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2010/09/07

口蹄疫・マスコミ報道他 9/6(月)~9/7(火)

口蹄疫、清浄国復帰に向け検査始まる

9月6日(月)19:08  MRT

口蹄疫の発生以降、一部を除いて停止されている牛肉と豚肉の輸出再開を目指し、6日から、家畜の検査が始まりました。
検査は、県内で牛を飼育している農場のうち、無作為に選ばれた150の農場を対象に実施され、口蹄疫ウイルスが残っていないかを確認します。
このうち国富町の繁殖牛農家では、宮崎家畜保健衛生所の家畜防疫員2人が牛の口などに異常がないかを調べたほか、一部の牛からは、感染の痕跡がないかを調べるために血液を採取しました。
口蹄疫の発生を受け、家畜の衛生基準を定める国際機関の「OIE」は、日本を汚染国と認定。
現在、一部の国や地域を除き、牛肉と豚肉の輸出がストップしています。
国は、ウイルスが残っていないことを確認する検査を実施して、「口蹄疫が発生していない」清浄国に復帰することで、輸出の本格的再開につなげたい考えです。
検査は、今月下旬までに終わる予定で、異常がなければ、国が、来月上旬にOIEに清浄国への復帰を申請し、早ければ来年2月に復帰が認められる見込みです。

都城・西都市などで、清浄国復帰へ牛検査--農水省と県 /宮崎
毎日新聞 2010年9月7日 地方版

 農林水産省と県は6日、牛・豚肉の輸出全面再開に向け、国際獣疫事務局(OIE)が認定する口蹄疫(こうていえき)のない「清浄国」復帰に必要な検査に着手した。牛を飼育する県内150戸を抽出して9月下旬までに臨床・抗体検査による清浄性検査を終え、国は来月上旬にもOIEに認定申請する。

 この日は都城、西都両市と国富町で検査が始まった。約60頭を飼育する国富町の繁殖牛農家には宮崎家畜保健衛生所の家畜防疫員(獣医師)2人が訪れ、臨床検査では口の中を開いて異常がないかをみた後、ウイルス感染の痕跡がないかを調べる抗体検査のため尾から血液を採取した。

 牛肉に関しては日本は09年に565トン(37億7300万円相当)を輸出したが、口蹄疫汚染国となったため、牛肉は香港とマカオを除き米国などへの輸出が停止している。OIEは家畜の保健衛生に関する国際機関。来年2月に仏・パリで開かれる科学委員会で承認されれば、日本は清浄国に復帰する。【石田宗久】


川南町で観察牛の説明会

口てい疫のためすべての牛と豚が処分された川南町で、飼育の再開に向け試験的な牛の導入が来週始まることになり、農家を対象に説明会が行われました。
宮崎県では、感染が最も集中した地域の飼育再開に向けて、先月31日から、県の施設など、あわせて9か所の農場に「観察牛」と呼ばれる牛を入れて試験的に飼育し、感染するおそれがないか調べています。
この「観察牛」の導入が、川南町でも来週の前半から始まることから、町役場で説明会が開かれました。
説明会には、発生農家の60パーセントに当たるおよそ130人が出席し、▼より慎重を期して、観察期間を最長で5週間まで延ばすことを検討していることや、▼観察用には豚より感染しやすい牛が適当だと説明されました。
農家からは「観察の途中で農場を消毒する際のマニュアルが欲しい」といった要望が出されたということです。
酪農家の吉松孝一さんは「観察牛で安全を確認し、安心して経営を再開したい」と話していました。また養豚農家の沼田和也さんは、「豚舎は柵が低いので牛を飼えるのか、不安だ。できれば豚がいいが今後、町と相談したい」と話していました。
09月07日 09時31分 NHKローカル


日向の農家牛導入 まずは10戸、経営踏み出す

(宮日 2010年9月7日付)

 口蹄疫ワクチン接種後に家畜を殺処分された日向市の和牛繁殖農家の10戸が6日、牛の飼育を再開した。約3カ月ぶりの家畜導入となり、県内の発生農家、ワクチン接種農家では最も早い経営再開。同日、ほぼ半年ぶりに開かれた延岡家畜市場(延岡市)の子牛競り市で購入した農家は「牛が戻ってきて本当にうれしい」と目を輝かせ、希望を口にした。口蹄疫発生から4カ月以上を経て、被害農家の経営再建はようやく本格化する。

 JA日向によると、競り市に参加した同市のワクチン接種農家は17戸(美々津地区16戸、東郷地区1戸)。うち10戸が子牛や育成牛を1〜3頭競り落とした。

 国は家畜導入に際し頭数や時期を家畜保健衛生所(家保)が把握するよう指示しており、競り市には農家が個人ではなくJAを通じて参加。今後2週間、少頭を飼育して経過観察した後、家保が目視による臨床検査を行い、清浄性を確認。10月以降の競り市で徐々に以前の頭数まで戻していく予定になっている。

 父が忠富士、母の父が安平という優れた血統を持つ雌牛「ただひめ」を繁殖用に94万8千円で競り落とした谷口峰久さん(59)=同市東郷町福瀬地区鵜戸木=は「予想より高くなったが、いい牛が買えてホッとしている。(牛舎に)1頭でもいると生きがいになる」と話していた。

 同市では、都農町の発生農場を中心とした半径10キロの家畜移動制限区域に一部が入り、5月23日にワクチン接種を実施。6月5〜12日に牛77戸886頭、豚1戸608頭が殺処分された。

 県は発生農場の清浄性を確認するため試験的に飼育する「観察牛」の導入を8月31日に開始したが、8市町に1011戸あるワクチン接種農家は対象外となっている。

 被害農家の経営再開については、東児湯5町が足並みをそろえて11月1日を目指しており、西都市は今月30日に予定。宮崎市は今月中旬にワクチン接種農家、その後に発生農家、都城市は10月初めに発生農家の経営を再開する見込み。えびの市と国富町は未定。


「お帰り」声弾み笑顔 和牛農家経営再開

(宮日 2010年9月7日付)

 「この日を待っていた」。日向市の和牛繁殖農家の牛舎に再び牛がやってきた6日、農家に心からの笑顔が戻った。わが子のように手を掛けてきた牛が口蹄疫ワクチン接種後に殺処分されて約3カ月。やりきれない思いを抱えながらも、再開できる日を夢見て空になった牛舎を念入りに消毒してきた。真新しいおがくずが敷き詰められた畜舎に牛を迎え入れた時、自然と口をついたのは「お帰りなさい」の言葉だった。

 同市東郷町福瀬地区鵜戸木の谷口峰久さん(59)と妻まつ子さん(55)はこの日、延岡家畜市場(延岡市)の競り市で1頭の子牛を競り落とした。台風の影響で激しく降る雨にぬれるのも気にせず、トラックから降ろした子牛を「お帰りなさい」と優しくなで、牛舎へ誘導した。競りが延期されていたため、少し大きく育っているが「その分すぐに種付けができる」と峰久さんの表情は明るかった。

 殺処分される前は母牛6頭、子牛5頭を飼っていた。3年前に建てたばかりの牛舎はにぎやかだった。だが、思いもよらない口蹄疫禍。

 思い出すのはつらいが、まつ子さんは「今まで以上に頑張るからこれから先、お守りください」と、犠牲になった命に祈りをささげ、新しい命のために頑張ると誓った。

 同市美々津町の花田袈裟光さん(75)は「牛がいなくなって、疲れて体の調子が悪かったけど、これからまた頑張ろうという気持ちになった」。1頭の子牛を購入し「牛のいる生活は楽しみ」と声を弾ませた。

 約半年ぶりに再開された同市場の子牛競り市では、関係者も胸をなで下ろす高値がついた。ただ、子牛を売りに出した農家には朗報でも、子牛を購入し経営再開を目指す農家には負担増。競りに参加した日向市内の農家は「今後も血統の優れた子牛は値が高くなることが予想される」と、経営再開の喜びと不安が交錯した。


種雄牛など殺処分県有牛 補償要望国が難色

(宮日 2010年9月7日付)
 口蹄疫の感染疑いにより殺処分された50頭の種雄牛など県所有の家畜について、県側が要望する手当金(補償金)に対して国側が難色を示していることが6日分かった。殺処分した家畜への手当金は、家畜伝染病予防法で評価額の5分の4を国が支払うと定められている。県は公有、民有を差別せずに補償するよう要請を続けている。

 県所有の家畜について、県は7月下旬、農林水産省に補償金支払いが可能か文書で問い合わせたが、同省は「支払いはできない」と回答。同省によると、手当金は飼い主が伝染病の通報をためらわないための制度で、「家畜防疫の責任者の県が通報を怠ることはあり得ない」という。

 県は先月、国に対して行った緊急要望にも盛り込んで補償を求めている。県畜産課は「種雄牛は(冷凍精液)ストロー販売の逸失利益を考えると数億円規模の算定になる。県民の資金を投入して育成したことも考慮してほしい」としている。

 県所有の種雄牛は次代を担うための待機牛を含め、口蹄疫の発生前には55頭いた。国と県の協議を経て、5月14日に特例でエース級6頭が避難したが、直後に感染疑いを確認した1頭が処分された。残る49頭も県が救済を求めていたが、1頭に感染疑いが分かり、全頭処分した。

 ほかに県立農業大学校、高鍋農業高(いずれも高鍋町)で飼育していた実習用の牛、豚など約550頭も感染疑いで処分されている。


種牛殺処分の補償金、国が却下 農家、冷ややかな見方も
2010年9月6日 asahi.com

 口蹄疫(こうていえき)の感染拡大に伴い、県所有の種牛計50頭が殺処分されたことに絡み、県が国に対し、この50頭分の手当金(補償金)を求め、国から断られていたことが関係者の話で分かった。東国原英夫知事が「宝であり財産」とまで評した県所有種牛は当初、県の外郭団体の県家畜改良事業団(高鍋町)でまとめて管理しており、同事業団の施設内で感染疑い例が出るなどしたため、殺処分された。畜産農家などからは「そもそも自己責任だ」といった批判も出ている。

 県所有種牛は当初、55頭いた。同事業団で1カ所で飼っており、4月20日に都農町で口蹄疫の発生が確認されて以降、感染が拡大したため、県は国と協議。特に優秀な6頭を選び、5月13~14日に、家畜などの移動制限区域内から特例で約20キロ離れた西都市内の山中へと避難させた。

 しかし、避難させた6頭のうち1頭が遺伝子検査で2回陽性となり、殺処分に。同じ牛舎に入っていたほかの5頭も、本来は殺処分となるはずだったが、再び特例で経過観察とし、生き延びさせた。

 一方、「取り得る限りの最大の防御」(県幹部)を敷いていた同事業団でも症状がある種牛が見つかり、残った49頭もすべて殺処分となった。

 手当金は家畜伝染病予防法で定められている。農林水産省によると、手当金には、家畜の伝染病が発生した際、隠さずに届け出ることを奨励する意味合いがあるといい、同省の担当者は「県の場合は、手当金が出ないから届けないということは想定できない」などとし、交付は難しいとしている。

 県が手当金を求めたことについて、ある畜産農家は「県の種牛には税金が使われている。民間とは違うし、補償を求めるのはおかしいのでは。それに、これまで精液を売って稼いできたお金もある」と話している。生き残った5頭のうち、最も高齢の「福之国」(13歳)の1年間の精液販売収入は、推計で約1億5千万円にもなる。

 別の畜産関係者は「最後まで口蹄疫を出さなかった民間の農家もあるのに、県の施設で出したのは危機管理としてどうか。自己責任ではないか」と厳しく指摘する。

 県は現在、新しく種牛になる候補の選定を進めており、交配費用やエサ代などの関連経費について国に支援を求めている。また、口蹄疫からの復興のための基金を設けるにあたり、国に公共事業費100億円分を含む300億円の拠出も要望している。(石田一光)


※山崎メモ
「国が難色」と「国が却下」、随分意味合いが違いますね。
朝日らしいちゃ、らしいか。

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コメント

う~ん、農家VS県ならば、「県の自己責任」の意見に賛同します。
が、われわれ農家は県が主体となり、県に引っ張ってもらわないと今後の畜産復興はありません。
したがって、今回は国VS県なので、県の主張に賛同します。
本来、種牛として将来稼いだだろう金額の1割でいいから、補償してほしい。なんとか、次世代の種牛候補育成の資金に役立てたい(役立ててほしい)・・どうか、お願いします・・官僚さま大臣さま~
それが、ダメなら某大手牧場の百数十億の補償金を県へ回してほしい。県内畜産関係者のほとんどがそう願ってます。

西諸牛命さん

>それが、ダメなら某大手牧場の百数十億の補償金を県へ回してほしい。

同じ事を考えていました。そうよね、みんなそう思ってるよね。

300億の県の基金の話だって「あそこに払わなきゃ、なんとかなるでしょ!!!」と思ってしまうのです。

なんだか、なんだかです。
補償金も未だ全額支給されないし、殺処分にあたった獣医師さんへの日当も払われないとの話を読んで、そりゃないだろうと。

国はいかにお金を使わないかばかり、考えているのかもです。
早い段階で手を打っておけば、こんなにお金がかからなかったわけなのですけどねぇ・・・・・。

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