金の支払いについての質問には、県畜産課の児玉州男課長が対象農家の9割で概算払いを終えたことを明かし、「精算払いについては10月までに農家に額を示し、了解が得られ次第支払う」と応じた。補償金への非課税措置についても「国に強く要望していく」とした。

 川南町の養豚農家は「過密飼育が問題視されているが、どの程度の規模がいいのか目安を示してほしい」と質問し、県は検討課題とした。

 新しい畜産ブランド構築に関する提言も。木城町椎木の小泉正浩さん(49)は「霜降りの高級牛肉だけでなく、赤身のおいしい牛肉をブランド化できないか」と話し、知事は「健康志向と結び付けることもできるのではないか」と話した。

 都農町の和牛繁殖農家(62)は「補償や感染ルートの解明など生産者の要望を知事らに伝えられた」と満足そうな表情。ただ、出席者は当初予定の3分の1にとどまり、川南町川南の和牛繁殖農家松浦忠夫さん(55)は「せっかくの機会。もう少し参加が多ければよかった」と話していた。

 県は同様の県民フォーラムを2日、宮崎、西都市、国富、高鍋、新富町の畜産農家を対象に西都市で開く。


口蹄疫発生農場を9月末以降再開 終息で宮崎県西都市
2010/08/31 20:31 【共同通信】

 口蹄疫2268件の終息を受け、宮崎県東部の被害多発地域に隣接する西都市は31日、発生農場などの経営再開を9月30日以降とする方針を、対象農家に文書で通知したことを明らかにした。被害が多発した川南町など児湯地域の家畜市場(新富町)が、同30日に牛の競りを再開するのに合わせた。

 西都市やJA西都によると、ワクチン接種を受けた家畜を処分した西都市の農家数人が、8月末に高千穂町で開かれた競りで子牛を買い付けて関連施設に預けており、10月1日にも飼育を再開する意向という。

 被害多発地の川南町など5町では、11月に経営が再開される見通し。

 また、県は31日、農家の経営再開を前にウイルスの無害化を確認するため、発生農場などの一部を対象に試験的に飼育する「観察牛」を導入した。対象は高鍋町の県立農業大など県の施設と、日向市、西都市、新富町の発生農場など計9カ所。

2010/09/01

口蹄疫・せり再開関係記事(高千穂)

4カ月ぶり競り再開 415頭売却、活気戻る
http://www.the-miyanichi.co.jp/special/kouteieki/index.php?id=12&paging=1
(宮日 2010年8月30日付)

 口蹄疫で4月下旬から中止や延期となっていた県内の家畜競り市が29日、再開した。県内8市場のトップを切って再開したのは、発生がなかった高千穂町の高千穂家畜市場。30日までの2日間で、5月中旬に出荷を予定していた子牛約980頭が出場する。出荷遅れや枝肉価格低迷の影響が予想される中、29日は415頭が競りに掛けられ、平均価格は前回の3月期より約2万6千円ほど低い37万4419円となった。

 冒頭、市場を運営するJA高千穂地区の工藤富男組合長が「この日を迎えることができた喜びは大きい。他の地域の模範となるような活気ある競りになるように期待している」とあいさつ。全員で殺処分された約29万頭の家畜の冥福を祈り黙とうした。

 同JAによると、再開に合わせ、車両消毒用の動力噴霧器のほか、市場内に家畜や来場者用の消毒シャワーを設置するなど防疫に力を入れた。

 同日は、熊本、山口県など県外の購買者も含め、普段より30人ほど多い180人が競りに参加した。

 通常は、生後9、10カ月で競りに掛けられる子牛が3、4カ月遅れの出荷となる異例の競り市。この影響もあり、去勢の平均価格は前回より約4万2千円低い38万7030円という厳しい取引となった。雌牛は、口蹄疫で家畜を失った児湯・西都地域の繁殖農家が母牛にしようと参加したこともあり、35万6246円と前回より1万円程度の下落にとどまった。

 また、大きくなり過ぎた子牛の値崩れを不安視し、自らの農場の母牛にするため、出荷農家が雌牛約70頭を欠場させた。

 同JA畜産部の佐藤高則部長は「まずは競りを再開できてほっとしている。2日目は評価の高い雌牛も多く出場するので期待したい。牛は中山間地の大事な収入源だけに、出荷の遅れていた牛の流れを元に戻すのが第一だ」と話していた。

 30日は485頭が出場を予定している。

 このほかの市場の子牛競り市再開日程は次の通り。

 南那珂地域(8月31、9月1日)小林地域(9月2〜5日)延岡(9月6、7日)都城地域(9月8〜11日)宮崎中央農協(9月12、13日)児湯地域(9月30日)

宮崎・高千穂
待望のせり再開  70万円超す子牛も

(2010年8月30日 日本農業新聞)

 口蹄疫の終息宣言を受けて29日、宮崎県の高千穂家畜市場で牛のせり市が再開した。
(以下、抜粋・山崎)
 JA高千穂地区の職員らが入場口で全車両を消毒。
 購買者は消毒マットを踏み、クエン酸の噴射を受けて入場。

※8月29日の結果他

 411頭の取引が成立
 子牛の平均価格は37万3529円(3月に比べ3万639円安)
 最高価格は70万2450円
 県内の購買者・・・268頭(内JA尾鈴が雌30頭)
 県外の購買者・・・143頭

 

高千穂2日間平均38万8733円 価格下落は最小限
http://www.the-miyanichi.co.jp/special/kouteieki/index.php?id=0&paging=1
(2010年8月31日付)

20100831seri

 口蹄疫の終息宣言を受け、県内7市場のトップを切って再開した高千穂家畜市場(高千穂町)の子牛競り市2日目は30日開かれ、この日の平均価格は40万2079円で、前日より2万7660円高かった。特に雌牛が高値で取引され、前日比5万2404円高と好調。2日間通した平均価格も前回(3月期)より1万5780円安い38万8733円まで値を戻し、懸念されていた出荷遅れなどによる大幅な価格下落は最小限にとどまったといえる。

 同日は初日を10人ほど上回る190人の購買者が競りに参加。雌、去勢合わせて485頭が出場し、うち402頭が競りに掛けられた。2日目は、各地区の品評会で上位の成績を収めた質のいい牛が多く出場するということもあり、模様眺めの初日と打って変わってスタート直後から高値を付ける展開となった。

 特に雌については、殺処分された忠富士の血を引く牛は最高額95万6550円をはじめ、70万円を超える値が次々と付くなどして平均価格を大きく押し上げた。また、口蹄疫で牛を殺処分された児湯・西都地区のJAや繁殖農家が母牛にするため、比較的高値で競り落としたのも底上げした要因とみられる。一方、去勢は前日比で1万332円高だった。

 2日間の全体平均価格は38万8733円。内訳をみると、雌が38万3363円で前回より約1万4千円の高値だったが、去勢は約4万2千円安い39万2531円だった。

 JA宮崎中央会の羽田正治会長は「去勢は安かったが、体重が300キロ超えると肥育の技術が難しくなるので、そういう単価になるだろう。熊本、鹿児島県の市場と比較すると、高千穂は良かったのかなあ、と思う。まあまあというところだろうか。これから本県の畜産を再構築していく始まりの一歩だ」と話した。

 次回の競り市は31日、9月1日に、南那珂地域家畜市場(串間市)であり、768頭(雌352頭、去勢416頭)が出場予定。

セリ再開、平均価格に市場関係者安ど
8月30日(月)18:58 MRT

口蹄疫の影響で中止されていた子牛のセリが、30日までの2日間高千穂町で開かれました。
約4か月ぶりのセリの再開、気になる取引価格は、2日間の平均で、約38万9000円と、再開前より1万6000円の下落で留まりました。

高千穂家畜市場で、4か月ぶりに再開された子牛のセリ。
2日目の30日も、JA高千穂地区内の生産農家から400頭余りの子牛が出荷されました。
30日は、全体的に、高値で取引きされ1頭あたりの平均価格は、29日より2万7000円余り高くなりました。

その結果、2日間の平均価格は、約38万9000円となり、再開前より、1万6000円の下落で留まりました。

(JA高千穂地区畜産部佐藤高則部長)「価格的にはものすごく心配していたが、予想以上に購買者の方が宮崎県の畜産の現状を分かっていただいた」

一方、今回は、終息宣言後初めてのセリとあって、購買業者が、どれだけ集まるかにも注目が集まっていましたが、2日間で、通常のおよそ1.5倍の延べ360人が参加しました。

(佐賀の購買業者は)「(口蹄疫は)出とらんですもんね。高千穂からは。その点は安心してますよ」

子牛のセリは、31日から串間市の南那珂家畜市場で開かれ、来月30日の児湯地区まで順次開催されます。

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※山崎メモ

せりが始めると、ホントに「ようやく終わった」と思える。
気分も全然違う!

同じ「忙しい」でも「前向きな忙しさ」
ようやく終わったと言うより「ようやく始まった」と言うべきか。

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