中東への和牛の輸出って
先日書いた
「なんでも、イスラム教のお坊さんを呼んでお祈りを捧げなきゃ、と畜出来ないらしいよ。」ってシャチョーの話。
本当なの?というセンムの疑問にシャチョーも色々調べてくれたらしい。
ここらへん、律儀だよなぁ。
んで「ハラールでググれ!」と言うシャチョーのヒントを元に調べましたわよ。
インターネットを駆使して(笑)
「お坊さんを呼んでお祈り」ってのは、当たらずも遠からずって感じでした。
簡単に端折って書いてみます。
まず、イスラム教の教えで食べてよい物(ハラール)と食べてはいけないもの(ハラーム)があります。
牛肉は食べてもOKですが、ハラール処理したものでなければなりません。
ハラール処理と言うのは、
イスラム教徒の手によってザバハと言われる方法(生きている牛を気絶させ頚動脈や食道などの4ヶ所を決まった方法で切り、血を全て流しきる)でバスマラとタクビールというお祈りを捧げながら、と畜する事。
この方法以外で と畜された物は、同じ牛肉でもハラームになるそうです。
現在日本では、このハラール処理を行えるとUAE(アラブ首長国連邦)から承認された食肉センターは下の二つ。
埼玉県本庄市「本庄食肉センター」
大阪府羽曳野市立「南食食肉センター」
国が中東への牛肉の輸出に力を入れるため、ハラール処理の出来る食肉処理施設を募ったところ、全国から4ヶ所が名乗りを上げたらしいのですが、UAEからの視察を受けた結果、牛と豚の処理ラインが近すぎる等の理由で他の2ヶ所は承認されなかったとか。徹底してます。
ハラール処理された牛肉には「ハラール証明書」が添付され、やっと輸出ができるってわけですね。
ついでに、この「ハラール証明書」の発行機関も決まっていて、
本庄食肉センターは「宗教法人・イスラム文化センター」
南食食肉センターは「宗教法人・イスラミックセンタージャパン」
このふたつの団体が、ハラール処理が適切に行われたかどうか、それぞれの食肉センターを監督し証明書を発行する決まり。
いやぁ、なかなか大変です。
んでも中東は和牛の輸出先としては大きな市場。
農水省を始め、色んな機関の人達にがんばって欲しいです。
あと、興味があったら見てみて~。
なかなか面白いっす。
※拓殖大学「イスラム研究会」
ハラール堵場見学の様子がレポートされています。
http://www.cnc.takushoku-u.ac.jp/~islamken/newsvol5no3.pdf
※農林水産省HP
「イスラム法に基づく動物のと畜条件について」
http://www.maff.go.jp/j/chikusan/shokuniku/lin/l_yusyutu/pdf/islam.pdf













































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