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2010/08/15

口蹄疫・マスコミ報道他 8/13(金)

安全な養豚地域確立 若手農家ら再建委19日発足 (宮日 2010年8月13日付)

 口蹄疫ですべての家畜を失った東児湯5町の若手養豚農家らが、清浄な産地としての再生を目指す「養豚再建プロジェクト委員会」を19日に発足させる。家畜がいなくなったことで、長年悩まされてきた豚特有の疾病を招く病原体も地域から消えることに着目。行政や関係団体と連携し、各種疾病に対し安全性が保証された種豚の導入や踏み込んだ防疫基準の設定など、独自の統一ルールを策定する。また、「清浄地域で生産された」という付加価値により、消費者の信頼回復にもつなげたい考えだ。

 プロジェクト委の発足に向け、20?50代の農家と獣医師15人が、7月中旬に準備委員会(野津手重人委員長)を設立。疾病、防疫対策の原案を協議してきた。

 疾病の中でも代表的なオーエスキー病(AD)や豚繁殖・呼吸障害症候群(PRRS)は、死産や流産などを引き起こす。国内養豚業界の長年の課題で、県内では大半の自治体がワクチン接種を推進する。

 このため、準備委は各種疾病の再発防止策として、細菌やウイルスといった病原体を地域に持ち込みやすい種豚、母豚の導入法を重視。導入する豚は病原体の有無を調べる検査を終えた豚に限定するなどの条件設定を考える。

 防疫対策では、農家間の連携と防疫意識を向上させるほか、「地域一斉消毒の日」を設置するなど地域一体となった体制づくりを目指す。ふん尿の適正処理をはじめ、衛生対策も強化。各町の自衛防疫推進協議会が立ち入り調査権などを備えた「監視制度」を創設できるよう行政に働き掛けることも検討している。

 一方で課題も残る。養豚農家は「一貫」「肥育」「預託」経営に分かれ、今回目指す改革で足並みがそろうかは不透明だ。今後は多くの農家に取り組みを発信し、プロジェクト委への賛同を要請。飼料会社やJA宮崎経済連など養豚に関連する組織や行政にも協力を求める。その中で、準備委でまとめた原案を基に議論を深め、家畜の本格的な導入までに議論の成果を「東児湯マニュアル」に集約、行政に提案する。

 会員の日高義暢さん(30)=川南町=は「ゼロからのスタートを好機ととらえ、関係者と一丸となり優れた経営法をつくりたい。児湯地域が日本畜産の見本とならなければいけない」と語る。


防疫体制全国モデルに 県復興計画
(宮日 2010年8月13日付)

 県が策定中の口蹄疫からの復興計画は「本県畜産の再生」「経済雇用対策」「環境対策」など五つの柱で構成することが12日、分かった。「本県畜産の再生」では、防疫水準を維持しつつ適切な飼育規模の在り方を探るモデル的な取り組みを提案する。財源は県が創設を予定している300億円規模の基金や国の補助金などを見込んでおり、国に財政支援を求めていく。復興プランは来週半ばの公表を目指し、詰めの協議を進めている。

 「本県畜産の再生」では、二度と口蹄疫を発生させない防疫体制を確立しつつ、全国のモデルとなる安全・安心な畜産経営の再構築を目指す。具体的には、必要な防疫水準を守りながら、従来の生産水準を保つことができる経営形態を提案。生産水準を保てない場合は園芸などの耕種分野で補う。防疫の経験やノウハウを全国へ発信する拠点として、県農業科学公園(高鍋町)の活用も検討する。

 「本県のイメージ回復とみやざきブランドの再生対策」では、「日本中にありがとう!」を合言葉に、全国へ向けて支援への感謝を示す。大都市圏で観光や物産の魅力を発信し産地の再スタートを支援する。

 「経済雇用対策」は中小企業の金融支援や雇用調整助成金の弾力的運用に加え、観光振興に取り組む。

 「環境対策」では、殺処分した家畜約29万頭を252カ所に埋却していることから、悪臭や害虫の発生防止、地下水の定期調査の継続を行うほか、埋却地の保守管理や農地としての再生利用にも力を入れる。

 「地域復興」では復興特区の創設を中心に、主に被災地で公共事業の実施や地域振興事業の支援を行う。

 県は防疫対策で約29万頭が殺処分されたことなどによる経済的な損失が、今後5年間で2350億円に上るとの試算を明らかにしている。再生・復興には国の後押しが必要なため、県が新たに設ける300億円規模の基金への財政支援など39項目の緊急要望をまとめ政府、与野党に提出している。


口蹄疫WT 宮崎を視察  今月下旬に
 日本農業新聞 8/13

 民主党農林水産部門会議内に新設された口蹄疫対策ワーキングチーム(WT 岡本充功座長)は12日、宮崎県内の口蹄疫被害現場を今月下旬に視察することを決めた。

堆肥処理現場や殺処分した家畜の埋却地などを視察。東国原英夫知事ら自治体関係者や農業団体関係者、畜産農家を訪ね、復興に向けた課題などについて意見交換する予定だ。


農水省審議会 獣医師確保へ
 基本方針最終案  待遇改善盛る

日本農業新聞 8/13

 農水省は12日、獣医事審議会計画部会を開き、獣医療の体制整備に向けた今後10年間の基本方針の最終案をまとめた。

人員不足が懸念されている畜産の獣医師を、待遇の改善や研修の充実などで確保する事を盛り込んだ。口蹄疫など家畜伝染病の発生に備えて、危機管理体制を強化することも明記した。

 基本方針は、畜産の獣医師確保に向け、
①社会的役割や魅力を学生が知る機会を増やす
②(小動物分野との所得格差があるため)労働環境を改善する
③求職情報を一元化し、再就職を支援する
といった対策を盛り込んだ。

 口蹄疫など家畜伝染病の拡大に備え、「危機管理体制の再点検・強化」と「防疫措置を実施する獣医師の養成・確保」に取り組む必要性も協調。これまで目標に明記していなかった公務員獣医師の人員についても、体制整備に向け対策を取るよう都道府県に求めている。

 宮崎県で発生した口蹄疫の防疫対策を検証する農水省の第三者委員会では「産業動物について、獣医師の教育が手薄になっている」との指摘が出ている。第三者委員会の座長も務める山根義久計画部会長(日本獣医師会会長)は、委員会の検証結果を踏まえ、必要があれば、改めて基本方針の見直しを検討する考えを示した。


※8/14~15にかけてココログにログインできなかったため、更新が遅れました。

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口蹄疫関連」カテゴリの記事

コメント

若手農家ら再建委>>>>
すごく期待してます。牛飼いさんも、同じようなグループが出来るとよいのに。。お互い1国1城の主かもしれませんが、防疫とか協力して、行うと効果のあるものも多いので、グループをベースに、成長してほしいと思います。

みなさん、お久しぶりです。ご無沙汰しておりました。

牛の導入計画を建てていますが、ちょっと停滞しています。
全体の方向性があいまいで。
う〜んまいった

自分たち再建に”意欲のある”人達の意見を聞いて欲しいと思っていたところ・・・

今日、県から封書で案内が・・・。

「県民フォーラム」の案内でした。

口蹄疫被災農家の参加のみとなっていますが、直接知事に意見できる場所に参加するチャ〜ンス

でもですねぇ、まだまだ会場となっている川南文化ホール、そこまで足を踏み入れる勇気がありません。
川南の方々申し訳ありません。怖いんです。

やっぱりまだ癒えてないのかなぁ・・・

「県民フォーラム」8月31日午後2時から4時
場所、川南文化ホール  内容  口蹄疫関係

口蹄疫被災農家、1軒につき、1名参加可能。(郵送で、入場引換券1枚送付)宮崎県主催。知事参加予定。

入場券のない人は、原則、入れない。欠席の方の代理として、入場券を持っていけば入場可能かもしれないです。

「JA生産者研修会」8月28日午後1時から大会。午後3時から研修会
場所、宮崎市民文化ホール  内容  口蹄疫ウイルスについて

研修会の講師。疫学調査チームリーダー、津田知幸  農業食品産業技術総合研究機構  動物衛生研究所企画管理部長

以上のような会合情報は、得ています。どちらも、閉鎖的、内部研修会ですので、一般参加は、予定されていないようです。
よって、開催案内情報が、間違っていたら、訂正願います。

りぼん。さん

色々調べていたので お返事が遅くなりました、ごめんなさい。
まとめてお返事です。長いです・・・・

おとり牛の件ですが・・・
日曜日に地元のテレビで口蹄疫について知事をはじめ地元選出の国会議員並びに宮崎経済連会長、県の経済団体関係者などの討論番組がありました。
その中でもおとり牛に関して取り上げられていましたが、経済連会長はおとり牛に反対の立場をとられていました。
おとり牛を入れるよりも「安全性を確認した上で、経営再建のためにも一度に家畜を導入した方が良い」と考えられているようでした。

その「安全性を確認するための、おとり牛」だと、議論はかみ合っていませんでしたが、本日のニュースで「おとり牛の早期導入」の話がありましたので、何らかの進展があったのかもしれません。

また、西都市では殺処分になった農家・ワクチン接種農家・移動制限区域に入っただけの農家・何の制限も受けなかった農家があり、移動制限だけの農家や制限を受けなかった農家はやはり早期での家畜導入を望んでいるようです。

と言うのも「西都市」ってむちゃくちゃ広いんです・・・・・。
殺処分になった農家から半径30キロも離れているのに、同じ市で同じJAの管轄だからと、おとり牛で安全性が確認されるまで家畜の導入が出来ないって事になれば、もう4ヶ月も収入が無いのにどうしてくれるんだという気持ちになるのもわかります。

えびのでもおとり牛での安全確認がなされますが、同じ30キロという距離だけを考えれば、熊本・鹿児島の農家はOKなのに、何で西都では駄目なんだって話ですよね。

なかなか難しい問題のようです。

また
>若手農家ら再建委>>>>
すごく期待してます。牛飼いさんも、同じようなグループが出来るとよいのに。。

については、記事にもあるように
>養豚農家は「一貫」「肥育」「預託」経営に分かれ、今回目指す改革で足並みがそろうかは不透明だ。

・・・・なのです。
豚でも「地域で無菌豚を育てましょう」というのは簡単なのですが、各農家の経営形態・借金の有る無し、その金額によって「無菌豚を育てる」以外の部分でまとまるのは難しいと思われます。

和牛の世界では、より「肥育」と「繁殖」の分業がなされています。
豚に比べて牛の方が妊娠期間も長いですし(豚は約114日、牛は約280日)、一度の出産でおおむね1頭の子供しか生まれませんし(年1産が出来れば優秀な繁殖農家です)、豚は生まれて200日程度で出荷し肉になりますが、和牛の場合は約30ヶ月かかります。
よって再建にかかる時間も必然的に長くなります。

今でも、和牛の世界でも志を同じくする人達のグループは色々とあるのです。
そしてそのグループを大きくしたものが地域のJAなのです。

「宮崎牛」の場合、県内で生産肥育され、指定工場(ミヤチク・JA傘下)でと畜され、4等級以上の評価を受けた物が「宮崎牛」と名乗れます。
ある人は繁殖をし、他のある人は肥育をし、県のJAに出荷する事により「一つのグループ」がなされていると言っても良いでしょう。

JAという集まりの中で「生産」から「出荷」、あるいは加工品を含めての6次産業化は、既になされているのです。

個人でやろうと思えば(実際に個人ブランドとしてやっている方もいますが)、莫大な資金と時間がかかるところを、JAが一つのグループとして既に行っているのです。

これを数軒・数十軒のグループでやるよりは、一つのJAという組織でやった方が、はるかに効率は良いのです。

ブンリン君
久しぶりです。(*^ω^*)ノ彡

直接知事に意見をぶつけるチャンスですね。
う~~~ん、確かに「川南」は敷居が高いかもです。
アタシも、川南はまだ怖いです。
きちんと消毒はなされているんでしょうけど、やっぱり「万一」って事を考えてしまいます

今現在、牛さんがいない事を考えれば逆に
「今がチャンス」「今だからこそ」とも思えるわけで・・・・

いずれにしても、ブンリン君が精神的に楽な方を取るのが良いかと思います。
無理しない程度に、がんばってね

殺処分になった農家から半径30キロも離れているのに、同じ市で同じJAの管轄だからと、おとり牛で安全性が確認されるまで家畜の導入が出来ない>>>>>なぜ、そいいうときだけ、JA単位、市町村単位なの?単純に、家畜が居なくなった農家さんの再建新規導入だけ、制限すればよいのでは?すでに、ワクチン接種で、一回り外周をと殺しましたし、現在、家畜が居るところは、今まで、口蹄疫は発生していないので、ウイルスが、発生するほどの量が居ないってことでは?

おとり牛っていうのは、家畜の居ない場所に、生きたウイルスが居るかどうかを確かめる唯一の方法です。
すでに、家畜の居るところは、その家畜自身が、おとり牛ですので、意味ないのですが。。

おとり牛の科学的な意味が、理解できていないのでしょうか?


JAという集まりの中で「生産」から「出荷」、あるいは加工品を含めての6次産業化は、既になされているのです。>>>>これは、みかけ上、出来ているように見えるだけです。結局、本来の肉のおいしさ指標でなく、地域ブランド格付けと言う似て非なるものに、惑わされている気もします。
JA内部で、若い人が集まってもよいと思いますし、同じ規模での繁殖同士で他市町にまたがって、グループ作ってもよいですし、異業種交流と言うのもありでしょうし、ただ、今のセリ値の血統を追うのでなく、次に値が出る牛を排出するような自分で流行を作っていければよいと思うのですが。。

JAという大きな組織を、利用すべきところは、利用して、小回りの利かせることは、グループでやってとか、活動方法が違うような。。

この感覚の違い、すなわち都会でのお付き合いと宮崎のお付き合いの差は、宮崎JA関係の人とお話して、今回、ものすごく感じました。

>りぼん。さん

お疲れです。

ちょこっとだけ。

宮崎のJA、経済連は「全農傘下じゃない」ってことで、特別プライドがあるというか・・・。

でも、生産から小売りまで一貫してやってるので、センムの言う通り利用するのが即効性が高い、効率がいいと思います。

しかし、意識付け、方向性をどのように持って行くのか、パワーが必要です。


もひとつ、牛飼いは一国の主的なところがあって、なかなか意思統一が難しいところがあります。
自分の周りの若手でも、意見が分かれ、う〜ん。って思うことがあります。

あまり書きすぎると波風を立ててしますので、分かりづらいと思います。スンマセン。

どんなに小さくても、自営業は、良くも悪くも、自己責任。
譲れない!と意見がまとまらない時もあるかと思います。
誰もが良い経営を目指していると思います。
きっと良い策にまとまると思います。

牛飼いは一国の主的なところがあって

自営業は、良くも悪くも、自己責任。
譲れない!と意見がまとまらない>>>>このご意見は、よく解りますが、家畜伝染病だけは、結局、移っていく病気なので、地域の家畜農家さん同士、気をつけていく以外に、ないはずです。
豚のADだって、清浄県なら、ワクチン接種代も要らない訳ですし、お互い情報交換して、経費をかけず病気から守ることは、必要でしょう。
何か、協力するとなると、何もかも、相談しないといけないと言うか、そこまで関わるの?と言う感じもしますし、適当に、お付き合いするって言う選択枝が、ないのでしょうか。

やはり、宮崎の地縁なんでしょうね。

ここまでくると、県外のものには、計り知れない部分ですね~。

ただ、地元JAさんが、結構、精力的に、今回、お手伝いされたようで、都会では、そこまで、お手伝いしないだろうと、うらやましくも思った部分もありますが。。

りぼん。さん

りぼんさんが書かれた
>現実は、おとり牛の導入を、望んでいない地域の家畜農家さんもみえるようですね。(つまり、反対っていうことです。)
に対する答えのつもりですが?

要するに西都の例を挙げたのは、おとり牛に反対されている方は、直接的に影響が無いにも関わらず、自治体等の方針に従わねばならない人が多いという事を申し上げたかったのです。

ブンリンさんが書かれたのは、りぼんさんの書かれたグループ云々への話であり、防疫に関しての話ではありませんよ。

>家畜伝染病だけは、結局、移っていく病気なので、地域の家畜農家さん同士、気をつけていく以外に、ないはずです。

ですから、そのために同一の自治体、JAが音頭を取ってやっているのです。
なんか、書かれている事に統一性が無いように思えてお返事を書くのに苦労するのですけれど。

あと、宮崎の地域性を挙げていらっしゃいますが、おそらくりぼんさんがお住まいの愛知県でも農村部では、宮崎と同じ様なお付き合いのされ方がなされているのではないでしょうか?
同じ宮崎でも商業圏と農業圏では、感覚が驚くほど違う事がありますから。

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