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2010/06/15

口蹄疫ウイルスに負けないための消毒(おさらい)

Nojyo 実際に児湯・えびの・都城地区で実施されている消毒方法をこのブログに頂いたコメントなどから作成しました。

左の絵は都城市のHPに載っている農場での消毒薬の使い方です。
ぜひ参考にして下さい。

農場での消毒薬の使用例

酸性とアルカリ性の薬剤の使い分け

★農水省のHPも必見
 消毒薬の作り方と使い方

口蹄疫ウィルスに有効とされる消毒薬

ヨウ素系消毒薬    (効果が認められた最高希釈倍数)
   ファインホール (400)  
   動物用イソジン液 (2)
   クリンナップA (400)
   ホリアップ3  (400)
   リンドレス  (1000)

塩素系消毒薬
   スミクロール (1000)
   クレンテ  (2000)
   アンテックビルコンS (2000)

アルデヒド系消毒薬
   グルタクリーン (800)

複合消毒薬
   アリバンド (200)

逆性せっけん+水酸化ナトリウム
   クリアギル (0.2%水酸化ナトリウムを添加した場合) 4000)

        以上 全国肉牛事業協同組合からの情報+農業新聞より

※上記の希釈倍率は30分浸漬の場合などの条件での数値であるため、畜産農家ではこれらの最高希釈倍数より濃い目の使用が望ましい。

例:ビルコンSの場合
・踏み込み消毒槽・・・100倍
・畜舎消毒・・・・・・500倍
・一般の車両消毒・・・2000倍 など

詳しい希釈倍率などは製造販売業者に確認すること。

※注意事項
塩素系と酸素系の消毒薬は混ぜると非常に危険!

消毒薬・酢は必ず単独で使用すること!

・酸性とアルカリ性の消毒薬は合わせて使うと中和され効果が無くなる
  (参考:酸性とアルカリ性の薬剤の使い分け

・クレンテで発疹などの報告あり。他の薬品についても取扱注意!

★畜舎外での消毒

1.消石灰を撒く
  
・農場入り口(最低でもタイヤが1周できる幅・推奨2~5㍍)
  ・外部車両が停車する場所
  ・畜舎の周囲・農場外縁部

  
 ※手袋・マスク・ゴーグルなどを身につける
 ※アスファルトやコンクリートに撒く場合は、先に水を撒く
 ※地面の表面がムラ無く白くなる程度に竹箒などで広げる

 公道に石灰を撒く場合は自治体の許可を得る
 また、滑りやすいので「徐行」を促す看板の設置も!

2.車、器具の消毒
  
・農場に入る前に車両・器具の消毒を行う(ビルコン・クレンテなど)

  ・飼料などの運搬車両は、必ず消毒
   (自分で運べる飼料・薬品などは農場以外の場所で受け取る)
  
  ・車内の消毒
   (ハンドル・シート・足元マットなど)

3.人、物の消毒
  
・農場入口に消毒薬スプレーを設置、全身(特に手・手袋)消毒
   (クエン酸200倍希釈・酢300~750倍希釈など人体に害の無い物)

  ・業者など外部の人間が立ち入る際は防疫用品を用意する
   (使い捨ての防護服・マスク・手袋・靴カバー、外部者用長靴など)

  ・飼料運搬等の運転手にも車内・身体の消毒をしてもらう

  ・農場専用の靴を用いること

  ・農場を出入りする際は、着ている物を着替える
   (帰宅したら玄関でも消毒。手洗い・うがいも)
 

★畜舎内の消毒

1.踏み込み消毒槽の設置
  ・アルカリ性・・・炭酸ソーダ
   水10リットルに対し炭酸ソーダ400グラム(直接手で混ぜない)

  ・酸性・・・クレンテ・ビルコン
   靴底に石灰が付いていると中和されるので注意

 ※どちらも、まめに作り変えること
 ※畜舎内では靴底に家畜の糞尿(アルカリ性物質)などが付着する事が多い事を考えると、酸性以外の消毒薬を使うのが望ましいとの意見もある。

2.畜舎の消毒
  ・ビルコン、クレンテ(休薬期間2日)を、畜舎外壁などに散布

  ・床の消毒は酸性以外の消毒薬が望ましいとの意見あり

  ・動力噴霧器等による畜舎内への消毒薬噴霧
   (家畜にかかっても良い消毒薬を使用。バイオシッド、グルターなど

 ※畜舎を遮光ネット・防鳥ネットで覆う。片ラミのシートでの遮断も。

3.家畜の消毒
  ・家畜に希釈酢による消毒を行う
   (具体的な使い方は 酢を使った消毒について を参照)

  ※餌に2~3倍に薄めた酢(100ml)をかけてやると餌の消毒にもなり、また嗜好性が増すとの話もある。

4.ほうき、ちりとり、手袋など畜舎内で使う物は全て消毒
   (床に落ちた餌などは、すべて焼却処分)

★その他注意事項

 ●農家間の接触は避ける
 ●不要不急の外出はしない(特に農場管理者)
 ●家族全員の消毒の徹底

※移動制限区域内では、農場での作業員が泊り込みにて外部との接触を避けるなどの対策をとっている所もあります。
やりすぎて困る事は何もありません。
考えられる限りの防疫に努めましょう。

以上、書いてみましたが不備な点などがありましたらコメント欄にご意見ください。順次書き直していきます。

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コメント

口蹄疫 子供にぜんそく被害 消毒剤が原因か
6月20日13時19分配信 毎日新聞
  宮崎県で感染が拡大している口蹄疫(こうていえき)禍を考える緊急シンポジウムが19日、大阪府高槻市の関西大高槻ミューズキャンパスであった。講演した宮崎県の武井俊輔県議は、家畜の感染予防の消毒剤が原因とみられる、ぜんそくの症状を訴える子どもたちがいることを明らかにした。口蹄疫予防に絡んで、子どもへの健康被害が出ている現状に触れ、注意や対策の必要性を訴えた

 ☆実は私も喘息もちですが確かに喘息は以前より酷くなってる感じです。特に石灰を撒いたりした後は夜と朝結構きつい感じです。
 結構頑丈なマスクをしているのですが隙間から入るのか・・・・

 ストレスも重なり喘息を発症した友人もいます。石灰や消毒液などの吸入にこれまで以上の注意が必要だと思いました。

 

うしかいさん

石灰にしても消毒薬にしても、体に悪い事だけは確かですものね。
通学路が石灰の撒かれた道ばかりだと、さすがに子供達にも影響があると思われます。
うしかいさんも気をつけて下さいね、喘息。

あ、毎日新聞などの記事に関しては武井県議がブログでも書かれています。本人の思惑とはちょっと違ったみたいで。
でも、なんか考えさせられる内容でしたので、ぜひ読んでみて下さい。

たけい俊輔ブログ
http://www.s-takei.jp/index.php?e=1433

 記事を読んでみました。 武井県議との思惑とは違う報道がなされたのですね。75分の講演の中で喘息の事のみ取り上げるメディアに正直びっくりしました。 しかしながらとても考えさせられる内容でした。メディアの認識の甘さや不勉強・・・今回の口蹄疫では口蹄疫の事だけでなく色々な意味で考えさせられる事が多く報道される側になって初めてわかる事も多々ありました。残念な事も多い様に思います。 センムさんブログ教えてくださってありがとうございます

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