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2010/06/04

口蹄疫・えびの制限区域解除

えびの清浄化確認 37日ぶり制限区域解除 (宮日 2010年6月4日付)

 口蹄疫問題で県は4日午前0時、えびの市の感染疑い1例目農場を中心とした家畜の移動制限区域(半径10キロ)と搬出制限区域(同20キロ)を37日ぶりに解除した。5月13日を最後に感染疑いが出ておらず、その後の清浄性確認検査でウイルスの痕跡も確認されなかったため。移動・搬出制限区域は鹿児島、熊本県を含む11市町村にまたがっていた。

 県などによると、制限解除の最終段階となる臨床検査を5月31日〜6月3日に実施。1例目農場から半径3〜10キロ圏の農家全407戸を対象に、牛や豚など9万8619頭を目視検査した結果、異常は確認されなかった。検査最終日の3日は、獣医師ら約20人が10班に分かれ69戸を巡回した。

 これに先立ち、半径3キロ圏内の農家を中心に5月24〜26日、牛から血液を採取し、動物衛生研究所海外病研究施設(東京)の抗体検査で陰性を確認。獣医師による豚の目視検査でも異常は見つからなかった。

 国の口蹄疫防疫指針では、最終発生例の殺処分を終えた翌日から21日間を制限期間に設定。えびの市の場合、最終発生例の殺処分は5月13日で、6月3日までが制限期間となっていた。移動制限区域には、えびの、小林市、鹿児島県伊佐市、湧水町、熊本県人吉市が、搬出制限区域には高原町、鹿児島県霧島市、さつま町、熊本県あさぎり、錦町、相良村が含まれていた。

 えびの市では制限解除に伴い、ウイルスの封じ込めから侵入阻止へ向けた防疫態勢へと転換する。

 同市の村岡隆明市長は「(終息は)市民が一体となって勝ち取ったもの。とにかく関係機関、農家、市民の皆さまの協力に感謝したい」と喜びを口にしながら、「県全体で終息しなければ意味がない。児湯地区に頑張れコールを送り、協力できることはしていきたい」と話した。終息努めていく

 【東国原知事のコメント】ご尽力、ご協力いただいた市町村、関係団体、農家、地域住民に感謝する。しかし、児湯地域では依然発生が続いており、引き続き防疫対策に全力を注ぎ、一日も早く終息を迎えられるよう努めていく。

えびの市・制限解除までの動き
(宮日6/4記事を参考に山崎作成)

・ 4月28日・・・・肥育牛275頭飼育の農場で市内1例目(県内9例目)の
        感染疑いを確認
         (川南の発生農場と会社が同一記事あり)
        家畜の移動・搬出制限区域を指定 
         29日午後6時15分に殺処分終了

       
・ 5月 5日・・・・市内2例目の感染疑い確認(県内22例目)
         豚320頭飼育
         市内1例目から北に約1キロ
         遺伝子検査を待たず4日に殺処分に着手
      

・ 5月11日・・・・市内3例目の感染疑い確認(県内68例目)
         肥育牛18頭飼育+確認農場との関連農場の肥育牛11頭
         市内1例目から北に約1キロ、
         2例目から北東約200m 
         (関連農場は当該農場より北約1.2km)
         11日午後0時00分に殺処分終了
         

・ 5月13日・・・・市内4例目の感染疑い確認(県内83例目)
         母牛24頭、育成牛3頭、子牛19頭 計46頭
         市内1例目から北に約2キロ
         13日午後6時30分に殺処分終了


・ 5月24日・・・・1例目農場から半径3㌔圏内を中心に
         清浄性確認検査を開始


・ 5月26日・・・・3㌔圏内の目視検査と血液採取を終了
         目視では農家162戸で異常なし


・ 5月30日・・・・血液採取した155戸について抗体検査、陰性


・ 5月31日・・・・半径3~10㌔圏内の農家407戸で目視検査開始


・ 6月 3日・・・・全戸で異常無しを確認
         4日0時に37日ぶりに移動・搬出制限を解除

※山崎メモ
こうやって書いてみると川南に比べ殺処分が格段に早く行われているのがわかる。
川南の様な畜産密集地帯ではなく、埋却地が直ぐに見つけられたのが大きいか。

また、市内3例目の農場に隣接した養豚農家(約10頭)があったが、農場主の協力のもと、豚の処分を速やかに行ったという話もある。

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口蹄疫関連」カテゴリの記事

コメント

発生後このサイトを知り、毎朝チェックしています。日に日に患畜が増え続け不安に苛まれています。当地でも市場開催が4月から中止となり我が家も収入が途絶えた状態です。直接的な被害は宮崎だけど、間接的な被害に九州各県の畜産農家苦しんでいるんだ!そう大声で叫びたい気持ちでした。
それが今日知り合いの畜産農家(新富町)に別の用件でTELしたところ、実際患畜が出て数日前に処分が終わったそうです。残りの農場の牛にもワクチン接種を済ませ660頭全滅だそうです。かける言葉も無くただ話しを聞くだけでした。でも会話の最後に彼が「終息したらまた牛飼いますよ!きっと立ち直りますよ!」なんかその言葉に勇気づけられました。宮崎の畜産農家も必死に頑張っているんだ!まわりの我々ももっと頑張っていかなきゃ、そう痛感しました。
頑張れ 宮崎!

シャチョウ、センムお疲れ様です。
えびの市の解除を受けて、当方の区域も解除に成り取りあえず
ほっとしておりますが、もちろん児湯地域の沈静化は、まだ先の話で
すが、少しずつですが前進していると思われます。
センムもご存知でしたか?えびの市の件、カンコウレイでしたので
コメントしませんでした。しかし、牧場主、役場、JA、など各関係機関の迅速な対応が拡大を阻止できたと思います。

ブンリンさん
お疲れさまです。家畜の保障は各関係機関の畜産担当職員の努力で
なんとか、満足とは言えないまでも、納得出来る金額ではないでしょうか?もちろん、高齢の経営者の方はやはり、引退の選択をされるのだすね、仕方ないのかもとは思いますが、歳な方の牛は大事に管理
されているので、当方も繁殖素牛導入時には、多頭飼育の方よりも
導入比率は格段に違います(私、個人の主観です)
当地域でも高齢飼育者の方でも、もう潮時かねと申される方が多いです、
取りあえず、小さな一歩かも知れないけど、大事な一歩を踏み出して下さい。
(じじいの独り言)

えびのの清浄化、関係者のご苦労の賜物だと思います。
皆さんお疲れ様でした。
今後も防疫がんばってください。

川南とえびのの違いについて考察してみました。
以下、想像の部分が大半ですので、ご注意ください。

① 発生が1週間遅れたこと
  時期がずれたことによる、対策の即時対応が可能であったと思われます。

② 発生農家への防疫対策の説明が十分行われた
  外出禁止、家庭内防疫、農家間の接触禁止の効果が発揮されたと思われます。

③ 発生農家周辺道路の完全封鎖
  近隣道路を封鎖し、発生農家への道路が一カ所とされた。

④ 畜産農家密集地ではなかった
  Googleマップを参考にすると、畜舎の位置関係が離れている。

⑤ 近隣の運送業者の意識の高さ
  3県の協力関係がよく機能し、多くの消毒ポイントの設置と通過を徹底したのでは。


このような点をチェックしてみると、えびの式対口蹄疫行動指針が作れそうですが・・・?
今後、児湯地区と同じ轍を踏まないように、えびのの対策内容の公表が何よりも大切なことかと思います。

児湯地区の終息はいつになるのでしょう。
自宅待機と考察、書き込み、ネットサーフィン、電話しかできないのが歯がゆいです。
ワクチン接種農家の殺処分にむけて、木城町が埋設地に町内の家畜を集積後、殺処分→埋設を検討しているので、実施される際には手伝いにいきたいと考えてます。

熊本の牛飼いさん

コメントありがとうございます。
各地でのセリの中止、繁殖農家の方々は本当に苦しいと思います。
肥育農家も子牛の導入ができず、約20ヵ月後に出荷する牛がいなくなり、その時に収入がゼロになるのが予想されています。
ほんと、宮崎だけの問題じゃないんですよね・・・・。

新富のお知り合いの方が、復活を誓っているとのお話、私も嬉しかったです。犠牲になってくれた牛・豚はもちろん、農家の方々のためにも踏ん張らなきゃって改めて思わせてくれました。

幸い、えびのの制限が解除されました。
少しずつですが前進していると思います。
宮崎も、熊本も、鹿児島も、みんなで乗り切りましょう!

>牛に飼われているおやじさん

いつも応援ありがとうございます

うちでも、じいちゃん農家のいいお母さんの娘がいましたが、いい子を産んでくれてました
木城町はその昔、岐阜の安福をいち早く導入していたので、きよふく産子の安平、福桜との相性がよく、クロス交配のおかげで育種価認定牛も多くいました。
4産中2産、郡品評会に出場する子を産んでくれたお母さん牛がいなくなったのがホント悔しいです

宮崎県における口蹄疫の疑い事例の270例目、271例目についておよび口蹄疫対策特別措置法に基づく地域指定について
本日、家畜伝染病である口蹄疫の270例目、271例目の疑似患畜を確認しました。
本日、口蹄疫対策特別措置法が施行されました。宮崎県知事からの申請に基づき、車両消毒等の防疫措置を実施する地域を指定しました。
口蹄疫は、牛、豚等の偶蹄類の動物の病気であり、人に感染することはありません。
現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれもあることから、厳に慎むよう御協力をお願いします。

1 疑い事例の概要について
本日、宮崎県児湯(こゆ)郡川南町の農場1件(276頭)において、農研機構動物衛生研究所が実施したPCR検査(遺伝子検査)により、口蹄疫の疑似患畜を確認しました。 また、宮崎県児湯(こゆ)郡新富町の農場1件(43頭)において、飼養牛が、口蹄疫特有の臨床症状を示していると届出があったため、本日、宮崎県の家畜防疫員が、臨床所見から、口蹄疫の疑似患畜と判定しました。
(各事例の詳細については、別添資料をご参照ください。)
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/pdf/100604-01.pdf

牛に飼われているおやじさん

制限解除、良かったです~!少しは精神的に楽になったのでは?
もちろん児湯地区の事を考えると手放しでは喜べないのですが、鹿児島や熊本の方にまで迷惑や不安を与えていた事を考えると、正直、ホッとしています。

えびの市の件、カンコウレイが???
ありゃぁ、知らなかったです。書いちゃって問題無いですかね?

制限解除を受けて鹿児島からも応援の獣医さんが派遣されてくるそうです。宮崎県の職員の方も、人員を回す事ができるかもですね。

前に他の方のコメントの返事にも書いたことがあるんだけど、
えびのには時間と心構えがあったのが良かったと思います。
迅速に対応できたのも、そのおかげだと思います。
本当に関係機関のみなさん、農家の方、みんなみんな、お疲れ様でした。
そしてありがとうございました!

児湯地区の事を考えると、まだ終わりではありません。
防疫、がんばりましょうね!

牛に飼われているおやじさん

早っ!数分、遅れてしまったです

ブンリン君

ブンリン君の考察、私の想像と重なってる部分が多いです。
日経ビジネスの記事読みました?
JA尾鈴の畜産部長の記事。

そのうち要約してアップしますね。

とりあえずえびの地区が終息宣言出たようで、一息ついたかなという感じです。
ブンリンさんもおっしゃっているように、防疫体制がしっかりしていたというのと
MRTのニュース動画を見た限りでは、発生農場の殺処分がスピーディに出来たというのもあると思います。

実際ニュース映像見てると、あちこちに消毒ポイントがありましたし…
(昔3ヶ月ほど西諸地域に営業で回っていたので土地勘は少し残ってたりする)

あとは特措法の内容が上手く回るかと、ワクチン接種した家畜の移動が出来るように
なることで、処分のスピードと効率化が図れるようになると良いのですが。


さて、中学の同級生のところの牛はどうなるのかな…
一部ワクチン打っていないって話でしたが…

>センム

今週始めくらいにFAX流れてきました。
内容に関する感想は置いときます。
またまた色んな意見が飛び交うことになるんで。
ひとこと言うなら、「やっぱりなぁ・・・。」でした。


YOSHIさん

今日の新聞に
「同意を得ていない5戸分の牛67頭以外は接種が終了し、接種率は99・9%。」とありました。

想像ですが・・・ワクチン接種後2週間の牛の移動しての殺処分、
いよいよ新田原基地の土地を使うつもりではないでしょうか?

センムさん、私も新田原使うと思いますよ。
全部が全部埋められるとも思えませんけどね…

で、特措法を読んでみるとワクチン接種エリア内はワクチンを
打ってなくても処分出来る気がするのですが…
同級生の所の未接種の6頭って、安平の子を含む・牛なもんで…
出来る事なら残してほしいです。
でも例の5頭がいる以上、贅沢なのかなあ

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