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2010/06/11

口蹄疫・宮日 宮崎大 後藤義孝教授に聞く

人、物ウイルス運搬か 後藤宮崎大農学部教授
(宮日 2010年6月11日)

 全国屈指の畜産地域である都城市などへと飛び火した口蹄疫。感染力が強く、県内にさらに広がる恐れが出てきた。感染に歯止めをかけるため、畜産農家や県民がどう協力すればいいのか。家畜の伝染病に詳しい宮崎大学農学部獣医学科の後藤義孝教授(獣医微生物学)に聞いた。(聞き手 報道部・新坂英伸)

 ―都城市で感染が確認された原因は。

 後藤 人や物の移動によってウイルスが運ばれた可能性がある。ワクチンを接種した区域では感染が目立たなくなったが、ウイルスが消えたわけではない。車両消毒を徹底しても、例えば運転手の靴底にウイルスが付着することも考えられ、靴底を消毒しないまま別の区域に入れば、ウイルスを広げてしまう。ウイルスは目に見えないうえ、感染力も強い。思いもしない所からウイルスは広がっていく。

 ―都城市で拡大を止めるために何が必要か。

 後藤 感染した患畜を早急に殺処分と埋却をすることで、えびの市はウイルスの封じ込めに成功した。豚に感染するとウイルスの感染力が増す。そうならないためにも、殺処分と埋却を早く進めてほしい。また畜産農家の移動は必要最低限に控えるべきだ。外部の人が農場内に入るときには靴底に付いたウイルスの拡散を防ぐため、車の中で新しい靴に履き替えてもらうことも有効。飼料業者などの車両が感染区域を通って農場に入ってくるとしたら、一時的な業者の変更も考えなければならない。

 ―畜産農家以外の住民はどうすればいいか。

 後藤 移動制限区域に住む人は農場へ近づくことを避けてほしい。区域外への移動もできるだけ控え、区域外に出るときには一般車両でも消毒を受けてもらいたい。口蹄疫の発生地域を通過した一般の車が、ウイルスを運ぶ恐れがあるので、該当する車両は消毒を必ず受けてほしい。

 ―ワクチン接種の効果は。

 後藤 爆発的な感染は抑えられたのはワクチン接種の効果だった。しかし、飛び火したのは、接種した区域と、接種していない区域の境までウイルスが迫っているからかもしれない。家畜をゼロにする緩衝地帯を今からつくっても効果は遅い。今後、接種していない区域で感染が広がる恐れもある。梅雨に入れば雨で消毒液が流されてしまう。畜産農家は今まで以上に消毒作業をこまめに行い、ワクチンを打った家畜の殺処分と埋却を早急に進めなければならない。

関連:宮崎大 後藤義孝教授に聞く(宮日)2010/0519

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