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2010/08/03

口蹄疫・マスコミ報道他 8/1(日)~8/2(火)

口蹄疫復興へ予算を 県が民主県連に要望説明 (宮日 2010年8月1日付)

 県は31日、口蹄疫復興に関してまとめた国への緊急要望と、国の来年度の施策・予算に対する提案・要望を、民主党県連(井上紀代子代表)に説明した。県連は近く、同党の枝野幸男幹事長を通じて政府へ伝える。

 同日、宮崎市の県電ホールで説明会があり、県からは東国原知事や各部長、県連からは所属の国会議員と県議らが出席。知事は「いずれも県民生活に直結し不可欠。十分な理解と支援を頂き、実現していただきたい」と協力要請。県側は、口蹄疫からの復興のため、独自に検討している300億円規模の基金への支援要請を含む、8分野39項目の緊急要望などについて必要性を説明した。

 会合後、井上代表は「妥当な要望ばかり。しっかり予算が付くよう後押ししたい」と話した。県連によると、知事は5日にも上京し、菅直人首相や山田正彦農相らに直接要望を伝える方向で日程調整している。

「うちで止まってくれ」願い届かず自責の念 1例目感染疑い都農の黒木さん (宮日 2010年8月1日付)

 最愛の牛を突然奪われる喪失感、ウイルスに対する無力さ、心ない誹謗(ひぼう)中傷。口蹄疫により多くの農家が味わった苦しみを、感染疑い1例目の農家として最初に経験した都農町川北の黒木保行さん(59)が3カ月余りの苦悩を振り返り、現在の心境を語った。

 黒木さんは、和牛繁殖農家の目標とする児湯郡市畜連の子牛品評会で、優等首席を獲得した経験もある優れた生産者の一人。長年「牛づくり」に情熱を注いできた。

 異変に気付いたのは4月7日。母牛1頭に食欲がなく元気もない。「昼夜の寒暖の差が激しい日が何日か続いていたので風邪かなと。腹に子牛もいたし、大事になるといかんと思って獣医師さんに連絡した」と思い起こす。

 経過観察後、9日の宮崎家畜保健衛生所の立ち入り調査でも口蹄疫とは分からなかった。ところが1週間後、別の2頭にも同じ症状が見つかった。黒木さんに人生を一変させる「口蹄疫陽性」の連絡が入ったのは20日の早朝だった。

 「頭の中をいろんな思いが駆けめぐった。よそにうつれば競りも止まる。子牛の価格も下がっているのに。うちだけで止まってくれと本当に思った」と語る。その日のうちに飼育する16頭はすべて殺処分され、自宅裏の放牧地に埋められた。牛たちの眠る埋却地で手を合わせ、夫婦で冥福を祈る日々が始まった。「守ってあげられなかった」。今も自責の言葉が口をつく。

 埋却地からの見晴らしは良く、晴れれば川南、都農、高鍋町を一望できる。「感染拡大の時期は、下に埋却地のブルーシートや動く重機の様子がはっきりと見えました。あぁ、今日も出た。止まってくれと、それだけを願っていました」。丁寧な口調に1例目農家としての苦悩がにじむ。

 心ない誹謗中傷の電話も受けた。それ以上にたくさんの励ましが黒木さん夫婦を救ったという。「ワクチンを打って牛を殺処分される仲間から『がんばろうや』と言われた。うれしかった」。うっすらと笑みが浮かんだ。

 しかし、心の傷は癒えないままだ。「今でも、車がすれ違うたびに人に恨みの視線を向けられとるような気がして。本当はそうじゃないと分かっとるんですけどね」と表情に再び影が差す。

 経営再開の気持ちはあるが、子牛を競りに出すには2年近い歳月が必要だ。「まだ体がついていかん気がする。よその牛でも見れば元気が出るかも。8月末の終息宣言が出たらゆっくり考えたい」。そう語ると埋却地に向かって静かに手を合わせた。

総合文化祭が宮崎で開幕 口蹄疫余波で出場辞退校も

 演劇や郷土芸能、文芸など、芸術文化活動に取り組む高校生が日ごろの活動成果を披露する“文化部のインターハイ”全国高等学校総合文化祭(文化庁など主催)が1日、宮崎県内の各会場で開幕した。

 未曾有の被害を出した口蹄疫で、県は5月18日に非常事態を宣言。総合文化祭で利用する公共施設の多くが閉鎖して一時は開催が危ぶまれたが、7月27日に宣言解除され、辛うじて予定通りの開幕にこぎ着けた。

 一方で、北海道など4道県の16校から計約200人が出場を辞退。会場入り口には消毒用のマットが敷かれるなど、厳戒態勢が取られた。

 宮崎市での開会式には、秋篠宮ご夫妻と次女佳子さまも出席。秋篠宮さまは「口蹄疫の感染の広がりで多くの方々が被災された。心からお見舞い申し上げます。一日も早い復興とわが国の清浄国への復帰がかないますことを願ってやみません」と述べた。

 今回が34回目となる総合文化祭は、全国や海外から約1万7千人の高校生が参加。開催県が独自に設定できる協賛部門と公式部門の計24部門で、展示や競技が5日まで続く。

2010/08/01 17:15 【共同通信】


都城市民、陸自隊員を慰労 災害派遣、88日間の活動に感謝 /宮崎

 口蹄疫防疫のための災害派遣活動を終了した陸上自衛隊都城駐屯地の隊員を慰労する会が30日、都城市のホテルであった。市民ら約160人が5月1日から88日間に及んだ活動に感謝し、労をねぎらった。

 駐屯地の幹部約20人が出席。発起人代表の岡崎誠・市自衛隊協力会副会長が「困難な作業に黙々と取り組み、感銘を受けた。心から感謝します」とあいさつ。九鬼東一・第43普通科連隊長兼都城駐屯地司令は「国家、県の未曽有の大災害だった。早期復興を祈念する」と述べた。

 都城駐屯地は県の災害派遣要請を受け、7月27日までに延べ約2万人の隊員を派遣。家畜の殺処分、埋却、ふん尿処理などの支援に当たった。
【木元六男】毎日新聞 2010年8月1日 地方版


復興基金「ぜひ創設したい」山田農相
毎日新聞 2010年8月2日 19時53分(最終更新 8月2日 20時22分)

 宮崎県が設立を発表した口蹄疫(こうていえき)からの再生・復興基金について、山田正彦農相は2日の衆院予算委員会で「ぜひ創設したいと考えている。内閣全体で県側の要望を聞いた上でしっかりと対応を検討したい」と答弁した。菅直人首相も「私が(現地で)申し上げた『できるだけの対応はする』という約束にふさわしい対応をするよう各大臣に指示したい」と述べた。石破茂・自民党政調会長の質問に答えた。

 口蹄疫対策特別措置法は基金の設置主体を国及び地方公共団体と規定したが、山田農相は7月30日の閣議後会見では「今の時点では基金を作ることなく、きめ細かい措置はできているのではないか」と、創設に否定的な見解を示していた。【佐藤浩】


秋篠宮さまが高鍋にお見舞い

宮崎県を訪問中の秋篠宮ご夫妻と佳子さまは、2日、高鍋町で口てい疫の被害に遭った畜産農家や高校生たちに励ましの言葉をかけられました。

全国の高校生が参加する「全国高校総合文化祭」の出席のため、宮崎県を訪問中の秋篠宮ご夫妻と次女で高校1年生の佳子さまは2日午後、そろって高鍋町の県立高鍋農業高校に到着されました。
高鍋農業高校はことし5月に実習のため飼育していた家畜300頭余りが口てい疫の疑いで処分されました。
2日は高鍋農業高校の生徒2人のほか、口てい疫が発生した5つの市と6つの町から畜産農家のほか市長と町長が招かれました。

秋篠宮さまは、予定の時間を10分ほどオーバーしながら1人1人に、「さまざまな技術を蓄積されてきた中で、本当に大変だったと思いますが力を合わせて頑張ってください」とか「できるだけ早い復興を祈っています」などとお見舞いと励ましの言葉をかけて回られました。
また紀子さまも「牛たちを家族のように思ってらしたのですね。また元気な牛を育ててください」などと声をかけられていました。

出席者の中には涙ぐむ人もいて、「みんなで力を合わせてがんばります」などと応えていました。
高鍋農業高校3年の松元武蔵さんは、「お言葉を励みにして宮崎復興のために精一杯がんばりたい」と話していました。
また川南町で、およそ1万6000頭の豚が処分された農家の河野宜悦さんは「ご夫妻や佳子さまに気にかけて頂き、何とかして立ち直っていきたい」と話していました。

このあと、秋篠宮ご夫妻と佳子さまは、高千穂町の高千穂神社を訪問されました。
午後6時すぎ、高千穂神社の参道に到着された秋篠宮さまたちは、神社の本殿に続く階段をゆっくりと進まれました。
このあと本殿の中で、国の重要文化財に指定されている高千穂夜神楽のうち、「杉登」という夜神楽をご覧になりました。
3日は、高千穂町の天岩戸神社や高千穂峡の視察のあと、東京にお戻りになります。
08月02日 21時00分 NHKローカル

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口蹄疫関連」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。

これから宮崎に起こることは、
このままの状態ではそうとう悲惨でしょう。

口蹄疫にかんしては、
ま、臨機応変にたいおうするセンスがなかった事に尽きます。
最低限のマニュアルなどは必要でしょうが、
いくら気をつけていても、事は起こりますし
いくらマニュアルがあっても、
全く同じパターンで発生するわけではありませんので
常にあたらしい発想で対応することが必要です。

牛を養うのとおなじですね。

これから宮崎県畜産家がしていかなければならないことは、
口蹄疫対応で、国や県、、人と人が円滑にいかなかったことを教訓にし、
己の立場や自己評価能力、地域間の意地、、などなどを捨て、
これからの宮崎を背負っていく覚悟のある人同士でたくさん話し合い
一致団結しなければ難しいでしょう。

上記を書くまでに、これからの問題点を書いていましたが、
すでに50項目くらい軽くこえてしまい、切がないのでやめ消しました。
よって「志」のみの書き込みになってしまい恐縮です。

「お金」がいくらでも出れば、簡単なことでしょうが、
この日本のご時勢。無理な可能性大でしょう。

あと、1番心配しているのは「再発」ですね。


ちなみに僕のすきなお肉は、経産牛のヒレステーキだったりします(笑)

>永田さん

同意です。

結構今まで個人的意見を書いてきましたが、相当押さえ込んで書いていました。

おもしろおかしく書いててもですね・・・。

一人ひとりがすべてを背負う事は出来ないなと。

自分が出来る事、周りに伝えられる事を地道にやってくしかないんですね。

言うのは簡単ですが、現場でやってみて欲しい。切なる気持ちです。

強がってても人間なんで弱いところが出てきます。

このごろ気持ち、心を維持するのが辛いときがあります。

しかし、永田さんはじめほかぞのさんや鹿児島ヤマザキさんの励ましを無駄にしないように出来る限り走り続けます。

シャチョー、センムのこの掲示板を通じて元気をいっぱいもらえたことが幸せです。

永田さん悲観する事無く希望をもって一緒にがんばりましょう!

ブンリンさん、こんにちは。

だいじょうぶですよ。
牛を残してもらった僕らが頑張りますから。
僕にも足りないことがありますから、アドバイスくださいね。

やる気がある方とは、一緒に死ぬ覚悟です。

永田さんって、武士です。
士は己を知る者のために、死す。
理解者のためには、一命を賭すってことですね。

やっぱり、足並みそろえてじゃなくて、
切磋琢磨だと思うんです。
情報も交換しながら、お互い磨く姿勢が大事。

で、宮崎県は、非難も受けましたが(今もそうかもしれませんが)、
今、どこよりも、日本一情報を持ってる県だと思うんです。

経験を生かすと口で言うのは易しいですが、どこよりも、生かすことができれば、日本一の防疫と、消費者に安心を与えられる県になる可能性があると思ってます。

もちろん、他県がより多く学び、生かす可能性もあります。

でも、是非意地を観させていただきたいと、応援してます。
次世代を担う高校生達が、いますしねw


永田さん、ブンリン君、ほかぞのさん

まとめてお返事です~。
なんかさ、「漢」(「おとこ」と読んで欲しい)の会話で、邪魔してはいけない雰囲気です。
んでも、そこに割って入るのがワタクシ「センム」でして(笑)
あ、司馬遼太郎のファンでした、あたし。
ついでに池波正太郎も好きです(笑)

永田さんが書かれている様に「臨機応変」でなかった県・国の対応には、残念な物があります。
これからは、それを礎に、もっともっと機敏に動ける対策を練らなければならないのでしょう。

しかし、例えば「おとり牛」について、各支所のJAの足並みが揃わなかったりすれば、「本当の安全性」、「他県からの信頼」が、揺るぐのは目に見えていて、本当にやる気のある農家がいくら切磋琢磨して残るにしても、問題があるだろ。。。と思ってしまうのです。
せめて新規の牛の導入に関しては共通の認識を持って欲しいのです。

堆肥の処理にしても、そうです。
本当に安全が確認されるまで、宮崎経済連、県の畜産課の総力をあげて、取り組んで欲しい。
各JAの垣根を越えて。

そして、そのあとで「切磋琢磨」して宮崎の畜産の底上げがなされれば、嬉しいです。
ブンリン君の名台詞「じっちゃん(安平)の名にかけて!」


ブンリン君、今まで気が張っていたから大丈夫だったかもしれないけれど、牛のいない生活に不安を覚えてしまう時期だと思います。
「普通で無い出来事」が起こってしまったのだから「普通で無い精神状態」になるのが「普通」なのです。こんな状態で、いつも普通の精神状態でいられる人の方が自然体じゃ無いと思うのです。
なんか、ややこしいね(笑)

無理して強がらなくても大丈夫!
へこむ時は、思いっきりへこみましょう。
ほかぞのさんが書いてくれている様に、今回の経験を生かせるのも宮崎の特権です。
立ち直る時間はいっぱいあります。
宮崎には、若い力もたくさんあります。

1人で抱え込まなくとも、色んな所に様々な人達がいて、心の重荷を少しずつですが担ってくれています。これからが楽しみな牛飼い人生ですぜ。ゆっくり行きましょ。

永田さん

書き忘れていました!
経産牛の赤身のお肉を美味しいという方は多いようですね。
(多分、経産肥育の方の技術にもよるのでしょうけど。)
残念ながら経産牛のヒレは食した事がありません。
喰ってみて~~~~!!

宮崎市内のフーデリーというスーパーでは経産牛を「完熟」と称して売っています。
きちんと「黒毛和牛、経産」と明記した上での「完熟」です。
なかなか上手いネーミングですよね。

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