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2010/08/31

口蹄疫・総決起大会ほか 8/29(土)

新生!総決起大会 畜産王国へ発信  

ブランド再構築 
 宮崎県とJAグループ宮崎 取組み宣言決議

 宮崎の畜産再生を成し遂げ‘‘王国‘‘復活を-。宮崎県とJAグループ宮崎は28日、宮崎市で「新生!みやざきの畜産」総決起大会を開き、参加者全員で口蹄疫被害からの一日も早い復興と畜産再建に向けた方針を確認し、取組み宣言を決議した。被災農家や行政、JA、全国の畜産関連団体の関係者ら約1300人の参加者は、全国で最も安全・安心な産地づくりと「宮崎ブランド」の再生に向け、総力を挙げて畜産の再構築に取り組むことを誓った。
(以下・略)  2010年8月29日 日本農業新聞

総決起大会での取り組み宣言

 4月20日に発生した口蹄疫は、わずか2ヶ月の間に私たち約1300戸の畜産農家から、家族同様に育ててきた約29万頭の牛や豚の尊い命を奪い去りました。

 この間、私たちは見えない敵の恐怖におののき、言いしれぬ不安に陥り、おのずと仲間との交流も途絶えてしまいました。

 空っぽになった畜舎を前に、ただ、ただ、時間だけがむなしく流れていくばかりで、これまで牛や豚の世話に汗を流し、新しい命の誕生に喜び、涙した日々は遥か昔の出来事のように思えます。

 このまま、畜産を続けることができるのか。もとの生活に戻れるのか。以前のように情熱を持って尊い命を育む事ができるのか。

 自問自答をする中で、いろんな方々が後押しをしてくれました。

 地元の皆さん。JAや役場の方々。県や国の方々。畜産関係団体の方々。流通・販売に携わる方々。そして、名も知らぬ県内外の消費者の方々・・・・・。

 私たちは、いろんな人たちに見守られ、支えられていることを知りました。そして、全国に誇る「畜産王国宮崎」の一翼を担っていたことを。

 私たちは、たくさんの「勇気」と「元気」をいただきました。今こそ、失いかけていた「夢」や「希望」、「自信」と「プライド」を再び胸に抱き、新しい一歩を踏み出すこととします。

 そして、私たちが経験し、学んだことを無駄にすることなく、二度とこのような惨事が繰り返されないために、犠牲となった家畜に報いるために、そして、私たちを応援してくれる方々の期待にこたえるために、私たちは、全身全霊をかけて、次の事項に取り組みます

1 家畜伝染病発生ゼロ地域をめざし、私たち畜産農家の一人ひとりが衛生管理や防疫に対する意識を高め、地域ぐるみの定期的な一斉消毒や畜産飼料の自給率の向上、畜産環境の改善など、「全国で最も安全・安心な畜産産地づくり」に取り組みます。

2 畜産経営の再建計画に沿った段階的な家畜導入や経営基盤の強化、飼養規模の適正化に努めるとともに、畜産加工・製造など農商工連携や6次産業化の取り組みを進め、「地域経済の発展にも貢献できる、安定した畜産経営の確立」を進めます。

3 飼養管理技術の改善等による生産性・品質の向上に努め、「全国に誇る『みやざきブランド』の再生と、消費者の皆様に安心と満足をお届けできる安定的な生産・供給体制の再構築」に取り組みます。

 以上、ここに宣言します。

29万頭慰霊し新生誓う 宮崎市で総決起大会(宮崎日日新聞)
http://www.the-miyanichi.co.jp/special/kouteieki/index.php?id=6&paging=1

全国の支援に恩返しを 総決起大会で若手農家ら(宮崎日日新聞)
http://www.the-miyanichi.co.jp/special/kouteieki/index.php?id=7&paging=1

 会場には畜産農家だけでなく、経済、流通、運送業など多くの関係者が集まった。来賓としてあいさつに立った県トラック協会の野中秋芳専務理事は「畜産農家の再生なくして運送業界の再生もない。依然として残る風評に負けず畜産業界を応援したい」と力強く語った。客席から見守った宮崎大農学部の堀井洋一郎教授は「大学も、防疫や家畜の新規導入について畜産農家にアドバイスしていく」とエールを送った。

 出席した農家の心境はさまざま。ワクチン接種で牛360頭を殺処分した繁殖牛農家の杉尾茂雄さん(38)=都農町征矢原=は「消毒を徹底しながら、なるべく早く再開したい」と前を向く。都農町の繁殖牛農家女性(67)は「再起したいが、体調面の不安があり迷っている。若手の後継者たちは復興を頑張ってほしい」と話した。

家畜観察怠らないで 疫学調査チーム長講演
(宮日 2010年8月29日付)

 宮崎市で28日に開いた「新生!みやざきの畜産」総決起大会で、国の口蹄疫疫学調査チーム長を務める動物衛生研究所の津田知幸企画管理部長が「口蹄疫の防疫と今後の衛生対策」と題し講演した。講演要旨は次の通り。

 安全な畜産物を生産、供給するために必要なことは、伝染病の発生を未然に防いだり、発生する要因を未然につぶしたりする「バイオセキュリティー」の向上だ。

 そのために「外部からの野生動物や害虫の侵入をフェンスやネットを使って阻止する」「家畜を新たに導入するときは、導入元の確認や検疫を行う」「飼料などは品質をチェックする」「病気の感染拡大を防ぐために農業用器具は複数の農場で使い回さず、一つの農場で専用化する」「施設を常に清潔に保つ」ことなどが求められる。

 加えて、バイオセキュリティーの記録を残し、検証を行うことも重要。記録がないと何か起きたとしても、検証ができない。

 家畜の病気をなくすことはできない。しかし、今回の口蹄疫でも分かったように、発症時の対応の早さで被害を小さくすることができる。そのためには、毎日家畜を観察することも怠らないでほしい。そして、周辺の農家や獣医師と疾病情報を共有化し、地域一体となって再生に取り組む必要がある。

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