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2010年4月

2010/04/30

農水省疫学調査チーム現地視察 4/30

以下 4/30付宮崎日日新聞より抜粋(文章・アンダーラインは山崎)

口蹄疫感染・感染疑いの原因を探るために農水省の疫学調査チームが29日、1例目となった都農町の農場で現場視察を行った。

今後の調査方針を決めるためのもの
・農地の立地条件
・人の出入り
・飼料の保管場所   などを視察

農政事務所(宮崎市)で第1回検討会を開き、現在の防疫作業が落ち着くのを待って、さらに情報収集を進めることなどを申し合わせ


終了後に会見した津田チーム長の話

「1例目の農場は奥まった場所にあり、道路も狭く、ウィルスが大型の飼料運搬車に付着して持ち込まれたとは考えにくい。しかし、他にも可能性はたくさん残っており、まずは裏付けする為の情報収集が必要」

また、えびの市の事例についても言及。
牛や飼料の動きを尾う疫学調査により、1例目が確認された20日以前に児湯地域とえびの市の農場間で人や家畜の行き来があった可能性を明らかにした。

その他報道

口蹄疫:調査チーム、宮崎入り 1例目農家視察、感染経路の究明へ /宮崎
          毎日JP

 県内の畜産農家で相次いで確認されている家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)問題を受け、農林水産省の口蹄疫疫学調査チームが29日、感染経路の究明のため宮崎県入りした。

 調査チームのメンバーは、明石博臣・東京大大学院農学生命科学研究科教授▽黒木昭浩・県延岡家畜保健衛生所衛生課主幹▽末吉益雄・宮崎大農学部獣医学科准教授▽同畜産草地科学科・森田哲夫准教授▽津田知幸・農業食品産業技術総合研究機構動物衛生研究所企画管理部長▽筒井俊之・同疫学研究チーム長--の6人。このうち津田氏を調査チームのチーム長に選んだ。

 この日は、都農町の1例目の農家を視察し、周辺の道路や飼育状況などを調査・確認した。この後、今後の調査の進め方などについて検討した。

 会議後、会見した津田チーム長は「感染経路の特定については、なかなか一つに絞り込むことは難しい。予断を持たずに動物、飼料、人、車両、農機具などすべてを対象に、ウイルスの侵入経路を調べたい」と語った。

 また、現在の防疫体制については「機能している。ウイルスが動かないようにしており、これが一番有効だ」と説明した。


宮崎の口蹄疫を現地調査 農水省疫学調査チーム
          共同通信

 宮崎県で家畜の感染症の口蹄疫が発生した問題で、農水省の疫学調査チームは29日、現地調査を実施。最初に感染の疑いがある牛3頭が見つかった同県都農町の農家で、飼料の保管場所や放牧地の状態などを約1時間にわたって調べた。

 調査チームの津田知幸・動物衛生研究所企画管理部長は記者会見で「感染源がどういうものか、病気がどのように広がったかを調べることが目的。正確な情報の収集に努める」と述べた。

 宮崎県は29日、同県川南町の酪農家で新たに感染の疑いがある牛2頭が見つかったと発表。疑い例が出た農家や施設は都農町と川南町、えびの市で計11カ所となった。

 農水省の山田正彦副大臣は29日、宮崎県庁で東国原英夫知事と意見交換。東国原知事が「飼料高騰などで生産者の体力が衰える中での口蹄疫発生で、ショックは計り知れない」と話すと、山田副大臣は「安心して畜産業を再開できるよう国も総力を挙げる」と応じた。

2010/04/29 21:06 【共同通信】


関連:口蹄疫・調査チーム現地調査 4/29

口蹄疫・消毒ポイント一覧及び地図(移動制限区域等含む)

消毒ポイントに関する情報が宮崎県より出ています。こちら

消毒ポイント地図 こちら
移動制限並びに搬出制限区域も詳しく載っています。

制限区域が広がったことにより、5/3に告示がありました

消毒ポイント こちら

移動・排出制限追加分 こちら

※最新の消毒ポイント・地図につきましてはトップページからリンクされています。  そちらを御覧下さい

口蹄疫・マスコミ報道他 12例目 4/30

農水省プレスリリース 11:15

宮崎県における口蹄疫の疑い事例の12例目について

○本日、家畜伝染病である口蹄疫の12例目の疑似患畜を確認しました。
○口蹄疫は、牛、豚等の偶蹄類の動物の病気であり、人に感染することはありません。
○現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれもあることから、厳に慎むよう御協力をお願いします。
1 農場の概要

宮崎県児湯(こゆ)郡川南(かわみなみ)町(2例目の農場から南約1.0km)
養豚経営 1,429頭(母豚493頭、種雄豚14頭、育成豚82頭、子豚840頭)
2 経緯

(1)4月29日(木曜日)、当該農場から、宮崎県に対し、豚3頭にびらん等を確認したとの届出がありました。
(2)このため、同日中に宮崎県が当該農場に立入検査を実施し、検体を(独)農研機構動物衛生研究所に持ち込みました。
(3)本日朝、PCR検査の結果、4頭で陽性を確認し、口蹄疫の疑似患畜と判断しました(12例目)。
3 今後の対応

当該農場の飼養豚の殺処分等の必要な防疫措置について、宮崎県とともに迅速かつ的確に実施します。


宮崎県 口蹄疫に関する情報提供

口蹄疫の疑似患畜の確認(12例目)について

1 口蹄疫の疑似患畜の確認(12例目)について
本日、12例目の口蹄疫の疑似患畜が確認された。

(1)確認場所
児湯郡川南町大字川南に所在する養豚経営
豚1,429頭(内訳:母豚493頭、種雄豚14頭、育成豚82頭、子豚840頭)
当該農場は、直線距離にして1例目の農場から南東約4Km

(2)確認の経過
平成22年4月29日、農場主から宮崎家畜保健衛生所に、口蹄疫様症状を示す豚がいるとの通報があった。
同日午前11時30分に立入検査を実施したところ、鼻の発赤、蹄部からの出血等口蹄疫様症状を示す豚が確認されたため、4頭から採取した検査材料4検体を動物衛生研究所 海外病研究施設(東京都小平市)に送付した。
4月30日早朝、農林水産省からPCR検査(遺伝子検査)で4検体中4検体(4頭分)で陽性との連絡を受けた。

2 当面の措置
確認農場においては、飼養家畜全頭の殺処分、汚染物品の埋却、畜舎の消毒等を実施予定。

2010/04/29

トリプトファン

なんでも精神の安定をはかるのにはセロトニンっていう物質が関係するらしいです。

セロトニンが不足すると依存症やうつ病になりやすいのだとか。

で、トリプトファンが足りないとセロトニンの合成が落ちるらしいんですわ。

トリプトファンは体内で作ることが出来ないので食べ物でとらなきゃならない、そこで良質の動物性タンパク質、特に牛肉の赤身を適量食べて脳のセロトニンを増やす事が大事ということなんです。

最近滅入る事が多いのでセロトニン補給のためにトリプトファンが含まれる牛肉を食べました。これで明日は元気なはずです!

なんたって今日は29日、お肉の日ですからねheart04

Photo_2

ヒレ肉で作ったビフカツです。いい感じに揚がりました。

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精神的にお疲れなみなさま、トリプトファンの補給も大事ですよ

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今日は宮日さんのHP担当部署の方に電話をしました。宮日のHPに某牧場の広告バナーが貼ってあったのです。外してくれるようにお願いしたら直ぐに対応してくださいました。ありがとうございました。

口蹄疫・調査チーム現地調査 4/29

口てい疫調査 感染経路特定へ
NHKニュースオンライン

4月29日 19時11分
家畜の伝染病の口てい疫の疑いがある牛や豚が相次いで見つかっている宮崎県で、29日、専門家でつくる国の調査チームが現地に入り、今回、初めて感染が確認された農家よりも早い時期に感染していた施設がなかったかどうか確認し、感染経路を特定していくことになりました。
この調査チームは、今回、宮崎県で広がっている口てい疫の感染経路を究明するために、国が動物の病気の専門家を集めて設置したもので、29日、初めて現地に入りました。調査チームは、今回、宮崎県で最初に感染が確認された都農町の畜産農家を訪れ、飼育施設や道路の位置関係を確認したり県の担当者に飼育状況を聞き取ったりして、およそ3時間にわたって現地を調べました。このあと検討会を開き、現時点で明確な感染経路は見当たらなかったが「時系列を整理することが大切だ」として、今月20日に初めて感染が確認された農家よりも早い時期に感染していた施設がなかったかどうか確認していくことになりました。調査のチーム長で動物衛生研究所の津田知幸企画管理部長は「感染経路を断定することはなかなか難しいが、今後、県と協力して正確な情報を得て感染経路を特定していきたい」と話しました。

(追記・メモ:夜9時のニュースでは、えびのの農場が川南の農場と同じ会社であった旨を放送:山崎)

口蹄疫、国の専門家チームが現地調査
  MRT NEWS BOX         (04/29 19:09)

口蹄疫の感染経路などを調べる農林水産省の調査チームが、29日、1例目の口蹄疫が確認された都農町の農場で現地調査を行いました。
大学教授などの専門家、6人で構成された農林水産省の疫学調査チーム。
県内で相次いでいる口蹄疫の発生源、そして感染経路を調査するのが目的です。
29日、調査チームは、一連の問題で初めて口蹄疫が確認された都農町の農場を訪れ、土地の位置関係や飼料の保管場所などを見て回りました。
この後、調査チームは、宮崎市の宮崎農政事務所で検討会を開き今後の疫学調査の進め方について協議しました。
(チーム長・動物衛生研究所・津田知幸企画管理部長)「口蹄疫の伝播というのはいろんな要因がからんできます、地域、地域の状況によってもかなり違いますので、それを実際にチームのメンバーが見て、共通の認識を持とうということで来ました」また、29日の調査の結果、飼料を運ぶ大型の配送車や、黄砂による感染の可能性はないことが分かったということです。
調査チームでは、今後、必要に応じて現地調査などを行い、感染経路の解明を進めることにしています。

現地調査に関する農水省プレスリリース

口蹄疫疫学調査チームの現地調査及び第1回検討会の開催について

口蹄疫疫学調査チームの現地調査、現地調査に先立った事前打ち合わせ及び第1回検討会を、4月29日(木曜日)に宮崎県下において開催します。
また、現地調査に先立った事前打ち合わせ及び検討会は非公開ですが、冒頭カメラ撮影は可能です。現地調査の同行取材は、本病のまん延を引き起こすおそれもあることから、厳に慎むよう御協力をお願いします。
概要

宮崎県下で発生した口蹄疫の感染経路等を調査するため、口蹄疫疫学調査チームによる現地調査を行うとともに、宮崎県における口蹄疫の発生状況や疫学調査の進め方について検討会を開催します。
開催日時及び場所

(1)日時
平成22年4月29日(木曜日)10時00分~現地調査に先立った事前打ち合わせ
15時30分~検討会
(2)場所
宮崎農政事務所大会議室(宮崎県 宮崎市 老松 2丁目3番17号)
検討会の内容

(1)宮崎県における口蹄疫の発生状況について
(2)口蹄疫の疫学調査の進め方について
(3)その他
取材に関するお願い

現地調査に先立った事前打ち合わせ及び検討会は非公開ですが、冒頭カメラ撮影は可能です。
当日の9時45分から宮崎農政事務所大会議室において報道関係者の皆様に当日のスケジュール等について担当から御説明することととしています。取材に当たっては、その場の指示に沿って行っていただくようお願いいたします。
現地調査の同行取材及び宮崎県が実施している防疫作業現場周辺での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれもあることから、厳に慎むよう御協力をお願いします。
お問い合わせは、九州農政局消費・安全部安全管理課までお願いいたします。

関連:口蹄疫・調査チーム現地調査 4/30

口蹄疫:移動制限・並びに搬出制限区域

Photo


移動制限区域:牛や豚などの偶蹄類家畜のほか、近くで採取された生乳などの移動が禁止。屠畜場は閉鎖

搬出制限区域:偶蹄類家畜の区域外への移動が禁止。


【移動制限区域】
宮崎県・・・えびの市・小林市
鹿児島県・・・伊佐市・湧水町
熊本県・・・人吉市

【搬出制限区域】
宮崎県・・・高原町
鹿児島県・・・霧島市・さつま町
熊本県・・・あさぎり町・錦町・さがら村


新聞から画像を取り入れたため不鮮明ですが・・・・

より詳しい地図はこちらから

※最新の地図はトップページからリンクされています


以下関連ニュース  アンダーラインは山崎

2市2町 移動・搬出制限 えびの口蹄疫疑い 756戸、15万9689頭
             読売新聞HP

 宮崎県えびの市で口蹄疫に感染した疑いがある牛が見つかった問題で、県は28日、隣接する伊佐、霧島市、湧水、さつま町の2市2町の一部を移動制限区域と搬出制限区域に指定し、家畜の移動を禁止するなどした。区域内の国道など7地点では車両の消毒が始まるなど、厳戒態勢が敷かれている。(赤井孝和、大原一郎、梅野健吾)

 移動制限は家畜伝染病予防法に基づく措置。指定されたのは発生地から10キロ圏内にある伊佐市と湧水町の一部で、牛や豚を畜舎から移動することが禁止された。同20キロ圏内の搬出制限区域には、両市町と霧島市、さつま町の一部が指定され、牛、豚などの制限区域外への搬出が禁じられた。

 県畜産課によると、対象は▽移動制限区域が畜産農家183戸、牛や豚、ヤギ計2万2757頭▽搬出制限区域が畜産農家573戸、同13万6932頭で、制限は3週間以上は続くという。

 県は28日、県庁で畜産関係者ら約70人を集めた緊急防疫対策会議を開き、発生状況や移動制限区域などについて説明。県内での感染を防ぐため畜舎や飼料を運ぶトラックなど畜産関係車両の消毒徹底を呼びかけた。

 出席者からは、制限区域外の牛や豚についても移動を制限するよう求める意見や郵便や宅配業者のトラックなど畜産関係車両以外についても消毒を徹底するよう要望があった。

 県畜産課の北野良夫課長は「原因や感染経路が特定されておらず、県内への感染拡大を防ぐため、制限区域外の農家にも家畜の移動自粛を呼びかけたい」と話した。

 県は27日に庁内に対策本部を設置したのに続き、28日は県内6家畜衛生保健所に現地対策本部を設置し、防疫対策の徹底を図っている。JA県経済連と制限区域の市町でも対策本部設置が相次ぐなど、影響は日増しに広がっている。

 県によると、20日に宮崎県都農町で口蹄疫に感染した牛が見つかって以降、鹿児島県内の全畜産農家約1万5000戸を対象に電話で聞き取り調査を実施。27日までに約1万900戸の調査を終えたが、感染が疑われる事例などの報告はないという。

 湧水町北方の消毒地点では、国道268号を通行する家畜や飼料の運搬車両を消毒場所に誘導し、ヨウ素系消毒薬を散布していた。24時間態勢で安全が確認されるまで続ける。

 消毒地点は通常、病気の発生地点から半径10キロ、20キロの地点を目安に置く。しかし今回、感染が疑われる牛が見つかった地点が、県境から3・5キロの地点だったため、県境近くの湧水町鶴丸の国道268号沿いにも消毒地点を設置した。

 宮崎県都城市に本社のある飼料運搬会社の男性運転手(57)は「感染が拡大すれば、仕事がなくなってしまう。消毒ポイントで何度も止まらなければならないのは面倒だが、消毒は一番の基本。我慢しないと」と話していた。

 消毒作業をしていたあいら農協の北部地域営農センターの大脇博文畜産業務課長は「消毒を徹底し、なんとしても県内での感染を食い止めなければ」と、表情を引き締めていた。

(2010年4月29日 読売新聞)

口蹄疫・マスコミ報道他 11例目 4/29

農水省プレスリリース 9:30

宮崎県における口蹄疫の疑い事例の11例目について

○本日、家畜伝染病である口蹄疫の11例目の疑似患畜を確認しました。
○口蹄疫は、牛、豚等の偶蹄類の動物の病気であり、人に感染することはありません。
○現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれもあることから、厳に慎むよう御協力をお願いします。
1 農場の概要

宮崎県児湯(こゆ)郡川南(かわみなみ)町 (2例目の農場から北東約400m)
酪農 乳用牛 50頭
2 経緯

(1)4月28日(水曜日)朝、農場主が飼養牛の流涎(りゅうぜん)等を確認したため、当該農場主より宮崎県に届出がありました。
(2)このため、同日宮崎県が当該農場に立入検査を実施し、検体を(独)農研機構動物衛生研究所に持ち込みました。
(3)本日未明、PCR検査の結果、2頭で陽性を確認し、口蹄疫の疑似患畜と判断しました(11例目)。
3 今後の対応

当該農場の飼養牛の殺処分等の必要な防疫措置について、宮崎県とともに迅速かつ的確に実施します。


宮崎県 HP 口蹄疫に関する情報提供

口蹄疫の疑似患畜の確認(11例目)について

1 口蹄疫の疑似患畜の確認(11例目)について
本日、11例目の口蹄疫の疑似患畜が確認された。

(1)確認場所
児湯郡川南町大字川南に所在する酪農経営
(乳牛50頭:搾乳牛35頭、仔牛15頭)
当該農場は、直線距離にして1例目の農場から南東約3.4Km、2例目の農場から北東約400mに位置

(2)確認の経過
平成22年4月28日、農場主から宮崎家畜保健衛生所に、口蹄疫様症状を示す牛がいるとの通報があった。
同日午前11時30分に立入検査を実施したところ、流涎や舌の水疱、鼻鏡の潰瘍等口蹄疫様症状を示す牛が確認されたため、4頭から採取した検査材料5検体を動物衛生研究所 海外病研究施設(東京都小平市)に送付した。
4月29日早朝、農林水産省からPCR検査(遺伝子検査)で5検体中3検体(2頭分)で陽性との連絡を受け、疑似患畜と決定した。

(3)当面の措置
確認農場においては、飼養牛全頭の殺処分、汚染物品の埋却、畜舎の消毒等を実施予定。

2010/04/28

口蹄疫・マスコミ報道他 8例~10例目 (2) 4/28

別の発生農場と会社が同一=宮崎の口蹄疫問題で-専門家
             時事ドットコム(こちら

 農林水産省「食料・農業・農村政策審議会」の牛豚等疾病小委員会の田原健委員長(鹿児島県家畜畜産物衛生指導協会事務局長)は28日、口蹄(こうてい)疫の疑いのある牛が発見された宮崎県えびの市の農場の経営会社が、これまでに疑いのある牛が発生した別の農場の会社と同一であることを明らかにした。
 えびの市の農場は、同県が設定していた家畜の搬出制限区域(半径20キロ)外だったが、同区域内の農場との関連性が出てきたことになる。
(2010/04/28-13:54)


口蹄疫の疑似患畜の確認(8例目、9例目、10例目)について
宮崎県HP 口蹄疫に関する情報提供

本日、8例目、9例目及び10例目の口蹄疫の疑似患畜が確認された。

1 口蹄疫の疑似患畜の確認(8例目)について

(1)確認場所
児湯郡川南町大字川南に所在する肉用牛肥育経営
(黒毛和種:肥育牛1,019頭)
当該農場は、直線距離にして2例目の農場から北東約2Km

(2)確認の経過
平成22年4月27日、農場主から宮崎家畜保健衛生所に、口蹄疫様症状を示す牛がいるとの通報があった。
同日午前10時、宮崎家畜保健衛生所が立入検査を実施したところ、流涎や口腔内の潰瘍、舌の粘膜剥離等口蹄疫様症状を示す牛が確認されたため、5頭から採取した検査材料5検体を動物衛生研究所 海外病研究施設(東京都小平市)に送付した。
4月28日早朝、農林水産省からPCR検査(遺伝子検査)で5検体中5検体(5頭分)で陽性との連絡を受け、疑似患畜と決定した。


2 口蹄疫の疑似患畜の確認(9例目)について

(1)確認場所
宮崎県えびの市大字島内に所在する肉用牛肥育経営
(黒毛和種:肥育牛275頭)
当該農場は、直線距離にして1例目の農場から南西約70Km

(2)確認の経過
平成22年4月27日、開業獣医師から都城家畜保健衛生所に、口蹄疫様症状を示す牛がいるとの通報があった。
同日午前10時に立入検査を実施したところ、流涎や口腔内の軽度のび爛等口蹄疫様症状を示す牛が確認されたため、9頭から採取した検査材料9検体を動物衛生研究所 海外病研究施設(東京都小平市)に送付した。
4月28日早朝、農林水産省からPCR検査(遺伝子検査)で複数検体で陽性との連絡を受け、疑似患畜と決定した。


3 口蹄疫の疑似患畜の確認(10例目)について

(1)確認場所
児湯郡川南町大字川南21986 宮崎県畜産試験場川南支場
(豚 486頭:成豚193頭、育成豚7頭、子豚39頭、肥育豚247頭)
当該農場は、直線距離にして1例目の農場から南東約6Km、2~5例目の農場から南東約3km

(2)確認の経過
4月27日午前10時、当該施設の職員が飼養豚に鼻の水疱や口腔内のび爛等口蹄疫様症状が確認されたため、5頭から採取した検査材料5検体を動物衛生研究所 海外病研究施設(東京都小平市)に送付した。
また、症状を確認後、飼養豚全頭の自主淘汰の実施を決定。飼養豚の殺処分については実施中。
4月28日早朝、農林水産省からPCR検査(遺伝子検査)で5検体中5検体(5頭分)で陽性との連絡を受け、疑似患畜と決定した。


4 当面の措置
8例目、9例目の確認農場において、飼養牛全頭の殺処分、汚染物品の埋却、畜舎の消毒等を実施予定。加えて、現在把握できている当該農場に係る疫学関連農場に対し移動自粛要請を実施。

9例目の確認農場を中心とする半径10kmを移動制限区域及び半径20kmを搬出制限区域として本日夕刻より設置することとした。


5 農業科学公園の休園について
宮崎県畜産試験場 川南支場での口蹄疫疑似患畜の確認を受け、同様の農業施設である県立農業大学校に隣接する農業科学公園につきましても、本日4月28日(水曜)から当分の間、休園させていただくこととなりましたので、御理解と御協力をお願いいたします。

口蹄疫・マスコミ報道他 8例~10例目 4/28

記事中のアンダーラインは山崎


農水省 プレスリリース  9:30

 宮崎県における口蹄疫の疑い事例の8例目、9例目及び10例目の確認並びに第2回口蹄疫防疫対策本部の開催について

○ 本日、家畜伝染病である口蹄疫の疑似患畜を確認しました(8例目、9例目及び10例目)。
○ 今回の発生を受け、直ちに第2回口蹄疫防疫対策本部(本部長:赤松農林水産大臣)を開催し、隣接県全域での全額国庫負担による消毒薬散布、宮崎県における迅速な殺処分等の防疫措置を支援する獣医師などの増員等を決定しました。
○ 口蹄疫は、牛、豚等の偶蹄類の動物の病気であり、人に感染することはありません。
○ 現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれもあることから、厳に慎むよう御協力をお願いします。

1 農場の概要

8例目
宮崎県児湯(こゆ)郡川南(かわみなみ)町(2例目の農場から北東約2km)
肉用牛肥育農場 牛 1,019頭
9例目
宮崎県えびの市(1例目の農場から南西約70km)
肉用牛肥育農場 牛 275頭
10例目
宮崎県児湯(こゆ)郡川南(かわみなみ)町(1例目の農場から南東約6km、2~5例目の農場から南東約3km)
宮崎県畜産試験場川南支場 豚 486頭
2 経緯

8例目及び9例目
(1)4月27日(火曜日)朝、8例目の農場関係者及び9例目から相談を受けた開業獣医師より、口蹄疫様の症状(流涎(りゅうぜん)等)を示す牛がいるとの通報があったことから、宮崎県が立入検査を実施し、同日夜に検体を(独)農研機構動物衛生研究所に持ち込みました。
(2)本日朝、PCR検査(遺伝子検査)の結果、8例目については5検体、9例目については4検体において陽性を確認し、口蹄疫の疑似患畜と判断しました(8例目及び9例目)。
10例目
(1)4月27日(火曜日)朝、10例目の農場の職員が、口蹄疫様の症状(水疱(すいほう)等)を示す豚がいることを確認したため、宮崎県が同日夜に検体を(独)農研機構動物衛生研究所に持ち込みました。
(2)本日朝、PCR検査(遺伝子検査)の結果、5検体の陽性を確認し、口蹄疫の疑似患畜と判断しました(10例目)。
(3)宮崎県は、飼養豚全頭の淘汰を実施しています。
3 今後の対応

(1)今回の発生を受け、直ちに第2回口蹄疫防疫対策本部(本部長:赤松農林水産大臣)を開催し、隣接県全域での全額国庫負担による消毒薬散布、発生農場における迅速な殺処分等の防疫措置を支援する獣医師などの増員等を決定しました。
(2)第2回口蹄疫防疫対策本部の決定を踏まえ、宮崎県とともに、引き続き、発生農場における殺処分等の防疫措置・関連農場の清浄性調査を迅速かつ的確に実施します。
(3)都道府県及び国内関係者に対し、改めて異常家畜の早期発見・防疫対策の徹底を指示します。

宮崎の口蹄疫、豚も感染の疑い 国内初、農水省

 口蹄疫が発生している宮崎県は28日、同県川南町とえびの市の農家などで、牛と豚の感染疑い例が3例見つかったと発表した。疑い例は計10例となり、感染拡大防止のための処分頭数は計約2900頭。農林水産省によると、豚の感染疑い例は国内初という。

 県によると、今回の3例は、既に疑い例が出ている川南町にある農家と県畜産試験場川南支場、さらに宮崎県西部のえびの市の農家で見つかった。

 宮崎県は、えびの市の農家を中心とする半径10キロ以内で家畜の移動を制限、20キロ以内で同圏外への搬出を新たに禁止する。対象地域には熊本県と鹿児島県の一部が含まれる。

2010/04/28 10:55 【共同通信】

えびのでも口蹄疫疑い 川南の豚5頭疑い確認  宮日HP

県は28日、えびの市でも口蹄(こうてい)疫に感染した疑いのある牛が見つかったと発表した。これまでの感染地域は都農、川南町に限定されていたが、飛び火した。
 新たな移動制限区域(半径10キロ)、搬出制限区域(半径20キロ)の範囲には鹿児島、熊本両県も含まれる。県は両制限区域を広げることも視野に国と協議している。

 県内で口蹄疫の発生または疑いが確認されたのは10例目となった。

 また、川南町川南の肉用牛肥育経営農家(飼育頭数1019頭)の牛5頭、県畜産試験場川南支場(飼育頭数972頭)の豚5頭でも口蹄疫の疑いが確認された。


宮崎で口蹄疫感染疑いの牛と豚を確認     TBSニュース

 口蹄疫が発生している宮崎県で、1例目が見つかった農場からおよそ70キロ離れた農場で、新たに感染の疑いがある牛が確認されました。

 宮崎県によりますと、口蹄疫の疑いのある牛が見つかったのは、えびの市の農場で、飼育している和牛に症状が見られたため、検査したところ、28日、陽性反応が確認されたということです。

 この農場は、既に口蹄疫の発生が確認された1例目の農場からおよそ70キロ離れていて、農場のあるえびの市は、熊本県と鹿児島県にも隣接しています。

 このため、県では28日夕方から熊本県と鹿児島県の一部を含む地域で、家畜の搬出などを禁止することにしています。このほか、宮崎県川南町にある県の畜産試験場では、口蹄疫の疑いのある豚が初めて確認されました。

 こうした事態を受けて農林水産省は、宮崎県で実施していた消毒薬の散布を大分、熊本、鹿児島県に範囲を拡大するなどの対策を決めました。また、29日からは疫学調査チームを現地に派遣し、感染経路などの解明に当たります。(28日11:42)

宮崎県の口蹄疫、初の豚感染か 地域も拡大  MSN産経ニュース
2010.4.28 13:06

 宮崎県都農(つの)町などで、家畜の伝染病「口蹄(こうてい)疫」が発生した問題で、農林水産省は28日、同町から約70キロ離れた同県えびの市など3軒の農家で感染の疑いがある牛や豚計14頭が見つかったと発表した。
 農水省によると、今回の発生で豚の疑い例は初めて。これまでに発生した農家は計10軒で、殺処分される牛や豚などは計2890頭となる
 これまでの発生は、最初の発生から10キロ圏内の移動制限区域内で留まっていた。今回70キロ圏内に地域が拡大したことで、農水省は宮崎県全域だけでなく、大分、熊本など隣接県全域での消毒薬散布をすべて国費で実施することを決定。また、現地に派遣している獣医師らも増員する。

口蹄疫で殺処分続く 埋却場所にも苦慮  宮日HP

 県は27日までに、都農、川南町での口蹄(こうてい)疫感染・感染疑い1~6例目の牛や豚の殺処分と埋却を終えた。

 しかし、終息の兆しが見えない中、今後拡大した場合の埋却場所の確保に頭を悩ませる。

 一方、埋却地近くの住民からは、環境への影響について不安の声も上がっている。

 東国原知事は27日、記者団の質問に対し「鳥インフルエンザ時には新田原基地の敷地内に(埋却を)お願いした。もし拡大すれば場合によっては自衛隊に動いてもらう要請をする」と危機感をにじませる。

(以下新聞より山崎抜粋・文章も)

2~3例目の埋却地は地下水が漏れたことで用地を再選定した。幅と深さが3~4メートル、長さ60メートルの穴を3か所掘り消毒用の消石灰とともに処分。家畜伝染病予防法に基づき1メートル以上の盛り土で蓋をした。

県は7例目(725頭)について埋却地2ヶ所を決め、28日も殺処分を続ける

10年前の同程度の規模(705頭)の北海道のケースでは、本人の土地に長さ50メートルの穴を数本掘削。作業は4日間。延べ700人近くを動員した。

宮崎日日新聞より抜粋(文章は山崎)

・宮崎県畜産試験場川南支場で口蹄疫の症状を示す豚を発見した件

 27日午前10時ごろ鼻の水泡や口、足のただれなどの症状を示す5頭を発見
 検体は同日夜に動物衛生研究所海外病研究施設に送付
 県は畜産農家を守るためとしていち早く自衛殺の方針を決定
 27日夜より作業を始めた。埋却場所は支場敷地内を検討


・県道封鎖を延長

 県道307号線一部区間(1.5㌔)の封鎖を延長
 28日午前8時半から72時間
 一般車両から人の出入りまで禁止


日本農業新聞 九州版より抜粋

JA尾鈴では畜産試験場川南支場の周囲約2キロの養豚農家を中心に畜産農家への防鳥ネットの無償配布を決定


その他の動き(山崎畜産)

・27日に小林市より聞き取り調査
 牧場の場所と頭数、輸入わらを使っているかどうか、家畜の異常はないか

・消毒剤グルターZ(10L)を追加で2箱注文

・宮崎中央農協より5月25~26日予定だった子牛セリ市延期の案内葉書が届く


今までの流れ 口蹄疫1週間ドキュメント(宮日)

平成22年 4月期西諸子牛せり

4月20日~21日の二日間 西諸県郡市畜連の子牛せり市が開催されました。
本来は22日までの三日間なのですが、三日目は口蹄疫の防疫のため中止になりました。

結果は

平均    393064円  前回比 4292円安
  メス    348556円
  去勢  431438円 でした。

種雄牛  頭数   雌平均  去勢平均
忠富士  241   415     452
福之国    263     345         437
美穂国    152     360         443
勝平正    137    337         421
寿太郎    67       281         383
糸茂勝    34       271         346
福桜       25       299         375

 セリの初日10時過ぎに口蹄疫発生が伝えられ、その時点では3日間行うとの
報告がありましたが、3日目の8時30分ごろ県対策本部からの要請により
8時45分ごろ 中止が伝えられました。 上場予定の子牛はすでに
係留所につながれ 下見中の中止決定でした。

消毒してもらいに集まったようなもんです。

今思えば 20日の朝 市場の入口に いつもにも増して丁寧に石灰が撒いて
ありました。 畜連の方では既に把握してたんでしょう。

20日の午後、帰るときには すっかり消毒の体制が出来てました。

口蹄疫の影響は確かにあったと思います。
明らかに 購買を控えている方がいました。
市場全体がそわそわして 電話片手に競っている感じ。

美穂国が落ち着いた値になってきました。
忠富士も今回は安かったです。

山崎畜産では 福之国、勝平正を中心に42頭購入いたしました。

2010/04/27

口蹄疫・マスコミ報道他 4/27

口蹄疫封じ込めに町職員総動員/宮崎県川南町ルポ
南日本新聞 (2010 04/27 11:28)


 国道や県道沿いで何カ所も、白い防護服の関係者が畜産施設へ出入りする車に消毒液を散布する。役場や農協など町中心部は消毒用の石灰で真っ白に-。20日に宮崎県都農町でウイルス性感染症口蹄(こうてい)疫に感染した牛が発覚して1週間。その後の感染疑い6例のうち、5例が集中した川南町へ26日入った。町は職員を総動員して封じ込めに懸命だった。
 役場北西約4キロの県道。両側に感染が疑われる農場5軒が並び立つ。手前の消毒地点で記者の車もタイヤ回りに散布され、多発地の中へ。北側の消毒地点まで約1.5キロ。牛などの畜舎のほか民家も見える。畜舎へ通じる脇道は警備員らが厳重に警戒している。
 殺処分した牛の埋却用だろうか、畜舎前に青いビニールシートを敷いた大きな穴があり、石灰で白く染まっている。県道北側で消毒しUターン後、もう一度南側地点で消毒し多発地の外へ出た。
 ウイルスを媒介する恐れがあるため、多発地内での取材はもちろん、車から降りるのもご法度だ。南側の消毒地点に接する養豚場の場長(32)に敷地の外から話を聞いた。
 多発地から数百メートルしか離れていない畜舎には豚600頭と子豚が約300頭。「感染しないよう目いっぱい消毒するだけ。子豚が出荷できないので、畜舎内でスペースを確保している。できるだけ早く収まってほしい」
 役場では園芸農家が、殺処分された家畜の埋却場所をめぐり職員に説明を求めていた。「埋却に理解はもらっているが、やはり自分の畑の近くはいやだろうし…」。職員は苦悩の表情を浮かべた。
 川南町で肉牛や乳牛、豚を飼育する農家は338戸で飼育頭数は計約14万4000頭。うち5戸で、感染疑いの牛16頭が確認された。殺処分は5戸の全家畜1048頭に及ぶ。
 町は都農町での初例確認を受け、同じ20日に対策本部を設置。多発地や付近の道路のほか、町道3カ所でも車を消毒している。殺処分する家畜の埋却地の確保にも奔走。家畜の異常の聞き取りも県などと進めている。
 一方、25日に予定された軽トラックによる朝市「トロントロン軽トラ市」は商工会員らの実行委員会が中止した。4年近く毎月第4日曜日に開催。毎回7、8000人を集める名物イベントだが、感染拡大を恐れて自粛した。
 蓑原敏朗副町長は「軽トラ市中止は町民の理解のおかげ。4例までは家畜の埋却が終わった。残り725頭の殺処分と埋却を進め、口蹄疫を封じ込めたい」と力を込めた。

宮崎県知事が口蹄疫で対策要望 農水省、専門家派遣へ

 宮崎県でウイルス性感染症の口蹄(こうてい)疫に感染した牛が見つかった問題で、東国原英夫知事は27日、東京都内で感染拡大の封じ込めや農家への経営支援など緊急対策の実施を農林水産省に要望した。

 農水省は、29日に疫学の専門家チームを現地に派遣するほか、農家が加入する家畜共済の掛け金支払い条件を緩和するよう、九州各県の農業共済組合に要請する方針を決めた。27日に組合を監督する各県に指導通知を出す。

 宮崎県では感染が確認されたり、疑いのある牛が相次いで見つかっており、感染の可能性のある牛や豚の処分など対応に追われている。

 赤松広隆農相は「一番肝心なのはこれ以上広げないように封じ込めることだ」とし、国としてできる限り支援する意向を表明。東国原知事は「畜産を取り巻く環境が厳しい中での発生で、現場のダメージは計り知れない」とした。             2010/04/27 12:51 【共同通信】


口蹄疫:都城市が対策本部 /宮崎  毎日JP

 都城市は26日、庁内各課と農業関係団体による口蹄疫防疫対策本部(本部長・長峯誠市長)を設置した。移動・搬出制限区域外だが、感染が拡大しているため緊急事態に即応できる態勢を整える。

 本部設置に先立つ庁内対策会議で長峯市長は「農家の不安解消に最大限努力するとともに、最悪の事態を想定して行動したい」と警戒を呼びかけた。

 都城市は肉用牛が2300戸の6万9000頭、豚も184戸の約40万頭と、県内最大の畜産地帯。


日本経済新聞 Web刊 4/26 2:30 山崎抜粋

県によると、今回7例目の感染の疑いのある牛が見つかった農場は、2例目が見つかった農場から北東に約100メートルの位置。2例目と7例目の農場は飼料の運搬車両が同じだったという。


県畜産試験場の豚に口蹄疫のような症状 (04/27 18:58)
                     MRT宮崎放送 NEWS BOX

県は、27日、川南町の県畜産試験場川南支場で、口蹄疫のような症状が見られる豚が確認されたと発表しました。
県は、27日夜、この豚の検体を国の検査機関に送る予定ですが、すでに、県の判断で、施設の全ての豚、486頭を殺処分する準備を進めているということです。
口蹄疫のような症状がみられる豚が見つかったのは、川南町にある県畜産試験場川南支場です。
県によりますと、試験場では、486頭の豚が飼育されていますが、27日午前、このうち、5頭の豚に、口蹄疫のような症状が確認されたということです。
県は27日夜、この豚の検体を国の機関に送り、詳しい検査を行うことにしていますが、検査の結果を待たずに、自衛策として、27日中にも施設で飼育している486頭の豚の殺処分を行うことにしています。
検査の結果は、28日判明する予定ですが、陽性となった場合、口蹄疫の疑いのある豚が確認されるのは、今回が初めてとなります。

口蹄疫、豚に感染拡大か 川南町で症状確認 宮崎日日新聞 HP

 都農、川南町で口蹄(こうてい)疫の感染・感染疑いが相次いでいる問題で、県は27日、川南町の県畜産試験場川南支場で品種改良用に飼育している豚5頭から口蹄疫のような症状を確認したと発表した。

 飼育する豚486頭はすべて県が独自に殺処分する。県は同日、5頭から採取した検体を動物衛生研究所海外病部(東京)に送付。感染疑いの陽性かどうかは、28日にも判明する。

鹿児島県が口蹄疫対策本部 10年ぶり、宮崎の被害拡大受け
南日本新聞 (2010 04/27 22:30)

 鹿児島県は27日、伊藤祐一郎知事を本部長とする県口蹄疫(こうていえき)対策本部を発足した。宮崎県で感染した牛や疑いのある牛が相次いで見つかり、処分対象頭数が1108頭に上るなど被害が拡大していることから、全庁的に情報を共有する狙い。本部設置は10年前に宮崎県などで発生して以来となる。
 同日、県庁で開かれた初会合には、約20人が出席。伊藤知事は「絶対に鹿児島への侵入を防ぎたい」と述べ、関係各部署へ連絡態勢の再確認を指示した。
 鹿児島県内の牛、豚、ヤギ農家への全戸聞き取り調査について報告があり、26日午後5時現在、対象約1万5000戸のうち54%が終了。宮崎での感染疑い発覚前の3月29日~4月20日に、競り市などで宮崎県から鹿児島県に持ち込まれた牛85頭も含まれるが、いずれも異常はないという。

本日の動き(山崎畜産)
・飼料会社さんが石灰をくれる(ありがとう!)
・確定ではないが、かなり悪い情報が飛び込んできた為もう一度防疫体勢の見直し
・車両進入を防ぐコーン設置
・張り紙(立入り禁止・車両の消毒しろよ・踏み込み消毒槽使えよ!という内容)
・雨で流れた時のために石灰を再度購入
・26日より細霧機によるグルターZ(消毒薬)散布

口蹄疫1週間ドキュメント(宮日)

4/27 宮崎日日新聞より転載

(テキスト文製作の為、記事の様式とは変えてあるが内容はママ)
(但し改行アンダーライン・色文字は山﨑)

口蹄疫1週間ドキュメント

・3月31日
都農町の農場の水牛が下痢の症状を示し、検体を採取。後に感染疑い6例目となる

・4月9日
獣医師が、都農町の農場で「牛1頭の口腔内がただれているのを確認した」と宮崎家畜保健衛生所へ通報。
同保健衛生所の立ち入り検査で「口蹄疫とは考えにくい」と判断、経過観察。後に感染疑い1例目となる

・4月16日
別の牛にも同じ症状が見られると報告

・4月17日
再度、立ち入り検査。2頭が症状を示し、同日、病性鑑定を開始

・4月19日
類似疾病について、すべて陰性を確認。検体を動物衛生研究所に送付

・4月20日
遺伝子検査で感染疑いを確認1例目・殺処分対象は16頭
家畜伝染予防法に基づき、確認農場を中心とする半径10㌔を家畜の移動制限区域、同20㌔を搬出制限区域に設定

・4月21日
川南町の農場で感染疑いを確認2例目・同68頭
川南町の別の農場でも感染疑いを確認3例目・同118頭

・4月22日
川南町の農場で感染疑いを確認4例目・同64頭
3月31日に採取した水牛の検体を動物衛生研究所に送付

・4月23日
1例目の感染疑いについて、抗原検出検査の結果、口蹄疫O型の患畜と確定
川南町の農場で感染疑いを確認5例目・同75頭
都農町の農場で感染疑いを確認6例目・同44頭

・4月25日
川南町の農場で感染疑いを確認7例目・同725頭

・4月26日
県が殺処分頭数を一部修正し、計1110頭に

2010/04/26

口蹄疫・マスコミ報道他 4/26

注:アンダーラインの引いてある所は新しい情報

新たに4頭 口蹄疫疑い 宮崎県川南町 県道1.5キロ、3日間封鎖
2010年4月26日 00:08
 宮崎県の家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」の問題で、県は25日、同県川南(かわみなみ)町の農家で新たに感染した疑いのある牛が4頭見つかったと発表した。

 県は、この農家が和牛725頭を飼育、規模が大きいことなどから周辺の県道約1・5キロを同日から3日間封鎖する措置をとった。さらに感染疑いの事例が増えているため、2府10県に家畜防疫員の派遣を要請した。

 県畜産課によると、この農家が飼育している和牛5頭に24日、感染が疑われるよだれの症状が見つかり、うち4頭が遺伝子検査(PCR検査)で陽性と確認された。

 同県では同町と都農(つの)町で感染の疑いがある牛が見つかっており、今回で7例目計20頭となる。うち都農町の1例目の農家が飼育する3頭は感染が確認されている。

=2010/04/26付 西日本新聞朝刊=

口蹄疫:感染疑い牛急増で、県外獣医の応援要請--県 /宮崎
         毎日jp 15:00頃

 都農、川南両町の牛などに口蹄疫(こうていえき)感染の疑いが相次いだ問題で25日、川南町で7例目が見つかったことを受け、県は緊急の対策会議を県庁で開いた。7例目の農家はこれまでで最も多い725頭の和牛を飼育。殺処分は予定を含め7農家で計1108頭に上る。東国原英夫知事は「10年前の規模をはるかに上回っている。封じ込めに全県挙げて取り組みたい」と危機感を募らせた。【小原擁】

 10年前は3軒で計35頭が処分された。東国原知事は前回の被害概要や県の対応状況について確認したうえで「不幸中の幸いで発生場所が集中している。拡散を阻止しないといけないので、冷静かつ危機感を持って尽力してほしい」と語った。

 7例目の飼育頭数が6例目までの合計の倍近いことから、消毒などの防疫措置にさらに人員がかかるとみて、県は25日、国を通じて県外からの獣医の応援を要請した。この日は県外の獣医11人が県担当者らに加わり、殺処分や消毒、病性鑑定などに当たった。今後も県外各地から派遣された獣医が現地入りする。

 一方、農林水産省は農家への経済的な支援策を決めた。当面の資金対策として、家畜疾病経営維持資金の融資枠を現行の20億円から100億円に拡大。融資対象も、移動制限区域(発生場所から半径10キロ)内から、搬出制限区域(同20キロ)内に広げる。この結果、対象農家は246戸から636戸に増える

「宮崎産不使用」の張り紙撤去 口蹄疫で不適切表示

 宮崎県でウイルス性感染症の口蹄疫に感染した疑いのある牛が相次ぎ見つかった問題で、九州農政局は26日、九州の精肉店やスーパーなど約930店を調査した結果、1店で「宮崎産は使っていません」との不適切な張り紙があり、撤去を求めたことを明らかにした。

 同局によると、口蹄疫は豚や牛、羊など偶蹄類の家畜や野生動物に感染する病気で、肉を食べても人に影響はない。「宮崎産不使用」といった表示は消費者の誤解を招き、風評被害につながりかねないという。

 九州以外で同様の事例は起きておらず、同局は「感染牛の肉や乳が市場に出回ることはないので、誤解しないでほしい」と小売店や消費者に注意を呼び掛けている。

 宮崎県は現在、感染が疑われる牛が発見された農場から半径10キロ以内は牛の移動を制限、同20キロ以内は搬出制限などの措置を取っている。

2010/04/26 13:21 【共同通信】

口蹄疫:感染疑い 聞き取り調査継続 知事「精神的ケアなど対応」 /宮崎
毎日jp

 ◇川南町で4例目確認

 都農・川南両町の畜産農家3戸で家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)に感染した疑いのある牛が確認された問題で、東国原英夫知事は22日、両町の対策本部や国道沿いなどに設けられた消毒ポイントなどを視察した。また、同日夜、農林水産省と県は、川南町内で4例目となる感染疑いのある牛2頭が確認されたと発表した。感染疑いが確認されたのは、4農家14頭となった。また、この日行われる予定だった小林地域家畜市場の子牛の競り市は中止された。【木元六男、小原擁】

 農水省と県は22日夜、川南町の肉用牛繁殖農家(計65頭)で、新たに口蹄疫の疑いが強い牛2頭が確認されたと発表した。この農家は、同町内で発生した2例目の農家から北西に約200メートル、3例目の農家から南西に400メートルに位置。口蹄疫の症状のある3検体を動物衛生研究所で遺伝子検査したところ、2検体で疑いが強いことが確認された。

 ■現地視察

 川南町の内野宮正英町長から「農家などからの問い合わせに24時間体制で対応している」との説明を受けた知事は「農家の精神的ダメージは大きいはずだ。経済的だけでなく、精神的ケアなどにも素早く対応したい」と語った。この後、都農町に足を運んだ。

 県は21日までに都農町の1例目の発生場所から、半径3・5キロの範囲内の畜産農家に対して電話による聞き取り調査を終えた。対象は63戸で、発生が疑われる3戸以外からは異常があるとの報告はなかった、としている。今後、範囲を拡大してさらに聞き取り調査を継続する。

 ■県西地域でも影響じわり

 移動・搬出制限区域外の県西地域でも影響が出てきた。同地域は県内最大の畜産地帯であり、警戒も強まっている。

 小林市の小林地域家畜市場はこの日予定していた子牛競り市を中止した。病気のまん延防止を理由に同日午前8時過ぎ、県対策本部から要請があり、受け入れた。出場予定の約500頭は9時15分からの競り開始を前に既に集まっていたが、中止決定を受けて引き揚げた。競りはこの日まで、3日間の予定だった。

 都城市は三股町やJA都城など4機関・団体と協力し、国道10号と269号の宮崎市境に消毒ポイントを設置し、市内に入る家畜輸送車や飼料運搬車の消毒を始めた。

 搬出制限区域外のため法定義務はないが、「畜産地帯であり、農家の不安もある。侵入を防ぐ」(市畜産課)として自主的に設置した。午前5時から午後8時まで

宮崎日日新聞 4/26 記事より(山崎 まとめ)

感染疑いの牛が確認された2~5例目の農場は約400メートル圏内に位置する。
JA尾鈴は、農場間を行き来する鳥に注目。
川南町の発生農場周辺から周囲約2キロの全畜産農家39戸に防鳥ネットを無償配布
各農家とも25日までに設置を終えた。
消毒剤の配布継続とともに、状況を見ながらネット設置農家も広げていくという。

宮崎県庁 口蹄疫に関する情報

県内全域での清浄性確認作業の開始について

これまでの患畜、疑似患畜確認農場(1~6例目)における殺処分頭数の確定及び防疫措置について

防疫措置について

25日~ 小林市の動き
・国道268号線(宮崎市との境目あたり)で通行車輌の消毒開始

・本日より29日まで市職員による聞き取り調査が始まる旨、通達(18:00)

2010/04/25

肉祭りは続くのだ

鬱々とした記事ばかりだったので久しぶりに料理の写真をUP!

もも肉のたたきでございます。
本日は厚切りにしてワサビで食べてみました。

Photo

たたきのカルパッチョ風。
チーズが無いのはご愛嬌ということで。

Photo_2

実は4月24日に「ヤマサキ春のニクまつり」と称した会食をする予定だったのです。
はい、まんま「ヤマザキ春のパンまつり」のパクリです。coldsweats01

参加者はブログ仲間の牛飼い、製薬会社の担当さん、その友達の獣医さんなど、総勢20名。

みんなで「牛肉食おうぜ!」ってはずだったのですが・・・・
件の口蹄疫騒動で中止となりました。

やっぱりリスクを考えると牛飼いが集まるのはよろしくないのでは、と思ったわけです。
みんな防疫措置を取るなど忙しくなるし、それどころじゃないだろうと。
そして何より「愉しく会食って・・・そんな気分になれない・・・」weep

いつ自分の牛さんに降りかかるかわからない災難ですし、何より、殺処分という処置が正しいのはわかっていても一番辛いのは牛飼いですから。

んでも落込んでいても始まりません。
とりあえず24日に食べる予定だった肉を夫婦二人で食べる事に。
いや、10年前の口蹄疫騒ぎの時の牛肉消費の落ち込みは凄かったもんで、
ついつい「牛飼いが牛肉を食べなくてどうする!」
「こんな時こそ牛肉だよ!」って気になっちゃうんです、ワタクシ。

騒ぎが落ち着いたら、ぜ~~~~ったい「ニクまつり」やりますから!

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口蹄疫・7例目 マスコミ報道他 4/25

宮崎県における口蹄疫の疑い事例の7例目について農水省プレスリリース 12:00

○本日、家畜伝染病である口蹄疫の疑似患畜を確認しました(7例目)。
○口蹄疫は、牛、豚等の偶蹄類の動物の病気であり、人に感染することはありません。
○現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれもあることから、厳に慎むよう御協力をお願いします。
1 農場の概要

宮崎県児湯(こゆ)郡川南(かわみなみ)町(2例目の農場から北東約100m)
肉用牛肥育農場 725頭
2 経緯

(1)4月24日(土曜日)朝、当該農場の専属獣医師より、口蹄疫様の症状(流涎(りゅうぜん)、びらん等)を示す牛がいるとの通報があったことから、宮崎県が立入検査を実施し、同日夜に検体を(独)農研機構動物衛生研究所に持ち込みました。
(2)本日朝、PCR検査(遺伝子検査)の結果、4頭で陽性を確認し、口蹄疫の疑似患畜と判断しました(7例目)。
3 今後の対応

当該農場の飼養牛の殺処分等の必要な防疫措置について、宮崎県とともに迅速かつ的確に実施します。
(参考) 現在の防疫措置等の進捗状況
1 ~ 2 例目の農場については、殺処分及び埋却を完了しました。
3 ~ 6 例目については、現在、殺処分等を実施しています。

新たに牛4頭が口蹄疫疑い  共同通信

宮崎県川南町、7例目
 宮崎県都農町と川南町で、ウイルス性感染症の口蹄疫に感染した疑いのある牛が計16頭見つかり、うち3頭の感染が確認された問題で、県は25日、新たに川南町の農家で感染の疑いがある牛4頭が見つかったと発表した。これまで未発見だった農家で、7例目となる。

 県は、この農家が飼育している725頭をすべて処分する。

 県によると、獣医師が24日午前、口内に潰瘍などのある牛がいることを宮崎家畜保健衛生所(宮崎市)に連絡。家畜防疫員が立ち入り検査して5頭に症状があることを確認し、動物衛生研究所海外病研究施設(東京都小平市)での遺伝子検査により、うち4頭が陽性と判明した。(共同通信)

口蹄疫の疑似患畜の確認(7例目)及び今後の対応について 宮崎県庁HP

1 口蹄疫の疑似患畜の確認(7例目)について
本日、7例目の口蹄疫の疑似患畜が確認された。

(1)確認場所
児湯郡川南町大字川南に所在する肉用牛肥育経営
(黒毛和種:肥育牛725頭)
当該農場は、直線距離にして1例目の農場から南東約3.5Km、2例目の農場から北東約100mに位置

(2)確認の経過
平成22年4月24日9時、農場の専属獣医師より、口蹄疫様症状を示す牛がいるとの通報があった。
同日午前11時、宮崎家畜保健衛生所の家畜防疫員が当該農場の立入検査を実施し、流涎、舌や鼻腔、鼻鏡のび爛等の症状を示す5頭から採取した検査材料5検体(1頭1検体)を動物衛生研究所 海外病研究施設(東京都小平市)に送付した。
4月25日朝、農林水産省からPCR検査(遺伝子検査)で5検体中4検体(4頭分)で陽性との連絡を受け、疑似患畜と決定した。

(3)当面の措置
確認農場において、飼養牛全頭の殺処分、汚染物品の埋却、畜舎の消毒等を実施予定。
2 県外家畜防疫員の派遣要請について
4月20日に本県で口蹄疫が発生して以来、家畜伝染病予防法に基づき発生農場での防疫活動や家畜の移動制限など、県を挙げてまん延防止に、懸命に取組んでいるところである。
今後とも的確な防疫対応に資するため、県外家畜防疫員の派遣を要請することとした。

3 宮崎県口蹄疫防疫対策本部会議の開催について

本日7例目の疑似患畜の確認を受け、13時30分より知事を本部長とした第2回宮崎県口蹄疫防疫対策本部会議を開催し、今後の防疫活動や組織体制の強化について、確認することとした。

4 一般県道307号尾鈴川南停車場線の封鎖について

本日疑似患畜が確認された農場については、家畜伝染病予防法第15条の規定に基づき、一般県道307号尾鈴川南停車場線(山本保育所交差点から霧島入口バス停付近交差点の区間)を本日(25日)8時30分より72時間、通行を遮断することとした。

口蹄疫・新たに4頭感染の疑い  (04/25 15:49) MRT NEWS BOX

県内7例目となる口蹄疫の疑いのある牛が、25日、川南町で確認されました。
現場付近では、県道の一部区間が通行止めとなっています。
口蹄疫の疑いのある牛が新たに確認されたのは、2例目の農家から、約100メートル離れた川南町の畜産農家です。
県によりますと、この農家で飼育している黒毛和牛725頭のうち、4頭について、25日朝、口蹄疫ウイルスの陽性反応が、確認されたということです。
このため、県では、農家で飼育している725頭すべての牛を殺処分することにしています。
また、家畜伝染病の規定に基づき、県道307号尾鈴川南停車場線の約1.5キロが、25日午前8時半から、72時間にわたり、通行止めとなっています。
県内では、都農町で口蹄疫の感染が1件確定しているほか、口蹄疫の疑いのある牛が見つかった農場が、6件となっていて、殺処分される牛などは、あわせて、1108頭に達しています。

牛725頭、殺処分へ 口蹄疫疑い、過去最大規模 宮崎
  asahi.com     2010年4月25日19時36分

 宮崎県は25日、同県川南(かわみなみ)町の農場で飼育されている牛725頭のうち、遺伝子検査で4頭から口蹄疫(こうていえき)に感染した疑いを示す陽性反応が出たと発表した。725頭は26日以降殺処分される。同町や隣接する都農(つの)町で感染疑い例が相次いで確認されているが、7例目の今回は最大規模。殺処分される牛や豚などは1108頭となり、過去の例を大きく上回る最大規模となった。

 県によると24日朝、同農場の専属獣医師から「口の中がただれている牛がいる」と宮崎家畜保健衛生所(宮崎市)に連絡があり、同所の家畜防疫員が立ち入り検査を実施。5頭から検体を採取して動物衛生研究所海外病研究施設(東京都小平市)に送ったところ、25日朝に4頭から遺伝子検査で陽性反応が出た。

 農林水産省によると、口蹄疫感染の疑いで殺処分されたのは、2000年に宮崎県で35頭、北海道で705頭、1908年に東京や兵庫などで500頭台。口蹄疫は人に感染せず、感染した牛の肉を食べても人体への影響はない。

 感染疑い例の拡大を受け、県は25日、国や全国の2府10県に家畜防疫員の派遣を要請した。また、現場近くの県道307号を約1.5キロにわたり通行禁止とした。口蹄疫発生で県道を1キロ以上通行禁止とするのは2000年の発生時を含め今回が初めて。県によると、国は専門家で構成する疫学調査チームの派遣を準備しているという。

 東国原英夫知事は同日の県口蹄疫防疫対策本部の会議で「蔓延(まんえん)防止のため対策をとっているのに、継続して発生しているのはなぜか」と、原因が見えないことに不安の声をもらした。知事は近く、赤松広隆農林水産相らと面会して支援を要請する方針。


注:アンダーラインは新しい情報

2010/04/24

口蹄疫:何があったか忘れないために

10年前(2000年3月12日発生)にも口蹄疫を経験している。
覚えているのは移動制限にかかったため(野尻町は東西に細長い町なのだが東の端が20kmにかかり、町全体に移動制限の措置がとられた。我が家は発生地から30km以上離れていたのだけど)出荷が出来ず苦労した事ぐらいで、県や町の対応がどのようなものだったかに関しては、まるで覚えていないのだ。

他に覚えている事と言えば・・・

・国道に車を消毒するポイントができた
・子牛の競り市が再開された時に、400kgを超した去勢牛がたくさんいた
・殆ど外出しなかった
・連日ニュースやワイドショーで口蹄疫について騒いでいた
・牛肉離れが起こり「宮崎産ではありません」とわざわざ表示した店があった

こんなもんである。
肝心の発生から終息にいたる過程はもちろん、終息後の子牛価格や枝肉の相場がどうだったのかとか、政府からの補助などはあったのかなどについては、全く覚えていない。


今回は少しでも、どんな事があったのか記録しておきたいと思う。
マスコミ等の報道をブログに貼っているのも備忘録の代わりみたいなもので、重複する内容の物は避け新しい事実が出てきたニュースを中心にしている。


とりあえず、昨日~今日

23日午前9時半ごろ
宮崎県家畜保険衛生所から聞き取り調査のための電話があった。
・牛舎の場所の確認
・牛の健康状態
・餌について  など

24日
小林市から消毒薬の配布(野尻町支所に取りに行く)
・ビルコンS、炭酸ソーダ
・家畜防疫のため農場に立入り禁止 の看板
 (A3版の紙をラミネート加工したもの)

25日0時をもって家畜の人工授精を停止する旨の通達

防疫

昨日までにやった事

・消毒槽の設置
・牛舎入口に石灰を撒く
・動力噴霧器でいつでも消毒できる態勢

確かに「防疫」に対して少々疎かになっていたかも。

防疫体制を見直す良い機会。

少なくとも「やれる事はやった」と思っていたら
スタッフの友君(ともくん)が

「立ち入り禁止の看板は?!」

はい・・・
慌てて作りました・・・・
ウチのスタッフは優秀だよ。

ついでに人や車が勝手に進入しないように
三角コーンとコーンバーも注文。

2010/04/23

口蹄疫・マスコミ報道他 4/23

口蹄疫と断定…宮崎の牛、国内で10年ぶり

宮崎県で家畜伝染病「口蹄疫こうていえき」に感染した疑いのある牛が相次いで見つかった問題で、農林水産省は23日、最初に見つかった同県都農(つの)町の畜産農家の牛が口蹄疫に感染していたと断定した。

 国内では2000年以来、10年ぶりの感染確認となる。

 同省によると、動物衛生研究所で遺伝子を調べたところ、ウイルスの血清型がO型と判明したため、口蹄疫だと断定した。現在韓国で感染が広がっている口蹄疫もO型で、同省は感染ルートを詳しく調べている。

(2010年4月23日12時29分 読売新聞)

口蹄疫疑い3例 中国産稲わら使用/宮崎県 慎重に経路究明【九州・沖縄】
 日本農業新聞  掲載日:10-04-23

 宮崎県内で口蹄(こうてい)疫の疑似患畜が4例確認された問題で、同県の22日までの調査によると、3例目までの農家はいずれも中国産稲わらを使っていたことが分かった。流通経路は複数に分かれているという。さらに、中国産稲わらの輸入条件にはウイルスを死滅させる加熱処理が入っていることから、同県は感染源と感染経路の究明を慎重に進めている。

 同県は引き続き、農水省と連携し、当該農家らの協力を得ながら、家畜や車の移動、人の出入り、中国産稲わらを含む飼料の利用状況、野生動物との接触の可能性、気象条件などを全体的に調査。感染源と感染経路の究明を進めている。


口蹄疫問題 家畜の調査範囲拡大  (04/23 11:53) 
 MRT宮崎放送 お昼のニュース

口蹄疫の疑いのある牛が、相次いでいる問題で、県は、23日から、電話による聞き取り調査の範囲を1例目の都農町の農場から半径10キロに広げ、対応しています。
県によりますと、22日、2例目の農場から200メートル離れた川南町の畜産農場で、口蹄疫とみられる牛が新たに2頭確認されました。
これで、口蹄疫の疑いが確認された牛は、都農町と川南町の4軒の農場で、あわせて14頭となり、殺処分の対象は、4例目の65頭も合わせ264頭に増えました。
一方、県は、これまで、国道10号線など4か所に設置していた消毒ポイントを、23日から、木城町の広域農道と、西都市の県道320号線の2か所にも設けたほか、市町村独自に消毒ポイントを設置する動きも広がっています。
また、県では、23日から、電話による聞き取り調査の範囲を1例目の都農町の農場から半径10キロに広げ、牛などの健康状態の把握に務めています。
県によりますと、口蹄疫に感染した牛の肉が市場に出回ることはなく、仮に感染した牛の肉を食べても人体に影響はないということです。

宮崎県における口蹄疫の疑い事例の5例目、6例目について
農水省 プレスリリース  19:30

○本日、家畜伝染病である口蹄疫の5例目、6例目の疑似患畜を確認しました。
○口蹄疫は、牛、豚等の偶蹄類の動物の病気であり、人に感染することはありません。
○現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれもあることから、厳に慎むよう御協力をお願いします。
1 農場の概要

5例目

宮崎県児湯(こゆ)郡川南(かわみなみ)町 (4例目の農場から西約100m)
肉用牛一貫経営 75頭 (繁殖牛44頭、育成牛1頭、肥育牛6頭、子牛24頭)
6例目

宮崎県児湯(こゆ)郡都農(つの)町 (1例目の農場から北西約600m)
水牛・豚飼養農場 44頭(水牛42頭、豚2頭)
2 経緯

5例目

(1) 4月22日(木曜日)朝、農場主が飼養牛の発熱を確認し、町役場を通じ、宮崎県に届出がありました。
(2) このため、同日11時に宮崎県は当該農場に立入検査を実施し、流涎(りゅうぜん)等の臨床症状を確認したため、検体を(独)農研機構動物衛生研究所に持ち込みました。
(3) 本日夕刻、PCR検査の結果、1頭で陽性を確認し、口蹄疫の疑似患畜と判断しました(5例目)。
6例目

(1) 4月22日(木曜日)14時、1例目の農場と利用している飼料会社が共通である疫学関連農場として、宮崎県が当該農場の立入調査を実施しました。
(2) 立入検査時においては口蹄疫を疑う臨床症状は認められませんでしたが、農場主からの過去の臨床症状の聞き取りや、疫学関連農場であることを踏まえて採材を行い、また、別の検査で3月31日に採取、保存していた検体と合わせて、(独)農研機構動物衛生研究所に持ち込みました。
(3) 本日夕刻、PCR検査の結果、3月31日採取の1頭で陽性を確認し、口蹄疫の疑似患畜と判断しました(6例目)。
3 今後の対応

当該農場の飼養牛の殺処分、移動制限区域の設定等の必要な防疫措置について、宮崎県とともに迅速かつ的確に実施します。
(参考) 現在の防疫措置等の進捗状況
1例目、2例目の農場については、殺処分及び埋却を完了しました。
3例目、4例目については、現在、殺処分等を実施しています。

県内1例目、口蹄疫感染を確認  (04/23 19:12) MRT 夕方のニュース

都農町で見つかった口蹄疫の疑いのある牛が、23日、口蹄疫に感染していたことが確認されました。
口蹄疫への感染が確定したのは、最初に疑いが持たれた、都農町の農場で飼育されていた繁殖牛です。
県では、遺伝子検査で陽性だった3頭について、詳しい鑑定を依頼していましたが、その結果、今月、韓国で発生した口蹄疫と同じタイプのO型ウイルスが確認されたということです。
国内での口蹄疫の発生は、2000年に宮崎と北海道で確認されて以来、10年ぶりになります。
県内では、これまで、都農町と川南町のあわせて4軒の農場で、口蹄疫の牛、または、感染が疑われる牛が確認されていて、殺処分の対象は、264頭となっています。
(川南町の畜産農家は)「不安で不安で夜も眠れない」疑いの牛が確認された農場のうち、2例目から4例目は、それぞれ、200メートルから400メートルしか離れていません。
県は、4軒の農場について、人の行き来があったかなど、関係性の調査を進めています。
今回の状況について専門家は・・(宮崎大学農学部・堀井洋一郎教授)「何らかの共通の因子があって同時に出たという可能性はあるんじゃないかなと思っている、なかなか強いウイルスなので人が運びこむ可能性もある、極端な例では風に乗って動くというのも言われているので、多くの場合、非常に広く広がるが、宮崎の場合はそれほど広がりがあるとは思っていない」こうした中、23日開かれた県議会の環境農林水産常任委員会。
委員からは、農家への資金的な支援を求める意見などが出されました。
一方、現場では、懸命の防疫作業が続いています。
県は、これまで、4か所に設置していた消毒ポイントを、23日から2か所、追加。
このほか、日南市など、独自に設置する自治体も相次いでいます。
また、電話による聞き取り調査の範囲を1例目の都農町の農場から半径10キロに広げ、牛などの健康状態の把握に努めています。
県では、こうした防疫体制の強化と共に、今後、畜産農家への補助など、支援体制も国と連携を図りながらできるだけ早く打ち出したいとしています。


口蹄疫の疑い川南と都農で新たに2頭  (04/23 21:30)  MRT NEWS BOX

川南町と都農町で、口蹄疫が疑われる牛と水牛が、新たに2頭、確認されました。
新たに口蹄疫の疑いが確認されたのは、牛75頭を飼育している川南町の農場と、水牛と豚合わせて44頭を飼育している都農町の農場です。
県によりますと、それぞれの農場の牛と水牛1頭ずつから、遺伝子検査で、口蹄疫の陽性反応が確認されたということです。
このうち、都農町の農場では、1例目よりも早い先月31日に採取した検体から口蹄疫の陽性反応が確認されたということです。
これで、県内で確認された口蹄疫の疑いのある農場は、確定した1例目を含め、6件となりました。
口蹄疫の疑いが相次いでいることを受け、県では、来週から、県内で牛や豚を飼育している全ての畜産農家、約1万1000戸を対象に施設の消毒を行うことを決めました。

さらに牛2頭が口蹄疫疑い 3月末の検体から陽性反応 47NEWS

 宮崎県都農町と川南町で、ウイルス性感染症の口蹄疫に感染した疑いのある牛が計14頭見つかり、うち3頭の感染が確認された問題で、県は23日、新たに両町の農家2軒で感染の疑いがある水牛と肉牛が1頭ずつ見つかったと発表した。これまで未発見だった農家で、5例目、6例目に当たる。

 県の説明では、水牛は3月31日に採取された検体から遺伝子検査で陽性反応が出ており、これまでで最も早く感染した疑いがあるという。県は2軒の農家が飼育する水牛42頭と豚2頭、肉牛75頭すべてを処分する。牛や豚などの偶蹄類の家畜を飼育している県内の全施設を消毒する方針。

 県によると、都農町の農家では3月31日、水牛3頭に下痢の症状があり、鼻の粘膜液を採取。1例目の農家とえさの一部が共通していたため、23日に動物衛生研究所海外病研究施設(東京都小平市)で遺伝子検査を行い、陽性と判明した。

 川南町では22日、農家から役場を通じて口内の潰瘍など口蹄疫の症状を示す牛がいると、宮崎家畜保健衛生所(宮崎市)に連絡があった。3頭に症状がみられ、うち1頭が陽性だった。

2010/04/23 22:56 【共同通信】


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農水省プレスリリース 口蹄疫の確定診断

宮崎県における口蹄疫の確定診断について

宮崎県における口蹄疫の確定診断について
農水省 プレスリリース  12:00

○本日、今月20日に確認された疑似患畜(1例目)について、(独)農研機構動物衛生研究所において抗原検出検査をした結果、口蹄疫(O型)の患畜と確定しました。
○口蹄疫は、牛、豚等の偶蹄類の動物の病気であり、人に感染することはありません。
○現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれもあることから、厳に慎むよう引き続き御協力をお願いします。
経緯

本日、今月20日に宮崎県児湯(こゆ)郡都農(つの)町の農場で確認された疑似患畜(1例目)について、(独)農研機構動物衛生研究所における抗原検出検査(ELISA検査)の結果、口蹄疫(O型)の患畜と確定しました。
今後の対応

当該発生農場については、疑似患畜と確認された今月20日以降、殺処分、移動制限区域(半径10km)及び搬出制限区域(半径20km)の設定等防疫措置を講じており、今後も引き続きこれらの措置を継続します。
その他

(1)口蹄疫は、牛、豚等の偶蹄類の動物の病気であり、人に感染することはありません。また、感染牛の肉や牛乳が市場に出回ることはありませんが、感染牛の肉や牛乳を摂取しても人体には影響有りません。
(2)現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれもあることから、厳に慎むよう引き続き御協力をお願いします。


2010/04/22

西諸家畜市場 子牛せり市 中止

移動制限区域外だという事で4月20日~22日まで開催予定だった子牛のせり市が
本日、急遽中止になりました。
せり市開始直前に、県から要請があったとの事。

繁殖農家による子牛の搬入も終わっていたのに・・・

口蹄疫・マスコミ報道他 4/22

事業団、感染防止に懸命 口蹄疫感染疑い  miyanichi e press 8:06

川南町で口蹄(こうてい)疫の感染疑いが確認された21日、新たに設定された移動制限区域に含まれた県家畜改良事業団(高鍋町)が、県産和牛の人工授精用精液ストローの供給を停止した。

 停止は1973(昭和48)年の設立以来初めて。本県の和牛生産の「要衝」だけに、関係者らは「一刻も早く供給再開にこぎ着けてほしい」と気をもんでいる。

 同事業団は、県の委託を受け、厳しい選抜を経た種雄牛55頭を飼育。

(宮崎日日新聞本紙より抜粋・以下山﨑まとめ)

同事業団は県内8ヶ所のサブセンターを通じ年間15万本程度のストローを供給している。

サブセンターのひとつ都城JAの話「約2400本を在庫としておいており、1~2ヶ月間は管内での供給に問題は無い」

同事業団は、すでに種雄牛の感染防止に向け防疫措置を強化。
・車輌の立ち入り禁止
・飼料運搬用コンテナの消毒
・消毒薬での牛舎洗浄


封じ込め 必死の取組み 宮崎・口蹄疫現地ルポ 西日本新聞

 21日、ウイルス性家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)の疑いがある牛が確認された宮崎県川南町の畜産農家。20日に確認された都農町の繁殖牛農家から南南東へわずか3・4キロしか離れていないところにある。関係者による必死の感染封じ込め作業や措置が講じられているが、牛の競りや精液供給の取りやめなど、周辺への影響も広がっている。

■競り、精液供給取りやめも

 「町全体が制限区域となりますので、家畜の移動はできません」。21日正午すぎ。どんよりと曇った空に川南町役場からの防災無線が響いた。町によると、町内で肉牛、乳牛、豚を飼育する畜産農家は335戸。飼育頭数は計約13万4千頭を超えるという。

 感染が疑われる牛が見つかった畜産農家の周辺道路は、県警などが封鎖。消毒液を積んだ軽トラックや殺処分された牛を埋める穴を掘る重機が次々と運び込まれ、物々しい雰囲気に。周辺農家のなかには、自主的に農場に石灰をまくところもあった。

 同町対策本部で指示を行っていた県立農業大学校(高鍋町)の後藤俊一副校長は「家畜伝染病予防法では、処分された家畜には補償が出るものの、患畜で評価の3分の1、疑似患畜で5分の4」と指摘。「すべてが補償されるわけではなく、農家の経済的ダメージは大きい」とおもんばかった。

 地元の市場などもマヒ状態に。児湯郡市畜産農業協同組合連合会(新富町)の奥野福見参事は「競りは、少なくとも発生から3週間は中止しなければいけない」と苦渋の表情を浮かべた。「家畜の移動制限区域内では人工授精もストップし、授精師も営業停止状態」と話した。

 畜産農家から約2キロしか離れていない県家畜改良事業団(高鍋町)。宮崎の牛の精液を管理・供給するのが業務。川田洋一常務理事によると、同日午前から精液の供給も中止したが「8カ所あるサブセンターなどには、まだ在庫が確保されていると思う。しばらくはそれでしのいでもらえれば…」と閉鎖された入り口の柵越しに語った。

=2010/04/22付 西日本新聞朝刊=

口蹄疫疑い、計183頭の牛を処分へ  MRT宮崎放送 お昼のニュース (04/22 12:04)

3例目となる口蹄疫の疑いのある牛が、21日夜、川南町で確認されました。
県では、2例目とあわせて183頭の牛を殺処分することにしています。
3例目が確認されたのは、肉用牛を肥育している川南町の畜産農家です。
県によりますと、この農家で飼育している牛118頭のうち、黒毛和種4頭に、20日、口蹄疫とみられる症状が出たことから、このうち、3頭を検査したところ、21日夜、陽性が確認されたと連絡があったということです。
このため、県は、この農家で飼っている118頭すべての牛を殺処分することにしています。
また、3例目の農家は、2例目の農家から、400メートルしか離れておらず、最初に確認された都農町の農家からは、約3.4キロ南に位置しています。
県内で確認された口蹄疫が疑われる牛は、これで、都農町と川南町の3軒の畜産農家、あわせて12頭になりました。
また、県は、21日夜、2例目となる川南町の農家から、半径10キロを家畜の移動制限区域に、また、半径20キロを搬出制限区域に新たに設定しました。
県によりますと、口蹄疫が疑われる牛が確認された3軒の農家は、いずれも、飼料に中国産の稲わらを使っていて、このうち2軒は、同じ業者から購入していたということです。
一方、2軒の農家で口蹄疫と疑われる牛が確認された川南町では、22日朝から重機を使って、牛を処分する穴を掘る作業などが進められています。
(付近住民)「なんとか早く収束してもらいたい。」
(畜産農家)「今後の生活もあるのでそのことを念頭において支援していただきたい。」
今回の問題を受けて、東国原知事は、22日午後、現地の対策本部を訪問します。


口蹄疫問題で農家支援要望 宮崎選出国会議員 西日本新聞 13:48

宮崎県で口蹄疫(こうていえき)に感染した疑いのある牛が相次いで確認された問題で、同県選出や出身の国会議員3人が22日、赤松広隆農相を訪ね、畜産農家への金融支援や全国的に不足している消毒薬の確保などを要望した。

 要請したのは、外山斎参院議員と川村秀三郎、道休誠一郎両衆院議員。会談後、3人は記者団に「畜産農家の経営は厳しい。大臣も『防除に積極的に対応したい』といわれた」と語った。

 川村氏らによると、全国の畜産農家が自衛のために消毒薬を購入し、現地で消毒薬が不足。豚などの生産にも影響が広がっていることから、融資条件の緩和なども要請したのに対し、赤松農相は「当面は金融支援が有効で、風評被害にも省を挙げて対策を取る」と答えたという。

=2010/04/22付 西日本新聞夕刊=


農水省 宮崎県における口蹄疫の疑い事例の4例目について  プレスリリース 20:00

1 農場の概要

宮崎県児湯(こゆ)郡川南(かわみなみ)町(2例目の農場から西約200m)
肉用牛繁殖農場 65頭 (和牛65頭)
2 経緯

(1)4月21日(水曜日)9時に、獣医師が当該農場の飼養牛を診療したところ、舌部の潰瘍(かいよう)等の臨床症状を確認し、宮崎県に届出がありました。
(2)このため、同日10時に宮崎県は当該農場に立入検査を実施し、22時30分に検体を(独)農研機構動物衛生研究所に持ち込みました。
(4)本日17時30分、PCR検査の結果、3検体中2検体で陽性を確認し、口蹄疫の疑似患畜と判断しました(4例目)。
(5)現在、ウイルス分離による確定診断を実施しており、ウイルスが分離されれば、家畜伝染病予防法に基づく患畜となります。
3 今後の対応

当該農場の飼養牛の殺処分、移動制限区域の設定等の必要な防疫措置について、宮崎県とともに迅速かつ的確に実施します。
(参考) 現在の防疫措置等の進捗状況
1例目の農場については、殺処分及び埋却を完了しました。
2例目、3例目については、現在、殺処分等を実施しています。

口蹄疫:川南町でも疑い 県、金融支援を検討 畜産農家へ、相談窓口も設置 /宮崎
                                毎日新聞 2010年4月22日 地方版

 ◇知事、国に支援求める
 家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)に感染した疑いのある牛が、都農町に続いて21日、川南町でも確認された。県は対策会議を開き、防疫徹底の継続を確認した。畜産業界にも影響が広がりつつあるが、枝肉の取引キャンセルなど目立った風評被害は生じていないという。また県は畜産農家への金融支援の検討を開始し、相談窓口を設置した。【石田宗久、小原擁】

 ■県防疫対策本部

 東国原英夫知事を本部長に各部局長らで構成する県口蹄疫防疫対策本部は、消費者への安全性のPRや畜産農家向けの相談窓口開設など対応強化を確認した。畜産農家の支援や防疫対策のための財政支出も検討する。知事は「殺処分の頭数や子牛価格の落ち込みなど規模や質は前回とまったく異なるという認識で行動してほしい」と指示した。

 また、知事は民主、自民両党の国会議員とも意見交換し「原因が分からず災害に近い」と述べ、国への財政的な支援を求めた。22日には都農、川南両町の対策本部を訪問する。

 ■感染ルート

 ウイルスで感染する口蹄疫。00年に宮崎市と高岡町(当時)で3件の感染が確認された際にも原因の特定には至らなかった。飼料や人の移動、風--。可能性の一つにあがるのが輸入稲・麦ワラだ。農水省は05年、中国での口蹄疫発生を受けて中国産の稲ワラの輸入を一時停止したが、07年に解除した。

 動物衛生研究所によると、中国では昨年から今年にかけて口蹄疫が多発し、韓国でも今年1月に発生した。

 一方、JA宮崎経済連は取り扱う飼料用稲ワラを「口蹄疫の経験から慎重を期したい」と国産に限定している。ただし、国産は量が不足しており、価格も高め。農家が輸入稲ワラを利用せざるを得ないのも現実だ。

 JA宮崎経済連は、高級ブランド「宮崎牛」を取り扱うが、枝肉販売など「取引キャンセルもなく、風評被害はおきていない」と話している。

 ■食肉処理場など

 県内2カ所で食肉処理工場を運営するJAグループのミヤチクは、都農工場(都農町)が移動制限区域内のため、稼動を停止した。県北から出荷される肉牛を年間約1万5000頭を処理するが、当面は高崎工場(都城市)で対応する。県内の食肉処理場は7施設。県は農水省と協議し、消毒を条件に牛や豚の運搬車が国道10号など規制区域内を通過することを認めた。

 さらに川南町でも感染の疑いが確認されたことで、種牛や冷凍精液を管理する県家畜改良事業団(高鍋町)も移動規制の対象に。冷凍精液の譲渡ができないため職員は精液採取業務を中断し、防疫に徹しているという。

 ■都農・川南町

 都農町では20日から24時間体制で問い合わせなどに応じている。対策本部の酒井雅彦産業振興課長は「1時間に10本ほど問い合わせがある。補償を不安視する声がほとんどで、県や国に要望したい。町独自でも資金援助などの対応を考えたい」と話した。

 川南町ではこの日、約30人の職員を動員し、殺処分、道路規制などに当たらせた。また注意喚起する防災無線を流し、各農家に防疫法を記した紙を送付。相談窓口には「道路はどこが封鎖されるのか」「人の集まるところに行っても大丈夫なのか」などの問い合わせがひっきりなしだった。

 発生農場の周辺約4キロの畜産農家約90戸の聞き取り調査では、約50戸で異常のないことを確認している。

==============

 ■相談窓口

 県は相談窓口を設置した。

 【牛肉・牛乳など食品の安全について】県衛生管理課(0985・26・7077)▽県畜産課(26・7139)のほか、県内8カ所の各保健所

 【家畜の疾病について】県畜産課のほか、宮崎家畜保健衛生所(0985・73・1377)など県内3カ所の衛生所

 【営農について】県営農支援課(0985・26・0068)のほか、県内8カ所の各改良普及センター

 【中小企業の経営などについて】県商工政策課金融対策室(0985・26・7097)のほか、県内3カ所の県税・総務事務所

口蹄疫疑い牛4例目=殺処分264頭に拡大-宮崎 時事ドットコム

 宮崎県は22日、同県川南町の和牛農家の牛2頭が口蹄(こうてい)疫に感染した疑いがあると発表した。4例目で、遺伝子検査で感染疑いが発覚したのは計14頭になった。この農家が飼育する65頭を合わせ、殺処分の対象は計264頭となる。
 県畜産課によると、今回の農家は21日に口蹄疫の疑いが報告された同町の二つの農家の中間付近にある。同日午前10時ごろに舌などがただれている牛3頭を確認。22日夕方になって遺伝子検査の結果から、このうち2頭について感染が疑われることが分かった。(2010/04/22-21:17)


関連 宮崎で口蹄疫が発生
    口蹄疫って何が怖いの?
    口蹄疫・マスコミ報道他 4/21
 

2010/04/21

口蹄疫・マスコミ報道他 4/21

宮崎の牛、口蹄疫か 輸出一時停止 産経新聞
2010年4月21日(水)08:00
 農林水産省は20日、宮崎県都農(つの)町の農家で、繁殖牛3頭に家畜の伝染病「口蹄(こうてい)疫」とみられる症状があり、遺伝子検査で陽性と確認されたと発表した。

 同省は同日、対策本部を設置。牛肉などの輸出の一時停止を決めた。この農家の牛計16頭はすべて殺処分される。同日夜には同省と県が協力し、1キロ圏内のすべての農家の牛に感染がないか抽出調査を実施することや、発生1週間前からこの農家に出入りした畜産関係者らの行動から感染経路を調べるなどの対応方針を決定した。また県は10キロ圏内の家畜の移動や、20キロ圏内から外への搬出を制限する措置を決めた。

 農家では9日、1頭の口内に粘膜のただれを発見し、県に通報。別の2頭にも同じ症状が見つかり、独立行政法人「動物衛生研究所」に検査を依頼した。現在、確定診断をしている。

 口蹄疫は人には感染しないが、治療法は確立されていない。赤松広隆農水相は、同日の閣議後会見で「万一食べても人体に影響はない」と安全性を強調した。国内の口蹄疫の発生は平成12年に北海道と宮崎県で確認されて以来。近隣国では今月、韓国で確認されている。

宮崎・川南町で口蹄疫疑いの牛 県内で2例目 asahi.com
2010年4月21日(水)09:52
 宮崎県は21日、同県川南町で口蹄疫(こうていえき)の疑いのある牛が見つかったと発表した。口蹄疫の疑いがあると20日に発表された同県都農(つの)町の牛3頭に続き、2例目。川南町は都農町の南隣。


農水省 プレスリリース 抜粋 10:30

宮崎県川南(かわみなみ)町大字川南 酪農・肉用牛複合経営 65頭
(搾乳牛26頭、乳牛育成牛7頭、交雑種(F1)肥育牛14頭 等)

経緯

本日明け方、1例目の農場から南東約3kmの農場の飼養牛について、(独)農研機構動物衛生研究所で口蹄疫についてのPCR検査(遺伝子検査)を行ったところ、陽性を確認しました。
このため、口蹄疫の疑似患畜と判断(2例目)しました。
現在、ウイルス分離による確定診断を実施しており、ウイルスが分離されれば、家畜伝染病予防法に基づく患畜となります。


宮崎県の牛、口蹄疫感染の疑い 2例目  日本経済新聞Web刊
2010/4/21 10:56

宮崎県は21日午前、同県川南町の酪農・肉用牛複合経営農家の牛6頭が家畜伝染病の「口蹄疫(こうていえき)」に感染した疑いがあると発表した。20日に同県都農町の農家の牛3頭で感染の疑いが判明したのに続き2例目。県は感染の封じ込めに全力を挙げる。


川南町でも口蹄疫疑い 新たに牛6頭  MIYANICHI e PRESS 11:40

県は21日、川南町の農家で飼育している牛6頭が口蹄疫に感染した疑いがあると発表した。家畜伝染予防法に基づき、6頭を含む全65頭は殺処分される。20日に発表した都農町の農家から3・4キロ南に位置している。県は移動制限区域、搬出制限区域を広げる予定。口蹄疫の疑いがあると確認されたのは、県内2例目。
 県畜産課によると、口蹄疫の疑いがあるのは、乳用牛4頭と黒毛和牛2頭。20日、往診した獣医師から報告を受けた宮崎家畜保健衛生所が立ち入り検査。だ液などを動物衛生研究所(東京)に送った。21日早朝、農水省から県に遺伝子検査で陽性との報告があった。


防疫対策の一方、広がる波紋  (04/21 19:19) MRT宮崎放送

県内で、新たに口蹄疫の疑いのある牛が確認されたことで、波紋はさらに広がっています。
新たに口蹄疫の疑いがある牛が見つかった川南町の畜産農家。
消毒作業とともに、飼育している65頭の牛すべてを22日以降に、殺処分するための準備が進められました。
(付近の畜産農家)「牛は、どうにもならない、出荷できなかったら・・」「早く解決して欲しい、生活がかかっているから。」
一方、県内最大の畜産基地、都城市の生産者にも、2例目の確認に、動揺が広がっています。
(畜産農家は)「大変です、広がらないと良いですけど」「どこから入ってきたか、それをやっぱり早く知りたい、それと県の速い対応をお願いしたい。」
また、都城家畜保健衛生所では、都城市や小林市の担当者ら、約50人が参加し、緊急の対策会議を開催。
出席者からは、消毒ポイントの設置の必要性や消毒液の確保などについて質問が相次ぎました。
(都城市の担当者)「消毒ポイントとか設置したり、情報を早く各農家に連絡して的確な対応をとってもらえるよう啓発していきたい。」
小売業界にも影響が出始めています。
(スーパーまつの西池店・中武正法さん)「豚肉に関しては、週に3回(都農町から)入荷予定があったが、それが出来ない状況になるので、代替品を他のメーカーにお願いして仕入れる。」
宮崎市のこのスーパーでは、牛や豚の移動規制に伴い、取引のあった都農町の業者からの入荷がストップしました。
そして、気になるのが風評被害。
口蹄疫は、人には感染せず、仮に感染した牛の肉を食べても人体に影響はありませんが、消費者の反応は、様々です。
(消費者は)「ちょっと遠慮しときますは一時は」「ちょっと怖いですけど、食べても影響ないと書いてあったので、牛肉を買った。」
一方、小林地域家畜市場で、20日から行われている子牛のせり。
2日間のせり価格は、先月を約5千円下回りました。
また、県選出の国会議員も、東国原知事と意見交換するなど、対策へ向けて動き出しました。
自民党の国会議員は、10年前の口蹄疫発生時より、畜産農家が厳しい経営状況にあるとして、前回を上回る対策予算の確保を国に求めていくことなどを東国原知事に約束しました。
また、民主党の国会議員も、東国原知事と意見交換。
この中で、東国原知事は議員に対し「適切で迅速な対応と、対策予算などの補助をお願いしたい」と要望しました。


農水省 プレスリリース 抜粋 22:00

宮崎県児湯(こゆ)郡川南(かわみなみ)町(2例目の農場から北約400m)
肉用牛肥育農場 118頭(和牛83頭、交雑種(F1)35頭)
2 経緯

(1)4月20日(火曜日)10時に、獣医師から当該農場の飼養牛を診療したところ、流涎(りゅうぜん)等の臨床症状を確認し、宮崎県に届出がありました。
(2)このため、同日13時に宮崎県は当該農場に立入検査を実施し、本日15時に検体を(独)農研機構動物衛生研究所に持ち込みました。
(3)本日19時に、PCR検査の結果、3検体中すべてで陽性を確認し、口蹄疫の疑似患畜と判断しました(3例目)。
(4)現在、ウイルス分離による確定診断を実施しており、ウイルスが分離されれば、家畜伝染病予防法に基づく患畜となります。


口蹄疫疑い3例目=宮崎の牛、さらに4頭 時事ドットコム

 宮崎県は21日、同県川南町の和牛農家の牛4頭が口蹄(こうてい)疫に感染した疑いがあると発表した。今回で3例目となり、2例目となった同町の農家から北に約400メートルの農家で見つかった。県はこの農家が飼育する牛118頭を殺処分する方針。
 発表によると、20日午後1時ごろにこの農家で舌や口の中にただれがある牛4頭を確認。21日夜になって遺伝子検査の結果から感染が疑われると判明した。(2010/04/21-22:30)


関連
宮崎で口蹄疫発生
口蹄疫って何が怖いの?

2010/04/20

口蹄疫って何が怖いの?

宮崎県児湯郡都農町の農家で口蹄疫に感染したと思われる牛が見つかりました。宮崎では平成12年に擬似患畜が見つかって以来10年ぶり2件目です。

10年前は野尻町も移動制限区域に入り、子牛のせり市は中止され肥育牛の出荷も出来ない日が続きましたが、県の防疫態勢の徹底により口蹄疫の封じ込めに成功しました。
今回も何としても、少しでも早い終息を願っています。


10年前の口蹄疫騒ぎで一番辛かったのは誤解による風評被害でした。

色々と心配してくれた友人からの電話の最後の言葉は
「しばらく牛肉は食べないわ」でした・・・。

肉を食べる事に何の問題もないわけですが、その時私自身も口蹄疫に対して詳しい事を知らず、何も言い返すことも説明する事もできませんでした。


病気の説明は専門家に任せるとして・・・
まず、私達が理解しておかなければならない事!

①口蹄疫は牛が次々に死んでいく病気ではない

口蹄疫はウイルスによる伝染病で空気感染する為、拡散を防ぐ対策としてとられるのは殺処分です。

ですから一部の人達は

空気感染・伝染病
  ↓
牛がコロコロ死んでいく
  ↓
だから殺処分される

と思ってるようなんです。

実際には口蹄疫に罹った場合の成牛の致死率は1%程度らしいです。
放っておけば治る病気なんです。

それでも殺処分をしなければならないのは

・乳牛の場合、乳の出が悪くなる
・牛が妊娠しにくくなる
・蹄や口に出来た水泡が破れ歩行困難になったり摂食障害がでる事がある
・子牛が罹患した時は死亡率が高い

などの影響があり、もし拡がれば畜産業界にとっては大打撃を被るからなのです。
(追記:つまりこの病気が蔓延した場合、畜産業界だけの問題ではなく、消費者への食肉や乳製品の安定供給が難しくなります。病気の感染拡大・蔓延を防ぐために発生した農場の牛や豚の殺処分を行わなければならないのです。)

(この辺りをきちんとマスコミにも報道してもらいたいものです。)


②牛乳やお肉は摂取しても問題ない

宮崎で鳥インフルエンザが発生した時に就任直後の東国原知事が
「鶏肉は安心・安全なんです!」と懸命に言ってくれた事から、宮崎の鶏肉の消費が落込む事はありませんでした。

口蹄疫に関しても、もちろんお肉の安全性に問題はありません。
まず病気に罹った牛の肉が出回る事が無いのは当たり前ですが
患畜の乳や肉を食べても人に影響が出る事はありません。


ウチも10年前に経験しているから、日向・児湯地区の畜産農家の方々の不安がよくわかります。
・・・とにかく今は「落込まないで、がんばって!」

宮崎で口蹄疫発生

どうも宮崎県都農町で口蹄疫が発生したらしいです。(9:55)
詳しい事がわかり次第、また書き込みます。


宮崎日日新聞社のHPより

 県は20日、都農町の農家で、牛3頭から口蹄(こうてい)疫の疑似患畜が出たことを確認した。家畜伝染病予防法に基づき、3頭を含む計16頭を殺処分する。県と農水省は同日、口蹄疫対策本部を設置。移動制限の区域を協議している。本県での口蹄疫発生は10年ぶり。

 口蹄疫は、牛や豚などの偶蹄(ぐうてい)類に感染する悪性の伝染病。治療法はなく、感染が疑われた家畜は殺処分が義務付けられている。人への感染はない。本県では2000年3月、国内で92年ぶりとなる口蹄疫が発生。宮崎市内の農家3戸で感染・感染疑いの牛35頭を殺処分した。

宮崎、繁殖牛が口蹄疫感染か 農家飼育の3頭(共同通信 11:03)

 宮崎県畜産課は20日、同県都農町の農家が飼育している繁殖牛3頭がウイルス性感染症の口蹄疫に感染した疑いがあると発表した。この農家が飼育中の牛16頭はすべて処分するという。

 県によると、口内に軽い潰瘍がある牛がいるのを獣医師が9日に見つけ、宮崎家畜保健衛生所(宮崎市)に連絡。衛生所の家畜防疫員が立ち入り検査を行い、症状のある1頭を確認した。

 17日にも別の2頭に同様の症状があることが判明したため、計3頭の鑑定を農林水産省に依頼。20日未明、遺伝子検査で感染陽性が確認されたとの連絡が入ったという。

 口蹄疫は空気感染するため、急性で感染力が強い家畜病だが、人体には無害とされる。県によると、国内での感染は2000年に同県と北海道で確認されて以来。


お昼のローカルニュースより(11:55)

県では都農町・日向市・川南町の牛、豚の移動自粛を要請。
移動制限区域の設定、家畜市場のセリの中止などを検討中。


西日本新聞(12:33)

 宮崎県は20日、同県都農町の繁殖牛農家で、家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)に感染した疑いのある牛3頭を確認したと発表した。国内では2000年に同県と北海道で確認されて以来、10年ぶり。専門家によると、感染した家畜の肉を食べても人体に影響はないという。家畜伝染病予防法に基づき、農林水産省と県は防疫対策本部を設置し、同町と近隣の川南町、日向市を通じて家畜農家に家畜の移動自粛を要請。半径5―30キロの移動制限区域を設ける。

 県畜産課によると、この繁殖農家は黒毛和牛種など16頭を飼育。うち3頭に今月9―17日、口内にびらんが出るなど感染が疑われる症状が確認された。20日午前5時ごろ、検査を依頼していた農水省からPCR検査(遺伝子検査)で陽性と判明したとの連絡があった。

 県は20日中に飼育している16頭すべてを処分、牛舎の消毒などを行うほか、近隣で疑似感染牛がいないか早急に調査する。国道や主な県道沿いには消毒ポイントを設け、家関係車両を消毒する。

 記者会見した東国原英夫知事は「市場検査もあり、疑似感染の肉が一般に出回ることもない」と強調し、風評被害に強い警戒感を示した。

 都農町が管内にある「児湯地域家畜市場」(同県新富町)の高野雄二管理部長は「県外の購買者からの問い合わせがひっきりなしだ。風評被害で宮崎の牛のイメージが下がり、売れなくなるのが一番心配」と不安を口にした。児湯郡市畜産農協連合会は、21日に予定していた成牛の競りを中止し、23日からの子牛の競りも延期することを決めた。

 赤松広隆農相は20日の閣議後会見で「非常に感染力の高い病気。これ以上(被害が)広がらないよう万全の処置を取りたい」と強調。さらに「人体に影響はない。安全な商品の消費が一気に落ち込むことがないよう、冷静に、厳格に、緻密(ちみつ)にやっていく」と語った。

 同日中に専門家による委員会を発足させ、感染源や感染経路を究明することも明らかにした。


MRTテレビ HP(15:08)

県は、20日、都農町の繁殖牛農家で、家畜伝染病の口蹄疫に感染した疑いのある牛3頭が確認されたと発表しました。
(東国原知事の会見)「家畜伝染病である口蹄疫の擬似患畜が県内で確認されました、できるだけその影響をなくさないといけないと思う。」
口蹄疫の疑いのある牛が確認されたのは、都農町の繁殖牛農家です。
県によりますと、この農家で、飼育されている牛16頭のうち繁殖牛3頭について、今月、口蹄疫とみられる症状が出たことから農林水産省に鑑定を依頼。
そして、20日、遺伝子検査で陽性が確認されたとの連絡があったということです。
このため、県ではこの農家で飼っている16頭すべてを、20日にも処分するとともに、都農町と日向市それに川南町に対して牛や豚の移動自粛を要請しました。
また、この農家から半径10キロを家畜の移動制限区域に、半径20キロを搬送制限区域に設定しました。
口蹄疫は人へは感染せず、仮に感染した牛の肉を食べても人体に影響はないということです。
詳しい検査で、口蹄疫の発生が確認されれば、国内では、10年ぶりとなります。


関連「口蹄疫って何が怖いの?」も合わせてお読み下さい

2010/04/19

枝肉の格付の話7・・・脂肪交雑いわゆるサシ2

脂肪交雑の判定部位は
胸最長筋並びに背半棘筋及び頭半棘筋の断面とする。だそうです。

って書かれていても筋肉の名前なんてわかりませんよね。
(ちなみに半棘筋は「はんきょくきん」と読みます)

写真で場所を確認してください。
まぁ、3ヶ所のサシの入り具合を見るらしいです。

Photo

B.M.S(脂肪交雑基準)は、基準となる写真を基に12段階に分けられます。

下の写真は社団法人日本食肉格付協会のHPからの引用です。

Bms

B.M.S No.1は「脂肪交雑がほとんどないもの」
B.M.S No.2は「No.1を超えNo.3に満たないもの」

ですから写真は存在しません。

前に説明したように脂肪交雑も5つの等級に分けられます。

等級5・・・かなり良いもの(No.8~No.12)
等級4・・・やや良いもの (No.5~No.7)
等級3・・・標準のもの  (No.3~No.4)
等級2・・・標準に準ずるもの(No.2)
等級1・・・劣るもの    (No.1)

この脂肪交雑基準が肉質等級(A5やB3の数字の部分)を決める要素のひとつになります。

以前にも書いた様に(参照:コザシの話同じB.M.S  No.の物であっても、荒ザシか小ザシか、またはカミナリザシが入っているかなどで、卸屋さんや肉屋さんなどの購買者の評価は変わってきます。

参考のために荒ザシ、小ザシの断面写真を載せておきます。
どちらもB.M.S No.8のものです。

A48

A58

どちらが荒ザシでどちらが小ザシかは歴然ですね。

ついでにカミナリザシも。

Photo_2

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山崎畜産は3月決算なんですが、やっと経理関係が終わりましたshine

って税理士さんの所に提出する書類をまとめるだけなんですけどね。普段からもっときちんとやっておけば楽なんですけどねぇ。毎年反省するんだけど、やらないよね coldsweats01

2010/04/15

どうでもいい話

部分肉は部位ごとの真空パックで小売されるわけですね。

「肩ロース」とか「ヒレ」とか・・・

真空パックに固体識別番号や等級、部位の名前なんかを書いたシールが貼られてるわけ。

内臓も部位ごとに真空パックで取引されるらしいのです。
(実際に見たことはないんだけどさ。)

内臓の場合は「大腸」「小腸」なんて感じ。
人気のある「ハラミ」なんかは真空パックのラベルは「横隔膜」

某診療所のM先生が

「東京のお店ではイチイが3,000円もしたんだよ」
「皿にチョロっと乗って3,000円ですよ!イチイが!」

・・・って憤っていらしたのだけど、
イチイってのが何の事かわからなくて。

よくよく考えてみたら「第1胃」。
そう、「ミノ」の事だったのですね。sad

わかっちゃいるけど焼肉屋さんで

「横隔膜です」「第4胃、おまたせ!」
なんて出されたら、やっぱりちょっとビビルと思うんですが・・・・。coldsweats01

そういう話をしていたらシャチョーがいきなり

「オジル!オジルじゃね?ほらテールスープ!」

尾汁か・・・・・。il||li _| ̄|○ il||li

いやあぁぁぁぁああああ!!!

横隔膜」は許せるけど、なんかオジルはイヤ!crying

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今日はシャチョーは神戸です。枝肉を見に行きました。

勝平正を6頭出荷したのですが成績は微妙(笑)

2010/04/13

枝肉の格付の話6・・・脂肪交雑いわゆるサシ1

前回は肉質等級は以下の4つを総合的に判断して決まるって話でした。

①脂肪交雑
②肉の色沢
③肉の締まり及びきめ
④脂肪の色沢と質

今回は①の脂肪交雑について詳しく書いていきます。
(長いよ!覚悟してね)

脂肪交雑・・・所謂「サシ」あるいは「霜降り」がどの程度入っているかという目安。
これはビーフ・マーブリング・スタンダード(B.M.S)のナンバーで表記されます。

これについては先日コメント欄において

「近年、脂肪交雑の基準が変わったよね?」

って指摘を受けましたので、先ずはそれから説明します。

以前は農林水産省畜産試験場がシリコン樹脂による脂肪交雑基準を作成していました。(写真参照)

これって基準になる写真を元にシリコン樹脂で作成したのはいいけれど、「コザシ」(細かい脂肪の入り具合)の部分を忠実に再現できてなかったのですね。


Photo_2

当時(昭和63年)としては最高の技術水準で作ったはずの「脂肪交雑基準」だったわけですが、画像解析の技術が進むにつれ「ちょっと、あんまりじゃね?」って声があったのかどうかはナゾですが、平成20年10月1日付でシリコン樹脂ではなく写真を基にしたBMSの評価に変わりました。

中段の写真が、下段の実物のロース断面写真を当時の画像解析能力まで落として得られた物。

このような写真を基にシリコン樹脂製の脂肪交雑基準として作ったのが上段の写真。

下段が新しく脂肪交雑基準の判定に使われる様になった写真。






Photo_3

これによって、今までの物より「コザシ」部分を加味した評価に変わったといえます。

ただし、社団法人 日本食肉格付協会 のパンフレットによれば

「なお、写真による脂肪交雑の判定は、農林水産省畜試式脂肪交雑基準(B.M.S)の適用をより明確化するものであり、現行規格の脂肪交雑基準を変更する物ではありません。」

と書いてありますから、厳密に言えば基準が変わったわけではないのです。

現在は写真を片手にBMSの等級を決めています。
これによって、より全国的に統一された脂肪交雑の評価がなされるようになりました。
市場によってはコザシ部分が評価される事から、今まではBMSのNo.5だった物がNo.6に格付されるようになった、という話もあるようです。

追記:シャチョーの検閲を受けずにアップしたら「これじゃ、誤解を受ける」と指摘されましたので文章を変えました(*_ _)人ゴメンナサイ

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2010/04/09

牛柄クリップ

Photo

2月に神戸に行った時に東急ハンズで買ったもの。

クリップって書類とかまとめて提出する時に使うわけで、提出しちゃったら返ってこないわけで、使いたいけど手元を離れていくのがイヤで、それでも使いたくて、とうとう県配合飼料価格安定基金協会って所に出す書類に使ってしまいました。

同じ牛に関係する業界の人なら「きゃ~、このクリップ可愛い!」とか言って大切に使ってくれるかもしれないし。

ちょっと寂しい・・なんて思っていたら某製薬会社の人が同じ物をくれました!

Photo_2

わはははは!豚バージョンもあるぞ!

「奥さん、こんなの好きだと思って・・・」って

はい!大好きですshineheart04heart02

販促グッズにこんなの使うなんて、センスあるわ~。牛好きにはたまりませんhappy02

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2010/04/07

枝肉の格付の話5・・・肉質等級概略

概略って書くと仰々しいですね。
ここでは肉質等級ってどうやって決まるかを書いていきます。 

肉質等級は

①脂肪交雑
②肉の色沢
③肉の締まり及びきめ
④脂肪の色沢と質

以上の4つを総合的に判断して決まります。

①~④はそれぞれ5段階評価になっており、5が一番優秀1が残念って感じで、要は肉の通信簿みたいなものです。

学校の通信簿は、国語が5、算数が4、理科が3とそれぞれの評価になりますが、肉質の通信簿は厳しいことに「総合評価」です。

例えば仮に

①脂肪交雑・・・
②肉の色沢・・・
③肉の締まり及びきめ・・・
④脂肪の色沢と質・・・

という評価をされた枝肉(まぁ実際には、こんな評価は殆どありませんが)の総合評価は「肉質等級2」になります。

①脂肪交雑・・・
②肉の色沢・・・
③肉の締まり及びきめ・・・
④脂肪の色沢と質・・・

という評価の枝肉は「肉質等級4」

つまり4項目の中で最も低い評価で格付されるのです。
逆に言えば5等級に格付された枝肉は、全ての面でバランスのとれた肉だってことですね。

上の例の様に他が全部5なのに④肉の締まり及びきめだけが4という枝肉は「締まり落ち」って言われます。
(この「締まり落ち」ってヤツ、経験上多い気がします。)

下の表は牛枝肉格付明細書

Photo_2

格付が済むとこの様な明細書が発行されます。
固体識別番号ごとに一頭一頭の枝肉の細かい成績がわかります。
これを見ると「ウチの肉は色が濃いんだな」とか、まぁ色々・・・。sweat01

脂肪交雑、色沢等それぞれについては次回から説明していきます。

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次回は脂肪交雑について

2010/04/05

ル・クルーゼのグリルロンド

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ル・クルーゼのグリルロンドでヒレ肉を焼いてみた~heart04

料理好きの奥様の間では三種の神器のひとつと言われている(かどうか知らないが)ル・クルーゼ。
ようは鋳物をホーロー引きした調理器具なんだけど、なんといってもおしゃれ(ここ重要)なのだ。

中でもグリルロンドはガスコンロで焼き付けた後にオーブンやグリルでも使えるようです。なんて便利なんでしょ!
おまけにそのままテーブルに出してもステキです。

道具に凝る(大笑い)アタシとしては、どうしても欲しくてたまらなかったわけですね。
地元のデパート、山形屋の友の会が満期になった事もあって(毎月3000円を1年間積立てると38000円の商品券が貰えてとってもお徳なのだ)約2年前に思い切って買っちゃいました。定価16000円です。

購入後すぐにサーロインステーキを焼いてみました。
わはははっは(もう、笑うしかない)crying

グリルのヘリが浅いので、フライパンに比べると油の飛び跳ねる事!
ガスコンロが一面、油まみれです
煙もすごい!
おまけに「中火でお使い下さい!」なんて注意書きがあるんで、強火でサッと焼き上げる事が出来ない!なんか精神的に消化不良。

「こんなモン、使えるかよ!」と随分長い事お蔵入りになってました。

・・・が、分厚いヒレ肉なら良いんじゃあるまいか?

Photo_2

先日フライパンで4㎝の厚さのヒレ肉を焼いてみたのですが、思う様にミディアムレアにならない・・・。

ものの本を見てみると、厚いヒレ肉は弱火~中火でじっくり焼き付けると書いてあります。

弱火から中火ならル・クルーゼの得意技じゃね?
ってわけで、焼いてみました、ヒレ肉。

今回も約4cmの物です。

グリルロンドを中火で温め、塩・コショーした肉を投入。
あ、肉には さりげなくオリーブオイルをまとわせて(笑:本にはこう書いてあったんだよ)あります。

表面を2分ほどじっくりと。
続いて裏面も約2分。

側面も転がすように じっくり焼いていきます。

も一度、表・裏を焼き付けます。

↓おおっ!これ、これ。この焼き目が付けたかったわけよね!

Photo_3

焼きあがったら、肉の下にスプーンなどを入れて肉を休めます。
ホイルを被せて冷めないようにしながら4~5分待って出来上がり。

フライパンで焼いたヤツが「コンガリ、ジューシー」なら、こっちは「ふっくら、ジューシー」って感じの焼き上がりになりました。

《結論》
ル・クルーゼのグリルロンドは脂の少ない分厚い肉を焼くなら優れもの!

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2010/04/03

枝肉の格付の話4・・・歩留等級A・B・C

前回は「よりロスの少ない、効率の良い枝肉を選ぶめやすにするために、数値化して等級として表した物が歩留等級」という事を書きました。

では「歩留等級」は、どうやって決められるのでしょうか?

歩留等級にはA・B・Cがあります。

A=歩留基準値72以上(部分肉歩留が標準より良いもの)
B=歩留基準値69以上72未満(部分肉歩留が標準のもの)
C=歩留基準値69未満(部分肉歩留が標準より劣るもの)

この歩留基準値は下の計算で求められます。

歩留基準値=67.37 +〔0.130×胸最長筋面積(c㎡)〕
                    +〔0.667×「ばら」の厚さ(cm)〕
                    -〔0.025×冷と体重量(左半丸枝肉kg)〕
                    -〔0.896×皮下脂肪の厚さ(cm)〕

                (ただし肉用種枝肉は2.049を加算)

筋肉間脂肪が極端に厚い物、モモの部分の肉が少ない物などは歩留基準の補正が行われます。
(計算上はAでも、補正によってBになったりします)

下の写真は大体の測定場所。
正確には「ばら厚は肋骨の中央部分」とか「筋間脂肪は広背筋の上部」とか色々あるみたいです。

Photo

測定の結果が、

胸最長筋(ロース芯)面積・・・81
ばらの厚さ・・・6.5
枝肉体重(左半丸)・・・234.2
皮下脂肪の厚さ・・・2.7

この枝肉は上の計算式にあてはめて歩留基準値は76.0
したがって歩留等級は「A」

胸最長筋(ロース芯)面積・・・56
ばらの厚さ・・・7.3
枝肉体重(左半丸)・・・277.0
皮下脂肪の厚さ・・・5.5

計算式にあてはめて歩留基準値は69.7
したがって歩留等級は「B」

簡単に言うと枝肉の重量に対して

胸最長筋(ロース芯)がでかく、
ばら肉の部分が厚く、
皮下脂肪が少なくて
筋肉と筋肉の間の脂肪(筋間脂肪)が少ない肉

が、ランクは上になるわけです。

何度でも書きます。
AだのBだのCだのは、どれだけ肉の部分を商品として売る事ができるかを見極める「めやす」であって、肉質(サシが入っているかどうか、肉が柔らかいかどうかなど)にも味にも全く関係ないんです!
食べる側にとっちゃ、何の関係も無いんです!

しかし食べる側には関係なくても、卸屋さんや肉屋さんが求めているのは、ロスが少なくて利益が出やすいAランクの枝肉です。

生産者にとってもAランクの物は高く買ってもらえる枝肉ですから、当然より歩留の良い枝を目指すべきでしょう。

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いや、よく言われるんです。
「やまさきの肉は筋間咬んでる」って。
筋間脂肪が多いって事ですよね、はい、わかってます。
でも もうあきらめてます。(いいのか?)sweat01

次からは肉質基準について書いていきます。

2010/04/01

焼肉やまさき開店

山崎畜産(宮崎県・小林市野尻町)が数年前から密かに計画していた焼肉店を4月1日に開店する運びとなった。

山崎畜産は現在約1,400頭を有する肥育農家だが、店舗では自家産の牛肉を提供するという。

「自分の牧場の牛の肉を使うので、中間の経費が掛からず安くて良い肉をお客様に提供できる」と代表の山崎浩二氏は語る。

店名は「焼肉 やまさき1号店」
店舗は国道298号線沿い。
座席数はテーブル・カウンター合わせて129席。

なお開店から1週間は特別記念セールという事で、食べ放題(2時間)で大人2,929円、子供(中学生以下)1,129円。

                         (宮崎目目新聞より転載)

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大変お騒がせいたしました。

本気にされては困ると、途中で「宮崎目目新聞」ってのを書き足したのですが・・・・。

それでも神戸でお世話になってる西畜産さんからは電話があったし、わざわざお店の場所を聞きに来てくれた人までいて・・・・。coldsweats01

エイプリルフールにお付き合い下さった方に篤く御礼申し上げます。

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