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2010/05/18

5/18 気になったニュースのされかた

普段は経過などがわかる様にと、マスコミ報道を貼るにとどめて
あんまり個人的な意見は書かないようにしているんだけど・・・
今日は、どうしても気になったので。

NHKのお昼のニュース

口てい疫1例目の対応検証へ
5月18日 13時18分
宮崎県内で相次いでいる家畜の伝染病「口てい疫」について、農林水産省は、牛が病気になっているという1例目の連絡が獣医師から宮崎県に入ったあと、検体が国に届くまでに10日が経過していたことから、こうした対応がさらに迅速に行えなかったかどうか今後、検証していくことにしています。

農林水産省や宮崎県によりますと、宮崎県都農町で口てい疫の1例目として確認されたケースについて、獣医師から県の家畜保健衛生所に連絡が入ったのは先月9日でした。当時、宮崎県の家畜防疫員は、症状がある牛は1頭だけで、感染力の強い口てい疫とは考えにくいとして、経過観察にとどめて、ほかの病気の検査を行ったため、検体を国に送ったのは先月19日になってからでした。最初の獣医師の連絡から10日が経過しており、一部の専門家の間で対応が遅かったのではないかという指摘も出ています。このため、農林水産省では専門家と協力して感染経路を究明するなかで、1例目の対応をさらに迅速に行えなかったかどうか今後、検証していくことにしています。

はぁ?
なんでこんなニュースを流す?

宮崎大学農学部 家畜衛生学研究室のHP
http://www.agr.miyazaki-u.ac.jp/~vet/hygine/HP/index.htm#eisei

この中に1例目を診察した獣医さんの臨床経過情報を提供した文書がある。

宮崎県獣医師会から下記の連絡がありました。
(平成22年4月22日)
   
事務連絡
宮崎県県獣医師会 支部長   様
社団法人宮崎県獣医師会事務局長 井手口

宮崎県における口蹄疫疑似患畜の1例目の臨床症状及経過観察について
(情報提供)

 このことについて、本県で発生がみられている口蹄疫の疑似患畜の1例目に対応された獣医師の先生から、本病の早期摘発と蔓延防止に寄与出来ればと初診からの臨床症状等の詳細な情報提供が下記のとおりありましたので、関係会員に早急に情報提供して頂きますようにお願いします。

 なお、本病は児湯地域を中心に疑似患畜が続発していますので、往診の際には診療車、衣服、長靴等の消毒の徹底や関係農家等の防疫意識のご指導をお願いします。

診療経過状況

1 往診依頼:熱発(40度以上)と流涎,食欲廃絶で農家から往診依頼あり
2 初診:発熱はなくて流涎、食欲廃絶の症状以外はなく、口腔内の異常は認められなかった。

  (初診時には流涎と食欲不振しか認めず、発熱も半日程度で消失した)ため、初診時は流涎と食欲不振だけしか認めない可能性有り)

3 診療3日目:上唇基部に小豆大の潰瘍を1箇所認め、同時にすぐ横に小豆大の丘疹部(水疱ではない)を手でこすると、脱落し潰瘍を形成した。その時舌は、先端に2cm×3mm程度の表皮の脱落と中央部に退色が見られた。 

注意)このような症例の場合は本病を疑い、衣服、長靴、車等の消毒を徹底し移動には十分配慮しながら、最寄りの家保に報告して下さい

(以上、転載 アンダーラインは山崎)

そして経過が分かりやすく書かれた物がこちら

横浜市衛生研究所の口蹄疫について書かれた物から一部転載
(アンダーラインは山崎)
http://www.city.yokohama.jp/me/kenkou/eiken/idsc/disease/fmd1.html

 2010年4月20日(火)、日本の農林水産省から国際獣疫事務局(OIE)に、日本での口てい疫(口蹄疫)の発生についての第一報が届けられました。日本においては、2000年の発生以来の発生です。宮崎県児湯郡都農町(こゆぐんつのちょう)の牛16頭の農場[繁殖牛農家(繁殖牛9頭,育成牛3頭,仔牛4頭)]で一頭の牛が2010年4月7日に発病しました。2010年4月9日(金)に開業獣医師が当該農場の異常な牛について宮崎家畜保健衛生所に通報しました。通報を受けた宮崎家畜保健衛生所の家畜防疫員(獣医師)が同日、当該農場を訪れ、一頭の牛が発熱・食欲減退を起こし過度な唾液を流し、口腔内にびらんがあるのを確認しました。一方、当該農場の他の牛には症状が見られなかったことから、その時点では感染力が強いといわれている口蹄疫とは考えにくかったため、経過観察としました。ところが、2010年4月16日(金)夕方に当該農場の他の牛が発病したとの連絡があり、2010年4月17日(土)に再度の立入検査を実施し、別の2頭に同様の症状があることを確認しました。イバラキ病等の同様な症状を起こす口てい疫(口蹄疫)以外の感染症の検査をおこないました。2010年4月19日(月)午前にはその検査結果が陰性と判明したことから、口てい疫(口蹄疫)の検査のために2010年4月19日(月)20時00分に独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究所海外病部(東京都小平市)に検体を送付しました。2010年4月20日(火)未明、動物衛生研究所で口てい疫(口蹄疫)に関する PCR検査(遺伝子検査)を行ったところ、陽性が確認されました。2010年4月23日には、動物衛生研究所における抗原検出検査(ELISA検査)の結果、口蹄疫(O型)の患畜と確定しました。

要するに、
1例目を口蹄疫と疑うには、あまりにも確証を得にくく、

経過観察を続けていたら似た症状の牛を発見し、

いろんな病気の可能性を一つずつ確認する為に検査をしていき、

最終的に口蹄疫と判断せざるを得なかった。

って事でしょう?
時間がかかって当然だと思うのだけど。

なんで、その辺りの説明をはしょって

「最初の獣医師の連絡から10日が経過しており、一部の専門家の間で対応が遅かったのではないかという指摘も出ています」

なんて簡単に言っちゃうのかと。

「1例目の対応をさらに迅速に行えなかったかどうか今後、検証していくことにしています。」

うん、検証は大事だよ。
でも、このニュースだと聞いた人は「9日に見つかったけど、検体を送ったのが19日、何でこんな怠慢な事を」・・・・としか取らないぞ。

まるで全て家保の職員のせいだといわんばかりじゃないか?

他にも「処分対象11万頭超」なんてニュースもやってたけど

一番伝えて欲しい

人には移りません
感染した肉や乳が出回る事はありません。
仮に感染した肉を食べたとしても、人には影響はありません。

これについては一言も触れず・・・・・

なんなんだ?NHK

追記 5/19 asahi.com より

異変2度…でも「教科書と違う初期症状」 宮崎口蹄疫
2010年5月19日7時5分 asahi.com

         
 宮崎県で口蹄疫感染の疑われる牛が確認されるまで何があったのか。関係者の話から再現する。

 宮崎県都農(つの)町。3月下旬、ある農場で水牛が下痢になった。モッツァレラチーズを作るために飼われていた42頭のうちの1頭。往診した獣医師は、31日に県の宮崎家畜保健衛生所に届け出た。

 県も立ち入り検査したが、口蹄疫にみられる口の中や蹄(ひづめ)の水疱(すいほう)、よだれがない。便なども検査したが、下痢の原因となる菌やウイルスが見つからず、結論が出ないまま下痢は治まった。

 これが最初の異変だった。

 この農場から南に約600メートル離れた別の農家で、次の異変が起きた。

 「口の中に軽い潰瘍(かいよう)のある牛がいる」。4月9日、衛生所に別の獣医師から連絡があった。2日前に往診したところ、1頭の牛が前夜から発熱し食欲がなく、口からわずかによだれがあったのだという。

 県の口蹄疫防疫マニュアルでは「(口の中の)水疱は発病後6~8時間以内に現れ、通常24時間以内に破裂する」と記載されている。

 9日の往診で、口の中に直径3ミリほどの潰瘍は見つかった。しかし水疱ではなく、かさぶたのような状態。すでに発熱から4日がたつ。仮に口蹄疫なら、水疱や激しいよだれが見られるはずだ。

 獣医師から相談を受けた衛生所は農場内のすべての牛を調べたが、口蹄疫の可能性は低いと判断した。発熱は1日でおさまっていた。

 口蹄疫ウイルスの潜伏期間は、牛の場合で約1週間。獣医師は12日まで毎日往診したが、異常のある牛は見つからなかった。

獣医師は振り返る。「教科書通りの口蹄疫とは異なる初期症状。まったく想定しなかったわけではないが、この症状からは診断できなかった」

 4月16日夕、別の2頭に同じような症状が見つかった。最初の牛の隣にいた牛で、何らかのウイルスによる感染と考えられた。この段階で最初の牛はほぼ完治していた。翌日、衛生所が改めて立ち入り検査し、感染症の鑑定を行ったが、19日までに出た結果は陰性だった。

 ただ衛生所は19日、念のために検体を国の動物衛生研究所(動衛研)海外病研究施設(東京都小平市)に送った。このとき初めて、県は国と連絡を取った。20日早朝、口蹄疫の陽性反応が出た。

http://www.asahi.com/national/update/0519/TKY201005180565_01.html

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コメント

種牛が処分されるという事態になって以降、急にマスコミが動いています。責任を家保になすりつけようとしている動きがあるのでしょうか。
私が気にしていたモッツァチーズの水牛さん、6例目ですが検体は発表されている中で一番早いのですが、それも家保が見逃したという記事を見ました。水牛は下痢だけでしたし、その後も口蹄疫の症状は出ていなかったのですから、判断は難しいと思われます。
何か、大きな力が動いているのでしょうか…

こちらでは報道内容がかなり偏っています。
宮崎県の初動体制が遅かったというのと、バカ松の対応には問題なかったという事です。
断片的な捕らえ方もあるけど、バカ松が地元選出の代議士というのもあるのでしょう。
松阪や他の産地の人が、素牛が導入出来なくて困っているというけど…
一番困っているのは宮崎の畜産家だという点に全くスポットが当っていません。
擬似患畜発見後3週間たってから、国の初動体制が早かったとほざいていますが
よくそんな事が言えたと思いますね…怒りの火種に油を注いだという事はルーピーには判らないのでしょう。

やはり、参院選を前にこれ以上評判を落としたくないがための責任の擦り付けとしか思えません。アーアー

夕方のニュースでも同じような内容が報道されてましたね。
NHKの内容よりひどかったです。

宮崎県の「見逃し」だそうです。

宮崎県に落ち度があったということでネットでの政治批判を鎮静化させたいのでしょうか?
もう、理解不能です。

じつは先日こちらのブログで紹介されていた宮日のメッセージ募集に「農家の怒り」を投稿したんですが…実際の記事はかなりやわらかい表現になってました。色々事情があったのかもしれませんけど。

文字数が限られていたり、時間に制限があると報道する内容もこんなもんなんでしょうか。そこまでしてインパクトのある言葉で報道しなきゃいけないんでしょうかね?残念です。

検証はたしかに大事でしょう


ですけど、これは明らかに批判の対象を知事へ移行しようとする圧力に感じます

あれだけ頑張っている関係機関や知事をないがしろに扱いすぎです

みんな必死なのに(-_-;)

あまりにも悲しい事実です

確かに事業団あたりから報道が過剰になってきましたね。

結果論をどうのこうの評論家の方々やマスコミがエラそうに言っとりますが宮崎は今必死で頑張ってる!まだウイルスと戦っているというのに…
全部分かったかのように初期防疫が悪い、対応が遅い…確かに自分も腹立ちます!知事も農家もマヂでピリピリしてんのに!正しい報道をしてほしいですね

ニュースは意図的に切り取られています。センムさんのコメントを読む前、ニュースを聞いた時、何故、危険性の高い病気から抗体検査などの確認検査をしなかったのかと疑問が涌きました。また、見る側の知識、意識の差にも差があると思います。黒毛和牛を見て、いやー父似ですね、と言う人業界以外にいましすかね?極端な言い方してすみません。私自身、正しく、理解してると言えるのか自信はありません。ニュースに取り上げられたことによって、一般の協力を得やすくなったと信じたいです。今は、責任どーのを問う時期でない事は、明らかです。はっきりしているのは、病気が発生したのも、広がったのも誰か一人の責任ではないということです。発生地区、周辺の皆様のご苦労が、一日も早くおわりますよう祈っております。

10年前の事例でも、疑わしい症状に気づいてから病名を口蹄疫と特定するまでの期間は、今回と同じです。
↓証拠↓

http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/prion/pf96.html
文字列「最初の発生例:3月8日に」から2段落ほどをお読みください。

重要な証拠なので、皆で力を合わせて政府とマスゴミに反論しましょう。

どのマスコミも胡座の事は書きませんね、未だでしょうが。見えない力が報道を制御していた様にしか思えません。公明党の資金、民主党の海外留学生派遣、消毒薬の海外譲渡・・・。その内報道されてくるでしょう。

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