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2010/07/03

口蹄疫・マスコミ報道ほか 7/3(土)

青森県が宮崎県支援 基幹種牛の冷凍精液提供へ

 宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題で、青森県の三村申吾知事は2日、県の基幹種牛「第1花国」の冷凍精液100本を宮崎県に無償提供して支援する考えを明らかにした。1日に宮崎県の東国原英夫知事に伝え感謝されたという。

 青森県畜産課によると、両県は07年、畜産振興のために冷凍精液を100本ずつ交換。青森は02年の「全国和牛能力共進会」で東日本1位になり「東の横綱」と呼ばれた「第1花国」の精液を提供。宮崎県はスーパー種牛「安平」の精液を提供した。青森県内では「安平」の血をひく種牛が順調に育ち、雌牛も約1000頭いる。「第1花国」は昨年4月に死んだが、現在も精液9万本を冷凍保存している。

 宮崎県では「安平」や、「第1花国」の子で将来のエース候補とされた種牛などが殺処分された。青森県畜産課の中村孝次課長は「青森県の畜産改良に貢献した宮崎県の力になりたい」と話している。【矢澤秀範】毎日新聞 2010年7月2日 20時45分


本県に牛精液提供 青森県知事が表明終結後
(宮日 2010年7月3日付)


埋却地確保の義務化に抗議 宮崎県農民連など
2010年7月2日 10:18 カテゴリー:九州 > 宮崎

 家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」問題で、宮崎県農民組合連合会など6団体でつくる「口蹄疫対策県民ネットワーク」は1日、畜産農家に家畜の埋却地確保を義務付ける方針を示した山田正彦農相に対する抗議書と、畜産以外の産業への支援などを求める要請書を政府現地対策本部長の篠原孝農林水産副大臣に提出した。抗議書については受け取りを拒否されたため、同日郵送で農相に送付した。

 抗議書では、被害が集中する県東部では新たな埋却地の確保は困難で、義務付けが決定されると経営再開の大きな支障になるとし、方針の撤回を求めている

=2010/07/02付 西日本新聞朝刊=


都城の防疫高評価 基金設置は白紙農相来県
(宮日 2010年7月3日付)

 口蹄疫問題で、山田正彦農相は2日、家畜の移動・搬出制限が解除された都城市を訪れ、長峯誠市長と会談した。農相就任後、2度目の来県となった山田農相は、感染疑い確認から24時間以内に殺処分と埋却を終えた同市の防疫措置を高く評価。一方、口蹄疫対策特別措置法に基づく地域再生のための基金設置については「農水省だけでは何とも言えない」と白紙状態であることを明らかにした

 会談後、都城市役所で会見した山田農相は「都城は宮崎の畜産の“本丸”で大変心配していた。こうして解除できるのは皆さんの努力のたまものだ。(口蹄疫は)アジアで猛威を振るっていることもあり、いつ何時発生するか分からないが、都城やえびのの例を参考にしてほしい」と述べた。

 一方、基金設置については「必要なものをその年に予算措置する方針を政府で打ち出し、農水省のいろんな基金もほとんど国庫に返納している。内閣全体で考えていかないと、農水省だけでは何とも言えない」と述べるにとどまった。


山田農相が曽於、都城訪問 口蹄疫防疫対応を評価
(2010 07/02 20:30) 南日本新聞

 山田正彦農相は2日、都城市で発生した口蹄(こうてい)疫の移動・搬出制限区域が解除されたのを受け、同市と曽於市を訪れ、両市長らと意見交換した。防疫対応を評価するとともに、継続を要請。鹿児島県が強く要望している子牛競り再開後の県内農家の経営支援は、6月15日に示した追加対策の説明にとどまり、新たな具体策には触れなかった。
 山田農相はまず、都城市で長峯誠市長と面会後、曽於市の畜産農家2戸を視察。競り延期で子牛が牛舎に詰め込まれ、ストレスが蓄積している現状などの説明を受けた。
 同市役所では、伊藤祐一郎県知事や曽於、志布志、大崎など県境6市町の首長らと、非公開で意見交換。市町村による自主消毒ポイントの経費について、農相は「県の委託事業という形であれば国から交付金も出す」と方針を示した。


宮崎・口蹄疫 イノシシ120頭未処分 県「飼育の把握難しい」
2010年7月3日 06:32 カテゴリー:社会 九州 > 宮崎
 宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題で、家畜伝染病予防法(家伝法)に基づき、牛や豚とともにワクチン接種を受けて殺処分されるはずのイノシシ120頭が、処分されていなかったことが2日、分かった。県は飼育実態の把握が難しかったと説明し、4日にもイノシシの全頭処分を終えるとしているが、専門家は「処分の遅れは防疫上、大きな問題だ」と批判している。

■「防疫上問題」専門家は批判 4日にも殺・埋却完了

 イノシシは牛や豚、ヤギと同じ偶蹄(ぐうてい)類で、口蹄疫ウイルスに感染する可能性がある。国と県は5月21日、家伝法に基づいて県東部の発生集中地域で、牛、豚、ヤギ、イノシシなどにワクチン接種をした上で、殺処分すると発表した。

 5月下旬から対象地域の自治体を通じて家畜の飼育状況を調べた県は、イノシシは市場規模が限られていて食肉の出荷経路が明確でない上、庭先で食用に数頭を飼う民家もあることなどから、実態把握に手間取ったという。「人づてに聞きながら調査しているのが現状」(県畜産課)で、今週に入ってからも新たな報告があり、総数は6市町の28戸180頭(7月2日現在)に上った。

 県は把握分のイノシシにワクチン接種を試みたが「注射の際、豚と違ってイノシシは突進してくる。牙もあり危険」(同課)と判断。農家の同意を得た上での殺処分に変更し、これまでに18戸の60頭を処分したという。

 1日の「非常事態宣言」の一部解除は、接種家畜約7万7千頭の処分完了を理由にしていたが、イノシシは未接種、未処分のままだったことになる。県は「膨大な牛や豚の処分、埋却に追われ、イノシシは後回しになった」と釈明している。

 鹿児島大の岡本嘉六教授(獣医衛生学)は「頭数把握が遅れたのはずさんというほかない。イノシシはウイルス排出量の多い豚と近縁であり、未接種ならなおさら優先して処分すべきだった」と話している。
=2010/07/03付 西日本新聞朝刊=

※宮日新聞 記者コラム

【記者コラム】共同通信参加社記者評論・施策に教訓生かせ感染経路など検証を
(宮日 2010年7月3日付)

 宮崎県の口蹄疫問題は新たな段階に入った。感染拡大はほぼ食い止めたとみられ、感染した家畜、あるいは感染が疑われる家畜計約19万9千頭の処分が完了。さらに、感染拡大を防ぐため、国内で初めてワクチン接種を行った約7万7千頭も処分された。終息が見えてきたと言っていい。これらを踏まえ、「新たな段階」で取り組むべき重要な課題は二つあると思う。検証と復興である。

 検証では、感染源や感染経路、なぜここまで爆発的に感染が拡大したのか―など、疫学の専門家による調査・結論を待ちたい。ただ、一つ書き留めておきたいのは、未曾有の農業災害の教訓をしっかりと残さなければ、宮崎の被害農家や関係者の苦しみ、努力は報われないということだ。

 口蹄疫は全国どこでも起こりうる。「感染が宮崎でとどまっていることは奇跡に近い」との専門家の指摘もあったが、他県も決して対岸の火事ではない。しかし、4月20日の1例目の発生からしばらく、国・県は「地域での限定的な発生」として、事態を見誤っていた。初期段階での封じ込めがもっと素早く的確であったら、その後の爆発的感染は防げたのではないか―。これも大きな教訓の一つである。

 一方で、感染が飛び火したえびの市、国内屈指の畜産地帯である都城市などでは感染を拡大させず、早期に終息できた。被害が最も集中した川南町などのケースを重く受け止め、事前に対策を練っていたからである。

 農林水産省も6月24日、「防疫措置実施マニュアル」を各都道府県に通知した。宮崎での実例を踏まえて策定されており、内容は詳細かつ具体的だ。例えば、異常家畜が発見された場合は「2時間以内に農場に到着」、疑いが確認されれば「24時間以内に殺処分・埋却する」などである。

 今後さらに家畜伝染病予防法改正など、国の施策の根幹に宮崎の事例が生かされることを願う。

 もう一つの課題である復興には、全国の協力が必要だろう。農業県である宮崎県の農業生産額3246億円(2008年)に対し、畜産は6割近くを占める。また、最初に記したように今回の口蹄疫で計27万6千頭の家畜が処分されたが、これは県全体の飼育頭数約120万頭の2割強を失った計算だ。

 特に川南町などワクチン接種区域では家畜が1頭もいなくなった。これは比喩(ひゆ)的な表現ではなく、文字通り「ゼロ」である。そこから事業再開、畜産ブランドの復興を目指さなければならない。

 その一方で、全国的に風評被害が深刻さを増している。例えば、「口蹄疫に感染した農場の堆肥(たいひ)を使っているのではないか」などの理由で、宮崎産野菜が取引中止に追い込まれるケースが出ている。農畜産業に限らず、運送、観光などほかの産業にまで広範に影響が及ぶ。正しい情報に基づく判断、冷静な対処が必要ではないか。

 最悪の事態が続いていた5月下旬から6月上旬にかけて、全国ニュースで繰り返し宮崎の様子が伝えられた。しかし、やがて終息すれば、宮崎に向けられた全国の関心も薄れていくのではないか。「宮崎の口蹄疫を忘れない」。そのことが復興への歩みを後押しすることを、県民の願いとして伝えたい。

宮崎日日新聞報道部次長 俣野 秀幸(またの・ひでゆき) 67年生まれ。91年入社。串間支局長、整理部次長などを経て現職。口蹄疫取材班担当。

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コメント

青森県すばらしいw
復興に向けての、うれしいニュースですねw
全国的な、新たな支援のための一石になることを、期待w
終息でおしまいじゃなくて、復興が終わるまで関心が失われないことを期待してます。

ほかぞのさん

青森、太っ腹です
っていうか、過去に青森と、そんな関係があったなんて知りませんでした。
あ、きっと私が知らなかっただけなんでしょうけど。

すでに全国のニュースで取り上げられる事が少なくなってきました。
終息宣言が出されたら、もうホントに「終わった事」になってしまうのが怖いです。
被害にあわれた方が本当に大変なのは、これからですものね。

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