ホオジロ○○。
先月のセリで こんな子牛を購買いたしました。
分かりにくいですかね。
もう一枚 アップで。
白斑です。
黒毛和種でも たまに こんな牛が出ます。
明治時代に 外国種(シンメンタール、デボン、ショートホーンなど)
との交配が行われましたが その時の名残りだといわれています。
白斑は黒毛和種の規定では 不良形質とされています。
ので、登録はできません。
血統上は黒毛和種だけど 種牛(母牛)にはなれないのです。
繁殖能力には問題は無いと思いますが
黒毛和種の改良上、白斑は排除したい形質ですので
この牛に子孫を残してもらっては困る ってわけです。
この子も普通の黄色い登記書でなく ピンク色の血統証明書
(子牛登記証明書未発行牛)が付いてきました。
右頬大白斑失格とあります。(鼻紋の上)
普通の黄色い登記書はこれ
私の経験上 肉質には関係ないものと思います。
注目していきたいと思います。
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コメント
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うう~~ん(´・ω・`)
国の伝統を守るため・・ですよね。
うーん。難しいです。
ほっぺシロちゃん、シャチョーとセンムに買ってもらえてよかったね
いっぱい大切にしてもらえるよ。
元気に大きくなるんだぞーう
投稿: シェパードたけちゃん | 2009/11/07 13:37
その牛、セリ場で見ました!
名簿見て「何故失格なの?」と思っていましたが…ホッペを見た時に納得。
白斑拳大以上の大きさで失格は厳しいなぁと思いますが…しょうがないですね。
血統証明書は初めて見たのです。勉強になります。
投稿: まさよし | 2009/11/07 21:35
たけちゃん
品種としての 望ましい形質を固定するためですね。
肥育用としては 問題ないのであまり深刻なことでは
無いですけど 繁殖用に買われる事は無いので せり値は
若干、安くなるというこはあります。
まさよしさん
この証明書は最近発行されるようになりました。
多分、今年になってからだと思います。
その前は、畜連が手書きの証明書を発行していました。
投稿: シャチョー | 2009/11/09 06:46
おこんばんは
お久しぶりです。
白い毛は生産農家としてもう〜んって感じですね。
和牛登録協会の規定がある以上仕方ないところっすね。
自分も肥育してたんで、あんまり関係ないような気が・・・。
うちにも子牛の頃の怪我のあとに白毛が出て県の認定牛はずれがいますが、これもルールの中でのことですもんね。
で、今日児湯畜連の12月子牛セリの品評会があり木城町代表で出場しました。
都農の先生方もいい牛だってことで注目してもらいました。
自分でも発育、体積、伸び、深み、バランス、どれをとっても負けない自信がありました
でも、
毛色が赤かったのです
で、残念ながら優等賞をはずしてしまいました。
審査員長にこそっと聞いてみると、やっぱり赤い毛色はダメってことでした
それ以外は上位の牛と遜色ないとのことでした
品評会用に赤毛対策(方法は伏せときます)をしてればと思いますが・・・。
自家保留するのでいいお母さん牛に育てます
投稿: ブンリン オブ ジョイトイ | 2009/11/09 21:52
ブンリン オブ ジョイトイ さん
残念でしたね
でも 登録出来ないってことでは無いようなので
母牛として保留するなら その後代の子牛でリベンジ
してください。
投稿: シャチョー | 2009/11/10 20:05